JP2000257726A - バタフライバルブ装置 - Google Patents
バタフライバルブ装置Info
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- JP2000257726A JP2000257726A JP11063319A JP6331999A JP2000257726A JP 2000257726 A JP2000257726 A JP 2000257726A JP 11063319 A JP11063319 A JP 11063319A JP 6331999 A JP6331999 A JP 6331999A JP 2000257726 A JP2000257726 A JP 2000257726A
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Abstract
対して着脱自在であって、細い部品に至るまで分解組立
ての容易な軽量化されたバタフライバルブ装置を提供す
る。 【解決手段】 ケース本体1と、このケース本体に回動
可能に軸支されるる円盤状の弁体2と、その外周の凹溝
2aにパッキン状の弾性リング3が備えられ、ケース本
体1の左右対称位置の貫通孔1bと、その外側に位置す
る一対のヘルール軸受4,5と、これに外側より挿嵌さ
れて支承される一対の弁棒6,7とが備えられ、弁棒
6,7端部には弁体2を密接に挟持可能なスリット部が
形成され、上記一方のヘルール軸受4外側には、盲ヘル
ール9が位置し、反対側には、作動側ヘルール10が位
置し、これら二組の隣接したヘルール4,9と5,10
は、夫々クランプにより結合され、上記作動側ヘルール
10を貫通する弁棒7に回動動作を伝達する作動体20
が着脱可能に嵌着される。
Description
からなるケース本体に粉、粒、などの流体の通過量をコ
ントロールする円形のバタフライバルブを備えたバタフ
ライバルブ装置に関するものである。
体などの流体を収容したドラム缶などの容器の開口頂部
にホッパーを接続し、このホッパーの先端にバタフライ
バルブ装置を接続し、これを逆様にして内容物の流下量
をバタフライバルブの回動動作によってコントロールす
る事が行われている。図7はバタフライバルブ装置の一
例を示すもので、リング状の囲壁からなるケース本体5
1と、このケース本体に回動可能に軸支され、粉、粒、
液状の流体の通過量をコントロールするディスク状のバ
タフライバルブ52とが備えられ、内容物の流下量をバ
タフライバルブの回動動作によってコントロールするも
のである。このディスク状のバタフライバルブ52は、
一方にはプラグ軸53が結合され、他方には、ベアリン
グ55に支承されたスリーブ54内の長尺の作動用のス
テム軸55が一体構造として強固に結合され、これらの
軸によってケース本体51に保持されている。
の食品、薬品などを扱うため、同種類の原料毎にバタフ
ライバルブ装置を共用する事があり、その場合には、重
量のあるバタフライバルブ装置全体をホッパーより取り
外し、組み立てられたままバタフライバルブに付着した
原料を清掃しなければならない。このため清掃作業が困
難で、付着した残留物を完全に取り除くことが出来ない
場合は、異質原料の混入による品質低下を招く恐れがあ
った。そこで、これらの混入を確実に防ぐには異った原
料毎に多数個の専用のバタフライバルブ装置を準備して
おけばよいが、このようにすれば設備費がかさみコスト
アップになるという問題があった。そこで、清掃もしく
は洗浄作業を容易ならしめるために、重量のあるバタフ
ライバルブ装置を取り外して、バタフライバルブ本体
と、その他の部品の分解を行う場合も考えられるが、分
解組立てには相当の熟練を必要とし、ドライバ、スパナ
などの工具を必要とするばかりでなく、ビス、ボルトな
どの小さい部品がバタフライバルブ装置の中に残留した
ときは、原料の中に異物として混入され、不測の事態が
生ずるという問題があった。
たもので、工具を用いることなく、バタフライバルブが
ケース本体に対して着脱自在であって、細い部品に至る
まで分解組立ての容易な軽量化されたバタフライバルブ
装置を提供することを目的としている。
するためになされたもので、請求項1記載のバタフライ
バルブ装置は、両端がヘルールのリング状の囲壁からな
るケース本体1と、このケース本体に回動可能に軸支さ
れ、粉、粒、などの流体の通過を断続する円形のバタフ
ライバルブ2とが備えられたバタフライバルブ装置にお
いて、円形のバタフライバルブとして、円盤状のバタフ
ライバルブ2本体と、その外周の凹溝2aに嵌合しケー
ス本体内面1aに摺接可能なパッキン状の弾性リング3
とが備えられ、ケース本体1の左右対称位置の貫通孔1
bと、その外側に位置する一対のヘルール軸受4,5
と、これに外側より挿嵌されて支承される一対の弁棒
6,7とが備えられ、上記バタフライバルブ2本体の左
右には、上記弾性リング3と同一厚さで且つ、上記弁棒
の先端形状に合致する薄肉平坦部2bとその外側に切欠
空間部2cとが形成され、上記弁棒6,7先端部には、
上記薄肉平坦部2bと、切欠空間部2cに位置する弾性
リング3aとを、密接に挟持可能なスリット部6a,7
aが形成され、上記一方のヘルール軸受4外側には、盲
ヘルール9が位置し、他方のヘルール軸受5外側には、
作動側ヘルール10が位置し、これら二組の隣接したヘ
ルール4,9と5,10は、夫々クランプ21により結
合され、上記作動側ヘルール9を貫通する弁棒7に回動
動作を伝達する作動体20が着脱可能に嵌着されたもの
である。
弁棒6,7の外周の段差低位部にテフロンなどの滑動性
合成樹脂の鞘筒8が被嵌され、段差が解消されたもので
ある。
ランプを除いたバタフライバルブ装置に関するもので、
(イ)は一部縦断側面図、(ロ)は正面図である。ま
た、図2は本発明の一実施例によるクランプを装着した
バタフライバルブ装置に関するもので、(イ)は側面
図、(ロ)は平面図である。さらに図4はバルブと弁棒
の関係を示すもので、(イ)は縦断側面図、(ロ)は平
面図である。図において、1はケース本体、2はバタフ
ライバルブで外周の凹溝2aにパッキン状の弾性リング
3が脱着自在に嵌合され、ケース本体内面1aに摺接す
るものである。4,5は一対のヘルール軸受で、ケース
本体1の左右対称位置の貫通孔1bの外側に位置しケー
ス本体1に固定されている。6,7は上記ヘルール軸受
の外側より挿嵌されて支承される一対の弁棒である。図
4に示すように、バタフライバルブ2には上記弾性リン
グ3と同一厚さで且つ、上記弁棒の先端形状に合致する
半月状の薄肉平坦部2bと、その外側に切欠空間部2c
とが、形成され、弁棒6,7先端部には上記薄肉平坦部
2bと、切欠空間部2cに位置する弾性リング3aと
を、密接に挟持可能なスリット部6a,7aが形成され
ている。8は弁棒6,7外周の段差低位部に被嵌されテ
フロンの鞘筒で、これによって段差が解消され、無給油
で滑りを良くすることが出来る。9は盲ヘルールで、ヘ
ルール軸受4のフランジと対向し、且つ、弁棒6の端面
の飛出しを防止するものである。10は作動側ヘルール
で、ヘルール軸受5のフランジと対向し,その中心部に
は弁棒7が貫通している。
接した上記ヘルール4,9と5,10をそれぞれ結合す
る働きをする。図3はクランプ21を詳細に示すもの
で、(イ)は緊締した状態の斜視図、(ロ)は弛緩した
状態の斜視図である。クランプ21の本体は、上リング
22と下リング23とに二分割され、上リング22の一
端と下リング23の一端とは、蝶番24によって開閉可
能に連結され、上リング22の他端には、スリット25
aを有するフランジ25が突設され、下リング23の他
端には、ブラケット26が突設されている。ブラケット
26の先端中央部には回動ボルト27が回動自在に吊下
げ軸支されている。この回動ボルト27は180度回動
することによって上記スリット25aに介入でき、回動
ボルト27に螺合する蝶ナット28の緊締によってフラ
ンジ25とブラケット26との距離を近付けることがで
きる。また、上リング22と下リング23の内面には山
形のテーパ溝22a,23aが形成され二組の隣接した
上記ヘルール4,9と5,10とを確実に抱持できるよ
うに構成されている。
の外側に一体に結合された円盤状のハンドル受金具で、
中央を弁棒7が貫通し、上部外側に固定ボルト32が直
角に植設されている。33は開閉ロックガイドで、上部
に取付けボス34が溶接固定され、回動中心部に、上記
弁棒7の端末の角軸37に嵌合し得る角孔35が形成さ
れている。また、上記角孔35を中心とする扇形状のガ
イド溝36が形成され、予めテフロンスペーサ42を挿
通した固定ボルト32に挿通されるものである。38は
開閉ハンドルで、上記取付けボス34に螺着され、この
開閉ハンドル8の操作により、上記開閉ロックガイド3
3を、上記角孔35を中心として約90度回動させるこ
とが出来、T型ロックネジ39を上記固定ボルト32に
対して座金43を介し螺合緊締することによって、上記
回動位置を固定することができる。そして、上記角孔3
5の回動によって角軸37を有する弁棒7を介してバタ
フライバルブ2を所定角度回動させることができる。
立分解の説明図である。この装置を組立てるには、先ず
弾性リング3とバタフライバルブ2の凹溝に装着させ、
弁棒6,7に鞘筒8,8を被嵌させた後、これらをケー
ス本体1両側のヘルール軸受4,5の外側より挿通さ
せ、さらにこれらをケース本体1の中に位置させたバタ
フライバルブ2の切欠空間部2cに位置する弾性リング
3a及び薄肉平坦部2bに嵌着させる。次いで、ヘルー
ル軸受4に対し軸受ガスケット41を挟みながら盲ヘル
ール9を重ね図示しないクランプ21によって固定す
る。同様にヘルール軸受5に対し、軸受ガスケット41
を挟みながら、円盤状のハンドル受金具31と一体の作
動側ヘルール10を重ね、図示しないクランプ21によ
って固定する。次いで開閉ハンドル38を螺合させた開
閉ロックガイド33の扇形状のガイド溝36を、テフロ
ンスペーサ42を予め挿通させた固定ボルト32に挿通
させ、同時に角軸37に角孔35を嵌着させ、最後にT
型ロックネジ39を座金43を介して固定ボルト32に
螺合させて組立を完了する。この装置を分解するには、
反対の手順を行えば良い。
用の一例を示すものである。粉体、粒体、液体などの流
体を収容したドラム缶容器45の開口頂部にホッパー4
6を接続し、このホッパー46の先端にバタフライバル
ブ装置のケース本体1を重ね、図示しないクランプによ
って接続し、これを逆様にして内容物の流下量をバタフ
ライバルブの回動動作によってコントロールすることが
できる。
低位部にはテフロンなどの滑動性合成樹脂の鞘筒8が被
嵌され、段差が解消されたものであるが、弁棒6,7に
段差低位部を設けることなく、表面にテフロン等の滑動
性合成樹脂のコーティングを行っても良い。
タフライバルブ2本体の薄肉平坦部2bの形状が半円形
状であるが、角型でもよく、要は両者が同一形状で且
つ、同一大きさであればよい。このようにすれば、隙間
に原料などが残留することがない。
プを用いているが、クランプとして、別の構造物を用い
ても良い。但し、各部品が分離出来ないものが好まし
い。このようにすれば、脱落部品が原料に誤って混入す
ることを阻止することが出来る。
する弁棒7に回動動作を伝達する作動体20として、開
閉ハンドル38の操作により回動する開閉ロックガイド
33を用いているが、アクチュエータを用いてもよい。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
上記弾性リング3と同一厚さで且つ、上記弁棒の先端形
状に合致する薄肉平坦部2bとその外側に切欠空間部2
cとが形成され、上記弁棒6,7先端部には、上記薄肉
平坦部2bと、切欠空間部2cに位置する弾性リング3
aとを、密接に挟持可能なスリット部6a,7aが形成
されることにより、バタフライバルブ2本体と上記弁棒
6,7先端部とは隙間なく密接にワンタッチで結合され
るので、遮蔽時のシール性が良く、原料が隙間に詰まっ
て残留することがなく、組立分解操作を迅速に行うこと
が出来る。
ヘルール9が位置し、他方のヘルール軸受5外側には、
作動側ヘルール10が位置し、これら二組の隣接したヘ
ルール4,9と5,10は、夫々クランプ11により結
合されることにより、熟練者でなくても組立分解操作を
治工具を用いず手作業で迅速に行うことが出来るばかり
でなく、細い部品が原料の中に異物として混入され、不
測の事態が生ずるのを未然に防止することが出来る。
フロンなどの滑動性合成樹脂の鞘筒8が被嵌され、段差
が解消されることにより、回転動作が軽快に行われると
共に、通常の軸受のように、潤滑油が原料中に混入する
恐れがない。
フライバルブ装置の説明図で、(イ)は一部縦断側面
図、(ロ)は正面図である。
タフライバルブ装置の説明図で、(イ)は側面図、
(ロ)は平面図である。
示す図で、(イ)は緊締した状態の斜視図、(ロ)は弛
緩した状態の斜視図である。
示すもので、(イ)は縦断側面図、(ロ)は平面図であ
る。
明図である。
示す側面図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 両端がヘルールのリング状の囲壁からな
るケース本体1と、このケース本体に回動可能に軸支さ
れ、粉、粒、などの流体の通過を断続する円形のバタフ
ライバルブ2とが備えられたバタフライバルブ装置にお
いて、円形のバタフライバルブとして、円盤状のバタフ
ライバルブ2本体と、その外周の凹溝2aに嵌合しケー
ス本体内面1aに摺接可能なパッキン状の弾性リング3
とが備えられ、ケース本体1の左右対称位置の貫通孔1
bと、その外側に位置する一対のヘルール軸受4,5
と、これに外側より挿嵌されて支承される一対の弁棒
6,7とが備えられ、上記バタフライバルブ2本体の左
右には、上記弾性リング3と同一厚さで且つ、上記弁棒
の先端形状に合致する薄肉平坦部2bとその外側に切欠
空間部2cとが形成され、上記弁棒6,7先端部には、
上記薄肉平坦部2bと、切欠空間部2cに位置する弾性
リング3aとを、密接に挟持可能なスリット部6a,7
aが形成され、上記一方のヘルール軸受4外側には、盲
ヘルール9が位置し、他方のヘルール軸受5外側には、
作動側ヘルール10が位置し、これら二組の隣接したヘ
ルール4,9と5,10は、夫々クランプ21により結
合され、上記作動側ヘルール9を貫通する弁棒7に回動
動作を伝達する作動体20が着脱可能に嵌着されたバタ
フライバルブ装置。 - 【請求項2】 弁棒6,7は、その外周の段差低位部に
テフロン(登録商標)などの滑動性合成樹脂の鞘筒8が
被嵌され、段差が解消された請求項1記載のバタフライ
バルブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06331999A JP4123317B2 (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | バタフライバルブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06331999A JP4123317B2 (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | バタフライバルブ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000257726A true JP2000257726A (ja) | 2000-09-19 |
JP4123317B2 JP4123317B2 (ja) | 2008-07-23 |
Family
ID=13225842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06331999A Expired - Fee Related JP4123317B2 (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | バタフライバルブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4123317B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011523001A (ja) * | 2008-06-06 | 2011-08-04 | フロウサーブ マネージメント カンパニー | プラグヘッドアタッチメントを有するプラグ組立体 |
JP2017149421A (ja) * | 2017-04-19 | 2017-08-31 | 宇部興産海運株式会社 | 揚荷装置 |
-
1999
- 1999-03-10 JP JP06331999A patent/JP4123317B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011523001A (ja) * | 2008-06-06 | 2011-08-04 | フロウサーブ マネージメント カンパニー | プラグヘッドアタッチメントを有するプラグ組立体 |
US8500093B2 (en) | 2008-06-06 | 2013-08-06 | Flowserve Management Company | Plug assembly with plug head attachment |
US10989315B2 (en) | 2008-06-06 | 2021-04-27 | Flowserve Management Company | Method of attaching or replacing a plug assembly |
JP2017149421A (ja) * | 2017-04-19 | 2017-08-31 | 宇部興産海運株式会社 | 揚荷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4123317B2 (ja) | 2008-07-23 |
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