JP2000269876A - 通信方法および通信装置 - Google Patents

通信方法および通信装置

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JP2000269876A
JP2000269876A JP11331545A JP33154599A JP2000269876A JP 2000269876 A JP2000269876 A JP 2000269876A JP 11331545 A JP11331545 A JP 11331545A JP 33154599 A JP33154599 A JP 33154599A JP 2000269876 A JP2000269876 A JP 2000269876A
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timing
burst
transceiver
transmission
channel
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フェブル ポール
David Denis Mudge
デニス マッジ デイヴィッド
Edward Arthur Jones
アーサー ジョーンズ エドワード
Panagiotis Fines
ファインズ パナジオティス
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Inmarsat Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信システムにおける無線トランシーバ
の送信タイミングを制御する。 【解決手段】 無線通信システムでは、トランシーバが
短バーストを基地局に送信する。基地局は、バーストの
受信時刻からタイミング訂正を求め、それを対応するト
ランシーバに送信する。ある態様では、基地局はトラン
シーバに複数のタイムスロットを指示し、各トランシー
バはタイムスロットの一つをランダムで選択し、選択さ
れたタイムスロットの標識を含むバーストをフォーマッ
トし、そのバーストをそのスロットで送信する。別の態
様では、基地局は、タイミング不確定度値を各トランシ
ーバに送信する。この値は、最後にタイミング訂正を受
信してからのインタバルが増加するにつれてタイミング
訂正がトランシーバによってどのように修正されるかを
決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信装置および通信
方法に関し、特に無線通信、とりわけ衛星を介した無線
通信に関する。ただし、これらに限定されるわけではな
い。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】様々な送信機が時分割
チャネル資源を共有する通信システムに伴う問題点は、
タイミングミスアライメントが送信機間の干渉を引き起
こしうることである。このミスアライメントは、送信機
クロックにおけるドリフト、または様々な送信機から共
通の受信機への伝搬遅延のばらつきによって引き起こさ
れる可能性がある。時分割多元接続(TDMA)チャネ
ルでは、通常、隣接するタイムスロット間にガードバン
ドが設けられ、隣接スロットにおける伝送間でのガード
バンドタイム未満のタイミング差が干渉を引き起こさな
いようになっている。しかしながら、ガードバンドは、
その他にトラヒックを搬送するために使用することので
きる帯域幅を占めてしまうので、単独で干渉を回避する
ガードバンドの信頼性は、高帯域幅チャネルが多くの送
信機で共用されるシステムには十分でない。
【0003】文献US 5790939は、タイミング
訂正プロトコルを含むTDMAベース衛星通信方式を記
載している。このシステムは、移動端末にタイミング訂
正を同報する。個々の端末のタイミングにおける残余誤
差は、コンテンションアクセスチャネル中の移動端末に
よる後続の伝送で訂正される。ゲートウェイは、残余タ
イミング誤差を計測し、関連移動端末へ誤差を報告す
る。
【0004】TDMAチャネル中のバーストに関連する
別の問題は、隣接したバーストが重なると、それらのバ
ースト間の干渉が、一般に、良好な復調や復号化を妨げ
ることである。各タイムスロットに対するバーストフォ
ーマットは、例えばUS 5661764に記載されて
いるように、バーストの取得を支援するユニークワード
を含んでいてもよい。しかし、バーストが隣接したバー
ストと干渉する場合、そのユニークワードの利点は失わ
れる。
【0005】文献GB 2270815は、パケット予
約多元接続プロトコルを伴うセルラー方式移動体無線シ
ステムを記載している。このシステムでは、ユーザトラ
ヒックを単一スロットおよび二重スロットの双方で搬送
することができる。これらのスロットは、負荷要件に従
って基地局により動的に割り当てられる。しかしなが
ら、スロット割当てが完全に柔軟で、異なる長さのスロ
ットを含むことができる場合、それらのスロット中のバ
ーストのタイミングアライメントは複雑になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の態様によれば、
通信システムにおけるタイミング訂正方法が提供され
る。この方法では、トランシーバが基地局に短バースト
を送信する。基地局は、バーストの受信時刻からタイミ
ング訂正を決定し、そのタイミング訂正を対応するトラ
ンシーバに送信する。
【0007】ある態様では、基地局は、トランシーバに
複数のタイムスロットを指示する。各トランシーバはこ
れらのタイムスロットのなかからランダムに一つを選択
し、選択されたタイムスロットの標識を含むバーストを
フォーマットし、そのスロットでそのバーストを送信す
る。従って、基地局は、各トランシーバがバーストを送
信したタイミングを求めることができるが、これらのバ
ーストは複数のタイムスロットにわたって分散されるの
で、バースト間の衝突の確率は低減される。
【0008】別の態様では、基地局が各トランシーバに
タイミング不確定度値を送信する。この値は、タイミン
グ訂正を最後に受信してからのインタバルが増加するに
つれてタイミング訂正がどのようにトランシーバによっ
て修正されるかを定める。好ましくは、タイミング不確
定度値によって決まる修正が所定のしきい値を越えて増
加する場合、トランシーバは、タイミング訂正を要求す
る以外の送信を禁止する。これらの対策は、タイミング
ミスアライメントのために、スロット間で干渉が生じる
可能性を低減する。
【0009】本発明の上記の態様は、トランシーバによ
って実施される方法の上記態様の部分、送信機が通信を
行うネットワークによって実施される上記態様の部分、
およびこの方法のそれら個々の部分を実施するように構
成された装置にそれぞれ及んでいる。
【0010】本発明の別の態様によれば、第一のユニー
クワード、内容フィールドおよび第二のユニークワード
をその順序で含むフォーマットを有する信号が提供され
る。バーストの復調および復号化に必要な第一ユニーク
ワードの前またはバーストの復調および復号化に必要な
第二ユニークワードの後には他のいかなるフィールドも
存在しないことが好ましい。これは、バーストの先頭か
末尾のいずれかが別のバーストと重なる場合に、そのバ
ーストのデータ内容を依然として正しく読み取ることが
できるという利点を有している。この内容フィールド
は、ユーザデータおよび/またはシグナリング情報を含
んでいてもよい。第一ユニークワードの前および/また
は第二ユニークワードの後に追加フィールドがあっても
よい。しかし、これらは、内容フィールドの復号化にと
って必須でない補助フィールドであることが好ましい。
例えば、送信機における電力制御を補助するために、定
電力プリアンブルがバーストの先頭にあってもよい。本
発明のこの態様は、このような信号をフォーマットおよ
び/または送信する方法、ならびにこのような方法を実
施するように構成された装置に及んでいる。
【0011】本発明の別の態様によれば、一定周期性の
ブロックフォーマットに短バーストおよび長バーストの
双方を収容することのできるTDMAチャネルフォーマ
ットが提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の特定の実施形
態を添付の図面を参照しながら説明する。
【0013】システム概要 図1は、本発明の実施形態における衛星通信システムの
主要な要素を示している。複数の移動体アクセスノード
(MAN)2は、衛星4を介して衛星地球局(以下で
は、衛星アクセスノード(SAN)と呼ぶ)と通信を行
う。衛星4は、例えば、Inmarsat-3(商標)衛星とする
ことができる。これは、例えば、J R Askerによる論文
「Launch of a New Generation」(TRANSAT、第36
号、1996年1月、15〜18頁、Inmarsat発行)に
記載されている。この内容は、参照によって本明細書に
取り入れられる。衛星4は静止衛星であり、複数のスポ
ットビームSB(Inmarsat-3(商標)衛星の場合は5本
のスポットビーム)と1本のグローバルビームGBを放
射する。このグローバルビームは、地球表面上において
スポットビームSBのカバレッジエリアを包含する。M
AN2は、手動操縦アンテナを有する携帯衛星端末であ
ってもよい。これは、Inmarsat mini-M(商標)サービ
スでの使用に現在利用可能な種類のものであるが、後述
する変形が加えられた携帯衛星端末である。各衛星4の
カバレッジエリア内に配置され、MAN2との通信をサ
ポートすることのできる複数のSAN6があってもよい
し、例示の衛星4のカバレッジエリアと重なっても重な
らなくてもよいカバレッジエリアを有する静止衛星4が
さらにあってもよい。各SAN6は、インマルサット陸
上地球局(LES)の一部分を形成して、RFアンテナ
および変復調機器をLESの従来部分と共用してもよ
い。各SAN6は、衛星4を介した通信リンクと一つ以
上の地上ネットワーク8との間にインタフェースを提供
して、MAN2を地上アクセスノード(TAN)10に
接続する。これらの地上アクセスノード10は、直接的
に、あるいは別のネットワークを通じて間接的に、多数
の通信サービス(例えば、インターネット、PSTNま
たはISDNベースのサービス)の任意のものに接続す
ることができる。
【0014】チャネル種別 図2は、MAN2のサンプルの一つとSAN6との間の
通信のために使用されるチャネルを示している。このパ
ケットデータサービスのもとにおけるMAN2からSA
N6への全ての通信は、一つ以上のTDMAチャネルの
一つ以上のスロットで行われる。このようなTDMAチ
ャネルは、MESPチャネル(移動体地球局−パケット
チャネル(mobile earth station - packet channe
l))と呼ばれる。各MESPチャネルは40msブロ
ックに分割され、この40msブロックは、20msブ
ロックに分割可能である。各20msブロックは、一つ
の20msバーストか四つの5msバーストを後述する
フォーマットで運ぶ。
【0015】このパケットデータサービスのもとでのS
AN6からMAN2への全ての通信は、一つ以上のTD
Mチャネルの一つ以上のスロットで行われる。このよう
なTDMチャネルは、LESPチャネル(陸上地球局−
パケットチャネル(land earth station - packet chan
nel))と呼ばれる。これらのスロットは、各々が80
msの長さであり、等しい長さのサブフレームを二つ含
んでいる。
【0016】チャネルセットアップおよび他のネットワ
ークシグナリングのために、MAN2は、Inmarsat Min
i-M(商標)サービスで知られているように、ネットワ
ーク管理局(NCS)5とも通信を行う。SAN6は、
ネットワーク8を介して地域陸上地球局(regional lan
d earth station:RLES)9への通信を行う。地域
陸上地球局9は、チャネルセットアップおよび他のネッ
トワークシグナリングを実行するようにNC5と通信を
行う。
【0017】衛星リンクインタフェース 本実施形態は、特に、MAN2とMAN2が接続される
SAN6との間の衛星リンク上のインタフェースに対す
る一組のプロトコルおよびアルゴリズムに関連する。こ
のインタフェースは、一連の通信層、すなわち物理層、
媒体アクセス制御(MAC)層およびサービスコネクシ
ョン層と考えることができる。
【0018】SANチャネル装置 図3は、送信機チャネル装置ST(これは、衛星リンク
の単一の周波数チャネルでデータパケットの送信を行
う)および受信機チャネル装置SR(これは、衛星リン
クの単一の周波数チャネルでデータパケットの受信を行
う)のSAN6内での機能を示している。好ましくは、
SAN6は、十分に多数のMAN2に通信サービスを提
供できるように、複数の送信機チャネル装置STおよび
複数の受信機チャネル装置SRを含んでいるとよい。
【0019】ハードウェア適合層(HAL)10は、チ
ャネル装置とより高水準のソフトウェアとの間にインタ
フェースを提供し、チャネル装置の設定を制御する。送
信機チャネル装置STでは、HAL10は、スクランブ
ラ12によってスクランブルされるデータバーストTd
を出力する。その出力タイミングは、フレームタイミン
グ機能14によって制御される。また、このフレームタ
イミング機能14は、他の送信機チャネル装置STにフ
レームタイミング制御信号を供給する。この後、スクラ
ンブルされたデータバーストは、符号器16によって冗
長符合化される。これは、例えば、PCT/GB97/
03551に記載されているターボ符号化アルゴリズム
によって行われる。
【0020】データおよびパリティビットは、符号器1
6から送信同期機能18に出力される。この送信同期機
能18は、そのデータおよびパリティビットを、16Q
AM変調器20による変調のための4ビットのセットと
して出力する。また、以下に述べるスロットフォーマッ
トにしたがって、ユニークワード(UW)シンボルが変
調器20に入力される。符号器16、送信シンクロナイ
ザ18および変調器20の出力タイミングは、HAL1
0によって制御される。また、HAL10は、送信周波
数シンセサイザ22を制御してアップコンバート周波数
信号を出力することにより、送信チャネルの周波数を選
択する。この周波数信号は、アップコンバータ24にお
ける変調器20の出力と合成される。アップコンバータ
24の出力は、RFアンテナによって衛星4に送信され
る。
【0021】受信機チャネル装置SRでは、周波数チャ
ネルがRFアンテナ(図示せず)によって受信され、ダ
ウンコンバータ26でのダウンコンバート周波数信号と
の混合によりダウンコンバートされる。ダウンコンバー
ト周波数信号は、受信周波数信号シンセサイザ28によ
って生成される。受信周波数信号シンセサイザ28の出
力周波数は、HAL10によって制御される。
【0022】受信バーストを正しく復調するため、バー
ストの受信のタイミングは、受信タイミングコントロー
ラ29によって予測される。この受信タイミングコント
ローラ29は、フレームタイミング機能14からフレー
ムタイミング制御情報を受信するとともに、HAL10
から衛星4のパラメータを受信する。これらのパラメー
タは、衛星4およびそのビームの位置を定め、MAN2
からSAN6へのデータバーストの到着のタイミングを
予測できるようにする。SAN6から衛星4への伝搬遅
延は、衛星の軌道が傾斜している結果、24時間にわた
って周期的に変化する。この遅延変化は、MAN2の全
てについて同様であり、したがってMESPチャネルの
参照タイミングを修正するために使用されるので、衛星
位置の変化を補償するために個々のMAN2を修正する
必要はない。
【0023】この予測タイミング情報は、受信チャネル
装置SRの各々に出力される。受信バーストは、SAN
6によって制御される方式に応じて、5msか20ms
の持続時間を有する。HAL10は、予期されるスロッ
トタイプについての情報をスロットコントローラ32に
提供する。スロットコントローラ32は、受信タイミン
グコントローラ29からも情報を受け取る。
【0024】図3は、5msバーストおよび20msバ
ースト用の個々の受信経路を示している。ここで、これ
らの各経路における機能への参照符号は、添字aおよび
bによってそれぞれ示される。スロットコントローラ3
2は、被選択バーストの各々に対してどの受信経路を使
用すべきかを、そのバーストの予測長さに従って選択す
る。このバーストは、16QAM復調器34a/34b
によって復調され、そのバーストのタイミングは、UW
取得ステージ36a/36bによって取得される。バー
ストの開始および終了が判別されると、バーストは、復
号器38a/38bによってターボ復号化され、デスク
ランブラ40a/40bによってデスクランブルされ
る。この後、再生された5または20msデータバース
トは、HAL10によって受信される。
【0025】MANチャネル装置 図4は、MAN2の一つにおける受信機チャネル装置M
Rおよび送信機チャネル装置MTの機能を示している。
MAN2は、コンパクト性やコストの理由から、受信機
および送信機チャネル装置の各々一つずつしか有してな
いことがあるが、大きな帯域幅容量が必要な場合は、複
数の受信機および送信機チャネル装置をMAN2に組み
込んでもよい。
【0026】受信機チャネル装置MRでは、信号がアン
テナ(図示せず)によって受信され、ダウンコンバータ
42によってダウンコンバートされる。ダウンコンバー
タ42は、ダウンコンバート周波数信号を受信周波数信
号シンセサイザ44から受信する。その周波数は、MA
Nハードウェア適合層46によって制御される。ダウン
コンバートされた信号は、16QAM復調器48によっ
て復調される。16QAM復調器48は、各シンボルの
パラレルビット値をUW検出ステージ50に出力する。
ここで、受信信号のタイミングは、受信信号中のユニー
クワード(UW)を識別することによって検出される。
このタイミング情報は、フレーム/シンボルタイミング
装置52に送られる。図4に示されるように、このフレ
ーム/シンボルタイミング装置52は、タイミング情報
を記憶し、信号の処理の後続段階のタイミングを制御す
る。受信データのブロック境界が検出されると、その受
信ブロックは、復号器54によってターボ復号化され、
デスクランブラ56によってデスクランブルされ、受信
バーストとしてHAL46に出力される。
【0027】送信機チャネル装置MTでは、5または2
0ms持続時間のバーストに関するデータがHAL46
から出力される。添字によって識別される別個の経路a
およびbは、5および20msバーストに対してそれぞ
れ図4に示されている。データは、スクランブラ48a
/48bによってスクランブルされ、ターボ符号器50
a/50bによって符合化される。ステップ52a/5
2bにおけるバーストフォーマットによって指示される
ようにユニークワード(UW)が追加され、その結果生
じるデータストリームは、ステップ54a/54bで送
信信号セットにマップされ、ステップ56a/56bで
フィルタリングされる。送信タイミングは、送信タイミ
ング制御ステップ58a/58bで制御される。このス
テップでは、HAL46によって指示される指定スロッ
ト位置に従って、TDMAスロット位置がスロット制御
ステップ60によって制御される。タイミングオフセッ
トは、HAL46によって出力され、スロットコントロ
ールステップ60のタイミングを調整するタイミング調
整ステップ62に供給される。より詳細に後述するよう
に、このタイミングオフセットは、MAN2、衛星4お
よびSAN6の相対的な位置によって生じる伝搬遅延の
変化を補償するために使用され、シグナリングプロトコ
ルによって制御される。データビットセットは、スロッ
トタイミングおよびタイミング調整に従って決まる時刻
に16QAM変調器64へ出力される。変調されたシン
ボルは、HAL46によって制御される送信周波数シン
セサイザ68によって出力される周波数により決まる送
信チャネル周波数にアップコンバータ66によってアッ
プコンバートされる。アップコンバートされた信号は、
アンテナ(図示せず)によって衛星4に送信される。
【0028】LESPチャネルフォーマット 図5(a)は、LESPチャネルの一つのフレーム構成
を示している。各フレームLPFは、80msの持続時
間を有するとともに、全てのフレームについて同じ一定
のユニークワードUWからなるヘッダを有している。こ
のユニークワードUWはフレーム取得に使用され、復調
器48の出力の位相あいまい性を解決し、デスクランブ
ラ56と復号器54を同期させる。
【0029】図5(b)は、各フレームの構造を示して
いる。これは、40シンボルのユニークワードUWを備
えており、このユニークワードの後には、29シンボル
のブロックが88個続き、これらの各ブロックの後には
単一のパイロットシンボルPSが続いている。フレーム
の最後には、8個のシンボルが配置される。これによ
り、総フレーム長が2688シンボルになる。このうち
の2560がデータシンボルである。これらのデータシ
ンボルは、図6(c)に示されるように、二つのサブフ
レームSF1、SF2に分割される。これらのサブフレ
ームは、それぞれ符号器16によって独立に符合化さ
れ、各々が5120ビットからなり、1280シンボル
を作っている。符号器16は、0.509375の符号
化率を有しているので、各サブフレームは、図6(d)
に示されるように、2608ビットの入力ブロックIB
1、IB2から符合化される。この構造は、以下の表1
にまとめられる。
【0030】
【表1】
【0031】MESPチャネルフォーマット MESPチャネル構造は、MAN2によって受信される
関連付けLESPチャネルのタイミングに対するチャネ
ルタイミング参照を有する40msブロックに基づいて
いる。各40msブロックは、二つの20msスロット
に分割することができる。これらのスロットの各々は、
更に四つの5msスロットに分割することができる。各
ブロックのスロットへの分割は、より上位のプロトコル
によって柔軟に決定される。図7(a)は、5msバー
ストのフォーマットを示している。これは、6シンボル
のプレバーストガードタイムG1、4シンボルのプリア
ンブルCW、20シンボルの先頭ユニークワードUW
1、112シンボルのデータサブフレーム、20シンボ
ルの最終ユニークワードUW2および6シンボルのポス
トバーストガードタイムG2からなる。
【0032】プリアンブルCWは、受信機(例えば、復
調器30a、30b)による同期目的用ではないが、定
電力レベル信号を提供して、送信用MAN2における大
電力増幅器(HPA(図示せず))の自動レべル制御を
補助する。一例では、プリアンブルCWの各シンボル
は、値(0,1,0,0)を有している。他のフォーマ
ットでは、プリアンブルが4未満のシンボルから構成さ
れていてもよく、プリアンブルCWによって使用されな
いシンボルタイムは、プレバーストおよびポストバース
トガードタイムG1、G2に加えられる。例えば、プリ
アンブルCWを完全に省き、プレバーストおよびポスト
バーストガードタイムをそれぞれ8シンボルに増やして
もよい。
【0033】ユニークワードは、最大振幅で45°の位
相上にマップされるシンボル(1,1,1,1)と最大
振幅で225°の位相上にマップされるシンボル(0,
1,0,1)のみを含んでいる。したがって、シンボル
が16QAM変調器64によって変調されるのにもかか
わらず、ユニークワードは効率良くBPSK変調され
る。(1,1,1,1)シンボルを(1)と表し、
(0,1,0,1)シンボルを(0)と表すと、先頭ユ
ニークワードUW1は、シーケンス101011100111111001
00から構成され、最終ユニークワードUW2は、シンボ
ル10111011010110000111のシーケンスから構成される。
【0034】5msバーストは、短いシグナリングメッ
セージまたはデータメッセージを運ぶように設計されて
いる。この構造は、以下の表2にまとめられる。
【0035】
【表2】
【0036】図7(b)は、MESPチャネルの20m
sバーストの構造を示している。5msバーストの参照
番号に対応する構造の各部を示すために同じ参照番号が
使用されている。この構造は、6シンボルのプレバース
トガードタイムG1、4シンボルのプリアンブルCW、
40シンボルの先頭ユニークワードUW1、596シン
ボルのデータサブフレーム、20シンボルの最終ユニー
クワードおよび6シンボルのポストバーストガードタイ
ムG2からなる。この構造は、以下の表3にまとめられ
る。
【0037】
【表3】
【0038】プリアンブルCWは、5msバーストと同
じ形態および目的を有している。5msバーストと同じ
規約を用いると、先頭ユニークワードUW1は、次のシ
ーケンス 0000010011010100111000010001111100101101 から構成され、最終ユニークワードUW2は、シーケン
ス11101110000011010010から構成される。
【0039】MESPタイミング訂正 上述のように、MESPスロット構造は、各端部に約
0.24msという非常に短いガードタイムを組み込ん
でいる。しかしながら、MAN2が衛星直下点にあると
きとカバレッジの端にあるときの間でSAN6からMA
N2への伝搬遅延の差は、静止衛星については約40m
sなので、各MAN2の位置は、MESPチャネル中の
被送信バーストの受信のタイミングに影響を及ぼし、衛
星直下点から様々な距離に位置するMAN2からのバー
スト間に干渉を引き起こす可能性がある。さらに、この
衛星は(公称では静止衛星であるが)摂動の影響下にあ
り、この摂動は軌道に対する小さな傾斜を導き、衛星4
およびSAN6間の距離や衛星4およびMAN2間の距
離を振動させる。SAN6の位置が固定されており、衛
星4の位置は予測可能であるが、MANは移動体であ
る。したがって、その位置は予測不可能に変化し、その
クロックは、ジッタおよびドリフトの影響を受ける。
【0040】MAN2からの伝搬遅延を測定し、タイミ
ング訂正値をMAN2に送って様々なMAN2間の伝搬
遅延の差を補償するために、タイミング訂正プロトコル
がSAN6によって使用される。これにより、スロット
とのミスアライメントによって生じる、異なるMANか
らのバースト間の干渉が回避される。このプロトコル
は、図8のタイミング図を参照しながら以下で説明す
る。
【0041】図8は、サブフレームSF1、SF2およ
び先頭ユニークワードUWを含むLESPフレームLP
Fを示している。MAN2が電源投入されると、あるい
はMAN2が、LESPチャネルを取得できないという
インタバルの後にLESPチャネルの一つを取得できる
ようになると、そのMAN2は、戻りスケジュール情報
を含む40msLESPサブフレームSFを受信する
(ステップ70)。この戻りスケジュール情報は、対応
するMESPチャネルのスロット使用法を指示する。戻
りスケジュール情報は、SAN6によって制御される周
期性をもって定期的に送信される。サブフレームSF
は、どの特定MAN2にも割り当てられないランダムア
クセススロットからなるタイミング取得グループとして
の少なくとも9個の連続した5msスロットからなるブ
ロックの指定を含んでいる。サブフレームSFが関連を
持つMESP戻りスケジュールは、サブフレームSFの
受信開始から120ms経過後に開始する。この120
ms期間のうち90msは、MAN2がLESPサブフ
レームSFを復調できるようにし(ステップ72)、3
0msは、MAN2が送信のために自身を初期化できる
ようにする(ステップ74)。
【0042】MESP戻りスケジュールの開始時には、
複数の5msスロットからなるタイミング割当てグルー
プが割り当てられる。初めに、MAN2が8個の5ms
スロットに対応して40msという最大タイミング不確
定さを有していると仮定する。したがって、そのMAN
2は、タイミング取得グループの最初の8個のスロット
の後にのみ送信を行うことができ、8個以下のスロット
を含む取得グループでは全く送信を行うことができない
ので、タイミング取得グループに先行するスロットでの
送信との干渉が回避される。
【0043】MAN2は、最初の8個のスロットに続く
タイミング取得グループのスロットのなかから一つを選
択し(ステップ78)、その被選択スロットにおいて一
つのバーストを送信する(ステップ79)。このバース
トは、被選択スロットの指示を含んでいる。図8に示さ
れる例では、タイミング取得グループのスロットに0か
らM−1までの番号が付されている。ここで、Mはタイ
ミング取得グループ中のスロットの数であり、ステップ
79では番号R(8〜M−1のなかからランダムに選
択)がバースト中で送信される。このバーストは、移動
体(例えば、陸上ベースの移動体や、海上移動体や、航
空移動体)の種類を指示してもよい。
【0044】SAN6は、MAN2によって送信された
バーストの到着時刻を受信して記録する。バースト中で
指示されるスロット番号Rから、SAN6は、そのMA
N2に対する差分伝搬遅延を計算する。バーストの送信
のタイミングがLESPサブフレームSFの受信時刻か
ら(120+R×5)ms経過後であったので、バース
トの受信タイミングTRは、LESPサブフレームLP
SFの送信時刻から約(2×DP+C+120+5×
R)ms経過後である。ここで、DPは、そのMAN2
に対する差分伝搬遅延であり、Cは、グループ内の全て
のMANについて同一の遅延であり、衛星4への送信の
伝搬遅延や衛星4からの受信の伝搬遅延、衛星4の再送
遅延など、様々な要素を含んでいる。したがって、この
例では、差分伝搬遅延が、 DP=TR−C−120‐5×R (1) のように計算される。
【0045】この後、SAN6は、タイミング訂正オフ
セットXを0〜40msの範囲内で指示するデータパケ
ットをMAN2に送信する。後続の送信に対しては、ス
テップ76における40msの初期タイミングオフセッ
トの代わりにこのオフセットが使用される。MAN2
は、このタイミング訂正オフセットを受信し、それに応
じてその送信タイミングを調節する。
【0046】MAN2によって送信されるバーストが、
タイミング訂正を受信しようしている別のMAN2によ
って送信されるバーストと干渉する場合、SAN6は、
どちらのバーストの内容も読み取ることができない可能
性があり、その場合、SAN6は、どちらのMAN2に
もタイミングオフセット訂正を送信しないことになる。
MAN2が所定の時間内にSAN6からタイミングオフ
セット訂正を受信しない場合、MAN2は、次に利用可
能なタイミング取得グループ内でバーストを送信しよう
と試みる前に所定範囲内のランダムなインタバルの間、
待機する。インタバルの所定の範囲は、SAN6によっ
て送信されるシグナリングパケットによって決定され
る。これは、再送を試みる前の最初の不成功送信の後、
MAN2によって観察される最大および最小のインタバ
ルを指示するともに、不成功送信に続いて更に再送が行
われるたびに総待機インタバルに追加される更なる待機
インタバルを指示する。
【0047】図9は、以前にタイミング訂正オフセット
値Xを受信したMAN2の一つの送信タイミングを示し
ている。図8と同様に、MAN2は、戻りスケジュール
情報を含むLESPサブフレームSFを受信する(ステ
ップ80)。MAN2は、LESPサブフレームLPS
Fの受信開始後、120msの総割当て時間の間、LE
SPサブフレームLPSFを復調し(ステップ82)、
その送信チャネル装置を初期化する(ステップ84)。
MAN2は、MESP戻りスケジュールの開始を、戻り
スケジュール情報を運ぶサブフレームSFの受信開始か
ら(120+X)ms経過後であると計算する。したが
って、MAN2は、送信が可能になる前に、120ms
期間の終了後、タイミングオフセット期間Xの間、待機
する(ステップ86)。
【0048】この例では、LESPサブフレームLPS
Fによって指示される戻りスケジュールが四つの5ms
スロットを含んでおり、これらのスロットの後には一つ
の20msスロットが続く。MAN2に20msスロッ
トが割り当てられると、MAN2は、この指定された2
0msスロットで送信を行う(ステップ88)。MAN
2に5msスロットが割り当てられると、MAN2は、
その指定された5msスロットで送信を行う。この他
に、5msスロットがランダムアクセススロットとして
指定され、MAN2がSAN6に送信されることになっ
ている短いパケットを有している場合、MAN2は、四
つのスロットのなかから一つをランダムに選択し、その
スロットで送信を行う(ステップ89)。
【0049】SAN6が、タイミングオフセットの訂正
が必要であることをMAN2による送信から検出する場
合(例えば、SAN6によって測定されるバーストの開
始とスロット境界との間の時間が所定数のシンボル未満
である場合)、SAN6は、MAN2に対する新しいタ
イミング訂正を後続のデータパケット中で指示する。こ
れは、絶対タイミングオフセットXとして指示してもよ
いし、あるいは、Xの現在の値に対して増減されるべき
相対タイミングオフセットとして指示してもよい。
【0050】タイミング不確定 タイミング訂正オフセットバーストにおいてSAN6
は、MAN2のタイミングが変化するであろうレートを
示すタイミング不確定率RUをタイミングオフセットと
ともにMAN2に送信する。例えば、タイミング不確定
率は、MAN2がそのタイミングを変化させるであろう
毎秒あたりのシンボル数を表してもよい。SAN6は、
MAN2のクラス(例えば、陸上移動体や航空移動体)
および他の要素(例えば、衛星6の軌道の傾斜角)から
タイミング不確定率を決定する。
【0051】MAN2は、最後のタイミング訂正が受信
されてから経過したインタバルを計測し、これにタイミ
ング不確定率RUを乗算してタイミング不確定度tUを与
える。ここで、 tU=MIN(T−TC×RU,40ms) (2) である。ここで、Tは現在時刻であり、TCは最後の訂
正が受信された時刻である。MIN関数は、タイミング
不確定度が40msという最大不確定度を超えることが
できないことを意味している。
【0052】タイミングオフセットXは、次が成り立つ
ようにタイミング不確定度tUだけ低減される。 X=MIN(XC−tU,0) (3) ここで、XCは、最後のタイミング訂正で指示されるX
の初期値であり、MIN関数は、Xが0未満になること
ができないようにしている。
【0053】図10は、MAN2の一つの送信タイミン
グをタイミング不確定度とともに示している。ステップ
80〜84は、図9に示されるものと一致しているの
で、それらの説明は繰り返さない。ステップ86では、
MAN2は、タイミング不確定度tUが減算されたXの
値を用いて、MESP戻りスケジュールを、サブフレー
ムSFの受信開始から(120+X)ms経過後に開始
するものと計算する。タイミング不確定度tUの結果と
して、MAN2は、ランダムアクセスグループの最初の
I個のスロットを無視しなければならない。ここで、 I=INT[(tS−tG+tU)/tS] (4) である。tSは5msのスロット持続時間であり、tG
ガードタイムG1であり、この例では6シンボル期間で
ある。
【0054】図10に示される例では、MESP戻りス
ケジュールの開始時に4つの5msスロットがあるが、
Uは7msなので、最初の2個のスロットを無視しな
ければならない。このとき、MAN2は、第3および第
4スロットでしか送信を行うことができない。
【0055】タイミング不確定度tUが所定の値(例え
ば、ガードタイムの値)を上回ると、MAN2は、図8
に示されるランダムアクセスタイミング訂正要求プロセ
スに戻り、新しいタイミング訂正オフセットがSAN6
から受信されるまで、自身にのみ割り当てられたタイム
スロットでの送信を禁止する(十分な数のタイムスロッ
トが連結されて、それらの全長がタイミング不確定度お
よびバースト自体の双方を収容できるようになっている
場合を除く)。しかしながら、このプロトコルは、MA
N2がステップ76で40msのデフォルト値に戻る代
わりに、その現在のタイミングオフセットXを使用する
という点で、図8のプロトコルと異なっている。このプ
ロトコルは、割当てスロットにおけるバースト間での干
渉の可能性を低減する。
【0056】上記の実施形態では、MAN2による全て
の送信についてタイミング不確定度tUがタイミングオ
フセットXから減算される。他の実施形態では、ランダ
ムアクセススロットでのMAN2による送信専用のタイ
ミング不確定度tUがタイミングオフセットXから減算
され、SAN6からの最後のタイミング訂正メッセージ
中で受信された原タイミングオフセットXCが割当てス
ロットでの送信時に適用される。この変形例では、スロ
ット境界に近すぎる割当てスロットでのMAN2による
送信の検出後にSAN6によって開始されるタイミング
訂正メッセージと、MAN2によるタイミング訂正要求
に応じてSAN6により送信され、割当てスロットでの
送信とは異なるタイミングオフセットを有するタイミン
グ訂正メッセージとを区別することが重要である。した
がって、SAN6は、タイミング訂正メッセージの中
で、これがMAN2による要求に応じて送信されている
のか、あるいはSAN6によって開始されたものである
のかを指示する。この後、MAN2は、タイミング訂正
メッセージがどのように開始されたかに応じて、タイミ
ング訂正メッセージで指示されるタイミングオフセット
から新しいタイミングオフセットXCを決定する。
【0057】ユニークワード構造 図7(a)および図7(b)で示すように、各MESP
バーストは、先頭ユニークワードUW1および最終ユニ
ークワードUW2を含んでいる。このフォーマットは、
スロット間に短いガードタイムを有するTDMAチャネ
ルに特に好都合である。比較のために、図11(a)〜
図11(c)は先頭ユニークワードのみを有する従来の
バースト構造であって、それぞれ衝突なし、2バースト
衝突あり、3バースト衝突ありの状況を示しており、一
方、図12(a)〜図12(c)は、先頭UWおよび最
終UWの双方を有する構造の同じ状況をそれぞれ示して
いる。
【0058】図11(b)に示されるように、タイミン
グ誤差のためにスロット2で送信されるバースト2が遅
延すると、バースト2のデータ内容は、スロット3中の
バースト3のUWと干渉し、同時に破損することもあ
り、場合によっては、バースト3のシンボルタイミング
の取得に失敗する結果、バースト3のデータ内容を正し
く読み取ることができなくなる。しかしながら、図12
(b)に示される状況では、バースト2の最終UWがバ
ースト3の先頭UWと干渉するが、双方のバーストにお
いてユニークワードの一つおよびデータは破損せず、双
方のデータバーストを読み取る十分な可能性が与えられ
る。
【0059】図11(c)に示される状況では、バース
ト2が遅れ、バースト4が進む。これは、双方ともタイ
ミング誤差の結果である。バースト2および3のデータ
内容、ならびにバースト3および4のユニークワードが
破損するので、バースト2〜4のいずれのデータ内容も
読み取ることが困難になる。対照的に、図12(c)に
示される状況では、バースト2の最終UW、バースト3
の両ユニークワードおよびバースト4の先頭ユニークワ
ードが破損する。それにもかかわらず、バースト2およ
び4のタイミングを未破損ユニークワードから取得でき
る場合、バースト2および4の破損ユニークワードを合
成してバースト3の受信信号から減ずることができ、こ
れによってバースト3の破損ユニークワードを回復する
ことができ、バースト3のデータ内容をうまく読み取る
ことができるようになる。
【0060】各バーストごとに二つのユニークワードを
使用すると、タイムダイバーシティの利点も得られる。
すなわち、フェージングまたはインパルス性雑音がある
ときは、二つの別個のユニークワードが破損している可
能性は、合わせた長さの一つのユニークワードが破損し
ている可能性よりも少ない。これら二つのユニークワー
ドは、独立して検出することができ、その結果は、タイ
ミング決定が行われる前に合成することができる。
【0061】受信したバーストを復調するために、SA
N6は、搬送波振幅、位相および周波数を推定する必要
がある。推定されたチャネル状態は、復号器38a/3
8bによっても使用される。各バーストの先頭および末
尾の双方にUWが存在するので、バーストの先頭および
末尾の双方におけるチャネル状態を判定することがで
き、任意で、バースト全体のチャネル状態をこれらから
補間することができる。これは、復調および復号化性能
を高めることがある。さらに、データバーストの先頭と
末尾との間のタイミングスリップを検出することができ
る。これは、送信機または受信機クロックに顕著なドリ
フトがある場合に好適である。一般には、データ部分の
エネルギーが通常、あまりに低いので、チャネル状態を
データバーストから推定することはできない。
【0062】別の利点として、ここで提案したユニーク
ワード構造は、大電力増幅器(HPA)に優れた性能を
与える。HPAに伴う一般的な問題は、バーストの先頭
および末尾における遅いランプアップ/ダウンである。
これは、結果的に、バーストの先頭および末尾における
シンボルの歪みまたは減衰を引き起こすことがある。こ
れらのシンボルが符号化データを伴っていた場合、その
歪みはバースト中の全符号化データの損失に至ることが
ある。ここで提案した構造では、UWシンボルの一部し
か歪まないので、全バーストの損失を引き起こす可能性
は少ない。
【0063】より効果の少ない他の態様として、バース
トの先頭UWの前か最終UWの後のいずれか、あるいは
これらの双方において、追加フィールドを各バースト中
で送信することができる。これらの追加フィールドは、
追加データまたはシグナリングを含む追加データフィー
ルドであってもよいし、バーストのデータ内容の復調お
よび/または復号化を補助するように設計された別のバ
ーストフォーマット信号を運んでもよい。しかしなが
ら、このような追加フィールドは干渉に弱いので、好ま
しくは、バーストの復調および/または復号化に必須の
データまたはシグナリングを含むべきではない。
【0064】上記の実施形態は、全くの例示として特定
のInmarsat(商標)システムを参照して説明したが、本
発明の態様はこれに制限されるものではない。例えば、
タイミング訂正の問題が静止衛星システム、対地同期衛
星システムおよび非静止衛星システムで発生することは
当業者であれば容易に理解することができる。そして、
本発明の態様はこれらのシステムにも適用することがで
きる。また、タイミング誤差は、衛星、基地局および無
線トランシーバ間の相対運動やクロック不安定性などの
理由で発生しうるので、本発明の態様は、衛星を中継局
として使用しない無線通信システム(例えば、地上通信
システムや、気球やその他の航空機など、他の中継局を
含むシステム)にも適用することができる。
【0065】上記の実施形態は、TDMAチャネルフォ
ーマットを参照して説明したが、タイミング誤差の結果
としての干渉の問題が他のチャネルフォーマット(例え
ば、合成TDMA‐CDMA、スロット付きアロハ、そ
の他の時分割フォーマット)で発生する可能性があり、
本発明の態様がこのようなフォーマットにも適用できる
ことは、当業者であれば容易に理解することができる。
【0066】上記の実施形態の説明は、LESPおよび
MESPチャネルの伝送フォーマットの詳細な説明を含
んでいる。これらのチャネルフォーマットの態様は、衛
星(特に静止衛星)を介したパケットデータ伝送に特に
好適であり、他のフォーマットを相当に調査した後で選
択したものであるが、異なる状況でも好適なことがあ
る。一方、本発明の幾つかの態様が、使用される特定の
チャネルフォーマットと完全に独立であることは明らか
である。
【0067】特定の実施形態の装置を機能ブロックを用
いて説明したが、これらのブロックは、必ずしも離散的
なハードウェアまたはソフトウェアオブジェクトに対応
するわけではない。周知のように、ほとんどのベースバ
ンド機能は、実際には、適切にプログラムされたDSP
または汎用プロセッサによって実行することができ、そ
のソフトウェアは、構造よりも速度に最適化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を組み込んだ衛星通信システ
ムの構成要素を示す図である。
【図2】図1のシステムで実施されるパケットデータサ
ービスにおいてSANおよびMAN間の通信に使用され
るチャネルを示す図である。
【図3】図1のシステムの衛星アクセスノード(SA
N)における送信機および受信機チャネル装置の図であ
る。
【図4】図1のシステムの移動体アクセスノード(MA
N)における送信機および受信機チャネル装置の図であ
る。
【図5】図4のLESPチャネルの一つの構造を示す図
である。
【図6】図4のLESPチャネルの一つの構造を示す図
である。
【図7】(a)は、図4のMESPチャネルの一つにお
ける5msバーストのバースト構造を示す図であり、
(b)は、図4のMESPチャネルの一つにおける20
msバーストのバースト構造を示す図である。
【図8】図8は、MESPチャネルでの送信のタイミン
グを訂正する開始タイミング訂正プロトコルの動作を示
すタイミング図である。
【図9】タイミング訂正の直後におけるMESPチャネ
ルの一つでの送信のタイミングを示すタイミング図であ
る。
【図10】タイミング訂正後のインタバルにおけるME
SPチャネルの一つでの送信のタイミングを示すタイミ
ング図であり、ここでは、タイミング不確定が存在す
る。
【図11】隣接するTDMAスロットにおける従来フォ
ーマットのバースト間の様々な衝突シナリオを示すタイ
ミング図である。
【図12】本発明の実施形態に係るフォーマットのバー
スト間の同等の衝突シナリオを示すタイミング図であ
る。
【符号の説明】 2…移動体アクセスノード、4…衛星、5…ネットワー
ク管理局、6…衛星アクセスノード、8…地上ネットワ
ーク、9…地域陸上地球局、10…地上アクセスノー
ド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイヴィッド デニス マッジ イギリス, ロンドン エスダブリュー9 0エルピー, オーヴァル, ハンドフ ォース ロード 44エー (72)発明者 エドワード アーサー ジョーンズ イギリス, エセックス シーエム9 6 アールズィー, マルドン, ウッドハム ウォルター, ウェスト バウアーズ ロード, オーチャード バンガロウ (番地なし) (72)発明者 パナジオティス ファインズ イギリス, ロンドン シーイー1ワイ 0エスユー, バルティック ストリー ト, ハットフィールド ハウス 64

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信システムにおける無線トランシ
    ーバの送信タイミングを制御する方法であって、 タイムスロット付きチャネル上で前記トランシーバから
    バースト伝送を受信するステップであって、前記バース
    ト伝送は、そのバーストが送信されたタイムスロットを
    指示するタイムスロット標識を含んでいるステップと、 前記トランシーバの送信タイミングを基準時刻に同期さ
    せるために、前記バースト伝送の受信タイミングから前
    記トランシーバに対するタイミング訂正値を算出するス
    テップと、 前記タイミング訂正値を前記トランシーバに送信するス
    テップと、を備える方法。
  2. 【請求項2】 前記受信ステップの前に、 前記チャネル中の複数のスロットを指示するタイムスロ
    ット割当てを前記トランシーバに送信するステップであ
    って、前記タイムスロット標識が前記タイムスロットの
    一つを指示するステップを更に備える請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記複数のタイムスロットが、前記無線
    通信システムにおける伝搬遅延の最大変化よりも大きな
    全長を有するシーケンシャルブロックを形成する請求項
    1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 無線通信システムにおける無線トランシ
    ーバの送信タイミングを制御する方法であって、 タイムスロット付きチャネル中のタイムスロットを選択
    するステップと、 この被選択タイムスロットでのバースト伝送を前記トラ
    ンシーバから送信するステップであって、前記伝送は、
    前記被選択タイムスロットを指示するタイムスロット標
    識を含んでいるステップと、 前記バースト伝送のタイミングから導出されるタイミン
    グ訂正値を前記トランシーバで受信するステップと、 前記タイミング訂正値に従って、前記トランシーバによ
    る後続の伝送のタイミングを調節するステップと、を備
    える方法。
  5. 【請求項5】 前記チャネル中の複数のタイムスロット
    を指示するタイムスロット割当てを前記トランシーバで
    受信するステップであって、前記被選択タイムスロット
    が前記複数のタイムスロットから選択される請求項4記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 前記被選択タイムスロットがランダムま
    たは疑似ランダムに選択される請求項4または5記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 無線通信システムにおける無線トランシ
    ーバの送信タイミングを制御する方法であって、 前記トランシーバからバースト伝送を送信するステップ
    と、 前記トランシーバでタイミング訂正値を受信するステッ
    プと、 前記タイミング訂正値、および前記タイミング訂正値の
    受信から経過した時間の関数としてのタイミング不確定
    度値に従って、前記トランシーバによる後続の伝送を制
    御するステップと、を備える方法。
  8. 【請求項8】 前記タイミング不確定度値が、前記トラ
    ンシーバによって受信されるタイミング不確定率によっ
    て決定される請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記タイミング不確定度値が所定の限度
    を超える場合、前記トランシーバが、別のタイミング訂
    正値が受信されるまで、そのトランシーバに割り当てら
    れたタイムスロットでの伝送を禁止される請求項7また
    は8記載の方法。
  10. 【請求項10】 無線通信システムにおける無線トラン
    シーバの送信タイミングを制御する方法であって、 前記トランシーバ専用であって前記システム内の他のト
    ランシーバは利用できないチャネルを指示するチャネル
    割当て信号をそのトランシーバに送信するステップと、 この専用チャネル割当てに実質的に含まれる伝送を前記
    トランシーバから受信するステップと、 前記伝送におけるタイミング誤差を検出するステップ
    と、 前記トランシーバの送信タイミングの訂正のために、前
    記タイミング誤差に依存するタイミング訂正信号を前記
    トランシーバに送信するステップと、を備える方法。
  11. 【請求項11】 データバーストを含む無線リンク信号
    であって、前記データバーストは、 所定の先頭同期シーケンスと、 前記バーストのデータ内容を含むデータフィールドと、 所定の最終同期シーケンスと、を時間順に含んでいる無
    線リンク信号。
  12. 【請求項12】 データバーストを含む無線リンク信号
    であって、前記データバーストは、 第一の所定同期シーケンスと、 前記バーストのデータ内容の実質的にすべてを含むデー
    タフィールドと、 第二の所定同期シーケンスと、を時間順に含んでいる無
    線リンク信号。
  13. 【請求項13】 前記バーストが、前記第一同期シーケ
    ンスに先行する先頭プリアンプルを含んでいる、請求項
    11または12記載の無線リンク信号。
  14. 【請求項14】 前記バーストがタイムスロット付きチ
    ャネルで伝送される請求項11〜13のいずれかに記載
    の信号。
  15. 【請求項15】 前記チャネルが、ガードバンドによっ
    て順次に分離された複数のスロットを含んでおり、この
    ガードバンドの長さが、隣接するタイムスロットでの伝
    送間における最大相対タイミング誤差未満である、請求
    項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 無線リンク上で信号を送信する方法で
    あって、請求項11〜15のいずれかに記載の信号を送
    信するステップを備える方法。
  17. 【請求項17】 無線リンク上で信号を受信する方法で
    あって、請求項11〜15のいずれかに記載の信号を受
    信するステップを備える方法。
  18. 【請求項18】 無線通信リンク上でデータを伝送する
    方法であって、 タイミング基準信号を検出するステップと、 前記無線通信リンク上でタイミングスロット割当てを受
    信するステップと、 前記タイミング基準信号および前記タイミングスロット
    割当てに従って、一つの長バーストまたは等しい長さの
    整数個の短バーストによって各々が占められる複数の一
    定長の周期ブロックを含むフォーマットを有するタイム
    スロット付きチャネルで前記データを送信するステップ
    と、を備える方法。
  19. 【請求項19】 無線通信リンクの時分割多元接続チャ
    ネル上でのデータの伝送を制御する方法であって、 前記チャネルを複数のトランシーバの各々に割り当てる
    方式を決定するステップと、前記割当て方式を前記トラ
    ンシーバに送信するステップと、を備え、 前記トランシーバが、一つの長バーストまたは等しい長
    さの整数個の短バーストによって各々が占められる複数
    の一定長の周期ブロックを含むフォーマットを有する前
    記チャネルでデータを送信する方法。
  20. 【請求項20】 一つの長バーストまたは等しい長さの
    整数個の短バーストによって各々が占められる複数の一
    定長の周期ブロックを含むフォーマットを有する無線リ
    ンク信号。
  21. 【請求項21】 無線通信リンク上でデータを伝送する
    方法であって、 一つ以上の短バーストおよび/または一つ以上の長バー
    ストでデータを送信するステップを備え、前記短バース
    トは、112個の変調データシンボルを含み、約5ms
    の全長を有しており、前記長バーストは、596個のデ
    ータシンボルを含み、約20msの全長を有している方
    法。
  22. 【請求項22】 約5msまたは約20msの全長を有
    し、これに応じて112または596個のデータシンボ
    ルを含んでいるバースト伝送を備える信号。
  23. 【請求項23】 請求項1〜10、16〜19および2
    1のいずれかに記載の方法を実施するように構成された
    装置。
  24. 【請求項24】 添付図面の図8、図9および図10を
    参照して本明細書に実質的に記載された方法。
  25. 【請求項25】 添付図面の図5および図6、または図
    7を参照して本明細書に実質的に記載された信号。
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