JP2000254591A - ペットボトル選別器 - Google Patents
ペットボトル選別器Info
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- JP2000254591A JP2000254591A JP6580999A JP6580999A JP2000254591A JP 2000254591 A JP2000254591 A JP 2000254591A JP 6580999 A JP6580999 A JP 6580999A JP 6580999 A JP6580999 A JP 6580999A JP 2000254591 A JP2000254591 A JP 2000254591A
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- pet
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/10—Waste collection, transportation, transfer or storage, e.g. segregated refuse collecting, electric or hybrid propulsion
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 既出願（特願平１０−２３８８９）のカン・
瓶選別器と併用または一体に組み込んで使用する事によ
り、１個の投入口に投げ入れられた空き容器を電力・動
力等を一切用いる事無く、構造が簡単で製作費が安く、
かつ、迅速確実にペットボトル、瓶、鉄カン、アルミカ
ンの４種類に自動分別収集する 【構成】 ペットボトルは瓶やカンに比べて背丈が長い
事に着目し、空き容器投入口の直ぐ下に選別棒を設け、
背丈が長いペットボトルの頭部はこの選別棒にあたり容
器投入口の右側に用意されたペットボトル収納袋にはい
る。背丈の短い瓶やカンは選別棒に当たることなく、左
に向かって下降する傾斜面を持ったカン、瓶受け板の上
に落ちて斜面を転がり落ちて、カン・瓶選別器の投入口
はいる。ここで瓶、鉄カン、アルミカンに自動分別され
る。
瓶選別器と併用または一体に組み込んで使用する事によ
り、１個の投入口に投げ入れられた空き容器を電力・動
力等を一切用いる事無く、構造が簡単で製作費が安く、
かつ、迅速確実にペットボトル、瓶、鉄カン、アルミカ
ンの４種類に自動分別収集する 【構成】 ペットボトルは瓶やカンに比べて背丈が長い
事に着目し、空き容器投入口の直ぐ下に選別棒を設け、
背丈が長いペットボトルの頭部はこの選別棒にあたり容
器投入口の右側に用意されたペットボトル収納袋にはい
る。背丈の短い瓶やカンは選別棒に当たることなく、左
に向かって下降する傾斜面を持ったカン、瓶受け板の上
に落ちて斜面を転がり落ちて、カン・瓶選別器の投入口
はいる。ここで瓶、鉄カン、アルミカンに自動分別され
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明のペットボトル選別
器は飲料水等の空き容器の自動分別収集に関するもの
で、出願中（特願平１０−２３８８９）のカン・瓶選別
器（以下カン・瓶選別器と称す）と併用または一体に組
み込んで使用する事により、電力・動力等を用いる事な
くペットボトル、瓶、鉄カン、アルミカンの４種類に自
動分別収集する装置に関するものである。
器は飲料水等の空き容器の自動分別収集に関するもの
で、出願中（特願平１０−２３８８９）のカン・瓶選別
器（以下カン・瓶選別器と称す）と併用または一体に組
み込んで使用する事により、電力・動力等を用いる事な
くペットボトル、瓶、鉄カン、アルミカンの４種類に自
動分別収集する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来からある空き容器自動分別収集装置
は電力や動力を必要とするものが多く、（特開平０６−
２０６６０２）、（特開平０６−２２６２０９）、（特
開平０７−２７５８０３）、（特開平０８−１３１８７
９）等は大がかりで、膨大な設備費を要する。 ま
た、電力・動力を用いないもの（特開平０６−０３９３
１２）、（特開平０６−３０５５０８）、（特開平０８
−１６８７２６）でも機構が複雑で、可動部の摩耗等に
よる故障の可能性がある。また、１個づつ選別するのに
選別時間が長くかかり、連続して投入すると機構上つま
って選別不可となる欠点がある。また、いずれの選別器
もカン、瓶、鉄カンとアルミカンの内２種類、または、
３種類に選別出来るものであり、ペットボトルの選別機
能がない。電力・動力等を一切用いる事無く、構造が簡
単で製作費が安く、かつ、迅速確実に空き容器をペット
ボトル、瓶、鉄カン、アルミカンの４種類に自動分別収
集する事が出来る装置は見当たらない。
は電力や動力を必要とするものが多く、（特開平０６−
２０６６０２）、（特開平０６−２２６２０９）、（特
開平０７−２７５８０３）、（特開平０８−１３１８７
９）等は大がかりで、膨大な設備費を要する。 ま
た、電力・動力を用いないもの（特開平０６−０３９３
１２）、（特開平０６−３０５５０８）、（特開平０８
−１６８７２６）でも機構が複雑で、可動部の摩耗等に
よる故障の可能性がある。また、１個づつ選別するのに
選別時間が長くかかり、連続して投入すると機構上つま
って選別不可となる欠点がある。また、いずれの選別器
もカン、瓶、鉄カンとアルミカンの内２種類、または、
３種類に選別出来るものであり、ペットボトルの選別機
能がない。電力・動力等を一切用いる事無く、構造が簡
単で製作費が安く、かつ、迅速確実に空き容器をペット
ボトル、瓶、鉄カン、アルミカンの４種類に自動分別収
集する事が出来る装置は見当たらない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来から
ある空き容器自動分別収集装置の欠点を補うため、既出
願のカン・瓶選別器と併用または一体に組み込んで使用
する事により、１個の投入口に投げ入れられた空き容器
を電力・動力等を一切用いる事無く、構造が簡単で製作
費が安く、かつ、迅速確実にペットボトル、瓶、鉄カ
ン、アルミカンの４種類に自動分別収集する事が出来る
装置を提供することを目的とする。
ある空き容器自動分別収集装置の欠点を補うため、既出
願のカン・瓶選別器と併用または一体に組み込んで使用
する事により、１個の投入口に投げ入れられた空き容器
を電力・動力等を一切用いる事無く、構造が簡単で製作
費が安く、かつ、迅速確実にペットボトル、瓶、鉄カ
ン、アルミカンの４種類に自動分別収集する事が出来る
装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は図１及び図２
のように、カン・瓶選別器Ａの天板１１ｂの右端近くに
設けられたカン・瓶投入口１１ａの上部に覆い被さるよ
うな形で本発明のペットボトル選別器Ｂを取り付けて使
用するか、または、両者を一体に組み込んで使用する。
図１の斜面板１３の中央付近に設けた空き容器の投入口
１３ａに、ペットボトル、カン、瓶を投入する。投入さ
れた空き容器は図２の仕切り板１４と仕切り板１５の間
の空間（中央室Ｔ）に入る。中央室Ｔの上部にボトル選
別棒１６がその根本１６ａで仕切り板１４にネジ止めさ
れている、棒はその根本から先端１６ｂに向かって右肩
下がりの滑らかな曲線を描きつつ右室Ｒの中程まで突出
している。まず、図１の空き容器投入口１３ａに投げ入
れられたペットボトルは、その底部が容器底あて板１８
に、その頭部がボトル選別棒１６に当たり、棒の先端１
６ｂの方に向かって頭部から滑り落ちて仕切板１５の下
をくぐり抜けて右室Ｒ内にあるペットボトル収納袋１９
内に落下する。又、空き容器投入口１３ａに投げ入れら
れたカン、瓶はペットボトルに比べて背丈が短いのでボ
トル選別棒１６に触れることなく、カン・瓶受け板１７
の上に落ち、この斜面を左の方向に転がり落ちて仕切り
板１４の下部に開けた穴１４ａを通過して、左室Ｌ内に
あるカン・瓶選別器の投入口１１ａに入りカン・瓶選別
器Ａにより瓶、鉄カン、アルミカンに選別される。以上
の様に、本発明のペットボトル選別器Ｂと既出願のカン
・瓶選別器Ａを組み合わせる事により、１個の容器投入
口１３ａに投げ入れられた空き容器は無動力でペットボ
トル、瓶、鉄カン、アルミカン、の４種類に自動分別収
集することができる。
のように、カン・瓶選別器Ａの天板１１ｂの右端近くに
設けられたカン・瓶投入口１１ａの上部に覆い被さるよ
うな形で本発明のペットボトル選別器Ｂを取り付けて使
用するか、または、両者を一体に組み込んで使用する。
図１の斜面板１３の中央付近に設けた空き容器の投入口
１３ａに、ペットボトル、カン、瓶を投入する。投入さ
れた空き容器は図２の仕切り板１４と仕切り板１５の間
の空間（中央室Ｔ）に入る。中央室Ｔの上部にボトル選
別棒１６がその根本１６ａで仕切り板１４にネジ止めさ
れている、棒はその根本から先端１６ｂに向かって右肩
下がりの滑らかな曲線を描きつつ右室Ｒの中程まで突出
している。まず、図１の空き容器投入口１３ａに投げ入
れられたペットボトルは、その底部が容器底あて板１８
に、その頭部がボトル選別棒１６に当たり、棒の先端１
６ｂの方に向かって頭部から滑り落ちて仕切板１５の下
をくぐり抜けて右室Ｒ内にあるペットボトル収納袋１９
内に落下する。又、空き容器投入口１３ａに投げ入れら
れたカン、瓶はペットボトルに比べて背丈が短いのでボ
トル選別棒１６に触れることなく、カン・瓶受け板１７
の上に落ち、この斜面を左の方向に転がり落ちて仕切り
板１４の下部に開けた穴１４ａを通過して、左室Ｌ内に
あるカン・瓶選別器の投入口１１ａに入りカン・瓶選別
器Ａにより瓶、鉄カン、アルミカンに選別される。以上
の様に、本発明のペットボトル選別器Ｂと既出願のカン
・瓶選別器Ａを組み合わせる事により、１個の容器投入
口１３ａに投げ入れられた空き容器は無動力でペットボ
トル、瓶、鉄カン、アルミカン、の４種類に自動分別収
集することができる。
【０００５】
【発明実施の形態】図１の斜面板１３の中央付近に上下
に長手方向に設けられた空き容器の投入口１３ａにカ
ン、瓶、ペットボトル等を投入する。投入された空き容
器は図２の中央室Ｔに入る。中央室上部にボトル選別棒
１６が右肩下がりに滑らかな曲線を描きつつ、その先端
部１６ｂが右室Ｒの中程まで突出している。棒の根本１
６ａで仕切板１４の上部にあけた取り付け穴１４ｂ，１
４ｃにネジ止めされている。この両取り付け孔は長方形
の溝となっており、その長辺は補助線１９ａ、１９ｂと
平行である。従ってボトル選別棒１６をネジ止めする
際、止めネジをこの取り付け孔の長辺方向に沿って移動
させることによりボトル選別棒１６の取り付け位置を調
節することが出来る。
に長手方向に設けられた空き容器の投入口１３ａにカ
ン、瓶、ペットボトル等を投入する。投入された空き容
器は図２の中央室Ｔに入る。中央室上部にボトル選別棒
１６が右肩下がりに滑らかな曲線を描きつつ、その先端
部１６ｂが右室Ｒの中程まで突出している。棒の根本１
６ａで仕切板１４の上部にあけた取り付け穴１４ｂ，１
４ｃにネジ止めされている。この両取り付け孔は長方形
の溝となっており、その長辺は補助線１９ａ、１９ｂと
平行である。従ってボトル選別棒１６をネジ止めする
際、止めネジをこの取り付け孔の長辺方向に沿って移動
させることによりボトル選別棒１６の取り付け位置を調
節することが出来る。
【０００６】市販されている飲料水等の容器の背丈につ
いて調べてみると、カン、瓶の背丈はほとんど１７ｃｍ
以下であり、ペットボトルの背丈はほとんど２１ｃｍ以
上である。従ってボトル選別棒１６の取り付け位置を図
３の容器底あて板１８の斜面１８ａとボトル選別棒１６
の間の距離が１７ｃｍ以上、２１ｃｍ以下の範囲内で調
節出来るようにして、ネジ止めしておけば、この棒によ
ってカン、瓶とペットボトルがその背丈の相異によって
自動的に選別される。
いて調べてみると、カン、瓶の背丈はほとんど１７ｃｍ
以下であり、ペットボトルの背丈はほとんど２１ｃｍ以
上である。従ってボトル選別棒１６の取り付け位置を図
３の容器底あて板１８の斜面１８ａとボトル選別棒１６
の間の距離が１７ｃｍ以上、２１ｃｍ以下の範囲内で調
節出来るようにして、ネジ止めしておけば、この棒によ
ってカン、瓶とペットボトルがその背丈の相異によって
自動的に選別される。
【０００７】図１の空き容器投入口１３ａに投げ入れら
れたペットボトルは、中央室Ｔにおいて、その底部は容
器底あて板１８に、その頭部がボトル選別棒１６に当た
り、棒の先端１６ｂに向かって頭部から滑り落ちて仕切
板１５の下部にあけたボトル通過口１５ａを通り抜け、
右室Ｒの下部に設けられたペットボトル収納袋１９内に
落下する。
れたペットボトルは、中央室Ｔにおいて、その底部は容
器底あて板１８に、その頭部がボトル選別棒１６に当た
り、棒の先端１６ｂに向かって頭部から滑り落ちて仕切
板１５の下部にあけたボトル通過口１５ａを通り抜け、
右室Ｒの下部に設けられたペットボトル収納袋１９内に
落下する。
【０００８】空き容器投入口１３ａに投げ入れられたカ
ン、瓶はペットボトルに比べて背丈が低いのでボトル選
別棒１６に触れることなく、カン・瓶受け板１７の上に
落ちる。カン・瓶受け板１７の上面は左肩下がりの傾斜
面（勾配約１５度）となっており、斜面最下端の稜線
（左側稜線）１７ａとカン・瓶選別器Ａのカン、瓶投入
口１１ａの右側稜線１１ｅがほぼ重なるようにカン・瓶
受け板１７を設置しているので、投入されたカンと瓶
は、この斜面を左の方向に転がり落ちて仕切り板１４の
下部に開けた穴１４ａを通過して、カン・瓶選別器の投
入口１１ａにスム−ズに入りカン・瓶選別器Ａにより
瓶、鉄カン、アルミカンに選別される。
ン、瓶はペットボトルに比べて背丈が低いのでボトル選
別棒１６に触れることなく、カン・瓶受け板１７の上に
落ちる。カン・瓶受け板１７の上面は左肩下がりの傾斜
面（勾配約１５度）となっており、斜面最下端の稜線
（左側稜線）１７ａとカン・瓶選別器Ａのカン、瓶投入
口１１ａの右側稜線１１ｅがほぼ重なるようにカン・瓶
受け板１７を設置しているので、投入されたカンと瓶
は、この斜面を左の方向に転がり落ちて仕切り板１４の
下部に開けた穴１４ａを通過して、カン・瓶選別器の投
入口１１ａにスム−ズに入りカン・瓶選別器Ａにより
瓶、鉄カン、アルミカンに選別される。
【０００９】以上の様に、本発明のペットボトル選別器
Ｂと出願中のカン・瓶選別器Ａを組み合わせる事によ
り、１個の容器投入口１３ａに投げ入れられた空き容器
は無動力でペットボトル、瓶、鉄カン、アルミカン、の
４種類に自動分別収集することができる。
Ｂと出願中のカン・瓶選別器Ａを組み合わせる事によ
り、１個の容器投入口１３ａに投げ入れられた空き容器
は無動力でペットボトル、瓶、鉄カン、アルミカン、の
４種類に自動分別収集することができる。
【００１０】
【実施例】本発明のペットボトル選別器の一実施例を図
面に基づいて説明する。図１はカン・瓶選別器Ａに本発
明のペットボトル選別器Ｂを組み合わせた外観図であ
る。図２は本発明のペットボトル選別器Ｂの斜面板１３
を取り外して内部の構造を見やすくした透視図である。
図１のペットボトル選別器Ｂは、天板１２ａ。前面板１
２ｂ、右側板１２ｃ、左側板１２ｄ、裏面板１２ｅ、底
板１２ｆから成る逆Ｌ形函体の上方前面部を傾斜面１３
とした形状である。この斜面板１３のほぼ中央に上下に
長手方向の長方形の空き容器投入口１３ａをあける。こ
の空き容器投入口は、市販されているペットボトルの最
大背丈（３１ｃｍ）以上を長辺とし、最大太さ（９ｃ
ｍ）以上を短辺とする長方形とする。本発明のペットボ
トル選別器Ｂをカン・瓶選別器Ａと組み合わせる際、
図１のようにカン・瓶選別器Ａの天板１１ｂの右端近く
に設けられたカン・瓶投入口１１ａの上部に覆い被さる
ような形で本発明のペットボトル選別器Ｂを取り付け
る。この時、図３及び図４に示したように、カン・瓶受
け板１７の底板がカン・瓶選別器Ａの天板１１ｂの上面
に密着させ、カン・瓶受け板１７の傾斜面の最下端の稜
線１７ａとカン・瓶選別器Ａのカン、瓶投入口１１ａの
右側稜線１１ｅがほぼ重なるようにする。またカン・瓶
受け板１７の最上端の稜線１７ｂがカン・瓶選別器Ａの
天板１１ｂの右端縁線と平行して、その上部に来るよう
に設置する。カン・瓶受け板１７の上面は図４のように
左肩下がりの傾斜面となっているので、ここに落下した
カン、瓶は左の方に転がり落ちて左室Ｌを通過し、カン
・瓶投入口１１ａにはいる。ボトル選別棒１６は厚さ３
〜５ｍｍ、幅６〜９ｍｍ、長さ２５０〜３００ｍｍの金
属製の角棒の一端１６ａの端から２０ｍｍと７０ｍｍの
２カ所に、そして棒幅の中心に３〜４ｍｍの丸孔をあけ
て、仕切板１４にあけた長方形の孔１４ｂ，１４ｃへネ
ジ止めする。図４について、ボトル選別棒１６は、その
取り付け部１６ａから滑らかな曲線を描きつつ右肩下が
りに、その先端部１６ｂは右室Ｒの中程まで突出してい
る。図３について、容器投入口１３ａに投げ入れられた
ペットボトルＰは、その底部は容器底あて板１８に、そ
の頭部がボトル選別棒１６に当たった状態を示してい
る、容器底あて板１８の傾斜面１８ａは鉛直面から約２
５度傾斜させている。この傾斜面１８ａと仕切板１４の
右側面とカン・瓶受け板の上面１７の３面が交わる点を
基点１９ａとしてこの点を通って仕切板１４の右側面に
補助線１９ａ、１９ｂを引く、基点１９ａから１９ｂに
向かって補助線上の長さ１７０ｍｍの点を１９ｃとし
て、１９ｃを通って補助線に垂線を引き、１９ｃから垂
線の長さ９０ｍｍの点を１４ｃ、１４０ｍｍの点を１４
ｂとして、この両点から裏板１２ｅの方に向かって補助
線と平行に、長さ５０ｍｍ、幅３〜４ｍｍの長方形の貫
通孔を仕切板１４にあける。ボトル選別棒１６は、ペッ
トボトルの背丈に応じて取り付け位置が調節されて、こ
の貫通孔にネジ止めされる。カン・瓶選別器Ａの側板１
１ｃと右側面板１２ｃ前面板１２ｂ裏板１２ｅ底板１２
ｆに囲まれた空間は右室Ｒとなり、その内部にペットボ
トル収納袋１９を設置することにより本発明のペットボ
トル選別器は完成する。
面に基づいて説明する。図１はカン・瓶選別器Ａに本発
明のペットボトル選別器Ｂを組み合わせた外観図であ
る。図２は本発明のペットボトル選別器Ｂの斜面板１３
を取り外して内部の構造を見やすくした透視図である。
図１のペットボトル選別器Ｂは、天板１２ａ。前面板１
２ｂ、右側板１２ｃ、左側板１２ｄ、裏面板１２ｅ、底
板１２ｆから成る逆Ｌ形函体の上方前面部を傾斜面１３
とした形状である。この斜面板１３のほぼ中央に上下に
長手方向の長方形の空き容器投入口１３ａをあける。こ
の空き容器投入口は、市販されているペットボトルの最
大背丈（３１ｃｍ）以上を長辺とし、最大太さ（９ｃ
ｍ）以上を短辺とする長方形とする。本発明のペットボ
トル選別器Ｂをカン・瓶選別器Ａと組み合わせる際、
図１のようにカン・瓶選別器Ａの天板１１ｂの右端近く
に設けられたカン・瓶投入口１１ａの上部に覆い被さる
ような形で本発明のペットボトル選別器Ｂを取り付け
る。この時、図３及び図４に示したように、カン・瓶受
け板１７の底板がカン・瓶選別器Ａの天板１１ｂの上面
に密着させ、カン・瓶受け板１７の傾斜面の最下端の稜
線１７ａとカン・瓶選別器Ａのカン、瓶投入口１１ａの
右側稜線１１ｅがほぼ重なるようにする。またカン・瓶
受け板１７の最上端の稜線１７ｂがカン・瓶選別器Ａの
天板１１ｂの右端縁線と平行して、その上部に来るよう
に設置する。カン・瓶受け板１７の上面は図４のように
左肩下がりの傾斜面となっているので、ここに落下した
カン、瓶は左の方に転がり落ちて左室Ｌを通過し、カン
・瓶投入口１１ａにはいる。ボトル選別棒１６は厚さ３
〜５ｍｍ、幅６〜９ｍｍ、長さ２５０〜３００ｍｍの金
属製の角棒の一端１６ａの端から２０ｍｍと７０ｍｍの
２カ所に、そして棒幅の中心に３〜４ｍｍの丸孔をあけ
て、仕切板１４にあけた長方形の孔１４ｂ，１４ｃへネ
ジ止めする。図４について、ボトル選別棒１６は、その
取り付け部１６ａから滑らかな曲線を描きつつ右肩下が
りに、その先端部１６ｂは右室Ｒの中程まで突出してい
る。図３について、容器投入口１３ａに投げ入れられた
ペットボトルＰは、その底部は容器底あて板１８に、そ
の頭部がボトル選別棒１６に当たった状態を示してい
る、容器底あて板１８の傾斜面１８ａは鉛直面から約２
５度傾斜させている。この傾斜面１８ａと仕切板１４の
右側面とカン・瓶受け板の上面１７の３面が交わる点を
基点１９ａとしてこの点を通って仕切板１４の右側面に
補助線１９ａ、１９ｂを引く、基点１９ａから１９ｂに
向かって補助線上の長さ１７０ｍｍの点を１９ｃとし
て、１９ｃを通って補助線に垂線を引き、１９ｃから垂
線の長さ９０ｍｍの点を１４ｃ、１４０ｍｍの点を１４
ｂとして、この両点から裏板１２ｅの方に向かって補助
線と平行に、長さ５０ｍｍ、幅３〜４ｍｍの長方形の貫
通孔を仕切板１４にあける。ボトル選別棒１６は、ペッ
トボトルの背丈に応じて取り付け位置が調節されて、こ
の貫通孔にネジ止めされる。カン・瓶選別器Ａの側板１
１ｃと右側面板１２ｃ前面板１２ｂ裏板１２ｅ底板１２
ｆに囲まれた空間は右室Ｒとなり、その内部にペットボ
トル収納袋１９を設置することにより本発明のペットボ
トル選別器は完成する。
【００１１】
【発明の効果】この発明は、カン・瓶選別器と併用また
は一体に組み込んで使用する事により、１個の容器投入
口１３ａに空き容器が１個づつ連続して投入されても、
詰まることなく迅速、かつ確実にペットボトル、瓶、鉄
カン、アルミカンの４種類に自動選別出来る。また、構
造が簡単で電力、動力等を用いる事なく、コストも安価
で、駅、ホ−ル、公園、街路、家庭等どこにでも設置で
きて、環境の美化、資源のリサイクルの一助となり経済
効果は多大である。
は一体に組み込んで使用する事により、１個の容器投入
口１３ａに空き容器が１個づつ連続して投入されても、
詰まることなく迅速、かつ確実にペットボトル、瓶、鉄
カン、アルミカンの４種類に自動選別出来る。また、構
造が簡単で電力、動力等を用いる事なく、コストも安価
で、駅、ホ−ル、公園、街路、家庭等どこにでも設置で
きて、環境の美化、資源のリサイクルの一助となり経済
効果は多大である。
【図１】ペットボトル選別器をカン・瓶選別器に取り付
けた場合の斜視図
けた場合の斜視図
【図２】斜面板１３を取り外した場合の透視図
【図３】右側板１２ｃと仕切板１５を取り外した場合の
右側面図
右側面図
【図４】前面板１２ｂと容器底あて板１８を取り外した
場合の前面図
場合の前面図
Ａ カン・瓶選別器 Ｂ ペットボトル選別器 １１ａ カン・瓶投入口 １１ｂ カン・瓶選別器の天板 １１ｃ カン・瓶選別器の右側板 １１ｄ カン・瓶選別器の前面板 １１ｅ カン・瓶投入口の右側稜線 １２ａ 天板 １２ｂ 前面板 １２ｃ 右側板 １２ｄ 左側板 １２ｅ 裏ブタ １２ｆ 底板 １３ 斜面板 １３ａ 空き容器投入口 １４ 仕切板 １４ａ カン、瓶通過口 １４ｂ ネジ止め孔 １４ｃ ネジ止め孔 １５ 仕切板 １５ａ ペットボトル通過口 １６ ボトル選別棒 １６ａ ボトル選別棒取り付け部 １６ｂ ボトル選別棒先端 １７ カン・瓶受け板 １７ａ カン・瓶受け板の左側稜線 １８ 容器底あて板 １８ａ 容器底あて板の傾斜面 １９ａ、１９ｂ、１９ｃ 補助線 Ｔ 中央室 Ｒ 右室 Ｌ 左室 Ｐ ペットボトル
Claims (1)
- 【請求項１】前面上部を傾斜面とした函体よりなるペッ
トボトル選別器Ｂにおいて、斜面板１３の中央付近に上
下に長手方向に長方形の空き容器投入口１３ａをあけ
る。函体内部をこの投入口を挟んで仕切り板１４と１５
によって３分割し、投入口の真下を中央室Ｔとし、それ
を挟んで左室Ｌ、右室Ｒとする。中央室手前下部には容
器底あて板１８を設け、上部にはボトル選別棒１６をそ
の根本１６ａで仕切板１４にネジ止めする。棒はその根
本１６ａから先端１６ｂに向かって右肩下がりの滑らか
な曲線を描きつつ右室Ｒの中程まで突出している。仕切
板１４の取り付け孔１４ｂ、１４ｃは長方形にあけ、投
入される容器の背丈により、カン・瓶とペットボトルが
最も的確に選別できる様な位置に調整してネジ止めす
る。また、中央室Ｔの底部には左肩下がりの傾斜面をも
ったカン・瓶受け板１７を設ける。仕切り板１４の下部
にはカン・瓶通過口１４ａをあけ、左室Ｌの底部からカ
ンと瓶が排出されるようにする。仕切り板１５の下部に
はペットボトル通過口１５ａをあけて、右室Ｒの下部に
はペットボトル収納袋１９を設置した構成より成るペッ
トボトル選別器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6580999A JP2000254591A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | ペットボトル選別器 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP6580999A JP2000254591A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | ペットボトル選別器 |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2000254591A true JP2000254591A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13297739
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP6580999A Pending JP2000254591A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | ペットボトル選別器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000254591A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1999
- 1999-03-12 JP JP6580999A patent/JP2000254591A/ja active Pending
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