JP2000241558A - 地盤振動計測方法及び地盤構造推定方法 - Google Patents

地盤振動計測方法及び地盤構造推定方法

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JP2000241558A
JP2000241558A JP11044925A JP4492599A JP2000241558A JP 2000241558 A JP2000241558 A JP 2000241558A JP 11044925 A JP11044925 A JP 11044925A JP 4492599 A JP4492599 A JP 4492599A JP 2000241558 A JP2000241558 A JP 2000241558A
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Hiroto Takeuchi
裕人 竹内
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調査地盤に応じて最大のセンサ間隔と最小限
必要なセンサ間隔の組み合わせを設定して計測作業の労
力を軽減する。 【解決手段】 調査地点の地盤の深度と地盤構造を特定
するためのデータとの関係を示す既存の地盤構造データ
ベースaに基づいて調査地点において観測する際に必要
な地盤振動の波長λを決定し、波長λに基づいて地盤振
動を検知する振動センサ1の配置又は間隔を決定する。
波長λを決定する場合には、地盤の深度と、地盤の深度
及び地盤振動の波長の関係を示す1/2波長則に基づい
て決定したり、目標位相速度と周波数に基づいて決定し
たり、調査地点の近傍の地盤の深度と地盤構造を特定す
るためのデータとの関係を示す既存の地盤構造データベ
ースに基づいて調査地点の地盤構造データベースを作成
して決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤の地下構造を
推定するために地盤の振動を計測する地盤振動計測方法
に関し、特に地表の微動を観測する際の振動センサの配
置又は間隔を決定する方法及び地盤構造推定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば物理探査学会第94回学術講演論
文集(1996)、178〜182頁、「微動探査法に
おける推定可能な微動中の表面波位相速度の波長範囲」
に示されているように、微動計測により地盤の地下構造
を推定する方法では、一般にセンサ間隔が広いほど、検
出信号が深い地点を反映しており、更に1つのセンサ間
隔により深さ情報も決定される。そのため従来は、でき
るだけ多くのセンサ間隔で、且つできるだけ広いセンサ
間隔で余裕を見た計測作業を行っている。
【0003】また、特開平4−12291号公報には、
被調査地盤上の比較的狭い範囲内の3点以上に、振動の
鉛直成分又は鉛直成分と水平成分を検出する振動センサ
を設置して鉛直振動データ又は鉛直、水平振動データを
解析して地盤の層構造、性質等を判定する方法が示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、できる
だけ多くのセンサ間隔で、且つできるだけ広いセンサ間
隔で余裕を見た計測作業を行おうとすると、計測作業が
屋外における長時間の作業であるので、多くの労力を必
要とする問題点がある。そのためセンサ間隔は必要以上
に変えることなく、最小限にして計測を行うことが望ま
しい。また、センサ間隔が広くなるにつれてセンサの設
置精度が悪化し、更に交通振動等の人工ノイズの影響を
避けるためには、調査対象が広い土地に限定される等の
問題が生じる。したがって、調査地盤に応じた最大のセ
ンサ間隔と最小限必要なセンサ間隔の組み合わせを、計
測前に予め理論的に明確に設定する必要がある。本発明
は上記従来例の問題点に鑑み、調査地盤に応じて最大の
センサ間隔と最小限必要なセンサ間隔の組み合わせを設
定して計測作業の労力を軽減することができる地盤振動
計測方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の地盤振動計測方法は、調査地点付近の地盤
の深度と地盤構造を特定するためのデータとの関係を示
す地盤構造データベースに基づいて、調査地点において
観測する際に必要な地盤振動の波長を決定する第1のス
テップと、前記第1のステップにより決定された波長に
基づいて、地盤振動を検知する振動センサの配置又は間
隔を決定する第2のステップと、前記第2のステップに
より決定された配置又は間隔の振動センサの検出信号に
基づいて、調査地点の地盤振動を測定する第3のステッ
プと、を有することを特徴とする。
【0006】上記方法によれば、調査地点において観測
する際に必要な地盤振動の波長を既存の地盤構造データ
ベースに基づいて決定して振動センサの配置又は間隔を
決定するので、調査地盤に応じて最大のセンサ間隔と最
小限必要なセンサ間隔の組み合わせを設定して計測作業
の労力を軽減することができる。また本発明の地盤振動
計測方法は、調査地点付近の地盤の深度と地盤構造を特
定するためのデータとの関係を示す地盤構造データベー
スに基づいて、調査地点での観測に必要な地盤の深度を
決定する第1のステップと、前記決定された地盤の深度
と、地盤の深度と地盤振動の波長との関係を示す1/2
波長則に基づいて、調査地点において観測する際に必要
な地盤振動の波長を決定する第2のステップと、前記第
2のステップにより決定された波長に基づいて、地盤振
動を検知する振動センサの配置又は間隔を決定する第3
のステップと、前記第3のステップにより決定された配
置又は間隔の振動センサの検出信号に基づいて、調査地
点の地盤振動を測定する第4のステップと、を有するこ
とを特徴とする。
【0007】上記方法によれば、既存の地盤構造データ
ベースに基づいて調査地点において観測する際に必要な
地盤の深度を決定し、この地盤の深度と、地盤の深度と
地盤振動の波長の関係を示す1/2波長則に基づいて調
査地点において観測する際に必要な地盤振動の波長を決
定するので、調査地盤に応じて最大のセンサ間隔と最小
限必要なセンサ間隔の組み合わせを設定して計測作業の
労力を軽減することができる。
【0008】また本発明の地盤振動計測方法は、調査地
点付近の地盤の深度と地盤構造を特定するためのデータ
との関係を示す地盤構造データベースに基づいて、調査
地点の位相速度曲線を作成する第1のステップと、前記
位相速度曲線に基づいて調査地点の目標位相速度と周波
数を決定する第2のステップと、前記目標位相速度と周
波数に基づいて調査地点において観測する際に必要な地
盤振動の波長を決定する第3のステップと、前記第3の
ステップにより決定された波長に基づいて、地盤振動を
検知する振動センサの配置又は間隔を決定する第4のス
テップと、前記第4のステップにより決定された配置又
は間隔の振動センサの検出信号に基づいて、調査地点の
地盤振動を測定する第5のステップと、を有することを
特徴とする。
【0009】上記方法によれば、既存の地盤構造データ
ベースに基づいて調査地点の位相速度曲線を作成し、位
相速度曲線に基づいて調査地点の目標位相速度と周波数
を決定し、目標位相速度と周波数に基づいて調査地点に
おいて観測する際に必要な地盤振動の波長を決定するの
で、調査地盤に応じて最大のセンサ間隔と最小限必要な
センサ間隔の組み合わせを設定して計測作業の労力を軽
減することができる。調査地点の地盤構造データベース
は、調査地点の近傍の地盤の深度と地盤構造を特定する
ためのデータとの関係を示す地盤構造データベースから
内挿によって作成することができる。
【0010】上記方法によれば、調査地点の近傍の地盤
構造データベースに基づいて調査地点の地盤構造データ
ベースを作成するので、調査地点の地盤構造データベー
スが存在しなくても、調査地盤に応じて最大のセンサ間
隔と最小限必要なセンサ間隔の組み合わせを設定して計
測作業の労力を軽減することができる。本発明による
と、最大センサ間隔とセンサ間隔の組み合わせが明確と
なり、得た振動データから空間自己相関法あるいは周波
数−波数解析により位相速度曲線を求め、これを地下構
造における表面波の位相速度とし、ある深さにおけるS
波速度と層厚の逆解析によって地下構造を解析すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 <第1の実施形態>図1は本発明に係る地盤振動計測方
法の一実施形態に使用される地盤構造データベースの一
例を示す説明図、図2は振動センサの設置例を示す説明
図、図3は位相速度曲線を示すグラフ、図4は地盤振動
計測方法を説明するためのフローチャートである。
【0012】図1は、既存の地盤構造データベースaの
一例である科学技術庁防災科学技術研究所のk−net
を示す。このデータベースは、深さ毎のN値と、S波速
度と、単位体積重量と、土質の各データを含む。土質デ
ータにおいてFlは埋土、Vは火山灰質粘性土、Sは
砂、Mはシルトを表す。地表面では地盤振動として主に
レイリー波が観測され、このレイリー波が進行する深さ
は、以下のように波長の1/2程度であることが知られ
ている。この法則は1/2波長則と呼ばれている。 1/2波長則:調査地の深さにおける地盤振動の波長λ
(m)/2=調査地の地盤の深さ(m)
【0013】また、例えば建物を建てる際、その土地の
基盤(地盤層構造の内、際立って硬い層)となるまでの
深さを調査する必要がある。そこで、調査対象の土地の
地盤構造データベースaとして既存のボーリングデータ
(例えば、図1に示すような防災科学技術研究所のk−
net)が存在する場合(入手可能な場合)には、この
ボーリングデータに基づいて調査対象の土地における基
盤のおおよその深さが解る。したがって、既存のデータ
ベースaにより例えば調査地の基盤の深さが8mの場合
には、1/2波長則bに基づいて、計測に必要な地盤振
動の波長λは16mと解る(図4のステップ1)。ここ
で、基板はN値が40以上でS波速度が400m/s以
上を満たす最浅の地点としている。
【0014】また、地盤振動計測における代表的な解析
手法としては、前述の例えば物理探査学会第94回学術
講演論文集(1996)、178〜182頁に記載され
ているように空間自己相関法(SPAC法)や周波数−
波数スペクトル法(FK法)が知られ、それぞれの解析
手法を用いる場合における波長λと図2に示すように三
角形状や十字状に配置されたセンサ1の間隔(アレイ半
径)Rの関係は以下の通りである(図4のステップ
2)。 SPAC法:2R≦λ≦10R …(1) FK法 :31/2R≦λ≦5R …(2)
【0015】したがって、式(1),(2)の関係か
ら、地盤振動を検知する振動センサの配置あるいはセン
サ間隔Rの範囲を導いて、地盤振動計測作業を効率的に
行うことができる(図4のステップ3)。例えばλ=1
6mならば、SPAC法では、センサ間隔R=1.6〜
8m、FK法ではセンサ間隔R=3.2〜9.2mとな
る。ここで、地盤振動は常時微動といわれるもので、海
洋の振動、風や地殻の変動等の自然現象に起因する地球
固有の振動や交通や工場等の人間活動に起因する人工の
振動であり、本実施の形態における帯域は約1Hz〜3
0Hzである。
【0016】上記配置のセンサ1によって地盤振動を計
測した後は、既知のSPAC法やFK法を用いて解析す
ることにより、図3に示すように周波数(横軸)と位相
速度(縦軸)の関係である位相速度曲線を導いてこれを
調査値の表面波の位相速度とし、ある深さにおけるS波
速度と層厚の少なくとも一方をパラメータとして逆解析
(インバージョン法)を行うことで調査地点の地盤構造
を推定することができる(図4のステップ4)。
【0017】<第2の実施形態>次に、図5を参照して
第2の実施形態の地盤振動計測方法について説明する。
例えば重要な耐震構造物を建設する際に設計用入力地震
動データを作成する場合には、調査地盤に対して目標位
相速度を有する層までの深さを調査することが必要にな
る。調査対象の土地の地盤構造データベースaとして既
存のボーリングデータ(例えば図1に示すような防災科
学技術研究所のk−net)が存在する場合には、この
ボーリングデータの土質と層厚に基づいて逆解析する。
すなわち、図3に示すように周波数(横軸)と位相速度
(縦軸)の関係である位相速度曲線を作成して(図5の
ステップ11)、この位相速度曲線に基づいて調査地盤
における目標位相速度に対する周波数fを求め、次の式
(3)を用いて位相速度cと周波数fから、観測に必要
な地盤振動の波長λを決定する(図5のステップ12、
13)。 波長λ(m)=位相速度c(m/s)/周波数f(m) …(3)
【0018】次に、第1の実施形態と同様に前記式
(1),(2)の関係から、地盤振動を検知する振動セ
ンサの配置あるいはセンサ間隔Rの範囲を導いて、地盤
振動計測作業を効率的に行うことができる。地盤振動を
計測した後は、前述と同様の方法で調査地の地盤構造を
推定することができる(図5のステップ14〜16)。
【0019】<第3の実施形態>調査対象の地盤に関す
るデータベースを入手できないが、代わりに例えば調査
地から離れたA地点(例えば北1km)、B地点(例え
ば南1km)の地盤構造データベースとしてボーリング
データが存在する場合には、図6に示すようにこの2つ
の地点の中間値を調査地のデータとして用いる。調査地
がこの2つの地点の中間でない場合には、その距離比に
応じてそれぞれの土質の層厚を決定し、調査地のデータ
として用いる。また、例えば、A地点、B地点、C地点
を結ぶ三角形内に調査地がある場合には、調査値とA,
B,C地点との距離比に応じてそれぞれの土質の層厚を
決定し、調査地のデータとして用いる。そして、第1、
第2の実施形態と同様に、振動センサ1の配置又は間隔
を決定して調査地の地盤構造を推定することができる。
【0020】図7は、上記の地盤振動計測方法を用いた
地盤地下構造推定システム全体のブロック図を示してい
る。まず。データベースaに基づいて調査地点において
観測する際に必要な地盤振動の波長を決定してこの波長
に基づいて地盤振動を検知する振動センサ1の配置又は
間隔を決定する。そして、振動センサ1により検出信号
に基づいて調査地点の地盤を振動をデータ収録装置2に
より収集して、データ処理装置3により地盤の地下構造
を推定する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、調
査地点において観測する際に必要な地盤振動の波長を既
存の地盤構造データベースに基づいて決定して振動セン
サの配置又は間隔を決定するので、調査地盤に応じて最
大のセンサ間隔と最小限必要なセンサ間隔の組み合わせ
を設定して計測作業の労力を軽減することができる。ま
た本発明によれば、既存の地盤構造データベースに基づ
いて調査地点において観測する際に必要な地盤の深度を
決定し、この地盤の深度と、地盤の深度と地盤振動の波
長との関係を示す1/2波長則に基づいて調査地点にお
いて観測する際に必要な地盤振動の波長を決定するの
で、調査地盤に応じて最大のセンサ間隔と最小限必要な
センサ間隔の組み合わせを設定して計測作業の労力を軽
減することができる。
【0022】また本発明によれば、既存の地盤構造デー
タベースに基づいて調査地点の位相速度曲線を作成し、
位相速度曲線に基づいて調査地点の目標位相速度と周波
数を決定し、目標位相速度と周波数に基づいて調査地点
において観測する際に必要な地盤振動の波長を決定する
ので、調査地盤に応じて最大のセンサ間隔と最小限必要
なセンサ間隔の組み合わせを設定して計測作業の労力を
軽減することができる。また本発明によれば、調査地点
の近傍の地盤構造データベースに基づいて調査地点の地
盤構造データベースを作成するので、調査地点の地盤構
造データベースが存在しなくても、調査地盤に応じて最
大のセンサ間隔と最小限必要なセンサ間隔の組み合わせ
を設定して計測作業の労力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地盤構造データベースの一例を示す説明図。
【図2】振動センサの設置例を示す図。
【図3】位相速度曲線を示すグラフ。
【図4】地盤振動計測方法を説明するためのフローチャ
ート。
【図5】第2の実施形態の地盤振動計測方法を説明する
ためのフローチャート。
【図6】第3の実施形態の地盤振動計測方法を示す説明
図。
【図7】本発明の地盤振動計測方法を用いた地盤地下構
造推定システムを示すブロック図。
【符号の説明】
1 センサ 2 データ収録装置 3 データ処理装置 a 地盤構造データベース b 1/2波長則

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調査地点付近の地盤の深度と地盤構造を
    特定するためのデータとの関係を示す地盤構造データベ
    ースに基づいて、調査地点において観測する際に必要な
    地盤振動の波長を決定する第1のステップと、 前記第1のステップにより決定された波長に基づいて、
    地盤振動を検知する振動センサの配置又は間隔を決定す
    る第2のステップと、 前記第2のステップにより決定された配置又は間隔の振
    動センサを用いて調査地点の地盤振動を測定する第3の
    ステップと、を有することを特徴とする地盤振動計測方
    法。
  2. 【請求項2】 調査地点付近の地盤の深度と地盤構造を
    特定するためのデータとの関係を示す地盤構造データベ
    ースに基づいて、調査地点での観測に必要な地盤の深度
    を決定する第1のステップと、 前記決定された地盤の深度と、地盤の深度と地盤振動の
    波長との関係を示す1/2波長則に基づいて、調査地点
    において観測する際に必要な地盤振動の波長を決定する
    第2のステップと、 前記第2のステップにより決定された波長に基づいて、
    地盤振動を検知する振動センサの配置又は間隔を決定す
    る第3のステップと、 前記第3のステップにより決定された配置又は間隔の振
    動センサを用いて調査地点の地盤振動を測定する第4の
    ステップと、を有することを特徴とする地盤振動計測方
    法。
  3. 【請求項3】 調査地点付近の地盤の深度と地盤構造を
    特定するためのデータとの関係を示す地盤構造データベ
    ースに基づいて、調査地点の位相速度曲線を作成する第
    1のステップと、 前記位相速度曲線に基づいて調査地点の目標位相速度と
    周波数を決定する第2のステップと、 前記目標位相速度と周波数に基づいて調査地点において
    観測する際に必要な地盤振動の波長を決定する第3のス
    テップと、 前記第3のステップにより決定された波長に基づいて、
    地盤振動を検知する振動センサの配置又は間隔を決定す
    る第4のステップと、 前記第4のステップにより決定された配置又は間隔の振
    動センサを用いて調査地点の地盤振動を測定する第5の
    ステップと、を有することを特徴とする地盤振動計測方
    法。
  4. 【請求項4】 調査地点の近傍の地盤の深度と地盤構造
    を特定するためのデータとの関係を示す地盤構造データ
    ベースから内挿によって調査地点の地盤構造データベー
    スを作成することを特徴とする請求項1,2又は3記載
    の地盤振動計測方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の地
    盤振動計測方法により測定した地盤振動の位相速度を求
    め、逆解析を行うことにより調査地点の地盤構造を推定
    することを特徴とする地盤構造推定方法。
JP11044925A 1999-02-23 1999-02-23 地盤振動計測方法及び地盤構造推定方法 Withdrawn JP2000241558A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007859A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Univ Of Miyazaki 地盤構造推定方法及び地盤構造推定装置
CN110058299A (zh) * 2018-09-14 2019-07-26 南方科技大学 地震定位方法、装置及终端设备

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007859A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Univ Of Miyazaki 地盤構造推定方法及び地盤構造推定装置
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