JP2000262640A - 低周波治療器 - Google Patents

低周波治療器

Info

Publication number
JP2000262640A
JP2000262640A JP11072871A JP7287199A JP2000262640A JP 2000262640 A JP2000262640 A JP 2000262640A JP 11072871 A JP11072871 A JP 11072871A JP 7287199 A JP7287199 A JP 7287199A JP 2000262640 A JP2000262640 A JP 2000262640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
treatment device
frequency
main body
treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11072871A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Noro
進矢 野呂
Yasuo Fujita
安生 藤田
Shiyunji Takahashi
俊詞 高橋
Takefumi Nakanishi
剛文 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP11072871A priority Critical patent/JP2000262640A/ja
Publication of JP2000262640A publication Critical patent/JP2000262640A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrotherapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部の領域を拡張せずに多くの情報を分か
り易く表示する低周波治療器を提供する。 【解決手段】 治療器本体は表示部60を備え、表示部
60は高電圧パルスの周波数を表示する周波数表示部分
62を有し、この周波数表示部分62は、パルス波形の
出力タイミングに合わせて周波数のグラフ表示を点灯・
消灯する。治療者は出力中のパルス波形の周波数と出力
タイミングの両方の情報を認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極パッドを通じ
て治療器本体からの高電圧パルスを生体に流し、生体の
治療(肩凝り、筋肉痛、血行促進等)を行う低周波治療
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の低周波治療器としては、図15や
図16に示すようなものがある。図15に示す低周波治
療器は、治療器本体1の上面に電源スイッチ2、「たた
く」スイッチ3、「もむ」スイッチ4、及び表示部5を
備え、治療器本体1の側面に「強さ」調整ボリューム
6、「速さ」調整ボリューム7を備え、治療器本体1に
一対の電極パッド8,9を接続するようにしたものであ
る。表示部5は、「強さ」調整ボリューム6及び「速
さ」調整ボリューム7で設定された強さ及び速さレベル
を数値で表示する。又、「たたく」スイッチ3又は「も
む」スイッチ4を押した場合、スイッチ3,4に近接し
て配置された表示素子(LED)が治療波形の出力と同
期して点灯し、治療波形の出力タイミングを治療者に知
らせるようになっている。
【0003】一方、図16に示す低周波治療器は、治療
器本体21の上面に電源スイッチ22と表示部23を備
え、治療器本体21に一対の電極パッド24,25を接
続するようにしたものである。表示部23は治療中の出
力波形を表示する。上記図15や図16の低周波治療器
も含めて、従来の低周波治療器は、表示部の表示内容に
次のようなタイプ〜がある。 治療波形の周波数を数値により表示するタイプ 治療波形の出力と同期して表示素子が点灯し、治療波
形の出力タイミングを治療者に知らせるタイプ(例えば
図15に示すもの) 強さや速さのレベルをグラフ又は数値にて表示するタ
イプ(数値表示は例えば図15に示すもの) 治療の残り時間を数値で表示するタイプ 治療中のモードを表示するタイプ 治療中の出力波形又はその種類を表示するタイプ(例
えば図16に示すもの)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような表示形態では、次のような問題点a〜dがある。 a)表示情報の種類が増えるに従い、表示素子の数が多
くなる。 b)表示情報の種類が増えると、表示が何を意味してい
るものか分かり難くなる。 c)表示情報の種類が増えると、大きな表示領域が必要
となる。 d)小さな表示領域に多くの情報を表示すると、表示の
識別が難しくなる。
【0005】従って、本発明は、上記問題点a〜dに着
目してなされたもので、表示部の領域を拡張せずに多く
の情報を分かり易く表示する低周波治療器を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の低周波治療器は、治療器本
体と、この治療器本体からの高電圧パルスを生体に流す
ための電極パッドとを備えるものにおいて、前記治療器
本体が高電圧パルスの周波数を表示する周波数表示部分
を有し、この周波数表示部分がパルス波形の出力タイミ
ングに合わせて周波数の表示を点灯・消灯することを特
徴とする。
【0007】この低周波治療器では、周波数表示部分が
単に周波数を表示するだけでなく、パルス波形の出力タ
イミングに応じて周波数の表示を点灯・消灯するので、
治療者は出力中のパルス波形の周波数と出力タイミング
の両方の情報を認識できる。請求項2記載の低周波治療
器は、治療器本体と、この治療器本体からの高電圧パル
スを生体に流すための電極パッドとを備えるものにおい
て、前記治療器本体が高電圧パルスの強さを表示する強
さ表示部分を有し、この強さ表示部分がパルス波形の出
力タイミングに合わせて強さの表示を点灯・消灯するこ
とを特徴とする。
【0008】この低周波治療器では、強さ表示部分が単
に強さを表示するだけでなく、パルス波形の出力タイミ
ングに応じて強さの表示を点灯・消灯するので、治療者
は出力中のパルスの強さと出力タイミングの両方の情報
を認識できる。請求項3記載の低周波治療器は、治療器
本体と、この治療器本体からの高電圧パルスを生体に流
すための電極パッドとを備えるものにおいて、前記治療
器本体が高電圧パルスの速さを表示する速さ表示部分を
有し、この速さ表示部分がパルス波形の出力タイミング
に合わせて速さの表示を点灯・消灯することを特徴とす
る。
【0009】この低周波治療器では、速さ表示部分が単
に速さを表示するだけでなく、パルス波形の出力タイミ
ングに応じて速さの表示を点灯・消灯するので、治療者
は出力中のパルスの速さと出力タイミングの両方の情報
を認識できる。請求項4記載の低周波治療器は、治療器
本体と、この治療器本体からの高電圧パルスを生体に流
すための電極パッドと、複数のパルス波形のうち任意の
1つのパルス波形を選択する手動モードに対応する表示
を行う手動モード用表示手段と、予め複数のパルス波形
が順に設定された自動モードに対応する表示を行う自動
モード用表示手段とを備えるものにおいて、前記手動モ
ード用表示手段が自動モードにおける出力波形の種類の
表示を兼用することを特徴とする。
【0010】この低周波治療器では、予め複数のパルス
波形が順に設定された自動モードを選択した場合、その
出力波形の種類が手動モード用表示手段で表示される。
つまり、手動モード用表示手段が自動モード用の表示を
兼用しているため、治療器本体に設ける表示手段(例え
ば表示素子を含むスイッチ)の数を多くする必要がな
い。
【0011】又、請求項4の構成において、手動モード
用表示手段が自動モードで出力されるパルス波形に応じ
て表示位置を変化させること(請求項5)により、自動
モード時に、現在出力中の治療波形の種類(例えばたた
く、もむ、おす)がどれなのかを認識することができ
る。請求項6記載の低周波治療器は、治療器本体と、こ
の治療器本体からの高電圧パルスを生体に流すための電
極パッドと、治療モードに対応する表示を行うモード表
示手段とを備えるものにおいて、前記モード表示手段
は、治療の残り時間が少なくなると表示を点滅させるこ
とを特徴とする。
【0012】この低周波治療器では、治療の残り時間が
少なくなると、モード表示手段が表示を点滅させるの
で、治療者は残り時間が少ないことを認識できる。又、
モード表示手段が治療の残り時間の表示を兼用している
ので、治療器本体に設ける表示手段(例えば表示素子を
含むスイッチ)の数を多くする必要がない。請求項7記
載の低周波治療器は、表示部を有する治療器本体と、こ
の治療器本体からの高電圧パルスを生体に流すための電
極パッドとを備えるものにおいて、前記表示部が残り時
間表示部分を有し、この残り時間表示部分は、治療の残
り時間が少なくなると、残り時間の表示を点滅させるこ
とを特徴とする。
【0013】この低周波治療器では、治療の残り時間が
少なくなると、表示部の残り時間表示部分が点滅するの
で、少ない残り時間を治療者に分かり易く見せることが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。但し、本発明は、低周波治療器の表示形
態に特徴があり、それ以外の構成は従来のものと同じで
もよいので、表示形態を中心に説明する。一実施形態に
係る低周波治療器の本体の平面図を図1に示す。この低
周波治療器では、治療器本体の上面に、治療部位(ここ
では肩、腰、足裏、腕・脚、関節)、1200Hz及び
くり返しを選択する7つのスイッチ41から構成される
スイッチ類40と、治療の種類(ここではおす、たた
く、もむ)、パルス電圧の極性及びパルス波形の立ち上
がりを緩やかにするソフトを選択する5つのスイッチ5
1から構成されるスイッチ類50とが設けられている。
【0015】この実施形態では、自動モード用表示手段
は、7つのスイッチ41(下記の表示素子42を付設し
たもの)からなるスイッチ類40で構成され、手動モー
ド用表示手段は、スイッチ類50のうち、治療の種類を
選択する3つのスイッチ51(下記の表示素子52を付
設したもの)で構成される。なお、1200Hzのスイ
ッチは、腰と関節のスイッチのみに対応するもので、腰
又は関節のスイッチを選択したときに押すと、パルス電
圧の周波数が1200Hzに変化する。又、くり返しの
スイッチは、自動モードに対応するもので、自動モード
で治療の種類が予め設定された順に変化するときに押す
と、押した時点の治療の種類が続行され、再び押すと元
の設定順に戻る。
【0016】更に、治療器本体の上面には、残り時間や
パルス電圧の周波数等を表示する表示部(LCD)60
と、強さ/電源ON・OFFの表示部分70と、速さ表
示部分71とが設けられている。スイッチ類40,50
の各スイッチ41,51には、それぞれ各スイッチが押
された(選択された)のか否かを示す表示素子(LE
D)42,52が付設されている。
【0017】この治療器本体の表示部60は、図2に拡
大平面図で示すように、治療の残り時間を表示する表示
部分61と、パルス電圧の周波数を表示する表示部分6
2とを有し、更に1200Hzのスイッチを選択した場
合に“1200Hz”を表示する表示部分と、ソフトの
スイッチを選択した場合に“ソフト”を表示する表示部
分とを有する。
【0018】別実施形態に係る低周波治療器の本体の平
面図を図3に示す。この治療器本体では、図1に示すよ
うな表示部60はなく、スイッチ類40は、治療部位
(ここでは肩、腰、足裏)及び1200Hzを選択する
4つのスイッチ41から構成され、スイッチ類50は、
治療の種類(ここではおす、たたく、もむ)、ソフト及
びくり返しを選択する5つのスイッチ51から構成され
る。又、治療器本体には、強さ/電源ON・OFFの表
示部分70が設けられている。同様に、スイッチ類4
0,50の各スイッチ41,51には、それぞれLED
42,52が付設されている。
【0019】ここでは、自動モード用表示手段は、4つ
のスイッチ41(表示素子42を付設したもの)からな
るスイッチ類40で構成され、手動モード用表示手段
は、スイッチ類50のうち、治療の種類を選択する3つ
のスイッチ51(表示素子52を付設したもの)で構成
される。上記図1や図3に示すような治療器本体を備え
る低周波治療器において、図4は、図15や図16に示
すような電極パッドを通じて生体に通電される高電圧パ
ルスの出力波形の一例を示す。この出力波形は、100
Hzの場合で、周期10msec (100Hz)で出力さ
れ、治療開始から1発目のパルスが出力されるまでの時
間、50μのパルス出力時、各パルス出力の休止期
間とすると、治療器本体の表示部の表示は図5のよう
に行われる。図5の表示形態は、例えば図1に示す治療
器本体の表示部60の周波数表示部分62(図2参照)
と同様に、グラフ表示するもので、多数(ここでは24
個)の四角形状の表示素子30が1列に並べられ、左端
の表示素子の下に“1Hz”、左端から13番目の表示
素子の下に“100Hz”、右端の表示素子の下に“2
00Hz”の文字が“●”と共に記されている。
【0020】この表示形態では、表示素子は、パルスが
出力されないときは消灯し、パルスが出力されている間
だけ点灯する。即ち、上記時間はパルスがまだ出力さ
れないので、グラフ表示は行われない。パルスが出力さ
れると、出力波形が100Hzであるから、1Hzから
100Hzまで表示素子が点灯する。パルス出力が終わ
ると、点灯中の表示素子が消灯し、次のパルス出力があ
ると、再び100Hzまでの表示素子が点灯する。この
ような点灯・消灯がパルス出力の度に繰り返される。こ
の表示形態は、治療時間中に単に周波数をそのままグラ
フ表示し続けるのではなく、グラフによる周波数の表示
がパルス波形の出力タイミングに同期しているので、治
療者は出力波形の周波数と出力タイミングの両方の情報
を認識することができる。しかも、2つの情報を1つの
表示部分で行うので、表示素子や表示領域を増やす必要
がない。
【0021】図5の表示形態はグラフ表示であるが、数
値表示の場合を図6に示す。図6の表示形態は、3桁の
数値表示を行うもので、各桁は7つのセグメント状の表
示素子31で構成され、1桁目の右下に“Hz”が記さ
れている。この表示形態で、図4の出力波形が行われる
場合、期間,のときは表示素子が消灯し、パルス出
力のときだけ出力波形の周波数(ここでは100Hz)
の数字に対応した表示素子が点灯する。
【0022】次に、治療器本体の上面にモード表示手段
(自動モード用表示手段及び手動モード用表示手段)が
設けられている場合を図7に示す。図7では、治療部位
(ここでは肩、腰、足裏、腕・脚、関節)を選択する5
つのスイッチ41から構成されるスイッチ類40と、治
療の種類(ここではおす、たたく、もむ)を選択する3
つのスイッチ51から構成されるスイッチ類50とが治
療器本体(図1や図3参照)に設けられ、各スイッチ4
1,51にそれぞれ表示素子(LED)42,52が付
設されている。
【0023】これらスイッチ類40,50を備える低周
波治療器のモードは、治療者が希望に応じて治療の種類
を選択する手動モードと、予め複数のパルス波形が組み
合わされると共に、パルス波形が順に設定された自動モ
ードとを備える。手動モードでは、治療者は電極パッド
を希望の治療部位に貼付した上で、3つの治療の種類の
中から希望する治療の種類をスイッチ51により選択す
る。スイッチ51を押すと、押したスイッチ51に付設
した表示素子52が点灯するので、治療者はこの表示を
見ることで、治療の種類を認識できる。
【0024】一方、自動モードの場合は、予め治療波形
は例えば図8に示すように設定されている。図8では、
たたく、もむ、おすの順番に治療波形が設定されてい
る。この設定済みの治療波形で、治療者が希望の治療部
位として例えば腰に電極パッドを貼付し、これに応じて
治療部位の腰のスイッチ41を押すと、治療時の表示
は、図9のように変化する。まず、図9の(a)におい
て、治療の種類は最初に“たたく”であるから、“腰”
のスイッチ41の表示素子42が点灯すると共に、“た
たく”のスイッチ51の表示素子52が点灯する。これ
により、治療者は治療部位が腰であること、治療の種類
が最初はたたくであることを認識できる。次いで、治療
の種類が“もむ”に変わるため、“もむ”のスイッチ5
1に対応する表示素子52が点灯する〔図9の
(b)〕。続いて“もむ”治療が終了すると、“おす”
のスイッチ51に対応する表示素子52が点灯する〔図
9の(c)〕。
【0025】このように、治療者は、スイッチ類40と
スイッチ類50の表示を見ることで、治療部位及び治療
の種類の2種類の情報を認識できる。この場合に、前記
したように治療波形の出力タイミングに同期して例えば
スイッチ51の表示素子52を点灯させることにより、
出力タイミングも含めた3種類の情報を認識できる。具
体的には、“たたく”“もむ”“おす”の治療波形のと
きに、該当のスイッチ51の表示素子52がパルス波形
の出力時にだけ点灯するようにすればよい。
【0026】上記の治療の種類は“たたく”“もむ”
“おす”の3種類であるが、同じ治療の種類でもパルス
波形を変化させることで、異なる治療感覚が得られ、こ
の一例を図10に示す。図10は、治療の種類が“たた
く”の場合で、“たたく1”“たたく2”“たたく3”
の3種類の治療波形が予め順に設定されている。この設
定済みの治療波形で治療部位として例えば腰を選択する
と、対応のスイッチ41,51の表示素子42,52の
表示は、図11のように変化する。図11の(a)で
は、“腰”のスイッチ41の表示素子42が点灯すると
共に、“たたく”のスイッチ51の表示素子52が“た
たく1”の治療波形に応じて且つ出力タイミングに同期
してゆっくり点滅する。これにより、治療者は腰に“た
たく1”の治療が行われていることを認識できる。更
に、“たたく”に対応する表示素子52は、“たたく
1”の治療が終了すると、“たたく2”の治療波形に応
じてやや速く点滅し〔図11の(b)〕、これが終わる
と、“たたく3”の治療波形に応じて速く点滅する〔図
11の(c)〕。
【0027】従って、治療者は、この表示素子52の点
滅の変化を見ることで、同じ“たたく”の治療の種類で
あっても、“たたく1”“たたく2”“たたく3”の3
種類の治療波形が順に出力されていることが分かる。勿
論、この場合も、治療部位、治療の種類、出力タイミン
グの3種類の情報を認識できる。上記のような場合は、
自動モードにおける出力波形の種類が手動モード用表示
手段で表示されるので、つまり手動モード用表示手段が
自動モード用の表示を兼用しているので、表示素子を含
むスイッチの数を多くする必要がなく、表示領域を大き
くしなくてもよい。
【0028】次に、上記のようなモード表示手段で治療
の残り時間が少なくなったことを表す表示形態を図12
に示す。図12では、図7と同様のスイッチ類40及び
スイッチ類50が設けられており、腰の治療をする場合
である。残り時間が十分にあるときは、“腰”のスイッ
チ41の表示素子42が治療波形の出力タイミングに合
わせて点滅する〔図12の(a)〕。しかし、残り時間
が少なく(例えば1分程度)になると、表示素子42は
治療波形に関係なく点滅する〔図12の(b)〕。これ
により、治療者は残り時間が少なくなったことを知るこ
とができる。なお、図12において、表示素子42の点
滅の代わりに、表示素子52を点滅させても、治療の残
り時間が少ないことを報知できる。
【0029】図13は、図2に示すような表示部60の
残り時間表示部分61と同様に、治療の残り時間をグラ
フ表示する表示形態を示す。ここでは、図5と同様に、
多数の四角形状の表示素子30が1列に並べられ、左端
の表示素子の下に“1min”、左端から13番目の表
示素子の下に“10min”、右端の表示素子の下に
“20min”の文字が“●”と共に記されている。つ
まり、この場合、治療時間は最長20分である。
【0030】この表示形態において、残り時間が十分に
あるときは、残り時間に応じた数の表示素子が点灯し、
残り時間が少なくなると、少数(この場合は2個)の表
示素子が点滅し、その旨を報知する。従って、点灯する
表示素子が少なくなり、しかもその点灯中の表示素子が
点滅を開始することで、治療者に対して治療の残り時間
が少ないことを認識し易くすることができる。
【0031】図13の表示形態はグラフ表示であるが、
数値表示の場合を図14に示す。図14の表示形態は、
図2に示す表示部60の残り時間表示部分61と同様
に、2桁の数値表示を行うもので、各桁は7つのセグメ
ント状の表示素子31で構成され、1桁目の右下に
“分”が記されている。この表示形態では、残り時間が
十分にあるときは、その残り時間がそのまま表示され、
残り時間が少なくなると、残り時間数が表示されると共
に、その表示が点滅する。
【0032】なお、図1や図3に示す治療器本体は、強
さ/電源ON・OFFの表示部分70と、速さ表示部分
71とを有するが、表示部分70がパルス波形の出力タ
イミングに合わせて強さの表示を点灯・消灯するか、又
は表示部分71がパルス波形の出力タイミングに合わせ
て速さの表示を点灯・消灯しても、周波数表示の場合と
同様に、治療者は出力中のパルスの強さや速さと出力タ
イミングの両方の情報を認識できる。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1〜3記載の低周波治療
器によれば、それぞれパルス波形の出力タイミングに合
わせて高電圧パルスの周波数、強さ、速さの表示が点灯
・消灯するので、治療者は出力中のパルス波形の周波
数、強さ、速さと出力タイミングの両方の情報を認識で
きる。又、出力タイミングの情報を周波数、強さ、速さ
の表示が兼用して表示するので、表示素子や表示領域を
増やす必要がない。
【0034】請求項4記載の低周波治療器によれば、手
動モード用表示手段が自動モード用の表示を兼用してい
るため、治療器本体に設ける表示手段(例えば表示素子
を含むスイッチ)の数を多くする必要がなく、表示領域
を大きくしなくてもよい。請求項5の構成とすれば、自
動モード時に、現在出力中の治療波形の種類(例えばた
たく、もむ、おす)がどれなのかを認識することができ
る。
【0035】請求項6記載の低周波治療器によれば、治
療の残り時間が少なくなると、モード表示手段が表示を
点滅させるので、治療者は残り時間が少ないことを認識
できる。又、モード表示手段が治療の残り時間の表示を
兼用しているので、治療器本体に設ける表示手段(例え
ば表示素子を含むスイッチ)の数を多くする必要がな
く、表示領域を大きくしなくてもよい。
【0036】請求項7記載の低周波治療器によれば、治
療の残り時間が少なくなると、表示部の残り時間表示部
分が点滅するので、少ない残り時間を治療者に分かり易
く見せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る低周波治療器の治療器本体の
平面図である。
【図2】図1の治療器本体の表示部を示す拡大平面図で
ある。
【図3】別実施形態に係る低周波治療器の治療器本体の
平面図である。
【図4】生体に通電される高電圧パルスの出力波形の一
例を示す波形図である。
【図5】図4のパルス波形が出力される場合の治療器本
体の表示部のグラフ表示形態を示す図である。
【図6】図4のパルス波形が出力される場合の治療器本
体の表示部の数値表示形態を示す図である。
【図7】実施形態に係る低周波治療器の治療器本体に設
けられたモード表示手段の一例を示す図である。
【図8】自動モードにおいて予め設定された治療波形の
一例を示す波形図である。
【図9】図8の治療波形が出力された場合のモード表示
手段の表示変化を示す図である。
【図10】自動モードにおいて予め設定された治療波形
の別例を示す波形図である。
【図11】図10の治療波形が出力された場合のモード
表示手段の表示変化を示す図である。
【図12】治療の残り時間が少なくなった場合のモード
表示手段の表示変化を示す図である。
【図13】治療の残り時間が少なくなった場合の表示部
における残り時間表示部分のグラフ表示変化を示す図で
ある。
【図14】治療の残り時間が少なくなった場合の表示部
における残り時間表示部分の数値表示変化を示す図であ
る。
【図15】従来例に係る低周波治療器の斜視図である。
【図16】別の従来例に係る低周波治療器の斜視図であ
る。
【符号の説明】
30,31 表示素子 40,50 スイッチ類 41,51 スイッチ 42,52 表示素子 60 表示部 61 残り時間表示部分 62 周波数表示部分 70 強さ/電源ON・OFFの表示部分(強
さ表示部分) 71 速さ表示部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 俊詞 京都市右京区山ノ内山ノ下町24番地 株式 会社オムロンライフサイエンス研究所内 (72)発明者 中西 剛文 三重県松阪市久保町1855番地の370 オム ロン松阪株式会社内 Fターム(参考) 4C053 JJ01 JJ02 JJ04 JJ06 JJ18 JJ22 JJ24 JJ27

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】治療器本体と、この治療器本体からの高電
    圧パルスを生体に流すための電極パッドとを備える低周
    波治療器において、 前記治療器本体は高電圧パルスの周波数を表示する周波
    数表示部分を有し、この周波数表示部分は、パルス波形
    の出力タイミングに合わせて周波数の表示を点灯・消灯
    することを特徴とする低周波治療器。
  2. 【請求項2】治療器本体と、この治療器本体からの高電
    圧パルスを生体に流すための電極パッドとを備える低周
    波治療器において、 前記治療器本体は高電圧パルスの強さを表示する強さ表
    示部分を有し、この強さ表示部分は、パルス波形の出力
    タイミングに合わせて強さの表示を点灯・消灯すること
    を特徴とする低周波治療器。
  3. 【請求項3】治療器本体と、この治療器本体からの高電
    圧パルスを生体に流すための電極パッドとを備える低周
    波治療器において、 前記治療器本体は高電圧パルスの速さを表示する速さ表
    示部分を有し、この速さ表示部分は、パルス波形の出力
    タイミングに合わせて速さの表示を点灯・消灯すること
    を特徴とする低周波治療器。
  4. 【請求項4】治療器本体と、この治療器本体からの高電
    圧パルスを生体に流すための電極パッドと、複数のパル
    ス波形のうち任意の1つのパルス波形を選択する手動モ
    ードに対応する表示を行う手動モード用表示手段と、予
    め複数のパルス波形が順に設定された自動モードに対応
    する表示を行う自動モード用表示手段とを備える低周波
    治療器において、 前記手動モード用表示手段は、自動モードにおける出力
    波形の種類の表示を兼用することを特徴とする低周波治
    療器。
  5. 【請求項5】前記手動モード用表示手段は、自動モード
    で出力されるパルス波形に応じて表示位置を変化させる
    ことを特徴とする請求項4記載の低周波治療器。
  6. 【請求項6】治療器本体と、この治療器本体からの高電
    圧パルスを生体に流すための電極パッドと、治療モード
    に対応する表示を行うモード表示手段とを備える低周波
    治療器において、 前記モード表示手段は、治療の残り時間が少なくなると
    表示を点滅させることを特徴とする低周波治療器。
  7. 【請求項7】表示部を有する治療器本体と、この治療器
    本体からの高電圧パルスを生体に流すための電極パッド
    とを備える低周波治療器において、 前記表示部は残り時間表示部分を有し、この残り時間表
    示部分は、治療の残り時間が少なくなると、残り時間の
    表示を点滅させることを特徴とする低周波治療器。
JP11072871A 1999-03-18 1999-03-18 低周波治療器 Pending JP2000262640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11072871A JP2000262640A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 低周波治療器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11072871A JP2000262640A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 低周波治療器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000262640A true JP2000262640A (ja) 2000-09-26

Family

ID=13501830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11072871A Pending JP2000262640A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 低周波治療器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000262640A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016026655A (ja) * 2015-10-08 2016-02-18 ヘルスホールディングス株式会社 交流電位治療器における治療残時間の発光表示方法
JP2016045728A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 東芝テック株式会社 注文登録処理装置及び注文登録処理プログラム
WO2020090105A1 (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 株式会社ホーマーイオン研究所 電気刺激装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016045728A (ja) * 2014-08-22 2016-04-04 東芝テック株式会社 注文登録処理装置及び注文登録処理プログラム
JP2016026655A (ja) * 2015-10-08 2016-02-18 ヘルスホールディングス株式会社 交流電位治療器における治療残時間の発光表示方法
WO2020090105A1 (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 株式会社ホーマーイオン研究所 電気刺激装置
CN112236190A (zh) * 2018-11-02 2021-01-15 株式会社好玛研究所 电刺激装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5015515B2 (ja) 筋肉トレーニング装置
JP4176012B2 (ja) 生物学的製剤と併用するための電子医療装置
US8517909B2 (en) Apparatus and methods to improve sleep, reduce pain and promote natural healing
JP2001198227A (ja) 美容用交流波形および美容器具
JP5461109B2 (ja) 低周波パルス印加装置およびその使用方法
US20020035995A1 (en) Method and apparatus for inducing alternating tactile stimulations
JP2000262640A (ja) 低周波治療器
CN101064057A (zh) 一种具有可定时声光提示与引导运动的显示器
KR100239850B1 (ko) 수족의 경락 자극 전자침 장치
KR100620841B1 (ko) 변조된 중간 주파수 반송파를 프로그래밍하여 기억하는전기 요법 장치
KR20200058629A (ko) 웨어러블 미세전류 전기자극기 및 제어방법
CN116370822A (zh) 一种应用于腹盆肌肉功能恢复的系统及其使用方法
JP3217355U (ja) 電気刺激用装着具
JP2018202140A (ja) 電気治療器及び電気治療装置
US20070073283A1 (en) Medical energy manipulation device and method
KR200164706Y1 (ko) 온열효과를갖는저주파치료기
JPH1057506A (ja) 痩身促進電気刺激方法
CN109276804A (zh) 一种产后康复治疗仪及其控制方法
WO2018225348A1 (ja) 電気治療器及び電気治療装置
KR200293150Y1 (ko) 자동 수지침 장치
US20070088407A1 (en) Method and device for treating injuries
RU2554216C2 (ru) Способ коррекции психофизического состояния пациента во время сна
JPS5957668A (ja) 生物学的電気刺激装置
RU95259U1 (ru) Двунаправленный прибор для диагностики и терапии
CN205287268U (zh) 一种多功能超短波治疗仪

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060530

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060801