JP2000242511A - 資源管理方式 - Google Patents

資源管理方式

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JP2000242511A
JP2000242511A JP11039182A JP3918299A JP2000242511A JP 2000242511 A JP2000242511 A JP 2000242511A JP 11039182 A JP11039182 A JP 11039182A JP 3918299 A JP3918299 A JP 3918299A JP 2000242511 A JP2000242511 A JP 2000242511A
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JP
Japan
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key information
queue
resources
information element
resource
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Application number
JP11039182A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Miyazaki
義彦 宮崎
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NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より高速な処理を行うことができ、同等の性
質を有する複数の資源を排他的に利用することができる
資源管理方式を提供する。 【解決手段】 資源1〜Nと、資源1〜Nへアクセスす
るキー21−1〜21−Nを保持するキー情報要素22
−1〜22−Nと、キー情報要素22−1〜22−Nが
集合したキー情報要素キュー24と、キー情報要素キュ
ー24よりキー情報要素22−1〜22−Nの一つを取
り出すデキュー手段31と、取出したキー情報要素22
−1をキー情報要素キュー24に追加するエンキュー手
段32と、キー情報要素22−1により資源1〜Nの一
つを選択しアクセスするアクセス手段11とを備え、デ
キュー手段31によりキー情報要素22−1を確保し、
アクセス手段11によりキー21−1とアクセスを行
い、キー情報要素22−1をエンキュー手段32により
キー情報要素キュー24に返却することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、資源管理方式に関
し、特に、複数の情報処理を並列処理する電子計算機シ
ステムにおいて、同等の性質を有する複数の資源を排他
的に利用し得る資源管理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の資源管理方式としては、
複数の同等な資源のプール管理を行っている電子計算機
システムにおける資源管理制御方式が提案されている
(特開昭63−217426号公報参照)。この資源管
理制御方式は、複数の資源の管理を行う複数の管理装置
部と、この複数の管理装置部が複数の資源の管理を排他
制御するための複数の排他制御部と、この複数の排他制
御部の動作を記憶しておく複数の排他制御状態記憶部
と、資源利用者からの要求を受けて前記管理装置部を選
択して割り当てる管理装置選択部と、この管理装置選択
部が排他利用されていない管理装置部を選択するための
管理装置指示部とを備えたものである。
【0003】次に、この資源管理制御方式の動作につい
て説明する。まず、資源利用者は管理装置選択部に対し
て資源の使用要求を発行する。管理装置選択部では、管
理装置指示部を参照して管理装置部を一つ選択し、管理
装置指示部を更新する。さらに、管理装置選択部では、
選択した管理装置部に対して排他制御部を通して資源の
使用要求を行う。排他制御部では、排他制御状態記憶部
を参照して資源が排他制御されていないことを確認した
後、排他制御状態記憶部を制御が行われている状態に変
更する。これによって、管理装置部は、資源利用者によ
って排他利用されている状態になる。
【0004】もし、排他制御部が、資源が排他制御され
ていることを確認した場合には、管理装置選択部はさら
に管理装置指示部を参照して次の管理装置部を選択す
る。この動作を、使用可能な管理装置部が見つかるか、
あるいは全ての管理装置部をチェックし終えるかまで繰
り返し行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の資源
管理制御方式には、過負荷時に実行速度の低下が生じる
という問題点があった。この資源管理制御方式では、管
理装置選択部が、管理装置表示部のデータに従って管理
装置部を割り当てる事になっているので、資源利用者
(実行体)が要求を発行してから一番最初の管理装置部
が使用可能であった場合と、全ての管理装置部をチェッ
クして使用可能な物がなかった場合とでは、要求元に応
答が返る間での時間が大きく異なる。特に、資源数に対
して資源利用者数が多い様な場合には、実行速度の低下
は資源利用者の作業効率の低下を招くこととなる。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、複数の情報処理を並列処理する電子計算機
システムにおいて、より高速な処理を行うことができ、
同等の性質を有する複数の資源を排他的に利用すること
ができる資源管理方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な資源管理方式を提供した。すなわ
ち、請求項1記載の資源管理方式は、複数の情報処理を
並列処理する電子計算機システムが有する資源を管理す
る方式であって、単数あるいは同等の性質を有する複数
の資源と、前記資源へのアクセスを行うためのキーを情
報として保持する複数のキー情報要素と、これらのキー
情報要素を集合してなるキー情報要素キューと、該キー
情報要素キューよりこれらのキー情報要素の一つを排他
的に取り出すデキュー手段と、取り出したキー情報要素
を前記キー情報要素キューに排他的に追加するエンキュ
ー手段と、前記キー情報要素により前記資源の一つを一
意的に選択してアクセスするアクセス手段とを備え、前
記デキュー手段を用いて前記キー情報要素を確保し、前
記アクセス手段を用いて前記キー情報要素より取り出し
た前記キーとアクセスを行い、前記キー情報要素を前記
エンキュー手段により前記キー情報要素キューに返却す
ることにより、前記資源の排他的な管理を行うことを特
徴としている。
【0008】請求項2記載の資源管理方式は、請求項1
記載の資源管理方式において、前記キー情報要素キュー
に、前記複数のキー情報要素の最初と最後を示すキュー
指示手段を設けてなることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の資源管理方式の一実施形
態について図面に基づき説明する。図1は本発明の一実
施形態の複数の情報処理を並列処理する電子計算機シス
テム(以下、システムと称する)の資源管理方式を示す
ブロック図であり、管理対象である同等の性質を有する
複数の資源1〜Nと、これらの資源1〜Nにアクセスす
るためのアクセス手段11と、アクセス手段11に資源
1〜Nの内の一つを一意に選択する事を可能にするキー
21−1〜21−Nを情報として持つ要素22−1〜2
2−Nとこれらの要素22−1〜22−Nより最初と最
後の要素を指し示すキューポインタ(キュー指示手段)
23により構成されるキュー24と、キュー24に排他
的にアクセスする要素22−1〜22−Nの内の一つを
取り出すデキュー手段31と、デキュー手段31によっ
て取り出した要素22−1〜22−Nの内の一つをキュ
ー24に戻すエンキュー手段32とにより構成されてい
る。キュー24では、キー21−1〜21−Nは、資源
1〜Nと1対1で対応する様に設定されている。
【0010】デキュー手段31は、このシステムに認め
られたキュー24へアクセスする方法の一つである。こ
のデキュー手段31はキュー24のキューポインタ23
を参照して先頭の要素をキュー24からはずし、そのポ
インタを返す機能を有する。キュー24に要素が一つも
存在しない場合にはNULLを返すものとする。デキュ
ー手段31が、資源1〜Nの使用者である実行体41−
1〜41−Mの内の一つ(例えば、実行体41−1)の
要求でキュー24にアクセスを開始してから該実行体4
1−1に対してポインタを返すまで、システムに認めら
れた全てのキュー24へのアクセス手段(自身を含め
て)はキュー24にアクセスすることが出来ないものと
する(ここではアクセス手段については何等問わな
い)。このデキュー手段31は、キューポインタ23を
参照する事により、現在使用可能な資源が存在するか否
かを判断することができる。
【0011】エンキュー手段32は、システムに認めら
れたキュー24へアクセスする方法の一つである。この
エンキュー手段32は、実行体41−1〜41−Mの内
の一つ、例えば、実行体41−1からキュー24の外に
ある要素のポインタを受け取り、キュー24の最後に要
素を追加する機能を有する。エンキュー手段32が実行
体41−1〜41−Mの内の一つ、例えば、実行体41
−1の要求でキュー24にアクセスを開始してから該当
要素のキュー24への追加が完了するまで、システムに
認められた全てのキュー24へのアクセス手段(自身を
含めて)はキュー24にアクセスすることが出来ないも
のとする(ここではアクセス手段については何等問わな
い)。
【0012】アクセス手段11は、システムに認められ
た唯一の資源1〜Nへのアクセス手段である。アクセス
手段11が動作するためには、キー21−1〜21−N
の一つを必要とする。アクセス手段11は受け取ったキ
ー21−1〜21−Nの一つに対してのみ、例えば、キ
ー21−1に対しては資源1にのみ、アクセスすること
が出来る。
【0013】次に、この資源管理方式の動作について詳
細に説明する。まず、資源の確保について説明する。実
行体41−1は、資源を利用するためにデキュー手段3
1を用いて要求を発行する。デキュー手段31は、キュ
ー24のキューポインタ23を参照して先頭の要素22
−1を選択し、この要素22−1をキュー24から削除
し、キューポインタ23を更新し、実行体41−1に要
素22−1のポインタを渡す。この時点で、キー21−
1に対応する資源1が実行体41−1によって確保され
る。
【0014】次に、資源へのアクセスについて説明す
る。実行体41−1は確保処理において確保した要素2
2−1からキー21−1を読み出し、このキー21−1
を用いてアクセス手段11により資源1へのアクセスを
行う。次に、資源の解放について説明する。実行体41
−1は使用し終えた資源1を解放するために、要素22
−1のキュー24への返却をエンキュー手段32を用い
て要求する。エンキュー手段32では、実行体41−1
より要素22−1のポインタを取得し、キューポインタ
23を参照してキュー24の最後に要素22−1をセッ
トし、キューポインタ23を更新する。これにより資源
1は解放されたことになる。
【0015】本実施形態の資源管理方式によれば、複数
の情報処理を並列処理する電子計算機システムにおい
て、より高速に動作させることができ、従来の技術が抱
える過負荷時の実行速度の低下を回避することができ
る。したがって、より高速な処理を行うことができ、同
等の性質を有する複数の資源を排他的に利用することが
できる。
【0016】以上、本発明の資源管理方式の一実施形態
について図面に基づき説明してきたが、具体的な構成は
本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で設計の変更等が可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、複
数の情報処理を並列処理する電子計算機システムにおい
て、より高速に動作させることができ、従来の技術にお
いて問題点とされた過負荷時における実行速度の低下を
回避することができる。したがって、より高速な処理を
行うことができ、同等の性質を有する複数の資源を排他
的に利用することができ、その結果、電子計算機システ
ムの資源管理をソフトウェア的制限により簡潔に行うこ
とができ、電子計算機システム全体の処理効率の改善を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の資源管理方式を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1〜N 資源 11 アクセス手段 21−1〜21−N キー 22−1〜22−N 要素 23 キューポインタ 24 キュー 31 デキュー手段 32 エンキュー手段 41−1〜41−M 実行体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報処理を並列処理する電子計算
    機システムが有する資源を管理する方式であって、 単数あるいは同等の性質を有する複数の資源と、前記資
    源へのアクセスを行うためのキーを情報として保持する
    複数のキー情報要素と、これらのキー情報要素を集合し
    てなるキー情報要素キューと、該キー情報要素キューよ
    りこれらのキー情報要素の一つを排他的に取り出すデキ
    ュー手段と、取り出したキー情報要素を前記キー情報要
    素キューに排他的に追加するエンキュー手段と、前記キ
    ー情報要素により前記資源の一つを一意的に選択してア
    クセスするアクセス手段とを備え、 前記デキュー手段を用いて前記キー情報要素を確保し、
    前記アクセス手段を用いて前記キー情報要素より取り出
    した前記キーとアクセスを行い、前記キー情報要素を前
    記エンキュー手段により前記キー情報要素キューに返却
    することにより、前記資源の排他的な管理を行うことを
    特徴とする資源管理方式。
  2. 【請求項2】 前記キー情報要素キューに、前記複数の
    キー情報要素の最初と最後を示すキュー指示手段を設け
    てなることを特徴とする請求項1記載の資源管理方式。
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