JP2000244958A - メッセージ受信機 - Google Patents

メッセージ受信機

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JP2000244958A
JP2000244958A JP4260699A JP4260699A JP2000244958A JP 2000244958 A JP2000244958 A JP 2000244958A JP 4260699 A JP4260699 A JP 4260699A JP 4260699 A JP4260699 A JP 4260699A JP 2000244958 A JP2000244958 A JP 2000244958A
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message
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memory
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English (en)
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秀之 ▲柳▼谷
Hideyuki Yanagiya
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリに格納された多くのメッセージの内か
ら使用者が指定した時間情報に合致するメッセージを検
索して所定の処理を施す。 【解決手段】メッセージ受信機は、無線受信したメッセ
ージを時刻や日付等の受信時間情報Dを付加してメモリ
4に格納する機能を有し、操作部7が使用者から時間情
報を受け付けて検索処理が指示されると、検索手段11
がメモリ4に格納されているメッセージから受け付けた
時間情報に合致するメッセージを検索する。これによ
り、使用者は漠然とした時間感覚で受信時間情報を指定
すれば、その期間に該当するメッセージをメモリ内の多
くのメッセージ中から見つけ出すことができ、使用者が
望むメッセージを迅速に表示、削除等の供することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線受信したメッ
セージをメモリに格納して任意に表示させることができ
るメッセージ受信機に関し、特に、メモリに格納された
多くのメッセージの内から使用者が指定した時間情報に
合致するメッセージを検索して所定の処理を施すことが
できるメッセージ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】メッセージ受信機の一例としてのページ
ャは、液晶表示画面(LCD)を有しており、単なる呼
出報知だけでなく呼出者が送信したメッセージを受信し
て液晶表示画面に表示することができる。そして更に、
近年のページャでは、「ニュース」「天気予報」「株価
情報」等といった配信情報メッセージも受信して、液晶
表示画面に表示することができるようになっている。ま
た、メッセージ受信機の他の一例としての携帯電話機
(PHSも含む)においても、液晶表示画面を有してお
り、音声通信だけでなくページャと同様に呼出者が送信
したメッセージを受信して液晶表示画面に表示すること
ができるようになっている。なお、将来的な携帯電話機
では、ページャと同様に「ニュース」等の配信情報メッ
セージも受信して、液晶表示画面に表示することも可能
である。
【0003】このようなメッセージ受信機は多くのメッ
セージを受信することとなるが(配信情報メッセージを
受信する場合には更に膨大なメッセージ件数となる)、
これらメッセージを有効に活用するために例えば特許第
2570495号公報に記載される発明が提案されてい
る。この発明では、受信したメッセージ中からキーワー
ドを検出し、このキーワードに関連する呼出者の電話番
号や住所を表示するようにしており、メッセージの利用
便宜を図っている。
【0004】ここで、受信したメッセージは都合のよい
時に見たり或いは再度見直すことができるようにメモリ
に格納されるが、メッセージ受信機を使用して行くうち
にはメッセージの格納件数が膨大となって、新たな受信
メッセージの格納ができない状況に陥ってしまう。この
ような事態を解決するために、メモリ容量が一杯となっ
た時にメモリに格納したメッセージを古い順に自動的に
削除する、或いは、使用者が消去操作を適宜行ってメモ
リに格納したメッセージを削除する等の方法が採用され
ている。なお、消去操作による消去処理は、使用者が選
択した個々のメッセージを消去することで行われるが、
配信情報メッセージを受信するメッセージ受信機では、
配信情報メッセージに付加されている種別情報に基づい
て同じ種別のメッセージをフォルダとして関連付けてメ
モリに格納しており、このようにフォルダ化してメッセ
ージを格納している場合には、使用者が選択したフォル
ダ内の全てのメッセージを一括して消去することでも行
われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ページャや携帯電話機
等のように携帯性から小型であることが要求される機器
にあっては特にメモリ容量にも自ずから限界があり、上
記のように格納メッセージの削除処理は極めて重要な課
題である。しかしながら、従来の削除処理の方法は使用
者が考えるメッセージの必要性や重要度とは必ずしも一
致しておらず、使い勝手が未だよいものとはいえなかっ
た。
【0006】また、このような消去処理と同様に、メモ
リに格納されている多くのメッセージの内から使用者が
所望するメッセージを見つけ出し、これを表示すること
も重要な課題であるが、従来では、フォルダ単位で行う
としても、単にスクロール機能によって順順にメッセー
ジをメモリから読み出して表示する程度であり、この点
においても、使用者の要求を満たす使い勝手がよいもの
とはいえなかった。すなわち、メモリに格納されている
多くのメッセージの内から使用者が所望するメッセージ
を見つけ出す検索機能が未だ十分ではなかった。
【0007】本発明は、上記従来の事情に鑑みなされた
もので、メモリに格納された多くのメッセージの内から
使用者が指定した時間情報に合致するメッセージを検索
して所定の処理を施すことができるメッセージ受信機を
提供することを目的とする。なお、本発明の更なる目的
は、以下の説明において明らかなところである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、メッセージは
何時或いは何時頃受信したかという時間の要素でその必
要性や重要性等を把握することができるという情報の持
つ特徴に着目してなされたものであり、このような特徴
を利用した検索処理をメッセージ受信において実現して
いる。例えば、「天気予報」の配信情報メッセージにつ
いては1日後には価値のない情報となってしまい、ま
た、「ニュース」の配信情報メッセージは或る重大な事
件が起きた日の情報は後になっても利用価値があること
がある。また、個人から受信した個人的なメッセージで
あっても、何時頃受信したということでそのメッセージ
の重要性等を使用者が把握している場合もある。本発明
は、このような使用者の感覚に合った検索を実現するこ
とにより、メッセージ受信機の使い勝手を向上させてい
る。
【0009】具体的には、本発明に係るメッセージ受信
機は、無線受信したメッセージを時刻や日付等の受信時
間情報を付加してメモリに格納する機能を有し、操作部
が使用者から時間情報を受け付けて検索処理が指示され
ると、検索手段がメモリに格納されているメッセージか
ら受け付けた時間情報に合致するメッセージを検索す
る。したがって、使用者は漠然とした時間感覚で、例え
ば何月何日何時から何月何日何時までといった受信時間
情報を指定すれば、その期間に該当するメッセージをメ
モリ内の多くのメッセージ中から見つけ出すことがで
き、使用者が望むメッセージを迅速に表示等の供するこ
とができる。
【0010】また更に、本発明に係るメッセージ受信機
は、「ニュース」や「天気予報」等といったメッセージ
の種別情報が付加された各種の情報メッセージを無線受
信する機能を有し、受信したメッセージを格納処理手段
が当該種別情報に基づいてフォルダ化してメモリに格納
する。そして、操作部は時間情報と共にフォルダ指定情
報を使用者から受け付けて検索処理が指示される、検索
手段が受け付けた時間情報とフォルダ指定情報とをキー
として積集合に合致するメッセージを検索する。したが
って、上記のように受信時間要素に更にメッセージの種
別を加味した条件で検索が行われ、使用者の希望に合致
したメッセージをメモリ内の多くのメッセージ中から見
つけ出すことができ、使用者が望むメッセージを迅速に
表示等の供することができる。
【0011】また更に、本発明に係るメッセージ受信機
は、画面にメニュー形式で表示する等して、操作部は今
日、昨日、一昨日、今朝、6時間前等といった現時点を
基準にした或る時間幅の表現で時間情報を受け付ける機
能を有し、検索手段はこのような表現形式の時間情報と
格納メッセージに付加されている受信時間情報の表現と
を対応させてメモリ内のメッセージを検索する。したが
って、より感覚的な簡易な形式で使用者に時間情報を指
定させることができ、使用者の感覚に合致したメッセー
ジをメモリ内の多くのメッセージ中から見つけ出すこと
ができ、使用者が望むメッセージを迅速に表示等の供す
ることができる。
【0012】また更に、本発明に係るメッセージ受信機
は、上記のようにして検索されたメッセージを表示手段
が画面に表示して使用者に提示する。また更に、本発明
に係るメッセージ受信機は、上記のようにして検索され
たメッセージが複数ある場合には、メッセージに付加さ
れている受信時間情報に基づいて、表示手段は検索され
た最新の受信メッセージから画面表示する。
【0013】また更に、本発明に係るメッセージ受信機
は、操作部が消去指示を使用者から受け付けると、上記
のようにして検索された検索されたメッセージを消去手
段が個別指定或いは全指定等といったように当該消去指
示に応じてメモリから消去する。また更に、本発明に係
るメッセージ受信機は、操作部が保護指示を使用者から
受け付けると、メモリからの消去を阻止する保護情報を
保護設定手段が検索されたメッセージに個別指定或いは
全指定等といったように当該保護指示に応じて付加す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明をページャに適用した一実
施形態を用いて具体的に説明する。図1に示すように、
本実施形態のページャは、アンテナ1を介して呼出信号
やメッセージ信号を無線受信する無線通信部2と、自己
のIDや制御部が実行する処理プログラムを格納したR
OM等から成る読み出し自在なメモリ3と、無線受信し
たメッセージを格納するRAM等から成る読み書き自在
なメモリ4と、受信したメッセージを表示する液晶板か
ら成る表示部5と、受信した呼出信号に基づいて振動や
音を発することにより使用者に呼出報知を行う報知部6
と、使用者からの各種の入力を受け付けるボタンキー等
から成る操作部7と、時刻を計時するタイマ8と、これ
ら各機能手段2〜7を統括制御するとともに各種の処理
を実行する制御部9とを備えている。
【0015】制御部9は、メモリ3に格納された自己I
Dを参照して、受信した報知信号やメッセージ信号の内
の自己IDに合致するものについてのみ、報知部6によ
る報知動作や受信メッセージの格納処理を行う。そし
て、制御部9は、IDが一致した受信メッセージをタイ
マ8の計時に基づいて受信時間情報を付加してメモリ4
に格納する格納処理手段10と、操作部7から入力され
た使用者の指示に基づいてメモリ4に格納されたメッセ
ージから指示に該当するメッセージを検索する検索手段
11と、検索されたメッセージをメモリ4から消去する
消去手段12と、検索されたメッセージを表示部5に表
示出力させる表示手段13と、検索されたメッセージに
消去を防止するための保護情報を付加する保護設定手段
14とを有している。
【0016】ここで、本実施形態のページャは「ニュー
ス」「天気予報」等の配信情報メッセージも受信し、こ
の配信情報メッセージをメモリ4に格納するに際して
は、配信情報メッセージに付加されている種別情報に基
づいて、格納処理手段10が同じ種別の配信情報メッセ
ージ同士は関連付けてフォルダ形式で格納する。更にま
た、個人が個別に送信した個人メッセージを受信した場
合には、個人メッセージにメッセージ情報であることを
示す情報が付加されていること及び配信情報メッセージ
のような種別情報が付加されていないことに基づいて、
格納処理手段10は受信した個人メッセージ同士を関連
付けてフォルダ形式でメモリ4に格納する。更にまた、
呼出信号に文字メッセージではなく連絡先の電話番号等
の数字だけが付加されている場合には、メッセージ情報
であることを示す情報が付加されていないこと及び配信
情報メッセージのような種別情報が付加されていないこ
とに基づいて、格納処理手段10は受信した数字情報同
士を関連付けてフォルダ形式でメモリ4に格納する。
【0017】なお、制御部9はメモリ3に格納された処
理プログラムをCPUが実行することにより構成される
プログラムモジュールであるが、制御部9の各機能を回
路で構成してもよい。また、タイマ8はでき得る限り正
確であるのが望ましいことから、基地局からの信号によ
り定期的或いは随時、制御部9によって正確な時刻に補
正するのが好ましい。
【0018】このページャによると、使用者が操作部7
から入力した時間情報更にはフォルダ指定情報に基づい
て、該当するメッセージをメモリ4に格納されているメ
ッセージ中から検索するが、本実施形態のメモリ4にお
けるフォルダ形式の格納構造は図2に示すようになって
いる。すなわち、本例の格納構造は、受信メッセージの
格納件数(Mnum)を管理するエリア20、格納され
ているメッセージの着呼順を管理するテーブル21、メ
ッセージの内容を格納するエリア22から構成されてい
る。
【0019】図2に示す例では、格納件数格納エリア2
0に示されるように、11件の受信メッセージがメッセ
ージ格納エリア22に格納されており、また、着呼順管
理テーブル21に示されるように、受信時期が古いもの
順の着呼順番号(N)でこれら11件の格納メッセージ
の受信順が管理されている。そして、メッセージ格納エ
リア22に示されるように、これら11件の格納メッセ
ージ(Mes)はそれぞれ、種別毎のフォルダ情報
(F)及び受信時間情報(D)が付加されて格納されて
おり、それぞれのメッセージを格納しているエリア22
内の位置はテーブル21の着呼順番号(N)にポインタ
(M)で関連付けられている。
【0020】より具体的には、文字メッセージではなく
連絡先電話番号等の数字だけのメッセージはA0という
フォルダ情報(F)で分類され、個人メッセージはA1
というフォルダ情報(F)で分類され、「天気予報」の
配信情報メッセージはB1というフォルダ情報(F)で
分類され、「グルメ情報」の配信情報メッセージはB2
というフォルダ情報(F)で分類され、「ニュース」の
配信情報メッセージはB3というフォルダ情報(F)で
分類されて格納されている。例えば、格納されているメ
ッセージの内の着呼順が4番のものは、種別B1のフォ
ルダに関連付けられている「天気予報 15日 東京・
・・」という内容のメッセージであり、その受信時間は
12月13日18時35分(12131835)であ
る。
【0021】なお、このように着呼順管理テーブル21
をメッセージ格納エリア22と別個に構成したことによ
り、削除処理によって空いた格納エリア22の空きスペ
ースに新たに受信したメッセージを格納して、格納エリ
ア22内のメッセージの順番が交錯しても、ポインタ
(M)を移動するだけで管理テーブル21によって着呼
順を管理することができる。したがって、格納エリア2
2の空きスペースに既格納のメッセージを移動させて空
きスペースを無くすといった処理を行わずとも、格納エ
リア22を無駄なく利用することができる。
【0022】上記構成のページャによると図3及び図4
に示す手順によって、格納メッセージの検索、表示、消
去、保護設定が行われる。まず、図3に示すように、表
示部5に時刻等を表示する待ち受け表示状態で、使用者
によるメッセージ表示指示の入力を操作部7から受け付
けると(ステップS1)、メッセージの表示処理が開始
される。そして、更に使用者による検索キーの入力を操
作部7から受け付けたか否かを制御部9が判断し(ステ
ップS2)、検索キーが入力されている場合には図4に
示す検索処理を実行し、検索キーが入力されていない場
合には以下に説明する通常の表示処理が実行される。な
お、本例では検索キーとして、時間情報、或いは、積条
件で結んだ時間情報とフォルダ指定情報が入力される。
【0023】例えば検索キーが或る所定時間の内に入力
されないことに基づいて、検索指示がされないことを制
御部9が判断すると、表示手段13がメモリ4からフォ
ルダを示す情報を読み出して表示部5に例えば「ニュー
ス」「天気予報」等といったフォルダ名でフォルダの識別
情報を一覧表示する(ステップS3)。なお、フォルダ
の識別情報は使用者の操作に応じて1つずつスクロール
表示してもよい。そして、使用者による或るフォルダを
選択する指示入力を操作部7から受け付けると(ステッ
プS4)、検索手段11が当該指定されたフォルダ内の
最新のものを選択し(ステップS5)、当該メッセージ
を表示手段13が表示部5に表示する(ステップS
6)。
【0024】そして、使用者が操作部7からメッセージ
選択指示を入力する毎に(ステップS7)、前記フォル
ダ内の次に新しいメッセージを表示部5に表示する処理
が行われる(ステップS8、S6)。そして、使用者が
操作部7から表示停止指示を入力すると(ステップS
9)、表示部5に待ち受け表示を行わせ、メッセージが
表示されている状態で使用者が操作部7から所定の処理
を行わせる操作指示を入力すると(ステップS10)、
これに応じた処理を制御部9が実行する(ステップS1
1〜S13)。
【0025】本例では、上記の指示に応じて個別消去
(ステップS11)、全消去(ステップS12)、保護
設定(ステップS13)の処理が行われ、個別消去では
表示部5に表示されているメッセージを消去手段12が
メモリ4から消去し、全消去では表示のために選択され
たフォルダ内の全てのメッセージを消去手段12がメモ
リ4から消去し、保護設定では表示部5に表示されてい
るメッセージに対して消去手段12による消去対象から
除外するための保護情報を保護設定手段14が付加す
る。なお、新しいメッセージから順次選択する処理、フ
ォルダ内でメッセージを検索する処理は、メッセージに
付加されたフォルダ情報(F)、受信時間情報(D)、
着呼順管理テーブル21を参照して行われる。
【0026】一方、メッセージ表示指示と共に検索キー
の入力があった場合には(ステップS2)、入力された
検索キーの条件に合致する格納メッセージを、後述する
ようにして検索手段11がメモリ4から検索する(ステ
ップS14)。そして、検索されたメッセージが複数あ
る場合には最新に格納されたものを、検索手段11がそ
の受信時間情報(D)或いは管理テーブル21での並び
に基づいて選択し(ステップS15)、当該メッセージ
を表示手段13が表示部5に表示する(ステップS1
6)。なお、検索されたメッセージが1つの場合にはス
テップS15はスキップされる。
【0027】そして、使用者が操作部7からメッセージ
選択指示を入力する毎に(ステップS17)、検索され
たメッセージの内の次に新しいメッセージを表示部5に
表示する処理が行われる(ステップS18、S16)。
なお、この処理も検索手段11が受信時間情報(D)或
いは管理テーブル21での並びに基づいて検索する。そ
して、使用者が操作部7から表示停止指示を入力すると
(ステップS19)、表示部5に待ち受け表示を行わ
せ、メッセージが表示されている状態で使用者が操作部
7から所定の処理を行わせる操作指示を入力すると(ス
テップS20)、これに応じた処理を制御部9が実行す
る(ステップS21〜S33)。
【0028】すなわち、上記と同様に、個別消去(ステ
ップS21)では表示部5に表示されているメッセージ
を消去手段12がメモリ4から消去し、全消去(ステッ
プS22)では検索された全てのメッセージを消去手段
12がメモリ4から消去し、保護設定(ステップS2
3)では表示部5に表示されているメッセージに対して
消去手段12による消去対象から除外するための保護情
報を保護設定手段14が付加する。
【0029】上記の検索キーによる検索処理(ステップ
S14)を更に詳しく説明すると、次のように検索キー
に応じた種々な態様で検索が行われる。例えば、検索キ
ーとして12月14日18時00分から19時00分と
いう時間情報が入力された場合、検索手段11は管理テ
ーブル21の新しい項目から順次アクセスし、最も新し
いメッセージ番号11番の項目のポインタ(10)から
対応する格納メッセージの受信時間情報(121616
30:12月16日16時30分)を取り出して、これ
が検索キーの条件に合致するかを判断する。そして、こ
の場合には合致しないのでスキップして、テーブルの次
の項目(10番)について同様な処理を行い、以下同様
にして検索条件に合致するメッセージを検索する。
【0030】この場合、メッセージ番号8番のメッセー
ジは受信時間情報が12月14日18時43分で合致
し、更に次の7番のメッセージは受信時間情報が12月
14日18時39分で合致するため、これらメッセージ
を検索結果とする。したがって、上記のように検索結果
について消去処理を行うことにより、使用者が指定した
受信時間のメッセージを全部或いは個別に消去すること
ができる。
【0031】なお、更に次の6番のメッセージは受信時
間情報が12月14日14時32分で検索条件に合致し
なくなり、管理テーブル21の項目が受信順に並んでい
ることから、以降処理を続けても合致するものが見つか
らないので、6番のメッセージが合致しないことが判っ
た時点で検索手段11は以降の処理を中止してもよく、
このようにすれば検索処理の無駄を省くことができる。
【0032】また、例えば、検索キーとして12月13
日00時00分以前の天気予報という時間情報とフォル
ダ指定情報との積条件が入力された場合、上記と同様に
して、検索手段11は管理テーブル21の新しい項目か
ら順次アクセスし、検索条件中の時間情報に合致するメ
ッセージを検索し、更に時間情報に合致するメッセージ
中でフォルダ指定情報に合致するメッセージを検索す
る。
【0033】この場合、メッセージ番号5番のメッセー
ジ(受信時間情報が12月13日19時02分)以降の
ものが検索時間条件に合致し、これら各項目のメッセー
ジの内で4番と3番のメッセージがフォルダ情報B1
(天気予報)で合致するため、これらメッセージを検索
結果とする。なお、8番のメッセージも天気予報である
が、時間条件が合致しないため、検索結果に含まれな
い。したがって、上記のように検索結果について消去処
理を行うことにより、使用者が指定した種別で且つ指定
した受信時間のメッセージを全部或いは個別に消去する
ことができる。
【0034】また、例えば、タイマ8の計時から判定で
きる現在の日時に基づいて、今日は12月14日の0時
00分から24時00分まで、今朝は12月14日の6
時00分から10時00分までといったように、今日、
昨日、一昨日、今朝、6時間前、3日前等といった現時
点を基準にした或る時間幅の表現と受信時間情報の表現
とを対応付けるテーブルを内蔵し、また、使用者に対し
て今日等の表現での時間情報入力のための選択メニュー
を表示部5に表示するようにすれば、このような日常的
な表現によって受信時間に基づいた検索を行うこともで
きる。
【0035】例えば、タイマ8の計時から判定できる今
日が12月16日であるとして、検索キーとして3日以
上前といった表現で時間情報が入力された場合、検索手
段11は管理テーブル21の新しい項目から順次アクセ
スし、3日以上前である12月13日00時00分以前
のメッセージ(すなわち、メッセージ番号が5番以前の
メッセージ)をメモリ4から検索しこれらを検索結果と
する。したがって、上記のように検索結果について消去
処理を行うことにより、使用者が日常的な表現で指定し
た受信時間のメッセージを全部或いは個別に消去するこ
とができる。
【0036】上記の例では、検索結果として得られたメ
ッセージを表示部5に一旦表示するようにしているが、
或る程度古いメッセージは一括して全て消去したいとい
う場合もあるので、検索結果を表示せずに全消去するよ
うにしてもよい。また、上記の例では、検索が終了した
後に、検索結果に対して表示や消去等をするようにした
が、これらの処理を1つのメッセージ単位で交互に行っ
て、メッセージが1つ検索される毎にこれを表示して、
消去等するのであればこれを行い、更に、使用者によっ
て次の候補の要求指示があったときには、次に該当する
メッセージを検索して表示するといったようにしてもよ
く、このようにすれば、消去等の処理を個別的にメッセ
ージに施す場合に、必要でないメッセージについてまで
の検索を省くことができる。
【0037】また、上記の例では、メッセージの付加さ
れてくるフォルダ情報を用いて受信メッセージをフォル
ダ毎に分類して格納するようにしたが、このような態様
ではなく、使用者が受信メッセージの内容を見て、使用
者自らが種別毎にフォルダに分類するようにしてもよ
い。また、メッセージの受信時間によって「今日」という
フォルダに自動的に分類して格納したり、更には、1日
経つ毎にこのフォルダ名を「昨日」「一昨日」というよ
うに自動的に変更するようにしたり、或いは、使用者が
メッセージの受信時刻を見て「昨日」等のフォルダに格
納されているメッセージを分類し直すようにしてもよ
く、このように受信の時間幅でまとめたフォルダ形式と
すれば、フォルダ指定情報が時間情報をもった「昨日」
といったような検索キーの指定で、検索及び消去等の処
理をより迅速に一括して行うことができる。
【0038】また、フォルダの形式は、図2に示したよ
うな管理テーブルを有した形式でなくともよく、例え
ば、メモリ領域を個々のフォルダとして分割し、同種の
メッセージを同じ領域に格納するようにしてもよい。ま
た、本発明はフォルダ形式でメッセージを格納しないメ
ッセージ受信機にも勿論適用することができ、また、配
信情報メッセージを対象とするばかりではなく、格納さ
れた個人メッセージの検索及び消去等にも勿論適用する
ことができる。また、上記の例では、メッセージに付加
する受信時間情報は日時情報であったが、日付だけの情
報、或いは、曜日でもよく、この場合には、日付や曜日
で検索キーを受け付ける、或いは、対応テーブルで表現
形式を統一させることにより検索を実行すればよい。ま
た、上記ではページャを例にとって説明したが、本発明
は携帯電話機やPHS等のメッセージ受信機能を備えた
携帯無線通信機に広く適用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
格納されたメッセージを受信時間更には種別フォルダ情
報に基づいて検索するようにしたため、使用者が時間要
素に基づいて重要性や必要性を判断して、多くの格納メ
ッセージ中から希望に合ったメッセージを迅速に検索す
ることができる。更には、この検索結果に対して表示、
消去や保護設定をするようにしたため、使用者が時間要
素に基づいて重要性や必要性を判断したメッセージに対
して所望の処理を迅速に施すことができる。
【0040】より具体的には、特に、ページャや携帯電
話等はその大きさからメモリを大型化することが困難
で、メモリ容量には限りがある。このため、無駄なメッ
セージを削除するメモリ管理をしなければならないが、
本発明によれば、使用者の感覚にあった検索を行って使
用者の意図に合ったメッセージ削除が実行される。ま
た、ページャや携帯電話等はその大きさから画面の大き
さが限られており、多くのメッセージが格納されている
場合、これらの内から希望に合うメッセージを画面表示
して探し出す作業は極めて煩雑である。このため、使用
者が予めメッセージをフォルダ化しておく作業を行うこ
ともあるが、この作業も希望メッセージを探すことで極
めて煩雑である。本発明によれば、このフォルダ化作業
も容易化でき、これによって格納メッセージの管理を大
幅に容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るページャの内部構
成図である。
【図2】 受信メッセージのメモリ格納構造の一例を示
す概念図である。
【図3】 格納メッセージの処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 格納メッセージの検索を行う処理手順の一例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4:メッセージ格納メモリ、 5:表示部、7:操作
部、 8:タイマ、 9:制御部、10:格納処理手
段、 11:検索手段、12:消去手段、 13:表示
手段、14:保護設定手段、

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線送信されてきたメッセージを受信し
    て、当該メッセージに時刻や日付等の受信時間情報を付
    加してメモリに格納するメッセージ受信機において、 使用者から時間情報を受け付ける操作部と、メモリに格
    納されているメッセージから受け付けた時間情報に合致
    するメッセージを検索する検索手段と、を備えたことを
    特徴とするメッセージ受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のメッセージ受信機にお
    いて、 メッセージ受信機は、メッセージの種別情報が付加され
    た各種の情報メッセージを無線受信する情報受信端末機
    であり、 更に、受信したメッセージを当該種別情報に基づいてフ
    ォルダ化してメモリに格納する格納処理手段を備え、 操作部は時間情報と共にフォルダ指定情報を使用者から
    受け付け、 検索手段は受け付けた時間情報とフォルダ指定情報とを
    キーとして積集合に合致するメッセージを検索すること
    を特徴とするメッセージ受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のメッセー
    ジ受信機において、 操作部は今日、昨日、一昨日、今朝、6時間前等といっ
    た現時点を基準にした或る時間幅の表現で時間情報を受
    け付け、 検索手段は受け付けた時間情報の表現と格納メッセージ
    に付加されている受信時間情報の表現とを対応させてメ
    ッセージを検索することを特徴とするメッセージ受信
    機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載のメッセージ受信機において、 更に、検索されたメッセージを画面に表示出力する表示
    手段を備えたことを特徴とするメッセージ受信機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のメッセージ受信機にお
    いて、 表示手段は検索されたメッセージを受信時間情報に基づ
    いて最新のものから表示することを特徴とするメッセー
    ジ受信機。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載のメッセージ受信機において、 操作部は消去指示を使用者から受け付け、 更に、検索されたメッセージを当該消去指示に応じてメ
    モリから消去する消去手段を備えたことを特徴とするメ
    ッセージ受信機。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
    記載のメッセージ受信機において、 操作部は保護指示を使用者から受け付け、 更に、メモリからの消去を阻止する保護情報を検索され
    たメッセージに当該保護指示に応じて付加する保護設定
    手段を備えたことを特徴とするメッセージ受信機。
JP4260699A 1999-02-22 1999-02-22 メッセージ受信機 Pending JP2000244958A (ja)

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