JP2000261800A - 動画像可変ビットレート符号化方法および装置 - Google Patents

動画像可変ビットレート符号化方法および装置

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JP2000261800A JP6472399A JP6472399A JP2000261800A JP 2000261800 A JP2000261800 A JP 2000261800A JP 6472399 A JP6472399 A JP 6472399A JP 6472399 A JP6472399 A JP 6472399A JP 2000261800 A JP2000261800 A JP 2000261800A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高画質符号化を可能にし、可変ビットレート
符号化のリアルタイム処理が可能な動画像可変ビットレ
ート符号化装置を提供すること。 【解決手段】 動画像符号化手段101により入力画像
データを平均ビットレート調整手段103からの量子化
幅Qj で符号化して、符号量Sj をピクチャ群複雑度計
算手段104と、平均複雑度計算手段105と、平均ビ
ットレート調整手段103とに出力する。ピクチャ群複
雑度計算手段104と平均複雑度計算手段105はそれ
ぞれ、量子化幅Qj と発生符号量Sj とからピクチャ群
複雑度、平均複雑度を計算する。ピクチャ群量子化幅計
算手段106はピクチャ群複雑度と平均複雑度からGO
Pの量子化幅Qgopを計算する。平均ビットレート調整
手段103は量子化幅Qgopと符号量Sj と比較して符
号量Sj の過不足に応じて量子化幅Qj を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動画像可変ビッ
トレート符号化方法および装置に関し、特に、可変ビッ
トレートで符号量をリアルタイムに制御する動画像可変
ビットレート符号化方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における動画像を高効率に符号化す
る方法としては、MPEG−2(ISO/IEC−13
818−2)などに代表される方法が知られている。こ
の方法では、画面を複数の画素の集合からなるブロック
に分割し、各ブロックに対して離散コサイン変換(DC
T)を施すことにより空間領域の信号を周波数領域の信
号に変換する。この離散コサイン変換により得られる
「DCT係数」と呼ばれる各周波数成分は、定められた
量子化幅で量子化され、量子化変換係数に可変長符号を
割り当てることで可変長符号化し、符号化データのビッ
トストリームとして出力していた。
【0003】図10は、MPEG−2(ISO/IEC
−13818−2)に準拠した画像符号化方法を説明す
るための、従来の画像符号化装置の構成を示すブロック
図である。この図10に示す画像符号化装置は、減算器
501と、離散コサイン変換器502と、量子化器50
3と、可変長符号化器504と、符号量制御器505
と、逆量子化器506と、逆離散コサイン変換器507
と、加算器508と、フレームメモリ509と、動き補
償フレーム間予測器510と、選択器511とにより構
成される。
【0004】ここで、入力画像は、フレーム内符号化を
行うIピクチャと、順方向予測だけを用いてフレーム間
予測符号化を行うPピクチャと、順方向逆方向の両方か
ら予測を行うBピクチャとに分類される。また、入力画
像は、16×16画素のマクロブロックに分割され、マ
クロブロック単位に符号化処理を行う。
【0005】まず、Iピクチャでは、フレーム間予測を
行わずにフレーム内符号化を行う。このとき、選択器5
11では信号値「0」を予測値として選択され、減算器
501からは、入力画像信号値と同じ値が出力される。
この減算器501からの出力信号値は、離散コサイン変
換器502にて離散コサイン変換されることによりDC
T係数が量子化器503に出力される。DCT係数は量
子化器503において、予め設定された量子化幅により
量子化される。
【0006】量子化器503において量子化処理された
DCT係数は、量子化変換係数として可変長符号化器5
04へ出力され、ここで量子化変換係数は可変長符号化
される。可変長符号化された量子化変換係数は他のデー
タとともにビットストリームとして出力される。また、
量子化器503から出力された量子化変換係数は逆量子
化器506へも出力され、ここでこの量子化変換係数は
逆量子化されることにより得られた逆量子化変換係数
は、逆離散コサイン変換器507にて逆離散コサイン変
換され、画像信号が復元される。
【0007】この逆量子化器506、逆離散コサイン変
換器507を経て復元された画像信号は、後のフレーム
間予測における参照画像として用いられるものであり、
この画像信号は加算器508を通してフレームメモリ5
09に記録される。このフレーム間予測は、Pピクチャ
およびBピクチャに対して動き補償フレーム間予測器5
10において行われる。
【0008】この動き補償フレーム間予測器510にお
いては、まず、入力画像信号とフレームメモリ509に
記録された参照画像とを比較し、入力画像において分割
されたマクロブロック単位ごとに動きベクトル探索を行
うことにより、動きベクトルを決定する。この動きベク
トル探索の結果に基づいた予測モードをマクロブロック
ごとに決定する。この処理においてPピクチャおよびB
ピクチャに対するマクロブロックの符号化処理をイント
ラモードで実行した方がよいか否かが決定される。
【0009】マクロブロックごとの予測モードにおいて
決定された符号化処理の内容がイントラモードである場
合、PピクチャおよびBピクチャに対しても当該マクロ
ブロックの符号化処理はフレーム内符号化処理となる。
マクロブロックごとの予測モードにおいて決定された符
号化処理の内容が非イントラモードである場合、フレー
ムメモリ509に記録された画像信号を参照画像として
PピクチャおよびBピクチャに対する当該マクロブロッ
クの符号化処理はフレーム間予測によって行われる。動
き補償フレーム間予測器510は、先に決定された動き
ベクトルを基に動き補償フレーム予測を行うことにより
入力画像信号に対する予測画像信号を生成する。
【0010】動き補償フレーム間予測器510で生成さ
れた予測画像信号は、選択器511を通して減算器50
1へ与えられるとともに、加算器508へも出力され
る。ここでは、減算器501へ与えられた予測画像信号
について述べる。減算器501は、入力画像信号と与え
られた予測画像信号との差分信号を算出し、以降の差分
信号に対する符号化処理は上記Iピクチャの符号化処理
と同様であり、離散コサイン変換器502でDCT変換
係数とされ、量子化器503で量子化される。
【0011】量子化器503で量子化された差分信号
は、可変長符号化器504へ与えられ、ビットストリー
ムとして出力される他、逆量子化器506へも与えられ
る。以降符号化処理された差分信号に対する復元処理が
行われるが、この逆量子化器506、逆離散コサイン変
換器507を介して行われる復元処理も前述したPピク
チャおよびBピクチャに対する復元処理と同様であっ
て、復元された差分信号は、先に加算器508に与えら
れた予測画像信号と加算器508で加算されることによ
り復元画像信号が生成される。
【0012】加算器508で生成された予測画像信号
は、フレームメモリ509に記憶され、後のフレーム間
予測による符号化処理の参照画像となる。したがって、
MPEG−2(ISO/IEC−13818−2)など
に代表される方法では、入力動画像信号に対する符号化
処理は、DCT変換による空間方法の冗長性の削減と、
フレーム間予測による時間方向の冗長性の削減ができる
ことから効率的な符号化処理を行うことができる。ま
た、MPEG−2(ISO/IEC−13818−2)
などに代表される方法では、可変長符号化器504と量
子化器503と間に符号量制御器505を備えるものも
あり、この符号量制御器505によって、可変長符号化
器504から発生符号量の情報を獲得し、ビットレート
の制約を満たすよう量子化幅を決定して量子化器503
へ量子化幅データを送ることにより発生符号量を制御す
ることができる。
【0013】以下、このようなMPEG−2(ISO/
IEC−13818−2)の符号化処理を行う従来技術
を具体的に述べる。従来技術の第1例として、前述した
ような量子化処理を伴う符号化方式における符号量の制
御方式として、MPEG−2のテストモデル(Test Mod
el 5, ISO/ICE JTC1/SC21/WG11/N0400,1993年4月)の方
法が知られている。この方式では、フレーム内符号化処
理およびフレーム間予測による符号化処理により発生し
た符号量を、ある単位時間ごとに一定にしようとする固
定ビットレート符号化方式を採用しており、符号化処理
する複数の画面の集合であるGOP(Group Of Picture
s:ピクチャ群)を単位として、GOPごとに対する符
号化処理により発生した符号量が一定になるように画面
を16×16画素に分割したマクロブロック単位ごとに
設定する量子化幅を調整することにより、符号量を制御
するものが知られている。
【0014】この従来技術の第1例は、固定ビットレー
ト符号化方式を採用していることから単位時間当たりの
符号量を一定に制御しなければならないため、符号量を
多く発生するようなシーンでは、量子化幅を大きくする
ように制御することで発生符号量を抑制しており、ま
た、符号をあまり発生しないようなシーンでは、量子化
幅を小さくするように制御し、発生符号量を多くしてい
る。しかしながら、上記従来技術の第1例においては、
単位時間当たりの符号量を一定になるように量子化幅を
設定するため、特に、多く符号量を必要とするシーンに
対する符号化処理においては、量子化幅を大きくとり、
発生符号量を抑えてしまうため画質が劣化するなどの課
題があった。
【0015】これに対し、上記従来技術の第1例の固定
ビットレート符号化方式に代わり、可変ビットレート符
号化方式が提案されている。この可変ビットレート符号
化方式における例として、記録する総符号量が決められ
ている蓄積媒体に、符号化した画像を記録するとき、画
像ごとに必要とする符号量の多少に基づいて、出力する
ビットレートを制御することにより、蓄積媒体の記録符
号容量の制約を満たしながら平均画質を向上させるもの
がある。
【0016】従来技術の第2例として、上記可変ビット
レート符号化方式を採用しているものが特開平6−14
1298号公報に開示されている。この従来技術の第2
例は、まず標準量子化幅を予め設定し、この標準量子化
幅に基づいてDCT係数を量子化し、そして発生する符
号量を算出する仮符号化処理の後、実際に符号化する本
符号化処理を実行する。すなわち、仮符号化処理全体が
終了してから、本符号化処理を実行する「2パス符号
化」であって、コンテンツ全体の特性を知った上で再符
号化するため、高画質符号化を達成するものである。
【0017】しかしながら、上記従来技術の第2例にお
いては、あるビデオコンテンツを符号化する際、仮符号
化処理と本符号化処理との2度の処理を実行する必要が
あるため、少なくとも2倍の時間がかかってしまい、リ
アルタイム処理を行うことができないといった課題があ
った。また、これに対し、可変ビットレート符号化をリ
アルタイムで実行するため、仮符号化処理なしで符号化
処理を行う「1パス符号化」方式が考えられている。
【0018】ここで、従来技術の第3例として、上記可
変ビットレート符号化方式における「1パス符号化」方
式を採用したものがあり、1998年3月電子情報通信
学会総合大会情報・システム講演論文集2 D−11−
3(P3)稲田他「量子化ステップを利用したMPEG
2実時間可変ビットレート符号化方式」が知られてい
る。この従来技術の第3例は、MPEG−2に準拠した
画像符号化処理を行い、所定の期間後に、予め設定され
た平均ビットレートになるように、GOPごとに量子化
幅を設定し、発生符号量を調整するものである。
【0019】また、従来技術の第4例として、特開平1
0−164577号公報に開示されるものがある。この
従来技術の第4例は、実際の発生符号量から、それ以後
の数GOPで割り当て可能な符号量を更新し、GOPご
とにおける過去の画面複雑度の平均値に対する現在の画
面のピクチャタイプの複雑度の割合を基に、目標発生符
号量、または目標量子化幅を決定している。
【0020】上記の第3例および第4例では、量子化幅
の大きな変動を抑制し、量子化幅の設定の結果として符
号量の配分を符号をあまり必要としない複雑度の低いシ
ーンから符号を多く必要とするような複雑度の高いシー
ンへ割り当てることで、同じ平均ビットレートのもと
で、固定ビットレート制御のものに比べて平均画質を向
上させている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
1パスの可変ビットレート符号化装置は、一連の符号化
処理が画質の劣化を招く可能性があるといった課題があ
った。その理由は、上記1パス符号化システムでは、先
に割り当て可能な符号量、あるいは目標レートを算出
し、それに基づいて目標符号量や量子化幅の計算をして
いるために、一定期間内での符号量の制御が優先され、
画像シーンに依存した量子化幅の割り当てが十分ではな
く、結果的に固定ビットレートの場合と大差ない符号化
画質になることもあるからである。
【0022】また、符号をあまり発生しないような符号
化のし易い画像であっても平均ビットレートに対する符
号量が不足していれば、十分な画質が得られているにも
かかわらず、量子化幅を小さくして発生符号量を大きく
しようとするため、割り当て符号量を過剰に多くしてし
まい、符号が無駄に消費されることがある。その結果、
符号を多く発生するような難しい画像において、十分な
符号量を割り当てができなくなることがあるからであ
る。
【0023】また、複雑度の低いシーンでは、同じ平均
ビットレートの固定ビットレート符号化に比較して画質
の劣化が検知される場合が生じる可能性がある。その理
由は、量子化幅の大きな変動を抑制するだけの制御で
は、量子化幅の設定の結果、複雑度の低いシーンにおい
て配分される符号が過剰に削減される可能性があるから
である。
【0024】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたものであり、可変ビットレート符号化のリ
アルタイム処理を実行することが可能であり、かつこの
可変ビットレート符号化のリアルタイム処理を行う従来
の1バス可変ビットレート符号化装置以上に高画質な可
変ビットレート符号化方法および装置を提供することを
目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の動画像可変ビットレート符号化方法は、
動画像データをあらかじめ設定した平均ビットレートの
もとで、可変ビットレートで符号化する動画像可変ビッ
トレート符号化方法において、与えられた量子化幅で入
力動画像データを符号化し、符号化データと発生符号量
とを出力する動画像符号化工程と、前記動画像符号化工
程に与えた量子化幅と、前記動画像符号化工程から得ら
れる発生符号量とから、第1の画像単位ごとの複雑度を
計算する第1画像単位複雑度計算工程と、前記動画像符
号化工程に与えた量子化幅と、前記動画像符号化工程か
ら得られる発生符号量とから、符号化開始時から現在ま
で符号化した画像までの平均複雑度を計算する平均複雑
度計算工程と、前記第1の画像単位ごとの複雑度と前記
平均複雑度とを比較して小さな方の複雑度を選択し、前
記選択した複雑度と前記あらかじめ設定された平均ビッ
トレートとから第1の画像単位の量子化幅を計算する量
子化幅計算工程と、前記量子化幅計算工程にて計算され
た量子化幅を、前記動画像符号化工程から得られる発生
符号量と前記あらかじめ設定された平均ビットレートと
からの過不足量とから第2の画像単位ごとに量子化幅を
調整し、前記動画像符号化工程に与える量子化幅調整工
程とを有することを特徴とする。そのため、動画像符号
化工程で入力画像データを与えられた量子化幅で符号化
した発生符号量と量子化幅とにより第1画像単位ごとの
複雑度を計算するとともに、量子化幅と発生符号量とに
より符号化開始時から現在まで符号化した画像までの平
均複雑度を計算し、第1画像単位ごとの複雑度と平均複
雑度のうちの小さいほうの複雑度を選択して、平均ビッ
トレートから第1画像単位の量子化幅を計算して、この
量子化幅を発生符号量とあらかじめ設定された平均ビッ
トレートからの過不足量とから第2のが画像単位ごとに
量子化を調整するようにしたので、可変ビットレートで
符号量をリアルタイムに制御可能とすることができ、か
つ高画質な符号化を達成することができる。
【0026】また、この発明の動画像可変ビットレート
符号化方法は、動画像データをあらかじめ設定した平均
ビットレートのもとで、可変ビットレートで符号化する
動画像可変ビットレート符号化方法において、与えられ
た量子化幅で入力動画像データを符号化し、符号化デー
タと発生符号量とを出力する動画像符号化工程と、前記
動画像符号化工程に与えた量子化幅と、前記動画像符号
化工程から得られる発生符号量とから、第1の画像単位
ごとの複雑度を計算する第1画像単位複雑度計算工程
と、前記第1の画像単位ごとの複雑度から、符号化開始
時から現在まで符号化した画像までの平均複雑度を計算
する平均複雑度計算工程と、前記第1の画像単位ごとの
複雑度と前記平均複雑度とを比較して小さな方の複雑度
を選択し、前記選択した複雑度と前記あらかじめ設定さ
れた平均ビットレートとから第1の画像単位の量子化幅
を計算する量子化幅計算工程と、前記量子化幅計算工程
にて計算された量子化幅を、前記動画像符号化工程から
得られる発生符号量と前記あらかじめ設定された平均ビ
ットレートとからの過不足量とから第2の画像単位ごと
に量子化幅を調整し、前記動画像符号化工程に与える量
子化幅調整工程とを有することを特徴とする。そのた
め、動画像符号化工程で入力画像データを与えられた量
子化幅で符号化した発生符号量と量子化幅とにより第1
画像単位ごとの複雑度を計算するとともに、第1の画像
単位ごとの複雑度から、符号化開始時から現在まで符号
化した画像までの平均複雑度を計算し、第1画像単位ご
との複雑度と平均複雑度のうちの小さいほうの複雑度を
選択して、平均ビットレートから第1画像単位の量子化
幅を計算して、この量子化幅を発生符号量とあらかじめ
設定された平均ビットレートからの過不足量とから第2
のが画像単位ごとに量子化を調整するようにしたので、
可変ビットレートで符号量をリアルタイムに制御可能と
することができ、かつ高画質な符号化を達成することが
できる。
【0027】また、この発明の動画像可変ビットレート
符号化装置は、動画像データをあらかじめ設定した平均
ビットレートのもとで、可変ビットレートで符号化する
動画像可変ビットレート符号化装置において、与えられ
た量子化幅で入力動画像データを符号化し、符号化デー
タと発生符号量とを出力する動画像符号化手段と、前記
動画像符号化手段に与えた量子化幅と、前記動画像符号
化手段から得られる発生符号量とから、第1の画像単位
ごとの複雑度を計算する第1画像単位複雑度計算手段
と、前記動画像符号化手段に与えた量子化幅と、前記動
画像符号化手段から得られる発生符号量とから、符号化
開始時から現在まで符号化した画像までの平均複雑度を
計算する平均複雑度計算手段と、前記第1の画像単位ご
との複雑度と前記平均複雑度とを比較して小さな方の複
雑度を選択し、前記選択した複雑度と前記あらかじめ設
定された平均ビットレートとから第1の画像単位の量子
化幅を計算する量子化幅計算手段と、前記量子化幅計算
手段にて計算された量子化幅を、前記動画像符号化手段
から得られる発生符号量と前記あらかじめ設定された平
均ビットレートとからの過不足量とから第2の画像単位
ごとに量子化幅を調整し、前記動画像符号化手段に与え
る量子化幅調整手段とを有することを特徴とする。その
ため、動画像符号化手段において与えられた量子化幅で
入力動画像データを符号化し、発生符号量とを第1画像
単位複雑度計算手段に出力し、第1画像単位複雑度計算
手段において、量子化幅と発生符号量とから第1の画像
単位ごとの複雑度を計算するとともに、平均複雑度計算
手段において量子化幅と発生符号量とから、符号化開始
時から現在まで符号化した画像までの平均複雑度を計算
し、量子化幅計算手段で第1の画像単位ごとの複雑度と
平均複雑度とのうちの小さな方の複雑度を選択して、あ
らかじめ設定された平均ビットレートとから第1の画像
単位の量子化幅を計算し、この量子化幅と発生符号量と
から量子化幅調整手段においてあらかじめ設定された平
均ビットレートとからの過不足量に応じて第2の画像単
位ごとに量子化幅を調整して、動画像符号化手段に与え
るようにしたので、可変ビットレートで符号量をリアル
タイムに制御可能とすることができ、かつ高画質な符号
化を達成することができる。
【0028】さらに、この発明の動画像可変ビットレー
ト符号化装置は、画像データをあらかじめ設定した平均
ビットレートのもとで、可変ビットレートで符号化する
動画像可変ビットレート符号化装置において、与えられ
た量子化幅で入力動画像データを符号化し、符号化デー
タと発生符号量とを出力する動画像符号化手段と、前記
動画像符号化手段に与えた量子化幅と、前記動画像符号
化手段から得られる発生符号量とから、第1の画像単位
ごとの複雑度を計算する第1画像単位複雑度計算手段
と、前記第1の画像単位ごとの複雑度から、符号化開始
時から現在まで符号化した画像までの平均複雑度を計算
する平均複雑度計算手段と、前記第1の画像単位ごとの
複雑度と前記平均複雑度とを比較して小さな方の複雑度
を選択し、前記選択した複雑度と前記あらかじめ設定さ
れた平均ビットレートとから第1の画像単位の量子化幅
を計算する量子化幅計算手段と、前記量子化幅計算手段
にて計算された量子化幅を、前記動画像符号化手段から
得られる発生符号量と前記あらかじめ設定された平均ビ
ットレートとからの過不足量とから第2の画像単位ごと
に量子化幅を調整し、前記動画像符号化手段に与える量
子化幅調整手段とを有することを特徴とする。そのた
め、動画像符号化手段において与えられた量子化幅で入
力動画像データを符号化し、発生符号量とを第1画像単
位複雑度計算手段に出力し、第1画像単位複雑度計算手
段において、量子化幅と発生符号量とから第1の画像単
位ごとの複雑度を計算するとともに、平均複雑度計算手
段において第1の画像単位ごとの複雑度から、符号化開
始時から現在まで符号化した画像までの平均複雑度を計
算し、量子化幅計算手段で第1の画像単位ごとの複雑度
と平均複雑度とのうちの小さな方の複雑度を選択して、
あらかじめ設定された平均ビットレートとから第1の画
像単位の量子化幅を計算し、この量子化幅と発生符号量
とから量子化幅調整手段においてあらかじめ設定された
平均ビットレートとからの過不足量に応じて第2の画像
単位ごとに量子化幅を調整して、動画像符号化手段に与
えるようにしたので、可変ビットレートで符号量をリア
ルタイムに制御可能とすることができ、かつ高画質な符
号化を達成することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の動画像可変ビッ
トレート符号化方法および装置の実施の形態について図
面を参照しながら詳細に説明する。図1は、この発明の
動画像可変ビットレート符号化装置の第1実施の形態の
構成を示すブロック図である。この発明に適用する符号
化方式としては、MPEG−2(ISO/ICE−13
818)の方式を用いることとする。なお、符号化方式
としては、MPEG−2(ISO/ICE−1381
8)に限らず、スカラー量子化処理を伴い、量子化幅に
よって符号量が制御される符号化技術であればよい。た
とえば、MPEG−1(ISO/IEC−11172)
や、ITU−T H.261、ITU−T H.26
3、などの方式を用いてもよい。
【0030】また、動画像符号化手段へ与える量子化幅
は、符号量制御のための基準として与えられる値である
ので、画面内の局所的な位置に対応する適応量子化を妨
げるものではない。そのため、最終的に与えられた適応
量子化幅が、動画像符号化手段へ符号量制御の基準とし
て与えられた量子化幅と異なっていても構わない。さら
に、第1の画像符号化単位をピクチャ群、すなわち、M
PEGで定義されているGOPとするものとする。
【0031】また、第2の画像符号化単位をマクロブロ
ックとするものとする。この符号化処理の単位について
もここに示したものに限らず、第1の画像符号化単位お
よび第2の画像符号化単位としては、大局的に一定期間
の画質を制御する単位と、そこで設定される値をより細
かく修正するためのより小さな単位とが設定できればよ
く、この方式に限定されるものではない。たとえば、第
1の画像符号化単位は複数個のGOPでもよい。第2の
画像符号化単位も複数個のマクロブロックからなる単位
でもよく、画面の横一列に並ぶマクロブロックの集合で
あったり、MPEG−1やMPEG−2で定義されてい
るスライス、あるいはH.261で定義されるGOB
(Group of Blocks:ブロックの集合)などでもよ
い。
【0032】ここで、図1に示したこの発明による動画
像可変ビットレート符号化装置の第1実施の形態におけ
る一構成例を説明する。図1に示す第1実施の形態で
は、動画像符号化手段101と、ピクチャ群量子化幅設
定手段102と、量子化幅調整手段としての平均ビット
レート調整手段103とを有して構成される。動画像符
号化手段101は、ここではマクロブロックごとに与え
られた量子化幅Qjに基づいて動画像データである入力
画像データの符号化処理を行い、この符号化処理におけ
る発生符号量Sj を出力する。
【0033】ピクチャ群量子化幅設定手段102におい
ては、動画像符号化手段101に与えられた量子化幅Q
j がピクチャ群量子化設定手段102にも与えられ、こ
の与えられた量子化幅Qj と、動画像符号化手段101
に与えられた量子化幅Qj による符号化処理で発生した
符号量Sj とからGOPの量子化幅Qgop を設定する。
ここで、ピクチャ群量子化幅設定手段102は、ピクチ
ャ群複雑度計算手段104と、平均複雑度計算手段10
5と、ピクチャ群複量子化幅計算手段106とから構成
される。
【0034】第1画像複雑度計算手段としてのピクチャ
群複雑度計算手段104および平均複雑度計算手段10
5では、ピクチャ群量子化幅設定手段102に与えられ
た前記量子化幅Qj と前記発生符号量Sj から、ピクチ
ャ群複雑度および平均複雑度をそれぞれ計算して出力す
る。ピクチャ群量子化幅計算手段106では、前記ピク
チャ群複雑度および平均複雑度から、GOPの量子化幅
Qgop の計算をする。
【0035】平均ビットレート調整手段103において
は、ピクチャ群量子化幅設定手段102に与えられた符
号量Sj は平均ビットレート調整手段103にも与えら
れ、この与えられた符号量Sj と、平均ビットレートと
を比較し、この比較により平均ビットレートに対する実
際に発生した符号量Sj の過不足量を求め、その過不足
量に応じてピクチャ群量子化幅設定手段102から与え
られたGOPの量子化幅Qgop を調整し、動画像符号化
手段101に与える量子化幅Qj を決定する。
【0036】図2は、図1のピクチャ群量子化幅設定手
段102を詳細に説明するために、その内部の詳細な構
成を示すブロック図である。この図2によれば、ピクチ
ャ群量子化幅設定手段102は、図1で示したように、
ピクチャ群複雑度計算手段104と、平均複雑度計算手
段105と、ピクチャ群量子化幅計算手段106とから
構成されているが、このうち、ピクチャ群複雑度計算手
段104は、ピクチャ群量子化幅累算器201と、ピク
チャ群発生符号量累算器202と、ピクチャ群複雑度計
算機205とを備えている。
【0037】また、平均複雑度計算手段105は、全量
子化幅累算器203と、全発生符号量累算器204と、
平均複雑度計算器206とから構成されている。ピクチ
ャ群量子化幅計算手段106は、可変ビットレート制御
用複雑度計算器207と、ピクチャ群量子化幅計算器2
08とから構成されている。
【0038】ピクチャ群複雑度計算手段104における
ピクチャ群量子化幅累算器201においては、平均ビッ
トレート調整手段103からピクチャ群量子化設定手段
102に与えられる量子化幅Qj を1ピクチャ群の期間
累算する。ピクチャ群発生符号量累算器202において
は、動画像符号化手段101からピクチャ群量子化設定
手段102に与えられる発生符号量Sj を1ピクチャ群
の期間累算する。
【0039】また、平均複雑度計算手段105における
全量子化幅累算器203においては、平均ビットレート
調整手段103からピクチャ群量子化設定手段102に
与えられる量子化幅Qj を符号化処理開始から現在まで
の全期間に渡って累算する。発生符号量累算器204に
おいては、動画像符号化手段101からピクチャ群量子
化設定手段102に与えられる発生符号量Sj を符号化
処理開始から現在までの全期間にわたって累算する。
【0040】上記ピクチャ群複雑度計算手段104にお
けるピクチャ群複雑度計算器205は、ピクチャ群量子
化幅累算器201に累算された量子化幅から求められた
量子化幅Qj の平均値と、ピクチャ群発生符号量累算器
202に累積されたピクチャ群発生符号化量Sj の累算
値とからピクチャ群当たりの複雑度を計算する。前記量
子化幅Qj の平均値は、ピクチャ群量子化累算器201
から与えられた量子化幅Qj の累算値と、平均ビットレ
ート調整手段103から量子化幅Qj をピクチャ群あた
りに与えられた回数とから求められたものである。ま
た、ピクチャ群発生符号化量Sj の累算値は、平均ビッ
トレート調整手段103からマクロブロックごとに与え
られた量子化幅Qj によって動画像符号化手段101で
発生した発生符号量Sj のピクチャ群あたりの累算値で
ある。
【0041】平均複雑度計算器206は、全量子化幅累
算器203に累算された量子化幅から求められた量子化
幅Qj の平均値と、全発生符号量累算器204に累算さ
れた全発生符号化量Sj の累算値とから平均複雑度を計
算する。前記量子化幅Qj の平均値は、全量子化幅累算
器203から与えられた量子化幅Qj の累算値と、平均
ビットレート調整手段103から量子化幅Qj を与えら
れた回数とから求められたものであり、また、全発生符
号化量Sj の累算値は、平均ビットレート調整手段10
3からマクロブロックごとに与えられた量子化幅Qj に
よって動画像符号化手段101で発生した発生符号量S
j のすべての累算値である。
【0042】上記ピクチャ群量子化幅計算手段106に
おける可変ビットレート用複雑度計算器207は、ピク
チャ群複雑度計算器205から出力されるピクチャ群複
雑度と、平均複雑度計算器206から出力される平均複
雑度とから、量子化幅計算のために利用する複雑度を計
算する。ここでは、ピクチャ群複雑度と、平均複雑度と
の大きさを比較して小さな方を可変ビットレート用複雑
度として出力する。ピクチャ群量子化幅計算器208
は、可変ビットレート用複雑度計算器207から与えら
れた複雑度と、平均ビットレートとから、ピクチャ群ご
とにおける基準量子化幅Qgop を計算する。
【0043】図3は、図1の平均ビットレート調整手段
103を説明するためのその内部構成の詳細を示すブロ
ック図である。この図3によれば、平均ビットレート調
整手段103は、平均ビットレート仮想バッファ占有量
計算器301と量子化幅修正器302とを有して構成さ
れる。平均ビットレート仮想バッファ占有量計算器30
1は、動画像符号化手段101から与えられたGOPご
との発生符号量Sj と、平均ビットレートとから、平均
レート仮想バッファのバッファ占有量を計算する。ま
た、量子化幅修正器302においては、平均ビットレー
ト仮想バッファ占有量計算器301が算出した平均レー
ト仮想バッファのバッファ占有量に応じて、ピクチャ群
量子化幅設定手段102におけるピクチャ群量子化幅計
算手段106のピクチャ群量子化幅計算機206から与
えられた量子化幅Qgop を修正し、修正した量子化幅Q
gop を量子化幅Qj として動画像符号化手段101およ
びピクチャ群量子化設定手段102へ送る。
【0044】次に、以上のように構成されたこの発明に
よる動画像可変ビットレート符号化装置の第1実施の形
態の動作について図4のフローチャートに沿って説明す
る。この動画像可変ビットレート符号化装置の第1実施
の形態の動作の説明を行うことにより、この発明による
動画像可変ビットレート符号化方法の第1実施の形態の
説明を兼ねることにする。最初に初期化処理(ステップ
S1)において初期化操作を行う。まず、ピクチャ群量
子化幅設定手段102から出力されるGOPの量子化幅
Qgop の初期値設定を行う。
【0045】この場合、あらかじめ、量子化幅の初期値
Qinitを設定しておき、この初期値QinitによってGO
Pの量子化幅Qgop の初期化を行い、ピクチャ群量子化
幅設定手段102から初期化されたGOPの量子化幅Q
gop を出力する。すなわち、 Qgop =Qinit とする。
【0046】次に、累算器のリセットや、各種カウンタ
のリセット、およびバッファ占有量のリセットを行う。
ここでは、ピクチャ群量子化幅設定手段102内の全量
子化幅累算器203における量子化幅の累算値Qsum
と、同じくピクチャ群量子化幅設定手段102内の全発
生符号量累算器204における発生符号量Sj の累算値
Ssum とを「0」にリセットする。また、マクロブロッ
ク数のカウンタj、GOP数カウンタNgop を「0」に
し、さらに平均レート仮想バッファの仮想バッファ占有
量vbocもリセットする。すなわち、 Qsum =0 Ssum =0 j=0 Ngop =0 vboc=0 とする。
【0047】次に、ピクチャ群初期化処理(ステップS
2)において、ピクチャ群処理の開始前に必要な累算器
のリセット処理を行う。ここでは、ピクチャ群量子化幅
設定手段102内のピクチャ群量子化幅累算器201に
おける量子化幅のピクチャ群あたりの累算値Qsum.gop
と、同じくピクチャ群量子化幅設定手段102内のピク
チャ群発生符号量累積器202における発生符号量Sj
のピクチャ群あたりの累積値Ssum.gop とを「0」にリ
セットする。また、ピクチャ群あたりのマクロブロック
数のカウンタkをリセットする。すなわち、 Qsum.gop =0 Ssum.gop =0 k =0 とする。
【0048】次に、量子化幅更新処理(ステップS3)
にて、平均ビットレート調整手段103は、ピクチャ群
量子化幅設定手段102から与えられた基準量子化幅Q
gopを更新する。これは、動画像符号化手段101の符
号化処理において発生した符号量Sj と、平均ビットレ
ートとから求められた仮想バッファ占有量vbocに応
じてピクチャ群量子化幅設定手段102から出力された
基準量子化幅Qgop を修正している。
【0049】たとえば、平均ビットレート調整手段10
3によって修正し、出力する量子化幅Qj を、更新され
る前のピクチャ群量子化設定手段102に設定される基
準量子化幅Qgop と、更新される前の仮想バッファ占有
量vbocから、 Qj =Qgop ×(1+vboc/Qreact ) と設定する。ここで、Qreact は、平均ビットレートに
対する発生符号量Sj の過不足量における制御の反応の
大きさを決めるパラメータである。
【0050】次に、符号化処理(ステップS4)にて、
平均ビットレート調整手段103が出力した量子化幅Q
j に基づいて、動画像符号化手段101は、マクロブロ
ックに対する符号化処理を行う。この1マクロブロック
の符号化処理終了後、バッファ占有量および累算値更新
処理(ステップS5)において、仮想バッファ占有量v
bocと、ピクチャ群量子化設定手段102で設定され
ていた量子化幅の累積値QsumおよびQsum.gopと、発生
符号化量の累積値SsumおよびSsum.gop とを更新す
る。
【0051】仮想バッファ占有量vbocの更新につい
ては、仮想バッファ占有量vbocに、第jマクロブロ
ックに対する符号化処理で発生した発生符号量Sj を加
え、マクロブロック当たりの平均ビットレートRave
_mbを差し引く。また、ピクチャ群量子化幅設定手段
102内のピクチャ群量子化幅累算器201において設
定されたピクチャ群あたりの量子化幅累積値Qsum.gop
およびピクチャ群量子化幅累積器202において設定さ
れたピクチャ群あたりの発生符号量の累積値Ssum.gop
および全量子化幅累積器203において設定された全量
子化幅累積値Qsumおよび全量子化幅累積器204にお
いて設定された全発生符号量の累積値Ssumを更新し、
マクロブロック数カウンタjおよびkをインクリメント
する。
【0052】すなわち、 vboc=vboc+Sj −Rave_mb Qsum.gop =Qsum.gop +Qj Ssum.gop =Ssum.gop +Sj k=k+1 Qsum =Qsum +Qj Ssum =Ssum +Sj j=j+1 とする。なお、上記の計算からわかるとおり、仮想バッ
ファ占有量は平均ビットレートに対する実際の発生符号
量の過不足量を示している。
【0053】さらに、GOP終了判定処理(ステップS
6)にて、符号化処理するマクロブロックがGOP最後
のマクロブロックであるか否かを判断する。この判断に
おいて、符号化処理するマクロブロックがGOP最後の
マクロブロックでなければ(ステップS6/NO)、符
号化処理ステップS3に戻り、次のマクロブロックに対
する処理へ移行し、符号化処理を繰り返す。また、ステ
ップS6の判断において、符号化処理するマクロブロッ
クがGOP最後のマクロブロックであると判断したとき
(ステップS6/YES)、次のGOPに対する符号化
処理へ移るとともに、ピクチャ群複雑度更新処理(ステ
ップS7)にて、先のGOPに対する符号化処理の発生
符号量の累積値Ssum.gop と、量子化幅の累積値Qsum.
gop とから、ピクチャ群量子化幅設定手段102内のピ
クチャ群複雑度計算器205において新たなピクチャ群
複雑度Xgop を計算し、更新する。すなわち、 Xgop
=Ssum.gop ×(Qsum.gop /k)とする。
【0054】次に、平均複雑度更新処理(ステップS
8)にてGOP数カウンタNgop をインクリメントし、
先のGOPに対する符号化処理までのシーケンス全体の
発生符号量の累積値Ssum と、シーケンス全体の量子化
幅の累積値Qsum とから、ピクチャ群量子化幅設定手段
102内の平均複雑度計算器206において新たな平均
複雑度Xave を計算し、更新する。すなわち、 Ngop =Ngop +1 Xave =Ssum ×(Qsum /j)/Ngop とする。
【0055】次に、可変ビットレート制御用複雑度計算
処理(ステップS9)にて次のGOPのための量子化幅
Qgop の計算に用いる複雑度の計算を行う。ピクチャ群
量子化幅設定手段102内の可変ビットレート制御用複
雑度計算器207において、上記の関係式により更新さ
れたピクチャ群複雑度Xgop および、更新された平均複
雑度Xave から、可変ビットレート制御用複雑度Xvbr
を計算する。ここでは、ピクチャ群複雑度Xgop と平均
複雑度Xave の大きさを比較し、小さな方を選択してX
vbrとする。すなわち、 Xvbr = min( Xgop, Xave ) とする。
【0056】ピクチャ群量子化幅更新処理(ステップS
10)にて、次のGOPのための基準量子化幅Qgop を
更新する。ピクチャ群量子化幅設定手段102内のピク
チャ群量子化幅計算器208において、新たな量子化幅
Qgop は、上記で求められた可変ビットレート制御用複
雑度XvbrとGOP当たりの平均ビットレートRgop と
の比から計算する。すなわち、可変ビットレート符号化
用複雑度Xvbr とGOP当たりの平均ビットレートRgo
p とから、更新後の基準量子化幅Qgop を、 Qgop = Xvbr /Rgop とする。
【0057】次いで、このGOPにおける最後のマクロ
ブロックに対する符号化処理が終了したか否かを判断す
る(ステップS11)。この判断において、最後のマク
ロブロックに対する符号化処理が終了したと判断すると
(ステップS11/YES)、このGOPに対する符号
化処理を終了する。また、ステップS11における判断
において、符号化処理しているマクロブロックが、この
GOPにおける最後のマクロブロックでなく、このGO
Pに対する符号化処理が終了していないと判断すると
(ステップS11/NO)、符号化処理をステップS2
へ移行し、その後の処理を繰り返し実行する。
【0058】次に、この発明における他の実施の形態を
図5〜図9に基づいて説明する。図5は、この発明によ
る動画像可変ビットレート符号化装置の第2実施の形態
の構成を示すブロック図であるが、この発明による動画
像可変ビットレート符号化方法の第2実施の形態にも適
用可能である。この図5に示すこの発明による第2実施
の形態では、図1に示されるピクチャ群量子化幅設定手
段102の構成を変えた場合の実施の形態を示してい
る。この図5に示す第2実施の形態によれば、ピクチャ
群量子化幅設定手段102は、ピクチャ群複雑度計算手
段104と、平均複雑度計算手段107と、ピクチャ群
複量子化幅計算手段106とから構成される。
【0059】ピクチャ群複雑度計算手段104では、ピ
クチャ群量子化幅設定手段102に与えられた前記量子
化幅Qj と前記発生符号量Sj から、ピクチャ群複雑度
を計算し出力する。平均複雑度計算手段107では、上
記図1で示した上記第1実施の形態とは異なり、ピクチ
ャ群複雑度計算手段104から出力されるピクチャ群複
雑度から、符号化開始時から現在まで符号化した画像ま
での平均複雑度を計算し出力する。ピクチャ群量子化幅
計算手段106では、前記ピクチャ群複雑度および平均
複雑度から、GOPの量子化幅Qgop の計算をする。
【0060】図6は、図5のピクチャ群量子化幅設定手
段102の詳細な構成を説明するためにその内部構成を
詳細に示したブロック図である。この図6によれば、図
2に比較して、平均複雑度計算手段107の構成が異な
る。平均複雑度計算手段107は複雑度累算器209お
よび平均複雑度計算器210から構成される。
【0061】複雑度累算器209は、ピクチャ群複雑度
計算器205より出力されるピクチャ群複雑度を累算
し、ピクチャ群複雑度計算器205より、ピクチャ群複
雑度が与えられた回数を記録し、平均複雑度計算器21
0では、前記複雑度累算器209から出力されるピクチ
ャ群複雑度を累算値とピクチャ群複雑度が与えられた回
数から、符号化開始時から現在まで符号化した画像まで
のピクチャ群複雑度の平均値を計算し、平均複雑度とし
て出力する。
【0062】このように、平均複雑度計算手段107を
構成することにより、図4のフローチャートにおいて、
初期化処理(ステップS1)で複雑度累算値Xsum をリ
セット(Xsum = 0)し、平均複雑度更新処理(ステ
ップS8)にてGOP数カウンタNgop をインクリメン
トし、ピクチャ群量子化幅設定手段102内の複雑度累
算器209においてピクチャ群複雑度の先のGOPに対
する符号化処理までのシーケンス全体の複雑度の累算値
Xsumを求め、ピクチャ群量子化幅設定手段102内の
平均複雑度計算器210において新たな平均複雑度Xav
e を計算し、更新する。すなわち、 Ngop = Ngop + 1 Xsum = Xsum + Xgop Xave = Xsum / Ngop とする。なお、図6における、ピクチャ群複雑度計算手
段104およびピクチャ群量子化幅計算手段106は、
図2の構成と同じである。
【0063】図7は、この発明による動画像可変ビット
レート符号化装置の第3実施の形態の構成を示すブロッ
ク図であり、この発明による動画像可変ビットレート符
号化方法の第3実施の形態にも適用可能である。この図
7に示されるブロック図は、図1に示される第1実施の
形態の構成を示すブロック図に最大ビットレート調整手
段108と量子化幅選択手段(量子化幅選択器)109
を追加したものである。最大ビットレート調整手段10
8は、指定された最大ビットレートを超えないように動
画像符号化手段101の出力である発生符号量Sj と、
動画像符号化手段101に与えられる第2の画像単位の
量子化幅Qj から、最大ビットレート量子化幅Qmaxrat
eを出力する。
【0064】最大ビットレート調整手段108における
最大ビットレート量子化幅Qmaxrateの設定方法として
は、最大ビットレートにおける固定ビットレートの符号
量制御を行い、マクロブロック単位の量子化幅を計算す
ることで、実現できる。固定ビットレートで符号量を制
御する方式としては、たとえば、Test Model
5の方法を使うことができる。量子化幅選択手段109
においては、平均ビットレート調整手段103により設
定された量子化幅 Qa と前記最大ビットレート調整手
段108により設定された最大ビットレート量子化幅Q
maxrateとを比較して、大きな方を選択し、第2の画像
単位の量子化幅Qj として出力する。
【0065】図8は、この発明による動画像可変ビット
レート符号化装置の第4実施の形態の構成を示すブロッ
ク図であるが、この発明による動画像可変ビットレート
符号化方法の第4実施の形態にも適用可能である。この
図8に示すブロック図は、図1に示されるブロック図に
量子化幅選択手段110を追加したものである。量子化
幅選択手段110においては、量子化幅の最小値Qmin
を予め設定しておき、設定された最小値Qmin と、平均
ビットレート調整手段103により設定された量子化幅
Qa とを比較して、大きな方を選択し、第2の画像単
位の量子化幅Qj として出力する。
【0066】図9は、この発明による動画像可変ビット
レート符号化装置の第5の形態の構成を示すブロック図
であるが、この発明による動画像可変ビットレート符号
化方法の第5実施の形態に適用可能である。この図9に
示すブロック図は、上記第3実施の形態の構成を示す図
7のブロック図で示す構成に第4実施の形態の構成を示
す図8に示す量子化幅の最小値Qmin 設定を追加したも
のである。すなわち、図9における量子化幅選択手段1
11においては、平均ビットレート調整手段103によ
り設定された量子化幅Qa と前記最大ビットレート調整
手段108により設定された最大ビットレート量子化幅
Qmaxrateと、あらかじめ設定された量子化幅の最小値
Qmin とを比較して、最も大きなものを選択し、第2の
画像単位の量子化幅Qj として動画像符号化手段101
に出力する。
【0067】また、この発明による第6実施の形態とし
て、図示されていないが、上記平均ビットレート調整手
段103から出力された量子化幅に対して調整を行う手
段として、仮想バッファ占有量vbocの平均ビットレ
ートからの最大超過符号量Dmaxを設定して制御して
もよい。たとえば、仮想バッファ占有量vbocによる
量子化幅の修正において使用されるパラメータQreact
については、最大超過符号量Dmaxから仮想バッファ
占有量vbocを差し引くことにより、利用可能な符号
量(Dmax−vboc)を計算し、Qreact とDma
x−vbocとの小さな方をパラメータQreactQreact
=min(Qreact ,Dmax−vboc)としても
よい。
【0068】あるいは、パラメータQreact を用いず
に、 Qj =Qgop ×(1+vboc/(Dmax−vbo
c)) または、 Qj =Qgop ×(Dmax/(Dmax−vboc)) としてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上のように、この発明の動画像可変ビ
ットレート符号化方法によれば、与えられた量子化幅で
入力動画像データを符号化し、量子化幅と発生符号量と
から第1の画像単位ごとの複雑度を計算するとともに、
符号化開始時から現在まで符号化した画像までの平均複
雑度を計算するか、または第1の画像単位ごとの複雑度
から、符号化開始時から現在まで符号化した画像までの
平均複雑度を計算し、第1の画像単位ごとの複雑度と前
記平均複雑度とを比較して小さな方の複雑度を選択し、
その選択した複雑度とあらかじめ設定された平均ビット
レートとから第1の画像単位の量子化幅を計算し、この
量子化幅を発生符号量と平均ビットレートとからの過不
足量とから第2の画像単位ごとに量子化幅を調整するよ
うにしたので、可変ビットレート符号化のリアルタイム
処理を実行することが可能であり、高画質符号化を達成
することができる。
【0070】また、この発明の動画像可変ビットレート
符号化装置によれば、動画像符号化手段により入力動画
像データを与えられた量子化幅で符号化して、量子化幅
と発生符号量とから第1画像単位複雑度計算手段で第1
の画像単位ごとの複雑度を計算し、平均複雑度計算手段
により量子化幅と発生符号量とから符号化開始時から現
在まで符号化した画像までの平均複雑度を計算するか、
または平均複雑度計算手段において第1の画像単位ごと
の複雑度から、符号化開始時から現在まで符号化した画
像までの平均複雑度を計算し、この平均複雑度と第1の
画像単位ごとの複雑度とを比較して選択した小さい方の
複雑度と平均ビットレートとから第1の画像単位の量子
化幅を量子化幅計算手段により計算し、この量子化幅を
発生符号量と平均ビットレートとからの過不足量によ
り、量子化幅調整手段で量子化幅を調整して画像符号化
手段に与えるようにしたので、可変ビットレート符号化
のリアルタイム処理の実行可能、かつ高画質符号化の達
成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による動画像可変ビットレート符号化
装置の第1実施の形態の構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の動画像可変ビットレート符号化装置にお
けるピクチャ群量子化幅設定手段の内部の詳細な構成例
を示すブロック図である。
【図3】図1の動画像可変ビットレート符号化装置にお
ける平均ビットレート調整手段の内部の詳細な構成例を
示すブロック図である。
【図4】この発明による動画像可変ビットレート符号化
方法および装置の動作例を示すフローチャートである。
【図5】この発明による動画像可変ビットレート符号化
装置の第2実施の形態の構成例を示すブロック図であ
る。
【図6】図5の動画像可変ビットレート符号化装置にお
けるピクチャ群量子化幅設定手段の内部の詳細な構成例
を示すブロック図である。
【図7】この発明による動画像可変ビットレート符号化
装置の第3実施の形態の構成例を示すブロック図であ
る。
【図8】この発明による動画像可変ビットレート符号化
装置の第4実施の形態の構成例を示すブロック図であ
る。
【図9】この発明による動画像可変ビットレート符号化
装置の第5実施の形態の構成例を示すブロック図であ
る。
【図10】従来のMPEG−2に準拠した画像符号化方
法を説明するための画像符号化装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101……動画像符号化手段、102……ピクチャ群量
子化幅設定手段、103……平均ビットレート調整手
段、104……ピクチャ群複雑度計算手段、105……
平均複雑度計算手段、106……ピクチャ群量子化幅計
算手段、107……平均複雑度計算手段、108……最
大ビットレート調整手段、109,110,111……
量子化幅選択手段、201……ピクチャ群量子化幅累算
器、202……ピクチャ群発生符号量累算器、203…
…全量子化幅累算器、204……全発生符号量累算器、
205……ピクチャ群複雑度計算器、206……平均複
雑度計算器、207……可変ビットレート制御用複雑度
計算器、208……ピクチャ群量子化幅計算器、209
……複雑度累算器、210……平均複雑度計算器、30
1……平均ビットレート仮想バッファ占有量計算器、3
02……量子化幅修正器。

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像データをあらかじめ設定した平均
    ビットレートのもとで、可変ビットレートで符号化する
    動画像可変ビットレート符号化方法において、与えられ
    た量子化幅で入力動画像データを符号化し、符号化デー
    タと発生符号量とを出力する動画像符号化工程と、 前記動画像符号化工程に与えた量子化幅と、前記動画像
    符号化工程から得られる発生符号量とから、第1の画像
    単位ごとの複雑度を計算する第1画像単位複雑度計算工
    程と、 前記動画像符号化工程に与えた量子化幅と、前記動画像
    符号化工程から得られる発生符号量とから、符号化開始
    時から現在まで符号化した画像までの平均複雑度を計算
    する平均複雑度計算工程と、 前記第1の画像単位ごとの複雑度と前記平均複雑度とを
    比較して小さな方の複雑度を選択し、前記選択した複雑
    度と前記あらかじめ設定された平均ビットレートとから
    第1の画像単位の量子化幅を計算する量子化幅計算工程
    と、 前記量子化幅計算工程にて計算された量子化幅を、前記
    動画像符号化工程から得られる発生符号量と前記あらか
    じめ設定された平均ビットレートとからの過不足量とか
    ら第2の画像単位ごとに量子化幅を調整し、前記動画像
    符号化工程に与える量子化幅調整工程と、 を有することを特徴とする動画像可変ビットレート符号
    化方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の画像単位は、複数の画面の集
    合で構成されることを特徴とする請求項1記載の動画像
    可変ビットレート符号化方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の画像単位は、画面を分割した
    ブロックの集合で構成されることを特徴とする請求項1
    または2記載の動画像可変ビットレート符号化方法。
  4. 【請求項4】 第1画像単位複雑度計算工程は、前記動
    画像符号化工程に与えた量子化幅と、前記動画像符号化
    工程で得られる発生符号量から、直前に符号化した第1
    の画像単位で使用された量子化幅の平均値と直前に符号
    化した第1の画像単位での発生符号量の単位時間あたり
    発生符号量との積で定義される第1の画像単位ごとの複
    雑度を計算することを特徴とする請求項1、2または3
    記載の動画像可変ビットレート符号化方法。
  5. 【請求項5】 前記平均複雑度計算工程は、前記動画像
    符号化工程に与えた量子化幅と、前記動画像符号化工程
    で得られる発生符号量から、符号化開始時から現在まで
    符号化した画像で使用された量子化幅の平均値と符号化
    開始時から現在まで符号化した画像の発生符号量の単位
    時間あたり発生符号量との積で定義される平均複雑度を
    計算することを特徴とする請求項1乃至4に何れか1項
    記載の動画像可変ビットレート符号化方法。
  6. 【請求項6】 前記量子化幅計算工程は、前記選択され
    た複雑度と平均ビットレートの比から前記第1の画像単
    位ごとに基準となる量子化幅を計算することを特徴とす
    る請求項1乃至5に何れか1項記載の動画像可変ビット
    レート符号化方法。
  7. 【請求項7】 前記量子化幅調整工程は、平均ビットレ
    ートからの超過量の最大値を設定し、前記最大超過量を
    バッファサイズとし、平均ビットレートで符号を引き出
    す仮想バッファを設定し、前記仮想バッファの占有量
    と、バッファサイズから占有量を減じて求められる利用
    可能な符号量とを用いて前記第2の映像単位ごとの量子
    化幅の調整を行うことを特徴とする請求項1乃至6に何
    れか1項記載の動画像可変ビットレート符号化方法。
  8. 【請求項8】 前記量子化幅調整工程は、前記第2の画
    像単位ごとに設定された量子化幅を第1の量子化幅と
    し、あらかじめ設定された最大ビットレートと、前記動
    画像符号化工程に与えた量子化幅と、前記動画像符号化
    工程で得られる発生符号量とから、前記最大ビットレー
    トを超えないように前記第2の画像単位ごとの第2の量
    子化幅を計算し、前記第1の量子化幅と前記第2の量子
    化幅との値の大きな方を画像符号化工程へ与える量子化
    幅とすることを特徴とする請求項1乃至7に何れか1項
    記載の動画像可変ビットレート符号化方法。
  9. 【請求項9】 前記量子化幅調整工程による前記最大ビ
    ットレートを超えない第2の量子化幅の計算は、前記最
    大ビットレートのもとで固定ビットレート制御をした場
    合に設定される量子化幅とすることを特徴とする請求項
    8記載の動画像可変ビットレート符号化方法。
  10. 【請求項10】 前記量子化幅調整工程は、設定する量
    子化幅に対して最小値を設定することを特徴とする請求
    項1乃至9に何れか1項記載の動画像可変ビットレート
    符号化方法。
  11. 【請求項11】 動画像データをあらかじめ設定した平
    均ビットレートのもとで、可変ビットレートで符号化す
    る動画像可変ビットレート符号化方法において、与えら
    れた量子化幅で入力動画像データを符号化し、符号化デ
    ータと発生符号量とを出力する動画像符号化工程と、 前記動画像符号化工程に与えた量子化幅と、前記動画像
    符号化工程から得られる発生符号量とから、第1の画像
    単位ごとの複雑度を計算する第1画像単位複雑度計算工
    程と、 前記第1の画像単位ごとの複雑度から、符号化開始時か
    ら現在まで符号化した画像までの平均複雑度を計算する
    平均複雑度計算工程と、 前記第1の画像単位ごとの複雑度と前記平均複雑度とを
    比較して小さな方の複雑度を選択し、前記選択した複雑
    度と前記あらかじめ設定された平均ビットレートとから
    第1の画像単位の量子化幅を計算する量子化幅計算工程
    と、 前記量子化幅計算工程にて計算された量子化幅を、前記
    動画像符号化工程から得られる発生符号量と前記あらか
    じめ設定された平均ビットレートとからの過不足量とか
    ら第2の画像単位ごとに量子化幅を調整し、前記動画像
    符号化工程に与える量子化幅調整工程と、 を有することを特徴とする動画像可変ビットレート符号
    化方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の画像単位は、複数の画面の
    集合で構成されることを特徴とする請求項11記載の動
    画像可変ビットレート符号化方法。
  13. 【請求項13】 前記第2の画像単位は、画面を分割し
    たブロックの集合で構成されることを特徴とする請求項
    11または12記載の動画像可変ビットレート符号化方
    法。
  14. 【請求項14】 第1画像単位複雑度計算工程は、前記
    動画像符号化工程に与えた量子化幅と、前記動画像符号
    化工程で得られる発生符号量から、直前に符号化した第
    1の画像単位で使用された量子化幅の平均値と直前に符
    号化した第1の画像単位での発生符号量の単位時間あた
    り発生符号量との積で定義される第1の画像単位ごとの
    複雑度を計算することを特徴とする請求項11乃至13
    に何れか1項記載の動画像可変ビットレート符号化方
    法。
  15. 【請求項15】 前記平均複雑度計算工程は、符号化開
    始時から現在まで符号化した画像で求められた前記第1
    画像単位複雑度の平均値を平均複雑度とすることを特徴
    とする請求項11乃至14に何れか1項記載の動画像可
    変ビットレート符号化方法。
  16. 【請求項16】 前記量子化幅計算工程は、前記選択さ
    れた複雑度と平均ビットレートの比から前記第1の画像
    単位ごとに基準となる量子化幅を計算することを特徴と
    する請求項11乃至15に何れか1項記載の動画像可変
    ビットレート符号化方法。
  17. 【請求項17】 前記量子化幅調整工程は、平均ビット
    レートからの超過量の最大値を設定し、前記最大超過量
    をバッファサイズとし、平均ビットレートで符号を引き
    出す仮想バッファを設定し、前記仮想バッファの占有量
    と、バッファサイズから占有量を減じて求められる利用
    可能な符号量とを用いて前記第2の映像単位ごとの量子
    化幅の調整を行うことを特徴とする請求項11乃至16
    に何れか1項記載の動画像可変ビットレート符号化方
    法。
  18. 【請求項18】 前記量子化幅調整工程は、前記第2の
    画像単位ごとに設定された量子化幅を第1の量子化幅と
    し、あらかじめ設定された最大ビットレートと、前記動
    画像符号化工程に与えた量子化幅と、前記動画像符号化
    工程で得られる発生符号量とから、前記最大ビットレー
    トを超えないように前記第2の画像単位ごとの第2の量
    子化幅を計算し、前記第1の量子化幅と前記第2の量子
    化幅との値の大きな方を画像符号化工程へ与える量子化
    幅とすることを特徴とする請求項11乃至17に何れか
    1項記載の動画像可変ビットレート符号化方法。
  19. 【請求項19】 前記量子化幅調整工程による前記最大
    ビットレートを超えない第2の量子化幅の計算は、前記
    最大ビットレートのもとで固定ビットレート制御をした
    場合に設定される量子化幅とすることを特徴とする請求
    項18記載の動画像可変ビットレート符号化方法。
  20. 【請求項20】 前記量子化幅調整工程は、設定する量
    子化幅に対して最小値を設定することを特徴とする請求
    項11乃至19に何れか1項記載の動画像可変ビットレ
    ート符号化方法。
  21. 【請求項21】 動画像データをあらかじめ設定した平
    均ビットレートのもとで、可変ビットレートで符号化す
    る動画像可変ビットレート符号化装置において、 与えられた量子化幅で入力動画像データを符号化し、符
    号化データと発生符号量とを出力する動画像符号化手段
    と、 前記動画像符号化手段に与えた量子化幅と、前記動画像
    符号化手段から得られる発生符号量とから、第1の画像
    単位ごとの複雑度を計算する第1画像単位複雑度計算手
    段と、 前記動画像符号化手段に与えた量子化幅と、前記動画像
    符号化手段から得られる発生符号量とから、符号化開始
    時から現在まで符号化した画像までの平均複雑度を計算
    する平均複雑度計算手段と、 前記第1の画像単位ごとの複雑度と前記平均複雑度とを
    比較して小さな方の複雑度を選択し、前記選択した複雑
    度と前記あらかじめ設定された平均ビットレートとから
    第1の画像単位の量子化幅を計算する量子化幅計算手段
    と、 前記量子化幅計算手段にて計算された量子化幅を、前記
    動画像符号化手段から得られる発生符号量と前記あらか
    じめ設定された平均ビットレートとからの過不足量とか
    ら第2の画像単位ごとに量子化幅を調整し、前記動画像
    符号化手段に与える量子化幅調整手段と、 を有することを特徴とする動画像可変ビットレート符号
    化装置。
  22. 【請求項22】 前記第1の画像単位は、複数の画面の
    集合で構成されることを特徴とする請求項21記載の動
    画像可変ビットレート符号化装置。
  23. 【請求項23】 前記第2の画像単位は、画面を分割し
    たブロックの集合で構成されることを特徴とする請求項
    21または22記載の動画像可変ビットレート符号化装
    置。
  24. 【請求項24】 前記第1画像単位複雑度計算手段は、
    前記動画像符号化手段に与えた量子化幅と、前記動画像
    符号化手段から得られる発生符号量から、直前に符号化
    した第1の画像単位で使用された量子化幅の平均値と直
    前に符号化した第1の画像単位での発生符号量の単位時
    間あたり発生符号量との積で定義される第1の画像単位
    ごとの複雑度を計算することを特徴とする請求項21、
    22または23記載の動画像可変ビットレート符号化装
    置。
  25. 【請求項25】 前記平均複雑度計算手段は、前記動画
    像符号化手段に与えた量子化幅と、前記動画像符号化手
    段から得られる発生符号量から、符号化開始時から現在
    まで符号化した画像で使用された量子化幅の平均値と符
    号化開始時から現在まで符号化した画像の発生符号量の
    単位時間あたり発生符号量との積で定義される平均複雑
    度を計算することを特徴とする請求項21乃至24に何
    れか1項記載の動画像可変ビットレート符号化装置。
  26. 【請求項26】 前記量子化幅計算手段は、前記選択さ
    れた複雑度と平均ビットレートの比から前記第1の画像
    単位ごとに基準となる量子化幅を計算することを特徴と
    する請求項21乃至25に何れか1項記載の動画像可変
    ビットレート符号化装置。
  27. 【請求項27】 前記量子化幅調整手段は、平均ビット
    レートからの超過量の最大値を設定し、前記最大超過量
    をバッファサイズとし、平均ビットレートで符号を引き
    出す仮想バッファを設定し、前記仮想バッファの占有量
    と、バッファサイズから占有量を減じて求められる利用
    可能な符号量とを用いて前記第2の映像単位ごとの量子
    化幅の調整を行うことを特徴とする請求項21乃至26
    に何れか1項記載の動画像可変ビットレート符号化装
    置。
  28. 【請求項28】 前記量子化幅調整手段は、前記第2の
    画像単位ごとに設定された量子化幅を第1の量子化幅と
    し、さらに、あらかじめ最大ビットレートを設定し、設
    定された最大ビットレートと、前記動画像符号化手段に
    与えた量子化幅と、前記動画像符号化手段から得られる
    発生符号量とから、前記最大ビットレートを超えないよ
    うに前記第2の画像単位ごとの第2の量子化幅を計算
    し、前記第1の量子化幅と前記第2の量子化幅との値の
    大きな方を画像符号化手段へ与える量子化幅とすること
    を特徴とする請求項21乃至27に何れか1項記載の動
    画像可変ビットレート符号化装置。
  29. 【請求項29】 前記量子化幅調整手段による最大ビッ
    トレートを超えない第2の量子化幅の計算は、前記最大
    ビットレートのもとで固定ビットレート制御をした場合
    に設定される量子化幅とすることを特徴とする請求項2
    8記載の動画像可変ビットレート符号化装置。
  30. 【請求項30】 前記量子化幅調整手段は、設定する量
    子化幅に対して最小値を設定することを特徴とする請求
    項21乃至29に何れか1項記載の動画像可変ビットレ
    ート符号化装置。
  31. 【請求項31】 画像データをあらかじめ設定した平均
    ビットレートのもとで、可変ビットレートで符号化する
    動画像可変ビットレート符号化装置において、 与えられた量子化幅で入力動画像データを符号化し、符
    号化データと発生符号量とを出力する動画像符号化手段
    と、 前記動画像符号化手段に与えた量子化幅と、前記動画像
    符号化手段から得られる発生符号量とから、第1の画像
    単位ごとの複雑度を計算する第1画像単位複雑度計算手
    段と、 前記第1の画像単位ごとの複雑度から、符号化開始時か
    ら現在まで符号化した画像までの平均複雑度を計算する
    平均複雑度計算手段と、 前記第1の画像単位ごとの複雑度と前記平均複雑度とを
    比較して小さな方の複雑度を選択し、前記選択した複雑
    度と前記あらかじめ設定された平均ビットレートとから
    第1の画像単位の量子化幅を計算する量子化幅計算手段
    と、 前記量子化幅計算手段にて計算された量子化幅を、前記
    動画像符号化手段から得られる発生符号量と前記あらか
    じめ設定された平均ビットレートとからの過不足量とか
    ら第2の画像単位ごとに量子化幅を調整し、前記動画像
    符号化手段に与える量子化幅調整手段と、 を有することを特徴とする動画像可変ビットレート符号
    化装置。
  32. 【請求項32】 前記第1の画像単位は、複数の画面の
    集合で構成されることを特徴とする請求項31記載の動
    画像可変ビットレート符号化装置。
  33. 【請求項33】 前記第2の画像単位は、画面を分割し
    たブロックの集合で構成されることを特徴とする請求項
    31または32記載の動画像可変ビットレート符号化装
    置。
  34. 【請求項34】 前記第1画像単位複雑度計算手段は、
    前記動画像符号化手段に与えた量子化幅と、前記動画像
    符号化手段から得られる発生符号量から、直前に符号化
    した第1の画像単位で使用された量子化幅の平均値と直
    前に符号化した第1の画像単位での発生符号量の単位時
    間あたり発生符号量との積で定義される第1の画像単位
    ごとの複雑度を計算することを特徴とする請求項31、
    32または33記載の動画像可変ビットレート符号化装
    置。
  35. 【請求項35】 前記平均複雑度計算手段は、符号化開
    始時から現在まで符号化した画像で求められた前記第1
    画像単位複雑度の平均値を平均複雑度とすることを特徴
    とする請求項31乃至34に何れか1項記載の動画像可
    変ビットレート符号化装置。
  36. 【請求項36】 前記前記量子化幅計算手段は、前記選
    択された複雑度と平均ビットレートの比から前記第1の
    画像単位ごとに基準となる量子化幅を計算することを特
    徴とする請求項31乃至35に何れか1項記載の動画像
    可変ビットレート符号化装置。
  37. 【請求項37】 前記量子化幅調整手段は、平均ビット
    レートからの超過量の最大値を設定し、前記最大超過量
    をバッファサイズとし、平均ビットレートで符号を引き
    出す仮想バッファを設定し、前記仮想バッファの占有量
    と、バッファサイズから占有量を減じて求められる利用
    可能な符号量とを用いて前記第2の映像単位ごとの量子
    化幅の調整を行うことを特徴とする請求項31乃至36
    に何れか1項記載の動画像可変ビットレート符号化装
    置。
  38. 【請求項38】 前記量子化幅調整手段は、前記第2の
    画像単位ごとに設定された量子化幅を第1の量子化幅と
    し、さらに、あらかじめ最大ビットレートを設定し、設
    定された最大ビットレートと、前記動画像符号化手段に
    与えた量子化幅と、前記動画像符号化手段から得られる
    発生符号量とから、前記最大ビットレートを超えないよ
    うに前記第2の画像単位ごとの第2の量子化幅を計算
    し、前記第1の量子化幅と前記第2の量子化幅との値の
    大きな方を画像符号化手段へ与える量子化幅とすること
    を特徴とする請求項31乃至37に何れか1項記載の動
    画像可変ビットレート符号化装置。
  39. 【請求項39】 前記量子化幅調整手段による最大ビッ
    トレートを超えない第2の量子化幅の計算は、前記最大
    ビットレートのもとで固定ビットレート制御をした場合
    に設定される量子化幅とすることを特徴とする請求項3
    8記載の動画像可変ビットレート符号化装置。
  40. 【請求項40】 前記量子化幅調整手段は、設定する量
    子化幅に対して最小値を設定することを特徴とする請求
    項31乃至39に何れか1項記載の動画像可変ビットレ
    ート符号化装置。
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