JP2000266455A - 蓄冷型保冷庫 - Google Patents

蓄冷型保冷庫

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JP2000266455A
JP2000266455A JP6638199A JP6638199A JP2000266455A JP 2000266455 A JP2000266455 A JP 2000266455A JP 6638199 A JP6638199 A JP 6638199A JP 6638199 A JP6638199 A JP 6638199A JP 2000266455 A JP2000266455 A JP 2000266455A
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JP
Japan
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handle
lever
cold storage
door
heat insulating
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Application number
JP6638199A
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English (en)
Inventor
Masahito Megata
雅人 目片
Yoshinobu Ueda
義信 上田
Toshihiro Kobayashi
智弘 小林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D17/00Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
    • F25D17/04Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
    • F25D17/042Air treating means within refrigerated spaces
    • F25D17/047Pressure equalising devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉開閉装置の開閉に連動して、調圧口の開閉
を行い、スムーズに断熱扉を開閉することができる蓄冷
型保冷庫を提供する。 【解決手段】 扉開閉装置16を構成しているハンドル
17の軸部材18と接続していないハンドル端部30を
平らな構造とし、調圧口31をハンドル端部30と接す
る位置に設置することにより、断熱扉13開閉と調圧口
31開閉を連動させることができ、スムーズな断熱扉開
閉を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄冷剤を用いて庫
内を保冷し、生鮮食品等を冷蔵あるいは冷凍で輸送する
ときに使用する蓄冷型保冷庫に関し、特に扉開閉装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】各種物品を冷却保存する蓄冷型保冷庫に
おいて、庫内の空気が冷却されて庫内が負圧になると、
断熱扉を開放する際、その負圧によって断熱扉を開けに
くくなる問題がある。
【0003】この問題を解決する手段として、断熱扉の
開閉に連動して調圧口の開閉操作を行う低温庫としては
特開平10−47843号公報に示されているものが一
般に知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−47843号公報にあっては調圧口の開閉に圧力
調整蓋と称する部品が必要である。また、長期間の使用
によりハンドル及び軸部材にがたつきが発生すると、調
圧口と圧力調整蓋との接触が不完全になり、蓄冷型保冷
庫の密閉状態が不完全になる。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するよう
に、圧力調整蓋等の部品を使用することなく、長期間使
用しても蓄冷型保冷庫の密閉状態を確保することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、保存庫本体前面の開口に開閉自在に設け
られた断熱扉と、庫内に設けられた蓄冷室及び保冷室
と、前記断熱扉に設置され、前記断熱扉を開閉するため
に前後方向に自在に動作するハンドルと、前記ハンドル
の一端と接続されている軸部材と、前記軸部材に接続さ
れ梃として作用する上下一対の梃部と、前記ハンドルの
他端に対向する位置の前記断熱扉に形成され、前記保冷
室内と庫外を連通する調圧口とを有する蓄冷型保冷庫と
したのである。
【0007】これにより、前後方向に動作するハンドル
に連動して調圧口を開閉することができ、断熱扉の開閉
をスムーズに行うことができる。
【0008】また、本発明は、断熱扉の縦方向に全長に
わたって形成された軸部材を通す中空部を設けた蓄冷型
保冷庫としたのである。
【0009】これにより、軸部材を断熱扉内部に収納で
き、デザイン的にすっきり見せることができるととも
に、外部からの衝撃等による軸部材の損傷を防止するこ
とができる。
【0010】また、本発明は、断熱扉の保冷室側に緊急
脱出用ハンドルを設けた請求項1または請求項2記載の
蓄冷型保冷庫としたのである。
【0011】これにより、作業員が保冷室に閉じこめら
れた場合、断熱扉の保冷室側に設置している緊急脱出用
ハンドルを押すことにより脱出でき、安全性を高めるこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、保存庫本体前面の開口に開閉自在に設けられた断熱
扉と、庫内に設けられた蓄冷室及び保冷室と、前記断熱
扉に設置され、前記断熱扉を開閉するために前後方向に
自在に動作するハンドルと、前記ハンドルの一端と接続
されている軸部材と、前記軸部材に接続され梃として作
用する上下一対の梃部と、前記ハンドルの他端に対向す
る位置の前記断熱扉に形成され、前記保冷室内と庫外を
連通する調圧口とを有する蓄冷型保冷庫としたものであ
り、ハンドルの開閉に連動して調圧口を開閉することが
でき、断熱扉の開閉をスムーズに行うことができるとい
う作用を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、断熱扉
の縦方向に全長にわたって形成された軸部材を通す中空
部を設けた請求項1記載の蓄冷型保冷庫としたものであ
り、デザイン的にすっきり見せることができるととも
に、外部からの衝撃等による軸部材の損傷を防止するこ
とができるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、断熱扉
の保冷室側に緊急脱出用ハンドルを設けた請求項1また
は請求項2記載の蓄冷型保冷庫としたものであり、作業
員が保冷室に閉じこめられた場合、断熱扉の保冷室側に
設置している緊急脱出用ハンドルを押すことにより脱出
でき、安全性を高めることができるという作用を有す
る。
【0015】
【実施例】以下本発明による蓄冷型保冷庫の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0016】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける扉開閉装置拡大正面図、図2は本発明の実施例1に
おける扉開閉装置底面断面図、図3は本発明の実施例1
における蓄冷型保冷庫の斜視図、図4は従来の蓄冷型保
冷庫の構造を示す側面断面図である。
【0017】同図において、保冷庫本体1はステンレス
製の内箱2及び外箱3と両箱間に発泡ポリウレタン樹脂
を充填された断熱材4とにより形成されており、保冷庫
本体1天面に圧縮機5、凝縮器6等を格納する機械室7
が設置されている。保冷庫本体1下面には蒸発器8と前
記蒸発器8を構成するパイプを挟み込むように固定され
ている蓄冷剤9が設置されている蓄冷室10があり、前
記蓄冷室10と食品等の輸送品物を保冷する保冷室11
とは断熱区画壁12により区別されている。保冷庫本体
1前面には開閉自在に閉塞する断熱扉13が設置されて
おり、輸送品物の出し入れが可能となっている。
【0018】保冷庫本体1の背面には前記蓄冷室10と
通じているダクト14が設置されており、背面上部に設
置している庫内ファン15によって、保冷室11の全体
に風が送られる構造となっている。
【0019】断熱扉13の正面には保冷庫本体1に対し
て回動自在に設けられ、断熱扉13を開閉操作する扉開
閉装置16が設置されている。扉開閉装置16は開閉操
作を行うハンドル17、ハンドル17に連動して動作す
る軸部材18、軸部材18に接続され梃として作用する
上下一対の梃部19、ハンドル17が断熱扉13から突
出したままになるのを防止する付勢用バネ20、ハンド
ル17背面に設置されている操作レバー21、操作レバ
ー21を元の位置に復帰させるバネ22、受軸23と係
脱するラッチレバー24、ラッチレバー24を受軸23
から離脱する方向に回転付勢するバネ25、ラッチレバ
ー24を受軸23に押圧し操作レバー21によって係脱
されるトリガーレバー26、トリガーレバー26をラッ
チレバー24に押圧する方向へ回転付勢するバネ27、
ハンドル17に埋め込まれ操作レバー21を固着させる
機能を有する施錠装置28、断熱扉13に埋め込み固定
される樹脂成形のケース29により構成されている。
【0020】ハンドル17の一端には軸部材18に接続
され断熱扉13開閉操作を行うような構造としている
が、ハンドル17の他端であるハンドル端部30を平ら
な構造とし、保冷室11と通じ、断熱扉13及びケース
29を貫通する調圧口31をハンドル端部30と接する
位置に設置している。
【0021】次に動作について説明する。断熱扉13を
開けるために操作レバー21をハンドル17側に引くと
トリガーレバー26が連動して動作し、ラッチレバー2
4と接触している部分が外れ、バネ25の作用によりラ
ッチレバー24と受軸23との接触が外れ、ハンドル1
7が自在に回動するとハンドル端部30が調圧口31か
ら外れて開き、保冷室11と外部空気が等圧力になる。
また梃部19が本体から外れ、断熱扉13を開くことが
できる。
【0022】断熱扉13を閉めるときには梃部19を本
体の所定位置に引っかけるように軸部材18を回転させ
ながら断熱扉13を閉じていく。断熱扉13が充分に閉
じたらラッチレバー24を受軸23に引っかかった状態
にあるので、ハンドル17を押し込みラッチレバー24
を受軸23に完全に引っかけトリガーレバー26で固定
し、操作レバー21にてトリガーレバー26を固定す
る。同時にハンドル端部30が調圧口31に接触し、保
冷室11は密閉状態となる。
【0023】上記のような構造を有することにより、別
途圧力調整蓋や通気栓等を必要とせず、かつ扉開時に連
動して調圧口31が開き保冷室11と外部空気の圧力が
等しくなるため、スムーズに扉を開閉することができ
る。また、扉閉時に連動して調圧口31が閉まり保冷室
11への外部空気侵入を防止することができる。
【0024】なお、本実施例に示した扉開閉装置の構造
は必ずしもこれに限定されるものではなく、ハンドル端
部で調圧口を開閉することができれば別の構造でも何ら
問題はない。
【0025】なお、本実施例に示した各種材料などは必
ずしもこれに限定されるものではなく、所定の役割を果
たすことができるならば別の材料で何ら問題はない。
【0026】(実施例2)図1は本発明の実施例2にお
ける扉開閉装置拡大正面図、図2は扉開閉装置底面断面
図、図4は従来の蓄冷型保冷庫の構造を示す側面断面
図、図5は本発明の実施例2における蓄冷型保冷庫の斜
視図である。
【0027】同図において、保冷庫本体1はステンレス
製の内箱2及び外箱3と両箱間に発泡ポリウレタン樹脂
を充填された断熱材4とにより形成されており、保冷庫
本体1天面に圧縮機5、凝縮器6等を格納する機械室7
が設置されている。保冷庫本体1下面には蒸発器8と前
記蒸発器8を構成するパイプを挟み込むように固定され
ている蓄冷剤9が設置されている蓄冷室10があり、前
記蓄冷室10と食品等の輸送品物を保冷する保冷室11
とは断熱区画壁12により区別されている。保冷庫本体
1前面には開閉自在に閉塞する断熱扉13が設置されて
おり、輸送品物の出し入れが可能となっている。
【0028】保冷庫本体1の背面には前記蓄冷室10と
通じているダクト14が設置されており、背面上部に設
置している庫内ファン15によって、保冷室11全体に
風が送られる構造となっている。
【0029】断熱扉13の正面には保冷庫本体1に対し
て回動自在に設けられ、断熱扉13を開閉操作する扉開
閉装置16が設置されている。扉開閉装置16は開閉操
作を行うハンドル17、断熱扉13内の中空部に設置さ
れハンドル17に連動して動作する軸部材18、軸部材
18に接続され梃として作用する上下一対の梃部19、
ハンドル17が断熱扉13から突出したままになるのを
防止する付勢用バネ20、ハンドル17の背面に設置さ
れている操作レバー21、操作レバー21を元の位置に
復帰させるバネ22、受軸23と係脱するラッチレバー
24、ラッチレバー24を受軸23から離脱する方向に
回転付勢するバネ25、ラッチレバー24を受軸23に
押圧し操作レバー21によって係脱されるトリガーレバ
ー26、トリガーレバー26をラッチレバー24に押圧
する方向へ回転付勢するバネ27、ハンドル17に埋め
込まれ操作レバー21を固着させる機能を有する施錠装
置28、断熱扉13に埋め込み固定される樹脂成形のケ
ース29により構成されている。
【0030】ハンドル17の一端には軸部材18に接続
され断熱扉13開閉操作を行うような構造としている
が、ハンドル17の他端であるハンドル端部30を平ら
な構造とし、保冷室11と通じ、断熱扉13及びケース
29を貫通する調圧口31をハンドル端部30と接する
位置に設置している。
【0031】次に動作について説明する。断熱扉13を
開けるために操作レバー21をハンドル17側に引くと
トリガーレバー26が連動して動作し、ラッチレバー2
4と接触している部分が外れ、バネ25の作用によりラ
ッチレバー24と受軸23との接触が外れ、ハンドル1
7が自在に回動するとハンドル端部30が調圧口31か
ら外れて開き、保冷室11と外部空気が等圧力になる。
また梃部19が本体から外れ、断熱扉13を開くことが
できる。
【0032】断熱扉13を閉めるときには梃部19を本
体の所定位置に引っかけるように軸部材18を回転させ
ながら断熱扉13を閉じていく。断熱扉13が充分に閉
じたらラッチレバー24を受軸23に引っかかった状態
にあるので、ハンドル17を押し込みラッチレバー24
を受軸23に完全に引っかけトリガーレバー26で固定
し、操作レバー21にてトリガーレバー26を固定す
る。同時にハンドル端部30が調圧口31に接触し、保
冷室11は密閉状態となる。
【0033】上記のような構造を有することにより、別
途圧力調整蓋や通気栓等を必要とせず、かつ扉開時に連
動して調圧口31が開き保冷室11と外部空気の圧力が
等しくなるため、スムーズに扉を開閉することができ
る。また、扉閉時に連動して調圧口31が閉まり保冷室
11への外部空気侵入を防止することができる。
【0034】また、軸部材18を断熱扉13内中空部に
設置することにより、デザイン的にすっきり見せること
ができるとともに、外部からの衝撃等による軸部材18
の損傷を防止することができる。
【0035】なお、本実施例に示した扉開閉装置の構造
は必ずしもこれに限定されるものではなく、ハンドル端
部で調圧口を開閉することができれば別の構造でも何ら
問題はない。
【0036】なお、本実施例に示した各種材料などは必
ずしもこれに限定されるものではなく、所定の役割を果
たすことができるならば別の材料で何ら問題はない。
【0037】(実施例3)図1は本発明の実施例3にお
ける扉開閉装置拡大正面図、図3は蓄冷型保冷庫の斜視
図、図4は従来の蓄冷型保冷庫の構造を示す側面断面
図、図5は本発明の蓄冷型保冷庫の斜視図、図6は扉開
閉装置底面断面図、図7は緊急脱出用ハンドル使用時の
扉開閉装置底面断面図である。
【0038】同図において、保冷庫本体1はステンレス
製の内箱2及び外箱3と両箱間に発泡ポリウレタン樹脂
を充填された断熱材4とにより形成されており、保冷庫
本体1天面に圧縮機5、凝縮器6等を格納する機械室7
が設置されている。保冷庫本体1下面には蒸発器8と前
記蒸発器8を構成するパイプを挟み込むように固定され
ている蓄冷剤9が設置されている蓄冷室10があり、前
記蓄冷室10と食品等の輸送品物を保冷する保冷室11
とは断熱区画壁12により区別されている。保冷庫本体
1前面には開閉自在に閉塞する断熱扉13が設置されて
おり、輸送品物の出し入れが可能となっている。
【0039】保冷庫本体1の背面には前記蓄冷室10と
通じているダクト14が設置されており、背面上部に設
置している庫内ファン15によって、保冷室11の全体
に風が送られる構造となっている。
【0040】断熱扉13の正面には保冷庫本体1に対し
て回動自在に設けられ、断熱扉13を開閉操作する扉開
閉装置16が設置されている。扉開閉装置16は開閉操
作を行うハンドル17、ハンドル17に連動して動作す
る軸部材18、軸部材18に接続され梃として作用する
上下一対の梃部19、ハンドル17が断熱扉13から突
出したままになるのを防止する付勢用バネ20、ハンド
ル17の背面に設置されている操作レバー21、操作レ
バー21を元の位置に復帰させるバネ22、受軸23と
係脱するラッチレバー24、ラッチレバー24を受軸2
3から離脱する方向に回転付勢するバネ25、ラッチレ
バー24を受軸23に押圧し操作レバー21によって係
脱されるトリガーレバー26、トリガーレバー26をラ
ッチレバー24から離脱する方向へ回転付勢するバネ2
7、ハンドル17に埋め込まれ操作レバー21を固着さ
せる機能を有する施錠装置28、断熱扉13に埋め込み
固定される樹脂成形のケース29により構成されてい
る。
【0041】また、断熱扉13の保冷室11側には緊急
脱出用ハンドル32があり、ハンドル軸34と連結部3
3で接続され折り畳んだ状態で設置されている。
【0042】ハンドル17の一端には軸部材18に接続
され断熱扉13の開閉操作を行うような構造としている
が、ハンドル17のもう一端であるハンドル端部30を
平らな構造とし、保冷室11と通じ、断熱扉13及びケ
ース29を貫通する調圧口31をハンドル端部30と接
する位置に設置している。
【0043】次に動作について説明する。断熱扉13を
開けるために操作レバー21をハンドル17側に引くと
トリガーレバー26が連動して動作し、ラッチレバー2
4と接触している部分が外れ、バネ25の作用によりラ
ッチレバー24と受軸23との接触が外れ、ハンドル1
7が自在に回動するとハンドル端部30が調圧口31か
ら外れて開き、保冷室11と外部空気が等圧力になる。
また梃部19が本体から外れ、断熱扉13を開くことが
できる。
【0044】断熱扉13を閉めるときには梃部19を本
体の所定位置に引っかけるように軸部材18を回転させ
ながら断熱扉13を閉じていく。断熱扉13が充分に閉
じたらラッチレバー24を受軸23に引っかかった状態
にあるので、ハンドル17を押し込みラッチレバー24
を受軸23に完全に引っかけトリガーレバー26で固定
し、操作レバー21にてトリガーレバー26を固定す
る。同時にハンドル端部30が調圧口31に接触し、保
冷室11は密閉状態となる。
【0045】ここで、施錠装置28を施錠すると操作レ
バー21が動作不能となり、トリガーレバー26が動作
することができないため、ラッチレバー24と受軸23
が外れず、断熱扉13を開けることは不可能となる。こ
の状態において内部に作業員が閉じこめられた場合、折
り畳んだ状態で設置している緊急脱出用ハンドル32の
連結部33を支点として伸ばし、断熱扉13側にハンド
ル軸34押し込むと、ハンドル軸34の先端がトリガー
レバー26を押圧し、トリガーレバー26によるラッチ
レバー24の拘束が解除され、ラッチレバー24が受軸
23から離脱するため、さらに緊急脱出用ハンドル32
を押し込むことによりハンドル17と軸部材18が回転
し、梃部19が本体から離脱し自力で脱出することが可
能となる。
【0046】上記のような構造を有することにより、別
途圧力調整蓋や通気栓等を必要とせず、かつ扉開時に連
動して調圧口31が開き保冷室11と外部空気の圧力が
等しくなるため、スムーズに扉を開閉することができ
る。また、扉閉時に連動して調圧口31が閉まり保冷室
11への外部空気侵入を防止することができる。
【0047】また緊急脱出用ハンドル32を設置するこ
とにより、庫内に閉じ込められた作業員は自力で脱出す
ることが可能となるため、安全性が飛躍的に向上する。
【0048】なお、本実施例に示した扉開閉装置の構造
は必ずしもこれに限定されるものではなく、ハンドル端
部で調圧口31を開閉することができれば別の構造でも
何ら問題はない。
【0049】なお、本実施例に示した緊急脱出用ハンド
ル32の構造は必ずしもこれに限定されるものではな
く、庫内に閉じ込められた作業員が自力で脱出すること
ができれば別の構造でも何ら問題はない。
【0050】なお、本実施例に示した各種材料などは必
ずしもこれに限定されるものではなく、所定の役割を果
たすことができるならば別の材料で何ら問題はない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、扉開閉装
置のハンドル端部の背面に調圧口を設置することによ
り、圧力調整蓋や通気栓等の部品が不必要となり、断熱
扉開閉と調圧口開閉が連動でき、断熱扉の開閉をスムー
ズに行うことが可能となる。
【0052】また、軸部材を断熱扉内の中空部に収める
ことにより、デザイン的にすっきり見せることができる
とともに、外部からの衝撃等による軸部材の損傷を防止
することが可能となる。
【0053】また、断熱扉の庫内側に緊急脱出用ハンド
ルを設けることにより、作業員が保冷室に閉じこめられ
た場合、緊急脱出用ハンドルを押しこむことで庫外に脱
出でき、安全性を高めることが可能となる。これは蓄冷
型保冷庫において実用上きわめて有利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における扉開閉装置拡大正面
【図2】本発明の実施例1における扉開閉装置底面断面
【図3】本発明の実施例1における蓄冷型保冷庫の斜視
【図4】従来の蓄冷型保冷庫の構造を示す側面断面図
【図5】本発明の実施例2における蓄冷型保冷庫の斜視
【図6】本発明の実施例3における扉開閉装置の断面図
【図7】本発明の実施例3における緊急脱出用ハンドル
使用時の扉開閉装置の断面図
【符号の説明】
1 保冷庫本体 10 蓄冷室 11 保冷室 13 断熱扉 17 ハンドル 18 軸部材 19 梃部 30 ハンドル端部 31 調圧口 32 緊急脱出用ハンドル
フロントページの続き (72)発明者 小林 智弘 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA04 AA07 BA01 CA02 DA02 EA01 KA13 PA04 3L102 JA01 KA01 KB03 KD10 LE04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保存庫本体前面の開口に開閉自在に設け
    られた断熱扉と、庫内に設けられた蓄冷室及び保冷室
    と、前記断熱扉に設置され、前記断熱扉を開閉するため
    に前後方向に自在に動作するハンドルと、前記ハンドル
    の一端と接続されている軸部材と、前記軸部材に接続さ
    れ梃として作用する上下一対の梃部と、前記ハンドルの
    他端に対向する位置の前記断熱扉に形成され、前記保冷
    室内と庫外を連通する調圧口とを有する蓄冷型保冷庫。
  2. 【請求項2】 断熱扉の縦方向に全長にわたって形成さ
    れた軸部材を通す中空部を設けた請求項1に記載の蓄冷
    型保冷庫。
  3. 【請求項3】 断熱扉の保冷室側に緊急脱出用ハンドル
    を設けた請求項1または請求項2に記載の蓄冷型保冷
    庫。
JP6638199A 1999-03-12 1999-03-12 蓄冷型保冷庫 Pending JP2000266455A (ja)

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JP6638199A JP2000266455A (ja) 1999-03-12 1999-03-12 蓄冷型保冷庫

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