JP2000241720A - 内視鏡用微小レンズ系 - Google Patents

内視鏡用微小レンズ系

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JP2000241720A
JP2000241720A JP11040536A JP4053699A JP2000241720A JP 2000241720 A JP2000241720 A JP 2000241720A JP 11040536 A JP11040536 A JP 11040536A JP 4053699 A JP4053699 A JP 4053699A JP 2000241720 A JP2000241720 A JP 2000241720A
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広昭 布施
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    • C03B2215/40Product characteristics
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化に有利で優れた光学特性を有する内視鏡
用微小レンズ系を提供すること。 【解決手段】内視鏡用微小レンズ系100は、内視鏡の
対物光学系を構成するものであり、複数の微小レンズを
有している。この内視鏡用微小レンズ系100は、入射
側から順に、平凹レンズ101と、平凸レンズ102
と、両凹レンズ103と、両凸レンズ104とで構成さ
れている。両凹レンズ103と、両凸レンズ104と
は、重ね合わせレンズとなっている。平凸レンズ102
のレンズ径は、平凹レンズ101のレンズ径よりも小さ
い。平凹レンズ101および両凸レンズ104は、非球
面のレンズ曲面を有している。これらの微小レンズは、
すべて、ガラスモールド法により製造されたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、内視鏡用微小レン
ズ系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用のレンズ系(例えば対物レンズ
系)等を構成するレンズには、小型の微小レンズが用い
られていることが知られている。このような微小レンズ
は、従来、手作業によりガラスを直接研磨加工すること
により製造されてきた。
【0003】しかし、このような手作業による製造で
は、製造効率が極めて悪いばかりでなく、製造された微
小レンズの品質にバラツキがあり、不良品発生率が高か
った。また、手作業で製造された微小レンズでは、品質
を検査するための検査工程も複雑となり、製造コストの
上昇の大きな要因となっていた。しかも、手作業による
微小レンズの研磨加工は、熟練を要する作業であるた
め、大量生産および増産は容易ではなかった。
【0004】ところで、近年の内視鏡の小型化に伴い、
内視鏡のレンズ系の小型化が要求されている。しかも、
光学特性を保ちつつレンズ系を小型化することが望まれ
ている。かかる場合に、手作業によりガラスを研削、研
磨加工して、内視鏡のレンズ系を構成する微小レンズを
製造したのでは、小型化および光学性能に限界がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、小型
化に有利で優れた光学特性を有する内視鏡用微小レンズ
系を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(8)の本発明により達成される。
【0007】(1) 内視鏡に用いられ、複数の微小レ
ンズで構成された内視鏡用微小レンズ系であって、前記
微小レンズのうちの少なくとも1つは、ガラスモールド
法により製造されたことを特徴とする内視鏡用微小レン
ズ系。
【0008】(2) 内視鏡に用いられ、複数の微小レ
ンズで構成された内視鏡用微小レンズ系であって、入射
端側および/または出射端側に位置する微小レンズは、
ガラスモールド法により製造されたことを特徴とする内
視鏡用微小レンズ系。
【0009】(3) 前記ガラスモールド法により製造
された微小レンズのうちの少なくとも1つは、非球面レ
ンズである上記(1)または(2)に記載の内視鏡用微
小レンズ系。
【0010】(4) 前記微小レンズのレンズ径が0.
3〜10mmである上記(1)ないし(3)のいずれかに
記載の内視鏡用微小レンズ系。
【0011】(5) 前記微小レンズのコバ厚が0.3
〜4mmである上記(1)ないし(4)のいずれかに記載
の内視鏡用微小レンズ系。
【0012】(6) 前記微小レンズは、400〜82
0℃の加熱下で成形されたものである上記(1)ないし
(5)のいずれかに記載の内視鏡用微小レンズ系。
【0013】(7) 前記微小レンズは、1〜50kgf
/mm2の加圧下で成形されたものである上記(1)ない
し(6)のいずれかに記載の内視鏡用微小レンズ系。
【0014】(8) 内視鏡の対物レンズ系を構成する
上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の内視鏡用微
小レンズ系。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す好
適実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の
内視鏡用微小レンズ系の実施例を示す模式的な側面図で
ある。
【0016】図1に示す内視鏡用微小レンズ系100
は、内視鏡の対物光学系を構成するものであり、複数の
微小レンズを有している。この内視鏡用微小レンズ系1
00は、入射側から順に、平凹レンズ101と、平凸レ
ンズ102と、両凹レンズ103と、両凸レンズ104
とで構成されている。
【0017】平凹レンズ101の入射面は平面となって
おり、出射面は、中央部に凹面が形成され、その外周部
は平面となっている。平凸レンズ102の入射面は平面
となっており、出射面は、凸曲面となっている。両凹レ
ンズ103と、両凸レンズ104とは、重ね合わせレン
ズとなっている。なお、平凸レンズ102のレンズ径
は、平凹レンズ101のレンズ径よりも小さいものとな
っている。
【0018】これら全ての微小レンズは、ガラスレンズ
で構成されている。このように、内視鏡用微小レンズ系
100を構成する微小レンズをガラスレンズで構成する
と、耐熱性、耐湿性、耐薬品性に優れた内視鏡用微小レ
ンズ系100が得られる。
【0019】すなわち、内視鏡用に設置される微小レン
ズ系をプラスチックレンズで構成することも可能である
が、プラスチックレンズは、湿熱滅菌を施した際に、レ
ンズ形状等が変化し、光学性能が劣化するおそれがあ
る。また、プラスチックレンズは、消毒等に用いられる
薬品により劣化するおそれもある。
【0020】これに対して、ガラスレンズは耐熱性、耐
湿性、耐薬品性に優れている。したがって、内視鏡用微
小レンズ系100をガラスレンズで構成することによ
り、このようなおそれはなくなる。
【0021】内視鏡用微小レンズ系100を構成する微
小レンズのうちの少なくとも1つは、ガラスモールド法
により製造されたものである。ガラスモールド法により
微小レンズを製造すると、高品質の微小レンズ、特に、
面精度と寸法精度の優れた微小レンズが得られる。この
ため、内視鏡用微小レンズ系100がこのような微小レ
ンズを有していると、その光学性能が向上する。
【0022】特に、入射端側および/または出射端側に
位置するレンズ、すなわち、平凹レンズ101および/
または両凸レンズ104は、ガラスモールド法により製
造されたものであることが好ましい。
【0023】このような場所に位置する微小レンズがガ
ラスモールド法により製造されたものであると、内視鏡
用微小レンズ系100の光学特性が、特に向上する。こ
れは、このような内視鏡用微小レンズ系100では、入
射端側および/または出射端側に位置する微小レンズの
面精度、寸法精度(特に中心厚の寸法精度)さらには偏
芯の精度が向上することによる。
【0024】さらには、内視鏡用微小レンズ系100を
構成する微小レンズを全てガラスモールド法で製造され
たものにすると、内視鏡用微小レンズ系100の光学特
性は、より向上する。
【0025】このような内視鏡用微小レンズ系100で
は、入射端側および/または出射端側に位置するレン
ズ、すなわち、平凹レンズ101および/または両凸レ
ンズ104は、非球面レンズであることが好ましい。こ
れにより、内視鏡の画角を広くした場合に発生しやすい
歪曲収差(ディストーション)を好適に低減できる。こ
のため、内視鏡用微小レンズ系100に非球面レンズを
用いることにより、少ないレンズ枚数で優れた光学性能
を有する内視鏡用微小レンズ系100を得ることができ
る。
【0026】内視鏡用微小レンズ系100が非球面レン
ズを有する場合、かかる非球面レンズは、ガラスモール
ド法により製造されたものであることが好ましい。ガラ
スモールド法では、非球面の成形面を有する成形型を用
いれば、かかる成形面の形状を微小レンズのレンズ曲面
に転写することができる。このため、高い面精度を有す
る成形型を用いて微小レンズを成形すれば、レンズ曲面
が非球面であっても、得られる微小レンズの面精度は高
いものとなる。
【0027】内視鏡用微小レンズ系100を構成する微
小レンズのレンズ径は、内視鏡の小型化および必要な光
学特性を得る観点からは、0.3〜10mm程度が好まし
く、0.5〜5mm程度がより好ましい。また、同様の観
点からは、内視鏡用微小レンズ系100を構成する微小
レンズのコバ厚は、0.3〜4mm程度が好ましく、0.
5〜2mm程度がより好ましい。
【0028】なお、上述したような内視鏡用微小レンズ
系を、内視鏡の接眼光学系、照明光学系等、内視鏡の他
の微小レンズ系に用いることもできる。例えば、図2〜
図4に示すような装置を用いると、前述した微小レンズ
を、ガラスモールド法により製造することができる。図
2は、成形装置の第1例を示す模式的な縦断面図であ
る。
【0029】同図に示すように、成形装置10Aは、ガ
ラスモールド法により微小レンズを成形するための装置
であり、筒状の胴型12と、かかる胴型12内に挿入さ
れる上型11aおよび下型11bと、胴型12の周囲に
設置されたヒーター13と、上型11aおよび下型11
b内にそれぞれ設けられた熱電対14とを有している。
【0030】上型11aおよび下型11bは成形型であ
り、胴型12内に挿入されるこれらの先端部18aおよ
び18bには、成形する微小レンズのレンズ曲面に対応
した成形面17aおよび17bが形成されている。な
お、図2に示す例では、下型11bは、上型11aと同
形状のものとなっており、下型11bの成形面17b
は、上型11aの成形面17aと同一形状となってい
る。なお、図2に示す例では、成形面17aおよび17
bは、非球面をなしている。
【0031】この成形装置10Aでは、その内部に成形
空間16が形成されており、かかる成形空間16に例え
ば球状のプリフォーム15を投入する。このプリフォー
ム15はレンズ材料であり、成形装置10Aにより成形
されて微小レンズとなる。
【0032】プリフォーム15に用いられる材料として
は、特に限定されないが、例えば、BKガラス、Kガラ
ス、Fガラス、SKガラス、SFガラス、LaKガラ
ス、LaSFガラス等の各種光学ガラスなどが好適に用
いられる。
【0033】次いで、ヒーター13により、胴型13、
上型11aの先端部18aおよび下型11bの先端部1
8bを加熱する。所望の温度まで達してプリフォーム1
5が軟化したら、上型11aを下型11bに向けて(図
2中矢印方向に)押圧し、上型11aと下型11bとを
接近させ、プリフォーム15を所定の圧力で加圧する。
このとき、熱電対(温度センサー)14により、加熱温
度が監視され、これに基づき加熱温度が制御される。
【0034】これにより、上型11aの成形面17aお
よび下型11bの成形面17bに対応する表面形状を有
する微小レンズ(例えば両凸レンズ104)が得られ
る。
【0035】なお、成形装置10Aでは、上型11aお
よび下型11bの成形面17aおよび17bが、非球面
をなしているので、微小レンズとして、非球面の表面形
状を有する両凸レンズが製造される。
【0036】成形装置10Aで微小レンズを成形する際
の加熱温度は、プリフォーム15の材料、大きさ等によ
り若干異なるが、400〜820℃程度が好ましく、5
00〜700℃程度がより好ましい。加熱温度をこの範
囲としたときに、最も好適に微小レンズを成形できる。
【0037】また、プリフォーム15を加圧する際の圧
力は、1〜50kgf/mm2程度が好ましく、1〜10kgf
/mm2程度がより好ましい。このように本発明では、成
形するレンズが小型であるために、通常のレンズ成形に
比べ、比較的低い圧力で微小レンズを成形することがで
きる。
【0038】図3、図4は、成形装置の第2例を示す模
式的な縦断面図である。以下、成形装置10Bについ
て、成形装置10Aとの相違点を中心に説明する。
【0039】成形装置10Bは、上型11cと下型11
dとを有している。上型11cの成形面17cでは、そ
の中央部は球面の凸曲面をなしており、その外周部は、
平面状をなしている。一方、下型11dの成形面17d
は、平面状をなしている。
【0040】この成形装置10Bでも、成形装置10A
と同様にして微小レンズを成形することができる。な
お、成形装置10Bでは、上型11cの成形面17cが
球面の凸曲面を有しており、下型11dの成形面17d
が平面状をなしているので、図4に示すように、プリフ
ォーム15から平凹レンズ101が形成される。
【0041】このような方法によれば、加熱してプリフ
ォームを成形型で加圧するだけでよいので、高品質の微
小レンズを、特に面精度と寸法精度の優れた微小レンズ
を、簡単かつ大量に製造することができる。
【0042】また、用意するプリフォームも、球状や半
球上等の加工の度合いが低いものでよいので、プリフォ
ームに対して前準備、前加工等も特に必要としない。
【0043】さらには、このような方法により得られた
微小レンズは、研磨等の後加工を特に行わなくてもよ
い。しかも、このような方法によれば、非球面レンズ
も、成形型の成形面の形状を非球面とするだけでよいの
で、容易かつ高品質に製造、量産することができる。
【0044】なお、上述した方法によれば、上述した以
外のレンズ、例えば、両凹レンズ、平凸レンズ、正メニ
スカスレンズ、負メニスカスレンズなども好適に製造す
ることができる。
【0045】
【実施例】(実施例1)凹面が球面で、レンズ径3mm、
コバ厚1.8mmの平凹レンズを製造した。
【0046】まず、図3に示すような構成の成形装置を
用意した。次に、かかる成形装置内に球状のプリフォー
ム(ガラス:BK7)を投入し、成形装置内を650℃
になるまで加熱した後、成形型(上型)を10kgf/mm2
で押圧し、微小レンズをプレス成形した。
【0047】次に、冷却して、530℃に達したら加圧
を解除し、さらに冷却を行ってから、成形された微小レ
ンズを成形装置から取り出した。同様にして、同一の成
形型と同一の成形装置を用いて、平凹レンズを100個
製造した。
【0048】(実施例2)凹面が非球面である以外は実
施例1と同様の平凹レンズを、実施例1と同様にして、
20個製造した。
【0049】(実施例3)図1に示すような内視鏡対物
光学系を構成する各微小レンズ(平凹レンズ、平凸レン
ズ、両凹レンズ、両凸レンズ)を実施例1と同様にして
10組製造し、これらを用いて図1に示すような内視鏡
対物光学系を10組組み立てた。
【0050】内視鏡対物光学系を構成する各微小レンズ
について説明すると次のようになる。平凹レンズは前記
実施例2と同様のものとした。平凸レンズのレンズ径は
3mm、コバ厚は1.8mmとした。両凹レンズのレンズ径
は3mm、コバ厚は1.5mmとした。両凸レンズのレンズ
径は3mm、コバ厚は2mmとした。また、両凸レンズの出
射端側のレンズ表面は、非球面とした。これらのレンズ
には、ガラス材料としてBK7を用いた。なお、各レン
ズのレンズ曲面は、特にことわりのないものは、球面で
ある。
【0051】(比較例1)実施例1と同様の平凹レンズ
を研磨加工法により100個製造した。
【0052】(比較例2)実施例2と同様の平凹レンズ
を研磨加工法により20個製造した。
【0053】(比較例3)実施例3と同様の各微小レン
ズを研磨加工法により10個ずつ製造し、これらを用い
て実施例3と同様の内視鏡対物光学系を10組組み立て
た。
【0054】(評価)実施例1、2および比較例1、2
で製造された平凹レンズの品質を、干渉計を用いて検査
した。また、実施例3および比較例3で製造された内視
鏡対物光学系の光学性能を、解像力試験を行い検査し
た。これらの結果を下記表1に示す
【0055】
【表1】
【0056】なお、実施例1、2および比較例1、2で
製造された平凹レンズでは、N1(0.3){(ニュー
トン)1本以内、(アス)0.3本以内}、かつ、中心
厚さ±0.010以内を良品と判定し、それ以外を不良
品と判定した。また、実施例3および比較例3で製造さ
れた内視鏡対物光学系では、かかる内視鏡対物光学系を
構成する各レンズがすべて上記基準を満足する場合を良
品と判定し、それ以外を不良品と判定した。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、小
型で光学特性に優れた内視鏡用微小レンズ系を高い歩留
で量産することができる。このため、製造した内視鏡用
微小レンズ系の検査工程を簡略化することができ、製造
コストを大幅に低減することができる。しかも、本発明
によれば、このような内視鏡用微小レンズ系を、高い技
能を有しない者でも高い生産効率で製造することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡用微小レンズ系の実施例を示す
模式的な側面図である。
【図2】成形装置の第1例を示す模式的な縦断面図であ
る。
【図3】成形装置の第2例を示す模式的な縦断面図であ
る。
【図4】成形装置の第2例を示す模式的な縦断面図であ
る。
【符号の説明】
100 内視鏡用微小レンズ系 101 平凹レンズ 102 平凸レンズ 103 両凹レンズ 104 両凸レンズ 10A、10B 成形装置 11a、11c 上型 11b、11d 下型 12 胴型 13 ヒーター 14 熱電対 15 プリフォーム 16 成形空間 17a、17b、17c、17d 成形面 18a、18b、18c、18d 先端部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡に用いられ、複数の微小レンズで
    構成された内視鏡用微小レンズ系であって、 前記微小レンズのうちの少なくとも1つは、ガラスモー
    ルド法により製造されたことを特徴とする内視鏡用微小
    レンズ系。
  2. 【請求項2】 内視鏡に用いられ、複数の微小レンズで
    構成された内視鏡用微小レンズ系であって、 入射端側および/または出射端側に位置する微小レンズ
    は、ガラスモールド法により製造されたことを特徴とす
    る内視鏡用微小レンズ系。
  3. 【請求項3】 前記ガラスモールド法により製造された
    微小レンズのうちの少なくとも1つは、非球面レンズで
    ある請求項1または2に記載の内視鏡用微小レンズ系。
  4. 【請求項4】 前記微小レンズのレンズ径が0.3〜1
    0mmである請求項1ないし3のいずれかに記載の内視鏡
    用微小レンズ系。
  5. 【請求項5】 前記微小レンズのコバ厚が0.3〜4mm
    である請求項1ないし4のいずれかに記載の内視鏡用微
    小レンズ系。
  6. 【請求項6】 前記微小レンズは、400〜820℃の
    加熱下で成形されたものである請求項1ないし5のいず
    れかに記載の内視鏡用微小レンズ系。
  7. 【請求項7】 前記微小レンズは、1〜50kgf/mm2
    加圧下で成形されたものである請求項1ないし6のいず
    れかに記載の内視鏡用微小レンズ系。
  8. 【請求項8】 内視鏡の対物レンズ系を構成する請求項
    1ないし7のいずれかに記載の内視鏡用微小レンズ系。
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