JP2000267689A - 音声データ入力システム及び鉄骨柱頭精度音声計測管理システム - Google Patents
音声データ入力システム及び鉄骨柱頭精度音声計測管理システムInfo
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- JP2000267689A JP2000267689A JP11068433A JP6843399A JP2000267689A JP 2000267689 A JP2000267689 A JP 2000267689A JP 11068433 A JP11068433 A JP 11068433A JP 6843399 A JP6843399 A JP 6843399A JP 2000267689 A JP2000267689 A JP 2000267689A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】鉄骨柱建て精度の状態及び測定データを携帯電
話器による音声データで正確に送ることができるシステ
ムを提供する。 【解決手段】建設現場で使用することができる携帯電話
器と、この携帯電話器からの音声信号を受信して所定の
データに解読することができるコントローラとからな
り、このコントローラは、携帯電話器からの音声信号の
うち、建設現場で使用する専門的な言葉であって且つ予
め設定されている文法に基づいた言葉及び数字のみの音
声信号を解読するようにしたことであり、又,鉄骨建方
の柱頭精度を計測するための現場において音声信号を送
受信することができる携帯電話器と、この携帯電話器か
らの音声信号を解読してデータとして取り込むことがで
きるコントローラとからなり、コントローラは、鉄骨建
方の柱頭精度を計測する際に使用する専門的な言葉及び
数字を予めパターン化しておき、携帯電話器からの音声
信号のうち、パターン化した言葉及び数字のみを解読し
てデータとして取り入れるようにしたことである。
話器による音声データで正確に送ることができるシステ
ムを提供する。 【解決手段】建設現場で使用することができる携帯電話
器と、この携帯電話器からの音声信号を受信して所定の
データに解読することができるコントローラとからな
り、このコントローラは、携帯電話器からの音声信号の
うち、建設現場で使用する専門的な言葉であって且つ予
め設定されている文法に基づいた言葉及び数字のみの音
声信号を解読するようにしたことであり、又,鉄骨建方
の柱頭精度を計測するための現場において音声信号を送
受信することができる携帯電話器と、この携帯電話器か
らの音声信号を解読してデータとして取り込むことがで
きるコントローラとからなり、コントローラは、鉄骨建
方の柱頭精度を計測する際に使用する専門的な言葉及び
数字を予めパターン化しておき、携帯電話器からの音声
信号のうち、パターン化した言葉及び数字のみを解読し
てデータとして取り入れるようにしたことである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声データ入力シ
ステム及び鉄骨柱頭精度音声計測管理システムに関する
ものであり、詳しくは鉄骨建方精度を測定する際に使用
する専門の言葉を特定化し、この特定化した言葉を特定
の文法に組み立て、この文法に合った音声信号のみを解
読してデータとして取り込むようにした音声データ入力
システム及び鉄骨柱頭精度計測音声管理システムに関す
る。
ステム及び鉄骨柱頭精度音声計測管理システムに関する
ものであり、詳しくは鉄骨建方精度を測定する際に使用
する専門の言葉を特定化し、この特定化した言葉を特定
の文法に組み立て、この文法に合った音声信号のみを解
読してデータとして取り込むようにした音声データ入力
システム及び鉄骨柱頭精度計測音声管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術における音声データ入力システ
ムは、通常一般に普及している携帯電話器、例えばPH
S等を携行し、計測すべき現場、例えば鉄骨柱頭精度を
計測するためには、所望の節に出向き、基準墨から鉄骨
の位置ずれ等を計測しては、携行した手帳等に筆記し、
又は携帯電話器で遠隔の事務所にその計測したデータを
伝えるという手法が一般的である。
ムは、通常一般に普及している携帯電話器、例えばPH
S等を携行し、計測すべき現場、例えば鉄骨柱頭精度を
計測するためには、所望の節に出向き、基準墨から鉄骨
の位置ずれ等を計測しては、携行した手帳等に筆記し、
又は携帯電話器で遠隔の事務所にその計測したデータを
伝えるという手法が一般的である。
【0003】また、鉄骨建入れの調整は、図8〜図10
に示すように、鉄骨柱10の建方時点で柱の鉛直精度を
計測し、所定の建入れ精度を確保する。この調整に使用
されるものは、梁上又はデッキ上に設置することができ
る鉛直器11と、鉄骨柱の頭部に設けたターゲット板1
2と、モニター画像処理する制御部13と、エレクショ
ンピース14に取り付けられているジャッキ15と、ジ
ャッキ15を動かすためのモーター16とから構成され
ている。鉄骨柱10は、頭部に設けたエレクションピー
ス14と、梁を支持するアングル17と、基部に設けた
エレクションピース14とからなる。このような構成に
おいて、鉄骨柱10の建入れ精度を測定及び調整するに
は、先ず鉄骨柱10の基準墨18(図10参照)に鉛直
器11をセットし、柱頭のずれを示すターゲット板12
からの画像をCCDカメラを通して画像処理装置、即
ち、制御部13に取り込む。この取り込んだデータから
鉄骨柱10の倒れを計算し、4つのジャッキ15にセッ
トしてあるモーター16をそれぞれ動かすことによっ
て、鉄骨柱の建入れを調整するものである。
に示すように、鉄骨柱10の建方時点で柱の鉛直精度を
計測し、所定の建入れ精度を確保する。この調整に使用
されるものは、梁上又はデッキ上に設置することができ
る鉛直器11と、鉄骨柱の頭部に設けたターゲット板1
2と、モニター画像処理する制御部13と、エレクショ
ンピース14に取り付けられているジャッキ15と、ジ
ャッキ15を動かすためのモーター16とから構成され
ている。鉄骨柱10は、頭部に設けたエレクションピー
ス14と、梁を支持するアングル17と、基部に設けた
エレクションピース14とからなる。このような構成に
おいて、鉄骨柱10の建入れ精度を測定及び調整するに
は、先ず鉄骨柱10の基準墨18(図10参照)に鉛直
器11をセットし、柱頭のずれを示すターゲット板12
からの画像をCCDカメラを通して画像処理装置、即
ち、制御部13に取り込む。この取り込んだデータから
鉄骨柱10の倒れを計算し、4つのジャッキ15にセッ
トしてあるモーター16をそれぞれ動かすことによっ
て、鉄骨柱の建入れを調整するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術で説明した建設現場における計測データの処
理の仕方においては、ジャッキにより鉄骨柱を調整する
までに、測定したデータを何らかの手段により記録して
おく必要がある。この記録をすることに関しては、種々
の問題がある。例えば手帳等に筆記するとしても記入ミ
スがあり、又、図面等の書類を持ちながらの記入である
と字が汚くなり、後にパソコン等への入力の際に解読ミ
スの原因となったり、雨等の日には筆記そのものが不可
能であるという問題がある。
た従来技術で説明した建設現場における計測データの処
理の仕方においては、ジャッキにより鉄骨柱を調整する
までに、測定したデータを何らかの手段により記録して
おく必要がある。この記録をすることに関しては、種々
の問題がある。例えば手帳等に筆記するとしても記入ミ
スがあり、又、図面等の書類を持ちながらの記入である
と字が汚くなり、後にパソコン等への入力の際に解読ミ
スの原因となったり、雨等の日には筆記そのものが不可
能であるという問題がある。
【0005】このような問題を解決する手法として携帯
電話器を携行し、計測したデータを事務所に伝達する手
法もあるが、事務所側に受信する体制を整わせる必要が
あり現実的ではない。
電話器を携行し、計測したデータを事務所に伝達する手
法もあるが、事務所側に受信する体制を整わせる必要が
あり現実的ではない。
【0006】又,携帯電話器で受信したデータを解読し
て直接パソコン等に入力する構成にすることも可能であ
るが、計測する場所が建設現場であるため音に関しては
極めて環境が悪く、音声によるデータが解読できない場
合が多いという問題がある。
て直接パソコン等に入力する構成にすることも可能であ
るが、計測する場所が建設現場であるため音に関しては
極めて環境が悪く、音声によるデータが解読できない場
合が多いという問題がある。
【0007】従って、建設現場からの音声でも、実際に
必要とする音声データのみを正確に解読できるようにす
ることに解決しなければならない課題を有している。
必要とする音声データのみを正確に解読できるようにす
ることに解決しなければならない課題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る音声データ入力システムは、建設現場
で使用することができる携帯電話器と、該携帯電話器か
らの音声信号を受信して所定のデータに解読することが
できるコントローラとからなり、該コントローラは、前
記携帯電話器からの音声信号のうち、建設現場で使用す
る専門的な言葉であって且つ予め設定されている文法に
基づいた言葉及び数字のみの音声信号を解読するように
したことである。
に、本発明に係る音声データ入力システムは、建設現場
で使用することができる携帯電話器と、該携帯電話器か
らの音声信号を受信して所定のデータに解読することが
できるコントローラとからなり、該コントローラは、前
記携帯電話器からの音声信号のうち、建設現場で使用す
る専門的な言葉であって且つ予め設定されている文法に
基づいた言葉及び数字のみの音声信号を解読するように
したことである。
【0009】又、前記文法は、「(部位)+(が)+
(状態)+(ている)」、又は「(部位)+(が)
(の)(に)+(状態)」、又は「(部位)+(状態)
+(ている)」、又は「(部位)+(状態)」、又は
「(状態)」で構成されていること;前記「部位」を現
す言葉は、少なくとも、「柱」、「柱の天端(又は柱天
端)」、「エレクションピース」、「エレクションピー
スの位置」、「エレクションピースの穴」、「エレクシ
ョンピースの精度」、「アングル」、「アングル側
面」、「アングルの位置(又はアングル位置)」、「ア
ングルの向き(又はアングル向き)」、「アングルの天
端(又はアングル天端)」、「アングルの穴(又はアン
グル穴)」、「アングルの向き(又はアングル向
き)」、「アングルの穴位置(又はアングルの穴の位置
又はアングル穴の位置)」、「鉄骨」から構成されてい
ること;前記「状態」を現す言葉は、少なくとも、「ね
じれ」、「曲がり」、「大曲がり」、「汚れ」、「ず
れ」、「変形」、「不良」、「間違い」、「錆」、「波
打ち」、「溶接」、「溶接飛び出し」、「溶接不良」、
「飛び出し」、「穴不良」、「穴位置不良」、「穴位置
ずれ」、「穴間隔不良」、「穴が小さい」、「けがき無
し」、「けがき線無し」、「スパッタ」、「溶接があ
る」、「小さい」、「逆」、「向きが逆」、「位置ず
れ」、「位置間違い」、「位置が逆」、「溶接縮み」、
「精度」、「精度不良」、「やり直し」、「手直し」、
「修正」から構成されていることである。
(状態)+(ている)」、又は「(部位)+(が)
(の)(に)+(状態)」、又は「(部位)+(状態)
+(ている)」、又は「(部位)+(状態)」、又は
「(状態)」で構成されていること;前記「部位」を現
す言葉は、少なくとも、「柱」、「柱の天端(又は柱天
端)」、「エレクションピース」、「エレクションピー
スの位置」、「エレクションピースの穴」、「エレクシ
ョンピースの精度」、「アングル」、「アングル側
面」、「アングルの位置(又はアングル位置)」、「ア
ングルの向き(又はアングル向き)」、「アングルの天
端(又はアングル天端)」、「アングルの穴(又はアン
グル穴)」、「アングルの向き(又はアングル向
き)」、「アングルの穴位置(又はアングルの穴の位置
又はアングル穴の位置)」、「鉄骨」から構成されてい
ること;前記「状態」を現す言葉は、少なくとも、「ね
じれ」、「曲がり」、「大曲がり」、「汚れ」、「ず
れ」、「変形」、「不良」、「間違い」、「錆」、「波
打ち」、「溶接」、「溶接飛び出し」、「溶接不良」、
「飛び出し」、「穴不良」、「穴位置不良」、「穴位置
ずれ」、「穴間隔不良」、「穴が小さい」、「けがき無
し」、「けがき線無し」、「スパッタ」、「溶接があ
る」、「小さい」、「逆」、「向きが逆」、「位置ず
れ」、「位置間違い」、「位置が逆」、「溶接縮み」、
「精度」、「精度不良」、「やり直し」、「手直し」、
「修正」から構成されていることである。
【0010】鉄骨柱頭精度音声計測管理システムは、鉄
骨建方の柱頭精度を計測するための現場において音声信
号を送受信することができる携帯電話器と、該携帯電話
器からの音声信号を解読してデータとして取り込むこと
ができるコントローラとからなり、前記コントローラ
は、鉄骨建方の柱頭精度を計測する際に使用する専門的
な言葉及び数字を予めパターン化しておき、前記携帯電
話器からの音声信号のうち、前記パターン化した言葉及
び数字のみを解読してデータとして取り入れるようにし
たことである。
骨建方の柱頭精度を計測するための現場において音声信
号を送受信することができる携帯電話器と、該携帯電話
器からの音声信号を解読してデータとして取り込むこと
ができるコントローラとからなり、前記コントローラ
は、鉄骨建方の柱頭精度を計測する際に使用する専門的
な言葉及び数字を予めパターン化しておき、前記携帯電
話器からの音声信号のうち、前記パターン化した言葉及
び数字のみを解読してデータとして取り入れるようにし
たことである。
【0011】又、前記パターン化した言葉及び数字は、
少なくとも「数字と”節”の組み合せ」と、「はい」
と、「いいえ」と、「”X”と数字の組み合せ」
と、「”プラス”と数字の組み合せ」と、「”Y”と数
字の組み合せ」とから構成されていること;前記パター
ン化した言葉及び数字は、少なくとも「数字と”節”の
組み合せ」と、「はい」と、「いいえ」と、「(”X”
と数字の組み合せ)+”プラス”+(数字)」
と、「(”X”と数字の組み合せ)+”マイナス”+
(数字)」と、「(”Y”と数字の組み合せ)+”プラ
ス”+(数字)」と、「(”Y”と数字の組み合せ)
+”マイナス”+(数字)」とから構成されているこ
と;前記パターン化した言葉及び数字は、少なくとも
「数字と”節”の組み合せ」と、「はい」と、「いい
え」と、「(”X”と数字の組み合せ)」と、「(”
Y”と数字の組み合せ)」と、「(”X”+”プラス”
+(数字)」と、「(”X”+”マイナス”+(数
字)」と、「(”Y”+”プラス”+(数字)」と、
「(”Y”+”マイナス”+(数字)」とから構成され
ていること;前記パターン化した言葉及び数字は、少な
くとも「数字と”節”の組み合せ」と、「はい」と、
「いいえ」と、「(”X”と数字の組み合せ)と(”
Y”と数字の組み合せ)」と、「(”X”+”プラス”
+(数字)」と、[(”X”+”マイナス”+(数
字)」と、「(”Y”+”プラス”+(数字)」と、
「(”Y”+”マイナス”+(数字)」とから構成され
ていること;前記パターン化した言葉及び数字は、少な
くとも「数字と”節”の組み合せ」と、「(”X”と数
字の組み合せ)と(”Y”と数字の組み合せ)」と、
「(”X”+”プラス”+(数字)」と、[(”X”
+”マイナス”+(数字)」と、「(”Y”+”プラ
ス”+(数字)」と、「(”Y”+”マイナス”+(数
字)」とから構成し、前記専門的な言葉は、少なくと
も、「ねじれ」、「曲がり」、「大曲がり」、「汚
れ」、「ずれ」、「変形」、「不良」、「間違い」、
「錆」、「波打ち」、「溶接」、「溶接飛び出し」、
「溶接不良」、「飛び出し」、「穴不良」、「穴位置不
良」、「穴位置ずれ」、「穴間隔不良」、「穴が小さ
い」、「けがき無し」、「けがき線無し」「スパッ
タ」、「溶接がある」、「小さい」、「逆」、「向きが
逆」、「位置ずれ」、「位置間違い」、「位置が逆」、
「溶接縮み」、「精度」、「精度不良」、「やり直
し」、「手直し」、「修正」から構成し、これらパター
ン化した言葉及び数字と専門的な言葉とを適宜組み合わ
せて使用するようにしたことである。
少なくとも「数字と”節”の組み合せ」と、「はい」
と、「いいえ」と、「”X”と数字の組み合せ」
と、「”プラス”と数字の組み合せ」と、「”Y”と数
字の組み合せ」とから構成されていること;前記パター
ン化した言葉及び数字は、少なくとも「数字と”節”の
組み合せ」と、「はい」と、「いいえ」と、「(”X”
と数字の組み合せ)+”プラス”+(数字)」
と、「(”X”と数字の組み合せ)+”マイナス”+
(数字)」と、「(”Y”と数字の組み合せ)+”プラ
ス”+(数字)」と、「(”Y”と数字の組み合せ)
+”マイナス”+(数字)」とから構成されているこ
と;前記パターン化した言葉及び数字は、少なくとも
「数字と”節”の組み合せ」と、「はい」と、「いい
え」と、「(”X”と数字の組み合せ)」と、「(”
Y”と数字の組み合せ)」と、「(”X”+”プラス”
+(数字)」と、「(”X”+”マイナス”+(数
字)」と、「(”Y”+”プラス”+(数字)」と、
「(”Y”+”マイナス”+(数字)」とから構成され
ていること;前記パターン化した言葉及び数字は、少な
くとも「数字と”節”の組み合せ」と、「はい」と、
「いいえ」と、「(”X”と数字の組み合せ)と(”
Y”と数字の組み合せ)」と、「(”X”+”プラス”
+(数字)」と、[(”X”+”マイナス”+(数
字)」と、「(”Y”+”プラス”+(数字)」と、
「(”Y”+”マイナス”+(数字)」とから構成され
ていること;前記パターン化した言葉及び数字は、少な
くとも「数字と”節”の組み合せ」と、「(”X”と数
字の組み合せ)と(”Y”と数字の組み合せ)」と、
「(”X”+”プラス”+(数字)」と、[(”X”
+”マイナス”+(数字)」と、「(”Y”+”プラ
ス”+(数字)」と、「(”Y”+”マイナス”+(数
字)」とから構成し、前記専門的な言葉は、少なくと
も、「ねじれ」、「曲がり」、「大曲がり」、「汚
れ」、「ずれ」、「変形」、「不良」、「間違い」、
「錆」、「波打ち」、「溶接」、「溶接飛び出し」、
「溶接不良」、「飛び出し」、「穴不良」、「穴位置不
良」、「穴位置ずれ」、「穴間隔不良」、「穴が小さ
い」、「けがき無し」、「けがき線無し」「スパッ
タ」、「溶接がある」、「小さい」、「逆」、「向きが
逆」、「位置ずれ」、「位置間違い」、「位置が逆」、
「溶接縮み」、「精度」、「精度不良」、「やり直
し」、「手直し」、「修正」から構成し、これらパター
ン化した言葉及び数字と専門的な言葉とを適宜組み合わ
せて使用するようにしたことである。
【0012】このような構成にしたことにより、鉄骨建
方の精度を測定する建設現場において、騒音が発生して
いる環境においても、特定の言葉及び数字であると判断
する事が可能で、その判断した言葉に基づいて種々のデ
ータを取り込めることができるようになる。
方の精度を測定する建設現場において、騒音が発生して
いる環境においても、特定の言葉及び数字であると判断
する事が可能で、その判断した言葉に基づいて種々のデ
ータを取り込めることができるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る音声データ入
力システム及び鉄骨柱頭計測音声管理システムの実施の
形態について図面を参照して説明する。尚、従来技術で
説明した図8〜図10に示す鉄骨建入れ調整は実施例に
おいて同様であるので、同じ符号を用いて説明する。
力システム及び鉄骨柱頭計測音声管理システムの実施の
形態について図面を参照して説明する。尚、従来技術で
説明した図8〜図10に示す鉄骨建入れ調整は実施例に
おいて同様であるので、同じ符号を用いて説明する。
【0014】音声データ入力システムは、図1に示すよ
うに、広く一般に流通している携帯電話器20と、この
携帯電話器20からの音声信号を解読することができ、
且つ音声信号に含まれている音声データを所定の項目に
入力して処理することができるコントローラ30とから
構成されている。
うに、広く一般に流通している携帯電話器20と、この
携帯電話器20からの音声信号を解読することができ、
且つ音声信号に含まれている音声データを所定の項目に
入力して処理することができるコントローラ30とから
構成されている。
【0015】コントローラ30の音声信号を解読する解
読部は、建設で使用する特定の言葉に限定されており、
その他の言葉は無視するようになっている。
読部は、建設で使用する特定の言葉に限定されており、
その他の言葉は無視するようになっている。
【0016】この言葉は、後述するように、実施例にお
いては鉄骨柱頭精度を計測するための言葉に限定され、
且つこの限定された言葉を所定の文法に基づいて決まっ
た言葉を作成する構成となっている。
いては鉄骨柱頭精度を計測するための言葉に限定され、
且つこの限定された言葉を所定の文法に基づいて決まっ
た言葉を作成する構成となっている。
【0017】先ず、言葉の文法は、複数の文法から構成
されており、第一の文法は、「(部位)+(が)+(状
態)+(ている)」であり、第二の文法は、「(部位)
+(が)(の)(に)+(状態)」であり、第三の文法
は、「(部位)+(状態)+(ている)」であり、第四
の文法は、「(部位)+(状態)」であり、第五の文法
は、「(状態)」である。
されており、第一の文法は、「(部位)+(が)+(状
態)+(ている)」であり、第二の文法は、「(部位)
+(が)(の)(に)+(状態)」であり、第三の文法
は、「(部位)+(状態)+(ている)」であり、第四
の文法は、「(部位)+(状態)」であり、第五の文法
は、「(状態)」である。
【0018】これらの第一〜第五の文法に基づいて予め
言葉が設定されており、設定された言葉以外のものは処
理しないようになっている。例えば、「柱がずれてい
る」、「柱のずれ」、「柱ずれ」はコントローラ30に
より処理されるが、「ずれ柱」、単に「ずれ」等は処理
されない。
言葉が設定されており、設定された言葉以外のものは処
理しないようになっている。例えば、「柱がずれてい
る」、「柱のずれ」、「柱ずれ」はコントローラ30に
より処理されるが、「ずれ柱」、単に「ずれ」等は処理
されない。
【0019】「部位」を表す言葉は、予め特定されてい
ることばであり、それは、「柱」、「柱の天端(又は柱
天端)」、「エレクションピース」、「エレクションピ
ースの位置」、「エレクションピースの穴」、「エレク
ションピースの精度」、「アングル」、「アングル側
面」、「アングルの位置(又はアングル位置)」、「ア
ングルの向き(又はアングル向き)」、「アングルの天
端(又はアングル天端)」、「アングルの穴(又はアン
グル穴)」、「アングルの向き(又はアングル向
き)」、「アングルの穴位置(又はアングルの穴の位置
又はアングル穴の位置)」、「鉄骨」である。尚、これ
らの「部位」を特定する言葉は、これらに限定されるこ
となく適宜増減変更できるようになっている。
ることばであり、それは、「柱」、「柱の天端(又は柱
天端)」、「エレクションピース」、「エレクションピ
ースの位置」、「エレクションピースの穴」、「エレク
ションピースの精度」、「アングル」、「アングル側
面」、「アングルの位置(又はアングル位置)」、「ア
ングルの向き(又はアングル向き)」、「アングルの天
端(又はアングル天端)」、「アングルの穴(又はアン
グル穴)」、「アングルの向き(又はアングル向
き)」、「アングルの穴位置(又はアングルの穴の位置
又はアングル穴の位置)」、「鉄骨」である。尚、これ
らの「部位」を特定する言葉は、これらに限定されるこ
となく適宜増減変更できるようになっている。
【0020】「状態」を表す言葉、即ち”備考入力”と
いう言葉を発した後に発するキーワードであり、このキ
ーワードも予め特定された言葉である。それは、「ねじ
れ」、「曲がり」、「大曲がり」、「汚れ」、「ず
れ」、「変形」、「不良」、「間違い」、「錆」、「波
打ち」、「溶接」、「溶接飛び出し」、「溶接不良」、
「飛び出し」、「穴不良」、「穴位置不良」、「穴位置
ずれ」、「穴間隔不良」、「穴が小さい」、「けがき無
し」、「けがき線無し」、「スパッタ」、「溶接があ
る」、「小さい」、「逆」、「向きが逆」、「位置ず
れ」、「位置間違い」、「位置が逆」、「溶接縮み」、
「精度」、「精度不良」、「やり直し」、「手直し」、
「修正」がある。尚、この「状態」をあらわす言葉は、
これらに限定されることなく適宜増減変更できるように
なっている。
いう言葉を発した後に発するキーワードであり、このキ
ーワードも予め特定された言葉である。それは、「ねじ
れ」、「曲がり」、「大曲がり」、「汚れ」、「ず
れ」、「変形」、「不良」、「間違い」、「錆」、「波
打ち」、「溶接」、「溶接飛び出し」、「溶接不良」、
「飛び出し」、「穴不良」、「穴位置不良」、「穴位置
ずれ」、「穴間隔不良」、「穴が小さい」、「けがき無
し」、「けがき線無し」、「スパッタ」、「溶接があ
る」、「小さい」、「逆」、「向きが逆」、「位置ず
れ」、「位置間違い」、「位置が逆」、「溶接縮み」、
「精度」、「精度不良」、「やり直し」、「手直し」、
「修正」がある。尚、この「状態」をあらわす言葉は、
これらに限定されることなく適宜増減変更できるように
なっている。
【0021】このように鉄骨建方における柱頭精度を計
測するための特定されている「部位」、及び「状態」の
言葉を上述した文法に当てはめてみると、第一の文法に
おいては、例えば、「柱(が)ねじれ(ている)」、
「柱(が)曲がっ(ている)」、「柱(が)大曲がりし
(ている)」、「柱(が)汚れ(ている)」となる。
測するための特定されている「部位」、及び「状態」の
言葉を上述した文法に当てはめてみると、第一の文法に
おいては、例えば、「柱(が)ねじれ(ている)」、
「柱(が)曲がっ(ている)」、「柱(が)大曲がりし
(ている)」、「柱(が)汚れ(ている)」となる。
【0022】第二の文法においては、例えば、「柱
(が)ねじれ」、「柱(の)ねじれ」、「柱(に)ねじ
れ」となる。
(が)ねじれ」、「柱(の)ねじれ」、「柱(に)ねじ
れ」となる。
【0023】第三の文法においては、例えば、「柱ねじ
れ(ている)」、「柱曲がっ(ている)」、「柱汚れ
(ている)」となる。
れ(ている)」、「柱曲がっ(ている)」、「柱汚れ
(ている)」となる。
【0024】第四の文法においては、例えば、「柱ねじ
れ」、「柱曲がり」、「柱汚れ」となる。
れ」、「柱曲がり」、「柱汚れ」となる。
【0025】第五の文法においては、例えば、「ねじ
れ」、「曲がり」、「汚れ」となる。
れ」、「曲がり」、「汚れ」となる。
【0026】このようにして、最小限必要な会話形式の
言葉に限定するようにすると、予め話す言葉の意味内容
を理解することが可能になるから、携帯電話器で話す言
葉に外部の騒音等が入り込んでも、決められた言葉のみ
を抽出することが可能となり、正確に解読することがで
きるようになる。又,鉄骨建入れの状況を音声で報告す
ると、この報告された状況をデータとして保存すること
ができるのである。具体的には、図2に示す「内容」の
項の「10文字以内の文字」の欄に保存する。
言葉に限定するようにすると、予め話す言葉の意味内容
を理解することが可能になるから、携帯電話器で話す言
葉に外部の騒音等が入り込んでも、決められた言葉のみ
を抽出することが可能となり、正確に解読することがで
きるようになる。又,鉄骨建入れの状況を音声で報告す
ると、この報告された状況をデータとして保存すること
ができるのである。具体的には、図2に示す「内容」の
項の「10文字以内の文字」の欄に保存する。
【0027】計測データに関しては、図2及び図3に示
すように、X通りとY通りとで区分され、夫々の鉄骨柱
のずれをマイナス、プラスと数字によって現し、自動的
に入力し処理する。この測定データの処理に関しては次
の鉄骨柱頭計測音声管理システムで詳細に説明する。
すように、X通りとY通りとで区分され、夫々の鉄骨柱
のずれをマイナス、プラスと数字によって現し、自動的
に入力し処理する。この測定データの処理に関しては次
の鉄骨柱頭計測音声管理システムで詳細に説明する。
【0028】次に、鉄骨柱頭計測音声管理システムにつ
いて、図1〜図3を参照して説明する。鉄骨柱頭計測音
声管理システムは、鉄骨建方の鉄骨柱頭精度を計測する
ための現場において、この現場において電話機能を発揮
することができる携帯電話器20と、この携帯電話器2
0からの音声信号を解読してデータとして取り込むこと
ができるコントローラ30とから構成されている。これ
は上述した音声データ入力システムと同様の構成であ
る。
いて、図1〜図3を参照して説明する。鉄骨柱頭計測音
声管理システムは、鉄骨建方の鉄骨柱頭精度を計測する
ための現場において、この現場において電話機能を発揮
することができる携帯電話器20と、この携帯電話器2
0からの音声信号を解読してデータとして取り込むこと
ができるコントローラ30とから構成されている。これ
は上述した音声データ入力システムと同様の構成であ
る。
【0029】コントローラ30は、建方の柱頭精度を計
測する際に使用する言葉を所定の文法に従った特定の言
葉及び組み合わせた言葉をパターン化した言葉を形成
し、このパターン化した言葉を解読してデータとして取
り入れる機能を備えている。このデータは、図2に示す
ように、鉄骨建入れの計測データであり鉄骨柱のX通
り、Y通りのプラス、マイナスのずれとして現す。この
ような計測データを音声によりコントローラ30に送る
には、所定のパターン化された言葉で送るようになって
いる。
測する際に使用する言葉を所定の文法に従った特定の言
葉及び組み合わせた言葉をパターン化した言葉を形成
し、このパターン化した言葉を解読してデータとして取
り入れる機能を備えている。このデータは、図2に示す
ように、鉄骨建入れの計測データであり鉄骨柱のX通
り、Y通りのプラス、マイナスのずれとして現す。この
ような計測データを音声によりコントローラ30に送る
には、所定のパターン化された言葉で送るようになって
いる。
【0030】このパターン化した言葉は種々の形態があ
り、第一のパターン化した言葉は、「数字と”節”の組
み合せ」と、「”X”と数字の組み合せ」と、「”プラ
ス”と数字の組み合せ」と、「”Y”と数字の組み合
せ」とから構成されている。
り、第一のパターン化した言葉は、「数字と”節”の組
み合せ」と、「”X”と数字の組み合せ」と、「”プラ
ス”と数字の組み合せ」と、「”Y”と数字の組み合
せ」とから構成されている。
【0031】第二のパターン化した言葉は、「数字と”
節”の組み合せ」と、「はい」と、「いいえ」と、「”
X”と数字の組み合せ」と、「”プラス”と数字の組み
合せ」と、「”Y”と数字の組み合せ」とから構成され
ている。
節”の組み合せ」と、「はい」と、「いいえ」と、「”
X”と数字の組み合せ」と、「”プラス”と数字の組み
合せ」と、「”Y”と数字の組み合せ」とから構成され
ている。
【0032】第三のパターン化した言葉は、「数字と”
節”の組み合せ」と、「はい」と、「いいえ」
と、「(”X”と数字の組み合せ)+”プラス”+(数
字)」と、「(”X”と数字の組み合せ)+”マイナ
ス”+(数字)」と、「(”Y”と数字の組み合せ)
+”プラス”+(数字)」と、「(”Y”と数字の組み
合せ)+”マイナス”+(数字)」とから構成されてい
る。
節”の組み合せ」と、「はい」と、「いいえ」
と、「(”X”と数字の組み合せ)+”プラス”+(数
字)」と、「(”X”と数字の組み合せ)+”マイナ
ス”+(数字)」と、「(”Y”と数字の組み合せ)
+”プラス”+(数字)」と、「(”Y”と数字の組み
合せ)+”マイナス”+(数字)」とから構成されてい
る。
【0033】第四のパターン化した言葉は、「数字と”
節”の組み合せ」と、「はい」と、「いいえ」
と、「(”X”と数字の組み合せ)」と、「(”Y”と
数字の組み合せ)」と、「(”X”+”プラス”+(数
字)」と、「(”X”+”マイナス”+(数字)」と、
「(”Y”+”プラス”+(数字)」と、「(”Y”
+”マイナス”+(数字)」とから構成されている。
節”の組み合せ」と、「はい」と、「いいえ」
と、「(”X”と数字の組み合せ)」と、「(”Y”と
数字の組み合せ)」と、「(”X”+”プラス”+(数
字)」と、「(”X”+”マイナス”+(数字)」と、
「(”Y”+”プラス”+(数字)」と、「(”Y”
+”マイナス”+(数字)」とから構成されている。
【0034】第五のパターン化した言葉は、「数字と”
節”の組み合せ」と、「はい」と、「いいえ」
と、「(”X”と数字の組み合せ)と(”Y”と数字の
組み合せ)」と、「(”X”+”プラス”+(数字)」
と、「(”X”+”マイナス”+(数字)」と、「(”
Y”+”プラス”+(数字)」と、「(”Y”+”マイ
ナス”+(数字)」とから構成されている。
節”の組み合せ」と、「はい」と、「いいえ」
と、「(”X”と数字の組み合せ)と(”Y”と数字の
組み合せ)」と、「(”X”+”プラス”+(数字)」
と、「(”X”+”マイナス”+(数字)」と、「(”
Y”+”プラス”+(数字)」と、「(”Y”+”マイ
ナス”+(数字)」とから構成されている。
【0035】このように種々のパターン化した言葉は、
コントローラ30側から発生する言葉にリンクするよう
にして鉄骨建方の精度の測定データを送信することがで
きる。以下、上記種々のパターンに合わせたコントロー
ラ30との交信状況について図面を参照して説明する。
コントローラ30側から発生する言葉にリンクするよう
にして鉄骨建方の精度の測定データを送信することがで
きる。以下、上記種々のパターンに合わせたコントロー
ラ30との交信状況について図面を参照して説明する。
【0036】第一のパターン化された言葉による応答、
返答について、図4に示すフローチャートを参照して説
明する。
返答について、図4に示すフローチャートを参照して説
明する。
【0037】第一のパターン化された言葉は、先ず、携
帯電話器側から”業務開始”の言葉を発すると、この言
葉がコントローラ側に伝達され、所望のアプリケーショ
ンが起動され、コントローラ側が”起動しました”とい
う言葉を返答する(ステップST10、ST11、ST
12)。
帯電話器側から”業務開始”の言葉を発すると、この言
葉がコントローラ側に伝達され、所望のアプリケーショ
ンが起動され、コントローラ側が”起動しました”とい
う言葉を返答する(ステップST10、ST11、ST
12)。
【0038】この状態で携帯電話器側は、”3節”と応
答する。この節の応答があるまでコントローラ側は入力
される言葉を待つ(ステップST13)。
答する。この節の応答があるまでコントローラ側は入力
される言葉を待つ(ステップST13)。
【0039】”3節”という言葉を解読したコントロー
ラは、”3節ですね”という言葉を確認のため返答し、
次のX又はY通りの番号が入力されるのを待つ(ステッ
プST14)。もし、この返答が誤りの場合には、携帯
電話器側で再度同じ言葉を返答し、コントローラ側で解
読されるまで繰り返し行われる。ここでコントローラ側
は、入力した節の番号を解読する時に、携帯電話器の周
囲が少々騒音が発生している状態でも数字と節という言
葉に限定されているため、他の言葉及び騒音を無視する
ことによって、正確に節の番号を得ることができるので
ある。
ラは、”3節ですね”という言葉を確認のため返答し、
次のX又はY通りの番号が入力されるのを待つ(ステッ
プST14)。もし、この返答が誤りの場合には、携帯
電話器側で再度同じ言葉を返答し、コントローラ側で解
読されるまで繰り返し行われる。ここでコントローラ側
は、入力した節の番号を解読する時に、携帯電話器の周
囲が少々騒音が発生している状態でも数字と節という言
葉に限定されているため、他の言葉及び騒音を無視する
ことによって、正確に節の番号を得ることができるので
ある。
【0040】この状態で携帯電話器側は位置情報である
ところの”X3通り”と応答すると、コントローラ側は
この”X3通り”を解読して解読可能な場合には、確認
のため”X3通り”と返答してくる(ステップST1
5、ST16)。もし、確認の返答が間違っている場合
には、再度同じ言葉を応答し、コントローラ側で解読で
きるマニフェストで繰り返し行われる。正解の場合に
は、コントローラ側は「X3通り」の精度情報の音声入
力を待つ。
ところの”X3通り”と応答すると、コントローラ側は
この”X3通り”を解読して解読可能な場合には、確認
のため”X3通り”と返答してくる(ステップST1
5、ST16)。もし、確認の返答が間違っている場合
には、再度同じ言葉を応答し、コントローラ側で解読で
きるマニフェストで繰り返し行われる。正解の場合に
は、コントローラ側は「X3通り」の精度情報の音声入
力を待つ。
【0041】携帯電話器側は精度情報である”Xプラス
5”のように応答すると、コントローラ側は、この”X
プラス5”を解読し、解読可能な場合には確認のた
め、”Xプラス5”と返答する(ステップST17、S
T18)。もし間違った返答であれば再度同じ言葉で応
答し、コントローラ側で解読できるまで繰り返し行われ
る。正解であれば、この状態でコントローラ側は次の位
置情報であるY通りの音声入力を待つ。
5”のように応答すると、コントローラ側は、この”X
プラス5”を解読し、解読可能な場合には確認のた
め、”Xプラス5”と返答する(ステップST17、S
T18)。もし間違った返答であれば再度同じ言葉で応
答し、コントローラ側で解読できるまで繰り返し行われ
る。正解であれば、この状態でコントローラ側は次の位
置情報であるY通りの音声入力を待つ。
【0042】携帯電話器側は、位置情報である”Y4通
り”と応答すると、コントローラは”Y4通り”の言葉
を解読して確認のため”Y4通り”と返答する(ステッ
プST19、ST20)。もし間違った返答であれば再
度同じ言葉で応答し、コントローラ側で解読できるまで
繰り返し行われる。正解でれば、この状態でコントロー
ラ側は次のY通りの精度情報の音声入力を待つ。
り”と応答すると、コントローラは”Y4通り”の言葉
を解読して確認のため”Y4通り”と返答する(ステッ
プST19、ST20)。もし間違った返答であれば再
度同じ言葉で応答し、コントローラ側で解読できるまで
繰り返し行われる。正解でれば、この状態でコントロー
ラ側は次のY通りの精度情報の音声入力を待つ。
【0043】携帯電話器側が精度情報である”Yマイナ
ス15”と応答すると、コントローラは、この音声入力
を解読し、解読可能であれば”Yマイナス15”と返答
する。この返答情報が違っている場合には、携帯電話器
側は再度同じ”Yマイナス15”と再度応答し、正確に
解読されるまで続ける(ステップST21、ST2
2)。
ス15”と応答すると、コントローラは、この音声入力
を解読し、解読可能であれば”Yマイナス15”と返答
する。この返答情報が違っている場合には、携帯電話器
側は再度同じ”Yマイナス15”と再度応答し、正確に
解読されるまで続ける(ステップST21、ST2
2)。
【0044】コントローラ側が正確に解読すると携帯電
話器側で応答した”Yマイナス15”を確認のため返答
し、その状態で待つ。ここで精度及び位置情報の測定情
報の更新は終了したが当該鉄骨柱の不具合状態を入力す
ることができる。即ち、鉄骨柱の状態を入力するために
は、”備考入力”と応答し、その後に、キーワード、例
えば”ねじれ”、”変形”等の状態を予め決められてい
る特定の言葉でいえば、その情報をコントローラ側は、
解読した後に同一のキーワードを返答してくる(ステッ
プST23、ST25、ST26)。
話器側で応答した”Yマイナス15”を確認のため返答
し、その状態で待つ。ここで精度及び位置情報の測定情
報の更新は終了したが当該鉄骨柱の不具合状態を入力す
ることができる。即ち、鉄骨柱の状態を入力するために
は、”備考入力”と応答し、その後に、キーワード、例
えば”ねじれ”、”変形”等の状態を予め決められてい
る特定の言葉でいえば、その情報をコントローラ側は、
解読した後に同一のキーワードを返答してくる(ステッ
プST23、ST25、ST26)。
【0045】ここで、携帯電話器による1つの鉄骨柱の
精度及び位置の測定は全て終了したことになり、次の鉄
骨柱の精度を測定するために移動する必要がある。その
ため、一旦コントローラとの交信は断の状態にする。そ
の言葉は”登録終了”と言えば、上述した測定データは
登録され、業務が終了する(ステップST27、ST2
8)。
精度及び位置の測定は全て終了したことになり、次の鉄
骨柱の精度を測定するために移動する必要がある。その
ため、一旦コントローラとの交信は断の状態にする。そ
の言葉は”登録終了”と言えば、上述した測定データは
登録され、業務が終了する(ステップST27、ST2
8)。
【0046】又、備考入力がない、即ち、鉄骨柱の状態
が良好で設計通りであれば、”登録終了”と言えば業務
は終了する(ステップST22、ST24、ST2
8)。
が良好で設計通りであれば、”登録終了”と言えば業務
は終了する(ステップST22、ST24、ST2
8)。
【0047】このようにして、測定に関係する最小限の
言葉のみの応答、返答により行えばコントローラ側はそ
の最小限必要な言葉のみを解読するようにすれば良く、
言葉によるデータの送信であっても、正確に送ることが
できるのである。
言葉のみの応答、返答により行えばコントローラ側はそ
の最小限必要な言葉のみを解読するようにすれば良く、
言葉によるデータの送信であっても、正確に送ることが
できるのである。
【0048】次に第二のパターン化された言葉につい
て、図5のフローチャートを参照して説明する。この第
二のパターン化された言葉による応答、返答は、コント
ローラ主導型になっている。
て、図5のフローチャートを参照して説明する。この第
二のパターン化された言葉による応答、返答は、コント
ローラ主導型になっている。
【0049】先ず、入力を開始すると、コントローラ側
から”何節ですか”という節の番号を要求してくる(ス
テップST30)。
から”何節ですか”という節の番号を要求してくる(ス
テップST30)。
【0050】携帯電話器側では、これに対して節の番号
で答える。例えば”3節”のようにして応答する(ステ
ップST31)。するとコントローラ側は、この入力し
た節の番号を解読する。この時、携帯電話器の周囲が少
々騒音が発生している状態でも数字と節という言葉に限
定されているため、他の言葉及び騒音を無視することに
よって、正確に節の番号を得ることができるのである。
で答える。例えば”3節”のようにして応答する(ステ
ップST31)。するとコントローラ側は、この入力し
た節の番号を解読する。この時、携帯電話器の周囲が少
々騒音が発生している状態でも数字と節という言葉に限
定されているため、他の言葉及び騒音を無視することに
よって、正確に節の番号を得ることができるのである。
【0051】コントローラ側は節の解読をすると、確認
のため、”3節ですね”と返答してくる(ステップST
32)。これに対して携帯電話器側は”いいえ”又は”
はい”で応じる必要がある(ステップST33、ST3
4)。”いいえ”の場合にはもう一度節の番号をいい
(ステップST31)、”はい”の場合は、コントロー
ラ側から”X何通りですか”と要求してくる(ステップ
ST35)。これに対して、携帯電話器側は”X2”の
ようにして答える(ステップST36)。コントローラ
側は、この”X2”を解読して確認のため、”X2通り
ですね”と返答する(ステップST37)。携帯電話器
側は、”いいえ”の場合にはもう一度X通りの番号をい
い(ステップST38、ST36)、”はい”と答える
と、コントローラは”精度はいくらですか”と聞いてく
る(ステップST39、ST40)。ここで携帯電話器
側は、”プラス5”のようにして計測した値をいう(ス
テップST41)。この言葉をコントローラは解読し
て、”X2はプラス5ミリですね”と応答する(ステッ
プST42)。これに対して、携帯電話器側が「いい
え」の場合には、”いいえ”と返答し、もう一度測定値
を答え(ステップST43、ST41)、”はい”と返
答すれば、この計測データはコントローラ側に取り込ま
れ、次のY通りの計測になる(ステップST44)。
のため、”3節ですね”と返答してくる(ステップST
32)。これに対して携帯電話器側は”いいえ”又は”
はい”で応じる必要がある(ステップST33、ST3
4)。”いいえ”の場合にはもう一度節の番号をいい
(ステップST31)、”はい”の場合は、コントロー
ラ側から”X何通りですか”と要求してくる(ステップ
ST35)。これに対して、携帯電話器側は”X2”の
ようにして答える(ステップST36)。コントローラ
側は、この”X2”を解読して確認のため、”X2通り
ですね”と返答する(ステップST37)。携帯電話器
側は、”いいえ”の場合にはもう一度X通りの番号をい
い(ステップST38、ST36)、”はい”と答える
と、コントローラは”精度はいくらですか”と聞いてく
る(ステップST39、ST40)。ここで携帯電話器
側は、”プラス5”のようにして計測した値をいう(ス
テップST41)。この言葉をコントローラは解読し
て、”X2はプラス5ミリですね”と応答する(ステッ
プST42)。これに対して、携帯電話器側が「いい
え」の場合には、”いいえ”と返答し、もう一度測定値
を答え(ステップST43、ST41)、”はい”と返
答すれば、この計測データはコントローラ側に取り込ま
れ、次のY通りの計測になる(ステップST44)。
【0052】次に、もし測定した鉄骨柱に何らかの不具
合等が発生している場合には、第一のパターン(図4参
照)のステップST23〜ST28を行う。即ち、”備
考入力”と応答したのちの予め状態を表す特定の言葉、
即ち、キーワード(例えば、”ねじれ”、”変形”、”
穴位置不良”等)を発し、”登録終了”といえば上述し
た測定データはコントローラ側で登録され業務終了とな
る(ステップST45)。ここで、不具合がない場合に
は、”登録終了”をX、Y通り計測後に応答する点は、
上記図4のフローチャートで説明したことと同じであ
る。
合等が発生している場合には、第一のパターン(図4参
照)のステップST23〜ST28を行う。即ち、”備
考入力”と応答したのちの予め状態を表す特定の言葉、
即ち、キーワード(例えば、”ねじれ”、”変形”、”
穴位置不良”等)を発し、”登録終了”といえば上述し
た測定データはコントローラ側で登録され業務終了とな
る(ステップST45)。ここで、不具合がない場合に
は、”登録終了”をX、Y通り計測後に応答する点は、
上記図4のフローチャートで説明したことと同じであ
る。
【0053】このようにしてコントローラと特定された
言葉により、騒音等の発生している環境であっても正確
な計測データを携帯電話器で音声により送ることができ
るのである。
言葉により、騒音等の発生している環境であっても正確
な計測データを携帯電話器で音声により送ることができ
るのである。
【0054】次に、第三のパターン化された言葉による
処理について、図6に示すフローチャートを参照して説
明する。
処理について、図6に示すフローチャートを参照して説
明する。
【0055】先ず、入力を開始すると、コントローラ側
から”何節ですか”という節の番号を要求してくる(ス
テップST50)。
から”何節ですか”という節の番号を要求してくる(ス
テップST50)。
【0056】携帯電話器側では、これに対して節の番号
で答える。例えば”3節”のようにして応答する(ステ
ップST51)。するとコントローラ側は、この入力し
た節の番号を解読する。この時、携帯電話器の周囲が少
々騒音が発生している状態でも数字と節という言葉に限
定されているため、他の言葉及び騒音を無視することに
よって、正確に節の番号を得ることができるのである。
で答える。例えば”3節”のようにして応答する(ステ
ップST51)。するとコントローラ側は、この入力し
た節の番号を解読する。この時、携帯電話器の周囲が少
々騒音が発生している状態でも数字と節という言葉に限
定されているため、他の言葉及び騒音を無視することに
よって、正確に節の番号を得ることができるのである。
【0057】コントローラ側は節の解読をすると、確認
のため、”3節ですね”と返答してくる(ステップST
52)。これに対して携帯電話器側は”いいえ”又は”
はい”で応じる必要がある(ステップST53、ST5
4)。”いいえ”の場合にはもう一度節の番号をいい
(ステップST51)、”はい”の場合は、携帯電話器
側は続けて”X2プラス5”のようにして答える(ステ
ップST55)。このようにして節の確認をした後は
X、Yの入力順序は問わない構成となっている。
のため、”3節ですね”と返答してくる(ステップST
52)。これに対して携帯電話器側は”いいえ”又は”
はい”で応じる必要がある(ステップST53、ST5
4)。”いいえ”の場合にはもう一度節の番号をいい
(ステップST51)、”はい”の場合は、携帯電話器
側は続けて”X2プラス5”のようにして答える(ステ
ップST55)。このようにして節の確認をした後は
X、Yの入力順序は問わない構成となっている。
【0058】次に、コントローラ側は、この”X2プラ
ス5”を解読して確認のため、”X2はプラス5ミリで
すね”と返答する(ステップST56)。
ス5”を解読して確認のため、”X2はプラス5ミリで
すね”と返答する(ステップST56)。
【0059】携帯電話器側は、”いいえ”と答えもう一
度X通りの計測した値をいい(ステップST57、ST
55)、”はい”と答えると、携帯電話器側は、続け
て”Y3マイナス5”のようにして計測した値をいう
(ステップST58、ST59)。この言葉をコントロ
ーラは解読して、”Y3はマイナス5ミリですね”と応
答する(ステップST60)。これに対して、携帯電話
器側が”いいえ”と返答し、もう一度測定値を答え(ス
テップST61、ST59)、”はい”と返答すれば、
この計測データはコントローラ側に取り込まれ、不具合
があれば”備考入力”と発した後に予め状態を特定する
言葉、即ち、キーワード(例えば、”穴位置ずれ”、”
溶接がある”等)を発し、”登録終了”によりコントロ
ーラ側がこの言葉を解読して取り込んで1柱分が終了す
る(ステップST62、ST63)。尚、不具合がない
場合には”登録終了”をステップST62の後に答えれ
ばよい。
度X通りの計測した値をいい(ステップST57、ST
55)、”はい”と答えると、携帯電話器側は、続け
て”Y3マイナス5”のようにして計測した値をいう
(ステップST58、ST59)。この言葉をコントロ
ーラは解読して、”Y3はマイナス5ミリですね”と応
答する(ステップST60)。これに対して、携帯電話
器側が”いいえ”と返答し、もう一度測定値を答え(ス
テップST61、ST59)、”はい”と返答すれば、
この計測データはコントローラ側に取り込まれ、不具合
があれば”備考入力”と発した後に予め状態を特定する
言葉、即ち、キーワード(例えば、”穴位置ずれ”、”
溶接がある”等)を発し、”登録終了”によりコントロ
ーラ側がこの言葉を解読して取り込んで1柱分が終了す
る(ステップST62、ST63)。尚、不具合がない
場合には”登録終了”をステップST62の後に答えれ
ばよい。
【0060】このようにして、X、Yの順序は問わない
構成にしたことにより、携帯電話器側での計測順序は拘
束されなくなるため、計測しやすくなる。
構成にしたことにより、携帯電話器側での計測順序は拘
束されなくなるため、計測しやすくなる。
【0061】次に、第四のパターン化された言葉による
処理について、図7に示すのフローチャートを参照して
説明する。
処理について、図7に示すのフローチャートを参照して
説明する。
【0062】先ず、入力を開始すると、コントローラ側
から”何節ですか”という節の番号を要求してくる(ス
テップST70)。
から”何節ですか”という節の番号を要求してくる(ス
テップST70)。
【0063】携帯電話器側では、これに対して節の番号
で答える。例えば”3節”のようにして応答する(ステ
ップST71)。するとコントローラ側は、この入力し
た節の番号を解読する。この時、携帯電話器の周囲が少
々騒音が発生している状態でも数字と節という言葉に限
定されているため、他の言葉及び騒音を無視することに
よって、正確に節の番号を得ることができるのである。
で答える。例えば”3節”のようにして応答する(ステ
ップST71)。するとコントローラ側は、この入力し
た節の番号を解読する。この時、携帯電話器の周囲が少
々騒音が発生している状態でも数字と節という言葉に限
定されているため、他の言葉及び騒音を無視することに
よって、正確に節の番号を得ることができるのである。
【0064】コントローラ側は節の解読をすると、確認
のため、”3節ですね”と返答してくる(ステップST
72)。これに対して携帯電話器側は”いいえ”又は”
はい”で応じる必要がある(ステップST73、ST7
4)。”いいえ”の場合にはもう一度節の番号をいい
(ステップST71)、”はい”の場合は、携帯電話器
側は続けて通りを入力する。例えば、”X2”のように
して答える(ステップST75)。
のため、”3節ですね”と返答してくる(ステップST
72)。これに対して携帯電話器側は”いいえ”又は”
はい”で応じる必要がある(ステップST73、ST7
4)。”いいえ”の場合にはもう一度節の番号をいい
(ステップST71)、”はい”の場合は、携帯電話器
側は続けて通りを入力する。例えば、”X2”のように
して答える(ステップST75)。
【0065】コントローラ側は、この”X2”を解読し
て確認のため、”X2通りですね”と返答する(ステッ
プST76)。
て確認のため、”X2通りですね”と返答する(ステッ
プST76)。
【0066】携帯電話器側が「いいえ」の場合には、”
いいえ”と答えもう一度通りを入力し(ステップST7
7、ST75)、”はい”と答えると、携帯電話器側
は、続けてY通りを入力する(ステップST78、ST
79)。
いいえ”と答えもう一度通りを入力し(ステップST7
7、ST75)、”はい”と答えると、携帯電話器側
は、続けてY通りを入力する(ステップST78、ST
79)。
【0067】次に、携帯電話器側は、測定したデータの
X、Yの順序は任意の言葉、例えば”Xマイナス5”の
ように発する(ステップST80)。
X、Yの順序は任意の言葉、例えば”Xマイナス5”の
ように発する(ステップST80)。
【0068】この言葉をコントローラは解読して、”X
2はマイナス5ミリですね”と応答する(ステップST
81)。これに対して、「いいえ」の場合、携帯電話器
側が”いいえ”と返答し、もう一度測定値を答え(ステ
ップST82、ST80)、”はい”と返答すれば、こ
の計測データはコントローラ側に取り込まれ、目視によ
る不具合がある場合には”備考入力”と発した後に、予
め状態を特定する言葉、即ち、キーワード(例えば、”
穴間隔不良”、”けがき無し”等)を発し、最後に”登
録終了”を発し、コントローラ側がこの言葉を取り込ん
で1柱分が終了する(ステップST83、ST84)。
尚、不具合がない場合は”登録終了”をステップST8
3の後に発すればよい。
2はマイナス5ミリですね”と応答する(ステップST
81)。これに対して、「いいえ」の場合、携帯電話器
側が”いいえ”と返答し、もう一度測定値を答え(ステ
ップST82、ST80)、”はい”と返答すれば、こ
の計測データはコントローラ側に取り込まれ、目視によ
る不具合がある場合には”備考入力”と発した後に、予
め状態を特定する言葉、即ち、キーワード(例えば、”
穴間隔不良”、”けがき無し”等)を発し、最後に”登
録終了”を発し、コントローラ側がこの言葉を取り込ん
で1柱分が終了する(ステップST83、ST84)。
尚、不具合がない場合は”登録終了”をステップST8
3の後に発すればよい。
【0069】このようにして、節を入力し、とX、Yの
順序は問わない構成にしたことにより、携帯電話器側で
の計測順序は拘束されず、計測しやすい方から計測でき
るため、計測・処理しやすくなる。
順序は問わない構成にしたことにより、携帯電話器側で
の計測順序は拘束されず、計測しやすい方から計測でき
るため、計測・処理しやすくなる。
【0070】次に、第五のパターン化された言葉による
処理について、図8のフローチャートを参照して説明す
る。
処理について、図8のフローチャートを参照して説明す
る。
【0071】先ず、入力を開始すると、コントローラ側
から”何節ですか”という節の番号を要求してくる(ス
テップST90)。
から”何節ですか”という節の番号を要求してくる(ス
テップST90)。
【0072】携帯電話器側では、これに対して節の番号
で答える。例えば”3節”のようにして応答する(ステ
ップST91)。するとコントローラ側は、この入力し
た節の番号を解読する。この時、携帯電話器の周囲が少
々騒音が発生している状態でも数字と節という言葉に限
定されているため、他の言葉及び騒音を無視することに
よって、正確に節の番号を得ることができるのである。
で答える。例えば”3節”のようにして応答する(ステ
ップST91)。するとコントローラ側は、この入力し
た節の番号を解読する。この時、携帯電話器の周囲が少
々騒音が発生している状態でも数字と節という言葉に限
定されているため、他の言葉及び騒音を無視することに
よって、正確に節の番号を得ることができるのである。
【0073】コントローラ側は節の解読をすると、確認
のため、”3節ですね”と返答してくる(ステップST
92)。これに対して携帯電話器側は”いいえ”又は”
はい”で応じる必要がある(ステップST93、ST9
4)。”いいえ”の場合にはもう一度節の番号をいい
(ステップST91)、”はい”の場合は、携帯電話器
側は続けて通りを入力する。例えば、”X2Y3”のよ
うにして答える(ステップST95)。
のため、”3節ですね”と返答してくる(ステップST
92)。これに対して携帯電話器側は”いいえ”又は”
はい”で応じる必要がある(ステップST93、ST9
4)。”いいえ”の場合にはもう一度節の番号をいい
(ステップST91)、”はい”の場合は、携帯電話器
側は続けて通りを入力する。例えば、”X2Y3”のよ
うにして答える(ステップST95)。
【0074】コントローラ側は、この”X2Y3”を解
読して確認のため、”X2通り、Y3通りですね”と返
答する(ステップST96)。
読して確認のため、”X2通り、Y3通りですね”と返
答する(ステップST96)。
【0075】携帯電話器側が「いいえ」の場合は、”い
いえ”と答えるともう一度、通りを入力し(ステップS
T97、ST95)、”はい”と答えると、携帯電話器
側は、続けて測定したデータのX、Yの順序は任意の言
葉、例えば”Xマイナス5”のように発する(ステップ
ST98、ST99)。
いえ”と答えるともう一度、通りを入力し(ステップS
T97、ST95)、”はい”と答えると、携帯電話器
側は、続けて測定したデータのX、Yの順序は任意の言
葉、例えば”Xマイナス5”のように発する(ステップ
ST98、ST99)。
【0076】この言葉をコントローラは解読して、”X
2はマイナス5ミリですね”と応答する(ステップST
100)。これに対して、携帯電話器側が「いいえ」の
場合は、”いいえ”と返答し、もう一度測定値を答え
(ステップST101、ST99)、”はい”と返答す
れば、この計測データはコントローラ側に取り込まれ、
目視による不具合がある場合には”備考入力”と発した
後に、予め状態を特定する言葉、即ち、キーワード(例
えば、”曲がり”、”ねじれ”等)を発し、”登録終
了”と発すると、この言葉をコントローラ側が解読して
取り込み1柱分が終了する(ステップST102、ST
103)。尚、不具合がない場合にはステップST10
2の後に、”登録終了”と発すればよい。
2はマイナス5ミリですね”と応答する(ステップST
100)。これに対して、携帯電話器側が「いいえ」の
場合は、”いいえ”と返答し、もう一度測定値を答え
(ステップST101、ST99)、”はい”と返答す
れば、この計測データはコントローラ側に取り込まれ、
目視による不具合がある場合には”備考入力”と発した
後に、予め状態を特定する言葉、即ち、キーワード(例
えば、”曲がり”、”ねじれ”等)を発し、”登録終
了”と発すると、この言葉をコントローラ側が解読して
取り込み1柱分が終了する(ステップST102、ST
103)。尚、不具合がない場合にはステップST10
2の後に、”登録終了”と発すればよい。
【0077】このようにして、節を入力した後に、X、
Yの順序は問わないで測定データを送れるようにしたこ
とにより、携帯電話器側での計測順序は拘束されなくな
るため、計測しやすくなる。
Yの順序は問わないで測定データを送れるようにしたこ
とにより、携帯電話器側での計測順序は拘束されなくな
るため、計測しやすくなる。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る音声データ入力システムは、特定の言葉のみを抽出
するようにしたことにより、話している場所の環境が悪
くても、その音声信号を適確に抽出することができるか
ら、特に携帯電話器によりデータを送る場合には、正確
なデータを送ることができると共に現場の状況報告を行
うと共にその状況報告がデータとして自動解読して処理
することができるという効果がある。
係る音声データ入力システムは、特定の言葉のみを抽出
するようにしたことにより、話している場所の環境が悪
くても、その音声信号を適確に抽出することができるか
ら、特に携帯電話器によりデータを送る場合には、正確
なデータを送ることができると共に現場の状況報告を行
うと共にその状況報告がデータとして自動解読して処理
することができるという効果がある。
【0079】鉄骨建方計測音声管理システムにおいて
は、”節”、”X”、”Y”や数字等の鉄骨建方で使用
する最小限度の言葉のみを使用するようにしたことによ
り、現場で使用する電話器は通常の汎用の携帯電話器を
使用し特別の装置を装備することなく、測定データを送
ることができ、作業に特別な負担をかけないという効果
がある。
は、”節”、”X”、”Y”や数字等の鉄骨建方で使用
する最小限度の言葉のみを使用するようにしたことによ
り、現場で使用する電話器は通常の汎用の携帯電話器を
使用し特別の装置を装備することなく、測定データを送
ることができ、作業に特別な負担をかけないという効果
がある。
【図1】本発明に係る音声データ入力システム及び鉄骨
建方計測音声管理システムを構成する携帯電話器とコン
トローラとの関係を示した略示的な全体図である。
建方計測音声管理システムを構成する携帯電話器とコン
トローラとの関係を示した略示的な全体図である。
【図2】同音声で入力するための項目の一覧表である。
【図3】同鉄骨建入れの鉄骨柱のずれ寸法の計測例の要
部を抜粋して示した説明図である。
部を抜粋して示した説明図である。
【図4】同第一のパターン化した言葉の処理をするため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図5】同第二のパターン化した言葉の処理をするため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図6】同第三のパターン化した言葉の処理をするため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図7】同第四のパターン化した言葉の処理をするため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図8】同第五のパターン化した言葉の処理をするため
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図9】鉄骨柱を建入れするための様子を示した説明図
である。
である。
【図10】鉄骨柱の建入れ精度を測定するための測定器
具を示した説明図である。
具を示した説明図である。
【図11】鉄骨柱の建入れ精度を測定するための基準墨
を示した説明図である。
を示した説明図である。
10;鉄骨柱、11;鉛直器、12;ターゲット板、1
3;制御部、14;エレクションピース、15;ジャッ
キ、16;モーター、17;アングル、18;基準墨、
20;携帯電話器、30;コントローラ
3;制御部、14;エレクションピース、15;ジャッ
キ、16;モーター、17;アングル、18;基準墨、
20;携帯電話器、30;コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 3/00 571V (72)発明者 田中 公靖 東京都中央区京橋1ー7ー1 戸田建設株 式会社内 (72)発明者 菊池 良成 東京都中央区京橋1ー7ー1 戸田建設株 式会社東京支店内 (72)発明者 香月 泰樹 東京都中央区京橋1ー7ー1 戸田建設株 式会社内 Fターム(参考) 5D015 AA04 BB01 KK04 5D045 AB01 AB24
Claims (10)
- 【請求項1】建設現場で使用することができる携帯電話
器と、該携帯電話器からの音声信号を受信して所定のデ
ータに解読することができるコントローラとからなり、
該コントローラは、前記携帯電話器からの音声信号のう
ち、建設現場で使用する専門的な言葉であって且つ予め
設定されている文法に基づいた言葉及び数字のみの音声
信号を解読するようにしたことを特徴とする音声データ
入力システム。 - 【請求項2】前記文法は、「(部位)+(が)+(状
態)+(ている)」、又は「(部位)+(が)(の)
(に)+(状態)」、又は「(部位)+(状態)+(て
いる)」、 又は「(部位)+(状態)」、
又は「(状態)」で構成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の音声データ入力システ
ム。 - 【請求項3】前記文法の(部位)を現す言葉は、少なく
とも、「柱」、「柱の天端(又は柱天端)」、「エレク
ションピース」、「エレクションピースの位置」、「エ
レクションピースの穴」、「エレクションピースの精
度」、「アングル」、「アングル側面」、「アングルの
位置(又はアングル位置)」、「アングルの向き(又は
アングル向き)」、「アングルの天端(又はアングル天
端)」、「アングルの穴(又はアングル穴)」、「アン
グルの向き(又はアングル向き)」、「アングルの穴位
置(又はアングルの穴の位置又はアングル穴の位
置)」、「鉄骨」から構成されていることを特徴とする
請求項1又は2に記載の音声データ入力システム。 - 【請求項4】前記文法の(状態)を現す言葉は、少なく
とも、「ねじれ」、「曲がり」、「大曲がり」、「汚
れ」、「ずれ」、「変形」、「不良」、「間違い」、
「錆」、「波打ち」、「溶接」、「溶接飛び出し」、
「溶接不良」、「飛び出し」、「穴不良」、「穴位置不
良」、「穴位置ずれ」、「穴間隔不良」、「穴が小さ
い」、「けがき無し」、「けがき線無し」、「スパッ
タ」、「溶接がある」、「小さい」、「逆」、「向きが
逆」、「位置ずれ」、「位置間違い」、「位置が逆」、
「溶接縮み」、「精度」、「精度不良」、「やり直
し」、「手直し」、「修正」から構成されていることを
特徴とする請求項1、2又は3に記載の音声入力データ
システム。 - 【請求項5】鉄骨建方の柱頭精度を計測するための現場
において音声信号を送受信することができる携帯電話器
と、該携帯電話器からの音声信号を解読してデータとし
て取り込むことができるコントローラとからなり、前記
コントローラは、鉄骨建方の柱頭精度を計測する際に使
用する専門的な言葉及び数字を予めパターン化してお
き、前記携帯電話器からの音声信号のうち、前記パター
ン化した言葉及び数字のみを解読してデータとして取り
入れるようにしたことを特徴とする鉄骨柱頭精度音声計
測管理システム。 - 【請求項6】前記パターン化した言葉及び数字は、少な
くとも「数字と”節”の組み合せ」と、「はい」と、
「いいえ」と、「”X”と数字の組み合せ」と、「”プ
ラス”と数字の組み合せ」と、「”Y”と数字の組み合
せ」とから構成されていることを特徴とする請求項5に
記載の鉄骨柱頭精度音声計測管理システム。 - 【請求項7】前記パターン化した言葉及び数字は、少な
くとも「数字と”節”の組み合せ」と、「はい」と、
「いいえ」と、「(”X”と数字の組み合せ)+”プラ
ス”+(数字)」と、「(”X”と数字の組み合せ)
+”マイナス”+(数字)」と、「(”Y”と数字の組
み合せ)+”プラス”+(数字)」と、「(”Y”と数
字の組み合せ)+”マイナス”+(数字)」とから構成
されていることを特徴とする請求項5に記載の鉄骨柱頭
精度音声計測管理システム。 - 【請求項8】前記パターン化した言葉及び数字は、少な
くとも「数字と”節”の組み合せ」と、「はい」と、
「いいえ」と、「(”X”と数字の組み合せ)」と、
「(”Y”と数字の組み合せ)」と、「(”X”+”プ
ラス”+(数字)」と、「(”X”+”マイナス”+
(数字)」と、「(”Y”+”プラス”+(数字)」
と、「(”Y”+”マイナス”+(数字)」とから構成
されていることを特徴とする請求項5に記載の鉄骨柱頭
精度音声計測管理システム。 - 【請求項9】前記パターン化した言葉及び数字は、少な
くとも「数字と”節”の組み合せ」と、「はい」と、
「いいえ」と、「(”X”と数字の組み合せ)と(”
Y”と数字の組み合せ)」と、「(”X”+”プラス”
+(数字)」と、[(”X”+”マイナス”+(数
字)」と、「(”Y”+”プラス”+(数字)」と、
「(”Y”+”マイナス”+(数字)」とから構成され
ていることを特徴とする請求項5に記載の鉄骨柱頭精度
音声計測管理システム。 - 【請求項10】前記パターン化した言葉及び数字は、少
なくとも「数字と”節”の組み合せ」と、「(”X”と
数字の組み合せ)と(”Y”と数字の組み合せ)」と、
「(”X”+”プラス”+(数字)」と、[(”X”
+”マイナス”+(数字)」と、「(”Y”+”プラ
ス”+(数字)」と、「(”Y”+”マイナス”+(数
字)」とから構成し、前記専門的な言葉は、少なくと
も、「ねじれ」、「曲がり」、「大曲がり」、「汚
れ」、「ずれ」、「変形」、「不良」、「間違い」、
「錆」、「波打ち」、「溶接」、「溶接飛び出し」、
「溶接不良」、「飛び出し」、「穴不良」、「穴位置不
良」、「穴位置ずれ」、「穴間隔不良」、「穴が小さ
い」、「けがき無し」、「けがき線無し」、「スパッ
タ」、「溶接がある」、「小さい」、「逆」、「向きが
逆」、「位置ずれ」、「位置間違い」、「位置が逆」、
「溶接縮み」、「精度」、「精度不良」、「やり直
し」、「手直し」、「修正」から構成し、これらパター
ン化した言葉及び数字と専門的な言葉とを適宜組み合わ
せて使用するようにしたことを特徴とする請求項5に記
載の鉄骨柱頭精度音声計測管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11068433A JP2000267689A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 音声データ入力システム及び鉄骨柱頭精度音声計測管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11068433A JP2000267689A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 音声データ入力システム及び鉄骨柱頭精度音声計測管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000267689A true JP2000267689A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13373577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11068433A Pending JP2000267689A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 音声データ入力システム及び鉄骨柱頭精度音声計測管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000267689A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002277244A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Topcon Corp | 音声を使用した測量機 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP11068433A patent/JP2000267689A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002277244A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Topcon Corp | 音声を使用した測量機 |
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