JP2000268050A - 情報検索装置 - Google Patents

情報検索装置

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JP2000268050A
JP2000268050A JP11072874A JP7287499A JP2000268050A JP 2000268050 A JP2000268050 A JP 2000268050A JP 11072874 A JP11072874 A JP 11072874A JP 7287499 A JP7287499 A JP 7287499A JP 2000268050 A JP2000268050 A JP 2000268050A
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JP11072874A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kobayakawa
雄一 小早川
Takeshi Sakata
毅 坂田
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Digital Vision Laboratories Corp
Original Assignee
Digital Vision Laboratories Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報利用者が所望の情報、特に自治体の観光
情報、を迅速かつ容易に検索できる情報検索装置を提供
すること。 【解決手段】 あるスキーマに基づいて記述された検索
式を入力し、前記入力された検索式に基づいて検索命令
を実行する検索命令実行手段1と、前記検索命令に基づ
く所定の検索を前記検索命令実行手段に実行させるため
に、前記検索式を所定のルールに基づいて他の検索式に
変換するスキーマ変換手段2と、前記検索式を前記他の
検索式に変換するためのルールを管理するスキーマ管理
手段3と、前記検索式を解析して、検索式を構成する検
索条件項のそれぞれに所定の削除時の性質を付す検索式
解析手段5と、前記検索式解析手段5によって付された
削除時の性質に基づいて検索式に記述された検索項目の
削除を行うかどうかを判定する項削除判定手段6とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な記述形式で
データベース化された情報(例えば商品情報)の情報検
索装置に関し、特に、例えば、インターネットのような
通信における異なる提供者によって提供された種々の情
報に対する情報検索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン通信或いはインターネッ
トなどによる仮想ショッピングモール或いはショッピン
グページを使用した通信販売が脚光を浴びている。
【0003】しかし、この仮想ショッピングモール或い
はショッピングページにおいて、商品を購入する消費者
(すなわち、情報利用者)としては、探したい物が見つ
からない等の問題を有している。また、商品を提供する
提供者としては、客が店に来てくれない(又は、WWW
ページにアクセスしてくれない)という問題を有してい
る。ここで、「商品」とは、有形の商品ばかりではな
く、無形の商品を含み、例えば、商品の提供者が放送事
業者の場合には、商品とは放送される番組のようなサー
ビスをいうものとする。
【0004】上記の問題において、情報利用者側の問題
点として、探したい商品が見つからないとは以下のよう
な状態を指している。
【0005】放送番組において、聴きたい曲を放送して
いる番組がわからないとか、ある役者が出ている映画を
見たいのだが、番組表では大まかなことしか書いてない
ので、どの映画に出ているのかわからないといった状態
を指し、また、例えば、インターネットにおいて、ある
商品を売っているWWWページを探そうとした場合に、
どのWWWページを見ればその商品を探せるのかがわか
らないといった状態を指している 更に、提供者の側から見た場合には、現在のインターネ
ットの検索サービスを例に取ると消費者側から商品をア
プローチするシステムをとっているために、インターネ
ット上に新しいWWW(World Wide Web)のサイトを開
いても情報利用者に見つけてもらえないという問題を有
する。
【0006】ここで、従来のインターネットの検索サー
ビスを具体的に考える。
【0007】ユーザがWWWにおいて情報を探すとき、
一般的には、検索サービスのキーワードを渡すことによ
って情報を検索する。しかし、これら検索サービスが扱
うWWWのページ数は膨大であり、うまくキーワードを
指定しないと検索結果が多すぎたり、関係のないページ
が返ってきたりしまったりする。とりわけ、オンライン
ショッピングの商品を対象とした検索においては、それ
が顕著になる。
【0008】この場合に、例えば、あるメーカの赤いポ
ロシャツを購入したいと思い、WWW上のオンラインシ
ョッピングのページを探す場合を考える。ユーザは、検
索サービスにキーワードとして「ポロシャツ」、「メー
カ名」と「赤」を指定して検索を実行するが、同じペー
ジに所望のメーカのジーンズと他社のポロシャツが紹介
されているページや、ユーザの「購入」という意図とは
関係のないラルフローレンのポロシャツに関するエッセ
イなど不適切なページが多く混ざった検索結果が返って
くる。
【0009】また、上記とは逆に、検索サービスにおけ
るキーワード検索では、キーワードが一致するWWWの
ページを探し出すのみであり、関連すると思われるペー
ジを探し出すことができない。すなわち、ブレードラン
ナーという商品について検索しようとした場合に、キー
ワードとして「商品名」と「ブレードランナー」という
キーワードが全て一致しているデータのみが検索されて
検索結果が返ってくる。従って、「題名 ブレードラン
ナー」又は「邦題 ブレードランナー」といった情報を
含むWWWのページを検索結果として得ることができな
いので、必ずしも、キーワードにより所望の情報を検索
できるとは限らない。
【0010】上記のように、現在の商品検索において
は、キーワードによる全文検索になるので、検索結果に
所望の物と異なる物が多く含まれてしまったり、所望の
商品が見つからないといった問題がある。
【0011】上記の問題は、検索の対象となるキーワー
ドが商品でなくページに関係づけられていることや、キ
ーワードがページに記述されている単語から抽出されて
いるためページに書かれていない情報提供者の意図(例
えば、販売が目的か紹介が目的かなど)が検索対象とな
っていないことに起因する。これらの問題を解決し、ユ
ーザが直感的に検索サービスを利用できるようにするた
めには、自動抽出されたキーワードではなく、情報提供
者が登録した商品特徴によって検索を行うことが望まし
い。
【0012】上記の問題を解決する手段として本発明者
等は、特開平10−171814号公報において、所望
の情報を迅速かつ容易に検索できる情報検索装置を提案
した。その情報検索装置では、階層化され、各データが
関連づけられたメタデータを使用して、所望のスキーマ
に変換してから情報検索を行うようにしているので、不
要な情報を検索することがない。更に、必要な情報が曖
昧な場合でも所望の商品情報を迅速かつ容易に検索でき
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の情報
検索装置をより具体化して実現したものであって、その
目的とするところは、情報利用者が所望の情報、例えば
自治体の観光情報、を迅速かつ容易に検索できる情報検
索装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような手段を講じた。
【0015】本発明の情報検索装置は、あるスキーマに
基づいて記述された検索式を入力し、前記入力された検
索式に基づいて検索命令を実行する検索命令実行手段
と、前記検索命令に基づく所定の検索を前記検索命令実
行手段に実行させるために、前記検索式を所定のルール
に基づいて他の検索式に変換するスキーマ変換手段と、
前記検索式を前記他の検索式に変換するためのルールを
管理するスキーマ管理手段と、前記検索式を解析して、
検索式を構成する検索条件項のそれぞれに所定の削除時
の性質を付す検索式解析手段と、前記検索式解析手段に
よって付された削除時の性質に基づいて検索式に記述さ
れた検索項目の削除を行うかどうかを判定する項削除判
定手段とを具備することを特徴とする。このようにする
ことにより、ある自治体の情報を検索するための検索式
を他の自治体の情報を検索するための検索式変換する際
に、所望の情報のみが得られるように検索式が示す概念
を広めたり狭めたりして検索式が変換されるので、効率
的な検索が可能になる。従って、特に多くの自治体のデ
ータベースを分散して検索する場合には、特に有効であ
る。また、データの種類によっては、情報が見つからな
かった場合には、概念を広げて再検索をしても良い。
【0016】上記の情報検索装置の好ましい実施態様
は、以下の通りである。
【0017】(1) 前記所定のルールは、事前に通知
されていること。このような構成であれば、例えば、各
自治体のルールを事前に登録しておき、そのルールに従
って与えられた検索式を変換していくことによって、各
自治体の観光情報などの所望の情報が効率的かつ容易に
検索できる。
【0018】(2) 前記所定のルールは、1つ又はそ
れ以上のファイル形式によって与えられていること。こ
のようにすることにより、異なるファイル形式であって
も、ユーザの情報検索要求に従って容易かつ確実に検索
式の変換が可能となる。
【0019】(3) 前記所定のルールは、事前に通知
されているか、1つ又はそれ以上のファイル形式によっ
て与えられているかのいずれかであること。このような
構成であれば、上記の(1)及び(2)と同様の効果が
得られる。
【0020】(4) 前記検索式は、論理演算子を含む
こと。このような構成にすることによって、例えば、ブ
ール代数で与えられるような論理演算式を含むような全
ての検索式を容易に他の検索式に変換することができ
る。
【0021】(5) 前記検索命令実行手段で検索する
情報は、自治体の観光情報であること。本発明に適用す
る検索情報として自治体の観光情報が特に有効である。
【0022】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施形態に係る検索装
置の概略構成図である。
【0024】本発明の検索装置は、検索命令実行部1
と、スキーマ変換部2と、スキーマ管理部3、検索式解
析部5と、項削除判定部6とからなる。図1において、
データベース4は、情報が記憶されたものであって、例
えば、インターネット上のWWWのサイトであっても良
いし、イントラネット内のデータベースであっても良
い。
【0025】検索命令実行部1は、検索命令を受けてデ
ータベース4から所望のデータを検索する。スキーマ変
換部2は、検索命令実行部1に入力された検索命令を所
望の情報が得られるような検索命令に変換する。スキー
マ管理部3は、所定のスキーマに対して、関連するスキ
ーマがあるかどうかを管理する。このスキーマの関連づ
けの詳細については、後述する。検索式解析部5は、検
索式を解析し、検索が成功しなかった場合の削除時の性
質を前記検索式に付す。削除時の性質には、例えば、
「WIDE」、「NARROW」がある。ここで、「W
IDE」は、論理式におけるANDを示し、検索対象を
広げる場合、「NARROW」は、論理式におけるOR
を示し、検索対象を狭める場合の削除時の性質を示す。
項削除判定部6は、前記削除時の性質に基づいて、スキ
ーマ変換部における項変換が失敗した場合に、検索対象
を広げたり狭めたりする指定に基づいて、当該項の削除
が可能かを判定する部分であって、詳細は後述する。
【0026】なお、スキーマとは、例えば、商品名、価
格、製造元のようなひとまとまりのデータ(例えば、表
形式で表せるようなデータの集まり)をいう。また、属
性は、このスキーマの中の、例えば、商品名を示す部分
の集まりをいい、メタデータは、例えば、ある商品にお
いて、価格、製造元を含むデータをいう。
【0027】上記のように構成された本発明に係る情報
検索装置の具体的な実施形態について、図面を参照しな
がら説明する。なお、下記の実施形態では、自治体の観
光情報の検索を例に挙げて説明するが、これに限らず、
観光情報以外の情報の検索に適用できることはもちろん
である。
【0028】具体的な実施形態の説明を行う前に、検索
式解析部5による基本的な検索式の解析処理について説
明する。
【0029】入力される検索式変換用の制御パラメータ
には、以下に示すような4種類のパラメータが考えられ
る。
【0030】(1) 「検索式の示す概念の一般化及び
特殊化を許さない」場合 検索式の示す概念の範囲を変えることは許されない状態
をいう。また、検索結果に漏れやノイズがあってはなら
ない。
【0031】(2) 「検索式の示す概念の特殊化を許
す」場合 検索式の示す概念の範囲が狭まっても良い状態をいう。
ここでは、検索結果に漏れがあっても良い。
【0032】(3) 「検索式の示す概念の一般化を許
す」場合 検索式の示す概念の範囲が広がっても良い状態をいう。
この場合には、検索結果にノイズがあっても良い。
【0033】(4) 「検索式の示す概念の一般化及び
特殊化を許す」場合 この場合には、検索式の示す概念の範囲が広がっても良
いし、狭まっても良い状態をいう。この場合には、検索
結果に漏れやノイズがあっても良い。
【0034】ここで、「検索結果の漏れ」とは所望の検
索情報が全て得られない状況をいい、「検索結果のノイ
ズ」とは所望の検索情報以外の情報まで検索してしまう
ことをいう。また、検索式は、属性と値の対と、論理演
算子との組み合わせで表現される。ここで、論理演算子
は具体的には、AND(以下、*で表現する)、OR
(以下、+で表現する)、NOT(以下、−で表現す
る)を使用するが、ブール代数で表現できるものについ
ては全て本発明の検索式に適用可能である。論理演算子
を除く具体的な検索式は、例えば、JICHI1.分類
=”宿泊施設”と記載できる。
【0035】スキーマ変換部2、検索式解析部5及び項
削除判定部6においては、検索命令実行部1からの検索
式を変換して、その変換された検索式を結果として検索
命令実行部1に返し、検索命令実行部1は、その変換式
に基づいてデータベース4内の情報を検索する。ここ
で、例えば、項削除判定部6により項削除ができると判
定された場合であっても、変換した結果が検索式全体と
して空(項が全てなくなってしまう)になる場合には、
変換不可とする。
【0036】検索式解析部5は、項削除判定部6による
判定基準となるような、例えば、検索式を構成する各項
に次のような削除時における属性(削除時の性質)を付
与する。 WIDE :削除すると検索式の概念範囲が広がる NARROW:削除すると検索式の概念範囲が狭まる 項削除判定部6は、上記のように付与された削除時の性
質に従って図2に示すような表に従った動作を行う。例
えば、変換ができる場合は、削除時の性質がNARRO
Wであって、制御パラメータが検索式の特殊化を許す
か、制御パラメータが検索式の一般化を許さない場合
と、削除時の性質がWIDEであって、制御パラメータ
が検索式の一般化及び特殊化の両者を許すか、制御パラ
メータが検索式の一般化を許す場合である。また、変換
ができない場合は、削除時の性質がNARROWであっ
て、制御パラメータが検索式の一般化及び特殊化のいず
れも許さないか、制御パラメータが検索式の一般化を許
す場合と、削除時の性質がWIDEであって、制御パラ
メータが検索式の一般化及び特殊化の両者を許さない
か、制御パラメータが検索式の特殊化を許す場合であ
る。
【0037】上記の動作に基づいて、具体的な実施形態
を説明する。
【0038】(第1の実施形態)本第1の実施形態で
は、観光情報において、宿泊施設の情報を検索する場合
を考慮する。ある自治体(JICHI1)では、WWW
ページには、分類=”宿泊施設”、客室タイプ=”和
室”の2つの情報が入っており、他の自治体(JICH
I2)では、宿泊施設と同様の情報がデータ区分ID
=”000001”として記録されている時には、 A=JICHI1.分類=”宿泊施設” B=JICHI1.客室タイプ=”和室” A’=JICHI2.データ区分ID=”000001” と表すことができる。
【0039】ここで、検索命令実行部1が、検索式=A
*B(項目Aと項目Bとの論理積)を受け取った場合に
おけるある自治体(JICHI1)から他の自治体(J
ICHI2)への検索式の変換方法について説明する。
なお、この場合には、変換規則として、A Equal
A’とすることができるものとする。
【0040】上記の検索式において項目A及び項目Bの
いずれかを削除した場合を考慮すると、いずれの項目を
削除した場合にも、概念(検索範囲)が広がるので、項
目A及び項目Bの各項目にWIDEの削除時の性質が検
索式解析部5によって付与される。これを変換規則に基
づいて変換すると、項目Aは項目A’に変換されるが、
項目Bは変換不可能であるので、項削除判定部6は、変
換制御パラメータに基づいて、次のように判定する。
【0041】(1)「検索式の示す概念の一般化及び特
殊化を許さない」場合:項削除不可能であると判定され
るので、変換不能である。 (2)「検索式の示す概念の特殊化を許す」場合:この
場合も上記と同様に項削除不可能であると判定されるの
で、変換不能である。 (3)「検索式の示す概念の一般化を許す」場合:項削
除が可能であると判定されるので、スキーマ変換部2は
項目Bを削除し、項目Aを項目A’に変換する。 (4)「検索式の示す概念の一般化及び特殊化を許す」
場合:上記と同様に項削除が可能であると判定されるの
で、スキーマ変換部2は項目Bを削除し、項目Aを項目
A’に変換する。
【0042】上記のように、検索式に基づいて、必要な
情報、特に自治体の観光情報(本実施形態ではJICH
I1とJICHI2の宿泊情報)のみをを漏れなく検索
することができる。なお、このような変換ルールは事前
に通知されて、例えば、スキーマ管理部3に保持されて
おり、1つ又はそれ以上のファイル形式で与えられる。
【0043】(第2の実施形態)第1の実施形態では、
検索式が論理積で表される場合(検索式=A*Bの場
合)について説明したが、本第2の実施形態では、検索
式が論理和で表される場合(検索式=A+Bの場合)に
ついて説明する。項目A、A’及びBの内容は第1の実
施形態と同様であるので、記載を省略する。また、変換
規則及び変換方向も第1の実施形態と同様であるものと
する。
【0044】本第2の実施形態では、検索式の項目A及
び項目Bのいずれかを削除した場合を考慮すると、いず
れの項目を削除した場合にも、概念(検索範囲)が狭ま
るので、項目A及び項目Bの各項目にNARROWの削
除時の性質が検索式解析部5によって付与される。これ
を変換規則に基づいて変換すると、項目Aは項目A’に
変換されるが、項目Bは変換不可能であるので、項削除
判定部6は、第1の実施形態と同様に、変換制御パラメ
ータに基づいて、次のように判定する。
【0045】(1)「検索式の示す概念の一般化及び特
殊化を許さない」場合:項削除不可能であると判定され
るので、変換不能である。 (2)「検索式の示す概念の特殊化を許す」場合:項削
除が可能であると判定されるので、スキーマ変換部2は
項目Bを削除し、項目Aを項目A’に変換する。 (3)「検索式の示す概念の一般化を許す」場合:
(1)と同様に項削除不可能であると判定されるので、
変換不能である。 (4)「検索式の示す概念の一般化及び特殊化を許す」
場合:(2)と同様に項削除が可能であると判定される
ので、スキーマ変換部2は項目Bを削除し、項目Aを項
目A’に変換する。
【0046】上記のようにして、必要な情報が検索でき
る。
【0047】(第3の実施形態)本第3の実施形態で
は、検索式に含まれる項目が3つの場合について説明す
る。ここで、項目C及びC’が追加されており、 A=JICHI1.分類=”宿泊施設” B=JICHI1.客室タイプ=”和室” C=JICHI1.名称=”ホテルDVL” A’=JICHI2.データ区分ID=”000001” C’=JICHI2.宿名=”ホテルDVL” であり、JICHI1からJICHI2への変換を行う
場合を考慮する。ここで、検索式が検索式=−A+B*
C(項目Aの論理否定と、項目BとCの論理積との論理
和)で与えられているものとする。また、この場合に
は、変換規則として、A Equal A’及びC E
qual C’とすることができるものとする。
【0048】上記の検索式において項目Aから項目Cの
いずれかを削除した場合を考慮すると、項目Aを削除し
た場合には、概念(検索範囲)が狭まり、項目B又は項
目Cのいずれかを削除した場合には、概念(検索範囲)
が広がるので、項目AにはNARROW、項目B及び項
目Cの各項目にWIDEの削除時の性質が検索式解析部
5によって付与される。これを変換規則に基づいて変換
すると、項目A及び項目Cはそれぞれ項目A’及び項目
C’に変換されるが、項目Bは変換不可能であるので、
項削除判定部6は、変換制御パラメータに基づいて、次
のように判定する。
【0049】(1)「検索式の示す概念の一般化及び特
殊化を許さない」場合:項削除不可能であると判定され
るので、変換不能である。 (2)「検索式の示す概念の特殊化を許す」場合:
(1)と同様に項削除不可能であると判定されるので、
変換不能である。 (3)「検索式の示す概念の一般化を許す」場合:項削
除が可能であると判定されるので、検索式を検索式=−
A’+C’に変換する。 (4)「検索式の示す概念の一般化及び特殊化を許す」
場合:(3)と同様に項削除が可能であると判定される
ので、検索式を検索式=−A’+C’に変換する。 (第4の実施形態)本第4の実施形態では、第3の実施
形態における検索式のみを変えた実施形態である。第4
の実施形態では、検索式=A*(B+C)(項目Aと項
目BとCの論理和との論理積)となっているが、その他
の条件は第3の実施形態と同様であるので、重複した説
明は省略する。
【0050】上記の検索式において項目Aから項目Cの
いずれかを削除した場合を考慮すると、項目Aを削除し
た場合には、概念(検索範囲)が広がり、項目B又は項
目Cのいずれかを削除した場合には、概念(検索範囲)
が狭まるので、項目AにはWIDE、項目B及び項目C
の各項目にNARROWの削除時の性質が検索式解析部
5によって付与される。これを変換規則に基づいて変換
すると、項目A及び項目Cはそれぞれ項目A’及び項目
C’に変換されるが、項目Bは変換不可能であるので、
項削除判定部6は、変換制御パラメータに基づいて、次
のように判定する。
【0051】(1)「検索式の示す概念の一般化及び特
殊化を許さない」場合:項削除不可能であると判定され
るので、変換不能である。 (2)「検索式の示す概念の特殊化を許す」場合:項削
除が可能であると判定されるので、検索式を検索式=
A’*C’に変換する。 (3)「検索式の示す概念の一般化を許す」場合:
(1)と同様に項削除不可能であると判定されるので、
変換不能である。 (4)「検索式の示す概念の一般化及び特殊化を許す」
場合:(3)と同様に項削除が可能であると判定される
ので、検索式を検索式=A’*C’に変換する。 上記のように、本発明によれば、検索式内の論理式に基
づいて、各項目毎にWIDE、NARROWの削除時の
性質付けをして、更に、概念を広くするか狭くするかの
条件によって、変換に係る項削除が可能かどうかを判定
することによって、所望の情報を確実にかつ効率的に検
索することができようになっている。従って、本発明に
よれば、上記の各実施形態に記載したように、特にデー
タベース毎に与えられている情報の形式が異なる場合に
そのルールを予め登録しておくことで、様々なデータ形
式(データベース)に対応できると共に、検索範囲の拡
張・縮小を許可或いは拒絶するような条件を加えておく
ことで、所望の情報のみを検索することが可能になる。
【0052】本発明は、上記の発明の実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々変形して実施できるのは勿論である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果が得られ
る。
【0054】上記のように、本発明によれば、様々なデ
ータベースに対応した情報検索が可能であると共に、所
望の情報のみが得られるような情報検索装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報検索装置の概略構成を示す
図。
【図2】項削除判定部の動作の一覧表。
【符号の説明】
1…検索命令実行部、 2…スキーマ変換部、 3…スキーマ管理部、 4…データベース、 5…検索式解析部、 6…項削除判定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B075 ND03 NK06 NK47 PP23 5B082 GA08 GC04 5B089 GA21 HA10 JA24 JA36 JB24 KA05 KC44

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あるスキーマに基づいて記述された検索
    式を入力し、前記入力された検索式に基づいて検索命令
    を実行する検索命令実行手段と、 前記検索命令に基づく所定の検索を前記検索命令実行手
    段に実行させるために、前記検索式を所定のルールに基
    づいて他の検索式に変換するスキーマ変換手段と、 前記検索式を前記他の検索式に変換するためのルールを
    管理するスキーマ管理手段と、 前記検索式を解析して、検索式を構成する検索条件項の
    それぞれに所定の削除時の性質を付す検索式解析手段
    と、 前記検索式解析手段によって付された削除時の性質に基
    づいて検索式に記述された検索項目の削除を行うかどう
    かを判定する項削除判定手段と、を具備することを特徴
    とする情報検索装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報検索装置において、
    前記所定のルールは、事前に通知されていることを特徴
    とする情報検索装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報検索装置において、
    前記所定のルールは、1つ又はそれ以上のファイル形式
    によって与えられていることを特徴とする情報検索装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の情報検索装置において、
    前記所定のルールは、事前に通知されているか、1つ又
    はそれ以上のファイル形式によって与えられているかの
    いずれかであることを特徴とする情報検索装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の情報検索装置において、
    前記検索式は、論理演算子を含むことを特徴とする情報
    検索装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか1項
    に記載の情報検索装置において、前記検索命令実行手段
    で検索する情報は、自治体の観光情報であることを特徴
    とする情報検索装置。
JP11072874A 1999-03-18 1999-03-18 情報検索装置 Pending JP2000268050A (ja)

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