JP2000244241A - アレイアンテナ - Google Patents

アレイアンテナ

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JP2000244241A
JP2000244241A JP11044456A JP4445699A JP2000244241A JP 2000244241 A JP2000244241 A JP 2000244241A JP 11044456 A JP11044456 A JP 11044456A JP 4445699 A JP4445699 A JP 4445699A JP 2000244241 A JP2000244241 A JP 2000244241A
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reflector
antenna
antenna elements
antenna element
array antenna
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JP11044456A
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Masataka Karikomi
正敞 苅込
Sukenori Kakefuda
祐範 掛札
Yoshio Ebine
佳雄 恵比根
Masayoshi Shintaku
正佳 新宅
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NTT Docomo Inc
Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動通信の基地局アンテナとして使用可能
な、システムパラメータの独立した2周波数共用アレイ
アンテナ、あるいは3周波共用で少なくともその内の1
周波はシステムパラメータが独立したアレイアンテナを
提供する。 【解決手段】 第1の反射板(1)と、第1の反射板上
に配置される、偏波方向が垂直方向の複数の第1のアン
テナ素子(2)と、第1の反射板上に配置される、偏波
方向が水平方向の複数の第2のアンテナ素子(3)とを
備えるアレイアンテナであって、複数の第1のアンテナ
素子は、第1の反射板の延長方向に第1の間隔を置いて
配置され、また、複数の第2のアンテナ素子は、第1の
アンテナ素子とは1.2倍以上異なる周波数帯域の電波
を送受信するアンテナ素子であって、第1の反射板の延
長方向に第2の間隔を置いて配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アレイアンテナに
係わり、特に、移動通信の基地局用アンテナに適用して
有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話に代表される移動通信用の基地
局アンテナとしては、半波長ダイポールアンテナ素子
を、垂直方向に多段に配置したアレイアンテナが使用さ
れる。例えば、前記した半波長ダイポールアンテナと反
射器とを組合わせて使用するアレイアンテナを3個、互
いに各120°ずつ離して同一のアンテナ鉄塔に配置
し、各アレイアンテナで120°のサービスエリアをカ
バーするようにしている。そのため、このアレイアンテ
ナに使用される半波長ダイポールアンテナ素子は、その
ビーム幅が略120°とされる。また、携帯電話等の移
動通信では垂直偏波の電波が利用されるので、前記半波
長ダイポールアンテナ素子は、偏波方向が垂直偏波とさ
れる。また、携帯電話は、従来800MHz帯、および
1500MHz帯の二つの周波数帯でサービスされてお
り、基地局アンテナの中には、これら二つの周波数帯域
で共用できるように工夫されたものも存在する。しか
し、従来の周波数共用アンテナは、アンテナの素子その
もので周波数共用をしているため、偏波面、素子間隔等
は全く同じで、水平面内ビーム幅もほぼ同じであり、か
つ、水平面内の放射方向も同じであった。即ち、周波数
の異なるシステムの間での独立性があまりなかった。さ
らに、これまでも偏波ダイバシティアンテナでは、送信
帯域と受信帯域とでわずかに異なる周波数で、垂直偏波
素子と水平偏波素子とを交互に配置したアンテナが実現
されているが、これらは、例えば、800MHz帯用で
あれば、垂直偏波素子は送受信の全帯域を、水平偏波素
子は受信帯域をカバーするというように、非常に近い周
波数帯で使用されているし、素子間隔は垂直偏波素子と
水平偏波素子とでほとんど同じであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】移動通信の基地局用ア
ンテナにおいては、加入者の増加、あるいはマルチメデ
ィア移動体通信サービスの開始により、さらなる周波数
帯域の使用が計画されており、そのため、移動通信の基
地局アンテナとして、それぞれ異なる2つあるいは3つ
の周波数帯域の電波を送受信する周波数帯共用のアレイ
アンテナが実現されれば基地局設備の経済化に有効であ
る。しかしながら、前記した如く、携帯電話等の移動通
信の基地局用アンテナのアイレイアンテナとしては、2
周波共用のアレイアンテナが使用されているが、それも
偏波面、素子間隔、ビーム方向、ビーム幅といったシス
テムパラメータがどれ一つとして独立のものではない。
さらに、3周波共用のアレイアンテナは未だ実用化され
ていない。本発明の目的は、移動通信の基地局アンテナ
として使用可能な、システムパラメータの独立した2周
波数共用アレイアンテナ、あるいは3周波共用で少なく
ともその内の1周波はシステムパラメータが独立したア
レイアンテナを提供することにある。本発明の前記なら
びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び
添付図面によって明らかにする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。即ち、本発明は、第1の反射板と、
前記第1の反射板上に配置される複数のアンテナ素子で
あって、偏波方向が前記第1の反射板の延長方向と同一
方向の複数の第1のアンテナ素子と、前記第1の反射板
上に配置され、偏波方向が前記第1のアンテナ素子の偏
波方向と直交する方向の複数の第2のアンテナ素子とを
備えるアレイアンテナであって、前記複数の第1のアン
テナ素子は、前記第1の反射板の延長方向に第1の間隔
を置いて配置され、また、前記複数の第2のアンテナ素
子は、前記第1のアンテナ素子とは1.2倍以上異なる
周波数帯域の電波を送受信するアンテナ素子であって、
前記第1の反射板の延長方向に第2の間隔を置いて配置
されることを特徴とする。また、本発明は、前記複数の
第2のアンテナ素子が、前記第1の反射板に対して傾斜
して設けられ、さらに、前記第1の反射板に対して、前
記各第2のアンテナ素子と略平行になるように傾斜して
設けられる第2の反射板を有することを特徴とする。ま
た、本発明は、前記複数の第2のアンテナ素子および前
記第2の反射板は、前記第1の反射板をその延長方向と
垂直な面で切断した切断面において、前記第1の反射板
の中心に垂直な垂線と、前記複数の第2のアンテナ素子
および前記第2の反射板との成す角が時計回りに(θ)
であるアンテナ素子群(A)と、前記第1の反射板をそ
の延長方向と垂直な面で切断した切断面において、前記
第1の反射板の中心に垂直な垂線と、前記複数の第2の
アンテナ素子および前記第2の反射板との成す角が時計
回りに(−θ)であるアンテナ素子群(B)とに分割さ
れていることを特徴とする。また、本発明は、前記各第
2のアンテナ素子が、ダイポールアンテナ素子で構成さ
れることを特徴とする。また、本発明は、前記複数の第
2のアンテナ素子が、マイクロストリップアンテナ素子
で構成されることを特徴とする。また、本発明は、前記
複数の第2のアンテナ素子が、スロットアンテナ素子で
構成されることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0006】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1の3周波共用のアレイアンテナの概略構成を示す
斜視図であり、図2は、図1に示すA−A’切断線で切
断した断面構造を示す断面図である。図1、図2におい
て、1は反射板であり、この反射板1は、導電体であれ
ば、格子や適宜穴を打ち抜いた金属板(所謂、パンチン
グメタル)を使用してもよく、また、その形状も適宜選
択可能である。2は、反射板1上に配置される複数の第
1の半波長ダイポールアンテナ素子であり、この複数の
第1の半波長ダイポールアンテナ素子2は、垂直偏波、
即ち、偏波方向が大地に対して垂直方向、あるいは、反
射板1の延長方向(図1に示す矢印B)と同一方向のア
ンテナ素子である。また、この各第1の半波長ダイポー
ルアンテナ素子2は、それぞれ異なる2つの周波数帯域
(例えば、800MHz/1500MHz帯)の電波を
送受信する2周波共用アンテナ素子であり、図1に示す
ように、反射板1の延長方向(図1に示す矢印B)に、
所定の間隔で複数個配置される。
【0007】3は、反射板上1に配置される複数の第2
の半波長ダイポールアンテナ素子であり、この複数の第
2の半波長ダイポールアンテナ素子3は、水平偏波、即
ち、偏波方向が大地に対して水平方向、あるいは、反射
板1の延長方向と直交する方向(図1に示す矢印C)の
アンテナ素子である。また、この各第2の半波長ダイポ
ールアンテナ素子3は、第1の半波長ダイポールアンテ
ナ素子2とは異なる周波数帯域(例えば、2000MH
z)の電波を送受信するアンテナ素子であり、図1に示
すように、反射板1の延長方向で、複数の第1のアンテ
ナ素子2と重なることなく、所定の間隔で複数個配置さ
れる。ここで、前記所定の間隔は、(0.5〜1.0)
×λoの間隔とされる。ここで、λoは半波長ダイポー
ルアンテナ素子(2,3)の設計中心周波数における自
由空間波長である。
【0008】図3は、本実施の形態のアレイアンテナの
一例の水平面内の指向特性を示す図である。同図におい
て、実線で示す指向特性5が、第1のダイポールアンテ
ナ素子2の水平面(H面)内の指向特性であり、点線で
示す指向特性6が、第2のダイポールアンテナ素子3の
水平面(E面)内の指向特性である。この図3から分か
るように、第1の半波長ダイポールアンテナ素子2の水
平面内のビーム幅は、略120°であるのに対して、各
第2の半波長ダイポールアンテナ素子3の水平面内のビ
ーム幅は、略60°とされる。ここで、半波長ダイポー
ルアンテナ素子(2,3)の水平面内の放射ビーム幅と
は、半波長ダイポールアンテナ素子(2,3)の水平面
内の指向特性において、その正面における利得に対し
て、その利得が3dB低下する角度範囲、即ち、半波長
ダイポールアンテナ(2,3)との水平面内の指向特性
の半値幅を意味する。この場合に、半波長ダイポールア
ンテナ素子(2,3)の水平面内の指向特性は、反射板
1の形状等により調整可能であることは言うまでもな
い。
【0009】一般に、半波長ダイポールアンテナはダイ
ポール軸と直交する面(H面)内で無指向性であるた
め、偏波方向が垂直の半波長ダイポールアンテナ素子2
に反射板1を組み合わせることにより、垂直偏波の水平
面内の放射ビーム幅を120°とすることは容易であ
る。また、半波長ダイポールアンテナはダイポール軸を
含む面(E面)内では8字型の指向特性を有しているた
め、偏波方向が水平の半波長ダイポールアンテナ素子3
に反射板1を組み合わせることにより、水平偏波の水平
面内の放射ビーム幅を60°とすることも容易である。
このように、本実施の形態のアレイアンテナによれば、
それぞれ周波数帯域が異なる3つの周波数帯域の電波を
送受信することが可能となる。近年、移動通信におい
て、広帯域CDMA方式のマルチメディア移動体通信サ
ービスが開始されようとしているが、本実施の形態のア
レイアンテナは、この広帯域CDMA方式のマルチメデ
ィア移動体通信サービスにおける基地局アンテナとして
使用可能である。
【0010】なお、本実施の形態では、第1および第2
の半波長ダイポールアンテナ素子として、金属の線、
条、板、管等を使用する半波長ダイポールアンテナ素子
を使用する場合について説明したが、本発明は、これに
限定されるものではなく、例えば、図4ないし図6に示
すような、誘電体基板に、板状のダイポール素子を形成
した半波長ダイポールアンテナ素子を使用することもで
きる。図4は、本実施の形態の第1および第2の半波長
ダイポールアンテナ素子として使用可能な、誘電体基板
に板状のダイポール素子を形成した半波長ダイポールア
ンテナ素子を示す斜視図である。同図において、10は
反射板、12は誘電体基板であり、誘電体基板12の裏
面(または表面)には、半波長ダイポールアンテナ素子
を構成する導体13と、給電回路を構成する接地導体1
4が形成される。図5に示すように、導体13は、その
中央部に幅方向の切込み16が形成されるともに、接地
導体14の前端部に、長手方向のスロット17が形成さ
れ、導体13の中央部に形成された切込み16によって
分割された導体13の各片の内端(給電点)に、接地導
体14の分割前端部が各別に接続される。また、図4、
図6に示すように、誘電体基板12の表面(または裏
面)には、給電回路を形成する折返し導体15が形成さ
れ、この導体15は、誘電体基板12の裏面(または表
面)に設けられた接地導体14の分岐部と共に、マイク
ロストリップ線路による平衡一不平衡変換回路を構成す
る。
【0011】さらに、本実施の形態において、第2の半
波長ダイポールアンテナ素子に代えて、図7に示すマイ
クロストリップアンテナ素子を使用することもできる。
図7は、本実施の形態のアレイアンテナに使用可能なマ
イクロストリップアンテナ素子の概略構成を示す斜視図
である。同図において、22は波長に比して十分薄い誘
電体よりなる誘電体基板、23は誘電体基板22の表面
中央に設けた矩形状の導体より成る放射素子、24はリ
ボン状の導体、25は誘電体基板22の裏面に設けた接
地導体、26は同軸型給電端子であり、その外部導体を
接地導体25に接続し、内部導体をリボン状の導体24
に接続する。
【0012】また、本実施の形態において、図8に示す
ように、第2の半波長ダイポールアンテナ素子に代え
て、スロットアンテナ素子32を使用することもでき
る。
【0013】[実施の形態2]図9は、本発明の実施の
形態2の3周波共用のアレイアンテナの概略構成を示す
図であり、図10は、図9に示すD−D’切断線で切断
した断面構造を示す断面図である。本実施の形態では、
複数の第2の半波長ダイポールアンテナ素子3を、反射
板1に対して、傾斜して配置する。さらに、この複数の
第2の半波長ダイポールアンテナ素子3と反射板1との
間に棒状の第2の反射板21を設け、この第2の反射板
21を複数の第2の半波長ダイポールアンテナ素子3と
略平行になるように、即ち、棒状の第2の反射板21
を、反射板1に対して傾斜して配置する。
【0014】図11は、本実施の形態のアレイアンテナ
の一例の水平面内の指向特性を示す図である。同図にお
いて、実線で示す指向特性55が、第1のダイポールア
ンテナ素子2の水平面(H面)内の指向特性であり、点
線で示す指向特性56が、第2のダイポールアンテナ素
子3の水平面(E面)内の指向特性である。この図11
から分かるように、第1の半波長ダイポールアンテナ素
子2の水平面内のビーム幅は略120°、第2の半波長
ダイポールアンテナ素子3の水平面内のビーム幅は略6
0°である。しかしながら、本実施の形態では、第2の
半波長ダイポールアンテナ素子3の水平面内のビーム幅
の中心が、反射板1の正面位置ではなく、左または右方
向に移動されている。即ち、本実施の形態では、第2の
半波長ダイポールアンテナ素子3の水平面内のビーム幅
の中心を、反射板1をその延長方向と垂直な面で切断し
た切断面において、反射板1の中心に垂直な垂線から左
または右方向に移動するようにしたものである。この場
合に、第2の半波長ダイポールアンテナ素子3および第
2の反射板21の傾斜角(図10に示す角α)は、反射
板1の構造、第2の反射板21と反射板1との間隔など
により、第2の半波長ダイポールアンテナ素子3の水平
面内のビーム幅の中心の移動量(正面位置から左、ある
いは右への移動量)に応じて適宜設定する必要がある。
【0015】また、本実施の形態において、図12、図
13に示すように、第2の半波長ダイポールアンテナ素
子3と第2の反射板21とを、反射板1をその延長方向
と垂直な面で切断した切断面において、反射板1の中心
に垂直な垂線と、第2の半波長ダイポールアンテナ素子
3と第2の反射板21との成す角が時計回りに(θ)で
ある第2の半波長ダイポールアンテナ素子群(A)と、
反射板1の中心に垂直な垂線と、第2の半波長ダイポー
ルアンテナ素子3と第2の反射板21との成す角が時計
回りに(−θ)である第2の半波長ダイポールアンテナ
素子群(B)とに分割することも可能である。この場合
には、第1の半波長ダイポールアンテナ素子2と同様、
略120°のエリアをカバーすることが可能となり、こ
れにより、周波数帯域がそれぞれ異なる電波をバランス
よく送受信することが可能となる。
【0016】なお、図12は、本実施の形態2のアレイ
アンテナの他の例における、第2のダイポールアンテナ
素子3および第2の反射板21の概略構成を示す斜視図
であり、また、図13は、図12に示すアレイアンテナ
の要部断面構造を示す断面図である。さらに、本実施の
形態のアレイアンテナにおいても、第2の半波長ダイポ
ールアンテナ3として、図4〜図6に示す半波長ダイポ
ールアンテナ、あるいは、図7に示すマイクロストリッ
プアンテナ素子、あるいは、図8に示すスロットアンテ
ナ素子を使用することも可能である。以上、本発明者に
よってなされた発明を、前記実施の形態に基づき具体的
に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0018】本発明によれば、簡単な構成により、移動
通信の基地局アンテナとして使用可能な、システムパラ
メータの独立した2周波数共用アレイアンテナ、あるい
は3周波共用で少なくともその内の1周波はシステムパ
ラメータが独立したアレイアンテナを得ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のアレイアンテナの概略
構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示すA−A’切断線で切断した断面構造
を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1のアレイアンテナの一例
の水平面内の指向特性を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の第1および第2の半波長
ダイポールアンテナ素子の他の例を示す斜視図である。
【図5】図4に示す誘電体基板の裏面(または表面)側
の構成を示す図である。
【図6】図4に示す誘電体基板の表面(または裏面)側
の構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態1のアレイアンテナに使用
可能なマイクロストリップアンテナ素子の概略構成を示
す斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態1のアレイアンテナの他の
例の概略構成を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態2のアレイアンテナの概略
構成を示す斜視図である。
【図10】図9に示すD−D’切断線で切断した断面構
造を示す断面図である。
【図11】本発明の実施の形態2のアレイアンテナの一
例の水平面内の指向特性を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態2のアレイアンテナの他
の例における、第2のダイポールアンテナ素子および第
2の反射板の概略構成を示す斜視図である。
【図13】図12に示すアレイアンテナの要部断面構造
を示す断面図である。
【符号の説明】
1,10…反射板、2…第1のダイポールアンテナ素
子、3…第2のダイポールアンテナ素子、12,22…
誘電体基板、13…導体、14,25…接地導体、15
…折り返し導体、16…切り込み、17…スロット、2
1…棒状の第2の反射板、23…矩形状の導体よりなる
放射素子、24…リボン状の導体、26…同軸型給電端
子、32…スロットアンテナ素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 掛札 祐範 東京都千代田区神田岩本町1番地 岩本町 ビル 日本電業工作株式会社内 (72)発明者 恵比根 佳雄 東京都港区虎ノ門2丁目10番1号 エヌテ ィティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 新宅 正佳 東京都港区虎ノ門2丁目10番1号 エヌテ ィティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5J020 AA03 BA01 BA05 BA06 BC04 BC09 BC12 BC13 CA01 DA03 DA06 DA08 5J021 AA05 AA07 AA11 AB03 AB05 AB06 BA01 CA03 DA03 GA01 HA05 HA10 JA03 JA05 5J045 AA03 AA12 AA21 CA02 CA03 DA03 DA10 FA01 HA06 LA01 NA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の反射板と、 前記第1の反射板上に配置される複数のアンテナ素子で
    あって、偏波方向が前記第1の反射板の延長方向と同一
    方向の複数の第1のアンテナ素子と、 前記第1の反射板上に配置され、偏波方向が前記第1の
    アンテナ素子の偏波方向と直交する方向の複数の第2の
    アンテナ素子とを備えるアレイアンテナであって、 前記複数の第1のアンテナ素子は、前記第1の反射板の
    延長方向に第1の間隔を置いて配置され、 また、前記複数の第2のアンテナ素子は、前記第1のア
    ンテナ素子とは1.2倍以上異なる周波数帯域の電波を
    送受信するアンテナ素子であって、前記第1の反射板の
    延長方向に第2の間隔を置いて配置されることを特徴と
    するアレイアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記複数の第2のアンテナ素子は、前記
    第1の反射板に対して傾斜して設けられ、 さらに、前記第1の反射板に対して、前記各第2のアン
    テナ素子と略平行になるように傾斜して設けられる第2
    の反射板を有することを特徴とする請求項1に記載のア
    レイアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記複数の第2のアンテナ素子および前
    記第2の反射板は、前記第1の反射板をその延長方向と
    垂直な面で切断した切断面において、前記第1の反射板
    の中心に垂直な垂線と、前記複数の第2のアンテナ素子
    および前記第2の反射板との成す角が時計回りに(θ)
    であるアンテナ素子群(A)と、 前記第1の反射板をその延長方向と垂直な面で切断した
    切断面において、前記第1の反射板の中心に垂直な垂線
    と、前記複数の第2のアンテナ素子および前記第2の反
    射板との成す角が時計回りに(−θ)であるアンテナ素
    子群(B)とに分割されていることを特徴とする請求項
    2に記載のアレイアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記各第2のアンテナ素子は、ダイポー
    ルアンテナ素子で構成されることを特徴とする請求項1
    に記載のアレイアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記複数の第2のアンテナ素子は、マイ
    クロストリップアンテナ素子で構成されることを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のア
    レイアンテナ。
  6. 【請求項6】 前記複数の第2のアンテナ素子は、スロ
    ットアンテナ素子で構成されることを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれか1項に記載のアレイアンテ
    ナ。
JP11044456A 1999-02-23 1999-02-23 アレイアンテナ Withdrawn JP2000244241A (ja)

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