JP2000265768A - 伸縮梯子 - Google Patents

伸縮梯子

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JP2000265768A
JP2000265768A JP11071345A JP7134599A JP2000265768A JP 2000265768 A JP2000265768 A JP 2000265768A JP 11071345 A JP11071345 A JP 11071345A JP 7134599 A JP7134599 A JP 7134599A JP 2000265768 A JP2000265768 A JP 2000265768A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料の使用に無駄がなくて軽量に伸縮梯子を
構成でき、しかも使用の揺れを解消できて丈夫な伸縮梯
子を提供する。 【解決手段】 それぞれ溝形部材からなる柱部材15、
16、38、39、55、56を使用した下梯子部1
1、中梯子部12及び上梯子部13を摺動可能に連結す
ると共に所定位置でこれらを固定できるストッパー6
8、77を有した伸縮梯子10において、中梯子部12
の柱部材38、39のウエブ長を下梯子部11及び上梯
子部13の柱部材15、16、55、56のウエブ長よ
り大きくして、中梯子部12の断面係数を、下梯子部1
1及び上梯子部13の断面係数より大きくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、踏桟が所定間隔で
配置された柱単位が複数個伸縮可能に連結された伸縮梯
子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な3段式の伸縮梯子100
の伸長状態を図12(A)、(B)、図13、及び図1
4に示すが、図に示すように、相互に摺動可能に連結さ
れた下梯子部101、中梯子部102及び上梯子部10
3を有している。下梯子部101の対向するガイド溝1
04内に中梯子部102が摺動可能に移動し、中梯子部
102のガイド溝105内には上梯子部103が摺動可
能に嵌入している。なお、106は下梯子部101の踏
桟、107は中梯子部102の踏桟、108は上梯子部
103の踏桟を示し、踏桟106〜108は両端をリベ
ットによって前記ガイド溝104、105が形成された
柱部材109〜112及び柱部材113、114にそれ
ぞれ固定されている。そして、下梯子部101内に収納
した中梯子部102を上昇させるために、下梯子部10
1の上部にロープ115の一端が固着され、このロープ
115は中梯子102の下部及び下梯子部101の上部
に設けられた滑車116、116aを介して下方まで垂
下している。また、上梯子部103を上昇させるため
に、別のロープ117が中梯子部102の上部に固着さ
れ、このロープ117は上梯子部103の下部及び中梯
子部102の上部に取付けられた滑車118、118a
を介して下方に垂下している。なお、上昇させた中梯子
部102及び上梯子部103が滑り落ちないように、図
示しないストッパー部及びこれを解除する機構が設けら
れている。この伸縮梯子100は下梯子部101及び中
梯子部102を構成する対向する柱部材109〜112
が断面溝形であって、この溝内を上位にある梯子部が摺
動移動するようになっているが、図15(A)、(B)
に示すように、下梯子部120、中梯子121、上梯子
122の両側柱にフランジ端部を内側に屈曲させた略H
形の柱部材123〜128を使用すると共に、中梯子部
121及び上梯子部122に下側の梯子部を摺動移動す
るガイド部材129〜136を取付けて構成される伸縮
梯子138もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
に係る伸縮梯子100、138においては、以下のよう
な問題がある。 (1)伸縮梯子100の各梯子部の摺動部分は、その移
動を滑らかにし、更に製作上の寸法誤差を考慮して、多
少のガタを設けて設計している。即ち、下梯子部101
のガイド溝104に対して中梯子部102が隙間を有し
て摺動自在に移動し、中梯子部102のガイド溝105
に対して上梯子部103が隙間を有して摺動自在に装着
されている。摺動部分にこのような隙間があっても、伸
縮梯子100は対象物に対して斜めに立てかけて使用さ
れるので、下位の梯子部と上位の梯子部の重合部分13
9、140では、図13、図14に示されるように、下
位のガイド溝104(105)内で上位の梯子部が位置
を変えて上下に片当たりし(即ち、面と点で受ける)、
これによって梯子面に対する垂直方向の荷重に対しては
問題なく使用できる。ところが、梯子面に対して幅方向
の隙間Cに対しては、ガタを規制する対応がないので、
各踏桟106〜108に対して偏荷重が掛かった場合、
上位の梯子部に隙間C分だけ傾きが生じる。特に、人が
梯子を使用する場合には、片足ずつ交互に上位置又は下
位置の踏桟を踏むので、伸縮梯子の上下の支持が悪い場
合には左右に梯子が揺れて危険であるという問題があ
る。このように問題は、伸縮梯子138においても、梯
子面方向に隙間を形成しているので、同様に生じる問題
である。
【0004】(2)伸縮梯子100においてはその伸縮
構造が入れ子式であり、伸縮梯子138においては外側
ガイド取付け式であって上位の梯子部ほど幅狭に作って
いるので、下位の梯子部ほど強度がアップしている。と
ころが、伸縮梯子100、138は斜めに立てかけて使
用するので、曲げモーメントは両端自由支持の梁と同様
な応力分布となって、中梯子部102が最大の曲げ応力
を受けることになる。従って、中梯子部102を適正な
部材で構成した場合、下梯子部101が過剰品質となっ
て、重量が重くなるという問題がある。 (3)特に、伸縮梯子100においては、図13、図1
4に示すように、下梯子部101の踏桟106と中梯子
部102の踏桟107との隙間が狭いので、梯子を伸ば
すときあるいは縮めるときにこの部分に指が入ると危険
である。また、下梯子部101及び中梯子部102にお
いては、対向する柱部材109〜112の連結は、それ
ぞれのフランジ部分に踏桟106、107を固定してい
るので、荷重がかかった場合のヒネリが大きいという問
題がある。また、内側にガイド溝が形成されている下位
の柱部材とその内側に装着される上位の柱部材との間隔
が小さいので、下位の柱部材を物にぶっつけた場合に
は、スライド不能になる可能性が高い。
【0005】(4)一方、伸縮梯子138においては、
縮める場合、各梯子部120〜122を重ねるようにし
て収納するので、収納厚みが大きくなるという問題があ
り、更には上位の梯子部の踏桟は幅狭(又は、下端幅が
広くなる)になるので、使用しにくいという問題があ
る。また、各柱部材123〜128のフランジが外部に
出ており、この部分が摺動面を構成するが、フランジ部
に物を当てた場合には、その部分が変形してスライド不
能という問題が発生する。 (5)次に、従来の伸縮梯子100、138において
は、ロープの操作が面倒であるという問題がある。即
ち、図12に示すように、伸縮梯子100においては、
2本のロープ115、117が地面まで垂れ下がってい
るが、上位の梯子部を引き上げるとき何れのロープを引
っ張ればよいか、個々の動作ごとに確認しながら行う必
要がある。また、伸縮梯子100を伸ばしたときには、
ロープ115、117が踏桟106、107上に垂れ下
がっており昇降しずらい。更には、地面にたれ流しにな
ったロープを梯子の調整を行うときや伸縮するときに踏
み付ける恐れがある。本発明はかかる事情に鑑みてなさ
れたもので、材料の使用に無駄がなくて軽量に伸縮梯子
を構成でき、しかも使用の揺れを解消できて丈夫な伸縮
梯子を提供することを第1の目的とする。また、ロープ
の弛みがなく、作業の邪魔にならない伸縮梯子を提供す
ることを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明に係る伸縮梯子は、それぞれ溝形部材からなる柱部材
を使用した下梯子部、中梯子部及び上梯子部を摺動可能
に連結すると共に所定位置でこれらを固定できるストッ
パーを有した伸縮梯子において、前記中梯子部の柱部材
のウエブ長を前記下梯子部及び前記上梯子部の柱部材の
ウエブ長より大きくして、前記中梯子部の断面係数を、
前記下梯子部及び前記上梯子部の断面係数より大きくし
ている。これによって、中梯子部に比較して曲げモーメ
ントが小さい下梯子部及び上梯子部の部材を節約でき
る。ここで、第1の発明に係る伸縮梯子において、溝形
形状の前記中梯子部の柱部材内に前記上梯子部の柱部材
を摺動可能に配置すると共に、前記下梯子部の上部位置
と前記中梯子部の下部位置に、それぞれ下向きガイドホ
ルダーと上向きガイドホルダーとを設けて、前記下向き
ガイドホルダーに前記中梯子部の柱部材を摺動可能に挿
通し、前記上向きガイドホルダーに前記下梯子部の柱部
材を摺動可能に挿通することも可能である。これによっ
て、下梯子部及び上梯子部を中梯子部に比較して小型に
できる。また、第1の発明に係る伸縮梯子において、前
記中梯子部の柱部材内に前記上梯子部の柱部材を摺動可
能に配置すると共に、前記下梯子部の上部位置に少しの
隙間を有して2つの下向きガイドホルダーを設け、該2
つの下向きガイドホルダーに前記中梯子部の柱部材を摺
動可能に挿通することも可能である。これによって、下
梯子部の柱部材の大きさが自由となり、中梯子部より小
さい断面係数の小さい部材を使用できる。
【0007】第1の発明に係る伸縮梯子において、前記
下梯子部と前記中梯子部の各摺動部分、及び前記中梯子
部と前記上梯子部の各摺動部分には、摺動面が左右対称
に斜めになった斜め摺動機構が設けられ、梯子面に対し
て垂直方向の荷重が摺動移動する部材の梯子面に対して
横方向の移動を拘束することも可能である。これによっ
て、踏桟に偏荷重が掛かっても中梯子部又は上梯子部が
揺れない。ここで、前記摺動面には、滑り性を確保する
コーティング材が貼着、又は滑り性を確保する表面処理
がなされているのが好ましく、これによって同種金属が
滑り合う場合に発生する金属の噛み込みや異常摩耗がな
くなる。
【0008】第1の発明に係る伸縮梯子において、前記
中梯子部の片側の柱部材の上部及び下部に第1及び第2
の滑車を設けると共に、前記第1、第2の滑車に張った
状態で掛け渡されたロープAの両端部を対応する側の前
記上梯子部の柱部材に固定し、更に前記第1、第2の滑
車に掛け渡されたロープAを前記中梯子部の外側に露出
させることも可能である。これによって、ロープの弛み
がなくなる。また、ロープは中梯子部に取付けられてい
るので、必ず上梯子部を先に上昇させてから、中梯子部
を上げる操作が必要となる。
【0009】第1の発明に係る伸縮梯子において、前記
中梯子部の下部の一方の柱部材に第3、第4の滑車を、
該中梯子部の下部の他方の柱部材に第5、第6の滑車を
設けると共に、前記下梯子部の他方の柱部材の上部及び
下部に第7、第8の滑車を設け、一端が前記下梯子部の
一方の柱部材の下部に固定されたロープBを、前記第3
の滑車、第5の滑車、第8の滑車、第7の滑車、第6の
滑車、第4の滑車に順次掛け渡して該ロープBの他端を
前記下梯子部の一方の柱部材の上部に固定し、しかも、
前記第7、第8の滑車を通るロープBは外部に露出させ
ることも可能である。これによって、ロープの撓みが無
くなる。そして、第2の発明に係る伸縮梯子は、所定ピ
ッチ毎に踏桟によって連結される対となる柱部材を有す
る複数の梯子部のそれぞれが摺動可能に連接されている
と共に、これらを伸ばした状態で相互の梯子部を固定で
きるストッパーを有した伸縮梯子において、連接される
前記梯子部の各摺動部分には、摺動面が左右対称に斜め
になった斜め摺動機構が設けられ、梯子面に対して垂直
方向の荷重が摺動移動する部材の梯子面に対して横方向
の移動を拘束している。これによって、偏荷重による中
梯子部又は上梯子部の揺れが無くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態つき説明し、本発明
の理解に供する。ここに、図1は本発明の第1の実施の
形態に係る伸縮梯子を示す図面であって、(A)は伸ば
した状態の伸縮梯子の側面図、(B)は同正面図、
(C)は縮めた状態の伸縮梯子の側面図、図2は図1に
おける矢視C−C断面図、図3は図1における矢視D−
D断面図、図4は図1における矢視E−E断面図、図5
は図1における矢視F−F断面図、図6は図1における
矢視G−G断面図、図7、図8は同伸縮梯子の部分斜視
図、図9は本発明の第2の実施の形態に係る伸縮梯子の
図面であって、(A)は伸ばした状態の伸縮梯子の側面
図、(B)は同正面図、(C)は縮めた状態の伸縮梯子
の側面図、図10は図9におけるJ−J断面図 図11
は図9におけるK−K断面図である。
【0011】図1〜図8に示すように、本発明の第1の
実施の形態に係る伸縮梯子10は、主として軽量なアル
ミ材、場合によってFRPを用いて全体が構成され、下
梯子部11と、これに連結される中梯子部12と、中梯
子部12に連結される上梯子部13とを有している。以
下、これらについて詳しく説明する。下梯子部11は、
図1、図4、図5に示すように、対向する柱部材14、
15とこれらを連結する複数のパイプ状部材からなる踏
桟16とを有し、柱部材14、15の下端には脚座1
7、18が設けられている。図4、図5に示すように、
柱部材14、15はそれぞれ中央のウエブ19、20と
両側にフランジ21〜24とを有する溝形形状となっ
て、踏桟16の両端部のウエブ19、20にそれぞれね
じ、リベットかしめ、鍔出し成形かしめ等で固着されて
いる。フランジ21〜24の断面は、中央に窪み25
(リベットの頭がこの部分を挿通する)を有する外側に
縮幅する台形状となって、その両側に傾斜面26、27
をそれぞれ備えている。この柱部材14、15の上部位
置には、図1に示すように、少しの間隔を有して下向き
ガイドホルダー28、29が設けられている。
【0012】下向きガイドホルダー28、29は、それ
ぞれ対向するガイド板片30〜33からなって、ガイド
板片30〜33の基部は柱部材14、15のウエブ1
9、20に固着されている。対向するガイド板片30、
31と、対向するガイド板片32、33は、それぞれ中
間部、先部が対向状態で略コ字状に曲げられて、その内
側に中梯子部12が摺動自在に嵌入する空間部を形成し
ている。この空間部の4隅に相当するガイド板片30〜
33の先部の折り曲げ部分の角には、傾斜加工がなされ
て内側に約45度の傾斜面34〜37が設けられてい
る。前記中梯子部12は、図2〜図5に示すように、前
記した下向きガイドホルダー28、29の内側に嵌入す
る柱部材38、39とこれを連結する複数の踏桟40と
を有している。柱部材38、39は断面が同一の複溝形
状となって、ウエブ41とその両側に連結されるフラン
ジ42、43とを有し、更にフランジ42の外側には更
に踏桟40の両端部が嵌入してリベット44によって固
定する取付け溝45がそれぞれ形成されている。ウエブ
41とフランジ42、43の連結部分の内側にはそれぞ
れ傾斜面46、47を有し、その外側にもこれに対応す
る傾斜面48、49を有している。なお、柱部材38、
39の傾斜面48、49は、前記した下向きガイドホル
ダー28、29の傾斜面34、35と同一の角度となっ
ている。そして、柱部材38、39のそれぞれの取付け
溝45を形成する外側フランジ50の内側端部は外側に
突出する突出部51を有し、この突出部51には、前記
した下梯子部11の柱部材14、15に形成されたフラ
ンジ22、24の傾斜面27に対応する傾斜面52が形
成されている。
【0013】従って、中梯子部12は、下梯子部11の
上部に設けられた下向きガイドホルダー28、29と下
梯子部11本体によって形成される空間部に摺動自在に
嵌入するが、下向きガイドホルダー28、29と下梯子
部11が摺動する部分は、下向きガイドホルダー28、
29の傾斜面34〜37と、柱部材38、39の傾斜面
49とであり、下梯子部11と中梯子部12が摺動する
部分は、柱部材14、15の傾斜面27と、柱部材3
8、39の傾斜面52とである。この場合、中梯子部1
2は、下向きガイドホルダー28、29と下梯子部11
によって形成される空間部に十分な隙間(片側、約1.
5mm程度)を有して装入されて、下梯子部11に対し
て中梯子部12が摺動自在に移動することになるが、こ
の伸縮梯子10は傾斜配置して使用されるので、下梯子
部11と中梯子部12の重合部分53の上下では相互に
接することになる。この場合、図4、図5に示すよう
に、重合部分53の上端では傾斜面52と傾斜面27が
接し、下端では傾斜面36、37と傾斜面49とが接し
ている。これらの対となる傾斜面52、27、傾斜面3
6、49、及び傾斜面37、49の組み合わせによっ
て、中梯子部12の揺れを防止する斜め摺動機構が構成
されている。これによって、下梯子部11に対して中梯
子部12は前後方向だけでなく、左右方向も拘束される
ので、揺れが生じないという利点がある。なお、各傾斜
面を含む摺動部分の何れか一方にはそれぞれ裏面に接着
剤が塗布されたコーティング材の一例であるポリ・テト
ラ・フルオロ・エチレン (-CF 2 -CF 2 - ) n のテープ
54が貼着されて、この部分の滑りを良くしている。そ
して、中梯子部12の柱部材38、39の背面側は補強
部材53aで連結されている。また、中梯子部12の柱
部材38、39のウエブ41は、下梯子部11のウエブ
19、20より十分大きくなって、柱部材38、39の
断面係数が、柱部材14、15の断面係数より十分大き
くなっている。これは、伸縮梯子10を立てかけて使用
する場合には、両端自由支持の梁となって、中梯子部材
12に最大の曲げモーメントがかかるので、この部分が
最大の断面係数を持つ必要があるからである。一方、下
梯子部11は中梯子部12の上に載って摺動移動するの
で、その大きさを自由に設計でき、従って、下梯子部1
1が必要とする部材の断面係数を有すれば良いので、従
来の伸縮梯子より部材を落とすことができ、これによっ
て実際に伸縮梯子にかかる曲げモーメントを考慮した経
済設計ができる。
【0014】次に、図2、図3を参照しながら、上梯子
部13について説明する。上梯子部13は対向する柱部
材55、56と、これを連結する複数の踏桟57とを有
している。柱部材55、56はウエブ58及びこれに連
接するフランジ59、60と有する溝形部材からなって
おり、それぞれのフランジ59、60が外方を向いた形
で組み付けられて、それぞれのフランジ59、60の外
側角部には、傾斜面61、62が設けられている。な
お、この柱部材55、56の断面形状は、前記した柱部
材14、15と同一となっている。従って、上梯子部1
3を伸ばして壁等にこの伸縮梯子10を立てかけた場合
には、図1に示す重合部分63の上部で、両側の傾斜面
61と、柱部材38、39の傾斜面46と当接し(図2
参照)、重合部分63の下部で柱部材55、56の傾斜
面62が、柱部材38、39の傾斜面47に当接し(図
3参照)、これによって、上梯子部13は中梯子部12
に対して梯子面の垂直方向に対してだけでなく、横方向
にも規制される。なお、傾斜面61、62の下端(外
側)に連接する平面と傾斜面46、47の下端(外側)
に連接する平面の間には隙間G(図6参照)が形成され
て、確実に傾斜面46、47と傾斜面61、62が当接
するようになっている。以上の傾斜面46、47と傾斜
面61、62によって上梯子部13の横揺れを防止する
斜め摺動機構が構成されている。従って、この伸縮梯子
10の中梯子部12及び上梯子部13を伸長して使用す
る場合に、仮に踏桟40、57に偏心荷重が掛かっても
傾かないことになる。なお、各柱部材の内側には、柱部
材の強度が不足する場合に、図示するように適当な補強
片を設けることも可能である。図5に示すように、柱部
材38、39の踏桟40のない部分に、下梯子部11の
柱部材14、15の内側をガイドするガイド片12aを
設けることも可能である。図6は収納した状態の伸縮梯
子10の部分断面であるが、摩擦軽減用のテープ54は
省略されて記載している。なお、符号16aは、取っ手
である。
【0015】続いて、図7、図8を参照しながら、上梯
子部13及び中梯子部12を上昇させるロープ機構につ
いて説明する。図7に示すように、中梯子部12の片側
の柱部材38の溝の上下には、第1の滑車64と第2の
滑車65が設けられている。第1、第2の滑車64、6
5はそれぞれの車輪が溝内に立った状態で取付けられ、
第1、第2の滑車64、65に張った状態で掛けられた
ロープ66の一方が柱部材38の外側を挿通し、第1、
第2の滑車64、65に掛かったロープ66の他方は柱
部材38の内側を挿通して、それぞれの端部が上梯子部
13の下部に取付けられた止金67に固定されている。
このような構造とすることによって、外側に張られたロ
ープ66を上げ下げすることによって、上梯子部13の
昇降が行える。第1、第2の滑車64、65はその車輪
が外部に露出するのを防止するカバーを備えている。な
お、上梯子部13の落下を防止する、すなわち上梯子部
13を伸ばした状態で固定できる周知構造のストッパー
68が上梯子部13の下部に設けられている。このスト
ッパー68は下部に掛止用の切欠き69を有し、スプリ
ングによってこの切欠き69が踏桟40方向に付勢され
ている。
【0016】図8に示すように、中梯子部12の下部の
一方の柱部材39に重合してそれぞれが独立に回転する
第3、第4の滑車70、71を設け、中梯子部12の下
部の他方の柱部材38にそれぞれ独立に回転する第5、
第6の滑車72、73を設けると共に、下梯子部11の
柱部材14の上部及び下部に第7、第8の滑車74、7
5を設ける。そして、一端が下梯子部11の柱部材15
の下部に固定されたロープ76を、第3の滑車70、第
5の滑車72、第8の滑車75、第7の滑車74、第6
の滑車73、第4の滑車71を順次掛け渡してロープ7
6の他端を下梯子部11の柱部材15の上部に固定す
る。そして、第7、第8の滑車74、75の軸は梯子面
に直交する方向に配置されて、第7、第8の滑車74、
75を通るロープ76は外部に露出させている。従っ
て、このロープ76を操作することによって、中梯子部
12が昇降する。ここで、中梯子部12の下部には上昇
させた中梯子部12の落下を防止する、すなわち中梯子
部12を伸ばした状態で固定できる周知構造のストッパ
ー77が設けられている。なお、第7、第8の滑車7
4、75には車輪の露出を防止するカバーが設けられて
いる。
【0017】続いて、図9〜図11を参照しながら、本
発明の第2の実施の形態に係る伸縮梯子79について説
明するが、前記した第1の実施の形態に係る伸縮梯子1
0と同一の構成要素については同一の番号を付してその
詳しい説明を省略する。第2の実施の形態に係る伸縮梯
子79と第1の実施の形態に係る伸縮梯子10の異なる
点は、第1の実施の形態に係る伸縮梯子10において
は、下梯子部11の上部に少しの距離を置いて下向きガ
イドホルダー28、29が設けられて、これによって、
中梯子部12をガイドしているが、第2の実施の形態に
係る伸縮梯子79においては、図9(A)、(B)、
(C)に示すように、下梯子部11の上部に下向きガイ
ドホルダー28を配置し、中梯子部12の下部に上向き
ガイドホルダー80を配置した点である。従って、図9
におけるJ−Jの主要断面は、図10に示すように図4
と同一となる。一方、図11に示すように、中梯子部1
2の下部に上向きガイドホルダー80は設けている。こ
の上向きガイドホルダー80は、対向するガイド板片8
1、82からなって、ガイド板片81、82の基部は、
中梯子部12の柱部材38、39のウエブ41に固着さ
れている。対向するガイド板片81、82は、それぞれ
中間部、先部が対向状態で略コ字状に曲げられて、その
内側に下梯子部11が摺動自在に嵌入する空間部を形成
している。ガイド板片81、82の上側角部は斜めに折
り曲げられて内側に45度の傾斜面83、84が形成さ
れている。
【0018】前記傾斜面83、84は柱部材19、20
の斜め角部に形成されている傾斜面26、27が摺動移
動するようになっている。そして、柱部材19、20の
反対側のフランジ22、24の内側に形成されている傾
斜面27には、それぞれ中梯子部12の柱部材38、3
9の外側フランジ50の端部に形成されている傾斜面5
2が摺動可能に当接するようになっている。このよう
に、下梯子部11と中梯子部12との上下の摺動部分を
傾斜面(45度)によって当接、摺動させているのて、
伸縮梯子10が斜めに立てかけられた場合の梯子面に対
する垂直方向の荷重によって梯子自体の横方向の揺れも
拘束できる構造となっている。
【0019】前記実施の形態においては、3段伸縮式の
梯子について説明したが、下梯子部とその上に装着され
る上梯子部との連結を、4隅に傾斜面を有するガイドに
よって摺動移動させ、これによって上梯子部の踏桟に偏
心荷重が掛かっても傾きや揺れが生じないという技術を
2段式の伸縮梯子に適用することも可能である。また、
各傾斜面の角度は前記実施の形態においては、約45度
であったが、30〜60度の範囲で変更することもでき
る。
【0020】
【発明の効果】請求項1〜6記載の伸縮梯子は、以上の
説明からも明らかなように、下梯子部、中梯子部及び上
梯子部を有する伸縮梯子において、中梯子部の柱部材の
ウエブ長を下梯子部及び上梯子部の柱部材のウエブ長よ
り大きくして、中梯子部の断面係数を、下梯子部及び上
梯子部の断面係数より大きくしたので、下梯子部の過剰
品質を防止し、軽量な伸縮梯子を安価に提供できる。特
に、請求項2記載の伸縮梯子においては、溝形形状の中
梯子部の柱部材内に上梯子部の柱部材を摺動可能に配置
すると共に、下梯子部の上部位置と中梯子部の下部位置
に、それぞれ下向きガイドホルダーと上向きガイドホル
ダーとを設けて、下向きガイドホルダーに中梯子部の柱
部材を摺動可能に挿通し、上向きガイドホルダーに下梯
子部の柱部材を摺動可能に挿通したので、縮めた状態の
伸縮梯子の厚みを薄くすることが可能となり、コンパク
トに収納できる。請求項3記載の伸縮梯子においても、
中梯子部の柱部材内に上梯子部の柱部材を摺動可能に配
置すると共に、下梯子部の上部位置に少しの隙間を有し
て2つの下向きガイドホルダーを設け、2つの下向きガ
イドホルダーに中梯子部の柱部材を摺動可能に挿通した
ので、縮めた状態の伸縮梯子の厚みが薄くなり、コンパ
クトに収納できる。請求項4記載の伸縮梯子において
は、下梯子部と中梯子部の各摺動部分、及び中梯子部と
上梯子部の各摺動部分には、摺動面が左右対称に斜めに
なった斜め摺動機構が設けられ、梯子面に対して垂直方
向の荷重が摺動移動する部材の梯子面に対して横方向の
移動を拘束したので、中梯子部や上梯子部の踏桟に偏荷
重が掛かっても、中梯子部や上梯子部の揺れが無くなっ
た。請求項5記載の伸縮梯子においては、中梯子部の片
側の柱部材の上部及び下部に第1及び第2の滑車を設け
ると共に、第1、第2の滑車に張った状態で掛け渡され
たロープAの両端部を対応する側の上梯子部の柱部材に
固定し、更に第1、第2の滑車に掛け渡されたロープA
を中梯子部の外側に露出させたので、上梯子部を昇降す
る場合のロープAに弛みが発生せず、更には、このロー
プAは中梯子部に取付けてあるので、中梯子部を上昇さ
せた後は操作ができず、操作の確実性が保証できること
になった。請求項6記載の伸縮梯子においては、中梯子
部の下部の一方の柱部材に第3、第4の滑車を、該中梯
子部の下部の他方の柱部材に第5、第6の滑車を設ける
と共に、下梯子部の他方の柱部材の上部及び下部に第
7、第8の滑車を設け、一端が下梯子部の一方の柱部材
の下部に固定されたロープBを、第3の滑車、第5の滑
車、第8の滑車、第7の滑車、第6の滑車、第4の滑車
に順次掛け渡して該ロープBの他端を下梯子部の一方の
柱部材の上部に固定し、しかも、第7、第8の滑車を通
るロープBは外部に露出させたので、中梯子部を昇降す
るロープBに弛みが発生せず、従って、従来のようにロ
ープが散らかることがなく、作業の邪魔にならない。そ
して、請求項7記載の伸縮梯子においては、連接される
梯子部の各摺動部分には、摺動面が左右対称に斜めにな
った斜め摺動機構が設けられ、梯子面に対して垂直方向
の荷重が摺動移動する部材の梯子面に対して横方向の移
動を拘束しているので、上部の梯子部の踏桟に偏荷重が
掛かっても、その梯子部の揺れが無くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る伸縮梯子を示
す図面であって、(A)は伸ばした状態の伸縮梯子の側
面図、(B)は同正面図、(C)は縮めた状態の伸縮梯
子の側面図である。
【図2】図1における矢視C−C断面図である。
【図3】図1における矢視D−D断面図である。
【図4】図1における矢視E−E断面図である。
【図5】図1における矢視F−F断面図である。
【図6】図1における矢視G−G断面図である。
【図7】同伸縮梯子の部分斜視図である。
【図8】同伸縮梯子の部分斜視図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る伸縮梯子の図
面であって、(A)は伸ばした状態の伸縮梯子の側面
図、(B)は同正面図、(C)は縮めた状態の伸縮梯子
の側面図である。
【図10】図9における矢視J−J断面図である。
【図11】図9における矢視K−K断面図である。
【図12】従来例に係る伸縮梯子の図面であって、
(A)は伸ばした状態の伸縮梯子の側面図、(B)は同
正面図である。
【図13】図12におけるA−A断面図である。
【図14】図12における矢視B−B断面図である。
【図15】従来例に係る伸縮梯子の図面であって、
(A)は屈曲させた略H形の柱部材を示す図であり、
(B)伸縮梯子の正面図である。
【符号の説明】
10:伸縮梯子、11:下梯子部、12:中梯子部、1
2a:ガイド片、13:上梯子部、14、15:柱部
材、16:踏桟、16a:取っ手、17、18:脚座、
19、20:ウエブ、21〜24:フランジ、25:窪
み、26、27:傾斜面、28、29:下向きガイドホ
ルダー、30〜33:ガイド板片、34〜37:傾斜
面、38、39:柱部材、40:踏桟、41:ウエブ、
42、43:フランジ、44:リベット、45:取付け
溝、46〜49:傾斜面、50:外側フランジ、51:
突出部、52:傾斜面、53:重合部分、54:テー
プ、55、56:柱部材、57:踏桟、58:ウエブ、
59、60:フランジ、61、62:傾斜面、63:重
合部分、64:第1の滑車、65:第2の滑車、66:
ロープ、67:止金、68:ストッパー、69:切欠
き、70:第3の滑車、71:第4の滑車、72:第5
の滑車、73:第6の滑車、74:第7の滑車、75:
第8の滑車、76:ロープ、77:ストッパー、79:
伸縮梯子、80:上向きガイドホルダー、81、82:
ガイド板片、83、84:傾斜面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ溝形部材からなる柱部材を使用
    した下梯子部、中梯子部及び上梯子部を摺動可能に連結
    すると共に所定位置でこれらを固定できるストッパーを
    有した伸縮梯子において、前記中梯子部の柱部材のウエ
    ブ長を前記下梯子部及び前記上梯子部の柱部材のウエブ
    長より大きくして、前記中梯子部の断面係数を、前記下
    梯子部及び前記上梯子部の断面係数より大きくしたこと
    を特徴とする伸縮梯子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の伸縮梯子において、溝形
    形状の前記中梯子部の柱部材内に前記上梯子部の柱部材
    を摺動可能に配置すると共に、前記下梯子部の上部位置
    と前記中梯子部の下部位置に、それぞれ下向きガイドホ
    ルダーと上向きガイドホルダーとを設けて、前記下向き
    ガイドホルダーに前記中梯子部の柱部材を摺動可能に挿
    通し、前記上向きガイドホルダーに前記下梯子部の柱部
    材を摺動可能に挿通したことを特徴とする伸縮梯子。
  3. 【請求項3】 請求項1 記載の伸縮梯子において、前記
    中梯子部の柱部材内に前記上梯子部の柱部材を摺動可能
    に配置すると共に、前記下梯子部の上部位置に少しの隙
    間を有して2つの下向きガイドホルダーを設け、該2つ
    の下向きガイドホルダーに前記中梯子部の柱部材を摺動
    可能に挿通したとを特徴とする伸縮梯子。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の伸
    縮梯子において、前記下梯子部と前記中梯子部の各摺動
    部分、及び前記中梯子部と前記上梯子部の各摺動部分に
    は、摺動面が左右対称に斜めになった斜め摺動機構が設
    けられ、梯子面に対して垂直方向の荷重が摺動移動する
    部材の梯子面に対して横方向の移動を拘束することを特
    徴とする伸縮梯子。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の伸
    縮梯子において、前記中梯子部の片側の柱部材の上部及
    び下部に第1及び第2の滑車を設けると共に、前記第
    1、第2の滑車に張った状態で掛け渡されたロープAの
    両端部を対応する側の前記上梯子部の柱部材に固定し、
    更に前記第1、第2の滑車に掛け渡されたロープAを前
    記中梯子部の外側に露出させたことを特徴とする伸縮梯
    子。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の伸
    縮梯子において、前記中梯子部の下部の一方の柱部材に
    第3、第4の滑車を、該中梯子部の下部の他方の柱部材
    に第5、第6の滑車を設けると共に、前記下梯子部の他
    方の柱部材の上部及び下部に第7、第8の滑車を設け、
    一端が前記下梯子部の一方の柱部材の下部に固定された
    ロープBを、前記第3の滑車、第5の滑車、第8の滑
    車、第7の滑車、第6の滑車、第4の滑車に順次掛け渡
    して該ロープBの他端を前記下梯子部の一方の柱部材の
    上部に固定し、しかも、前記第7、第8の滑車を通るロ
    ープBは外部に露出させたことを特徴とする伸縮梯子。
  7. 【請求項7】 所定ピッチ毎に踏桟によって連結される
    対となる柱部材を有する複数の梯子部のそれぞれが摺動
    可能に連接されていると共に、これらを伸ばした状態で
    相互の前記梯子部を固定できるストッパーを有した伸縮
    梯子において、連接される梯子部の各摺動部分には、摺
    動面が左右対称に斜めになった斜め摺動機構が設けら
    れ、梯子面に対して垂直方向の荷重が摺動移動する部材
    の梯子面に対して横方向の移動を拘束することを特徴と
    する伸縮梯子。
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