JP2000245811A - おしゃぶりおよびおしゃぶり用クッション - Google Patents
おしゃぶりおよびおしゃぶり用クッションInfo
- Publication number
- JP2000245811A JP2000245811A JP11100438A JP10043899A JP2000245811A JP 2000245811 A JP2000245811 A JP 2000245811A JP 11100438 A JP11100438 A JP 11100438A JP 10043899 A JP10043899 A JP 10043899A JP 2000245811 A JP2000245811 A JP 2000245811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pacifier
- shield
- plate
- buffer
- nipple
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 おしゃぶりによる肌荒れを防止する。
【解決手段】 おしゃぶりの板状部(または楯状部)
に、緩衝部を備えたおしゃぶりを見出した。
に、緩衝部を備えたおしゃぶりを見出した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】乳児のおしゃぶりによる肌荒
れを防止するための、おしゃぶりおよびおしゃぶり用ク
ッションに関する。
れを防止するための、おしゃぶりおよびおしゃぶり用ク
ッションに関する。
【0002】
【従来技術】現在市販されているおしゃぶりは、ニップ
ル部、板状部(または楯状部)、および取手部からな
る。ニップル部は、乳児が乳首の代わりとして吸い付く
部分であり、口の中にいれる部分であるため、柔らかい
ゴムなどでできている。また、乳児の吸引力はかなり強
いものであり、乳児がおしゃぶりを吸引して誤飲するの
を防ぐために、プラスチックなどでできた板状部を設け
ている。乳児の口まわりの形状に合わせてフィット感を
高めるため、板状部が楯状になっているものもある。さ
らに、乳児の口からおしゃぶりをはずすためや、乳児自
身が手で持つために、プラスチックなどでできた取手部
を設けている。取手部の構造としては、楯状部と一体と
なったノブ状の構造のものもあれば、リング状の構造の
ものもある。
ル部、板状部(または楯状部)、および取手部からな
る。ニップル部は、乳児が乳首の代わりとして吸い付く
部分であり、口の中にいれる部分であるため、柔らかい
ゴムなどでできている。また、乳児の吸引力はかなり強
いものであり、乳児がおしゃぶりを吸引して誤飲するの
を防ぐために、プラスチックなどでできた板状部を設け
ている。乳児の口まわりの形状に合わせてフィット感を
高めるため、板状部が楯状になっているものもある。さ
らに、乳児の口からおしゃぶりをはずすためや、乳児自
身が手で持つために、プラスチックなどでできた取手部
を設けている。取手部の構造としては、楯状部と一体と
なったノブ状の構造のものもあれば、リング状の構造の
ものもある。
【0003】また、おしゃぶりに関する発明または考案
としては、以下のものが知られている。特表平10−5
11579には、歯並びが悪くなるのを防止または歯並
びを矯正するために、ニップル部の構造を改良したおし
ゃぶりに関する発明が開示されている。乳児がおしゃぶ
りを吸引する力が強いために、おしゃぶりの楯状部が口
の周辺部を圧迫し、歯並びなどが悪くなる可能性が高い
からである。また、特開平09−051934には、お
しゃぶりが口から落ちるのを防止する道具が開示されて
いる。おしゃぶりから伸びたバンドなどを頭にまわすこ
とにより、固定化するという考案である。
としては、以下のものが知られている。特表平10−5
11579には、歯並びが悪くなるのを防止または歯並
びを矯正するために、ニップル部の構造を改良したおし
ゃぶりに関する発明が開示されている。乳児がおしゃぶ
りを吸引する力が強いために、おしゃぶりの楯状部が口
の周辺部を圧迫し、歯並びなどが悪くなる可能性が高い
からである。また、特開平09−051934には、お
しゃぶりが口から落ちるのを防止する道具が開示されて
いる。おしゃぶりから伸びたバンドなどを頭にまわすこ
とにより、固定化するという考案である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】乳児によるおしゃぶり
の使用が短時間である場合は、おしゃぶりによる肌荒れ
などの問題はないが、継続して使用すると、乳児がおし
ゃぶりを吸引する力が強いため、おしゃぶりの板状部
(または楯状部)に接する肌が圧迫され、肌荒れなどを
起こしやすい。現在市販されているおしゃぶりは、板状
部(または楯状部)がプラスチックでできており、上記
肌荒れを防止することは困難である。従って、乳児が継
続して使用しても肌荒れなどがおこらないようなおしゃ
ぶりの開発が望まれている。
の使用が短時間である場合は、おしゃぶりによる肌荒れ
などの問題はないが、継続して使用すると、乳児がおし
ゃぶりを吸引する力が強いため、おしゃぶりの板状部
(または楯状部)に接する肌が圧迫され、肌荒れなどを
起こしやすい。現在市販されているおしゃぶりは、板状
部(または楯状部)がプラスチックでできており、上記
肌荒れを防止することは困難である。従って、乳児が継
続して使用しても肌荒れなどがおこらないようなおしゃ
ぶりの開発が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】従来のおしゃぶりの問題
点であった板状部(または楯状部)に、緩衝部を備えた
おしゃぶりを見出し、さらに、緩衝部と接着部(または
接合部)を備えたおしゃぶり用クッションを見出した。
以下に本発明の態様を示す。
点であった板状部(または楯状部)に、緩衝部を備えた
おしゃぶりを見出し、さらに、緩衝部と接着部(または
接合部)を備えたおしゃぶり用クッションを見出した。
以下に本発明の態様を示す。
【0006】(1) 板状部と、該板状部の一方の面の
中央部付近から突出したニップル部と、該板状部の他方
の面の中央部付近から突出した取手部を有するおしゃぶ
りであって、該ニップル部の突出した側の該板状部の面
に緩衝部を備えたおしゃぶり。 (2) 楯状部と、該楯状部の凹面の中央付近から突出
したニップル部と、該楯状部の凸面の中央付近から突出
した取手部を有するおしゃぶりであって、該楯状部の凹
面に緩衝部を備えたおしゃぶり。 (3) 緩衝部が板状部または楯状部と着脱不可能であ
る上記(1)または(2)に記載されたおしゃぶり。 (4) 緩衝部が板状部または楯状部と着脱可能である
上記(1)または(2)に記載されたおしゃぶり。 (5) 緩衝部が、板状部または楯状部の片面の一部分
に備えられた上記(1)〜(4)のいずれかに記載され
たおしゃぶり。 (6) 板状部または楯状部の片面の一部分が、乳児が
ニップル部を口にくわえた場合に下方に位置する板状部
または楯状部の部分である上記(5)に記載されたおし
ゃぶり。 (7)緩衝部が、板状部または楯状部よりも柔らかい素
材でできている上記(1)〜(6)のいずれかに記載さ
れたおしゃぶり。 (8) 板状部または楯状部よりも柔らかい素材が、ス
ポンジ、ウレタン、パフ、綿、またはガーゼである上記
(7)に記載されたおしゃぶり。 (9) おしゃぶりによる肌荒れを防止するための緩衝
部を、おしゃぶりの楯状部の凹面に備えたおしゃぶり。 (10) おしゃぶりの板状部または楯状部よりも柔ら
かい素材からなる緩衝部と、該緩衝部の片面におしゃぶ
りの板状部または楯状部に着脱するための接着部または
接合部を備えたおしゃぶり用クッション。 (11) 接着部または接合部が、シール、ボタン、ひ
も、またはマジックテープである上記(10)に記載さ
れたおしゃぶり用クッション。 (12) 緩衝部が、スポンジ、ウレタン、パフ、綿、
またはガーゼである上記(10)または(11)に記載
されたおしゃぶり用クッション。
中央部付近から突出したニップル部と、該板状部の他方
の面の中央部付近から突出した取手部を有するおしゃぶ
りであって、該ニップル部の突出した側の該板状部の面
に緩衝部を備えたおしゃぶり。 (2) 楯状部と、該楯状部の凹面の中央付近から突出
したニップル部と、該楯状部の凸面の中央付近から突出
した取手部を有するおしゃぶりであって、該楯状部の凹
面に緩衝部を備えたおしゃぶり。 (3) 緩衝部が板状部または楯状部と着脱不可能であ
る上記(1)または(2)に記載されたおしゃぶり。 (4) 緩衝部が板状部または楯状部と着脱可能である
上記(1)または(2)に記載されたおしゃぶり。 (5) 緩衝部が、板状部または楯状部の片面の一部分
に備えられた上記(1)〜(4)のいずれかに記載され
たおしゃぶり。 (6) 板状部または楯状部の片面の一部分が、乳児が
ニップル部を口にくわえた場合に下方に位置する板状部
または楯状部の部分である上記(5)に記載されたおし
ゃぶり。 (7)緩衝部が、板状部または楯状部よりも柔らかい素
材でできている上記(1)〜(6)のいずれかに記載さ
れたおしゃぶり。 (8) 板状部または楯状部よりも柔らかい素材が、ス
ポンジ、ウレタン、パフ、綿、またはガーゼである上記
(7)に記載されたおしゃぶり。 (9) おしゃぶりによる肌荒れを防止するための緩衝
部を、おしゃぶりの楯状部の凹面に備えたおしゃぶり。 (10) おしゃぶりの板状部または楯状部よりも柔ら
かい素材からなる緩衝部と、該緩衝部の片面におしゃぶ
りの板状部または楯状部に着脱するための接着部または
接合部を備えたおしゃぶり用クッション。 (11) 接着部または接合部が、シール、ボタン、ひ
も、またはマジックテープである上記(10)に記載さ
れたおしゃぶり用クッション。 (12) 緩衝部が、スポンジ、ウレタン、パフ、綿、
またはガーゼである上記(10)または(11)に記載
されたおしゃぶり用クッション。
【0007】現在市販されているおしゃぶりは、ニップ
ル部、板状部(または楯状部)、および取手部からな
る。具体的には、板状部と、該板状部の一方の面の中央
部付近から突出したニップル部と、該板状部の他方の面
の中央部付近から突出した取手部を有するおしゃぶりで
ある。また、板状部が楯状である場合は、楯状部と、該
楯状部の凹面の中央付近から突出したニップル部と、該
楯状部の凸面の中央付近から突出した取手部を有するお
しゃぶりである。
ル部、板状部(または楯状部)、および取手部からな
る。具体的には、板状部と、該板状部の一方の面の中央
部付近から突出したニップル部と、該板状部の他方の面
の中央部付近から突出した取手部を有するおしゃぶりで
ある。また、板状部が楯状である場合は、楯状部と、該
楯状部の凹面の中央付近から突出したニップル部と、該
楯状部の凸面の中央付近から突出した取手部を有するお
しゃぶりである。
【0008】本発明は、ニップル部の突出した側の板状
部の面に緩衝部を備えたおしゃぶり(または楯状部の凹
面に緩衝部を備えたおしゃぶり)に関するものである。
さらに本発明は、おしゃぶりの板状部(または楯状部)
に着脱するためのおしゃぶり用クッションに関するもの
である。
部の面に緩衝部を備えたおしゃぶり(または楯状部の凹
面に緩衝部を備えたおしゃぶり)に関するものである。
さらに本発明は、おしゃぶりの板状部(または楯状部)
に着脱するためのおしゃぶり用クッションに関するもの
である。
【0009】本発明のおしゃぶりの緩衝部や、従来のお
しゃぶりに接着または接合した本発明のおしゃぶり用ク
ッションにより、乳児のおしゃぶりの吸引により生じる
板状部(または楯状部)の肌の圧迫を緩和または緩衝
し、おしゃぶりによる肌荒れを防止することができる。
しゃぶりに接着または接合した本発明のおしゃぶり用ク
ッションにより、乳児のおしゃぶりの吸引により生じる
板状部(または楯状部)の肌の圧迫を緩和または緩衝
し、おしゃぶりによる肌荒れを防止することができる。
【0010】本発明のおしゃぶりおよびおしゃぶり用ク
ッションの緩衝部は、板状部(または楯状部)よりも柔
らかい素材からなる。従来のおしゃぶりの板状部(また
は楯状部)は、プラスチックなどでできている。板状部
(または楯状部)よりも柔らかい素材としては、例え
ば、ラバー、スポンジ、ウレタン、パフ、布類(綿、ア
クリル、麻、ポリエステル、毛、ガーゼ)などが挙げら
れる。特に、おしゃぶりによる肌荒れを防止するもので
あるため、吸水性、通気性にすぐれた素材が好ましい。
また、衛生面からは、洗濯または消毒可能な素材が好ま
しい。吸水性、通気性、衛生性などの面からは、スポン
ジ、ウレタン、パフ、ガーゼなどが好ましい。緩衝部の
緩衝力を挙げるために、緩衝部に布類を用いる場合は、
2重以上に折りたたんだり、2枚以上重ねたりしたもの
を用いるのが好ましい。また、布類の中に綿花、スポン
ジ、パフなどを入れて用いてもよい。例えば、ガーゼに
綿花を包んで用いる場合などである。さらに、抗菌素材
のスポンジ、ウレタン、パフ、ガーゼなどが好ましい。
ッションの緩衝部は、板状部(または楯状部)よりも柔
らかい素材からなる。従来のおしゃぶりの板状部(また
は楯状部)は、プラスチックなどでできている。板状部
(または楯状部)よりも柔らかい素材としては、例え
ば、ラバー、スポンジ、ウレタン、パフ、布類(綿、ア
クリル、麻、ポリエステル、毛、ガーゼ)などが挙げら
れる。特に、おしゃぶりによる肌荒れを防止するもので
あるため、吸水性、通気性にすぐれた素材が好ましい。
また、衛生面からは、洗濯または消毒可能な素材が好ま
しい。吸水性、通気性、衛生性などの面からは、スポン
ジ、ウレタン、パフ、ガーゼなどが好ましい。緩衝部の
緩衝力を挙げるために、緩衝部に布類を用いる場合は、
2重以上に折りたたんだり、2枚以上重ねたりしたもの
を用いるのが好ましい。また、布類の中に綿花、スポン
ジ、パフなどを入れて用いてもよい。例えば、ガーゼに
綿花を包んで用いる場合などである。さらに、抗菌素材
のスポンジ、ウレタン、パフ、ガーゼなどが好ましい。
【0011】本発明のおしゃぶりおよびおしゃぶり用ク
ッションの緩衝部の厚さは、1mm〜15mmが好まし
く、さらに好ましくは、3mm〜10mmである。緩衝
部の幅は、3mm〜15mmが好ましく、さらに好まし
くは、5mm〜10mmである。
ッションの緩衝部の厚さは、1mm〜15mmが好まし
く、さらに好ましくは、3mm〜10mmである。緩衝
部の幅は、3mm〜15mmが好ましく、さらに好まし
くは、5mm〜10mmである。
【0012】本発明のおしゃぶりの緩衝部は、着脱可能
であっても、着脱不可能であってもよい。着脱不可能で
あるとは、板状部(または楯状部)と一体不可分となっ
ていることを意味する。この場合、緩衝部は、おしゃぶ
りとともに洗濯または消毒する。着脱可能である場合
は、洗濯などをして再利用してもよいし、一回または数
回の使用の後に使い捨てとしてもよい。
であっても、着脱不可能であってもよい。着脱不可能で
あるとは、板状部(または楯状部)と一体不可分となっ
ていることを意味する。この場合、緩衝部は、おしゃぶ
りとともに洗濯または消毒する。着脱可能である場合
は、洗濯などをして再利用してもよいし、一回または数
回の使用の後に使い捨てとしてもよい。
【0013】本発明のおしゃぶりの緩衝部は、おしゃぶ
りの板状部(または楯状部)の全体を覆うものであって
もよい。また、片面(ニップル部の突出した側の板状部
の面または楯状部の凹面)を全部覆う必要もない。もち
ろん、片面を全部覆っていてもよいが、少なくとも、上
記片面の一部分に緩衝部が備えられていればよい。片面
の一部分においては、特におしゃぶりによる肌荒れを起
こしやすい部分、すなわち、乳児がニップル部を口にく
わえた場合に下方に位置する板状部または楯状部の部分
が好ましい。おしゃぶり用クッションの緩衝部において
も、同様である。
りの板状部(または楯状部)の全体を覆うものであって
もよい。また、片面(ニップル部の突出した側の板状部
の面または楯状部の凹面)を全部覆う必要もない。もち
ろん、片面を全部覆っていてもよいが、少なくとも、上
記片面の一部分に緩衝部が備えられていればよい。片面
の一部分においては、特におしゃぶりによる肌荒れを起
こしやすい部分、すなわち、乳児がニップル部を口にく
わえた場合に下方に位置する板状部または楯状部の部分
が好ましい。おしゃぶり用クッションの緩衝部において
も、同様である。
【0014】おしゃぶり用クッションは、おしゃぶりの
板状部または楯状部よりも柔らかい素材からなる緩衝部
と、該緩衝部の片面におしゃぶりの板状部または楯状部
に着脱するための接着部または接合部を備えることを特
徴とする。
板状部または楯状部よりも柔らかい素材からなる緩衝部
と、該緩衝部の片面におしゃぶりの板状部または楯状部
に着脱するための接着部または接合部を備えることを特
徴とする。
【0015】緩衝部の素材とは、上述したように、本発
明のおしゃぶりの緩衝部と同様である。接着部または接
合部とは、おしゃぶりの板状部または楯状部に着脱する
ための構造を有する部分を意味する。例えば、シール、
ボタン、ひも、またはマジックテープなどが挙げられ
る。
明のおしゃぶりの緩衝部と同様である。接着部または接
合部とは、おしゃぶりの板状部または楯状部に着脱する
ための構造を有する部分を意味する。例えば、シール、
ボタン、ひも、またはマジックテープなどが挙げられ
る。
【0016】「接着部」とは、貼り合わせることができ
る部分を意味する。「接合部」とは、つなぎ合わせるこ
とができる部分を意味する。例えば、緩衝部の片面がシ
ール状になっている場合や、緩衝部の片面がマジックテ
ープになっている場合や、緩衝部の片面がボタンになっ
ている場合や、緩衝部の片面から紐が出ている場合など
が挙げられる。シールまたは紐を用いた場合は、従来の
おしゃぶりに直接、接着または接合できる。またマジッ
クテープまたはボタンを使用する場合は、従来のおしゃ
ぶりの板状部または楯状部の片面、すなわちニップル部
の突出した側の板状部の面または楯状部の凹面に、あら
かじめ接着部または接合部に対応する構造を備えておく
必要がある。
る部分を意味する。「接合部」とは、つなぎ合わせるこ
とができる部分を意味する。例えば、緩衝部の片面がシ
ール状になっている場合や、緩衝部の片面がマジックテ
ープになっている場合や、緩衝部の片面がボタンになっ
ている場合や、緩衝部の片面から紐が出ている場合など
が挙げられる。シールまたは紐を用いた場合は、従来の
おしゃぶりに直接、接着または接合できる。またマジッ
クテープまたはボタンを使用する場合は、従来のおしゃ
ぶりの板状部または楯状部の片面、すなわちニップル部
の突出した側の板状部の面または楯状部の凹面に、あら
かじめ接着部または接合部に対応する構造を備えておく
必要がある。
【0017】
【0018】
【実施例】以下に実施例を挙げるが、本発明を限定的に
解釈するものではない。実施例1 おしゃぶり用クッション ガーゼをおしゃぶりの楯状部の形状にあわせて切断し
た。中央部にニップル部が通るための穴を設けた(幅約
10mm)。前記作業を繰り返し、おしゃぶりの楯状部
の形状をしたガーゼを5枚作成した。ガーゼを重ねて、
バラバラにならないように、糸でガーゼの端を5箇所縫
った。このようにしてできた緩衝部の片面に両面テープ
を貼った。実施例2 おしゃぶり用クッション ガーゼをおしゃぶりの楯状部の下方の形状にあわせて切
断した(幅約10mm、長さ約65mm)。前記作業を
繰り返し、おしゃぶりの楯状部の下方の形状をしたガー
ゼを5枚作成した。ガーゼを重ねて、バラバラにならな
いように、糸でガーゼの端を5箇所縫った。このように
してできた緩衝部の片面に両面テープを貼った。実施例3 おしゃぶり用クッション ガーゼを幅約10mm、長さ約65mmになるように、
3重に折りたたんだ。切断後、中央部を縫った。このよ
うにしてできた緩衝部の片面に両面テープを貼った。実施例4 おしゃぶり用クッション ガーゼをおしゃぶりの楯状部の下方の形状にあわせて切
断した(幅約10mm、長さ約65mm)。前記作業を
繰り返し、おしゃぶりの楯状部の下方の形状をしたガー
ゼを2枚作成した。ガーゼを重ねて、綿花をはさむよう
にして、糸でガーゼの端を縫った。このようにしてでき
た緩衝部の片面に両面テープを貼った。実施例5〜8 おしゃぶり 実施例1〜4で作成したおしゃぶり用クッションを、お
しゃぶりに貼り付けた。 それぞれ順に実施例5〜8とする。
解釈するものではない。実施例1 おしゃぶり用クッション ガーゼをおしゃぶりの楯状部の形状にあわせて切断し
た。中央部にニップル部が通るための穴を設けた(幅約
10mm)。前記作業を繰り返し、おしゃぶりの楯状部
の形状をしたガーゼを5枚作成した。ガーゼを重ねて、
バラバラにならないように、糸でガーゼの端を5箇所縫
った。このようにしてできた緩衝部の片面に両面テープ
を貼った。実施例2 おしゃぶり用クッション ガーゼをおしゃぶりの楯状部の下方の形状にあわせて切
断した(幅約10mm、長さ約65mm)。前記作業を
繰り返し、おしゃぶりの楯状部の下方の形状をしたガー
ゼを5枚作成した。ガーゼを重ねて、バラバラにならな
いように、糸でガーゼの端を5箇所縫った。このように
してできた緩衝部の片面に両面テープを貼った。実施例3 おしゃぶり用クッション ガーゼを幅約10mm、長さ約65mmになるように、
3重に折りたたんだ。切断後、中央部を縫った。このよ
うにしてできた緩衝部の片面に両面テープを貼った。実施例4 おしゃぶり用クッション ガーゼをおしゃぶりの楯状部の下方の形状にあわせて切
断した(幅約10mm、長さ約65mm)。前記作業を
繰り返し、おしゃぶりの楯状部の下方の形状をしたガー
ゼを2枚作成した。ガーゼを重ねて、綿花をはさむよう
にして、糸でガーゼの端を縫った。このようにしてでき
た緩衝部の片面に両面テープを貼った。実施例5〜8 おしゃぶり 実施例1〜4で作成したおしゃぶり用クッションを、お
しゃぶりに貼り付けた。 それぞれ順に実施例5〜8とする。
【0019】試験例1 従来のおしゃぶりと本発明のおしゃぶりを比較するため
に、実際に乳児に使用して、本発明のおしゃぶりによる
肌荒れの防止効果を確かめた。生後4〜5ヶ月の乳児を
使用し、乳児がおしゃぶりを要求した際におしゃぶりを
与えた。1週間後、おしゃぶりによる肌荒れを比較し
た。その結果、従来のおしゃぶりでは、おしゃぶりによ
る肌荒れが観察されたが、実施例5〜8のおしゃぶりで
は、おしゃぶりによる肌荒れは起こらなかった。
に、実際に乳児に使用して、本発明のおしゃぶりによる
肌荒れの防止効果を確かめた。生後4〜5ヶ月の乳児を
使用し、乳児がおしゃぶりを要求した際におしゃぶりを
与えた。1週間後、おしゃぶりによる肌荒れを比較し
た。その結果、従来のおしゃぶりでは、おしゃぶりによ
る肌荒れが観察されたが、実施例5〜8のおしゃぶりで
は、おしゃぶりによる肌荒れは起こらなかった。
【0020】
【発明の効果】本発明のおしゃぶりまたはおしゃぶり用
クッションを使用することにより、おしゃぶりによる肌
荒れを防止できる。
クッションを使用することにより、おしゃぶりによる肌
荒れを防止できる。
【図1】楯状部の凹面の全面に緩衝部を備えたおしゃぶ
りの斜視図である。
りの斜視図である。
【図2】楯状部の凹面の下部に緩衝部を備えたおしゃぶ
りの斜視図である。
りの斜視図である。
【図3】楯状部の凹面の一部に緩衝部を備えたおしゃぶ
りの斜視図である。
りの斜視図である。
【図4】楯状部の凹面の下部に緩衝部を備えたおしゃぶ
りの正面図である。
りの正面図である。
【図5】図4のA−A‘断面図である。
【図6】図4のB−B‘断面図である。
【図7】楯状部の凹面の全面に貼り付けるおしゃぶり用
クッションの斜視図である。
クッションの斜視図である。
【図8】楯状部の凹面の下部に貼り付けるおしゃぶり用
クッションの正面図である。
クッションの正面図である。
1:楯状部 2:ニップル部 3:取手部 4:緩衝部 5:接着部
Claims (12)
- 【請求項1】 板状部と、該板状部の一方の面の中央部
付近から突出したニップル部と、該板状部の他方の面の
中央部付近から突出した取手部を有するおしゃぶりであ
って、該ニップル部の突出した側の該板状部の面に緩衝
部を備えたおしゃぶり。 - 【請求項2】 楯状部と、該楯状部の凹面の中央付近か
ら突出したニップル部と、該楯状部の凸面の中央付近か
ら突出した取手部を有するおしゃぶりであって、該楯状
部の凹面に緩衝部を備えたおしゃぶり。 - 【請求項3】 緩衝部が板状部または楯状部と着脱不可
能である請求項1または2に記載されたおしゃぶり。 - 【請求項4】 緩衝部が板状部または楯状部と着脱可能
である請求項1または2に記載されたおしゃぶり。 - 【請求項5】 緩衝部が、板状部または楯状部の片面の
一部分に備えられた請求項1〜4のいずれかに記載され
たおしゃぶり。 - 【請求項6】 板状部または楯状部の片面の一部分が、
乳児がニップル部を口にくわえた場合に下方に位置する
板状部または楯状部の部分である請求項5に記載された
おしゃぶり。 - 【請求項7】 緩衝部が、板状部または楯状部よりも柔
らかい素材でできている請求項1〜6のいずれかに記載
されたおしゃぶり。 - 【請求項8】 板状部または楯状部よりも柔らかい素材
が、スポンジ、ウレタン、パフ、綿、またはガーゼであ
る請求項7に記載されたおしゃぶり。 - 【請求項9】 おしゃぶりによる肌荒れを防止するため
の緩衝部を、おしゃぶりの楯状部の凹面に備えたおしゃ
ぶり。 - 【請求項10】 おしゃぶりの板状部または楯状部より
も柔らかい素材からなる緩衝部と、該緩衝部の片面にお
しゃぶりの板状部または楯状部に着脱するための接着部
または接合部を備えたおしゃぶり用クッション。 - 【請求項11】 接着部または接合部が、シール、ボタ
ン、ひも、またはマジックテープである請求項10に記
載されたおしゃぶり用クッション。 - 【請求項12】 緩衝部が、スポンジ、ウレタン、パ
フ、綿、またはガーゼである請求項10または11に記
載されたおしゃぶり用クッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11100438A JP2000245811A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | おしゃぶりおよびおしゃぶり用クッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11100438A JP2000245811A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | おしゃぶりおよびおしゃぶり用クッション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000245811A true JP2000245811A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=14273958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11100438A Pending JP2000245811A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | おしゃぶりおよびおしゃぶり用クッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000245811A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009027969A1 (en) * | 2007-08-27 | 2009-03-05 | Dror Eytan | Pacifier accessory |
US20120053631A1 (en) * | 2010-08-27 | 2012-03-01 | David A Tesini | Shield for Oral Devices for Infants |
-
1999
- 1999-03-03 JP JP11100438A patent/JP2000245811A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009027969A1 (en) * | 2007-08-27 | 2009-03-05 | Dror Eytan | Pacifier accessory |
US20120053631A1 (en) * | 2010-08-27 | 2012-03-01 | David A Tesini | Shield for Oral Devices for Infants |
EP2608760A4 (en) * | 2010-08-27 | 2015-09-16 | David A Tesini | SHIELDING FOR SCHNULLER |
US9308152B2 (en) * | 2010-08-27 | 2016-04-12 | Tesini David A. | Shield for oral devices for infants |
US20160317394A1 (en) * | 2010-08-27 | 2016-11-03 | David A. Tesini | Shield for Oral Devices for Infants |
US9974715B2 (en) * | 2010-08-27 | 2018-05-22 | David A. Tesini | Shield for oral devices for infants |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3134019U (ja) | マスク | |
JP2004024620A (ja) | 布地製立体形状マスク | |
JPH082365B2 (ja) | 紙おむつ | |
JP2000245811A (ja) | おしゃぶりおよびおしゃぶり用クッション | |
US9144478B2 (en) | Multi-purpose dental bib | |
EP1132021A1 (en) | Finger toothbrush | |
WO2013054420A1 (ja) | カテーテル固定用貼付材 | |
CN206167182U (zh) | 一种易剥离护脐贴 | |
JP3102973U (ja) | 医療用吸入マスク | |
CN212994562U (zh) | 一种可回收再利用式的医用口罩 | |
CN216493537U (zh) | 一种新生儿喂养时防溢颈装置 | |
CN218529318U (zh) | 一种防滑脱安抚奶嘴 | |
CN217186692U (zh) | 一种改进型造瘘袋 | |
CN211326031U (zh) | 一种呼吸内科感冒用鼻塞护理工具 | |
JP2003175078A (ja) | 風呂上がり用ショーツ | |
CN219782955U (zh) | 一种带撕口离型纸的外用贴剂 | |
JP2013039417A (ja) | 男性用尿吸収物品 | |
CN217366318U (zh) | 一种背部防拉伤运动肌贴 | |
JP2008043643A (ja) | 吸収性シート体及びおしゃぶり | |
CN218305560U (zh) | 一种防止胶液粘连皮肤的肩颈腰腿保健贴 | |
CN209966749U (zh) | 一种硅凝胶新生儿光疗眼罩 | |
CN217772967U (zh) | 一种独立包装新生儿鼻导管固定贴 | |
CN217908167U (zh) | 一种婴幼儿用可视敷贴 | |
CN219721073U (zh) | 一种产后止血外用贴 | |
JP2001129006A (ja) | コルセットベルト |