JP2000261457A - 可変レートアクセスシステム - Google Patents

可変レートアクセスシステム

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JP2000261457A
JP2000261457A JP6272899A JP6272899A JP2000261457A JP 2000261457 A JP2000261457 A JP 2000261457A JP 6272899 A JP6272899 A JP 6272899A JP 6272899 A JP6272899 A JP 6272899A JP 2000261457 A JP2000261457 A JP 2000261457A
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JP6272899A
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Kazunari Irie
一成 入江
Koichi Shudo
晃一 首藤
Norihisa Ota
紀久 太田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Small-Scale Networks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はネットワークを利用してコンピュー
タ間でパケットを伝送する場合にネットワークの通信レ
ートを必要に応じて柔軟に制御可能な可変レートアクセ
スシステムを実現することを目的とする。 【解決手段】 互いに異なる周波数の搬送波信号を用い
て伝送するディジタル信号の変復調を行う複数の変復調
手段43を伝送路の一端及び他端にそれぞれ配置し、伝
送路の一端と他端との間でPPPのプロトコルを適用し
てデータを伝送する伝送制御手段と、伝送路を介して伝
送するデータを複数のリンクに分散し、複数のリンクに
分散されたデータを1つに再編成するマルチリンク制御
手段と、必要に応じてリンクの確保及び解放を行い、伝
送路の一端と他端との間の1つの通信に関して同時に使
用するリンク数の変更により通信レートを制御する帯域
割り当て手段とを設けるとともに、同時に使用する搬送
波信号の数の変更によって通信レートを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクセスネットワ
ークを利用してコンピュータ間でパケットを伝送するた
めに用いられる可変レートアクセスシステムに関し、特
に通信レートの制御に関する。
【0002】
【従来の技術】広く用いられているホームユーザ向けの
コンピュータ通信システムにおいては、ダイアルアップ
の通信回線及びモデムを利用し、パケット化したデータ
をPPP(Point-to-Point Protocol)のプロトコルを
用いてコンピュータ間で伝送するようになっている。
【0003】PPPのプロトコルを用いる場合、パケッ
トはHDLC(High Level Data Link Control)フレー
ムにマッピングして伝送される。すなわち、パケットは
開始フラグと終了フラグとの間にマッピングされ、開始
フラグ及び終了フラグとともに通信回線上を伝送され
る。また、通信開始の際には、呼接続やユーザ認証等の
処理を行う。ダイヤルアップ回線とモデムを利用してコ
ンピュータ間でデータをPPPのプロトコルにより伝送
する場合、通信システムはたとえば図8に示すように構
成される。図8に示す通信システムについて以下に説明
する。
【0004】ユーザ側のコンピュータ端末11は、イン
タフェース(一般にRS−232Cなどの標準インタフ
ェース)13を介してモデム12と接続されている。モ
デム12は、加入者システム14(加入者ネットワーク
/公衆回線)に接続されている。センタ側には、モデム
及びPPP機能を内蔵したリモートアクセスサーバ15
(RAS:Remote Access Server)が備わっている。こ
のリモートアクセスサーバ15は、加入者システム14
及びセンタLAN(Local Area Network)16に接続さ
れている。センタLAN16には、ルータ17及びアプ
リケーションサーバ18も接続されている。
【0005】コンピュータ端末11から発信する場合、
コンピュータ端末11はPPPのプロトコルを用いてモ
デム12を経由してセンタ側のリモートアクセスサーバ
15との呼接続を行う。すなわち、コンピュータ端末1
1はリモートアクセスサーバ15が接続されている電話
番号で呼び出しを行い、所定の必要な認証手順を経て、
デフォルトルータアドレスなどの情報をリモートアクセ
スサーバ15から受信し、リンクを確立する。
【0006】リンクを確立した後は、コンピュータ端末
11とリモートアクセスサーバ15との間でIP(Inte
rnet Protocol)パケットの伝送が可能になる。このた
め、センタLAN16に接続されているルータ17を経
由して、コンピュータ端末11とアプリケーションサー
バ18との間、あるいは複数のコンピュータ端末11同
士の間での通信が可能になる。
【0007】PPPのプロトコルを用いる場合には、図
7に示すようなフォーマットの信号が伝送される。図7
に示すように、IPパケット21にはヘッダとデータと
が含まれている。また、PPPフレーム22にはIPパ
ケット21の他に、開始フラグ,ヘッダ,FCS及び終
了フラグが含まれている。一般に、イーサネット(登録
商標)LANにおけるコンピュータ通信ではイーサネッ
トフレーム上に各種プロトコルのデータを乗せ、MAC
(Media Access Control)アドレスにより端末を識別し
ている。しかし、PPPではIPパケット部分のみが開
始フラグおよびヘッダと終了フラグとの間にマッピング
されて伝送される。FCSは誤り訂正符号である。
【0008】なお、PPPのプロトコルについては既に
手順やフォーマットの詳細がインターネットの標準化機
関IETF(Internet Engineering Task Force)によ
って標準化されており、コンピュータ通信分野では一般
に普及している。従って、呼接続や認証の手順等につい
ては説明を省略する。なお、図8の例では伝送路として
アナログ電話回線を用いる場合を想定しているのでモデ
ムを利用している。ディジタル回線を利用する場合に
は、モデムの代わりにターミナルアダプタ(TA)を用
いてディジタル接続する。センタ側のリモートアクセス
サーバ15についても同様である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにダイヤル
アップ回線及びモデムを利用したPPPによる通信シス
テムにおいては、公衆回線を利用してモデム経由で複数
のコンピュータ間での通信が可能である。しかし、次の
ような問題がある。 (1)通常のアナログ電話回線を用いるため伝送レート
が低速になる。
【0010】(2)マルチリンクプロトコルを用いる場
合であっても、通信レートが固定的な物理回線レートに
依存するため柔軟な通信レート制御ができない。また、
近年になって開発されたディジタル通信方式xDSL、
すなわちADSL(Asymmetric Digital Subscriber Li
ne)やVDSL(Very high speed Digital Subscriber
Line)などにおいては、アナログ電話回線と同じアク
セスネットワークを利用して電話帯域以外の帯域を用い
てモデムによる高速ディジタル通信を行う。
【0011】xDSL方式を用いる場合には、ダイアル
アップ方式に比べて高速の通信レートが実現できる。し
かし、その場合でも柔軟な通信レートの制御ができない
という問題がある。本発明は、アクセスネットワークを
利用してコンピュータ間でパケットを伝送する場合に、
アクセスネットワークの通信レートを必要に応じて柔軟
に制御可能な可変レートアクセスシステムを実現するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の可変レートア
クセスシステムは、互いに異なる周波数の搬送波信号を
用いて伝送するディジタル信号の変復調を行う複数の変
復調手段を伝送路の一端及び他端にそれぞれ配置し、前
記伝送路の一端と他端との間でPPPのプロトコルを適
用してデータを伝送する伝送制御手段と、前記伝送路を
介して伝送するデータを複数のリンクに分散し、複数の
リンクに分散されたデータを1つに再編成するマルチリ
ンク制御手段と、必要に応じてリンクの確保及び解放を
行い、前記伝送路の一端と他端との間の1つの通信に関
して同時に使用するリンク数の変更により通信レートを
制御する帯域割り当て手段とを設けるとともに、同時に
使用する搬送波信号の数の変更によって通信レートを制
御することを特徴とする。
【0013】請求項1においては、伝送路の一端及び他
端にそれぞれ複数の変復調手段が配置されている。これ
ら複数の変復調手段は、互いに異なる周波数の搬送波信
号を用いて伝送するディジタル信号の変復調を行う。従
って、たとえばxDSLにおけるDMT(Discrete Mul
titone)方式のように、それぞれ搬送波の周波数が異な
る複数のサブチャネルを同一の伝送路上に確保できる。
【0014】伝送制御手段は、伝送路の一端と他端との
間でPPPのプロトコルを適用してデータを伝送する。
マルチリンク制御手段は、伝送路を介して伝送するデー
タを複数のリンクに分散し、複数のリンクに分散された
データを1つに再編成する。前記複数の変復調手段によ
って形成される複数のサブチャネルのそれぞれについ
て、通信回線のリンクを確保することができる。
【0015】1つの通信について複数のリンクを利用す
る場合には、送信側ではデータを分割し、分割された複
数のデータを複数のリンクにそれぞれ割り当ててデータ
を分割送信する。受信側では、複数のリンクを介して分
割送信されたデータを再編成して送信された元のデータ
を復元する。帯域割り当て手段は、必要に応じてリンク
の確保及び解放を行い、前記伝送路の一端と他端との間
の1つの通信に関して同時に使用するリンク数の変更に
より通信レートを制御する。
【0016】そして、請求項1では同時に使用する搬送
波信号の数の変更によって通信レートを制御する。な
お、PPPについては、インターネットの標準化機関I
ETFが定めたRFC(Request for Comment)−16
61に規定されたプロトコルを利用できる。また、前記
マルチリンク制御手段については、RFC−1990に
規定されたMP(Multi-Link Protocol)のプロトコル
を利用して実現できる。さらに、前記帯域割り当て手段
としては、RFC−2125に規定されたBAP(PPP
Bandwidth Allocation Protocol)のプロトコルを利用
して実現できる。
【0017】請求項1によれば、アクセスネットワーク
を利用してコンピュータ間でパケットを伝送する場合
に、アクセスネットワークの通信レートを使用する搬送
波の数の増減により制御するので、必要に応じて柔軟に
通信レートを変更できる。請求項2は、請求項1の可変
レートアクセスシステムにおいて、送信対象のデータが
存在しない場合にはその通信のために確保した少なくと
も1つのリンクに対応する変復調手段からの搬送波信号
の出力を遮断する、搬送波遮断制御手段をさらに設けた
ことを特徴とする。
【0018】各端末装置が送信しようとするデータの量
は変動する可能性が高い。送信しようとするデータの量
が多いときには、確保するリンクを増やして通信レート
を上げることにより通信の所要時間を短縮できる。ま
た、送信しようとするデータの量が少ない場合には通信
レートを下げてもかまわない。ところで、動的に通信レ
ートの変更を行うと、それに伴って1つの通信で確保す
るリンクの数が変化するので、ある周波数のサブチャネ
ルについては、使用中になったり空き状態になったりす
る。しかしながら、各々の変復調手段が常に搬送波信号
を出力している場合には、空きのサブチャネルができた
場合であっても、同じ周波数の搬送波信号が衝突するの
を避けるために伝送路に接続された他の装置は空いたサ
ブチャネルを利用できない。
【0019】請求項2においては、送信対象のデータが
存在しない場合にはその通信のために確保した少なくと
も1つのリンクに対応する変復調手段からの搬送波信号
の出力を搬送波遮断制御手段が遮断するので、空いたリ
ンクのサブチャネルを他の装置が有効に利用できる。請
求項3は、請求項1の可変レートアクセスシステムにお
いて、伝送路に接続された複数の装置のそれぞれに、互
いに周波数が異なる一部の搬送波信号を予め固定的に割
り当てる最低帯域保証手段をさらに設けたことを特徴と
する。
【0020】最低帯域保証手段は、伝送路に接続された
複数の装置のそれぞれに互いに周波数が異なる一部の搬
送波信号を予め固定的に割り当てる。従って、各々の装
置はそれに予め割り当てられた周波数の特定のサブチャ
ネルを常に占有することができる。すなわち、各々の装
置に割り当てられる帯域の下限が保証される。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の可変レートアクセスシス
テムの1つの実施の形態について、図1〜図7を参照し
て説明する。この形態は全ての請求項に対応する。
【0022】図1はこの形態のエッジ部の構成を示すブ
ロック図である。図2はこの形態のノード部の構成を示
すブロック図である。図3はこの形態の通信システムの
構成を示すブロック図である。図4はこの形態の通信レ
ート制御の概要を示すフローチャートである。図5は割
り当て可能な周波数帯域の構成例を示すグラフである。
図6は装置毎の周波数帯域の割り当ての例を示すグラフ
である。図7はPPPのフレーム構造を示すタイムチャ
ートである。
【0023】この形態では、請求項1の複数の変復調手
段は変復調部43及び変復調部52に対応する。また、
請求項1の伝送制御手段はPPP制御45a,55aに
対応し、請求項1のマルチリンク制御手段はMP制御4
5b,55bに対応し、請求項1の帯域割り当て手段は
BAP制御45c,55cに対応する。さらに、請求項
2の搬送波遮断制御手段はステップS21に対応し、請
求項3の最低帯域保証手段はステップS10に対応す
る。
【0024】図3に示す通信システムにおいては、アク
セスネットワーク31としてxDSL方式の通信が可能
な公衆回線を用いている。ユーザ側においては、アクセ
スネットワーク31にエッジ部32が接続されている。
図3に示すように、複数のエッジ部32(A),32(B)を
アクセスネットワーク31に接続することができる。各
々のエッジ部32には、複数のコンピュータ端末11
(1)〜11(N)がイーサネットインタフェース33(1)〜
33(N)を介して接続されている。
【0025】センタ側においては、アクセスネットワー
ク31にノード部34が接続されている。ノード部34
が接続されたセンタLAN16には、ルータ17及びア
プリケーションサーバ18も接続されている。従って、
各コンピュータ端末11からイーサネットインタフェー
ス33,エッジ部32,アクセスネットワーク31,ノ
ード部34を介して、アプリケーションサーバ18にア
クセスすることが可能である。
【0026】エッジ部32は、イーサネットインタフェ
ース33を介して接続された配下のコンピュータ端末1
1との間でイーサネットパケットの送受信を行う。エッ
ジ部32は、コンピュータ端末11からのイーサネット
パケットを受け取ると、内部のデータ処理部(図1の4
2)がイーサネットパケットからIPパケットを取り出
し、このIPパケットを送信するためにPPPのプロト
コルを用いてセンタ側のノード部34との間で通信を開
始する。
【0027】アクセスネットワーク31を経由してセン
タ側に届いたデータは、ノード部34に取り込まれ、ノ
ード部34内部で復調される。復調されたデータは、デ
ータ処理部(図2の53)においてPPPプロトコルで
復元され、複数のリンクに分割されたデータをマルチリ
ンクプロトコル及び帯域割り当てプロトコルによって1
つの受信データに再編成される。この受信データはノー
ド部34からセンタLAN16に出力され、センタLA
N16に接続されたルータ17に、あるいは17を介し
てアプリケーションサーバ18に転送される。
【0028】一方、センタLAN16に接続されたアプ
リケーションサーバ18やルータ17が送出するイーサ
ネットパケットは、上記と逆の流れで上記と同様の手順
によりノード部34からエッジ部32に転送される。図
3に示すエッジ部32は図1のように構成され、図3に
示すノード部34は図2のように構成されている。
【0029】図1を参照すると、エッジ部32にはイー
サネットインタフェース処理部41,データ処理部4
2,変復調部43,アクセス系インタフェース処理部4
4及び制御部45が備わっている。データ処理部42に
は、複数のイーサネットインタフェース処理部41が並
列に接続されている。また、M個の変復調部43(1)〜
43(M)がデータ処理部42とアクセス系インタフェー
ス処理部44との間に接続されている。変復調部43
(1)〜43(M)の各々の機能は基本的に一般のモデムと同
様であるが、変復調に用いる搬送波の周波数は互いに異
なるように定めてある。変復調部43の変調方式として
は、QAM変調などが用いられる。
【0030】たとえば、DMT方式を用いてxDSLを
実現する場合には、電話の周波数帯域よりも周波数の高
い高周波領域に4kHzの一定間隔で256個のサブチ
ャネルを形成する必要があるので、256個の変復調部
43を用い、各々の変復調部43にはそれぞれのサブチ
ャネルに対応する互いに異なる搬送波周波数を割り当て
ればよい。
【0031】コンピュータ端末11が送信するデータ
は、イーサネットインタフェース33及びイーサネット
インタフェース処理部41を介してデータ処理部42に
入力される。データ処理部42は、制御部45の制御に
従って選択した1つ又は複数の変復調部43に対してデ
ータを送出する。1つの通信について複数の変復調部4
3を同時に利用する場合には、イーサネットインタフェ
ース処理部41から入力されたデータは複数に分割さ
れ、分割されたデータは選択した複数の変復調部43に
分散するように割り当てられる。各々の変復調部43
は、データ処理部42から入力される送信データによっ
て搬送波を変調した信号をアクセス系インタフェース処
理部44に出力する。
【0032】アクセス系インタフェース処理部44は、
変復調部43(1)〜43(M)から入力される変調された信
号を合成してアクセスネットワーク31に出力する。変
復調部43(1)〜43(M)から出力される信号は互いに搬
送波の周波数が異なるので、それらを1つの信号に合成
することができる。一方、アクセスネットワーク31か
らアクセス系インタフェース処理部44に入力される信
号は、互いに搬送波の周波数が異なる複数の変調波を合
成したものである。アクセス系インタフェース処理部4
4は、入力される信号から各々の搬送波周波数の成分を
抽出して、その搬送波周波数が割り当てられた特定の変
復調部43に抽出した信号を出力する。
【0033】各々の変復調部43は、アクセス系インタ
フェース処理部44から入力される変調波を復調する。
この復調によって得られた受信データが、データ処理部
42に出力される。1つの通信について複数の変復調部
43を同時に利用している場合には、データ処理部42
は使用している複数の変復調部43から出力される分割
された受信データを1つのデータに再編成する。
【0034】データ処理部42によって再編成された受
信データが、イーサネットインタフェース処理部41及
びイーサネットインタフェース33を介してコンピュー
タ端末11に送出される。エッジ部32は制御部45に
よって制御される。制御部45の制御には、PPP制御
45a,MP制御45b,BAP制御45cが含まれて
いる。PPP制御45a,MP制御45b及びBAP制
御45cは、それぞれインターネットの標準化機関IE
TFが定めたRFC−1661に規定されたPPPプロ
トコル,RFC−1990に規定されたマルチリンクプ
ロトコル及びRFC−2125に規定された帯域割り当
てプロトコルに対応する処理を行うものであり、制御用
コンピュータのソフトウェア処理あるいは専用のハード
ウェアによって実現される。
【0035】図2を参照すると、ノード部34にはアク
セス系インタフェース処理部51,変復調部52,デー
タ処理部53,イーサネットインタフェース処理部54
及び制御部55が備わっている。
【0036】前記エッジ部32と同様に、M個の変復調
部52(1)〜52(M)がアクセス系インタフェース処理部
51とデータ処理部53との間に並列に接続されてい
る。これらの変復調部52(1)〜52(M)は互いに周波数
の異なる搬送波を用いて変調及び復調を行う。変復調部
52(1)〜52(M)の各々の搬送波周波数は、それぞれ変
復調部43(1)〜43(M)の搬送波周波数と同一に定めて
ある。
【0037】センタLAN16からノード部34に入力
される送信データは、イーサネットインタフェース処理
部54を介してデータ処理部53に入力される。同時に
複数の搬送波周波数を用いて1つの送信データを送信す
る場合には、データ処理部53は複数の変復調部52を
使用する。つまり、複数の変復調部52を選択し、選択
した変復調部52の数に合わせて送信データを複数に分
割する。そして、選択した複数の変復調部52に分散す
るように分割したデータのそれぞれをいずれかの変復調
部52に割り当てる。分割されたデータが、変復調部5
2に変調信号として入力される。
【0038】変復調部52は、データ処理部53から入
力される信号によって搬送波を変調し、変調した信号を
アクセス系インタフェース処理部51に出力する。アク
セス系インタフェース処理部51は、全ての変復調部5
2が出力する信号を合成し、合成した信号をアクセスネ
ットワーク31に出力する。全ての変復調部52が出力
する信号は搬送波の周波数が互いに異なるので、それら
を1つの信号に合成することができる。
【0039】ノード部34の全体の制御は制御部55に
よって行われる。制御部55の制御にはPPP制御55
a,MP制御55b及びBAP制御55cが含まれてい
る。PPP制御55a,MP制御55b及びBAP制御
55cは、それぞれインターネットの標準化機関IET
Fが定めたRFC−1661に規定されたPPPプロト
コル,RFC−1990に規定されたマルチリンクプロ
トコル及びRFC−2125に規定された帯域割り当て
プロトコルに対応する処理を行うものであり、制御用コ
ンピュータのソフトウェア処理あるいは専用のハードウ
ェアによって実現される。
【0040】PPPプロトコルの拡張であるマルチリン
クプロトコルを用いることにより、互いに搬送波の周波
数が異なる複数のサブチャネルに割り当てられた複数の
PPPのリンクをまとめて1つの通信で使用することが
できる。使用するリンク数の変更により、通信レートあ
るいは伝送帯域の変更が可能になる。マルチリンクプロ
トコルにおいては、複数のPPPリンクをまとめて1つ
の論理的リンクとして利用する。また、各PPPリンク
の追加や削除の制御については、帯域割り当てプロトコ
ルによって実現される。
【0041】なお、RFCはネットワークレイヤにおけ
る処理を規定している。また、下位のリンクとしてはI
SDN回線等の既存回線を想定している。しかし、図1
に示す複数の変復調部43や図2に示す複数の変復調部
52を直接制御するような処理についてはRFCでは全
く規定されていないし、示唆もされていない。エッジ部
32における内部データの各処理部間での受渡しを含む
一連の動作制御については、図1に示す制御部45が行
う。また、ノード部34における内部データの各処理部
間での受渡しを含む一連の動作制御については、図2に
示す制御部55が行う。
【0042】エッジ部32の制御部45の制御又はノー
ド部34の制御部55の制御によって、図4に示す通信
レート制御が実現する。この通信レート制御は制御部4
5及び制御部55のいずれが行ってもよいが、通信レー
トを変更する場合には、制御部45と制御部55との間
で通信を行って、エッジ部32の通信レートと制御部4
5の通信レートとを一致させる必要がある。
【0043】最初に通信を開始するときには、まずステ
ップS10を実行する。ステップS10では、最低の帯
域を保証するために、エッジ部32毎に予め定められた
周波数帯域を割り当てる。
【0044】この例では、図5に示すような多数の周波
数帯域61(1)〜61(n)及び62(1)〜62(n)が利用可
能である。これらの周波数帯域61(1)〜61(n)及び6
2(1)〜62(n)は、変復調部43(1)〜43(M)のそれぞ
れの搬送波周波数に応じて定まるサブチャネルを表して
いる。この例ではxDSLの場合を想定しているので、
周波数帯域61(1)〜61(n)及び62(1)〜62(n)は、
電話の帯域よりも高い周波数に配置されている。また、
上りデータ伝送(エッジ部32からノード部34へ向か
う方向)と下りデータ伝送とで周波数帯域を区別してい
る。すなわち、上りデータ伝送には周波数帯域61(1)
〜61(n))が割り当てられ、下りデータ伝送には周波数
帯域62(1)〜62(n)が割り当てられる。
【0045】たとえば、周波数帯域61(1),62(1)を
固定周波数帯域としてエッジ部32(A)に割り当て、周
波数帯域61(2),62(2)固定周波数帯域としてエッジ
部32(B)に割り当てるようにステップS10で処理す
れば、それぞれのエッジ部32は最低でも1つの周波数
帯域を常に確保できる。もちろん、1つのエッジ部32
に複数の周波数帯域を固定周波数帯域として割り当てて
もよい。この固定周波数帯域については、予め決定した
データをノード部34の内部に保持しておいてもよい
し、各エッジ部32からの要求に応じて変更してもよ
い。
【0046】ステップS11では、各々のエッジ部32
についてそれが伝送しているデータ量を検出する。すな
わち、実際に単位時間あたりに送信又は受信されたデー
タ量や送信側のバッファの利用状態を調べる。ステップ
S12では、ステップS11の検出結果を用いて、通信
レートが不足しているか否かを識別する。たとえば、単
位時間あたりに送信又は受信されたデータ量がそのエッ
ジ部32に現在割り当てられている帯域の大きさに近い
場合や、送信側のバッファに大量のデータが保持されて
送信待ち状態が発生する頻度が高くなると、通信レート
が不足しているとみなしてステップS13に進む。
【0047】ステップS13では空き周波数(現在未使
用のサブチャネル)を検索する。すなわち、割り当て可
能な周波数帯域61(1)〜61(n),62(1)〜62(n)の
うち、そのとき空いているものを調べる。もちろん、ス
テップS10で各エッジ部32に割り当てられる固定周
波数帯域は除外される。ここでは、固定周波数帯域以外
の周波数帯域は、複数のエッジ部32が共通に利用可能
な共有周波数の帯域とする。
【0048】ステップS13の処理は、上りデータ伝送
と下りデータ伝送のそれぞれについて独立に行う。つま
り、上りデータ伝送について空き周波数を検索する場合
には周波数帯域61(1)〜61(n)の中で検索し、下りデ
ータ伝送について空き周波数を検索する場合には周波数
帯域62(1)〜62(n)の中で検索する。ステップS13
の検索の結果、空き周波数を検出した場合にはステップ
S15に進む。ステップS15では、現在空いている周
波数帯域61又は62を、そのエッジ部32が利用する
帯域として追加する。この帯域の追加によって、通信レ
ートを上げることができる。
【0049】一方、ステップS12で通信レートの不足
が検出されない場合には、ステップS16に進む。ステ
ップS16では、ステップS11の検出結果を用いて、
通信レートが過大か否かを識別する。たとえば、単位時
間あたりに送信又は受信されたデータ量がそのエッジ部
32に現在割り当てられている帯域の大きさに比べて小
さすぎる場合や、送信側のバッファに保持された送信待
ちのデータ量が少ない場合には、通信レートが過大であ
るとみなしてステップS17に進む。
【0050】ステップS17では、通信レートが過大で
あるとみなされたエッジ部32が共有周波数(固定周波
数帯域以外)を使用中か否かを識別する。共有周波数を
使用中の場合には、ステップS18に進む。ステップS
18では、そのエッジ部32が現在使用している一部の
共有周波数を解放する。この共有周波数の解放によっ
て、エッジ部32の通信レートを下げることができる。
【0051】ステップS19では、各々の通信について
データの分散及び再編成に利用するリンクを更新する。
たとえば、ステップS15を実行した場合には、追加さ
れた新たな周波数帯域61又は62を利用することがで
きるので、追加した周波数帯域61又は62を利用して
送信データの分散又は受信データの再編成を行うよう
に、複数リンクの構成を変更する。
【0052】また、ステップS18を実行した場合に
は、解放した周波数帯域61又は62が使用できなくな
るので、送信データの分散又は受信データの再編成に利
用するリンクから解放した周波数帯域61又は62を除
外するように複数リンクの構成を変更する。また、ステ
ップS18の実行によっていずれかの周波数帯域61又
は62を解放した場合には、ステップS20からステッ
プS21に進む。ステップS21では、解放した周波数
帯域61又は62に対応する変復調部43及び変復調部
52を制御して、それが搬送波を出力するのを禁止す
る。
【0053】ステップS21の処理によって、解放した
周波数帯域61又は62については、変復調部43及び
52が搬送波を出力しなくなるので、その周波数帯域は
空き状態になり、他のエッジ部32が利用可能になる。
すなわち、図3に示すアクセスネットワーク31に複数
のエッジ部32を同時に接続する場合であっても、いず
れかのエッジ部32が解放した周波数帯域61又は62
については他のエッジ部32が新たに利用できる。
【0054】従って、同一の周波数帯域61,62を複
数のエッジ部32で共通に利用できる。もちろん、同一
の周波数帯域61,62を複数のエッジ部32で同時に
使用することはできない。複数のエッジ部32をアクセ
スネットワーク31に同時に接続する場合、たとえば図
6に示すように各エッジ部32に周波数帯域61,62
を割り当てて使用することができる。図6の例では、1
番目のエッジ部32には上りのデータ伝送に対して3つ
の周波数帯域61を割り当て、下りのデータ伝送に対し
て2つの周波数帯域62を割り当てている。このよう
に、上りで使用するサブチャネルの数と下りで使用する
サブキャリアの数とはそれぞれ独立に決定することがで
きる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればア
クセスネットワークを利用してコンピュータ間でパケッ
トを伝送する場合に、アクセスネットワークの通信レー
トを使用する搬送波の数の増減により制御するので、必
要に応じて柔軟に通信レートを変更できる。
【0056】また、搬送波遮断制御手段を設けることに
よって、空いたリンクのサブチャネルを他の装置が有効
に利用できる。さらに、最低帯域保証手段を設けること
によって、各々の装置はそれに予め割り当てられた周波
数の特定のサブチャネルを常に占有することができる。
すなわち、各々の装置に割り当てられる帯域の下限が保
証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のエッジ部の構成を示すブロック図
である。
【図2】実施の形態のノード部の構成を示すブロック図
である。
【図3】実施の形態の通信システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】実施の形態の通信レート制御の概要を示すフロ
ーチャートである。
【図5】割り当て可能な周波数帯域の構成例を示すグラ
フである。
【図6】装置毎の周波数帯域の割り当ての例を示すグラ
フである。
【図7】PPPのフレーム構造を示すタイムチャートで
ある。
【図8】従来例の通信システムの構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
11 コンピュータ端末 12 モデム 13 インタフェース 14 加入者システム 15 リモートアクセスサーバ 16 センタLAN 17 ルータ 18 アプリケーションサーバ 21 IPパケット 22 PPPフレーム 31 アクセスネットワーク 32 エッジ部 33 イーサネットインタフェース 34 ノード部 41 イーサネットインタフェース処理部 42 データ処理部 43 変復調部 44 アクセス系インタフェース処理部 45 制御部 45a,55a PPP制御 45b,55b MP制御 45c,55c BAP制御 51 アクセス系インタフェース処理部 52 変復調部 53 データ処理部 54 イーサネットインタフェース処理部 55 制御部 61,62 周波数帯域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 紀久 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA08 HC01 HC14 HD01 JA01 LA17 5K033 CA17 DB09 5K034 FF06 KK21 MM08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる周波数の搬送波信号を用い
    て伝送するディジタル信号の変復調を行う複数の変復調
    手段を伝送路の一端及び他端にそれぞれ配置し、 前記伝送路の一端と他端との間でPPPのプロトコルを
    適用してデータを伝送する伝送制御手段と、 前記伝送路を介して伝送するデータを複数のリンクに分
    散し、複数のリンクに分散されたデータを1つに再編成
    するマルチリンク制御手段と、 必要に応じてリンクの確保及び解放を行い、前記伝送路
    の一端と他端との間の1つの通信に関して同時に使用す
    るリンク数の変更により通信レートを制御する帯域割り
    当て手段とを設けるとともに、同時に使用する搬送波信
    号の数の変更によって通信レートを制御することを特徴
    とする可変レートアクセスシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1の可変レートアクセスシステム
    において、送信対象のデータが存在しない場合にはその
    通信のために確保した少なくとも1つのリンクに対応す
    る変復調手段からの搬送波信号の出力を遮断する、搬送
    波遮断制御手段をさらに設けたことを特徴とする可変レ
    ートアクセスシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1の可変レートアクセスシステム
    において、伝送路に接続された複数の装置のそれぞれ
    に、互いに周波数が異なる一部の搬送波信号を予め固定
    的に割り当てる最低帯域保証手段をさらに設けたことを
    特徴とする可変レートアクセスシステム。
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