JP2000244962A - 移動体通信システムにおける呼制御方法および移動体通信システム - Google Patents
移動体通信システムにおける呼制御方法および移動体通信システムInfo
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- JP2000244962A JP2000244962A JP11047029A JP4702999A JP2000244962A JP 2000244962 A JP2000244962 A JP 2000244962A JP 11047029 A JP11047029 A JP 11047029A JP 4702999 A JP4702999 A JP 4702999A JP 2000244962 A JP2000244962 A JP 2000244962A
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/24—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
- H04B7/26—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
- H04B7/2603—Arrangements for wireless physical layer control
- H04B7/2606—Arrangements for base station coverage control, e.g. by using relays in tunnels
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/06—Reselecting a communication resource in the serving access point
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/16—Performing reselection for specific purposes
- H04W36/18—Performing reselection for specific purposes for allowing seamless reselection, e.g. soft reselection
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 下り通信トラヒックによらず、無線ゾーンの
サイズを一定にするとともに、通信トラヒックに応じ
て、多重接続先に含まれるか否かを制御して、呼損率を
低減する。 【解決手段】 移動機100はステップ500の通信中
にステップ501で通信品質が劣化したかどうか判定す
る。通信品質が規定値よりも劣化した場合、ステップ5
02に接近中の無線ゾーン312の無線基地局212に
対して、在圏している無線ゾーンの識別子307ととも
にソフトハンドオーバ要求を出す。その後、ステップ5
03に、無線基地局からソフトハンドオーバ許可信号を
受信すると、ステップ504に、許可した無線基地局2
12と多重接続を行い、通信を継続する。一方、前記無
線基地局からソフトハンドオーバ不許可信号を受信した
り、一定時間経過してもソフトハンドオーバ許可信号を
受信できなかった場合には、新たな多重接続を行わず、
通信を継続する。
サイズを一定にするとともに、通信トラヒックに応じ
て、多重接続先に含まれるか否かを制御して、呼損率を
低減する。 【解決手段】 移動機100はステップ500の通信中
にステップ501で通信品質が劣化したかどうか判定す
る。通信品質が規定値よりも劣化した場合、ステップ5
02に接近中の無線ゾーン312の無線基地局212に
対して、在圏している無線ゾーンの識別子307ととも
にソフトハンドオーバ要求を出す。その後、ステップ5
03に、無線基地局からソフトハンドオーバ許可信号を
受信すると、ステップ504に、許可した無線基地局2
12と多重接続を行い、通信を継続する。一方、前記無
線基地局からソフトハンドオーバ不許可信号を受信した
り、一定時間経過してもソフトハンドオーバ許可信号を
受信できなかった場合には、新たな多重接続を行わず、
通信を継続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の移動機と、
複数の無線ゾーンの各々内に設置され、無線ゾーン内で
無線チャネルを用いて移動機と通信を行う複数の無線基
地局と、無線基地局を統括する移動通信制御局とからな
り、無線基地局の無線ゾーンに接近した移動機が最初に
受信する制御チャネルを各無線基地局が報知する移動体
通信システムにおける呼制御方法に関する。
複数の無線ゾーンの各々内に設置され、無線ゾーン内で
無線チャネルを用いて移動機と通信を行う複数の無線基
地局と、無線基地局を統括する移動通信制御局とからな
り、無線基地局の無線ゾーンに接近した移動機が最初に
受信する制御チャネルを各無線基地局が報知する移動体
通信システムにおける呼制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車電話や携帯電話等の移動体
通信システムにおいては、その移動体通信システムのサ
ービスエリアを複数の無線ゾーンによりカバーする小ゾ
ーン方式が採られている。ここで、無線ゾーンとは、各
無線基地局が自動車等に搭載されている移動機との間で
無線チャネルを用いた通信を行う範囲を言う。一つの無
線ゾーンには一つの無線基地局が配置され、複数の移動
機は各無線ゾーンを自由に移動する。各無線基地局はパ
イロットチャネルと呼ばれる制御用無線チャネルで自局
の識別子や使用無線チャネル等の情報を常に報知する。
各移動機は、各無線基地局の無線ゾーン内を移動する
際、最初のパイロットチャネルを受信することにより、
周辺の無線基地局の情報を収集する。各移動機が発呼す
る際には、前記収集した各無線基地局の情報の中で、最
も強い受信電界強度を示す無線基地局に対して発呼を行
い、通信を開始する。また、各無線基地局は複数の無線
チャネルを利用することが可能であり、通信を行う移動
機との間の電波伝搬環境に基づいて、使用する無線チャ
ネルを決定する。その上、通信中においても使用してい
る無線チャネルの電波伝搬環境が悪くなった場合には他
の無線チャネルに移行する。これを通話中チャネル切換
え(ハンドオーバ)と呼ぶ。また、ハンドオーバ時の無
線チャネル切換えの際に通信が途切れることのないよう
に、複数の無線基地局から同一の信号を移動機に送信す
ることにより移動機は複数の無線基地局と多重接続し、
移動機では複数の無線基地局から受信した信号に基づき
受信信号を決定する方法も検討されており(明比 益
人、森川博之、水町守志、□hマイクロセルにおけるマ
クロダイバーシチを用いたハンドオーバ法、□h,信学
技報RCS93-86, 1994)、これをダイバシティハンドオー
バと呼ぶ。なお、符号分割多重(Code Division Multipl
e Access: CDMA) 方式の移動体通信システムでは、この
ようなダイバーシティハンドオーバをソフトハンドオー
バと呼ぶこともある。北米におけるCDMA方式の移動
体通信システムであるIS−95システムでは、パイロ
ットチャネルの送信電力を一定にして送信するともに、
ある移動機において、周辺無線ゾーンのパイロットチャ
ネルの情報を周辺無線ゾーンセットとして、また、該移
動機が同時に接続している無線基地局の組をアクティブ
セットと呼び、ソフトハンドオーバ時に接続する無線基
地局を管理している。
通信システムにおいては、その移動体通信システムのサ
ービスエリアを複数の無線ゾーンによりカバーする小ゾ
ーン方式が採られている。ここで、無線ゾーンとは、各
無線基地局が自動車等に搭載されている移動機との間で
無線チャネルを用いた通信を行う範囲を言う。一つの無
線ゾーンには一つの無線基地局が配置され、複数の移動
機は各無線ゾーンを自由に移動する。各無線基地局はパ
イロットチャネルと呼ばれる制御用無線チャネルで自局
の識別子や使用無線チャネル等の情報を常に報知する。
各移動機は、各無線基地局の無線ゾーン内を移動する
際、最初のパイロットチャネルを受信することにより、
周辺の無線基地局の情報を収集する。各移動機が発呼す
る際には、前記収集した各無線基地局の情報の中で、最
も強い受信電界強度を示す無線基地局に対して発呼を行
い、通信を開始する。また、各無線基地局は複数の無線
チャネルを利用することが可能であり、通信を行う移動
機との間の電波伝搬環境に基づいて、使用する無線チャ
ネルを決定する。その上、通信中においても使用してい
る無線チャネルの電波伝搬環境が悪くなった場合には他
の無線チャネルに移行する。これを通話中チャネル切換
え(ハンドオーバ)と呼ぶ。また、ハンドオーバ時の無
線チャネル切換えの際に通信が途切れることのないよう
に、複数の無線基地局から同一の信号を移動機に送信す
ることにより移動機は複数の無線基地局と多重接続し、
移動機では複数の無線基地局から受信した信号に基づき
受信信号を決定する方法も検討されており(明比 益
人、森川博之、水町守志、□hマイクロセルにおけるマ
クロダイバーシチを用いたハンドオーバ法、□h,信学
技報RCS93-86, 1994)、これをダイバシティハンドオー
バと呼ぶ。なお、符号分割多重(Code Division Multipl
e Access: CDMA) 方式の移動体通信システムでは、この
ようなダイバーシティハンドオーバをソフトハンドオー
バと呼ぶこともある。北米におけるCDMA方式の移動
体通信システムであるIS−95システムでは、パイロ
ットチャネルの送信電力を一定にして送信するともに、
ある移動機において、周辺無線ゾーンのパイロットチャ
ネルの情報を周辺無線ゾーンセットとして、また、該移
動機が同時に接続している無線基地局の組をアクティブ
セットと呼び、ソフトハンドオーバ時に接続する無線基
地局を管理している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パイロットチャネルの
送信電力を一定とすると、無線ゾーン内外の通信・制御
トラヒックが変動した際、移動機におけるパイロットチ
ャネルの受信品質が変動し、これに伴い無線ゾーンのサ
イズが変動する。このため、トラヒックによらず端末発
呼時の無線ゾーンサイズを一定とする制御方法が必要と
なる。また、移動機が前記周辺無線ゾーンセットに基づ
いて、多重接続を行いたい無線基地局に接続要求を送信
すると、要求された無線基地局は自局の通信トラヒック
量から通信品質を考慮して、多重接続の許可/不許可を
決定し、前記移動機に伝えることになる。しかしなが
ら、これらの多重接続のための通信信号や制御信号も通
信品質の劣化要因となり、また、このような呼制御方法
では、ソフトハンドオーバ中の移動機と新たな発呼を行
う移動機が同一に扱われることになり、呼損率が大きく
なってしまう。
送信電力を一定とすると、無線ゾーン内外の通信・制御
トラヒックが変動した際、移動機におけるパイロットチ
ャネルの受信品質が変動し、これに伴い無線ゾーンのサ
イズが変動する。このため、トラヒックによらず端末発
呼時の無線ゾーンサイズを一定とする制御方法が必要と
なる。また、移動機が前記周辺無線ゾーンセットに基づ
いて、多重接続を行いたい無線基地局に接続要求を送信
すると、要求された無線基地局は自局の通信トラヒック
量から通信品質を考慮して、多重接続の許可/不許可を
決定し、前記移動機に伝えることになる。しかしなが
ら、これらの多重接続のための通信信号や制御信号も通
信品質の劣化要因となり、また、このような呼制御方法
では、ソフトハンドオーバ中の移動機と新たな発呼を行
う移動機が同一に扱われることになり、呼損率が大きく
なってしまう。
【0004】本発明の目的は、無線基地局が、高トラヒ
ック状態において、より必要性の高い無線基地局の無線
ゾーンに在圏している移動機に対してソフトハンドオー
バの許可を行うことができる呼制御方法および移動体通
信システムを提供することにある。
ック状態において、より必要性の高い無線基地局の無線
ゾーンに在圏している移動機に対してソフトハンドオー
バの許可を行うことができる呼制御方法および移動体通
信システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の呼制御方
法は、無線基地局が、自局および任意の他局の無線ゾー
ンの識別子を記憶し、無線ゾーンに接近しソフトハンド
オーバを希望する移動機から、移動機が在圏している無
線ゾーンの識別子を通知させ、該通知された無線ゾーン
の識別子が前記記憶している識別子の集合に含まれてい
る場合に、移動機に対して多重接続を行うことを許可す
る。
法は、無線基地局が、自局および任意の他局の無線ゾー
ンの識別子を記憶し、無線ゾーンに接近しソフトハンド
オーバを希望する移動機から、移動機が在圏している無
線ゾーンの識別子を通知させ、該通知された無線ゾーン
の識別子が前記記憶している識別子の集合に含まれてい
る場合に、移動機に対して多重接続を行うことを許可す
る。
【0006】移動機が在圏してる無線ゾーンに応じてソ
フトハンドオーバの可否を決定し、無線基地局が、高ト
ラヒック状態において、より必要性の高い無線基地局の
無線ゾーンに在圏している移動機のみに対してソフトハ
ンドオーバの許可を行うことで呼損率を低減することが
できる。
フトハンドオーバの可否を決定し、無線基地局が、高ト
ラヒック状態において、より必要性の高い無線基地局の
無線ゾーンに在圏している移動機のみに対してソフトハ
ンドオーバの許可を行うことで呼損率を低減することが
できる。
【0007】本発明の第2の呼制御方法は、無線基地局
は、自局および任意の他局の無線ゾーンの識別子を記憶
するとともに自無線ゾーンに在圏する移動機に対して報
知し、無線ゾーンに接近しソフトハンドオーバを希望す
る移動機は、前記報知されている無線ゾーンの識別子の
中に自機が在圏する無線ゾーンの識別子が含まれている
場合に、移動機が在圏している無線ゾーンの識別子を通
知し、前記通知を受けた無線基地局は、前記移動機に対
して多重接続を行うことを許可する。
は、自局および任意の他局の無線ゾーンの識別子を記憶
するとともに自無線ゾーンに在圏する移動機に対して報
知し、無線ゾーンに接近しソフトハンドオーバを希望す
る移動機は、前記報知されている無線ゾーンの識別子の
中に自機が在圏する無線ゾーンの識別子が含まれている
場合に、移動機が在圏している無線ゾーンの識別子を通
知し、前記通知を受けた無線基地局は、前記移動機に対
して多重接続を行うことを許可する。
【0008】移動機が在圏してる無線ゾーンに応じてソ
フトハンドオーバの可否を決定し、無線基地局が、高ト
ラヒック状態において、より必要性の高い無線基地局の
無線ゾーンに在圏している移動機のみに対してソフトハ
ンドオーバの要求を行うことで、呼損率を低減すること
ができる。
フトハンドオーバの可否を決定し、無線基地局が、高ト
ラヒック状態において、より必要性の高い無線基地局の
無線ゾーンに在圏している移動機のみに対してソフトハ
ンドオーバの要求を行うことで、呼損率を低減すること
ができる。
【0009】本発明の実施態様によれば、無線基地局
が、記憶している自局および任意の他局の無線ゾーンの
識別子の総数を、通信トラヒックが多い場合には少なく
し、通信トラヒックが少ない場合には多くするにより、
自局が現在収容している通信トラヒックに応じて、ソフ
トハンドオーバの要求に対する可否を決定できる。
が、記憶している自局および任意の他局の無線ゾーンの
識別子の総数を、通信トラヒックが多い場合には少なく
し、通信トラヒックが少ない場合には多くするにより、
自局が現在収容している通信トラヒックに応じて、ソフ
トハンドオーバの要求に対する可否を決定できる。
【0010】本発明の他の実施態様によれば、無線基地
局が、記憶している自局および任意の他局の無線ゾーン
の識別子の総数を、呼出し信号トラヒックと下り通信信
号トラヒックの比がある閾値よりも大きくなった場合
に、一つ増加させることにより、自局が送信している呼
出し信号トラヒックと下り通信信号トラヒックの比を一
定にしながら、ソフトハンドオーバの要求に対する可否
を決定できる。
局が、記憶している自局および任意の他局の無線ゾーン
の識別子の総数を、呼出し信号トラヒックと下り通信信
号トラヒックの比がある閾値よりも大きくなった場合
に、一つ増加させることにより、自局が送信している呼
出し信号トラヒックと下り通信信号トラヒックの比を一
定にしながら、ソフトハンドオーバの要求に対する可否
を決定できる。
【0011】本発明の他の実施態様によれば、無線基地
局が、記憶している自局および任意の他局の無線ゾーン
の識別子の総数を、呼出し信号トラヒックと下り通信信
号トラヒックの比がある閾値よりも小さくなった場合
に、一つ減少させることにより、自局が送信している呼
出し信号トラヒックと下り通信信号トラヒックの比を一
定にしながら、ソフトハンドオーバの要求に対する可否
を決定できる。
局が、記憶している自局および任意の他局の無線ゾーン
の識別子の総数を、呼出し信号トラヒックと下り通信信
号トラヒックの比がある閾値よりも小さくなった場合
に、一つ減少させることにより、自局が送信している呼
出し信号トラヒックと下り通信信号トラヒックの比を一
定にしながら、ソフトハンドオーバの要求に対する可否
を決定できる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施について図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0013】図1を参照すると、本発明の一実施形態の
移動体通信システムは、移動機100と、各無線ゾーン
300〜319内に配置され、当該無線ゾーン内で無線
チャネルを用いて移動機100と通信を行う無線基地局
200〜219と、無線基地局200〜219を統括す
る移動通信制御局400とから構成されている。ここ
で、各無線ゾーン300〜319の識別子Z300〜Z
319とする。なお、本識別子は無線局の各セクタ毎に
付与してもよい。
移動体通信システムは、移動機100と、各無線ゾーン
300〜319内に配置され、当該無線ゾーン内で無線
チャネルを用いて移動機100と通信を行う無線基地局
200〜219と、無線基地局200〜219を統括す
る移動通信制御局400とから構成されている。ここ
で、各無線ゾーン300〜319の識別子Z300〜Z
319とする。なお、本識別子は無線局の各セクタ毎に
付与してもよい。
【0014】図2は無線基地局が、ソフトハンドオーバ
エリアとして記憶している自局と任意の他局の無線ゾー
ンの識別子の集合の例である。移動機100が接近して
いる無線基地局212は、自局の無線ゾーン識別子Z3
12および他局の無線ゾーン識別子Z307,Z30
8,Z313,Z316,Z317,Z318をソフト
ハンドオーバエリアとして記憶している。
エリアとして記憶している自局と任意の他局の無線ゾー
ンの識別子の集合の例である。移動機100が接近して
いる無線基地局212は、自局の無線ゾーン識別子Z3
12および他局の無線ゾーン識別子Z307,Z30
8,Z313,Z316,Z317,Z318をソフト
ハンドオーバエリアとして記憶している。
【0015】移動機100、無線基地局200〜219
の構成を説明する。移動機100は、ソフトハンドオー
バエリアを記憶するソフトハンドオーバエリア記憶装置
100aと、多重接続要求を行う多重接続装置100b
と、無線送受信装置100cと、アンテナ100dを有
している。無線基地局200〜219は、ソフトハンド
オーバエリアを記憶するソフトハンドオフエリア記憶装
置200aと、ソフトハンドオーバエリアを更新するソ
フトハンドエリア更新装置200bと、下り通信/制御
トラヒック測定装置200cと、多重接続許可を行う多
重接続許可装置200dと、無線送受信装置200e
と、有線送受信装置200fと、アンテナ200gを有
している。
の構成を説明する。移動機100は、ソフトハンドオー
バエリアを記憶するソフトハンドオーバエリア記憶装置
100aと、多重接続要求を行う多重接続装置100b
と、無線送受信装置100cと、アンテナ100dを有
している。無線基地局200〜219は、ソフトハンド
オーバエリアを記憶するソフトハンドオフエリア記憶装
置200aと、ソフトハンドオーバエリアを更新するソ
フトハンドエリア更新装置200bと、下り通信/制御
トラヒック測定装置200cと、多重接続許可を行う多
重接続許可装置200dと、無線送受信装置200e
と、有線送受信装置200fと、アンテナ200gを有
している。
【0016】図5、図6はそれぞれ本実施形態における
移動機100の無線基地局212の動作を示すフローチ
ャートである。
移動機100の無線基地局212の動作を示すフローチ
ャートである。
【0017】図5において、移動機100はステップ5
00の通信中にステップ501で通信品質が劣化したか
どうかを無線送受信装置100cで判定する。通信品質
が規定値よりも劣化した場合、ステップ502に無線送
受信装置100cより、接近中の無線ゾーン312の無
線基地局212に対して、在圏している無線ゾーンの識
別子307とともにソフトハンドオーバ要求を出す。そ
の後、ステップ503に、無線送受信装置100cが無
線基地局212からソフトハンドオーバ許可信号を受信
すると、ステップ504に多重接続要求装置100bに
より、許可した無線基地局212と多重接続を行い、通
信を継続する。一方、無線基地局212からソフトハン
ドオーバ不許可信号を受信したり、一定時間経過しても
ソフトハンドオーバ許可信号を受信できなかった場合に
は、新たな多重接続を行わず、通信を継続する。
00の通信中にステップ501で通信品質が劣化したか
どうかを無線送受信装置100cで判定する。通信品質
が規定値よりも劣化した場合、ステップ502に無線送
受信装置100cより、接近中の無線ゾーン312の無
線基地局212に対して、在圏している無線ゾーンの識
別子307とともにソフトハンドオーバ要求を出す。そ
の後、ステップ503に、無線送受信装置100cが無
線基地局212からソフトハンドオーバ許可信号を受信
すると、ステップ504に多重接続要求装置100bに
より、許可した無線基地局212と多重接続を行い、通
信を継続する。一方、無線基地局212からソフトハン
ドオーバ不許可信号を受信したり、一定時間経過しても
ソフトハンドオーバ許可信号を受信できなかった場合に
は、新たな多重接続を行わず、通信を継続する。
【0018】図6において、無線基地局212は、ステ
ップ600に在圏もしくは接近中の移動機からの制御信
号を無線送受信装置200eで常に走査し、ステップ6
01に移動機100から該移動機が在圏する無線ゾーン
識別子Z307とともにソフトハンドオーバ要求を受信
した場合、ステップ602に前記在圏する無線ゾーン識
別子Z307がソフトハンドオーバエリア記憶装置20
0aに記憶されている、図2に示したソフトハンドオー
バエリアを構成する自局の記憶している無線ゾーン識別
子の集合に含まれているかを多重接続許可装置200d
で判断する。この場合前記在圏する無線ゾーン識別子Z
307が前記記憶している無線ゾーン識別子の集合に含
まれているため、ステップ603に無線送受信装置20
0eよりソフトハンドオーバ許可信号を移動機100宛
に送信する。一方、前記在圏する無線ゾーン識別子Z3
07が前記記憶している無線ゾーン識別子の集合に含ま
れていない場合には、ステップ604にソフトハンドオ
ーバ不許可信号を要求のあった移動機宛に送信すること
になる。
ップ600に在圏もしくは接近中の移動機からの制御信
号を無線送受信装置200eで常に走査し、ステップ6
01に移動機100から該移動機が在圏する無線ゾーン
識別子Z307とともにソフトハンドオーバ要求を受信
した場合、ステップ602に前記在圏する無線ゾーン識
別子Z307がソフトハンドオーバエリア記憶装置20
0aに記憶されている、図2に示したソフトハンドオー
バエリアを構成する自局の記憶している無線ゾーン識別
子の集合に含まれているかを多重接続許可装置200d
で判断する。この場合前記在圏する無線ゾーン識別子Z
307が前記記憶している無線ゾーン識別子の集合に含
まれているため、ステップ603に無線送受信装置20
0eよりソフトハンドオーバ許可信号を移動機100宛
に送信する。一方、前記在圏する無線ゾーン識別子Z3
07が前記記憶している無線ゾーン識別子の集合に含ま
れていない場合には、ステップ604にソフトハンドオ
ーバ不許可信号を要求のあった移動機宛に送信すること
になる。
【0019】図7は本発明の第2の実施形態の呼制御方
法を示す無線基地局がソフトハンドオーバエリアとして
報知している制御信号のフォーマット図である。図7に
おいて、無線基地局がソフトハンドオーバエリアとして
報知している制御信号は、該無線基地局の識別子、制御
信号の種別を示す制御信号識別子、報知している無線ゾ
ーン識別子の総数を示す無線ゾーン識別子数、および該
無線基地局が記憶している各々の無線ゾーン識別子から
構成される。
法を示す無線基地局がソフトハンドオーバエリアとして
報知している制御信号のフォーマット図である。図7に
おいて、無線基地局がソフトハンドオーバエリアとして
報知している制御信号は、該無線基地局の識別子、制御
信号の種別を示す制御信号識別子、報知している無線ゾ
ーン識別子の総数を示す無線ゾーン識別子数、および該
無線基地局が記憶している各々の無線ゾーン識別子から
構成される。
【0020】図8は第2の実施形態の呼制御方法を示す
移動機におけるフローチャートである。
移動機におけるフローチャートである。
【0021】図1,2,7,8を用いて、本実施形態を
説明する。なお、移動機100は無線基地局207の無
線ゾーン307に在圏し、無線基地局212の無線ゾー
ン312の方向へ移動しているものとする。
説明する。なお、移動機100は無線基地局207の無
線ゾーン307に在圏し、無線基地局212の無線ゾー
ン312の方向へ移動しているものとする。
【0022】図8において、移動機100は無線送受信
装置100cでステップ700の通信中に通信品質を測
定し、ステップ701で通信品質が規定の値よりも劣化
した場合に、ステップ702に、在圏している無線ゾー
ンの識別子が接近中の無線ゾーン312の無線基地局2
12がソフトハンドオーバエリアとして報知している無
線ゾーン識別子の集合に含まれているかを判断する。こ
の場合含まれているため、ステップ703に無線送受信
装置100cは前記接近中の無線ゾーン312の無線基
地局212に対して、在圏している無線ゾーンの識別子
Z307とともにソフトハンドオーバ要求を行う。その
後、ステップ704で無線基地局212からソフトハン
ドオーバ許可信号を受信した場合には、ステップ705
に多重接続要求装置100bで前記許可した無線基地局
212とも多重接続を行い、通信を継続する。一方、無
線基地局212からソフトハンドオーバ不許可信号を受
信したり、一定時間経過してもソフトハンドオーバ許可
信号を受信できなかった場合には、ステップ700に新
たな多重接続は行わず、既存の通信を継続することにな
る。
装置100cでステップ700の通信中に通信品質を測
定し、ステップ701で通信品質が規定の値よりも劣化
した場合に、ステップ702に、在圏している無線ゾー
ンの識別子が接近中の無線ゾーン312の無線基地局2
12がソフトハンドオーバエリアとして報知している無
線ゾーン識別子の集合に含まれているかを判断する。こ
の場合含まれているため、ステップ703に無線送受信
装置100cは前記接近中の無線ゾーン312の無線基
地局212に対して、在圏している無線ゾーンの識別子
Z307とともにソフトハンドオーバ要求を行う。その
後、ステップ704で無線基地局212からソフトハン
ドオーバ許可信号を受信した場合には、ステップ705
に多重接続要求装置100bで前記許可した無線基地局
212とも多重接続を行い、通信を継続する。一方、無
線基地局212からソフトハンドオーバ不許可信号を受
信したり、一定時間経過してもソフトハンドオーバ許可
信号を受信できなかった場合には、ステップ700に新
たな多重接続は行わず、既存の通信を継続することにな
る。
【0023】図9は本発明の第3の実施形態を示す無線
基地局における通信トラヒック量ととソフトハンドオー
バエリアとして記憶している自局および任意の他局の無
線ゾーンの識別子の総数の関係図である。無線基地局
は、通信トラヒックがT10である場合には、前記記憶
される無線ゾーン識別子の総数は3で、ソフトハンドオ
ーバエリア更新装置200bは通信トラヒックが多い場
合には、ソフトハンドオーバエリア記憶装置200aに
記憶している無線ゾーン識別子の総数を少なくし、通信
トラヒックが少ない場合には、前記無線ゾーン識別子の
総数を多くする。
基地局における通信トラヒック量ととソフトハンドオー
バエリアとして記憶している自局および任意の他局の無
線ゾーンの識別子の総数の関係図である。無線基地局
は、通信トラヒックがT10である場合には、前記記憶
される無線ゾーン識別子の総数は3で、ソフトハンドオ
ーバエリア更新装置200bは通信トラヒックが多い場
合には、ソフトハンドオーバエリア記憶装置200aに
記憶している無線ゾーン識別子の総数を少なくし、通信
トラヒックが少ない場合には、前記無線ゾーン識別子の
総数を多くする。
【0024】図10は本発明の第4の実施形態を示す、
無線基地局における呼出し信号トラヒックと通信信号ト
ラヒックの比とソフトハンドオーバエリアとして記憶し
ている自局および任意の他局の無線ゾーン識別子の総数
の関係図である。無線基地局は、呼出し信号トラヒック
と通信トラヒックの比が、閾値R10を越えた場合、無
線基地局100のソフトハンドオーバエリア更新装置2
00bでソフトハンドオーバエリア記憶装置200aに
記憶している無線ゾーン識別子の総数を一つ増加させ
る。ここにおいて、新たに記憶される無線ゾーンの識別
子は、該無線基地局に対してソフトハンドオーバの要求
とともに送信されてくる在圏無線ゾーンの識別子の中か
ら選択する方法等が考えられる。
無線基地局における呼出し信号トラヒックと通信信号ト
ラヒックの比とソフトハンドオーバエリアとして記憶し
ている自局および任意の他局の無線ゾーン識別子の総数
の関係図である。無線基地局は、呼出し信号トラヒック
と通信トラヒックの比が、閾値R10を越えた場合、無
線基地局100のソフトハンドオーバエリア更新装置2
00bでソフトハンドオーバエリア記憶装置200aに
記憶している無線ゾーン識別子の総数を一つ増加させ
る。ここにおいて、新たに記憶される無線ゾーンの識別
子は、該無線基地局に対してソフトハンドオーバの要求
とともに送信されてくる在圏無線ゾーンの識別子の中か
ら選択する方法等が考えられる。
【0025】図11は第4の実施形態を示す無線基地局
における呼出し信号トラヒックと通信信号トラヒックの
比とソフトハンドオーバエリアとして記憶している自局
および任意の他局の無線ゾーン識別子の総数の関係図で
ある。無線基地局は、呼出し信号トラヒックと通信トラ
ヒックの比が閾値R11を下回った場合、ソフトハンド
オーバエリア更新装置200bでソフトハンドオーバエ
リア記憶装置200aに記憶している無線ゾーン識別子
の総数を一つ減少させる。ここにおいて、削除される無
線ゾーンの識別子は、該無線基地局宛にソフトハンドオ
ーバの要求とともに送信されてくる在圏無線ゾーンの識
別子の中で許可を与えた回数の最も少ない無線ゾーンの
識別子を選択する方法等が考えられる。
における呼出し信号トラヒックと通信信号トラヒックの
比とソフトハンドオーバエリアとして記憶している自局
および任意の他局の無線ゾーン識別子の総数の関係図で
ある。無線基地局は、呼出し信号トラヒックと通信トラ
ヒックの比が閾値R11を下回った場合、ソフトハンド
オーバエリア更新装置200bでソフトハンドオーバエ
リア記憶装置200aに記憶している無線ゾーン識別子
の総数を一つ減少させる。ここにおいて、削除される無
線ゾーンの識別子は、該無線基地局宛にソフトハンドオ
ーバの要求とともに送信されてくる在圏無線ゾーンの識
別子の中で許可を与えた回数の最も少ない無線ゾーンの
識別子を選択する方法等が考えられる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は下記のよ
うな効果がある。
うな効果がある。
【0027】1)請求項1と6の発明は、移動機が在圏
している無線ゾーンに応じてソフトハンドオーバの可否
を決定し、無線基地局が、高トラヒック状態において、
より必要性の高い無線基地局の無線ゾーンに在圏してい
る移動機のみに対してソフトハンドオーバの許可を行う
ことができる。
している無線ゾーンに応じてソフトハンドオーバの可否
を決定し、無線基地局が、高トラヒック状態において、
より必要性の高い無線基地局の無線ゾーンに在圏してい
る移動機のみに対してソフトハンドオーバの許可を行う
ことができる。
【0028】2)請求項2と7の発明は、無線基地局
が、高トラヒック状態において、より必要性の高い無線
基地局の無線ゾーンに在圏している移動機のみに対して
ソフトハンドオーバの要求を行わせ、制御信号トラヒッ
クを削減することができる。
が、高トラヒック状態において、より必要性の高い無線
基地局の無線ゾーンに在圏している移動機のみに対して
ソフトハンドオーバの要求を行わせ、制御信号トラヒッ
クを削減することができる。
【0029】3)請求項3と8の発明は、通信トラヒッ
ク量に応じて、ソフトハンドオーバ時の多重接続数を増
減させ、自局内で発呼する移動機の呼損率を低減するこ
とが可能となる。
ク量に応じて、ソフトハンドオーバ時の多重接続数を増
減させ、自局内で発呼する移動機の呼損率を低減するこ
とが可能となる。
【0030】4)請求項4と9の発明は、呼出し信号の
通信品質を一定に保ち、呼出し範囲を一定にしながら、
通信トラヒック量に応じて、ソフトハンドオーバ時の多
重接続数を増減させ、自局内で発呼する移動機の呼損率
を低減することが可能となる。
通信品質を一定に保ち、呼出し範囲を一定にしながら、
通信トラヒック量に応じて、ソフトハンドオーバ時の多
重接続数を増減させ、自局内で発呼する移動機の呼損率
を低減することが可能となる。
【0031】5)請求項5と10の発明は、呼出し信号
の通信品質を一定に保ち、呼出し範囲を一定にしなが
ら、通信トラヒック量に応じて、ソフトハンドオーバ時
の多重接続数を増減させ、自局内で発呼する移動機の呼
損率を低減することが可能となる。
の通信品質を一定に保ち、呼出し範囲を一定にしなが
ら、通信トラヒック量に応じて、ソフトハンドオーバ時
の多重接続数を増減させ、自局内で発呼する移動機の呼
損率を低減することが可能となる。
【図1】本発明の一実施形態の移動体通信システムの構
成図である。
成図である。
【図2】無線基地局が記憶している自局および任意の他
局の識別子の例を示す図である。
局の識別子の例を示す図である。
【図3】移動機100の構成図である。
【図4】無線基地局200〜219の構成図である。
【図5】移動機における処理のフローチャートである。
【図6】無線基地局における処理のフローチャートであ
る。
る。
【図7】無線基地局が報知している制御信号のフォーマ
ット図である。
ット図である。
【図8】移動機における処理のフローチャートである。
【図9】通信トラヒックと記憶する自局および任意の他
局の無線ゾーンの識別子の総数の関係図である。
局の無線ゾーンの識別子の総数の関係図である。
【図10】呼出し信号トラヒックと通信信号トラヒック
の比と記憶している自局および任意の他局の無線ゾーン
の識別子の総数の関係図である。
の比と記憶している自局および任意の他局の無線ゾーン
の識別子の総数の関係図である。
【図11】呼出し信号トラヒックと通信信号トラヒック
の比と記憶している自局および任意の他局の無線ゾーン
の識別子の総数の関係図である。
の比と記憶している自局および任意の他局の無線ゾーン
の識別子の総数の関係図である。
100 移動機 100a ソフトハンドオーバエリア記憶装置 100b 多重接続要求装置 100c 無線送受信装置 100d アンテナ 200〜219 無線基地局 200a ソフトハンドオーバエリア記憶装置 200b ソフトハンドオーバエリア更新装置 200c 下り通信/制御トラヒック測定装置 200d 多重接続許可装置 200e 無線送受信装置 200f 有線送受信装置 200g アンテナ 300〜319 無線ゾーン Z300〜Z319 無線ゾーンの識別子 400 移動通信制御局 500〜504,600〜604,700〜705
ステップ
ステップ
Claims (10)
- 【請求項1】 複数の移動機と、複数の無線ゾーンの各
々内に設置され、当該無線ゾーン内で無線チャネルを用
いて前記移動機と通信を行う複数の無線基地局と、前記
無線基地局を統括する移動通信制御局とからなり、前記
無線基地局の無線ゾーンに接近した移動機が最初に受信
する制御チャネルを各無線基地局が報知する移動体通信
システムにおける呼制御方法において、 前記無線基地局は、自局および任意の他局の無線ゾーン
の識別子を記憶し、前記無線ゾーンに接近しソフトハン
ドオーバを希望する移動機から、前記移動機が在圏して
いる無線ゾーンの識別子を通知させ、該通知された無線
ゾーンの識別子が前記記憶している識別子の集合に含ま
れている場合に、前記移動機に対して多重接続を行うこ
とを許可することを特徴とする呼制御方法。 - 【請求項2】 複数の移動機と、複数の無線ゾーンの各
々内に設置され、当無線ゾーン内で無線チャネルを用い
て前記移動機と通信を行う複数の無線基地局と、前記無
線基地局を統括する移動通信制御局とからなり、前記無
線基地局の無線ゾーンに接近した移動機が最初に受信す
る制御チャネルを各無線基地局が報知する移動体通信シ
ステムにおける呼制御方法において、 前記無線基地局は、自局および任意の他局の無線ゾーン
の識別子を記憶するとともに自無線ゾーンに在圏する移
動機に対して報知し、前記無線ゾーンに接近しソフトハ
ンドオーバを希望する移動機は、前記報知されている無
線ゾーンの識別子の中に自機が在圏する無線ゾーンの識
別子が含まれている場合に、前記移動機が在圏している
無線ゾーンの識別子を前記無線基地局に通知し、前記通
知を受けた無線基地局は、前記移動機に対して多重接続
を行うことを許可することを特徴とする呼制御方法。 - 【請求項3】 前記無線基地局は、記憶する自局および
任意の他局の無線ゾーンの識別子の総数を、通信トラヒ
ックが多い場合には少なくし、通信トラヒックが少ない
場合には多くする、請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 前記無線基地局は、呼出し信号トラヒッ
クと下り通信信号トラヒックの比がある閾値よりも大き
くなった場合には、記憶する自局および任意の他局の無
線ゾーンの識別子の総数を一つ増加させる、請求項1ま
たは2記載の方法。 - 【請求項5】 前記無線基地局は、呼出し信号トラヒッ
クと下り通信信号トラヒックの比がある閾値よりも小さ
くなった場合には、記憶する自局および任意の他局の無
線ゾーンの識別子の総数を一つ減少させる、請求項1ま
たは2記載の方法。 - 【請求項6】 複数の移動機と、複数の無線ゾーンの各
々内に設置され、前記無線ゾーン内で無線チャネルを用
いて前記移動機と通信を行う複数の無線基地局と、前記
無線基地局を統括する移動通信制御局とからなり、前記
無線基地局の無線ゾーンに接近した移動機が最初に受信
する制御チャネルを各無線基地局が報知する移動体通信
システムにおいて、 前記移動機は、前記無線ゾーンに接近しソフトハンドオ
ーバを希望する場合、前記移動機が在圏している無線ゾ
ーンの識別子を通知するとともにソフトハンドオーバ要
求を送信する手段を有し、 前記無線基地局は、自局および任意の他局の無線ゾーン
の識別子を記憶する手段と、前記ソフトハンドオーバ要
求を受信すると、前記通知された無線ゾーンの識別子が
前記記憶している識別子の集合に含まれているかどうか
判定し、含まれていた場合に、前記移動機に対して多重
接続を行うことを許可する手段とを有することを特徴と
する移動体通信システム。 - 【請求項7】 複数の移動機と、複数の無線ゾーンの各
々内に設置され、前記無線ゾーン内で無線チャネルを用
いて前記移動機と通信を行う複数の無線基地局と、前記
無線基地局を統括する移動通信制御局とからなり、前記
無線基地局の無線ゾーンに接近した移動機が最初に受信
する制御チャネルを各無線基地局が報知する移動体通信
システムにおいて、 前記無線基地局は、自局および任意の他局の無線ゾーン
の識別子を記憶する手段と、前記記憶された無線ゾーン
の識別子を自無線ゾーンに在圏する移動機に対して報知
する手段を有し、 前記移動機は、前記無線ゾーンに接近しソフトハンドオ
ーバを希望する場合、前記報知されている無線ゾーンの
識別子の中に自機が在圏する無線ゾーンの識別子が含ま
れているかどうか判定する手段と、含まれている場合
に、前記移動機が在圏している無線ゾーンの識別子を通
知するとともにソフトハンドオーバ要求を送信する手段
とを有し、 前記無線基地局は、前記ソフトハンドオーバ要求を受信
すると、前記通知された識別子が報知された無線ゾーン
の識別子に含まれているかどうか判定し、含まれている
場合、前記移動機に対して多重接続を行うことを許可す
る手段を有することを特徴とする移動体通信システム。 - 【請求項8】 前記無線基地局は、記憶する自局および
任意の他局の無線ゾーンの識別子の総数を通信トラヒッ
クが多い場合には少なくし、通信トラヒックが少ない場
合には多くする手段を有する、請求項6または7に記載
の移動体通信システム。 - 【請求項9】 前記無線基地局は、呼出し信号トラヒッ
クと下り通信信号トラヒックの比がある閾値よりも大き
くなった場合には、記憶している自局および任意の他局
の無線ゾーンの識別子の総数を一つ増加させる手段を有
する、請求項6または7記載の移動体通信システム。 - 【請求項10】 前記無線基地局は、呼出し信号トラヒ
ックと下り通信信号トラヒックの比がある閾値よりも小
さくなった場合には、記憶する自局および任意の他局の
無線ゾーンの識別子の総数を一つ減少させる手段を有す
る、請求項6または7記載の移動体通信システム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11047029A JP3031373B1 (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 移動体通信システムにおける呼制御方法および移動体通信システム |
EP00103799A EP1032232A3 (en) | 1999-02-24 | 2000-02-23 | Mobile communication system and call control method in the mobile communication system |
BR0007109-9A BR0007109A (pt) | 1999-02-24 | 2000-02-24 | Sistema de comunicação móvel e método de controle de chamada no sistema de comunicação móvel |
KR1020000008932A KR100356631B1 (ko) | 1999-02-24 | 2000-02-24 | 이동체 통신 시스템 및 이동체 통신 시스템에서의 호 제어방법 |
SG200000939A SG102566A1 (en) | 1999-02-24 | 2000-02-24 | Mobile communication system and call control method in the mobile communication system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11047029A JP3031373B1 (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 移動体通信システムにおける呼制御方法および移動体通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3031373B1 JP3031373B1 (ja) | 2000-04-10 |
JP2000244962A true JP2000244962A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12763766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11047029A Expired - Lifetime JP3031373B1 (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 移動体通信システムにおける呼制御方法および移動体通信システム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1032232A3 (ja) |
JP (1) | JP3031373B1 (ja) |
KR (1) | KR100356631B1 (ja) |
BR (1) | BR0007109A (ja) |
SG (1) | SG102566A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003105518A1 (ja) * | 2002-06-05 | 2003-12-18 | 三菱電機株式会社 | 無線通信システム及び基地局装置及び移動端末装置及び無線リンク切替方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE9301695L (sv) * | 1993-05-17 | 1994-09-12 | Ericsson Telefon Ab L M | Förfarande och anordning vid kanalutnyttjandet i ett radiokommunikationssystem |
US5646978A (en) * | 1995-04-27 | 1997-07-08 | Lucent Technologies Inc. | Method and apparatus for providing interswitch handover in personal communication services systems |
US5854785A (en) * | 1996-12-19 | 1998-12-29 | Motorola, Inc. | System method and wireless communication device for soft handoff |
JP3370902B2 (ja) * | 1997-06-03 | 2003-01-27 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動無線通信におけるハンドオーバ制御方法 |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP11047029A patent/JP3031373B1/ja not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-02-23 EP EP00103799A patent/EP1032232A3/en not_active Withdrawn
- 2000-02-24 SG SG200000939A patent/SG102566A1/en unknown
- 2000-02-24 BR BR0007109-9A patent/BR0007109A/pt not_active IP Right Cessation
- 2000-02-24 KR KR1020000008932A patent/KR100356631B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003105518A1 (ja) * | 2002-06-05 | 2003-12-18 | 三菱電機株式会社 | 無線通信システム及び基地局装置及び移動端末装置及び無線リンク切替方法 |
US7082304B2 (en) | 2002-06-05 | 2006-07-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Radio communication system, base station device, mobile terminal device, and radio link switching method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1032232A2 (en) | 2000-08-30 |
KR20000062613A (ko) | 2000-10-25 |
EP1032232A3 (en) | 2000-12-27 |
KR100356631B1 (ko) | 2002-10-18 |
BR0007109A (pt) | 2001-08-07 |
JP3031373B1 (ja) | 2000-04-10 |
SG102566A1 (en) | 2004-03-26 |
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