JP2000254656A - 蛇口取着型浄化活水器 - Google Patents

蛇口取着型浄化活水器

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JP2000254656A
JP2000254656A JP11061195A JP6119599A JP2000254656A JP 2000254656 A JP2000254656 A JP 2000254656A JP 11061195 A JP11061195 A JP 11061195A JP 6119599 A JP6119599 A JP 6119599A JP 2000254656 A JP2000254656 A JP 2000254656A
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water
magnet
filter
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faucet
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JP11061195A
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Tadashi Miyamoto
忠 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道蛇口に取着するので取り扱いが簡単であ
るし、設置場所も取らず、しかも水の浄化と活性化を同
時に行なうことができる。 【解決手段】 活水器本体1の上部には水道蛇口Aに取
着する蓋体7が螺着してあり、下部にはフィルタ収容体
14が設けてある。活水器本体1の内周面には高さ方向
途中に位置してN極を露出させた状態で外側固定磁石帯
12が設けてあり、底面中央に突出する水流ガイド部5
にはN極を露出させた状態で内側固定磁石体13が設け
てある。活水器本体1内には粒径2〜4mmの粒状トル
マリン16が容積の約5%、S極を露出させた3個の磁
石粒を有する磁石転動体17が容積の約5%夫々収容し
てある。フィルタ収容体14内には濾過材15Aをトル
マリンシート15Bで覆った濾過フィルタ15が収容し
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道蛇口に取着す
ることにより、水道水や地下水をトルマリンと磁力によ
り浄化し活性化することができる蛇口取着型浄化活水器
に関する。
【0002】
【従来の技術】水道蛇口に取着して水を浄化する従来の
浄水器は、容器本体内に活性炭や中空糸フィルタからな
る濾過フィルタを設け、濾過フィルタに水を通過させる
ことにより浄化するタイプのものが大多数である。他
方、水を活水化して配管内を防錆する方法としては、水
道管を外側から磁石で挟持し、通過する水の分子を磁力
で細分化する方法や、磁石を内設した水槽に水を一旦貯
留して活性化する方法等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術のう
ち、濾過フィルタを用いた浄水器は約4〜5か月の短期
間でフィルタが目詰まりするし、フィルタの周囲に水垢
が付着し易いという欠点がある。また、水道管を磁石で
挟持する活性化方法は、水の分子を分解するための通過
距離が極めて短い、即ち瞬間的に流通することから水の
活性化を十分に期待できないという欠点があり、水槽に
貯留する方法は設置場所が必要であるという欠点があ
る。そして、従来、水道蛇口に取着することで水の浄化
と活性化を同時に行うことができる手段は提供されてい
なかった。
【0004】本発明は上述した従来技術の諸欠点に鑑み
なされたもので、水道蛇口に取着することで取り扱いも
簡単であるし、設置場所も取らず、しかも水の浄化と活
性化を同時に行うことができる蛇口取着型浄化活水器を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために構成された本発明の手段は、一側磁極を露出させ
た状態で固定磁石が内側に設けてある活水器本体と、該
活水器本体に嵌着され、水道蛇口に着脱可能に取着され
る蓋体と、多数の水放出孔を有する蓋体状に形成され、
前記活水器本体の下部に嵌着されるフィルタ収容体と、
該フィルタ収容体に収容した濾過フィルタとからなり、
前記活水器本体内に多数の粒状トルマリンと、前記固定
磁石の磁極と反対極を露出させた状態で磁石粒を埋設し
た多数の磁石転動体を遊動可能に収容したものからな
る。
【0006】そして、前記固定磁石は前記活水器本体の
内周面に帯状に固着した構成にするとよい。
【0007】また、前記活水器本体内には底部中央から
上方に向けて水流ガイド部を突設した構成にするとよ
い。
【0008】更に、前記磁石転動体は非磁性材からなる
球体と、該球体に互いに離間させて形成した少なくとも
3個の穴に磁極面を陥没させた状態で埋設した磁石粒と
から構成するとよい。
【0009】更にまた、前記濾過フィルタは濾過材をト
ルマリンシートで覆った構成にするとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。図において、1は強化ガラス製或は
硬質合成樹脂製の活水器本体を示し、該活水器本体1は
円筒部2と、該円筒部2の上側に形成され、外周面に雄
ねじ3Aを有する口部3と、多数の小孔4Aを有し、円
筒部2の下側に形成された多孔底板部4と、該多孔底板
部4の中心から高さ方向途中に突出した三角錐状の水流
ガイド部5と、多孔底板部4の下方から突出し、該周面
に雄ねじ6Aが形成された取付口部6とから構成してあ
る。
【0011】7は前記活水器本体1に螺着される強化ガ
ラス製或は硬質合成樹脂製の蓋体で、該蓋体7は下側内
周に段部8A及びその下側に雌ねじ8Bが形成された椀
状の蓋本体8と、該椀本体8の中央上側に突出し、水道
蛇口Aが挿嵌する嵌合口が形成してある取付口体9とか
ら構成してあり、雌ねじ8Bを活水器本体1の雄ねじ3
Aに螺合することにより蓋体7は活水器本体1に着脱可
能に嵌着するようにしてある。そして、取付口部9に螺
着する締付リング10によって水道蛇口Aに締着するよ
うになっている。11は後述する粒状トルマリン16の
径よりも小さい穴径からなる多数の水流通孔11A、1
1A、・・・を形成した合成樹脂製円板からなる水分散
板を示す。該水分散板11は前記蓋体7の段部8Aと活
水器本体1の口部3上端との間に挟持してあり、流入す
る水道水を活水器本体1内に均等に分散させるものであ
る。
【0012】12は円筒部2の高さ方向途中に位置して
内周面2Aに帯状に固着した外側固定磁石帯を示す。該
外側固定磁石帯12には11,000ガウスのネオジウ
ム磁石を用いており、一側磁極、例えばN極を内向きに
露出した状態にしてある。また、13は前記水流ガイド
部5の上部側外周に円錐状に固着した内側固定磁石体
で、該内側固定磁石体13も11,000ガウスのネオ
ジウム磁石からなり、外側固定磁石帯12と同じN極を
露出させてある。
【0013】14は活水器本体1の取付口部6に螺着さ
れ、内部に濾過フィルタ15を交換可能に収容するフィ
ルタ収容体で、該フィルタ収容体14は有底の円筒容器
状に形成した収容部14Aと、該収容部14Aの内周面
上方に形成された雌ねじ14Bと、収容部14Aの底面
に形成された多数の水放出孔14C、14C、・・・と
から一体に成形してある。ここで、前記濾過フィルタ1
5は椰子殻活性炭等の濾過材15Aを通水性のトルマリ
ンシート(繊維素材にトルマリン微粉末を練り込んだ繊
維により編成したシート)15Bで包んだ構成からな
る。
【0014】16、16、・・・は活水器本体1内に収
容した多数の粒状トルマリンを示し、該各粒状トルマリ
ン16はトルマリン鉱石を粒径約2〜4mmに破砕等の
適宜の手段で成形したものからなっている。そして、粒
状トルマリン16は活水器本体1内にその容積の5%程
度収容してあり、水流によって活水器本体1内で遊動す
るようになっている。
【0015】また、17、17、・・・は粒状トルマリ
ン16と共に活水器本体1内に遊動可能に収容した磁石
転動体で、該各磁石転動体17は直径約5mmのセラミ
ックス等の非磁性材料からなる球体18に3個の穴18
A、18A、18Aを120度方向に離間させて形成
し、各穴に11,000ガウスのネオジウム磁石粒1
9、19、19をS極面19Aが球面18Bから約1m
mの深さdに陥没した状態になるように埋設した構成か
らなる。ここで、3個の磁石粒19、19、19を互い
に120度の方向に離間させて配置したのは、いずれか
の1の磁石粒19が外側固定磁石帯12又は内側固定磁
石体13に常に対面して磁場を形成するようにするため
である。従って、磁石粒19の個数は3個以上であれば
4個でも5個でもよいものである。そして、磁石転動体
17も活水器本体1内にその容積の5%程度収容してあ
る。
【0016】本実施の形態に係る蛇口取着型浄化活水器
は上述の構成からなり、使用に際しては水道蛇口Aに取
付口体9を嵌合して締付リング10を締結することによ
り取着する。開栓して活水器本体1内に水が流入すると
水流により多数の粒状トルマリン16及び磁石転動体1
7が乱流状態で撹拌される。この際、水流ガイド部5は
一層乱流状態での撹拌を促進することができる。この乱
流状態の撹拌により、粒状トルマリン16、16、・・
・は水圧や活水器本体1に衝突することによる衝撃を受
け、また互いに摩擦することによりピエゾ電気といわれ
る静電気が発生し、電気分解により静止状態の約6倍の
マイナスイオン、ヒドロキシイオンを放出する。これら
イオンによって水中の残留塩素等を除去し、また界面活
性効果やアルカリ化効果が発揮される。
【0017】また、磁石転動体17が撹拌されて転動す
る間に各磁石粒19と外側固定磁石帯12及び内側固定
磁石体13により磁場が形成され、この磁場を水が流動
することにより水中の残留塩素やトリハロメタンを減少
できる。また、水の分子(クラスター)が微細化される
結果、浸透性と溶解力に富んだ水に変化される。そし
て、従来技術では給水管を介して対向配設した磁石によ
り形成した磁場に水を流動させていたために水の磁場通
過時間は瞬間的であるのに対し、本実施の形態では活性
器本体1内で磁石転動体17を転動させることにより外
側固定磁石帯12及び内側固定磁石体13との間で磁場
を形成するから、水が磁場の中を流動する距離は長くな
る結果磁力線による水の活性化を高めることができる。
【0018】また、磁石転動体17に埋設してある磁石
粒19は磁石転動体17が転動する間にその磁極面19
Aが水分子と直角に衝突する現象が起きるから、水分子
の分解をより促進することができる。
【0019】上述の如くして粒状トルマリン16と磁石
転動体17により浄化し、活性化した水は更に濾過フィ
ルタ15により濾過するから、一層浄化することができ
る。しかも、濾過フィルタ15にトルマリンシート15
Bを用いているから、トルマリンから得られる諸効果、
即ち残留塩素等の有害物質の除去効果、界面活性効果、
アルカリ化効果を作用させることができる。
【0020】本実施の形態では、外側固定磁石帯12及
び内側固定磁石体13はN極側を露出させて配置した構
成とし、磁石転動体17はS極側を露出させた構成にし
たが、磁極の設定は上記と逆にしてもよいものである。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上詳述した如く構成したか
ら、下記の諸効果を奏する。 (1)水道蛇口に取着するだけで使用できるから、取り
扱いが容易であるし、設置場所も取らず、しかも水を浄
化し活性化することができる。 (2)活水器本体内で水流により粒状トルマリンを乱流
状態で撹拌することにより、トルマリンの物性を確実か
つ十分に発揮させることができ、水を微細化し、またア
ルカリ化、界面活性化することができるので健康に好適
な水にすることができる。 (3)活水器本体内で水流により磁石転動体を乱流状態
で転動することにより、水が磁場を流動する距離が長く
なるから、水分子をより微細化することができ、水の活
性化を図ることができる。 (4)水は濾過フィルタを通す前に粒状トルマリンと磁
石転動体によって浄化し、活性化するから濾過フィルタ
が汚れる期間を長期化できる。 (5)磁石転動体は球体に形成してあるから、活水器本
体内での転動性が良いし、活水器本体の内面に傷を付け
ることがなく、また転動音も最小限にできる。 (6)濾過フィルタにはトルマリンシートを用いること
により、残留塩素等の有害物質の除去効果、界面活性効
果、アルカリ化効果等のトルマリンから得られる諸効果
を作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る蛇口取着型浄化活水
器の部分縦断面図である。
【図2】蛇口取着型浄化活水器の分解斜視図である。
【図3】磁石転動体の外観図である。
【図4】磁石転動体の部分拡大断面図である。
【図5】磁石転動体に埋設した磁石粒の配置状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 活水器本体 7 蓋体 12 外側固定磁石帯 14 フィルタ収容体 14C 水放出孔 15 濾過フィルタ 15A 濾過材 15B トルマリンシート 16 粒状トルマリン 17 磁石転動体 19 磁石粒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/68 540 C02F 1/68 540A 540F (71)出願人 599025031 泉 和代 北海道札幌市白石区東札幌3条2丁目1番 5−613号 (72)発明者 宮本 忠 北海道札幌市白石区東札幌2条6丁目5番 1―807号 Fターム(参考) 4D061 DA03 DB06 DB07 DB08 EA01 EA17 EB01 EC01 EC05 EC08 EC09 EC19 FA06 FA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側磁極を露出させた状態で固定磁石が
    内側に設けてある活水器本体と、該活水器本体に嵌着さ
    れ、水道蛇口に着脱可能に取着される蓋体と、底面に多
    数の水放出孔を有する有底容器状に形成され、前記活水
    器本体の下部に嵌着されるフィルタ収容体と、該フィル
    タ収容体に収容した濾過フィルタとからなり、前記活水
    器本体内に多数の粒状トルマリンと、前記固定磁石の磁
    極と反対磁極を露出させた状態で磁石粒を埋設してなる
    多数の磁石転動体を遊動可能に収容してなる蛇口取着型
    浄化活水器。
  2. 【請求項2】 前記固定磁石は前記活水器本体の内周面
    に帯状に固着してある請求項1記載の蛇口取着型浄化活
    水器。
  3. 【請求項3】 前記活水器本体内には底部中央から上方
    に向けて水流ガイド部が突設してある請求項1記載の蛇
    口取着型浄化活水器。
  4. 【請求項4】 前記磁石転動体は非磁性材からなる球体
    と、該球体に互いに離間させて形成した少なくとも3個
    の穴に磁極面を陥没させた状態で埋設した磁石粒とから
    構成してある請求項1記載の蛇口取着型浄化活水器。
  5. 【請求項5】 前記濾過フィルタは濾過材をトルマリン
    シートで覆った構成からなる請求項1記載の蛇口取着型
    浄化活水器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005068375A1 (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Polymer Ltd. 活水装置
EP1768932A1 (en) * 2004-07-06 2007-04-04 Byung Kul Lee Water purifier
JP2008036476A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Trim:Kk 有機排水処理方法及びその装置

Cited By (5)

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