JP2000270360A - 課金情報通知装置、方法、無線端末、通信システム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Ｗ−ＣＤＭＡ方式移動通信システム等におい
て、ローミング先ネットワークの配下に入った端末ユー
ザに対して、当該ネットワークの課金体系に応じた課金
情報を通知する。 【解決手段】 報知信号２０１の送信、通信チャネル設
定処理（２０２、２０３）、アクセスリング設定処理
（２０４，２０５）を行った後、端末側からの位置登録
の要求（２０６）に応じてネットワークは、端末に対し
て認証処理（２０７、２０８）を行い、不正端末ではな
いことを確認する。認証処理後、ネットワークは、通話
料金と時間帯との関係を示す情報を含む課金情報を端末
に通知（２１１）して位置登録シーケンスを終了する。
上記端末は、上記課金情報に基づいて通話料金の安い時
間帯を算出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、無線端末が加入登
録したシステム以外のシステムが統括するサービスゾー
ン内でも、その無線端末に対して通信サービスを提供す
る通信システムにおいて、上記サービスゾーン内での課
金情報を無線端末に通知するための課金情報通知装置、
方法、上記無線端末、通信システム及びそれらに用いら
れるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】従来、ローミング可能な無線通信システ
ム（ＰＤＣ、ＰＨＳ等）におけるサービスに関しては、
ローミング先で保証されるのは、発着信等の基本通信サ
ービスであり、通話料金の管理に関しては、ローミング
先の通信サービス業者の課金体系によるものではなく、
加入登録したシステムの課金体系による料金管理であっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ローミングを行った先の無線ネットワークの
課金体系が、加入登録したシステムの課金体系と異なる
場合は、料金が不正確になる。即ち、ローミング先の課
金が高価な場合であっても気づかずに使用してしまい、
通話料金がかさんでしまうという問題があった。

【０００４】特に昨今は、パソコン通信網やインターネ
ットが普及しており、電子メールやＷＷＷ（Ｗｏｒｌｄ
Ｗｉｄｅ Ｗｅｂ）の閲覧等、データ通信として回線
を長時間使用する場合が増えているので、上記の問題は
顕著である。

【０００５】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、ローミングを行った先の無線ネットワー
クの課金体系が、加入登録したシステムの課金体系と異
なる場合であっても、正確な料金管理を行えるようにす
ることを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による課金情報通知装置においては、所定
のサービスゾーン内に存在する無線端末に対して各種通
信サービスを提供する通信システムに設けられ、上記無
線端末の認証処理を行う認証手段と、上記認証処理後、
上記認証された無線端末に対して通話料金と時間帯との
関係を示す情報を含む課金情報を通知する通知手段とを
設けている。

【０００７】また、本発明による課金情報通知方法にお
いては、所定のサービスゾーン内に存在する無線端末に
対して各種通信サービスを提供する通信システムにおい
て、上記無線端末の認証処理を行う手順と、上記認証処
理後、その認証された無線端末に対して通話料金と時間
帯との関係を示す情報を含む課金情報を通知する手順と
を設けている。

【０００８】また、本発明による無線端末においては、
通信サービスを受けるサービスゾーン内において認証処
理を受ける認証手段と、上記認証処理後に通知される課
金情報に基づいて通話料金の安い時間帯を算出する算出
手段とを設けている。

【０００９】また、本発明による通信システムにおいて
は、所定のサービスゾーン内に存在する無線端末に対し
て各種通信サービスを提供する通信サービス手段と、上
記無線端末の認証処理を行う認証手段と上記認証処理後
その認証された無線端末に対して通話料金と時間帯との
関係を示す情報を含む課金情報を通知する通知手段とを
有する課金情報通知装置と、上記認証処理を受ける認証
手段と上記通知される課金情報に基づいて上記通話料金
の安い時間帯を算出する算出手段とを有する無線端末と
を設けている。

【００１０】また、本発明による記憶媒体においては、
所定のサービスゾーン内に存在する無線端末の認証を行
う処理と、上記認証処理後、その認証された無線端末に
対して通話料金と時間帯との関係を示す情報を含む課金
情報を通知する処理とを実行するためのプログラムを記
憶している。

【００１１】また、本発明による他の記憶媒体において
は、通信サービスを受けるサービスゾーン内において認
証を受ける処理と、上記認証処理後に通知される課金情
報に基づいて通話料金の安い時間帯を算出する処理とを
実行するためのプログラムを記憶している。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。 （第１の実施の形態）本発明の第１の実施の形態とし
て、ローミングを前提として考慮した無線通信システム
であるＩＭＴ２０００（Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ
ＭｏｂｉｌｅＴｅ１ｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ ２
０００）システムの候補である、広帯域ＣＤＭＡ（Ｗ−
ＣＤＭＡ）移動通信システムに本発明を適用した例を示
す。

【００１３】図１は上記広帯域ＣＤＭＡ（Ｗ−ＣＤＭ
Ａ）移動通信システムにおける無線端末機器のローミン
グの概念図である。図１において、１０１、１１１は各
通信事業者Ａ、Ｂが提供する無線サービスゾーンであ
り、このサービスゾーン１０１、１１１は、それぞれ無
線基地局が形成する複数の無線セルの組み合わせで構成
され、各無線基地局を統括するのが各事業者の無線回線
制御装置１０２、１１２である。１００は各無線回線制
御装置１０２、１１２間を接続する通信網である。

【００１４】通信事業者Ａに対して加入登録している無
線端末Ａ（１０３）が通信事業者Ｂの統括しているサー
ビスゾーンＢに移動した場合でも無線接続が可能とな
り、基本サービス（発着信等）に関しては保証されてい
る。これを実現するために、上記Ｗ−ＣＤＭＡ移動通信
システムにおいては、無線端末毎にユニークに割り当て
られる端末個別識別符号を持っている。

【００１５】また、Ｗ−ＣＤＭＡ移動通信システムにお
いては、今までの携帯電話系システムと同様に、各通信
事業者が提供する通信サービスの内容や操作方法に関し
てはインタフェースの統一がなされているが、各通信事
業者が提供する通信サービスの課金体系に関しては、各
通信事業者の都合（バックボードネットワークの特性や
国策等）によって料金設定が各事業者間で異なる可能性
が高い。

【００１６】このため、端末利用者は現在の携帯電話シ
ステムと同様に、ローミング先通信事業者のサービスゾ
ーンの下では、基本的に同様な通信サービスは保証され
るが、ローミング先事業者が設定している課金体系に応
じた正確な通話料金の管理を行うことが難しい状況が生
まれてしまう。

【００１７】本実施の形態では、この状況を打開するた
めに、無線端末とそのローミング先サービスゾーンにお
ける無線ネットワークとの間の認証処理の後、必要に応
じてローミング端末に対して当該無線ネットワークで提
供される通信サービスの課金情報を通知することによ
り、ローミング端末において正確な通話料金を把握でき
るようにしている。さらに、通話料金が安い時間帯に、
自動的にインターネットアクセスを行うようにしてい
る。

【００１８】図２に、Ｗ−ＣＤＭＡ方式移動通信システ
ムの位置登録処理シーケンス実行時に課金情報を通知す
る例を示す。図２において、２０１は無線ネットワーク
側の基地局が自己の所属するネットワークの情報（通信
事業者情報や基地局識別情報等）を通知する報知信号で
ある。端末起動や無線セルの移動等により当該報知信号
を送信している無線通信ネットワークに関して、位置登
録処理の必要性を認識した端末のトリガで、通信チャネ
ル設定の要求、受付（２０２、２０３）とアクセスリン
グ設定の要求、受付（２０４、２０５）を行う。

【００１９】ネットワークに対して論理制御情報のやり
取りが可能になった状態で、端末側から位置登録の要求
（２０６）を行う。この要求を受け付けたネットワーク
は、端末に対して上記個別識別符号を用いた認証処理
（２０７、２０８）を行い、当該端末が不正端末ではな
いことを確認する。

【００２０】上記認証処理を行った後、ネットワーク側
から自己が提供する通信サービスにおける通話料金と時
間帯との関係を示す情報を含む課金情報を端末に通知
（２１１）する。次に、端末から課金情報を正常に受取
った旨を確認（２１２）した後、ネットワーク側は端末
位置登録を完了し、位置登録受付を返送（２１３）す
る。

【００２１】以上で論理情報のやり取りを終了し、端末
側の起動で、論理リンクを切断（２１４、２１５）した
後、アクセスリングを切断（２１６、２１７）し、無線
回線を切断する。

【００２２】次に、上述のようにして通知されたローミ
ング先の上記課金情報に基づいてローミング先での通話
料金が安い時間帯を算出して、その時間帯に自動的にデ
ータ通信を行う例について説明する。図５はＷ−ＣＤＭ
Ａ方式移動通信システムにおける無線通信端末機器の構
成を示すブロック図である。図５において、５１は電波
の送受信を行う無線部、５２は変復調を行うべ一スバン
ド処理部、５３は送受信データのフレーム単位での分解
・組立てを行うフレーム分解組立て部、５４は各種通信
アプリケーション、５６は表示部である。

【００２３】通信アプリケーション５４は、コンテンツ
格納部５４１を有する。このコンテンツ格納部５４１に
は、パソコン通信業者やインターネットプロバイダ（接
続業者）のアクセスポイントにダイヤル接続するダイヤ
ルアップＩＰ接続部、電子メール送受信部、ＷＷＷブラ
ウザ（閲覧）部、さらに、データ通信時におけるコンテ
ンツ（情報の中身）が格納される。

【００２４】５５は上記各部を制御する制御部であり、
通信制御処理部５５１、通話料金計算部５５２、自動発
呼処理部５５３を有する。自動発呼処理部５５３は、時
計機能を有しており、指定時刻になると通信アプリケー
ション５４を起動して回線への自動発呼動作を行う。

【００２５】図６は通知された課金情報に従って、ロー
ミング先での通話料金が安い時間帯を算出して、その時
間帯に自動的にインターネット接続（ＷＷＷブラウジン
グ）を行う場合の処理を示すフローチャートである。図
６において、認証処理後に通知された課金情報に基づい
て通話料金計算部５５２により、ローミング先での通話
料金が安い時間帯を算出する（Ｓ６０１）。次に、算出
した時間帯になると、自動発呼処理部５５３により無線
回線を設定し（Ｓ６０２）、通信アプリケーション５４
のダイヤルアップＩＰ接続部を起動してアクセスポイン
トヘ発呼する（Ｓ６０３）。

【００２６】アクセスポイントヘの接続が確立したら、
通信アプリケーション５４のＷＷＷブラウザを起動し
て、ホームページ等のＷＷＷ上のコンテンツを受信し
（Ｓ６０４）、コンテンツ格納部５４１に格納する（Ｓ
６０５）。予め設定した量のコンテンツを受信、格納し
たならば、アクセスポイントヘの接続を切断し、同時に
無線回線も切断する（Ｓ６０６）。コンテンツ格納部５
４１に格納したコンテンツは、任意の時間にＷＷＷブラ
ウザを起動して表示部５６により閲覧することができ
る。即ち、オフライン（回線切断状態）でのブラウジン
グが可能となる（Ｓ６０７）。

【００２７】上記の例では、通信アプリケーションとし
てＷＷＷブラウザ、コンテンツとしてＷＷＷ上の情報を
取り上げたが、次に、通信アプリケーションとして電子
メール送受信を行う場合について説明する。図７は通知
された課金情報からローミング先での通話料金が安い時
間帯を算出して、その時間帯に自動的に電子メールの送
受信を行う場合の処理を示すフローチャートである。

【００２８】図７において、Ｓ７０１〜Ｓ７０３は図６
のＳ６０１〜Ｓ６０３と同様である。アクセスポイント
ヘの接続が確立したら、通信アプリケーション５４の電
子メール送受信部を起動して、メールサーバ上にある自
分宛てのメールをチェックして受信する。また、予め作
成しておいたメールがある場合は、メールサーバへ向け
て送信する（Ｓ７０４）。そして受信したメールはコン
テンツ格納部５４１に格納する（Ｓ７０５）。

【００２９】自分宛てのメールを全て受信、格納し、ま
た、メール送信が終了したならば、アクセスポイントヘ
の接続を切断し、同時に無線回線も切断する（Ｓ７０
６）。コンテンツ格納部５４１に格納したメールは、任
意の時間に電子メール送受信部を起動して表示部５６に
より閲覧することができる。即ち、オフライン（回線切
断状態）でのブラウジングが可能となる（Ｓ７０７）。

【００３０】以上のように、ネットワークと無線端末問
の無線回線接続時（位置登録時）に授受される認証確認
処理後に、必要に応じて無線ネットワークが提供してい
る通信サービスの課金情報を通知することで、ローミン
グ等で新たに当該無線ネットワークの配下に入った無線
端末ユーザに対して、当該ネットワークの課金体系に応
じた正確な通話料金を通知することにより、通話料金の
安い時間帯に自動的にデータ通信を行う等、当該無線端
末ユーザのローミング先でのサービス性が向上する。

【００３１】（第２の実施の形態）上記第１の実施の形
態においては、位置登録シーケンス起動時に課金情報を
伝達する例を示した。本実施の形態では、発信シーケン
ス及び着信シーケンスの途中で通知される一時的端末情
報識別子の割当シーケンスにおいて課金情報を伝達する
例を示す。

【００３２】図３に発信シーケンス、図４に着信シーケ
ンス側を示す。発信の場合は、発信操作（３０１）をト
リガにして、無線回線の設定、認証処理（３０２〜３０
７）を行い、着信の場合は着呼信号（４０１）に当該端
末への着信情報があることをトリガにして、無線回線の
設定、認証処理（４０２〜４０７）を行う。この後、必
要に応じてネットワーク側から自己が提供する通信サー
ビスの通話料金と時間帯との関係を示す情報を含む課金
情報を端末に通知（３０１、４１０）する。

【００３３】端末から課金情報を正常に受取った旨を確
認（３１１、４１１）した後、発信側呼設定シーケンス
（３１２〜３１６）、着呼側呼設定シーケンス（４１２
〜４１６）を経て通信状態（３１７、４１７）に遷移す
る。

【００３４】その後の、通知された課金情報からローミ
ング先での通話料金が安い時間帯を算出して、その時間
帯に自動的にデータ通信を行う処理の流れは、第１の実
施の形態と同様である。

【００３５】以上のように、ネットワークと無線端末問
の無線回線接続時（発着信時）に授受される認証確認処
理後に、必要に応じて行われる一時的端末識別符号を端
末に割り当てる手順の後に、無線ネットワークが提供し
ている通信サービスの課金情報を通知することで、ロー
ミング等で新たに当該無線ネットワークの配下に入った
無線端末ユーザに対して、当該ネットワークの課金体系
に合致した正確な通話料金を通知することにより、通話
料金の安い時間帯に自動的にデータ通信を行う等の当該
無線端末ユーザに対するローミング先でのサービス性が
向上する。

【００３６】さらに、ネットワーク側の課金体系の変更
時に、変更前に位置登録済みの端末に対して、当該ネッ
トワークの最新の通話料金を通知することにより、当該
無線端末ユーザのサービス性が向上する。

【００３７】尚、上記各実施の形態においては、ローミ
ングを前提として考慮した無線通信システムであるＩＭ
Ｔ２０００（Ｉｎｔｅｍａｔｉｏｎａｌ Ｍｏｂｉ１ｅ
Ｔｅ１ｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ ２０００）シ
ステムの候補である広帯域ＣＤＭＡ（Ｗ−ＣＤＭＡ）移
動通信システムに適用した例を示したが、他の同様のロ
ーミング接続を前提としたシステム（狭帯域ＣＤＭＡ方
式移動通信システム等）のネットワーク側課金情報の通
知にも有効である。

【００３８】次に、本発明による記憶媒体について説明
する。上記各実施の形態をＣＰＵとメモリを有するコン
ピュータシステムで構成する場合、上記メモリは本発明
による記憶媒体を構成する。この記憶媒体媒体には、前
述した図６、図７のフローチャートによる処理及び各実
施の形態で説明した動作を実行するためのプログラムが
記憶される。

【００３９】また、この記憶媒体としては、ＲＯＭ、Ｒ
ＡＭ等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気記憶媒体等を用いてよく、これらをＣＤ−ＲＯＭ、
ＦＤ、磁気カード、磁気テープ、不揮発性メモリカード
等に構成して用いてよい。

【００４０】従って、この記憶媒体を上記図１、図５に
よるシステム以外の他のシステムあるいは装置で用い、
そのシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格
納されたプログラムコードを読み出し、実行することに
よっても、上記各実施の形態と同等の機能を実現できる
と共に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的を
達成することができる。

【００４１】また、コンピュータ上で稼働しているＯＳ
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体
から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに
挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された
拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボ
ードや拡張機能ユニットに備わるＣＰＵ等が処理の一部
又は全部を行う場合にも、上記各実施の形態と同等の機
能を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、
本発明の目的を達成することができる。

【００４２】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ローミング等で新たに当該無線ネットワークの配下に入
った無線端末ユーザに対して、当該ネットワークの課金
情報を通知し、当該ネットワークでの通話料金の安い時
間帯を容易に知ることができる。

【００４３】また、通話料金の安い時間帯に自動的にデ
ータ通信を行うようにしたことにより、通話料金を節約
することができる等、当該無線端末ユーザに対するロー
ミング先でのサービス性の向上を図ることができる。

【００４４】また、当該ネットワーク側の課金体系の変
更時には、変更前に位置登録を行った端末であっても、
当該ネットワークの最新の課金情報を通知し、当該ネッ
トワークでの通話料金の安い時間帯に自動的にデータ通
信を行うことで、通話料金を節約することができる等、
当該無線端末ユーザに対するローミング先でのサービス
性の向上を図ることができる。

【００４５】さらに、ローミングを行った先の無線ネッ
トワークの課金体系が、加入登録したシステムの課金体
系よりも高価な設定である場合でも、通話料金の安い時
間帯に自動的にデータ通信を行うことにより、通話料金
の浪費を防止できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明が適用されるＷ−ＣＤＭＡ移動通信シス
テムのローミングの概念を説明するための構成図であ
る。

【図２】本発明の第１の実施の形態によるＷ−ＣＤＭＡ
移動通信システムの位置登録シーケンスを示すシーケン
スチャートである。

【図３】本発明の第２の実施の形態によるＷ−ＣＤＭＡ
移動通信システムの発信シーケンスを示すシーケンスチ
ャートである。

【図４】本発明の第２の実施の形態によるＷ−ＣＤＭＡ
移動通信システムの着信シーケンスを示すシーケンスチ
ャートである。

【図５】本発明の実施の形態によるＷ−ＣＤＭＡ移動通
信システムの無線端末の構成を示すブロック図である。

【図６】本発明の第１の実施の形態によるＷＷＷブラウ
ジング処理を示すフローチャートである。

【図７】本発明の第１の実施の形態による電子メール送
受信処理を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１００ 通信事業者間接続通信網 １０１ 通信事業者Ａの無線サービスゾーン １０２ 無線事業者Ａの無線回線制御装置 １０３ 無線端末Ａ（通信事業者Ａに加入登録） １１１ 通信事業者Ｂの無線サービスゾーン １１２ 無線事業者Ｂの無線回線制御装置 ５１ 無線部 ５２ べ一スバンド部 ５３ 通信フレーム分解組立て部 ５４ 通信アプリケーション ５４１ コンテンツ格納部 ５５ 制御部 ５５１ 通信制御処理部 ５５２ 通話料金計算部 ５５３ 自動発呼処理部 ５６ 表示部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5J104 AA07 KA01 KA02 NA27 PA02 PA07 5K025 AA08 BB06 CC01 DD06 EE04 EE05 EE09 EE23 GG24 JJ12 5K067 AA29 BB03 BB04 DD17 DD23 DD24 DD30 EE04 EE10 FF04 GG01 GG11 HH23 HH24 HH36 JJ66 KK15

Claims (27)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 所定のサービスゾーン内に存在する無線
   端末に対して各種通信サービスを提供する通信システム
   に設けられ、上記無線端末の認証処理を行う認証手段
   と、 上記認証処理後、その認証された無線端末に対して通話
   料金と時間帯との関係を示す情報を含む課金情報を通知
   する通知手段とを設けたことを特徴とする課金情報通知
   装置。
2. 【請求項２】 上記課金情報の通知を、当該通信システ
   ムと無線端末との間で行われる位置登録シーケンスにお
   ける認証処理後に行うことを特徴とする請求項１記載の
   課金情報通知装置。
3. 【請求項３】 上記課金情報の通知を、当該通信システ
   ムと無線端末との間で行われる発信又は着信シーケンス
   における認証処理後に行うことを特徴とする請求項１記
   載の課金情報通知装置。
4. 【請求項４】 上記課金体系が変更された場合、その変
   更後に行われる最初の認証処理後、上記通知手段は、上
   記変更された課金体系に応じた課金情報を通知すること
   を特徴とする請求項１記載の課金情報通知装置。
5. 【請求項５】 所定のサービスゾーン内に存在する無線
   端末に対して各種通信サービスを提供する通信システム
   において、上記無線端末の認証処理を行う手順と、 上記認証処理後、その認証された無線端末に対して通話
   料金と時間帯との関係を示す情報を含む課金情報を通知
   する手順とを設けたことを特徴とする課金情報通知方
   法。
6. 【請求項６】 上記課金情報の通知を、当該通信システ
   ムと無線端末との間で行われる位置登録シーケンスにお
   ける認証処理後に行うことを特徴とする請求項５記載の
   課金情報通知方法。
7. 【請求項７】 上記課金情報の通知を、当該通信システ
   ムと無線端末との間で行われる発信又は着信シーケンス
   における認証処理後に行うことを特徴とする請求項５記
   載の課金情報通知方法。
8. 【請求項８】 上記課金体系が変更された場合、その変
   更後に行われる最初の認証処理後、上記変更された課金
   体系での課金情報を通知する手順を設けたことを特徴と
   する請求項５記載の課金情報通知方法。
9. 【請求項９】 通信サービスを受けるサービスゾーン内
   において認証処理を受ける認証手段と、 上記認証処理後に通知される課金情報に基づいて通話料
   金の安い時間帯を算出する算出手段とを設けたことを特
   徴とする無線端末。
10. 【請求項１０】 上記算出された時間帯に自動発呼する
    発呼手段を設けたことを特徴とする請求項９記載の無線
    端末。
11. 【請求項１１】 上記算出された時間帯にアクセスポイ
    ントに自動発呼するダイヤルアップＩＰ接続手段を設け
    たことを特徴とする請求項９記載の無線端末。
12. 【請求項１２】 上記算出された時間帯にアクセスポイ
    ントに自動発呼して電子メールの送受信を行う電子メー
    ル送受信手段を設けたことを特徴とする請求項９記載の
    無線端末。
13. 【請求項１３】 上記算出された時間帯にアクセスポイ
    ントに自動発呼してＷＷＷコンテンツの送受信を行うＷ
    ＷＷ閲覧手段を設けたことを特徴とする請求項９記載の
    無線端末。
14. 【請求項１４】 上記アクセスポイントは、インターネ
    ットプロバイダのものであることを特徴とする請求項１
    １〜１３の何れか１項記載の無線端末。
15. 【請求項１５】 上記アクセスポイントは、商用ＢＢＳ
    （パソコン通信サービス業者）のものであることを特徴
    とする請求項１１〜１３の何れか１項記載の無線端末。
16. 【請求項１６】 所定のサービスゾーン内に存在する無
    線端末に対して各種通信サービスを提供する通信サービ
    ス手段と、 上記無線端末の認証処理を行う認証手段と、上記認証処
    理後、その認証された無線端末に対して通話料金と時間
    帯との関係を示す情報を含む課金情報を通知する通知手
    段とを有する課金情報通知装置と、 上記認証処理を受ける認証手段と、上記通知される課金
    情報に基づいて通信料金の安い時間帯を算出する算出手
    段とを有する無線端末とを備えたことを特徴とする通信
    システム。
17. 【請求項１７】 上記課金情報の通知を、当該通信シス
    テムと無線端末との間で行われる位置登録シーケンスに
    おける認証処理後に行うことを特徴とする請求項１６記
    載の通信システム。
18. 【請求項１８】 上記課金情報の通知を、当該通信シス
    テムと無線端末との間で行われる発信又は着信シーケン
    スにおける認証処理後に行うことを特徴とする請求項１
    ６記載の通信システム。
19. 【請求項１９】 上記課金体系が変更された場合、その
    変更後に行われる最初の認証処理後、上記通知手段は、
    上記変更された課金体系での課金情報を通知することを
    特徴とする請求項１６記載の通信システム。
20. 【請求項２０】 上記算出された時間帯に自動発呼する
    発呼手段を上記無線端末に設けたことを特徴とする請求
    項１６記載の通信システム。
21. 【請求項２１】 上記算出された時間帯にアクセスポイ
    ントに自動発呼するダイヤルアップＩＰ接続手段を上記
    無線端末に設けたことを特徴とする請求項１６記載の通
    信システム。
22. 【請求項２２】 上記算出された時間帯にアクセスポイ
    ントに自動発呼して電子メールの送受信を行う電子メー
    ル送受信手段を上記無線端末に設けたことを特徴とする
    請求項１６記載の通信システム。
23. 【請求項２３】 上記算出された時間帯にアクセスポイ
    ントに自動発呼してＷＷＷコンテンツの送受信を行うＷ
    ＷＷ閲覧手段を上記無線端末に設けたことを特徴とする
    請求項１６記載の通信システム。
24. 【請求項２４】 上記アクセスポイントは、インターネ
    ットプロバイダのものであることを特徴とする請求項２
    １〜２３の何れか１項記載の通信システム。
25. 【請求項２５】 上記アクセスポイントは、商用ＢＢＳ
    （パソコン通信サービス業者）のものであることを特徴
    とする請求項２１〜２３の何れか１項記載の通信システ
    ム。
26. 【請求項２６】 所定のサービスゾーン内に存在する無
    線端末に対して各種通信サービスを提供する通信システ
    ムにおいて、上記無線端末の認証処理を行う処理と、 上記認証処理後、その認証された無線端末に対して通話
    料金と時間帯との関係を示す情報を含む課金情報を通知
    する処理とを実行するためのプログラムを記憶したコン
    ピュータ読み取り可能な記憶媒体。
27. 【請求項２７】 通信サービスを受けるサービスゾーン
    内において認証を受ける処理と、 上記認証処理後に通知される課金情報に基づいて通話料
    金の安い時間帯を算出する処理とを実行するためのプロ
    グラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。