JP2000243003A - 記録媒体の移動手段を備えた装置およびその制御方法および記録媒体 - Google Patents

記録媒体の移動手段を備えた装置およびその制御方法および記録媒体

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JP2000243003A
JP2000243003A JP11038062A JP3806299A JP2000243003A JP 2000243003 A JP2000243003 A JP 2000243003A JP 11038062 A JP11038062 A JP 11038062A JP 3806299 A JP3806299 A JP 3806299A JP 2000243003 A JP2000243003 A JP 2000243003A
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Takashi Sasaki
隆 佐々木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンソール列L1における第1の受け渡し位
置と、コンソール列L2における第2の受け渡し位置と
の間で、記録媒体、例えばカセットを移動させるジャン
クションポートと、前記カセットの移動距離に比例した
値を計数する計数手段160とを有したジャンクション
コンソール1Jを備えたカセットライブラリ1におい
て、計数手段160の出力のパルス位置ずれをなくし、
常に正しい位置情報によってカセットの移動制御を行う
ことができるようにする。 【解決手段】 カセットが第1又は第2の受け渡し位置
のいずれか一方の位置に到達したことを検出する位置検
出部162と、該検出部162が前記到達を検出したと
きに、計数手段160を初期化する初期化制御手段16
1とを設ける。初期化制御手段161は、カセットが基
準位置に到達する毎に計数手段160を初期化する。こ
のためパルス位置ずれが次の搬送動作に影響することは
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカセットラ
イブラリやオートチェンジャのように着脱可能な記録媒
体を搬送する手段を備えた装置およびその制御方法およ
び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録再生装置に対して着脱可
能な記録媒体(例えば、カセットテープやディスク状の
記録媒体等)を複数収納すると共に、必要に応じて、収
納された記録媒体に対して各種情報の記録再生を行うシ
ステムがある。このようなシステムは、ライブラリシス
テムまたはオートチェンジャ等と呼ばれているが、以下
の説明では、ライブラリシステムと呼ぶことにする。
【0003】ライブラリシステムには、予め決められた
構成のものに限らず、ユーザに応じて、構成を自由に変
更できるようにしたものもある。このように構成を変更
できるライブラリシステムとしては、例えば、記録媒体
に対する情報の記録や再生を行う記録再生装置を有する
記録再生用コンソールや、それぞれ記録媒体を収納可能
な複数の収納部を有する記録媒体収納用コンソール等
の、互いの位置を変更可能に接続される複数のコンソー
ルを備え、これらの複数のコンソールを任意に組み合わ
せて様々な規模や配置のライブラリシステムを構築可能
なものがある。
【0004】記録再生用コンソールには、それぞれ記録
媒体を収納可能な複数の収納部を有するものもある。ま
た、このようなライブラリシステムは、任意の収納部と
記録再生装置との間で記録媒体を搬送する搬送装置と、
記録再生装置と搬送装置とを制御する制御部とを備えて
いる。
【0005】このライブラリシステムでは、制御部によ
る制御に基づいて、搬送措置によって、任意の収納部と
記録再生装置との間で記録媒体が搬送されると共に、記
録再生装置に搬送された記録媒体に対して記録再生装置
によって各種情報の記録が行われたり、記録された情報
の再生が行われる。
【0006】ここで従来のライブラリシステムの一例を
図2〜図12と共に説明する。図2は従来のライブラリ
システムの基本構成を示す正面図、図3は、図2に示し
たカセットライブラリ1の全体構成を示す平面図であ
る。
【0007】これらの図においてライブラリシステム
は、記録媒体、例えばビデオテープカセット(以下、単
にカセットと記す。)Kを複数収納すると共に、要求に
応じて、収納された任意のカセットKを用いて情報の記
録や再生を行うカセットライブラリ1と、カセットライ
ブラリ1の制御を行うための制御手段としてのライブラ
リコントローラ2とを備えている。
【0008】ライブラリコントローラ2は、カセットラ
イブラリ1を制御するための装置であるコントローラ本
体21と、このコントローラ本体21に対して制御に必
要な情報の入力や指示等を行うためのマウスやキーボー
ドからなる入力装置22と、コントローラ本体21に接
続され、制御に伴う情報等を表示するための表示画面を
有した表示装置23とを備えている。
【0009】コントローラ本体21は、例えば、RS−
232C規格の伝送路24,25によってカセットライ
ブラリ1に接続されている。また、コントローラ本体2
1は、例えば、SCSI(Small Computer System Inte
rface)規格の伝送路31によって、カセットライブラ
リ1を利用するクライアントとしてのホストコンピュー
タ3に接続可能となっている。
【0010】また、コントローラ本体21は、例えば、
イーサネット(Ethernet)等の所定の規格の通信ネット
ワーク32を介してホストコンピュータ3に接続するこ
とも可能となっている。
【0011】カセットライブラリ1は、基本(Basic)
コンソール1B、ドライブコンソール1D、カセットコ
ンソール1Cおよびジャンクションコンソール1Jの4
種類のコンソールと、カセットライブラリ1の内部にお
いてカセットKの搬送を行うための搬送手段としてのカ
セット搬送機16a〜16cとを備えている。
【0012】4種類のコンソールは、互いの位置を変更
可能に選択的に接続されるものであり、カセットライブ
ラリ1は、これらの4種類のコンソールの一部または全
てを用いたライブラリ構成が可能となっている。なお、
ライブラリシステムを実現するための必要最小限のカセ
ットライブラリ1の構成は、基本コンソール1Bとドラ
イブコンソール1Dの構成である。
【0013】ここで、図2では、カセットライブラリ1
の基本的な構成についてのみ示しており、基本コンソー
ル1Bの一側面にドライブコンソール1Dの一側面が接
続され、ドライブコンソール1Dの他の側面にカセット
コンソール1Cの一側面が接続された例について示して
いる。
【0014】また、図3では、基本コンソール1Bの一
側面方向に、基本コンソール1B側から順に、ドライブ
コンソール1D(1D11,1D12,・・)およびカセッ
トコンソール1C(1C11,1C12,・・)を交互に接
続して基本となるコンソール列L1を形成すると共に、
ドライブコンソール1D11の前面方向にジャンクション
コンソール1J1を介してドライブコンソール1D(1
21,1D22,・・)およびカセットコンソール1C
(1C21,1C22,・・)を交互に接続して拡張された
コンソール列L2を形成し、更に、カセットコンソール
1C12の前面方向にジャンクションコンソール1J2
介してドライブコンソール1D(1D31,1D32,・
・)およびカセットコンソール1C(1C31,1C32
・・)を交互に接続して拡張されたコンソール列L3を
形成した例について示している。
【0015】なお、図3に示したように、コンソール列
が複数ある場合には、それぞれのコンソール列にカセッ
ト搬送機16a又は16b又は16cが設置されるよう
になっている。また、それぞれのコンソール列間におけ
るカセットKの受け渡しは、ジャンクションコンソール
1Jのジャンクションポート部18を介して行われるよ
うになっている。
【0016】なお、各コンソールの接続関係は、図2,
図3の構成に限らず、例えば、基本コンソール1Bとド
ライブコンソール1Dのみを接続した構成であっても、
ライブラリシステムとしての基本的な機能は実現できる
ようになっている。
【0017】カセットライブラリ1において、ドライブ
コンソール1Dは、カセットKに対する情報の記録や再
生を行う記録再生手段としての複数(例えば4つ)のド
ライブ装置13と、複数の収納部を有してカセットKを
複数収納可能な記録媒体収納手段としてのカセット収納
棚14とを備えている。
【0018】また、ドライブコンソール1Dは、ドライ
ブ装置13を制御するためのドライブ制御部70(図
3)を備えている。カセットコンソール1Cは、複数の
収納部を有してカセットKを複数収納可能な記録媒体収
納手段としてのカセット収納棚15を備えている。
【0019】ジャンクションコンソール1Jが接続され
るドライブコンソール1Dとカセットコンソール1Cで
は、ジャンクションコンソール1Jを接続した際に、ジ
ャンクションコンソール1Jとの間でカセットKの受け
渡しができるように、カセット収納棚14,15が部分
的に取り外された構成となっている。
【0020】基本コンソール1Bは、前面からカセット
Kをライブラリ内に取り込むと共に、ライブラリ内のカ
セットKを自動的に外部に排出するための入出力ポート
部11と、基本コンソール1Bの前面においてカセット
ライブラリ1に関する制御情報等の各種情報を表示する
表示部12とを有している。
【0021】入出力ポート部11は、基本コンソール1
Bの上段に設けられた上段ポート部11aと、下段に設
けられた下段ポート部11bとから構成されている。カ
セットKの入出力を行うための上段ポート部11aおよ
び下段ポート部11bは、それぞれ複数(例えば4つ)
の入出力ポートを有している。
【0022】表示部12は、例えば、液晶表示装置によ
り構成されている。基本コンソール1Bは、更に、伝送
路24によってライブラリコントローラ2のコントロー
ラ本体21に接続される基本制御部60(図3)と、伝
送路25によってライブラリコントローラ2のコントロ
ーラ本体21に接続されると共に、ドライブコンソール
1Dのドライブ制御部70に接続される主ドライブ制御
部61(図3)とを有している。
【0023】ジャンクションコンソール1Jは、コンソ
ール間の接続を拡張するために用いられるものであり、
他のコンソールの前面または後面に自らの一側面を接続
可能に構成されている。
【0024】ジャンクションコンソール1Jの一側面に
は、図3に示したように、接続された他のコンソールと
の間でカセットKの受け渡しをするための機構を有した
ジャンクションポート部18が、基本コンソール1Bの
上段ポート部11aに対応する位置に備えられている。
【0025】また、ジャンクションコンソール1Jの前
面には、基本コンソール1Bの入出力ポート部11と同
様の機能を有する入出力ポート部17が基本コンソール
1Bの下段ポート部11bに対応する位置に備えられて
いる。
【0026】また、ジャンクションコンソール1Jは、
ジャンクションポート部18におけるカセットKの受け
渡しをするための機構の制御や拡張されたコンソール列
においてカセット搬送機16b等の制御を行うための基
本制御部80を備えている。基本制御部80は、基本コ
ンソール1Bの基本制御部60に電気的に接続されてい
る。なお、ジャンクションコンソール1Jのその他の基
本的な構成は、基本コンソール1Bと同様となってい
る。
【0027】基本コンソール1B,ドライブコンソール
1D,カセットコンソール1Cおよびジャンクションコ
ンソール1Jの内部の中央部分には、図3に示したよう
に、カセット搬送機16a〜16cが移動するための空
間である搬送エリア103が設けられている。搬送エリ
ア103内には、カセット搬送機16a〜16cが移動
する際の搬送路となるガイドレール101がカセット搬
送機16a〜16cの搬送方向に沿って設けられてい
る。更に、ガイドレール101の側部には、カセット搬
送機16a〜16cに電力を供給するための通電用レー
ル102が設けられている。
【0028】カセット搬送機16a〜16cは、搬送エ
リア103内において、通電用レール102から電力が
供給されてガイドレール101に沿ってカセットKを保
持しつつ水平方向に移動することが可能であると共に、
図示しない垂直方向移動機構によって各コンソール内に
おいてカセットKを保持しつつ垂直方向(上下方向)に
移動することが可能となっている。
【0029】また、カセット搬送機16a〜16cは、
図示しないが、各コンソールに対してカセットKの受け
渡しをするための機構を有しており、例えば、基本コン
ソール1Bの入出力ポート部11から取り込まれたカセ
ットKを、カセットコンソール1Cのカセット収納棚1
5まで搬送して受け渡すような動作を行うことが可能と
なっている。
【0030】図4は、ライブラリコントローラ2の回路
構成を示すブロック図である。ライブラリコントローラ
2は、コントローラ本体21内に、表示装置23の制御
を行うための画面制御部41と、入力装置22の制御を
行うための入力制御部42と、伝送路31を介してSC
SI規格でホストコンピュータ3とライブラリコントロ
ーラ2とを接続するための制御を行うSCSI制御部4
3と、通信ネットワーク32とライブラリコントローラ
2とを接続するための制御を行うネットワーク制御部4
4とを備えている。なお、コントローラ本体21内の各
ブロック要素は、内部バス40によって互いに接続され
ている。
【0031】また、ライブラリコントローラ2は、例え
ば、RS−232C規格の伝送路24,25によってカ
セットライブラリ1とライブラリコントローラ2とを接
続するための制御を行うシリアル回線制御部45と、C
PU(中央処理装置)等を含んで構成され、ライブラリ
コントローラ2の全体の制御やカセットライブラリ1に
対する実質的な制御を行う中央演算制御部46と、ライ
ブラリコントローラ2自体の基本的な動作を行うのに必
要な基本プログラム等を記憶した読出専用メモリ47
と、例えば、中央演算制御部46がプログラムを実行す
る際に使用するワークエリアとなる一時記憶用メモリ4
8と、ライブラリシステムのシステム情報に関するデー
タベース等の各種情報を記憶する内蔵ハードディスクを
駆動するためのハードディスクドライブ49と、フロッ
ピーディスクに対する情報の記録再生を行うためのフロ
ッピーディスク(図では、FDと記す。)ドライブ50
とを備えている。
【0032】カセットライブラリ1を制御するためのプ
ログラムは、ハードディスクドライブ49によって駆動
されるハードディスク内に格納され、中央演算制御部4
6は、このプログラムを実行することによって、カセッ
トライブラリ1を制御する機能を実現するようになって
いる。
【0033】図5は、基本コンソール1Bの回路構成を
示すブロック図である。基本コンソール1Bは、伝送路
24によってライブラリコントローラ2のコントローラ
本体21に接続され、基本コンソール1B自身の制御や
カセット搬送機16aの搬送制御等を行うための基本制
御部60と、伝送路25によってライブラリコントロー
ラ2のコントローラ本体21に接続されると共に、ドラ
イブコンソール1Dのドライブ制御部70に接続され、
ドライブ制御部70に対してドライブ装置13の制御を
行わせるための主ドライブ制御部61とを備えている。
主ドライブ制御部61は、例えば、マイクロコンピュー
タによって実現される。
【0034】基本制御部60は、基本制御部60におけ
る各構成ブロックの制御やカセット搬送機16aの搬送
制御等を行うコンソール制御部62と、拡張されたコン
ソール列L2,L3との間で通信線72を介して通信を
行うためのコンソール列間通信部63と、基本コンソー
ル1Bを含んだ基本となるコンソール列L1を構成する
各コンソールの構成に関する情報等を採取するコンソー
ル構成採取部64と、基本コンソール1Bの前面に設け
られた表示部12(図2)の表示制御を行う表示制御部
65と、基本コンソール1Bの前面に設けられた入出力
ポート部11(図2)におけるカセットKの受け渡し機
構の制御を行うための入出力ポート制御部66と、カセ
ット搬送機16との間で赤外線71によって制御用の通
信を行う搬送機通信部67とを有している。
【0035】基本制御部60の各ブロック要素は、内部
バス68によって互いに接続されている。コンソール制
御部62は、例えば、マイクロコンピュータによって実
現される。
【0036】コンソール構成採取部64は、基本となる
コンソール列L1を構成する各コンソールの構成情報送
出部10B,10D11,10C11,10D12,・・・か
ら各コンソールの構成に関する情報等を採取するように
なっている。
【0037】コンソール制御部62は、コンソール構成
採取部64で得られた基本となるコンソール列L1にお
けるコンソールの構成に関する情報や、コンソール列間
通信部63を介して受信した他のコンソール列における
コンソールの構成に関する情報等をライブラリコントロ
ーラ2に送出するようになっている。コンソール制御部
62から送出されたこれらの情報は、例えば、ライブラ
リコントローラ2においてシステム情報作成処理を行う
場合におけるシステム情報として採取される。
【0038】図6は、ジャンクションコンソール1Jj
(j=1,2)の回路構成を示すブロック図である。ジ
ャンクションコンソール1Jjは、ジャンクションコン
ソール1Jj自身の制御やジャンクションコンソール1
jによって拡張されたコンソール列Li(i=2,
3)においてカセット搬送機16b(16c)の搬送制
御等を行うための基本制御部80と、必要に応じてジャ
ンクションコンソール1Jjによって拡張されたコンソ
ール列においてドライブ制御部70に対してドライブ装
置13の制御を行わせるための主ドライブ制御部81と
を備えている。
【0039】主ドライブ制御部81は、ドライブコンソ
ール1Dを多数使用する場合に、基本コンソール1Bの
主ドライブ制御部61と、複数のドライブコンソール1
D内のドライブ制御部70とのインターフェースのため
に用いられるものである。
【0040】基本制御部80は、コンソール制御部82
と、コンソール列間通信部83と、コンソール構成採取
部84と、表示制御部85と、入出力ポート制御部86
と、搬送機通信部87とを有している。
【0041】コンソール構成採取部84は、拡張された
コンソール列Liを構成する各コンソールの構成情報送
出部10J,10Di1,10Ci1,10Di2,・・・か
ら各コンソールの構成に関する情報等を採取するように
なっている。
【0042】また、基本制御部80は、ジャンクション
コンソール1Jの側面に設けられたジャンクションポー
ト部18(図3)におけるカセットKの受け渡し機構の
制御を行うためのジャンクションポート制御部89を有
している。基本制御部80の各ブロック要素は、内部バ
ス88によって互いに接続されている。
【0043】なお、ジャンクションポート制御部89を
除く基本制御部80の各ブロック要素は、基本的に、基
本コンソール1Bの基本制御部60の各ブロック要素と
同様の機能を有するものである。
【0044】なお、コンソール制御部82には、ジャン
クションコンソール1Jjが接続される他のコンソール
列(図3の例では、コンソール列L1)におけるコンソ
ールの構成情報送出部から、構成に関する情報が送られ
てくるようになっている。例えば、ジャンクションコン
ソール1J1の場合には、図5におけるドライブコンソ
ール1D11の構成情報送出部10D11から、構成に関す
る情報90が、図6におけるコンソール制御部82に送
られるようになっている。これにより、コンソール列間
の接続関係の認識が可能となっている。
【0045】上記のように構成されたライブラリシステ
ムの全体的な動作は以下のとおりである。
【0046】すなわち、ライブラリコントローラ2は、
ホストコンピュータ3からの要求に応じて、カセットラ
イブラリ1の基本コンソール1Bに対して、所望のカセ
ットKを、カセット搬送機16aを用いて、基本コンソ
ール1Bの入出力ポート部11、カセットコンソール1
Cのカセット収納棚15およびドライブコンソール1D
のドライブ装置13等の相互間で移動させるための命令
や、ドライブコンソール1Dのドライブ装置13におい
て、情報の記録や再生を行わせるための命令を送信す
る。
【0047】カセットKをカセット搬送機16aを用い
て移動させるための命令は、伝送路24を介して基本コ
ンソール1Bの基本制御部60に送信される。また、ド
ライブ装置13において、情報の記録や再生を行わせる
ための命令は、伝送路25を介して基本コンソール1B
の主ドライブ制御部61に送信される。
【0048】基本制御部60では、伝送路24を介して
受信したライブラリコントローラ2からの命令に基づい
て、カセット搬送機16aを制御する。基本制御部60
からカセット搬送機16aへの制御は、搬送機通信部6
7(図5)を介して赤外線通信によって行われる。
【0049】カセット搬送機16aは、基本制御部60
からの制御に基づいて、例えば、基本コンソール1Bの
入出力ポート部11から取り込まれたカセットKを、カ
セットコンソール1Cのカセット収納棚15まで搬送し
て受け渡すような搬送動作を行う。
【0050】なお、ジャンクションコンソール1Jによ
って拡張されたコンソール列においては、ジャンクショ
ンコンソール1Jの基本制御部80が、ライブラリコン
トローラ2からの命令を基本コンソール1Bの基本制御
部60より受け取り、拡張されたコンソール列における
カセット搬送機16b(16c)を基本制御部60と同
様に制御する。
【0051】主ドライブ制御部61は、伝送路25を介
して受信したライブラリコントローラ2からの命令に基
づいて、ドライブコンソール1Dのドライブ制御部70
を制御し、ドライブ装置13において情報の記録や再生
を行わせるための制御を行う。ドライブ制御部70は、
主ドライブ制御部61の制御に基づいて、ドライブ装置
13に対して情報の記録や再生を行わせる。
【0052】上記のようにコンソール列L1とL2の
間、又はコンソール列L1とL3の間では、ジャンクシ
ョンコンソール1Jのジャンクションポート部18を介
してカセットKの受け渡しが行われるものであるが、ジ
ャンクションポート部におけるカセットKの移動の様子
を図7に示す。
【0053】図7は前述したライブラリシステムの構成
を簡略化して図示しており、80aは例えばSY246
基板から成り、ジャンクションポート部18を制御する
ジャンクション部コントロール基板であり、前記図6の
基本制御部80の制御機能を有している。
【0054】また60aはCPU−225基板およびそ
の他基板から成る上位コントロール基板であり、ジャン
クション部18を含め、その他メカブロックを統括して
上位から制御するものであり、前記図5の基板制御部6
0の制御機能を有している。
【0055】上位コントロール基板60aとライブラリ
コントローラ2のコントローラ本体21はRS232C
規格の伝送路24、25で接続され、上位コントロール
基板60aとジャンクション部コントロール基板80a
はRS−422規格の伝送路で接続されている。
【0056】ジャンクションポートは上と下に2つ設け
られており、2ポートともA,B地点間の移動動作を行
う。このA,B地点のいずれか一方は図3におけるコン
ソール列L1中のカセット受け渡し地点であり、いずれ
か他方はコンソール列L2(L3)中のカセット受け渡
し地点である。
【0057】A地点からB地点へ向かう場合の移動の軌
跡としては、A地点から90度回転した後、B地点まで
直線運動で動く、図中では、上ポートはA地点からB地
点に向かって移動開始した図を示しており、下ポートは
B地点からA地点に向かう移動中の図を示したものであ
る。
【0058】前記ジャンクションポート部18のハード
ウエアメカ構成は図8に示すように、ケーブル106
a,106b、ギア107a,107b、108a,1
08b、109a,109b、DCモータ110a,1
10b、ジャンクション搬送体111a,111b等で
構成されるが、その詳細を図9および図10とともに説
明する。尚図9、図10は上ポートのジャンクションポ
ートを示しているが、下ポートのジャンクションポート
も同一に構成される。
【0059】ジャンクション搬送体111aには横向き
でカセットKを収納するカセット収納室112が設けら
れている。図9、図10のジャンクションポートは、図
3のジャンクションコンソール1Jjに固定され、且
つ、一対のガイドレール101と同一方向に延びるスラ
イドレール113を有し、このスライドレール113に
はスライドブロック114がスライド自在に取り付けら
れている。
【0060】このスライドブロック114には無限端の
タイミングベルト115が固定され、このタイミングベ
ルト115は一対のプーリ116に掛けられている。こ
の一対のプーリ116の一方の軸には歯車117が固定
され、この歯車117は中間歯車118の小径歯車に噛
み合っている。中間歯車118の大径歯車はスライド用
モータ119の軸に固定の歯車120に噛み合ってい
る。
【0061】また、スライドレール113の近傍には一
対のスライド用ストッパー部121a,121bが設け
られ、スライドブロック114は一方のスライド用スト
ッパー部121aに当接する図9、図10の実線位置と
他のスライド用ストッパー部121bに当接する図9、
図10の一点鎖線位置との間で直線移動する。
【0062】スライドブロック114の下方には回転用
モータ122と減速歯車部123とが設けられ、回転用
モータ122の回転は減速歯車部123によって減速さ
れて出力軸124に伝達される。この出力軸124はス
ライドブロック114の上面に突出し、この突出した出
力軸124に前記ジャンクション搬送体111aが固定
されている。
【0063】スライドブロック114の上面には2つの
回転ストッパー部125a,125bが設けられ、ジャ
ンクション搬送体111aの下面にはストッパー部12
6が設けられている。ジャンクション搬送体111aは
ストッパー部126が一方の回転ストッパー部125a
に当接する図9、図10の一点鎖線位置と他方の回転ス
トッパー部125bに当接する図9、図10の二点鎖線
との間で回転する。
【0064】即ち、ジャンクション搬送体111aは、
図9、図10の実線位置である第1の受け渡し位置と、
二点鎖線位置である第2の受け渡し位置との間でカセッ
トKを移動する。そして第1の受け渡し位置を例えばB
地点とするならば、該B地点では、例えば図3のコンソ
ール列L1中を移動するカセット搬送機16aによって
カセットKの受け渡しがなされ、またこの場合第2の受
け渡し位置であるA地点では、例えば図3のコンソール
列L2中を移動するカセット搬送機16bによってカセ
ットKの受け渡しがなされるものである。
【0065】また前記ジャンクションポートは、図9、
図10の構成に限らず、図9、図10のスライドレール
113を、第1の受け渡し位置から所定長さを直線で形
成し、該直線部分から第2の受け渡し位置にかけては湾
曲部分で形成したものが用いられる。この場合は前記回
転用モータ122および回転に伴う機構部分は不要であ
り、A,B地点間のカセットKの移動動作は、前記直線
部分における連続的な直線運動部分と前記湾曲部分に於
ける円形運動部分とを有している。
【0066】前記ジャンクション搬送体111a,11
1bを移動させるDCモータ(スライド用モータ11
9)は図11のようにジャンクション部の基板によって
制御され、またジャンクション搬送体111a,111
bの移動中、停止時の各存在位置は、エンコーダーパル
スカウンター等の計数手段によって検出される。
【0067】すなわちジャンクションポートにおけるカ
セットKの移動動作が、前述したように連続的な直線運
動部分と、円形運動部分とを有している場合に、計数手
段で検出されたパルスを位置情報として用い、該位置情
報に基づいて各位置でのサーボ制御を行うものである。
【0068】図11はジャンクション部の電気ハードウ
エアの構成を示しており、上ポート用、下ポート用のD
Cモータは、前記図9,図10で述べたジャンクション
搬送体111a,111bを移動させるスライド用モー
タ119を表している。
【0069】この上ポート用、下ポート用DCモータ
は、ジャンクション部コントロール基板(SY−24
6)80aのDCモータドライバー部131から上ポー
ト用ジャンクション中継基板141、下ポート用ジャン
クション中継基板142を介して送られる制御指令によ
り回転制御される。
【0070】また151,152は、前記DCモータ
(スライド用モータ119)が回転してジャンクション
搬送体(111a,111b)が移動した際の、移動距
離に比例したパルス値をカウントするパルスエンコーダ
ーカウンター基板であり、ジャンクション部コントロー
ル基板80aのエンコーダーカウンター部132によっ
て制御される。
【0071】133,134はエンコーダーパルスカウ
ンターでカウントしたパルス値や各種情報を記憶するR
AM,ROM、135はジャンクション部全体の制御お
よび、RS−422規格の伝送路で接続された上位コン
トロール基板60aとの間で制御指令や検出情報のやり
とりを行うCPUである。
【0072】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たライブラリシステムにおいて、ジャンクション部にお
ける、2つのカセット受け渡し地点間で移動するジャン
クション搬送体の動作を上から見ると図12のとおりで
ある。
【0073】すなわち、ジャンクション搬送体111
は、2地点のうちA地点(例えば図3のコンソール列L
2中のカセット搬送機16bとの間でカセットKの受け
渡しが行われる地点)を原点位置とし、B地点(例えば
図3のコンソール列L1中のカセット搬送機16aとの
間でカセットKの受け渡しが行われる地点)との間で往
復移動する。
【0074】この際ジャンクション搬送体111が原点
位置に存在するときは図11で述べたDCモータ(スラ
イド用モータ119)の回転に伴うカウンターパルス値
は零であり、B地点側へ移動した距離に比例してパルス
値が増加し、逆にB地点側からA地点側に向かって移動
するとパルス値が減少する。
【0075】このように計数されたカウンターパルス値
がカセット(搬送体)の位置情報として用いられ、この
情報に基づいて各位置でのサーボ制御が行われる。した
がって位置情報としての、エンコーダーパルスカウンタ
ー(計数手段)のカウンターパルス値は制御上重要な情
報である。
【0076】従来、ジャンクション部分は、システムの
電源投入後、システムの立ち上がり一回目のみ、原点の
位置校正であるイニシャライズ動作を行い、位置情報と
して用いるエンコーダーパルスカウンターをリセット
(初期化)していた(ジャンクションに限らず、通常の
システムは位置決めの初期化動作は電源投入時に一度の
み行う。)。
【0077】ジャンクションの搬送機部分は前記図8〜
図10のようにベルトやギアなど様々なメカ部品で構成
されており、ライブラリシステム納入後、ユーザー側で
の運用年数はかなり長いものとなる。また、長期運用中
において、ベルト摩耗やギアの歯とび等のメカ系のトラ
ブルが発生した場合や、その他予期せぬ事態により、一
度でも物理的現実位置とパルスカウンター位置情報に差
異が生じた場合は、初期化動作を行うまでの間、ずれた
位置情報が保持されてしまい、ジャンクションのサーボ
制御動作に影響が生じる。
【0078】またこのような事態が重なると位置ずれが
蓄積されていき、搬送動作が不安定になる可能性があ
り、最悪の場合は動作不能に陥る。このようなトラブル
が発生した場合に復帰を行うには、ジャンクション部の
初期化動作が必要となり、復帰迄に多くの時間が必要と
なってしまう。
【0079】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、計数手段の出力のパルス位置ずれを、記録
媒体が2地点間で一往復動作する間で補正し、常に正し
い位置情報によって記録媒体の移動制御を行うことがで
きる記録媒体の移動手段を備えた装置およびその制御方
法および記録媒体を提供することにある。
【0080】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の記録媒体
の移動手段を備えた装置は、第1の受け渡し位置と、該
第1の受け渡し位置から所定距離隔てた第2の受け渡し
位置との間で、着脱可能な記録媒体を移動する移動手段
と、前記第1の受け渡し位置又は第2の受け渡し位置の
うちいずれか一方を基準位置とし、前記記録媒体の、前
記基準位置からの移動距離に比例した値を計数する計数
手段とを有して構成された記録媒体の移動手段を備えた
装置において、前記記録媒体が前記基準位置に到達した
ときに、前記計数手段を初期化する初期化制御手段を設
けたことを特徴とし、また、前記記録媒体が基準位置に
到達したことを検出する検出部を有していることを特徴
としている。
【0081】また前記第1の受け渡し位置は、第1の方
向に複数の機器を連結して成る機器群であって、該複数
の機器のいずれかは着脱可能な記録媒体を用いて情報の
記録と再生のうち少なくとも一方を行う記録再生手段を
有し、前記複数の機器のいずれかは前記記録媒体の収納
が可能な複数の収納部を有して成る第1の機器群に存在
する受け渡し位置であり、前記第2の受け渡し位置は、
前記第1の機器群のいずれかの機器に連結されるととも
に、前記第1の方向とは異なる第2の方向に複数の機器
を連結して成る機器群であって、該複数の機器のいずれ
かは前記記録媒体の収納が可能な複数の収納部を有して
成る第2の機器群に存在する受け渡し位置であることを
特徴とし、また前記第1の受け渡し位置を含む前記第1
の機器群の各機器間で前記記録媒体の搬送を行う第1の
記録媒体搬送部と、前記第2の受け渡し位置を含む第2
の機器群の各機器間で前記記録媒体の搬送を行う第2の
記録媒体搬送部と、前記第1の受け渡し位置と第2の受
け渡し位置の間で前記記録媒体の搬送を行う第3の記録
媒体搬送部とを有して構成されていることを特徴として
いる。
【0082】また本発明の記録媒体の移動手段を備えた
装置の制御方法は、第1の受け渡し位置と、該第1の受
け渡し位置から所定距離隔てた第2の受け渡し位置との
間で、着脱可能な記録媒体を移動する移動手段と、前記
第1の受け渡し位置又は第2の受け渡し位置のうちいず
れか一方を基準位置とし、前記記録媒体の、前記基準位
置からの移動距離に比例した値を計数する計数手段とを
有して構成された記録媒体の移動手段を備えた装置の制
御方法において、前記第1の受け渡し位置又は第2の受
け渡し位置のいずれか一方を初期化基準位置とし、前記
記録媒体が前記初期化基準位置に到達したときに、前記
計数手段を初期化制御することを特徴としている。
【0083】また前記第1の受け渡し位置は、第1の方
向に複数の機器を連結して成る機器群であって、該複数
の機器のいずれかは着脱可能な記録媒体を用いて情報の
記録と再生のうち少なくとも一方を行う記録再生手段を
有し、前記複数の機器のいずれかは前記記録媒体の収納
が可能な複数の収納部を有して成る第1の機器群に存在
する受け渡し位置であり、前記第2の受け渡し位置は、
前記第1の機器群のいずれかの機器に連結されるととも
に、前記第1の方向とは異なる第2の方向に複数の機器
を連結して成る機器群であって、該複数の機器のいずれ
かは前記記録媒体の収納が可能な複数の収納部を有して
成る第2の機器群に存在する受け渡し位置であることを
特徴とし、また前記第1の受け渡し位置を含む前記第1
の機器群の各機器間で前記記録媒体の搬送を行う第1の
記録媒体搬送部と、前記第2の受け渡し位置を含む第2
の機器群の各機器間で前記記録媒体の搬送を行う第2の
記録媒体搬送部と、前記第1の受け渡し位置と第2の受
け渡し位置の間で前記記録媒体の搬送を行う第3の記録
媒体搬送部とを有して構成されていることを特徴として
いる。
【0084】また本発明の記録媒体は、第1の受け渡し
位置と、該第1の受け渡し位置から所定距離隔てた第2
の受け渡し位置との間で、着脱可能な記録媒体を移動す
る移動手段と、前記第1の受け渡し位置又は第2の受け
渡し位置のうちいずれか一方を基準位置とし、前記記録
媒体の、前記基準位置からの移動距離に比例した値を計
数する計数手段とを有して構成された記録媒体の移動手
段を備えた装置の制御方法であって、前記第1の受け渡
し位置又は第2の受け渡し位置のいずれか一方を初期化
基準位置とし、前記記録媒体が前記初期化基準位置に到
達したときに、前記計数手段を初期化制御する制御方法
を、コンピュータに実行させるプログラムを、該コンピ
ュータが読み取り可能な媒体に記録して成ることを特徴
としている。
【0085】(2)請求項1、2、7に係る発明におい
て、初期化制御手段は、記録媒体が基準位置に到達する
毎に計数手段を初期化する。このため記録媒体が第1お
よび第2の受け渡し位置間を一往復する間に計数手段の
初期化が行われるので、単発的なメカ系の歪み等で微小
なパルス位置ずれが生じた場合でも、その位置ずれが次
の搬送動作に影響することはない。
【0086】これによって前記位置ずれが蓄積されるこ
とはなく、常に正しい位置情報が計数手段から得られ、
したがって搬送動作が不安定になったり動作不能に陥る
ことは避けられる。
【0087】(3)また請求項3、4、5、6、8、9
に係る発明では、本発明の移動手段および計数手段の他
に、第1の機器群、第2の機器群、第1の記録媒体搬送
部、第2の記録媒体搬送部、第3の記録媒体搬送部等を
備えたカセットライブラリやオートチェンジャにおいて
も、前記(2)に記載したものと同様の作用、効果を奏
する。
【0088】(4)また請求項10に係る発明によれ
ば、当該発明の記録媒体に記録されたプログラムをコン
ピュータに実行させることにより、前記(2)に記載し
たものと同様の作用、効果を奏する。
【0089】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の一実施形態例を説明する。まず本発明を図2〜図12
で述べたライブラリシステムに適用した実施形態例を説
明する。図1は本発明の一実施形態例の全体構成を示す
ブロック図である。この実施形態例においては、第1の
方向における第1の受け渡し位置と第2の方向における
第2の受け渡し位置との間で着脱可能な記録媒体を移動
する移動手段は、前記図3、図7等で述べたジャンクシ
ョンポート部18に相当する。
【0090】また計数手段160は、図11で述べたパ
ルスエンコーダーカウンター基板、エンコーダーカウン
ター部132等に相当し、また第1の機器群は図3で述
べたコンソール列L1に相当し、第2の機器群はコンソ
ール列L2、L3に相当する。
【0091】また第1の記録媒体搬送部は図3で述べた
カセット搬送機16aに相当し、第2の記録媒体搬送部
はカセット搬送機16b、16Cに相当し、第3の記録
媒体搬送部は図9、図10、図12で述べたジャンクシ
ョン搬送体111、111a、111bに相当する。
【0092】本実施形態例では、ジャンクションコンソ
ール1J内に、前記記録媒体が、基準位置、すなわち第
1又は第2の受け渡し位置のいずれか一方に到達したと
きに、前記計数手段160を初期化する初期化制御手段
161と、記録媒体が前記基準位置に到達したことを検
出する位置検出部162とを設けた。
【0093】前記初期化制御手段161は具体的には、
例えば前記図11のジャンクション部コントロール基板
80aに設けられ、エンコーダーカウンター部132を
リセットするものである。
【0094】前記位置検出部162は、例えば図12の
第2の受け渡し位置(A地点)を初期化基準位置とした
場合は、当該A地点に設けられるものであり、具体的に
は、図9、図10で述べたスライドレール113のA地
点に相当する部位に設ける。
【0095】この位置検出部162は、具体的には、例
えばリミットスイッチや、光センサで構成され、ジャン
クション搬送体111(図8〜図10のジャンクション
搬送体111a,111b)が図12のA地点に到達し
たことを検出し、その検出信号を初期化制御部161へ
送出する。
【0096】上記のように構成された装置において、ジ
ャンクション搬送体111は、図12に示すように2地
点のうちA地点(例えば図3のコンソール列L2中のカ
セット搬送機16bとの間でカセットKの受け渡しが行
われる地点)を原点位置(初期化基準位置)とし、B地
点(例えば図3のコンソール列L1中のカセット搬送機
16aとの間でカセットKの受け渡しが行われる地点)
との間で往復移動する。
【0097】この際ジャンクション搬送体111が原点
位置に存在するときは図11で述べたDCモータ(スラ
イド用モータ119)の回転に伴うカウンターパルス値
は零であり、B地点側へ移動した距離に比例してパルス
値が増加し、逆にB地点側からA地点側に向かって移動
するとパルス値が減少する。
【0098】そして往復移動によりジャンクション搬送
体111がA地点に到達すると、位置検出部162がそ
の到達を検出し、該検出したことを表す信号を初期化制
御部161に送る。すると初期化制御部161は計数手
段160を初期化、すなわち図11のエンコーダーカウ
ンター部132をリセットする。
【0099】これによってジャンクション搬送体111
の一往復動作によりたとえパルス位置ずれが生じたとし
ても、その一往復動作が終了した時点で(B地点からA
地点に到達した時点で)当該パルス位置ずれは補正され
る。
【0100】このようにジャンクション搬送体111が
A地点に到達する毎にエンコーダーカウンター部132
がリセットされるので、前記パルス位置ずれが蓄積され
ることはなく、常に正しい位置情報が得られ、したがっ
て搬送動作が不安定になったり動作不能に陥ることはな
い。
【0101】次に本発明の制御方法を図2〜図12に示
したライブラリシステムに適用した実施形態例を述べ
る。本実施形態例では、前記図12の2地点のうち、例
えばA地点を初期化基準位置とし、ジャンクション搬送
体111がA地点に到達したときに、計数手段、例えば
図11のエンコーダーカウンター部132を初期化制御
するものである。
【0102】これによってジャンクション搬送体111
がA−B地点間を一往復する間に計数手段の初期化が行
われるので、単発的なメカ系の歪み等で微小なパルス位
置ずれが生じた場合でも、その位置ずれが次の搬送動作
に影響することはない。
【0103】このため前記位置ずれが蓄積されることは
なく、常に正しい位置情報が計数手段から得られ、した
がって搬送動作が不安定になったり動作不能に陥ること
は避けられる。
【0104】また本発明では、前述した制御方法、すな
わち、第1の受け渡し位置と、該第1の受け渡し位置か
ら所定距離隔てた第2の受け渡し位置との間で、着脱可
能な記録媒体を移動する移動手段と、前記第1の受け渡
し位置又は第2の受け渡し位置のうちいずれか一方を基
準位置とし、前記記録媒体の、前記基準位置からの移動
距離に比例した値を計数する計数手段とを有して構成さ
れた記録媒体の移動手段を備えた装置の制御方法であっ
て、前記第1の受け渡し位置又は第2の受け渡し位置の
いずれか一方を初期化基準位置とし、前記記録媒体が前
記初期化基準位置に到達したときに、前記計数手段を初
期化制御する制御方法を、コンピュータに実行させるプ
ログラムを、該コンピュータが読み取り可能な媒体に記
録するものである。
【0105】このように構成した媒体に記録されたプロ
グラムを、例えば図3のライブラリコントローラ2又は
ジャンクションコンソール1Jのコンピュータが読み取
って実行することにより、例えば図12のA、B地点間
をジャンクション搬送体111が一往復する間にエンコ
ーダーカウンター部132のリセットが行われるので、
単発的なメカ系の歪み等で微小なパルス位置ずれが生じ
た場合でも、その位置ずれが次の搬送動作に影響するこ
とはない。
【0106】これによって前記位置ずれが蓄積されるこ
とはなく、常に正しい位置情報がエンコーダーカウンタ
ー部132から得られ、したがって搬送動作が不安定に
なったり動作不能に陥ることは避けられる。
【0107】尚前記実施形態例では本発明を図2〜図1
2に示したライブラリシステムに適用したが、これに限
らず、本発明は、第1の受け渡し位置と、該第1の受け
渡し位置から所定距離隔てた第2の受け渡し位置との間
で、着脱可能な記録媒体を移動し、該移動距離に比例し
た値を計数手段により計数するように構成された他の装
置およびその制御方法に適用しても前記と同様の作用、
効果を奏する。
【0108】
【発明の効果】(1)以上のように請求項1、2、7に
係る発明によれば、記録媒体が第1および第2の受け渡
し位置間を一往復する間に計数手段の初期化が行われる
ので、単発的なメカ系の歪み等で微小なパルス位置ずれ
が生じた場合でも、その位置ずれが次の搬送動作に影響
することはない。
【0109】これによって前記位置ずれが蓄積されるこ
とはなく、常に正しい位置情報が計数手段から得られ、
したがって搬送動作が不安定になったり動作不能に陥る
ことは避けられる。さらに前記搬送動作が不能に陥る等
のトラブルを未然に防ぐことができるので、時間のかか
るジャンクション部の初期化は不要となる。
【0110】(2)また請求項3、4、5、6、8、9
に係る発明によれば、第1の機器群、第2の機器群、第
1の記録媒体搬送部、第2の記録媒体搬送部、第3の記
録媒体搬送部等を備えたカセットライブラリやオートチ
ェンジャにおいても、前記(1)に記載したものと同様
の効果が得られる。
【0111】(3)また請求項10に係る発明によれ
ば、当該発明の記録媒体に記録されたプログラムをコン
ピュータに実行させることにより、前記(1)、(2)
に記載したものと同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をライブラリシステムに適用した場合の
実施形態例を示すブロック図。
【図2】従来のライブラリシステムの一例を示す全体構
成図。
【図3】従来のカセットライブラリの一例を示す全体構
成図。
【図4】従来のライブラリシステムの全体の制御ブロッ
ク図。
【図5】従来のライブラリシステムの要部制御ブロック
図。
【図6】従来のライブラリシステムの要部制御ブロック
図。
【図7】従来のライブラリシステムのジャンクションポ
ート部の動作を表す説明図。
【図8】従来のライブラリシステムのジャンクション部
のメカ構成図。
【図9】従来のライブラリシステムのジャンクション部
の要部構成図。
【図10】従来のライブラリシステムのジャンクション
部の要部構成図。
【図11】従来のライブラリシステムの電気ハードウエ
アのブロック図。
【図12】従来のライブラリシステムのジャンクション
部における、上から見たジャンクション搬送体の動作を
示す要部説明図。
【符号の説明】
1…カセットライブラリ、1B…基本コンソール、1C
…カセットコンソール、1D…ドライブコンソール、1
Jj…ジャンクションコンソール、2…ライブラリシス
テムコントローラ、3…ホストコンピュータ、13…ド
ライブ装置、16a,16b,16c…カセット搬送
機、17…入出力ポート部、18…ジャンクションポー
ト部、60,80…基本制御部、60a…上位コントロ
ール基板、80a…ジャンクション部コントロール基
板、89…ジャンクションポート制御部、101…ガイ
ドレール、103…搬送エリア、111,111a,1
11b…ジャンクション搬送体、119…スライドモー
タ、131…DCモータードライバー部、132…エン
コーダーカウンター部、151,152…パルスエンコ
ーダーカウンター基板、160…計数手段、161…初
期化制御部、162…位置検出部、K…カセット、L
1,L2,L3…コンソール列。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の受け渡し位置と、該第1の受け渡
    し位置から所定距離隔てた第2の受け渡し位置との間
    で、着脱可能な記録媒体を移動する移動手段と、 前記第1の受け渡し位置又は第2の受け渡し位置のうち
    いずれか一方を基準位置とし、前記記録媒体の、前記基
    準位置からの移動距離に比例した値を計数する計数手段
    とを有して構成された記録媒体の移動手段を備えた装置
    において、 前記記録媒体が前記基準位置に到達したときに、前記計
    数手段を初期化する初期化制御手段を設けたことを特徴
    とする記録媒体の移動手段を備えた装置。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体が基準位置に到達したこと
    を検出する検出部を有していることを特徴とする請求項
    1に記載の記録媒体の移動手段を備えた装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の受け渡し位置は、第1の方向
    に複数の機器を連結して成る機器群であって、該複数の
    機器のいずれかは着脱可能な記録媒体を用いて情報の記
    録と再生のうち少なくとも一方を行う記録再生手段を有
    し、前記複数の機器のいずれかは前記記録媒体の収納が
    可能な複数の収納部を有して成る第1の機器群に存在す
    る受け渡し位置であり、 前記第2の受け渡し位置は、前記第1の機器群のいずれ
    かの機器に連結されるとともに、前記第1の方向とは異
    なる第2の方向に複数の機器を連結して成る機器群であ
    って、該複数の機器のいずれかは前記記録媒体の収納が
    可能な複数の収納部を有して成る第2の機器群に存在す
    る受け渡し位置であることを特徴とする請求項1に記載
    の記録媒体の移動手段を備えた装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の受け渡し位置は、第1の方向
    に複数の機器を連結して成る機器群であって、該複数の
    機器のいずれかは着脱可能な記録媒体を用いて情報の記
    録と再生のうち少なくとも一方を行う記録再生手段を有
    し、前記複数の機器のいずれかは前記記録媒体の収納が
    可能な複数の収納部を有して成る第1の機器群に存在す
    る受け渡し位置であり、 前記第2の受け渡し位置は、前記第1の機器群のいずれ
    かの機器に連結されるとともに、前記第1の方向とは異
    なる第2の方向に複数の機器を連結して成る機器群であ
    って、該複数の機器のいずれかは前記記録媒体の収納が
    可能な複数の収納部を有して成る第2の機器群に存在す
    る受け渡し位置であることを特徴とする請求項2に記載
    の記録媒体の移動手段を備えた装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の受け渡し位置を含む前記第1
    の機器群の各機器間で前記記録媒体の搬送を行う第1の
    記録媒体搬送部と、 前記第2の受け渡し位置を含む第2の機器群の各機器間
    で前記記録媒体の搬送を行う第2の記録媒体搬送部と、 前記第1の受け渡し位置と第2の受け渡し位置の間で前
    記記録媒体の搬送を行う第3の記録媒体搬送部とを有し
    て構成されていることを特徴とする請求項3に記載の記
    録媒体の移動手段を備えた装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の受け渡し位置を含む前記第1
    の機器群の各機器間で前記記録媒体の搬送を行う第1の
    記録媒体搬送部と、 前記第2の受け渡し位置を含む第2の機器群の各機器間
    で前記記録媒体の搬送を行う第2の記録媒体搬送部と、 前記第1の受け渡し位置と第2の受け渡し位置の間で前
    記記録媒体の搬送を行う第3の記録媒体搬送部とを有し
    て構成されていることを特徴とする請求項4に記載の記
    録媒体の移動手段を備えた装置。
  7. 【請求項7】 第1の受け渡し位置と、該第1の受け渡
    し位置から所定距離隔てた第2の受け渡し位置との間
    で、着脱可能な記録媒体を移動する移動手段と、 前記第1の受け渡し位置又は第2の受け渡し位置のうち
    いずれか一方を基準位置とし、前記記録媒体の、前記基
    準位置からの移動距離に比例した値を計数する計数手段
    とを有して構成された記録媒体の移動手段を備えた装置
    の制御方法において、 前記第1の受け渡し位置又は第2の受け渡し位置のいず
    れか一方を初期化基準位置とし、前記記録媒体が前記初
    期化基準位置に到達したときに、前記計数手段を初期化
    制御することを特徴とする記録媒体の移動手段を備えた
    装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の受け渡し位置は、第1の方向
    に複数の機器を連結して成る機器群であって、該複数の
    機器のいずれかは着脱可能な記録媒体を用いて情報の記
    録と再生のうち少なくとも一方を行う記録再生手段を有
    し、前記複数の機器のいずれかは前記記録媒体の収納が
    可能な複数の収納部を有して成る第1の機器群に存在す
    る受け渡し位置であり、 前記第2の受け渡し位置は、前記第1の機器群のいずれ
    かの機器に連結されるとともに、前記第1の方向とは異
    なる第2の方向に複数の機器を連結して成る機器群であ
    って、該複数の機器のいずれかは前記記録媒体の収納が
    可能な複数の収納部を有して成る第2の機器群に存在す
    る受け渡し位置であることを特徴とする請求項7に記載
    の記録媒体の移動手段を備えた装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の受け渡し位置を含む前記第1
    の機器群の各機器間で前記記録媒体の搬送を行う第1の
    記録媒体搬送部と、 前記第2の受け渡し位置を含む第2の機器群の各機器間
    で前記記録媒体の搬送を行う第2の記録媒体搬送部と、 前記第1の受け渡し位置と第2の受け渡し位置の間で前
    記記録媒体の搬送を行う第3の記録媒体搬送部とを有し
    て構成されていることを特徴とする請求項8に記載の記
    録媒体の移動手段を備えた装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 第1の受け渡し位置と、該第1の受け
    渡し位置から所定距離隔てた第2の受け渡し位置との間
    で、着脱可能な記録媒体を移動する移動手段と、 前記第1の受け渡し位置又は第2の受け渡し位置のうち
    いずれか一方を基準位置とし、前記記録媒体の、前記基
    準位置からの移動距離に比例した値を計数する計数手段
    とを有して構成された記録媒体の移動手段を備えた装置
    の制御方法であって、 前記第1の受け渡し位置又は第2の受け渡し位置のいず
    れか一方を初期化基準位置とし、前記記録媒体が前記初
    期化基準位置に到達したときに、前記計数手段を初期化
    制御する制御方法を、コンピュータに実行させるプログ
    ラムを、該コンピュータが読み取り可能な媒体に記録し
    て成ることを特徴とする記録媒体。
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