JP2000251455A - 記録データ再生装置 - Google Patents

記録データ再生装置

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JP2000251455A
JP2000251455A JP11055707A JP5570799A JP2000251455A JP 2000251455 A JP2000251455 A JP 2000251455A JP 11055707 A JP11055707 A JP 11055707A JP 5570799 A JP5570799 A JP 5570799A JP 2000251455 A JP2000251455 A JP 2000251455A
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JP
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Application number
JP11055707A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Masuyama
大志 益山
Koichi Kurihara
弘一 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JP2000251455A publication Critical patent/JP2000251455A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の部分データを、面倒な選択操作を必要
とすることなく簡単にかつ的確に選択する。 【解決手段】 再生制御データから抽出したメニュー識
別情報と、ユーザ識別部22に入力されたユーザの識別
情報とをもとに、読み出し制御部13により記憶部20
から対応する選択履歴情報を読み出すと共に、選択有効
時間内にユーザが部分データの指定入力を行うか否かを
カウンタ14で監視する。そして、ユーザが指定入力を
行わなかった場合には、自動決定部15において上記選
択履歴情報をもとに再生済みの部分データの有無を判定
し、再生済みの部分データが存在する場合には未再生の
部分データを自動選択して再生に供するようにしたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばDVD
(Digital Video Disc)等の記録媒体に記録されたデー
タを選択的に再生する記録データ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DVD等の記録媒体に記録された映像や
音声等のデータを再生する場合、従来では記録媒体に記
録された複数の番組やこの番組を構成する複数の章の中
からユーザが所望の番組又は章を選択して再生できるよ
うになっている。
【0003】例えば、特開平8−339663号公報に
示される方法では、先ずメニュー画面が表示され、この
メニュー画面に表示された番組名又は章を一定の選択時
間内にユーザが例えばキー操作により選択指定すると対
応する番組又は章が再生される。また、一定の選択時間
内にユーザによる選択指定操作が行われなかった場合に
は、予め決められた番組の章、例えば第1章が自動選択
されて対応するストーリが再生される。一方、メニュー
画面が表示されている状態で、ユーザが選択指定操作を
行うまでは選択待ち状態を保持するモードもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置には次のような改善すべき課題があっ
た。すなわち、一定の選択時間内に選択指定操作が行わ
れなかった場合に予め決められた番組又は章を自動選択
して再生を始めるものでは、ユーザが選択を迷っていた
り選択し忘れていると、既に視聴済みの番組の章から再
生が開始されてしまう。この場合ユーザは、再生を中止
してメニュー画面を再度表示させ、番組又は章の選択操
作をやり直さなければならず、その操作が面倒である。
【0005】一方、ユーザが選択指定操作を行うまで選
択待ち状態を保持するモードでは、常にユーザが番組又
は章の選択指定操作を行わなければならない。このた
め、予め決められた番組の章から再生させたい場合に
は、ユーザは操作が面倒となる。また、所望の番組の章
から再生させたい場合でも、ユーザがその章の番号を忘
れてしまったり誤って覚えていると、所望の番組の章を
再生するまでに無駄な時間や手間がかかる。
【0006】この発明は、上記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、所望の部分データ
を、面倒な選択操作を必要とすることなく簡単にかつ的
確に選択し再生することができる記録データ再生装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、所定の記録データを構成する複数の部分
データを記録媒体から選択的に再生する記録データ再生
装置において、上記複数の部分データに係わる選択履歴
情報を作成して記憶する選択履歴作成手段と、上記記録
媒体の記録データを再生する場合に、上記選択履歴作成
手段で作成された選択履歴情報をもとに各部分データに
ついて過去において再生済みか未再生かを判別し、この
判別結果に基づいて未再生の部分データを選択して再生
に供するようにしたものである。
【0008】従ってこの発明によれば、ユーザが再生す
べき部分データをその都度指定入力しなくても、未再生
の部分データが自動的に選択されて再生される。このた
め、ユーザは部分データを指定入力する必要がなくな
り、また再生済みの部分データ或いは再生を開始すべき
部分データを覚えておく必要もなくなるので、部分デー
タの指定に係わる操作性が向上される。また、再生すべ
き部分データの誤指定や、希望しない再生済みの部分デ
ータが自動再生される不具合もなくなる。すなわち、未
再生の部分データを簡単かつ的確に選択し再生すること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、この
発明に係わる記録データ再生装置の第1の実施形態を示
す機能ブロック図である。
【0010】記録媒体としてのDVDには、映像や音声
等により構成される主記録データの他に、上記映像及び
音声の再生方法を示す再生制御データが記録されてい
る。主記録データは、複数の部分データにより構成され
る。例えば主記録データが映画やドラマの場合には、部
分データは幕や章、或いはストーリからなる。
【0011】再生制御データには、部分データの一覧を
示すメニュー画面を特定するためのメニュー識別情報が
含まれている。なお、メニュー画面が複数ある場合に
は、これら複数のメニュー画面を識別するための識別情
報も含まれている。また再生制御データには、メニュー
画面からユーザが任意の部分データを選択することがで
きる時間、つまり選択有効時間を表す情報も含まれてい
る。
【0012】さて、以上のようなDVDから読み出され
た再生制御データは、メニュー画面検出部11及び選択
有効時間検出部12にそれぞれ入力される。メニュー画
面検出部11は、上記再生制御データからメニュー画面
の識別情報を抽出して、このメニュー識別情報を読み出
し制御部13に与える。
【0013】またこの実施形態の記録データ再生装置
は、ユーザ識別部及びユーザ情報記憶部23を備えてい
る。ユーザ識別部22は、ユーザが自身の名前やパスワ
ード等のユーザ情報を入力した場合に、ユーザ情報記憶
部23に記憶されているユーザ情報と照合し、一致する
ものがあるとそのユーザ識別情報を読み出し制御部13
及び書き込み制御部21にそれぞれ与える。
【0014】読み出し制御部13は、上記メニュー画面
検出部11から与えられたメニュー識別情報及び上記ユ
ーザ識別部22から与えられたユーザ識別情報をもとに
読み出しアドレスを発生し、この読み出しアドレスを記
憶部20に与えることで記憶部20から上記メニュー画
面及びユーザに対応する選択履歴情報を読み出す。そし
て、この読み出した選択履歴情報を自動決定部15に与
える。
【0015】選択有効時間検出部12は、上記再生制御
データから選択有効時間情報を抽出して、この情報によ
り表される選択有効時間をカウンタ14に与える。カウ
ンタ14は、上記選択有効時間が与えられた時点から計
時を開始し、この選択有効時間の計時中にユーザが図示
しない入力部により部分データの指定入力を行ったか否
かを監視する。そして、その監視結果を表す情報を自動
決定部15に与える。
【0016】自動決定部15は、選択有効時間中にユー
ザが部分データの指定入力を行った場合には、この入力
された部分データを再生対象として決定してその番号を
副映像デコーダ16及び一時保持部19にそれぞれ出力
する。これに対し、上記選択有効時間内にユーザが部分
データの指定入力を行わなかった場合には、上記読み出
し制御部13から与えられた選択履歴情報を参照してメ
ニュー画面中の各部分データの中に過去に再生した部分
データが存在するか否かを判定し、その判定結果をもと
に未選択の部分データを再生対象として決定し、その番
号を副映像デコーダ16及び一時保持部19にそれぞれ
出力する。
【0017】またこの実施形態の再生装置は、再生終了
検出部17及び再生済み判定部18を備えている。再生
終了検出部17は、前記DVDから読み出された再生制
御データ中から再生終了フラグを検出する。再生済み判
定部18は、上記再生済み判定部18により再生終了フ
ラグが検出された場合に、選択した部分データの再生が
終了したと判断し、選択履歴の更新指示を一時保持部1
9に与える。
【0018】一時保持部19は、上記再生済み判定部1
8から更新指示が与えられた場合に、先に自動決定部1
5より出力された再生対象の部分データの番号を、書き
込み指示と共に書き込み制御部21に与える。書き込み
制御部21は、先に読み出し制御部13から与えられた
選択履歴情報を、上記一時保持部19から与えられた再
生済みの部分データの番号をもとに更新し、この更新し
た選択履歴情報を記憶部20に書き込む。
【0019】なお、副映像デコーダは、映画等の字幕処
理やメニュー画面の選択ボタン処理を行う。
【0020】次に、以上のように構成された装置の動作
を説明する。図2及び図3はその手順を示すフローチャ
ートである。DVDの再生に先立ちユーザは、自身の名
前やパスワード等のユーザ情報を入力する。そうすると
ユーザ識別部22は、ステップ2aで上記ユーザ情報を
入力し、ステップ2bでユーザ情報記憶部23に記憶さ
れているユーザ情報と照合して、一致するものが登録さ
れていればユーザ識別情報を読み出し制御部13及び書
き込み制御部21にそれぞれ与える。
【0021】この状態でDVDをセットすると、このD
VDから先ずメニュー画面が読み出されて図示しない表
示部に表示される。またそれと同時にDVDからは再生
制御データが読み出される。そうすると、ステップ2c
に示すようにメニュー画面検出部11が上記再生制御デ
ータからメニュー識別情報を検出して読み出し制御部1
3に与え、また選択有効時間検出部12が選択有効時間
情報を検出してこの情報により表される選択有効時間を
カウンタ14に与える。
【0022】そうすると読み出し制御部13は、ステッ
プ2dにおいて、上記メニュー識別情報及びユーザ識別
情報をもとに、対応するメニュー画面及びユーザに係わ
る選択履歴情報を記憶部20から読み出す。そして、こ
の選択履歴情報を自動決定部15に通知する。またこの
ときカウンタ14は、ステップ2eにおいて選択有効時
間の計時を開始する。
【0023】さて、この状態でカウンタ14は、図3に
示すようにステップ3bで選択有効時間の超過監視を行
いながら、ステップ3aでユーザによる部分データの指
定入力を監視している。そして、上記選択有効時間内に
ユーザが再生を希望する部分データの番号を指定入力し
たとすると、カウンタ14はその時点で計時動作を停止
したのちユーザが部分データを指定入力した旨を自動決
定部15に通知する。この通知を受けると自動決定部1
5は、ステップ3dでユーザが指定した部分データを再
生対象として決定し、その番号を副映像デコーダ16へ
出力する。したがって、以後上記ユーザが指定した部分
データの再生が行われる。
【0024】一方、ユーザが再生を希望する部分データ
を指定入力しないまま、上記選択有効時間が超過したと
する。そうすると、カウンタ14はステップ3eで計時
動作を停止したのち上記選択有効時間の超過を自動決定
部15に通知する。この通知を受けると自動決定部15
は、ステップ3fで読み出し制御部13から通知された
選択履歴情報をもとに、再生済みの部分データが存在す
るか否かを判定する。そして、再生済みの部分データが
存在した場合には、未再生の部分データを再生対象とし
て決定し、この決定した部分データの番号を副映像デコ
ーダ16に通知する。
【0025】例えば、メニュー画面に表示された部分デ
ータが第1章から第5章まであり、第2章までが再生済
みだったとすれば、未再生の第3章が再生対象として選
択される。そして、この未再生の部分データが再生され
る。すなわち、ユーザが再生を希望する部分データを指
定せず、かつ部分データの中に再生済みのデータが存在
する場合には、未再生の部分データが自動選択されて再
生される。従って、ユーザは未再生の部分データを覚え
ておき、これを指定入力する必要がなく、その分操作が
簡単となる。また、部分データの入力指定を誤る恐れが
なく、これにより未再生の部分データを常に正確に再生
することが可能となる。
【0026】これに対し、再生済みの部分データが存在
しなかった場合には、自動決定部15はメニュー画面中
の全ての部分データが未再生の部分データであると判断
し、ステップ3gにおいて所定の部分データを選択す
る。例えば、メニュー画面に表示された部分データが第
1章から第5章まである場合には、無条件に第1章を選
択する。
【0027】すなわち、ユーザが再生を希望する部分デ
ータを指定せず、かつ全ての部分データが未再生の場合
には、所定の部分データが、例えば第1章が、自動的に
選択されて再生される。
【0028】さて、そうして選択した部分データの再生
が終了すると、再生制御データに含まれる再生終了フラ
グが再生終了検出部17で検出されて、再生済み判定部
18において再生終了が判定される。そうすると一時保
持部19は、ステップ3iで一時保持しておいた選択し
た部分データの番号を、書き込み制御部21に与える。
この通知を受けると書き込み制御部21は、ステップ3
kにおいて選択履歴情報の該当する部分データについて
の履歴を未再生から再生済みに更新し、記憶部20に書
き込む。
【0029】以上述べたように第1の実施形態では、再
生制御データから抽出したメニュー識別情報と、ユーザ
の識別情報とをもとに記憶部20から対応する選択履歴
情報を読み出すと共に、選択有効時間内にユーザが部分
データの指定入力を行うか否かを監視する。そして、ユ
ーザが指定入力を行わなかった場合には、自動決定部1
5において上記選択履歴情報をもとに再生済みの部分デ
ータの有無を判定し、再生済みの部分データが存在する
場合には未再生の部分データを自動選択して再生に供す
るようにしている。
【0030】したがって、ユーザは未再生の部分データ
を覚えておいて、これを指定入力しなくても、未再生の
部分データが自動的に正確に選択されて再生されること
になる。このため、ユーザの操作性は向上する。
【0031】また、ユーザが再生を希望する部分データ
を指定入力せず、かつ全ての部分データが未再生の場合
には、予め定められた部分データ、例えば第1章が自動
的に選択されて再生される。そして、ユーザが再生を希
望する部分データを指定入力しなくても、再生済みの部
分データが増えるごとに、順次未再生データが再生され
る。このため、従来複数回再生してすべての部分データ
を見る場合、ユ一ザは再生のたびに部分データを指定入
力していたが、本実施形態を適用すれば部分データを指
定入力せずにすべての部分データを再生することがで
き、操作性が向上する。
【0032】さらに、選択有効時間内にユーザが再生を
希望する部分データを指定入力すれば、この指定入力さ
れた部分データの再生が行われる。従って、ユーザの希
望に応じた任意の部分データの再生も可能である。
【0033】さらに、ユーザ識別情報に対応付けて選択
履歴情報を管理しているので、同一のディスクを複数の
ユーザがそれぞれ別々の再生状態で再生させることがで
きる。
【0034】(第2の実施形態)この発明に係わる第2
の実施形態は、DVDをセットすると、ユーザによる部
分データの指定入力操作を待たずに、過去の選択履歴を
参照して未再生の部分データを自動的に選択して再生に
供するようにしたものである。
【0035】図4は、この第2の実施形態に係わる記録
データ再生装置の機能構成を示すブロック図である。な
お、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付
して詳しい説明は省略する。
【0036】DVDから読み出された再生制御データは
メニュー画面検出部11に入力される。メニュー画面検
出部11は、再生制御データからメニュー画面の識別情
報を抽出して、このメニュー識別情報を読み出し制御部
13に与える。
【0037】読み出し制御部13は、上記メニュー画面
検出部11から与えられたメニュー識別情報及び上記ユ
ーザ識別部22から与えられたユーザ識別情報をもとに
読み出しアドレスを発生し、この読み出しアドレスを記
憶部20に与えることで記憶部20から上記メニュー画
面及びユーザに対応する選択履歴情報を読み出す。そし
て、この読み出した選択履歴情報を自動選択部31に与
える。
【0038】自動選択部31は、上記読み出し制御部1
3から与えられた選択履歴情報を参照してメニュー画面
中の各部分データの中に過去に再生した部分データが存
在するか否かを判定し、その判定結果をもとに未再生の
選択肢を例えば数字の上り順に決定し、決定した選択番
号を副映像デコーダ16に出力する。
【0039】書き込み制御部21は、上記自動選択部3
1により決定された選択番号を受け取り、この選択番号
をもとに該当する選択履歴情報の内容を更新して、この
更新後の選択履歴情報を記憶部20に書き込む。
【0040】次に、以上のように構成された装置の動作
を説明する。図5は、その手順を示すフローチャートで
ある。
【0041】前記第1の実施形態と同様にユーザは、自
身の名前やパスワード等のユーザ情報を入力する。そう
するとユーザ識別部22は、ステップ5aで上記ユーザ
情報を入力し、ステップ5bでユーザ情報記憶部23に
記憶されているユーザ情報と照合して、一致するものが
登録されていればユーザ識別情報を読み出し制御部13
及び書き込み制御部21にそれぞれ与える。
【0042】この状態でDVDをセットすると、このD
VDから再生制御データが読み出される。そうすると、
ステップ5cに示すようにメニュー画面検出部11が上
記再生制御データからメニュー識別情報を検出して読み
出し制御部13に与える。読み出し制御部13は、ステ
ップ5dにおいて、上記メニュー識別情報及びユーザ識
別情報をもとに、対応するメニュー画面及びユーザに係
わる選択履歴情報を記憶部20から読み出す。そして、
この選択履歴情報を自動選択部31に通知する。
【0043】自動選択部31は、ステップ5eで読み出
し制御部13から通知された選択履歴情報をもとに、再
生済みの選択肢が存在するか否かを判定する。そして、
再生済みの選択肢が存在した場合には、ステップ5fに
おいて未再生の選択肢を例えば数字の昇順で決定し、こ
の決定した部分データの番号をステップ5hで副映像デ
コーダ16に通知する。例えば、メニュー画面に表示さ
れた部分データが第1章から第5章まであり、第2章ま
でが再生済みだったとすれば、未再生の第3章が再生対
象として決定される。
【0044】これに対し、再生済みの選択肢が存在しな
かった場合には、自動選択部31はメニュー画面中の全
ての部分データが未再生の部分データであると判断し、
ステップ5gにおいて所定の選択肢を選択して、その番
号をステップ5hで副映像デコーダ16に出力する。例
えば、メニュー画面に表示された部分データが第1章か
ら第5章まであり、これらが全て未再生ならば第1章が
再生対象として決定される。
【0045】また、上記のように再生対象の部分データ
が設定され、その選択番号が入力されると、書き込み制
御部21はステップ5iにおいて選択履歴情報の該当す
る部分データについての履歴を未再生から再生済み更新
し、記憶部20に書き込む。
【0046】以上述べたように第2の実施形態では、D
VDをセットするとそのメニュー画面に応じた選択履歴
情報が記憶部20から読み出されて自動選択部31に与
えられ、自動選択部31においてこの選択履歴情報をも
とに再生済みの選択肢の有無が判定される。そして、再
生済みの選択肢があれば未再生の選択肢が選択されてそ
の番号が副映像デコーダ16に出力され、一方再生済み
の選択肢がない場合には所定の選択肢が選択されてその
番号が副映像デコーダ16に出力される。
【0047】従ってこの実施形態によれば、DVDをセ
ットすれば、過去の選択履歴を考慮して未再生の部分デ
ータが自動的に選択されて再生に供される。このためユ
ーザは、DVDをセットするだけで、再生対象の部分デ
ータを自ら指定入力する必要がなく、きわめて簡単に未
再生の部分データを再生することができる。
【0048】また、DVDをセットすると選択有効時間
を経ずに即時再生対象の部分データが決定され再生に供
されるので、例えば未再生の部分データを第1章から順
に再生する場合や、未再生の章から順に再生する場合の
ように、ユーザが再生対象の部分データを任意に選択す
る必要がない場合には、DVDをセットしてから又はメ
ニュー画面が表示されてから再生が始まるまでの時間を
短縮することができる。
【0049】(第3の実施形態)この発明に係わる第3
の実施の形態は、ディスクを再生中のメニュー画面と同
時に、ユーザの選択している状態を示すマーカ、例えば
カーソルなどの表示位置を、過去の選択履歴を参照して
未再生の部分データを合わせるようにしたものである。
【0050】図6は、この第3の実施の形態に係わる記
録データ再生装置の機能構成を示すブロック図である。
【0051】なお、同図において前記図4と同一部分に
は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0052】DVDから読み出された再生制御データは
メニュー画面検出部11に入力される。メニュー画面検
出部11は、再生制御データからメニュー画面の識別情
報を抽出して、このメニュー識別情報を読み出し制御部
13に与える。
【0053】読み出し制御部13は、上記メニュー画面
検出部11から与えられたメニュー識別情報及び上記ユ
ーザ識別部22から与えられたユーザ識別情報をもとに
読み出しアドレスを発生し、この読み出しアドレスを記
憶部20に与えることで記憶部20から上記メニュー画
面及びユーザに対応する選択履歴情報を読み出す。そし
て、この選択履歴情報を自動選択部31に通知する。
【0054】自動選択部31は、上記読み出し制御部1
3から与えられた選択履歴情報を参照してメニュー画面
中の各部分データの中に過去に再生した部分データが存
在するか否かを判定し、その判定結果をもとに未再生の
選択肢を例えば数字の上り順に決定し、決定した選択番
号を副映像デコーダ16に出力する。
【0055】副映像デコーダ16は、上記自動選択部3
1により決定された選択番号を受け取り、この選択番号
をもとにユーザの選択している状態を示すマーカ、例え
ばカーソルなどの表示位置を決定しする。図示しない表
示部は、副映像デコーダにより決定されたカーソル表示
位置をもとに所望のメニュー画面を構成してメニュー画
面を表示する。
【0056】ユーザが図示しない入力部により希望する
部分データを入力したり、前記第1の実施形態またはそ
の他の手段により実際に再生される部分データが決定さ
れた後、書き込み制御部21′は、実際に再生された部
分データの選択番号を受け取り、この選択番号をもとに
該当する選択履歴情報の内容を更新して、この更新後の
選択履歴情報を記憶部20に書き込む。
【0057】次に、以上のように構成された装置の動作
を説明する。図7は、その手順を示すフローチャートで
ある。
【0058】前記第1及び第2の実施形態と同様にユー
ザは、自身の名前やバスワード等のユーザ情報を入力す
る。そうするとユーザ識別部22は、ステップ8aで上
記ユーザ情報を入力し、ステップ8bでユーザ情報記憶
部23に記憶されているユーザ情報と照合して、一致す
るものが登録されていればユーザ識別情報を読み出し制
御部13及び書き込み制御部21′にそれぞれ与える。
【0059】この状態でDVDをセットすると、このD
VDから再生制御データが読み出される。そうすると、
ステップ8cに示すようにメニュー画面検出部11が上
記再生制御データからメニュー識別情報を検出して読み
出し制御部13に与える。読み出し制御部13は、ステ
ップ8dにおいて、上記メニュー識別情報及びユーザ識
別情報をもとに、対応するメニュー画面及びユーザに係
わる選択履歴情報を記憶部20から読み出す。そして、
この選択履歴情報を自動選択部31に通知する。
【0060】自動選択部31は、ステップ8eで読み出
し制御部13から通知された選択履歴情報をもとに、再
生済みの選択肢が存在するか否かを判定する。そして、
再生済みの選択肢が存在した場合には、ステップ8fに
おいて未再生の選択肢を例えば数字の昇順で決定し、こ
の決定した部分データの番号をステップ8hで副映像デ
コーダ16に通知する。例えば、メニュー画面に表示さ
れた部分データが第1章から第5章まであり、第2章ま
でが再生済みだったとすれば、未再生の第3章が選択対
象として決定される。
【0061】これに対し、再生済みの選択肢が存在しな
かった場合には、自動選択部31はメニュー画面中の全
ての部分データが未再生の部分データであると判断し、
ステップ8gにおいて所定の選択肢を決定して、その番
号を副映像デコーダ16に出力する。例えば、メニュー
画面に表示された部分データが第1章から第5章まであ
り、これらが全て未再生ならば第1章が選択対象として
決定される。
【0062】副映像デコーダ16は、自動選択部31か
ら受け取った選択番号をもとに前記カーソルの表示位置
を決定する。
【0063】図示しないメニュー表示部は、ステップ8
iにおいて副映像デコーダ16から受け取ったカーソル
表示位置をもとに所望のメニュー画面を構成してメニュ
ー画面を表示する。例えば図8のように、メニュー画面
に表示された部分データが第1章力から第5章まであ
り、第2章までが再生済みだったとすれば、未再生の第
3章の部分にカーソルなどのマーカが表示される。
【0064】ユーザが図示しない入力部により希望する
部分データを入力したり、又はその他の手段により実際
に再生される部分データが決定されると、書き込み制御
部21′はステップ8jにおいて実際の再生に供する部
分データの選択番号を受け取る。そして書き込み制御部
21′はステップ8kにおいて選択履歴情報の該当する
部分データについての履歴を未再生から再生済みに更新
し、記憶部20に書き込む。
【0065】以上述べたように第3の実施形態では、D
VDをセットするとそのメニュー画面に応じた選択履歴
情報が記憶部20から読み出されて自動選択部31に与
えられ、自動選択部31においてこの選択履歴情報をも
とに再生済みの選択肢の有無が判定される。そして、再
生済みの選択肢があれば未再生の選択肢が選択されてそ
の番号が副映像デコーダ16に出力され、一方再生済み
の選択肢がない場合には所定の選択肢が選択されてその
番号が副映像デコーダ16に出力される。その後、副映
像デコーダ16においてその選択肢をもとにカーソル表
示位置を決定し、図示しないメニュー表示部によりメニ
ュー画面が表示され、所望の選択肢の位置でカーソルが
表示される。
【0066】従ってこの実施形態によれば、メニュー画
面を表示する際に、メニュー画面中の選択肢のうち、未
再生の選択肢にカーソルが表示される。このためユーザ
はメニュー画面において、手動でカーソルを動かして未
再生の選択肢を選ぶ必要がなくなり、これにより操作性
は向上する。
【0067】(第4の実施形態)この発明に係わる第4
の実施形態は、メニュー画面に表示された部分データと
してのストーリを連続して再生する全再生モードと、メ
ニュー画面に表示されたストーリを個別に指定して再生
する個別再生モードとを有し、ユーザがこれらの再生モ
ードを選択的に指定することで、これらのモードに応じ
た再生動作を実行するようにしたものである。
【0068】図9は、この第4の実施形態に係わる記録
データ再生装置の機能構成を示すブロック図である。な
お、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付
して詳しい説明は省略する。
【0069】本実施形態の記録データ再生装置には、再
生ストーリ検出部41と、システム制御部42と、映像
/音声/副映像デコーダ43が設けてある。
【0070】再生ストーリ検出部41は、図示しない入
力手段において入力された再生モードに応じて、部分デ
ータとしてのストーリの選択を行うもので、個別再生モ
ードが指定入力された場合には、ストーリの再生終了を
再生制御データに含まれる再生終了フラグをもとに検出
し、再生終了指示をシステム制御部42に通知する。
【0071】一方、全再生モードが指定入力された場合
には、読み出し制御部13から与えられた選択履歴情報
をもとに過去に選択した選択肢の有無を判定する。そし
て、過去に選択した選択肢がない場合には、全ストーリ
を最初から順に選択しその選択番号をシステム制御部4
2に通知する。これに対し過去に選択した選択肢がある
場合には、一つのストーリの再生が終了するごとに上記
選択履歴情報をもとに次に再生するストーリが再生済み
か否かを判定し、再生済みであればこのストーリを飛ば
してこれに続く未再生のストーリを選択し、その選択番
号をシステム制御部42に通知する。
【0072】システム制御部42は、上記再生ストーリ
検出部41から通知された選択番号に応じて、DVDか
ら対応するストーリの主記録データ及びそれに付属する
再生制御データをそれぞれ読み出し、これらのデータを
映像/音声/副映像デコーダ43へ出力する。
【0073】次に、以上のように構成された記録データ
再生装置の動作を説明する。図10はその手順を示すフ
ローチャートである。
【0074】前記第1及び第2の実施形態と同様にユー
ザは、自身の名前やパスワード等のユーザ情報を入力す
る。そうするとユーザ識別部22は、ステップ7aで上
記ユーザ情報を入力し、ステップ7bでユーザ情報記憶
部23に記憶されているユーザ情報と照合して、一致す
るものが登録されていればユーザ識別情報を読み出し制
御部13及び書き込み制御部21にそれぞれ与える。
【0075】またユーザは、図示しない入力操作部にお
いて、再生モードとして全再生モードと個別再生モード
のうちの何れかを指定入力する。この指定入力された再
生モードの識別情報は再生ストーリ検出部41に与えら
れる。
【0076】さて、この状態でDVDをセットすると、
このDVDから再生制御データが読み出され、この再生
制御データに含まれるメニュー画面が先ず表示される。
図11にこのメニュー画面の表示例を示す。また上記再
生制御データはメニュー画面検出部11に入力される。
メニュー画面検出部11では、ステップ7cに示すよう
にメニュー識別情報が抽出され、このメニュー識別情報
は読み出し制御部13に与えられる。読み出し制御部1
3は、ステップ7dにおいて、上記メニュー識別情報及
びユーザ識別情報をもとに、対応するメニュー画面及び
ユーザに係わる選択履歴情報を記憶部20から読み出
す。そして、この選択履歴情報を再生ストーリ検出部4
1に通知する。
【0077】再生ストーリ検出部41は、再生モードと
していま全再生モードが指定されているか又は個別再生
モードが再生されているかをステップ7eで判定する。
そして、個別再生モードが指定されていれば、ユーザが
指定したストーリがDVDから個別に読み出されて再生
される。そして、このストーリの再生が終了して再生制
御データから再生終了フラグが検出されると、ステップ
7fで再生終了と判断して再生終了指示をシステム制御
部42に通知する。この再生終了指示を受けてシステム
制御部42は、DVDの再生動作を停止する。かくし
て、ユーザが希望するストーリの個別再生がなされる。
【0078】一方、ユーザが全再生モードを指定したと
する。そうすると、再生ストーリ検出部41は、先ずス
テップ7gにおいて読み出し制御部13から通知された
選択履歴の有無をもとに再生済みの選択肢があるか否か
を判断する。そして、再生済みの選択肢がない場合に
は、全ストーリを最初から順番に選択して再生させる。
この再生制御は、ステップ7hにおいて行われる。すな
わち、メニュー画面に続いて先ずストーリ1を選択し、
以後一つのストーリの再生が終了するごとに、このとき
DVDから読み出される再生制御データから次に再生す
べきストーリ番号を検出して、このストーリ番号をシス
テム制御部42に通知する。システム制御部42は、上
記再生ストーリ検出部41から順に通知されるストーリ
番号に従い、DVDに記憶された全ストーリを順次再生
する。図12はその再生順序の一例を示すものである。
【0079】これに対しユーザが全再生モードを指定
し、かつステップ7gで再生済みの選択肢があると判定
されると、再生ストーリ検出部41はステップ7iに移
行し、ここで選択履歴情報に従い再生済みのストーリを
飛び越して次のストーリを選択する処理を行う。
【0080】例えば、メニュー画面再生後においては、
図13(a)に示すように、ストーリ1が再生済みであ
ればこのストーリ1を飛び越して続くストーリ2を選択
し、ストーリ1及びストーリ2が再生済みであればこれ
らを飛び越してストーリ3を選択する。ストーリ3以降
が再生済みの場合も、同様にこれら再生済みのストーリ
を飛び越してそれに続くストーリを選択する。
【0081】また、ストーリ1再生後においては、図1
3(b)に示すように、再生済みのストーリがストーリ
2のみであればこのストーリ2を飛び越して続くストー
リ3を選択し、ストーリ2及びストーリ3が再生済みで
あればこれらを飛び越してストーリ4を選択する。スト
ーリ4以降が再生済みの場合も、同様にこれら再生済み
のストーリを飛び越してそれに続くストーリを選択す
る。
【0082】そうして再生対象のストーリ番号が選択さ
れてシステム制御部42に通知されると、システム制御
部42はこの通知されたストーリ番号に対応するストー
リをDVDから読み出してこの再生データを映像/音声
/副映像デコーダ43へ供給する。
【0083】また、上記システム制御部42に通知され
た選択ストーリ番号は書き込み制御部21にも通知され
る。この通知を受けると書き込み制御部21は、ステッ
プ7jにおいて選択履歴情報の該当するストーリについ
ての履歴を未再生から再生済み更新し、記憶部20に書
き込む。
【0084】以上述べたように第4の実施形態によれ
ば、ユーザが再生モードとして個別再生モードを指定す
れば、メニュー画面に示される複数のストーリのうちユ
ーザが希望するストーリを個別に指定してこれを単発的
に再生することができる。
【0085】一方、ユーザが全再生モードを指定すれ
ば、再生対象の全ストーリについて過去の選択履歴情報
をもとに再生済みか否かが判定される。そして、再生済
みのストーリがなければ全ストーリが最初から順に選択
されて再生され、これに対し再生済みのストーリがある
場合にはこの再生済みのストーリを飛び越して未再生の
ストーリが自動的に選択され、再生される。したがっ
て、ユーザは再生済みのストーリ又は未再生のストーリ
を自身で覚えておいてこれを指定入力しなくてもよくな
り、これにより操作性が改善される。
【0086】(その他の実施形態)前記第1乃至第3の
各実施形態において、選択履歴情報をもとに再生済みと
判定された部分データが存在する場合には、この再生済
みの部分データを未再生の部分データと区別してメニュ
ー画面上に表示するとよい。その表示形態としては、例
えば再生済みの部分データの表示色又は表示フォントを
異ならせたり、またマークを付ける等が考えられる。ま
た、再生済みの部分データの表示形態を異ならせる代わ
りに、未再生の部分データの表示形態を異ならせるよう
にしてもよい。このように構成すると、ユーザはメニュ
ー画面を見ることで各部分データの再生状況を確認する
ことができる。
【0087】また前記各実施形態では、再生済みの部分
データがない場合に再生装置において予め設定された部
分データを選択するようにしたが、DVD等の記録媒体
から読み出される再生制御データに強制選択ボタン番号
等が含まれている場合には、この番号に従って部分デー
タを選択するようにしてもよい。
【0088】さらに前記各実施形態では、メニュー画面
の検出時に選択履歴情報を記憶部20から読み出すよう
にしたが、再生開始時に読み出すようにしてもよい。さ
らに、選択履歴情報を更新する場合には、再生対象とし
ての部分データが決定されるごとにその選択番号をもと
にその都度更新する以外に、全再生モードにおいて全ス
トーリの再生が完了するか又は途中で終了した時点で、
各ストーリの再生終了の有無を判定してその判定結果を
もとにまとめて更新するようにしてもよい。
【0089】また、選択された部分データの再生が途中
で中断された場合には再生済みとしないのが一般的であ
るが、再生中断時にユーザに再生済みとするか否かを問
い合わせ、この問い合わせに対しユーザが再生済みとす
る旨を入力した場合には再生済みとするようにしてもよ
く、さらに再生残り時間の長さを判断することで再生済
みと見なすようにしてもよい。
【0090】さらに前記第1の実施形態では、再生終了
フラグを各部分データの再生後の領域に記録しておくよ
うにしたが、メニュー画面再生後の領域に各部分データ
の再生時間を記述しておき、各部分データの再生時間を
計時してこの計時時間を上記再生時間と比較することで
再生終了を検出するようにしてもよい。
【0091】また前記第4の実施形態では、次に再生す
べきストーリ番号を、メニュー画面及び各ストーリの再
生終了領域に記録した場合を例にとって説明したが、メ
ニュー画面や各ストーリの先頭位置に記録してもよく、
又は再生順序を表す一覧データを作成しておいてこれを
記録しておいてもよい。
【0092】さらに記録媒体としては、DVDに限らず
レーザディスクやCDROM等の他の媒体を適用しても
よく、また放送メディアや通信メディアから受信した情
報を記憶する磁気ディスクや磁気テープ等の記録再生が
可能な媒体を適用してもよい。
【0093】さらに前記各実施形態にその機能をON/
OFFするモードを持たせ、各実施形態を組み合わせた
り、個別に使用することもできる。また、前記各実施形
態では特に記載していないが、記憶部に記憶しておいた
選択履歴情報をクリアできるようにしてもよい。
【0094】さらに前記各実施形態において、メニュー
画面の選択肢を複数回再生してこれを記憶部に記憶して
おき、再生済みの選択肢がない場合には、記憶しておい
た再生回数に応じて部分データを決定してもよい。また
前記各実施形態では、ユーザに自身の名前やパスワード
等のユーザ情報を入力させ、これによりユーザを識別し
ていたが、このユーザ識別を用いずにユーザを区別する
ことなく、全ユーザ共通で実施してもよい。
【0095】前記第3の実施形態では、全再生モードに
おいて再生済みの選択肢がない場合、この再生制御は、
1つのストーリの再生が終了するごとにDVDから読み
出される再生制御データを参照して次に再生すべきスト
ーリ番号を検出していたが、この場合は全再生モードで
あるので特に1つのストーリの再生が終了するごとに次
に再生すべきストーリを検出しなくても全ストーリを最
初から順番に再生することができる。
【0096】その他、装置の構成や動作手順及び動作内
容、部分データの種類等については、この発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0097】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、所定
の記録データを構成する複数の部分データを記録媒体か
ら選択的に再生する記録データ再生装置において、上記
複数の部分データに係わる選択履歴情報を作成して記憶
する選択履歴作成手段と、自動選択制御手段とを備え、
上記記録媒体の記録データを再生する場合に、上記自動
選択制御手段により、上記選択履歴作成手段で作成され
た選択履歴情報をもとに各部分データについて過去にお
いて再生済みか未再生かを判別し、この判別結果に基づ
いて未再生の部分データを選択して再生に供するように
している。
【0098】従ってこの発明によれば、所望の部分デー
タを、面倒な選択操作を必要とすることなく簡単にかつ
的確に選択し再生することができる記録データ再生装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる記録データ再生装置の第1
の実施形態を説明するための機能ブロック図。
【図2】 図1に示した記録データ再生装置の動作手順
及びその内容の前半部分を示すフローチャート。
【図3】 図1に示した記録データ再生装置の動作手順
及びその内容の後半部分を示すフローチャート。
【図4】 この発明に係わる記録データ再生装置の第2
の実施形態を説明するための機能ブロック図。
【図5】 図4に示した記録データ再生装置の動作手順
及びその内容を示すフローチャート。
【図6】 この発明に係わる記録データ再生装置の第3
の実施形態を説明するための機能ブロック図。
【図7】 図6に示した記録データ再生装置の動作手順
及びその内容を示すフローチャート。
【図8】 メニュー画面の表示例を示す図。
【図9】 この発明に係わる記録データ再生装置の第4
の実施形態を説明するための機能ブロック図。
【図10】 図9に示した記録データ再生装置の動作手
順及びその内容を示すフローチャート。
【図11】 メニュー画面の表示例を示す図。
【図12】 部分データとしてのストーリの順次再生動
作の一例を示す図。
【図13】 部分データとしてのストーリの選択肢の一
例及び他の例を示す図。
【符号の説明】
11…メニュー画面検出部、12…選択有効時間検出
部、13…制御部、14…カウンタ、15…自動決定
部、16…副映像デコーダ、17…再生終了検出部、1
8…再生済み判定部、19…一時保持部、20…記憶
部、21,21′…書き込み制御部、22…ユーザ識別
部、23…ユーザ情報記憶部、31…自動選択部、41
…再生ストーリ検出部、42…システム制御部、43…
映像/音声/副映像デコーダ。
フロントページの続き (72)発明者 栗原 弘一 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内 Fターム(参考) 5D066 HA01 HA10 5D077 AA23 BA11 CA02 DC16 DC22 DF07 EA34 HC45

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の記録データを構成する複数の部分
    データを記録媒体から選択的に再生する記録データ再生
    装置において、 前記複数の部分データに係わる選択履歴情報を作成して
    記憶する選択履歴作成手段と、 前記記録媒体の記録データを再生する場合に、前記選択
    履歴作成手段により作成された選択履歴情報をもとに、
    各部分データについて過去において再生済みか未再生か
    を判別し、この判別結果をもとに未再生の部分データを
    選択して再生に供する自動選択制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする記録データ再生装置。
  2. 【請求項2】 前記自動選択制御手段は、過去に再生済
    みの部分データが存在しない場合には、予め定められた
    部分データを選択して再生に供することを特徴とする請
    求項1記載の記録データ再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体に記録された部分データの
    一覧を表すメニュー情報を表示するメニュー表示手段
    と、 前記メニュー情報の表示中に任意の部分データが手動操
    作により選択された場合に、当該選択された部分データ
    を認識して再生に供する手動選択制御手段と、 前記メニュー表示手段によるメニュー情報の表示時間を
    計時する計時手段とを、さらに具備し、 前記自動選択制御手段は、前記計時手段により計時され
    るメニュー情報の表示時間が予め設定した選択有効時間
    に達したか否かを監視する機能を有し、前記手動選択制
    御手段により部分データの手動選択操作が前記当該選択
    有効時間内に行われなかった場合に、前記選択履歴情報
    をもとに未再生の部分データを選択して再生に供するこ
    とを特徴とする請求項1記載の記録データ再生装置。
  4. 【請求項4】 各部分データが過去に再生済みか未再生
    であるかを表す再生状態表示情報を作成し、この再生状
    態表示情報をメニュー情報に対応付けて表示する再生状
    態表示手段を、さらに具備したことを特徴とする請求項
    3記載の記録データ再生装置。
  5. 【請求項5】 複数のユーザを識別するためのユーザ識
    別情報を入力するユーザ情報入力手段をさらに具備し、 前記選択履歴作成手段は、ユーザごとに前記複数の部分
    データの選択履歴情報を作成し、この作成した選択履歴
    情報を対応するユーザ識別情報に対応付けて記憶し、 前記自動選択制御手段は、前記ユーザ情報入力手段によ
    り入力されたユーザ識別情報をもとに対応するユーザの
    選択履歴情報を前記選択履歴作成手段から読み出し、こ
    の読み出した選択履歴情報をもとに各部分データについ
    て過去において再生済みか未再生かを判別し、この判別
    結果をもとに未再生の部分データを選択して再生に供す
    ることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の記
    録データ再生装置。
  6. 【請求項6】 前記自動選択制御手段において前記選択
    履歴情報を参照した結果、再生済みの部分データがある
    場合に、前記メニュー表示手段は、未再生の部分データ
    を選択した状態で前記メニュー情報を表示することを特
    徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の記録データ再
    生装置。
  7. 【請求項7】 所定の記録データを構成する複数の部分
    データを記録媒体から選択的に再生する記録データ再生
    装置において、 前記複数の部分データに係わる選択履歴情報を作成して
    記憶する選択履歴作成手段と、 前記複数の部分データを個別再生する第1のモードと、
    前記複数の部分データを連続再生する第2のモードとを
    選択的に指定入力するための再生モード入力手段と、 前記複数の部分データを個別に指定入力するための個別
    入力手段と、 前記再生モード入力手段により第1のモードが指定入力
    された状態で、前記個別入力手段により指定入力された
    部分データを選択して再生に供する個別再生制御手段
    と、 前記再生モード入力手段により第2のモードが指定入力
    された状態で、前記選択履歴作成手段により作成された
    選択履歴情報をもとに各部分データがそれぞれ過去にお
    いて再生済みか未再生かを判別し、この判別結果をもと
    に再生済みの部分データを飛ばして未再生の部分データ
    のみを順次選択して再生に供する連続再生制御手段とを
    具備したことを特徴とする記録データ再生装置。
  8. 【請求項8】 各部分データが過去に再生済みか未再生
    であるかを表すための再生状態表示情報を作成して表示
    する再生状態表示手段を、さらに具備したことを特徴と
    する請求項7記載の記録データ再生装置。
JP11055707A 1999-03-03 1999-03-03 記録データ再生装置 Pending JP2000251455A (ja)

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