JP2000242812A - ポリゴン生成画像処理方法 - Google Patents

ポリゴン生成画像処理方法

Info

Publication number
JP2000242812A
JP2000242812A JP8306899A JP8306899A JP2000242812A JP 2000242812 A JP2000242812 A JP 2000242812A JP 8306899 A JP8306899 A JP 8306899A JP 8306899 A JP8306899 A JP 8306899A JP 2000242812 A JP2000242812 A JP 2000242812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polygon
frame
initial
processing
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8306899A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Ikui
仁 生井
Junichi Taguchi
順一 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8306899A priority Critical patent/JP2000242812A/ja
Publication of JP2000242812A publication Critical patent/JP2000242812A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】地形データを考慮したポリゴン生成画像処理方
法。 【解決手段】101で入力された等高線データや標高デ
ータ等の不等間隔の地形データを多次元空間の点列デー
タに変換し、102で点列データの最外郭と次最外郭と
を順次結んでポリゴンを生成していくことにより初期ポ
リゴン列を生成する。103で地形に応じた所定の定義
によるコスト関数に基づき初期ポリゴン列を修正する。
各種形状に適応したコスト関数を入れ替えたり組み合わ
せることにより、様々な地形を復元することが可能であ
る。104で修正されたポリゴン列を各種用途に応じて
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピューターグ
ラフィックスや画像計測の分野に関連し、特に立体モデ
ルの生成や表示などに利用されるポリゴン形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のポリゴン形成方法は、今井 浩:
計算幾何学、共立出版、1994, pp.78-84.Delaunay三角
網を利用した三角パッチ生成手法が知られている。既手
法は点列データに対し、各点列の勢力範囲を示すボロノ
イ図を作成し、その双対グラフであるDelaunay三角網か
ら各三角形の最小角が最大となる三角パッチを生成する
手法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、各三
角形の最小角が最大になるように三角パッチを生成する
というポリゴン生成手法の一例である。上記従来技術は
幾何学的立場から見ると各三角形が同等の立場にあり、
妥当なものといえるが、地形データから地形を復元する
際、上記従来技術が地形にあったポリゴン生成手法とは
限らない。例えば谷の地形を復元する時、谷の幅が谷の
長さに比べて非常に短いと、上記従来技術で生成した三
角パッチは谷ではなく山ができる。
【0004】上記従来技術はポリゴン生成手法であり、
平地や山、ビル等の地形に応じたポリゴンや修正や再構
成等を容易に行う機能を有さない。
【0005】そこで、本発明では上記課題を以下の手段
を用いて解決する。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)多次元空間上の点
列データをもとに画像処理装置を用いて、多角形である
ポリゴン列を生成するポリゴン生成処理において、3点
以上の点列データからなるポリゴンを複数作成する初期
ポリゴン列生成処理と、既ポリゴン列の中から任意のポ
リゴンと任意のポリゴンに隣接するポリゴンの構成を変
更するポリゴン列修正処理からなり、初期ポリゴン列生
成処理は、点列データの中から複数の点を選び、複数の
点を結んでできる領域が、全ての点列データを内包する
集合のうち点数が最小となる最外郭(フレーム)の点を
選択するフレーム生成処理と、最外郭(フレーム)を除
いた点列データの中から複数の点を選び、複数の点を結
んでできる領域が、最外郭(フレーム)を除いた全ての
点列データを内包する集合のうち点数が最小となる次最
外郭(次フレーム)の点を選択する次フレーム生成処理
と、最外郭及び次最外郭のデータを結びポリゴンを生成
する処理を基本処理として基本処理を全ての点列データ
が選択されるまで繰り返し処理し、ポリゴン列修正処理
は、初期ポリゴン列生成処理により生成されたポリゴン
列を初期配列として、各ポリゴン毎に理想とするポリゴ
ンとの相違度を示すコストを算出するコスト関数を設定
し、各ポリゴンのコストが小さくなるようにポリゴン列
を修正することを特徴としたポリゴン生成画像処理方
法。
【0007】この方法を用いることにより、一度形成し
たポリゴン列を地形に応じて容易に修正し、再構成でき
るようになる。
【0008】(2)多次元空間上の任意の2点を結ぶ辺
を制約条件辺、制約条件辺の集合で木となっているもの
を制約条件木、制約条件木の集合を制約条件集合とし、
既制約条件集合がすべてポリゴンの辺となるように既初
期配列を修正することを特徴としたポリゴン生成画像処
理において、既初期配列を修正する領域を決定する再構
成領域決定処理と、既制約条件集合がすべてポリゴンの
辺となるように既初期ポリゴン列を再構成する再構成処
理と、再構成配列が既制約条件集合のすべての辺を含
み、かつ既コスト関数が最適になるように修正する制約
条件付きポリゴン列修正処理を基本処理とし、すべての
制約条件木に対して既基本処理を行うことを特徴とした
ポリゴン生成画像処理方法。
【0009】この方法を用いることにより、山の尾根な
どに沿ったポリゴンを生成することが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を詳細に
説明する。
【0011】(実施形態1)衛星等により撮影された同
一地点の2枚の画像から対応点をとりステレオ距離計測
することによって標高データを取得し、既標高データと
緯度経度を構成要素とする3次元点列データを緯度経度
の2次元点列データに射影し、2次元点列データで三角
パッチを組む。その後、既三角パッチを標高データも考
慮した3次元点列データとして地形に合うように修正
し、既三角パッチ内を補間することによって、所望の地
形データを得ることができる。本発明は以上の処理のう
ち、既標高データを構成要素とする点列データを用いて
地形を考慮した三角パッチを組む方法についての発明で
ある。
【0012】図1は本実施形態の概略を示す処理フロー
図である。多次元点列データ入力処理101で与えられ
た多次元の点列データを入力し、初期ポリゴン列生成処
理102で、点列データから同一平面上の多角形である
ポリゴンの列を生成する。このポリゴン列は、次の初期
ポリゴン列の修正処理103で修正するために一時的に
生成されるポリゴン列なので、初期ポリゴン列と呼ぶこ
とにする。初期ポリゴン列の修正処理103で、102
で生成した既初期ポリゴン列を各用途に応じたコスト関
数に従い、修正していく。ポリゴンデータ出力処理10
4で、103で修正されたポリゴン列を、適切なフォー
マットで出力する。
【0013】図2は初期ポリゴン列生成処理102の処
理手順を示すフローチャートである。初期設定処理20
1を行う。201の初期設定処理については図3で詳し
く説明する。フレームFi(i=1,2,..)を生成(202)
し、点列データXからフレームFi(i=1,2,..)を構成する
点列を除去(203)する。202のフレームの生成処
理は図4で詳しく説明する。フレームFiとフレームFi-1
からポリゴン列Pi-1を生成(204)する。i=1の場
合、フレームF0は初期設定処理201で生成している。
204のフレームFiとフレームFi-1からポリゴン列Pi-1
を生成する様子を図13から図15に示す。本例ではポ
リゴンが三角形の場合、即ち三角パッチの場合を示す。
図13において、まず内側にあるフレームFi1302の
各辺に対して既辺を延長する。この時、既辺と外側のフ
レームFi-11301からなる領域において、フレームFi
-11301を構成する点のうち既辺との距離が最大とな
る点とを結ぶ。既処理を1302のすべての辺に対して
行うと図14のようになる。既処理だけではまだ未結線
領域がでてしまうので、次に既未結線領域の処理をす
る。既未結線領域は内側のフレームFi1302に属する
点が唯一つ存在するので、既点と外側のフレームFi-11
301に属する未結線領域の点とを結ぶことにより、三
角パッチを組むことができる。以上の処理により図15
のようにフレーム間の領域をポリゴン列(ここでは三角
パッチ)で埋めることができる。この様にしてできたポ
リゴン列Piを初期ポリゴン列P0に追加(205)する。
処理206で既点列データが存在するかどうかの判定を
行う。点列データが存在しなければ、初期ポリゴン列生
成処理は終了する。点列データが存在する時には、処理
202から繰り返す。既点列データが1点又は2点存在
する場合、1点の場合は既点を、2点の場合は既点を結
ぶ直線をフレームとみなして処理204を行う。
【0014】図3は初期設定処理201の一例を詳細に
示したものである。初期設定処理時ポリゴン列はないた
め、処理301で初期ポリゴン列P0を空集合φに設定す
る。処理302でフレームF0を生成し、処理303で点
列データXからフレームF0を構成する点列を除去し点列
データXも更新する。ここで202と302、203と
303の処理は同じ処理方法である。図12に点列デー
タXからフレームF0を構成する点列を除去する様子を示
す。
【0015】図4はフレームFiの生成処理202を詳細
に示したものである。401の初期フレーム生成処理で
初期フレームを生成し、402のフレーム成長処理で既
初期フレームの各辺を成長させていく。フレームが生成
される様子を図5〜図11に示す。以下各図について、
詳細に説明する。
【0016】図5は初期フレーム生成401の例を示し
た説明図である。ここではx, y二次元の場合についての
み説明する。既点列データXの中でxの最小値、xの最大
値、yの最小値、yの最大値をそれぞれmin, max, ymin,
ymax, とし、xの最小となる点を501フレームポイン
トFP1、yの最大となる点を502フレームポイントFP
2、xの最大となる点を503フレームポイントFP3、yの
最小となる点を504フレームポントFP4とする。ここ
で、フレームポイントはフレームに属する点の候補とな
る点である。この時、既フレームポイントが四角形にな
るように結んだものが505初期フレームである。初期
フレームを生成する際、既初期フレームが必ずしも4点
で構成されるとは限らない。例えば、 xの最大となる点
がyの最大となる点でもある時、既初期フレームは三角
形になり、さらに xの最小となる点がyの最小となる点
でもある時、既初期フレームは直線となる。上記の場
合、四角形の初期フレーム中のある2点が同一の1点に
収束したものとみなすことができる。即ち、既四角形の
初期フレームのある辺がなくなったものとみなすことが
できる。
【0017】図6は、図5における初期フレームのうち
xの最大となる点とyの最大となる点が同一点となった場
合の例である。601フレームポイントFP1は501フ
レームポイントFP1に603フレームポイントFP3は50
4フレームポイントFP4に対応する。602フレームポ
イントFP2は502フレームポイントFP2と503フレー
ムポイントFP3に対応するため、502と503間の辺
に対応する辺は図6中に存在しない。したがって図6で
は、502と503間の辺に対応する辺に関する処理は
行わない。
【0018】図7は初期フレームをフレーム成長処理に
かけるための前処理図である。上記初期フレーム生成処
理で、既初期フレームとしてxとyの最大・最小となる点
で構成するため、既初期フレームの外側に存在する点列
データは各xmin,xmax,ymin,ymax軸と既初期フレームの
各辺からなる三角形領域内に存在する。そこで、既三角
形領域を基にして、フレームを生成していく。しかし、
既三角形領域では各xmin,xmax,ymin,ymax軸上に点列デ
ータが存在する場合、次に探索すべき三角形領域がつぶ
れて直線になる。この問題を解決するため、既三角形領
域を含む三角形領域を新たに作成し、その新三角形領域
内で402のフレーム成長処理を行う。図7の場合、新
三角形領域の頂点となるコーナーC01からコーナーC04を
斜線で示した701コーナー領域CR01から704コーナ
ー領域CR04の中にそれぞれ任意に置くことにより、上記
条件を満たす709三角形領域T01から712三角形領
域T04を生成することが可能になる。
【0019】図8から図10はフレーム成長処理402
で行われるフレーム成長の様子を示した図である。ここ
では図7の709三角形領域T01を例に挙げて説明す
る。他の三角形領域についても同様の処理を行うことに
より、フレームを生成することができる。三角形領域T0
1内に含まれる全ての点列データに対しフレームからの
距離を求め、距離が最大のものをフレームに属する点の
候補801フレームポイントFP01とする(図8)。既フ
レームポイントFP01と501フレームポイントFP1、5
02フレームポイントFP2とを結び、これを新たなフレ
ームとする(図9)。この時、801フレームポイントFP
01を点列データから取り除く。最後にコーナーC01と既
フレームポイントとを結んでできる2つの三角形領域を
それぞれ1001三角形領域T021002三角形領域T03
とし、この2つの三角形領域に対し同様の処理を行う。
三角形領域内に点列データが存在しない場合、その三角
形領域のフレーム成長処理は行わない。上記フレーム生
成処理を点列データが全ての三角形領域内に存在しなく
なるまで繰り返す。
【0020】図16は103初期ポリゴン列の修正処理
の処理手順を示したフローチャートである。1601コ
スト計算処理で各ポリゴンのコストとポリゴン列全体の
トータルコストを計算する。コスト関数は各用途に応じ
て生成される。ポリゴンが三角形の場合、以下のコスト
関数が考えられる。
【0021】(1)2次元空間における最大角最小化を
反映したコスト関数 (2)3次元空間における最大角最小化を反映したコス
ト関数 (3)2次元空間における最大辺最小化を反映したコス
ト関数 (4)3次元空間における最大辺最小化を反映したコス
ト関数 (5)2次元空間における正三角形を反映したコスト関
数 (6)3次元空間における正三角形を反映したコスト関
数 地形データを三角パッチしてその三角形内を補間する
際、鈍角の三角形だと補間する領域が細く、高低差が激
しくなりうまく補間ができないことがある。(1)、
(2)はこの欠点を回避する効果がある。(1)、
(2)のコスト関数において、三角形の各角度は次式の
余弦定理により求めている。
【0022】
【数1】
【0023】(3)、(4)、(5)、(6)はパッチ
間の距離が互いに近く、標高データのずれる可能性が最
も少ないという効果がある。(5)、(6)のコスト関
数は、次式で与えられる。
【0024】
【数2】
【0025】その他、画像から尾根やビル等の地形を認
識し、それを不連続点として捉えてコスト関数に反映す
る方法も考えられる。
【0026】1602組替えポリゴン決定処理で、各ポ
リゴンごとに隣接したポリゴンとの組み合わせによるコ
スト比較を行う。ここでは三角形ポリゴンの場合の例を
示す。はじめに対象とする三角形と既三角形に隣接する
三角形とでペアを作る。図17の場合、1701三角形
T0と1702三角形T1、1701三角形T0と1703三
角形T2、1701三角形T0と1704三角形T3の三角形
ペアができる。これらの三角形ペアに対してペアのコス
トを算出する。ペアのコストはペアとなっている各三角
形のコストの大きいほうとする。この三角形ペアを組替
えて新しい三角形ペアを作る。図18に1701三角形
T0と1702三角形T1の三角形ペアを組替えて新しい三
角形ペア1801三角形T10と1802三角形T11を作っ
た例を示す。この新しくできた各三角形に対してコスト
を算出し、さらにペアのコストも求める。この時、組替
え前後のコスト比較を行い、組替え後のペアコストの方
が低い場合、その三角形ペアを組替え候補としてとって
おく。この処理を全ての三角形ペアに対して行い、全て
の三角形ペア組替え候補の中でペアのコストが最も低い
ペアを組替え三角形ペアとする。
【0027】1603ポリゴン組替え処理で、上記処理
1602で決定した組替え三角形ペアに組替える。この
時、新しく組替えられた三角形のコストとトータルコス
トを更新する。
【0028】1604終了判定処理では、全ての三角形
に対して上記処理1602、1603を行った後、トー
タルコストが更新する限り、上記処理1602、160
3を繰り返す。
【0029】102初期ポリゴン列生成処理でポリゴン
列を生成する際、各ポリゴンに隣接するポリゴン情報を
持たせて(各ポリゴンに隣接する三角形へのポインタを
持たせる等)、1603のポリゴンの組替え処理時にそ
れらを修正するような、ポリゴンのネットワーク構造を
実現しておくことにより、上記初期ポリゴン列修正処理
を高速化することができる。
【0030】図19に、102初期ポリゴン列生成処理
における高速化手法について述べる。1901空間分割
処理で、各分割領域の点列データがなるべく均等になる
ように分割する。分割方法は点列データの平均となる点
を求め、その点から空間領域を2nに分割する。図20に
2次元の場合の例を示す。平均点m0を中心に2001〜
2004の4つの領域に分割している。この4つの各分
割領域に対して、上記分割方法を各分割領域内の点列デ
ータがポリゴン生成処理を行うのに十分少ない数になる
まで繰り返す。この分割処理はネスト構造になっている
ので、最初の分割を0次分割、0次分割により生成され
た領域の分割を1次分割と呼ぶことにする。このように
して、空間領域をm次分割することができる。既分割処
理により分割された各領域に対して、1902ポリゴン
生成処理を行う。
【0031】1902ポリゴン生成処理は102初期ポ
リゴン生成処理と103初期ポリゴンの修正処理をたし
たものである。処理1902をm次分割領域から0次分
割に向かって順にポリゴン列を生成し、修正する。
【0032】1903ポリゴン列統合処理では1902
で生成したポリゴン列を統合する。m次分割領域から0
次分割に向かって順に統合していく。ここで、既ポリゴ
ン列統合処理を行う際にポリゴン列修正処理も行う。図
22〜図25にポリゴン列統合処理の例を示す。ここで
は2次元の2つのポリゴン列を統合する場合を示す。3
つのポリゴン列を統合する時はまず二つのポリゴン列を
統合し、そのポリゴン列と残ったポリゴン列を統合す
る。4つのポリゴン列を統合する時は、2つのポリゴン
を統合し、それらをさらに統合する。
【0033】各ポリゴン列のy座標の最大値と最小値と
なる点を求める。今回は横に並んだポリゴン列を統合す
るため、y座標の最大値と最小値となる点を求めてい
る。縦に並んだポリゴン列を統合するときはx座標の最
大値と最小値となる点を求める。y座標の最大値となる
点同士、最小値となる点同士をそれぞれ結ぶ。直線とポ
リゴン列の最外郭フレームが交差する場合、最大値同士
の直線の場合は直線より上の、最小値同士の直線の場合
は直線より下の領域にあるポリゴン列のフレームに属す
る点で直線からの距離が最も遠いものと結ぶ(図2
2)。
【0034】上記処理でできた2つの直線に対し、最大
値同士を結んだものを最大値直線、最小値同士を結んだ
ものを最小値直線とする。この時上記2直線と2つのポ
リゴン列のフレームからなる領域を対象領域とし、この
対象領域に対し、ポリゴン(ここでは三角形)を生成す
る。図23〜図25にポリゴンを生成していく様子を示
す。一方のポリゴン列(ここではポリゴン列2301)
のフレームに属する各辺に対し、各辺を延長した直線よ
りも外側にある対象領域内にあるもう一方のポリゴン列
(ここではポリゴン列2302)に属する点で、直線を
結んだときにポリゴン列の最外郭フレームが交差せず、
各辺との距離が最も遠いものを選ぶ(図23)。この処
理後2401未結線領域ができる。この未結線領域は、
一方のポリゴン列の点は唯一つしか存在しない(図24
ではポリゴン列2301)ので、その点とその他の未結
線領域内の各点とを結ぶことによりポリゴンを生成でき
る(図25)。
【0035】上記処理により生成したポリゴン列に対
し、ポリゴン列修正処理を行う。処理自体は103の初
期ポリゴン列修正処理と同じである。ここで、上記対象
領域内のポリゴン列のみで修正すると、修正範囲が狭く
てうまく修正できない可能性があるので、修正する範囲
を領域内のポリゴン点列を頂点に持つポリゴンに拡張し
て修正処理を行う(図26)。
【0036】上記処理により、ポリゴン列を高速に生成
することができる。
【0037】(実施形態2)衛星等により撮影された同
一地点の2枚の画像から対応点をとりステレオ距離計測
することによって標高データを取得し、既標高データと
緯度経度を構成要素とする3次元点列データを緯度経度
の2次元点列データに射影し、2次元点列データ上で三
角パッチを組む際、画像から山の尾根や谷に相当する部
分を抽出し、制約条件集合として組み込む。制約条件集
合のすべての辺が三角パッチの辺となるという制約を満
たし、かつ標高データも考慮して地形に合うように既三
角パッチを修正した後、2次元点列データを3次元点列
データに復元する。既三角パッチ内を補間することによ
って、所望の地形データを得ることができる。
【0038】本発明は以上の処理のうち、制約条件集合
のすべての辺が三角パッチの辺となるという制約を満た
し、かつ地形に適合するように三角パッチを修正する方
法についての発明である。
【0039】本方法は、図27に示すように、初期ポリ
ゴン列生成処理と制約条件付きコスト最適化修正処理か
らなる。
【0040】(1)初期ポリゴン生成処理 初期ポリゴン列生成処理は、点列データから同一平面上
の多角形であるポリゴン列を生成する処理である。初期
ポリゴン生成処理の例は、(実施形態1)で説明した通
り。
【0041】(2)制約条件付きコスト最適化修正処理 制約条件付きコスト最適化修正処理は、制約条件集合の
すべての辺がポリゴンの辺となるという制約を満たし、
かつコストが最適になるようにポリゴン列を修正する処
理である。制約条件付きコスト最適化修正処理の入力デ
ータはポリゴン列であり、(実施形態1)のポリゴン列
修正処理によって修正されたポリゴン列も可能である。
以降制約条件付きコスト最適化修正処理について説明す
る。
【0042】制約条件付きコスト最適化修正処理は図2
8に示すように、既初期ポリゴン列を修正する領域を決
定する再構成領域決定処理と、既制約条件木のすべての
辺がポリゴンの辺となるように既初期ポリゴン列を再構
成する再構成処理と、既制約条件木のすべての辺がポリ
ゴンの辺となり、かつ既コスト関数が最適になるように
再構成したポリゴン列を修正する制約条件付きポリゴン
列修正処理の3つの基本処理から構成される。
【0043】既基本処理をすべての制約条件木に対して
行うことにより、既制約条件集合のすべての辺がポリゴ
ンの辺となり、かつ既コストが最適になるようなポリゴ
ン修正が可能になる。
【0044】以下各基本処理について詳細に説明する。
【0045】(2−1)再構成領域決定処理 以下の条件を満たす領域を再構成領域として決定する。
【0046】条件1:既制約条件木の各頂点を含むポリ
ゴン 条件2:上記条件1を満たすポリゴン以外の既制約条件
木の各辺を横切るポリゴン 条件3:上記条件1、条件2を満たすポリゴン以外の既
制約条件木の各辺に隣接するポリゴン 図29に示す制約条件木が与えられた時、上記条件を満
たす再構成領域を図30に示す。
【0047】(2−2)再構成処理 上記処理により決定した再構成領域において、既制約条
件木の各辺がポリゴンの辺となるポリゴン列を再構成す
る。
【0048】ここでは既制約条件木の各辺に対し以下の
ステップを行うことにより、既制約条件木のすべての辺
が三角形の辺となるように三角パッチ列の再構成を行
う。
【0049】ステップ1:既制約条件辺を三角パッチ辺
とし、既再構成領域内の点で、三角パッチ辺との距離が
最も近い点を選択し、三角パッチを作成する。
【0050】ステップ2:既再構成領域の辺に対し、ス
テップ1で選択した点列のうち、既辺との距離が最も近
い点を選択し、三角パッチを作成する。
【0051】図30に示す再構成領域と制約条件木に対
し、ステップ1を行った結果を図31に、ステップ2を
行った結果を図32に示す。
【0052】(2−3)制約条件付きポリゴン列修正処
理 既制約条件木の各辺がポリゴンの辺になるという制約を
満たし、かつ既コストが最適になるようにポリゴン列を
組替える。ここでは既制約条件木の各辺が三角パッチの
辺になるという制約を満たし、かつ既コストが最適にな
るように三角パッチを組替える。
【0053】ステップ1:既コスト関数に基づきすべて
のポリゴンのコストを算出する。
【0054】ステップ2:すべてのポリゴンをコスト順
にソートし、コストが最大となる最大コストポリゴンを
選択する。
【0055】ステップ3:既最大コストポリゴンと既最
大コストポリゴンに隣接するポリゴンを最大コストポリ
ゴン対とし、以下の条件を判定する 条件1:既最大コストポリゴン対が組替え可能か 条件2:既最大コストポリゴン対を組替えることによっ
てできる新たなポリゴン対の各辺が制約条件集合の辺を
横切っていないか 三角パッチの場合、条件1は、三角パッチ対の一方の三
角パッチに着目し、三角パッチ対の共通辺以外の2辺と
もう一方の三角パッチの共通辺でない頂点との位置関係
から領域判定式Dを用いて判定する。領域判定式Dは
【0056】
【数3】
【0057】となる。
【0058】図33を例に判定方法を示す。
【0059】(1) 領域判定式Dの(x'',y'')に(x1,y
1)、(x',y')に (x2,y2)、(x,y)に(x3,y3)を代入した時
の符号D11と、領域判定式Dの(x'',y'')に(x1, y1)、
(x',y')に(x2,y2)、(x,y)に(x4,y4)を代入した時の符号
D12を比較する。
【0060】(2) 領域判定式Dの(x'',y'')に(x1,y
1)、(x',y')に (x3,y3)、(x,y)に(x2,y2)を代入した時
の符号D21と、領域判定式Dの(x'',y'')に(x1, y1)、
(x',y')に(x3,y3)、(x,y)に(x4,y4)を代入した時の符号
D22を比較する。
【0061】(1)、(2)よりD11とD12の符号が等し
く、かつD21とD22の符号が等しい時、三角パッチ対は組
替え可能、D11とD12の符号が異なるか、またはD21とD22
の符号が異なる時、三角パッチ対は組替え不可能である
ことが判別できる。
【0062】図33の場合(1)でD11とD12の符号が異
なるため、三角パッチ対は組替え不可能となる。図33
において、三角パッチ対が組替え可能となるためには、
点P4(x4,y4)が斜線領域内に存在することである。
【0063】条件2は、三角パッチ対の共通辺と制約条
件集合の辺との包含関係により判定する。
【0064】三角パッチ対の共通辺が制約条件集合の辺
に含まれる時、組替えによって修正された新たな三角パ
ッチ対は制約条件集合の辺を横切る。三角パッチ対の共
通辺が制約条件集合の辺に含まれない時、組替えによっ
て修正された新たな三角パッチ対は制約条件集合の辺を
横切らない。
【0065】ステップ4:上記条件を満たすポリゴン対
のうち、組替え後のコストが最も小さくなるポリゴン対
を選択する。
【0066】ステップ5:ステップ4で選択した既ポリ
ゴン対を組替え、新しいポリゴン対に修正する。
【0067】ステップ6:修正されたポリゴン対のコス
トを更新する。
【0068】(変更例1) (2−1)再構成領域決定処理において、別の決定方法
を以下に示す。
【0069】既制約条件木の各辺から、一定距離dだけ
離れた領域を含むポリゴンを統合した領域を再構成基本
領域とし、既再構成基本領域に対し以下の条件を満たす
領域を再構成領域とする方法。
【0070】条件1:既再構成基本領域内の各頂点を含
むポリゴン 条件2:上記条件1を満たすポリゴン以外の既再構成基
本領域内の各辺を横切るポリゴン 条件3:上記条件1、条件2を満たすポリゴン以外の木
再構成基本領域内の各辺に隣接するポリゴン 図29に示す制約条件木が与えられた時、上記決定方法
による再構成基本領域を図34に、再構成領域を図35
に示す。
【0071】
【発明の効果】初期ポリゴン列生成処理により適当な三
角パッチを組み、その後地形に応じたコスト関数を用い
て修正することにより、地形に適した三角パッチを生成
することができた。さらに、制約条件を組み込んだ場合
には、制約条件木の各辺が三角形パッチの辺となり、か
つ地形に応じたコスト関数を用いて修正することによ
り、山の尾根や谷などの起伏の激しい地形にも適した三
角パッチを作成することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1におけるポリゴン生成画像処理作成
方法の処理手順の概略を示す図。
【図2】実施形態1における初期ポリゴン列生成処理の
処理手順を示すフローチャート。
【図3】実施形態1における初期設定処理の処理手順を
示すフローチャート。
【図4】実施形態1におけるフレーム生成処理の処理手
順を示すフローチャート。
【図5】実施形態1における初期フレーム生成処理の例
を示した図。
【図6】実施形態1における初期フレーム生成処理の別
の例を示した図。
【図7】実施形態1における初期フレームをフレーム成
長処理かけるための前処理を説明する図。
【図8】実施形態1におけるフレーム成長処理でフレー
ムが成長していく様子を示した図。
【図9】実施形態1におけるフレーム成長処理でフレー
ムが成長していく様子を示した図。
【図10】実施形態1におけるフレーム成長処理でフレ
ームが成長していく様子を示した図。
【図11】実施形態1における初期フレームがフレーム
成長処理によりフレームに成長した様子を示した図。
【図12】実施形態1における点列データからフレーム
を構成する点列を除去処理で点列データからフレームを
構成する点列が除去される様子を示した図。
【図13】実施形態1におけるフレームFiとフレームFi
-1からポリゴン列Pi-1を生成する処理の処理手順を説明
する図。
【図14】実施形態1におけるフレームFiとフレームFi
-1からポリゴン列Pi-1を生成する処理の処理手順を説明
する図。
【図15】実施形態1におけるフレームFiとフレームFi
-1からポリゴン列Pi-1を生成する処理の処理手順を説明
する図。
【図16】実施形態1における初期ポリゴン修正処理の
処理手順の概略を示す図。
【図17】実施形態1における組替え候補となる三角形
ペアを示した図。
【図18】実施形態1における組替え処理を示した図。
【図19】実施形態1におけるポリゴン生成画像処理作
成方法の高速化処理手順の概略を示す図。
【図20】実施形態1における点列データの空間を領域
分割した図。
【図21】実施形態1における空間分割処理後の点列デ
ータ空間の領域分割図。
【図22】実施形態1におけるポリゴン列統合処理の処
理手順を説明する図。
【図23】実施形態1におけるポリゴン列統合処理の処
理手順を説明する図。
【図24】実施形態1におけるポリゴン列統合処理の処
理手順を説明する図。
【図25】実施形態1におけるポリゴン列統合処理の処
理手順を説明する図。
【図26】実施形態1におけるポリゴン列統合処理でポ
リゴン列修正範囲を示す図。
【図27】実施形態2におけるポリゴン生成画像処理作
成方法の処理手順の概略を示す図。
【図28】実施形態2における制約条件付き最適化修正
処理の処理手順を示すフローチャート。
【図29】実施形態2における制約条件木の例を示す
図。
【図30】実施形態2における制約条件木に対する再構
成領域を示す図。
【図31】実施形態2における制約条件木の各辺が三角
パッチの辺となるように再構成する手順を説明する図。
【図32】実施形態2における制約条件木の各辺が三角
パッチの辺となるように再構成する手順を説明する図。
【図33】実施形態2における制約条件付きポリゴン列
修正処理の組替え判定を説明する図。
【図34】実施形態2における変更例1の再構成基本領
域を示す図。
【図35】実施形態2における変更例1の再構成領域を
示す図。
【符号の説明】
101…多次元列データ入力処理、102…初期ポリゴ
ン列の生成処理、103…初期ポリゴン列の修正処理、
104…ポリゴンデータ列出力処理、201…初期設定
処理、202…フレームFiの生成処理、203…点列デ
ータXからフレームFiを構成する点列の除去処理、20
4…フレームFiとフレームFi-1からポリゴン列Pi-1の生
成処理、205…ポリゴン列Pi-1の追加処理、206…
初期ポリゴン列の生成処理102の終了判定処理、30
1…初期ポリゴン列の設定処理、302…フレームF0の
生成処理、303…点列データXからフレームF0を構成
する点列の除去処理、401…初期フレームの生成処
理、402…フレーム成長処理、 min …xの最小値、 m
ax … xの最大値、 ymin … yの最小値、 ymax … yの
最大値、505…フレームポイントFP1、506…フレ
ームポイントFP2、507…フレームポイントFP3、50
8…フレームポイントFP4、509…初期フレーム、6
05…フレームポイントFP1、606…フレームポイン
トFP2、607…フレームポイントFP3、608…初期フ
レーム、701…コーナー領域CR01、702…コーナー
領域CR02、703…コーナー領域CR03、704…コーナ
ー領域CR04、705…コーナーC01、706…コーナーC
02、707…コーナーC03、708…コーナーC04、70
9…三角形領域T01、710…三角形領域T02、711…
三角形領域T03、712…三角形領域T04、801…フレ
ームポイントFP01、1001…三角形領域T02、100
2…三角形領域T03、1101…フレーム、1201…
点列データX 、1202…点列データX 、1301…フ
レームFi-1 、1302…フレームFi、1401…未結
線部UC1、1402…未結線部UC2、1403…未結線部
UC3、1601…コスト計算処理、1602…組替えポ
リゴン決定処理、1603…ポリゴン組替え処理、16
04…終了判定処理、1701…三角形T0、1702…
三角形T1、1703…三角形T2、1704…三角形T3、
1801…三角形T01、1802…三角形T11、190
1…空間分割処理、1902…ポリゴン列生成処理、1
903…ポリゴン列統合処理、m0…点列データの平均
点、2001…分割領域R01、2002…分割領域R02、
2003…分割領域R03、2004…分割領域R04、m01
…分割領域R01の点列データの平均点、m13…分割領域R0
3の点列データの平均点、m14…分割領域R04の点列デー
タの平均点、m23…分割領域R01をm01で4分割したとき
の左下の領域内にある点列データの平均点、2201…
ポリゴン列P01、2202…ポリゴン列P02、2401…
未結線領域UC1、2601…ポリゴン修正範囲、270
1…制約条件付きコスト最適化修正、2801…再構成
領域決定処理、2802…再構成処理、2803…制約
条件付きポリゴン列修正処理、2901…制約条件木、
3001…再構成領域、3401…再構成基本領域、3
501…再構成領域。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多次元空間上の点列データをもとに画像処
    理装置を用いて、多角形であるポリゴン列を生成するポ
    リゴン生成処理において、既点列データから複数の初期
    ポリゴンを生成する初期ポリゴン列生成処理と、既初期
    ポリゴン列を再構成するポリゴン列修正処理からなり、
    ポリゴン列修正処理は既ポリゴン列の中から任意のポリ
    ゴンと任意のポリゴンに隣接するポリゴンの構成を、既
    ポリゴンの特徴量に着目し、既特徴量をコストとして、
    既コストが最適になるように修正することを特徴とした
    ポリゴン生成画像処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1の初期ポリゴン列生成処理におい
    て、既点列データの中から複数の点を選び、既複数の点
    を結んでできる領域が、全ての点列データを内包する集
    合のうち点数が最小となる最外郭(フレーム)の点を選
    択するフレーム生成処理と、既最外郭(フレーム)を除
    いた点列データの中から複数の点を選び、既複数の点を
    結んでできる領域が、既最外郭(フレーム)を除いた全
    ての点列データを内包する集合のうち点数が最小となる
    次最外郭(次フレーム)の点を選択する次フレーム生成
    処理と、既最外郭及び既次最外郭のデータを結びポリゴ
    ンを生成する処理を基本処理として既基本処理を全ての
    点列データが選択されるまで繰り返し処理することを特
    徴としたポリゴン生成画像処理方法。
  3. 【請求項3】請求項1のポリゴン列修正処理において、
    既コストは既ポリゴンの基本単位となる三角形の最大
    角、あるいは既ポリゴンの基本単位となる三角形の最大
    辺、あるいは既ポリゴンの基本単位となる三角形の正三
    角形との類似度と定義し、既コストのうち一つ、あるい
    は複数が最適になるように、既初期配列を修正すること
    を特徴としたポリゴン生成画像処理方法。
  4. 【請求項4】請求項2のポリゴン列修正処理において、
    多次元空間上の任意の2点を結ぶ辺を制約条件辺、制約
    条件辺の集合で木となっているものを制約条件木、制約
    条件木の集合を制約条件集合あるいは制約条件とし、既
    制約条件集合がすべてポリゴンの辺となるように既初期
    ポリゴン列を修正することを特徴としたポリゴン生成画
    像処理において、既初期ポリゴン列を修正する領域を決
    定する再構成領域決定処理と、既制約条件集合がすべて
    ポリゴンの辺となるように既初期ポリゴン列を再構成す
    る再構成処理と、再構成されたポリゴン列が既制約条件
    集合のすべての辺を含み、かつ既コストが最適になるよ
    うに修正する制約条件付きポリゴン列修正処理を基本処
    理とし、すべての制約条件木に対して既基本処理を行う
    ことを特徴としたポリゴン生成画像処理方法。
  5. 【請求項5】請求項4の制約条件付きポリゴン列修正処
    理において、既制約条件は画像から山の尾根や谷に相当
    する輝度の変化の大きいエッジ部分を抽出して定義し、
    既ポリゴン列を山の尾根や谷に沿って修正することを特
    徴としたポリゴン生成画像処理方法。
JP8306899A 1998-12-22 1999-03-26 ポリゴン生成画像処理方法 Pending JP2000242812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8306899A JP2000242812A (ja) 1998-12-22 1999-03-26 ポリゴン生成画像処理方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36407898 1998-12-22
JP10-364078 1998-12-22
JP8306899A JP2000242812A (ja) 1998-12-22 1999-03-26 ポリゴン生成画像処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000242812A true JP2000242812A (ja) 2000-09-08

Family

ID=26424140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8306899A Pending JP2000242812A (ja) 1998-12-22 1999-03-26 ポリゴン生成画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000242812A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003090184A1 (fr) * 2002-04-22 2003-10-30 Dgs Computer Procede et dispositif permettant le dessin d'une carte altimetrique numerique
CN100550051C (zh) * 2007-04-29 2009-10-14 威盛电子股份有限公司 图像变形的方法
CN106075908A (zh) * 2016-06-02 2016-11-09 苏州乐米信息科技有限公司 一种2d解密类手机游戏的地形编辑方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003090184A1 (fr) * 2002-04-22 2003-10-30 Dgs Computer Procede et dispositif permettant le dessin d'une carte altimetrique numerique
JPWO2003090184A1 (ja) * 2002-04-22 2005-08-25 株式会社デージーエス・コンピュータ ディジタル地形図の作成方法及び作成装置
CN100550051C (zh) * 2007-04-29 2009-10-14 威盛电子股份有限公司 图像变形的方法
CN106075908A (zh) * 2016-06-02 2016-11-09 苏州乐米信息科技有限公司 一种2d解密类手机游戏的地形编辑方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2642070B2 (ja) 四角形メッシュの生成方法及びシステム
US7274364B2 (en) System and method for defining T-spline and T-NURCC surfaces using local refinements
US8532359B2 (en) Biodata model preparation method and apparatus, data structure of biodata model and data storage device of biodata model, and load dispersion method and apparatus of 3D data model
KR100916474B1 (ko) 등고선이 표현하는 지역을 다각형 세부 영역들로 분해하고 수치표고모델 데이터와 지형 표면 구성 데이터를 산출하는 방법과, 그 방법을 실행하기 위한 프로그램이 기록된 기록 매체
Freeman et al. Markov random fields for super-resolution and texture synthesis
US20040090437A1 (en) Curved surface image processing apparatus and curved surface image processing method
Li et al. Feature-preserving 3D mesh simplification for urban buildings
CN113516769B (zh) 虚拟现实三维场景加载与渲染方法、装置和终端设备
CN101027679B (zh) 表达通用的二维空间变换的系统和方法
EP1011078A1 (en) Method for generating polygon data and image display using the same
CN111445579B (zh) 考虑矢量要素自然特征限制的三维地形模型调整方法
KR100717676B1 (ko) Cad 시스템 및 cad 프로그램을 기록한 기록 매체
US5999188A (en) System and method for parametric surface representation from polygonal descriptions of arbitrary objects
CN111243091A (zh) 基于分布式系统的海量dem金字塔切片并行构建方法
KR20150073120A (ko) 이미지의 리사이징
Barequet et al. Straight-skeleton based contour interpolation
US6693631B2 (en) System and method for multi-resolution fairing of non-manifold models
JP2000242812A (ja) ポリゴン生成画像処理方法
CN112002007A (zh) 基于空地影像的模型获取方法及装置、设备、存储介质
Gonçalves et al. Preserving cartographic quality in DTM interpolation from contour lines
JP4543820B2 (ja) 3次元データ処理装置及びプログラム
US6697539B1 (en) Image scaling by exact 2D implicit polynomials
Ribó et al. Some algorithms to correct a geometry in order to create a finite element mesh
Goebbels et al. Quality enhancement techniques for building models derived from sparse point clouds
US7184039B2 (en) Computer-implemented method for generating coarse level meshes for multi-resolution surface editing