【書類名】 明細書
【発明の名称】 穀類洗浄用タンク
【特許請求の範囲】
【請求項１】
タンク１の内部の中央部に縦軸芯を有する撹拌軸２を回転可能に設け、該撹拌軸２に前記タンク１の上下部に至る長さを有する撹拌体３を取り付け、前記タンク１の前部の側壁に、前記撹拌体３やタンク内壁の大部分を目視可能な孔４を設けると共にこの孔４を覆い体５により開閉自在に設けてなる穀類洗浄用タンク。
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、穀類、例えば米を洗浄する洗浄用タンクに関する。
【０００２】
【従来の技術】
撹拌体が回転してタンクに供給した水及び穀粒を撹拌して洗浄するのが一般的であり、タンクの一部に小さな窓を設けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、小さな窓では、タンクの内壁の略全体を目視することができないので、タンクに残留する穀粒の除去が十分でなく、また、カビが発生し易く、そのために、つぎに炊いたご飯に異臭や食味の低下を引き起こす要因となる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
この発明は、このような課題を解決する穀粒洗浄装置を提供するものであって、つぎのような技術的手段を講じた。すなわち、タンク１の内部の中央部に縦軸芯を有する撹拌軸２を回転可能に設け、該撹拌軸２に前記タンク１の上下部に至る長さを有する撹拌体３を取り付け、前記タンク１の前部の側壁に、前記撹拌体３やタンク内壁の大部分を目視可能な孔４を設けると共にこの孔４を覆い体５により開閉自在に設けてなる穀類洗浄用タンクとする。
【０００５】
【０００６】
【発明の作用】
まず、穀類をタンク１に作業者あるいは自動による供給および作業条件のセットを行い、作業スイッチを入りにして作業を開始する。洗浄手段を回転させ、給水源から送られてきた水をタンク１に供給すると、タンク内の水と穀粒は洗浄手段によって洗浄される。
【０００７】
洗浄前後、あるいは途中で停止した洗浄タンク内を点検・清掃する場合は、覆い体５を操作して孔４を開放する。作業を行なう場合は、覆い体５を操作して孔４を閉じる。
【０００８】
【発明の効果】
タンク１の側壁を大きく開けることができるので、撹拌軸２、撹拌体３、タンク１の内壁及びタンク１の排米部等に付着した糠や水垢等のよごれを簡単に洗浄でき、点検もできる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。まず、その構成について説明すると、自動炊飯装置６はフレ−ム７に貯留庫８と洗浄部９と炊飯部１０とを上側から順次配設し、炊飯部１０を前後方向に移動可能に設けている。そして、該貯留庫８は下端部を、フレ−ム７に固定し且つ上下両端を開口しかつ下端部を細く形成した中空のホッパ８ａを内装している。
【００１０】
天板１１は前記ホッパ８ａの下端開口部８ｂに連通する連通口１１ａを有すると共にこの連通口１１ａとホッパ８ａの下端開口部８ｂとの間に外面の一部に受け孔１２を有し回転可能に設けている円筒形の給米体１３を備えている。洗浄部９は下部を細く形成し、上下両端部を開口して前記天板１１の下面に着脱自在に取り付けた中空の円筒状のタンク１と、該タンク１の中央部に設けた撹拌装置１４と、タンク１の下端部に着脱自在に取り付けたジャケット１５の排米口１６を開閉する投下弁１７等を備えている。そして、該撹拌装置１４はモ−タ１８を駆動源として回転可能に設け且つ縦方向に軸芯を有する中空の撹拌軸２と撹拌軸２に取付けた撹拌体３とを具備している。
【００１１】
撹拌体３は横方向に軸芯を有する円形の棒体で形成し、そして、その基部を撹拌軸２に取付け、中間部を下方に折り曲げ、先端部を下方に向かってタンク１に沿うように折り曲げている。なお、該撹拌体３は撹拌軸２の略４等配の位置に配置すると共にタンク１の上下部に至る長さに設け、さらに、撹拌軸２の軸芯から上部の横方向の軸端までの長さ及び下向きの長さを相違している。
【００１２】
２１は貯留庫４の前壁に着脱自在に設けた操作パネルであって、炊飯条件を設定する各種のスイッチを配置したスイッチ部１９、釜数や吸い反作業状態などを表示する表示具を有する表示部２０を設けている。投下弁１７はモ−タ２２を駆動源とし撹拌軸１５の内部を昇降する弁軸２３の下端部に着脱自在に設けている。そして、該タンク１の上部にはオ−バ−フロ−管２４により後述する排水箱２５と連通している矩形上のオ−バ−フロ−口２６を設けている。
【００１３】
ジャケット１５は中間部側壁に排水箱２５と連通可能な排水口２７を設け、ソレノイド２８により作動する作動機構２９を介して開閉する排水口開閉弁３０を設けている。該排水口開閉弁３０は通常ばねによって押されて排水口２７を閉鎖している。３１は一端部を排水箱２５に接続し、他端部を排水路にのぞませている排水パイプである。
【００１４】
３２は前記タンク１に上方から水を供給する給水管であって、給水管排水口（図示せず）を天板１１からタンク内にのぞませ、途中部に電磁弁３４を設けて給水源（実施例では水道）に連通可能に設けている。前記撹拌体３の略全体に対向するタンク１の前部に、撹拌体３やタンク内壁の大部分を目視可能な大きな孔４を切り欠いて設けている。そして、この孔４を覆う覆い体５は孔４よりも大きく形成すると共に下端部の一端部をタンク１の外壁にチョウ板３５を介して前後方向に回動可能に取り付けている。
【００１５】
さらに、該覆い体５は、孔４を挾んで、チョウ板３５とは反対側における側壁部及び上端部にそれぞれ配置したワンタッチ式の開閉具（実施例ではパッチン鍵を使用）３６によりタンク１に対して開閉できる。３７は外形を孔４と略同様に形成すると共に孔４よりも大きくし、覆い体５の内壁に取り付けた弾性体（実施例では食品衛生に対応したスポンジを使用）のシ−ルであって、開閉具３６を操作して覆い体５をタンク１の所定位置に固定すると、タンク１の孔４を密閉状にできる構成としている。３８はフロ−ト型の水位センサであり、孔４から略全体を目視できる上下位置に設けている。
【００１６】
なお、天板１１は前記タンク１、撹拌装置１４、モ−タ１８，２２、モ−タ１８，２２からの回転動力を回転部に伝動する伝動機構等を設けており、フレ−ム７に固定した機枠３９に重量センサ４０を介して載せている。図６のブロック回路について説明すると、４１は必要なデ−タや制御プログラム等を内蔵するメモリ４２を有するマイクロコンピュ−タの演算制御部（以下「ＣＰＵ」と呼ぶ。）であって、算術・論理及び比較演算作業を行なう。
【００１７】
そして、該ＣＰＵ４１に入力インタ−フェイス４３を介して入力される情報としては、炊飯量選択スイッチ４６、作業スイッチ４７等の各種スイッチからの作業選択条件、重量センサ４０によって検出された重量情報、他のセンサによって検出された検出情報、水位センサ３８からの満水情報、無洗米スイッチ４４の入り操作による無洗米作業情報等がある。
【００１８】
また、出力インタ−フェイス４５を介してＣＰＵ４１から出力される駆動指令信号として、モ−タ１８，２２，４８への駆動信号、ソレノイド２８への励磁信号、電磁弁３４への励磁信号等がある。ＣＰＵ４１は次の機能を有する。すなわち、（一）作業スイッチ４７が入りになると、重量センサ４０から出力する重量情報を取り込む。（二）炊飯量選択スイッチ４６の操作によって選択された炊飯量を取り込む。（三）取り込んだ計測重量と炊飯量選択スイッチ４６の操作によって選択された炊飯量とを比較演算して所定範囲内にあると判断すると、給米体１３を駆動するモ−タ４８への駆動指令信号の出力を停止する。（四）洗浄後、炊飯用の水を供給する場合、取り込んだ計測重量とあらかじめ設定した炊飯量に対応する給水量とを比較演算して所定範囲内にあると判断すると、電磁弁３４への励磁信号を解いて閉じにし給水作業を停止する。（五）無洗米スイッチ４４が入りになると、洗浄時に、水位センサ３８が満水を検出して所定時間（実施例では約３０秒）後にモ−タ１８へ起動指令信号を出力する。
【００１９】
つぎに、その作用について説明する。まず、作業者は操作パネル２１のスイッチ部１９の炊飯量選択スイッチ４６など各種スイッチを操作して炊飯条件を設定し、作業スイッチ４７を入りにすると、ＣＰＵ４１は重量センサ４０から出力する給米前の重量情報を取り込むと共に出力インタ−フェイス４５を介して出力された駆動指令信号によりモ−タ４８を起動して給米体９を回転し、貯米庫４に貯留している米をタンク１に供給する。
【００２０】
そして、この給米作業において、ＣＰＵ４１は重量センサ４０から出力する重量情報を入力インタ−フェイス４３を介して取り込む。その後、この計測重量と炊飯量選択スイッチ４６の操作によって選択された炊飯量とを比較演算して所定範囲内にあると判断すると、給米体１３を駆動するモ−タ４８への駆動指令信号の出力を停止し、米の供給作業を終了する。
【００２１】
つぎに、ＣＰＵ４１は出力インタ−フェイス４５を介して電磁弁３４へ「開」（励磁）信号を出力し、モ−タ１８へ起動指令信号を出力するので、給水源から送られてきた水は給水管３２・電磁弁３４を通ってタンク１の内部に散水すると共に伝動機構を介して撹拌軸１９は回転し、水及び米を撹拌し洗浄する。この時、生じた汚水はタンク１からジャケット１５に入り、そして、排水口２７を閉じている排水口開閉弁３０を押して排水口２７を開くので、排水箱２５に入って、排水パイプ３１を介してこの排水管排出口を通って機外に排出される。
【００２２】
この洗浄作業を終えると、ＣＰＵ４１は出力インタ−フェイス４５を介して出力していた電磁弁３４への励磁信号の出力を停止して排水口２７を閉じにすると共にモ−タ１８への起動指令信号の出力を停止してモ−タ１４の駆動を停止するので、給水作業と撹拌作業を停止する。タンク内の汚水が排水されると（時間で管理している）、ＣＰＵ４１は再び出力インタ−フェイス４５を介して電磁弁３４へ励磁信号を出力して電磁弁３８を開き、また、励磁信号の出力により励磁したソレノイド２８により排水口開閉弁３０は移動して排水口２７を閉じるので、送られてきた水は給水管３２を通ってタンク内に供給され、タンク１に水を貯留する。
【００２３】
この給水時に取り込んだ計測重量とあらかじめ設定した炊飯量に対応する炊飯用の給水量とを比較演算して所定範囲内にあると判断すると、電磁弁３４への励磁信号を解いて閉じにし、給水作業を停止し水加減作業を終了する。このように、給米作業及び水加減作業を重量センサ４０を用いて検出するものであるから、米の供給作業、炊飯用の給水作業精度を向上できる。
【００２４】
つぎに、ＣＰＵ４１は出力インタ−フェイス４５を介してモ−タ２２に起動指令信号を出力してモ−タ２２を起動するので、伝動機構を介して弁軸２３及び投下弁１７を下降して排米口１６を開放する。すると、タンク１の米と水は落下して下方の炊飯部１０の炊飯器に収容され、その後炊飯される。上記炊飯作業とは別に無洗米を炊飯する場合には、無洗米スイッチ４４を入りにすることにより、無洗米用の洗浄作業が行われる。すなわち、ＣＰＵ４１は出力インタ−フェイス４５を介して電磁弁３４へ「開」（励磁）信号を出力するので、給水源から送られてきた水は給水管３２・電磁弁３４を通ってタンク１の内部に散水される。
【００２５】
その後、水位センサ３８が満水を検出して３０秒後に、出力インタ−フェイス４５を介してモ−タ１８へ起動指令信号を出力するので、伝動機構を介して撹拌軸１９は回転して水及び米を撹拌し洗浄する。そして、満水からさらに給水されると、タンク内の水はオ−バ−フロ−口２６からオ−バ−フロ−管２４を通って排水箱２５に案内されるので、このとき、水面に浮上したゴミや糠や埃などもオ−バ−フロ−口２６からオ−バ−フロ−管２４を通って排水箱２５に排出される。
【００２６】
このように、多くの異物を排出した後、撹拌軸２及び撹拌体３を回転するものであるから、異物の除去効果を高めると共に米の割れ米など損傷米の発生を防止できる。炊飯作業の前、後、又は途中で洗浄部９を点検する場合があるが、このようなとき、開閉具３６の閉じ状態を解除すると、覆い体５はチョウ板３５の軸を中心に横方向に回動し孔４を開放するので、作業者はこの孔４からタンク１の内部のほとんどを目視できる。したがって、タンク１の内部の点検・清掃を容易にできるもで、残米、糠等の異物を取り除き以後の炊飯作業によるご飯の食味を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 自動炊飯装置の正面図。
【図２】 一部切除したタンクの側面図。
【図３】 一部切除したタンクの側断面図。
【図４】 洗浄用のタンクの斜視図。
【図５】 洗浄タンクを一部切除した側面図。
【図６】 ブロック回路。
【符号の説明】
１ タンク
２ 撹拌軸
３ 撹拌体
４ 孔
５ 覆い体
[Document name] Specification [Title of invention] Cereal cleaning tank [Claims]
[Claim 1]
Provided agitation shaft 2 having a longitudinal axis in the central portion of the interior of the tank 1 rotatably, the mounting agitator 3 having a length reaching the upper and lower portion of the tank 1 to the stirring shaft 2, prior to the tank 1 the side wall parts, the stirring member 3 and the majority of the tank inner wall to provide a visible hole 4 when both cereal cleaning tank formed by providing freely opened and closed by covering 5 of the hole 4.
Description: TECHNICAL FIELD [Detailed description of the invention]
[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a washing tank for washing cereals, such as rice.
0002.
[Conventional technology]
It is common that the stirrer rotates to stir and wash the water and grains supplied to the tank, and a small window is provided in a part of the tank.
0003
[Problems to be Solved by the Invention]
However, with a small window, it is not possible to see almost the entire inner wall of the tank, so the removal of grains remaining in the tank is not sufficient, and mold is likely to occur. It causes an offensive odor and a decrease in taste.
0004
[Means for solving problems]
The present invention provides a grain washing device that solves such a problem, and has taken the following technical measures. That is, provided the stirring shaft 2 having a longitudinal axis in the central portion of the interior of the tank 1 rotatably, fitted with a stirrer 3 having a length reaching the upper and lower portion of the tank 1 to the stirring shaft 2, the tank 1 of the side wall of the front, and cereals washing tank formed by providing freely opened and closed by covering 5 together the hole 4 when the majority of providing a visible hole 4 of the stirrer 3 and the tank inner wall.
0005
0006
INDUSTRIAL APPLICABILITY
First, the grain is supplied to the tank 1 by an operator or automatically and the working conditions are set, and the work switch is turned on to start the work. When the washing means is rotated and the water sent from the water supply source is supplied to the tank 1, the water and grains in the tank are washed by the washing means.
0007
When inspecting / cleaning the inside of the cleaning tank that has stopped before, during, or during cleaning, the covering body 5 is operated to open the hole 4. When performing the work, the covering body 5 is operated to close the hole 4.
0008
【Effect of the invention】
It is possible to open large side walls of the tank 1, stirring shaft 2, stirrer 3, it can be easily cleaned dirt such as bran and water stain adhering to the discharge rice portion or the like of the inner wall and the tank 1 the tank 1 can also inspect ..
0009
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings. First, the configuration thereof will be described. In the automatic rice cooking device 6, the storage 8 and the washing unit 9 and the rice cooking unit 10 are sequentially arranged in the frame 7 from the upper side, and the rice cooking unit 10 is provided so as to be movable in the front-rear direction. There is. The storage 8 contains a hollow hopper 8a whose lower end is fixed to the frame 7, whose upper and lower ends are open, and whose lower end is thinly formed.
0010
The top plate 11 has a communication port 11a that communicates with the lower end opening 8b of the hopper 8a, and has a receiving hole 12 on a part of the outer surface between the communication port 11a and the lower end opening 8b of the hopper 8a and is rotatable. The cylindrical rice feeder 13 provided in the above is provided. The cleaning portion 9 has a hollow cylindrical tank 1 having a thin lower portion and open upper and lower ends and detachably attached to the lower surface of the top plate 11, and a stirring device 14 provided in the central portion of the tank 1. A drop valve 17 or the like for opening and closing the rice discharge port 16 of the jacket 15 detachably attached to the lower end of the tank 1 is provided. The stirring device 14 includes a hollow stirring shaft 2 rotatably provided with a motor 18 as a drive source and having a shaft core in the vertical direction, and a stirring body 3 attached to the stirring shaft 2.
0011
The stirring body 3 is formed of a circular rod having a shaft core in the lateral direction, and its base is attached to the stirring shaft 2, the middle part is bent downward, and the tip part is downwardly along the tank 1. It is bent. The stirring body 3 is arranged at approximately 4 equidistant positions of the stirring shaft 2 and is provided at a length extending to the upper and lower parts of the tank 1, and further, from the shaft core of the stirring shaft 2 to the lateral shaft end of the upper part. And the downward length are different.
0012
Reference numeral 21 denotes an operation panel detachably provided on the front wall of the storage 4, which includes a switch unit 19 in which various switches for setting rice cooking conditions are arranged, and a display tool for displaying the number of kettles, the suction work state, and the like. A display unit 20 is provided. The drop valve 17 is detachably provided at the lower end of the valve shaft 23 that moves up and down the inside of the stirring shaft 15 using the motor 22 as a drive source. A rectangular overfloor port 26 communicating with a drainage box 25, which will be described later, by an overfloor pipe 24 is provided on the upper part of the tank 1.
0013
The jacket 15 is provided with a drainage port 27 that can communicate with the drainage box 25 on the side wall of the intermediate portion, and is provided with a drainage port on-off valve 30 that opens and closes via an operating mechanism 29 that is operated by a solenoid 28. The drain port on-off valve 30 is usually pushed by a spring to close the drain port 27. Reference numeral 31 denotes a drainage pipe having one end connected to the drainage box 25 and the other end looking into the drainage channel.
0014.
Reference numeral 32 denotes a water supply pipe that supplies water to the tank 1 from above. A water supply pipe drainage port (not shown) is viewed from the top plate 11 into the tank, and an electromagnetic valve 34 is provided in the middle of the water supply source. It is provided so that it can communicate with (water supply in the example). A large visible hole 4 is provided in the front portion of the tank 1 facing substantially the entire stirring body 3 so that most of the stirring body 3 and the inner wall of the tank can be seen. The covering body 5 that covers the hole 4 is formed larger than the hole 4, and one end of the lower end is attached to the outer wall of the tank 1 so as to be rotatable in the front-rear direction via the butterfly plate 35.
0015.
Further, the covering body 5 is placed in the tank 1 by a one-touch type opening / closing tool (using a patchon key in the embodiment) 36 arranged on the side wall portion and the upper end portion on the side opposite to the butterfly plate 35, respectively, with the hole 4 sandwiched therein. On the other hand, it can be opened and closed. Reference numeral 37 denotes a seal of an elastic body (in the example, a sponge compatible with food hygiene is used) having an outer shape formed substantially the same as the hole 4 and larger than the hole 4 and attached to the inner wall of the covering body 5. By operating the opening / closing tool 36 to fix the covering body 5 at a predetermined position in the tank 1, the hole 4 in the tank 1 can be sealed. Reference numeral 38 denotes a float-type water level sensor, which is provided at a vertical position where substantially the entire body can be visually recognized from the hole 4.
0016.
The top plate 11 is provided with a transmission mechanism or the like for transmitting the rotational power from the tank 1, the stirring device 14, the motors 18, 22, and the motors 18 and 22 to the rotating portion, and the frame 7 is provided with a transmission mechanism or the like. It is mounted on the fixed machine frame 39 via the weight sensor 40. Explaining the block circuit of FIG. 6, reference numeral 41 denotes an arithmetic control unit (hereinafter referred to as “CPU”) of a microcomputer having a memory 42 containing necessary data, a control program, and the like. Performs logic and comparison arithmetic work.
[0017]
The information input to the CPU 41 via the input interface 43 includes work selection conditions from various switches such as the rice cooking amount selection switch 46 and the work switch 47, weight information detected by the weight sensor 40, and the like. There are detection information detected by the sensor, full water information from the water level sensor 38, wash-free rice work information by turning on the wash-free rice switch 44, and the like.
0018
Further, as the drive command signal output from the CPU 41 via the output interface 45, there are a drive signal to the motors 18, 22, 48, an excitation signal to the solenoid 28, an excitation signal to the solenoid valve 34, and the like. .. The CPU 41 has the following functions. That is, (1) When the work switch 47 is turned on, the weight information output from the weight sensor 40 is taken in. (2) The rice cooked amount selected by operating the rice cooked amount selection switch 46 is taken in. (3) When it is determined that the measured weight taken in and the amount of rice cooked selected by operating the rice cooker amount selection switch 46 are within a predetermined range, the rice feed body 13 is driven to the motor 48. Stop the output of the command signal. (4) When supplying water for cooking rice after cleaning, the measured weight taken in and the amount of water supplied corresponding to the preset amount of cooked rice are compared and calculated, and if it is determined that the water is within the predetermined range, the solenoid valve 34 is supplied. Release the excitation signal, close it, and stop the water supply work. (5) When the wash-free rice switch 44 is turned on, the water level sensor 38 detects full water at the time of washing and outputs a start command signal to the motor 18 after a predetermined time (about 30 seconds in the embodiment).
0019
Next, its action will be described. First, the operator operates various switches such as the rice cooking amount selection switch 46 of the switch unit 19 of the operation panel 21 to set the rice cooking conditions, and when the work switch 47 is turned on, the CPU 41 outputs from the weight sensor 40 before rice supply. In addition to taking in the weight information of the rice, the motor 48 is activated by the drive command signal output via the output interface 45 to rotate the rice feeder 9, and the rice stored in the rice storage 4 is stored in the tank 1. Supply to.
0020
Then, in this rice feeding operation, the CPU 41 takes in the weight information output from the weight sensor 40 via the input interface 43. After that, when the measured weight and the rice cooked amount selected by the operation of the rice cooked amount selection switch 46 are compared and calculated to determine that the rice cooked amount is within the predetermined range, a drive command signal to the motor 48 for driving the rice feeder 13 is determined. Stops the output of rice and ends the rice supply work.
0021.
Next, the CPU 41 outputs an "open" (excitation) signal to the solenoid valve 34 via the output interface 45, and outputs a start command signal to the motor 18, so that the water sent from the water supply source is Water is sprinkled into the tank 1 through the water supply pipe 32 and the solenoid valve 34, and the stirring shaft 19 rotates via the transmission mechanism to stir and clean the water and rice. At this time, the generated sewage enters the jacket 15 from the tank 1 and pushes the drainage port on-off valve 30 that closes the drainage port 27 to open the drainage port 27. It is discharged to the outside of the machine through the drainage pipe outlet of the lever.
0022.
When this cleaning work is completed, the CPU 41 stops the output of the excitation signal to the solenoid valve 34, which has been output via the output interface 45, closes the drain port 27, and commands the motor 18 to start. Since the signal output is stopped and the driving of the motor 14 is stopped, the water supply work and the stirring work are stopped. When the sewage in the tank is drained (managed by time), the CPU 41 again outputs an excitation signal to the solenoid valve 34 via the output interface 45 to open the solenoid valve 38, and also receives the excitation signal. Since the drain port on-off valve 30 moves by the solenoid 28 excited by the output to close the drain port 27, the sent water is supplied into the tank through the water supply pipe 32 and stores the water in the tank 1.
[0023]
When it is determined that the measured weight taken in at the time of water supply and the amount of water supplied for cooking rice corresponding to the preset amount of rice cooked are within a predetermined range, the excitation signal to the solenoid valve 34 is released and closed to supply water. Stop the work and finish the water adjustment work. As described above, since the rice supply work and the water adjustment work are detected by using the weight sensor 40, the accuracy of the rice supply work and the water supply work for cooking rice can be improved.
0024
Next, since the CPU 41 outputs a start command signal to the motor 22 via the output interface 45 to start the motor 22, the valve shaft 23 and the drop valve 17 are lowered via the transmission mechanism. The rice outlet 16 is opened. Then, the rice and water in the tank 1 fall and are stored in the rice cooker of the rice cooker 10 below, and then the rice is cooked. When the non-washed rice is cooked separately from the above-mentioned rice cooking work, the washing work for the non-washed rice is performed by turning on the non-washed rice switch 44. That is, since the CPU 41 outputs an "open" (excitation) signal to the solenoid valve 34 via the output interface 45, the water sent from the water supply source passes through the water supply pipe 32 and the solenoid valve 34 to the tank 1. Water is sprinkled inside.
0025
After that, 30 seconds after the water level sensor 38 detects full water, a start command signal is output to the motor 18 via the output interface 45, so that the stirring shaft 19 rotates via the transmission mechanism to generate water and water. Stir and wash the rice. Then, when the water is further supplied from the full water, the water in the tank is guided from the overflo port 26 through the overflo pipe 24 to the drainage box 25, so that the water rises to the water surface at this time. Dust, bran, dust, etc. are also discharged from the overflo port 26 through the overflo pipe 24 to the drain box 25.
0026
In this way, since the stirring shaft 2 and the stirring body 3 are rotated after discharging a large amount of foreign matter, it is possible to enhance the effect of removing the foreign matter and prevent the generation of damaged rice such as cracked rice. The cleaning unit 9 may be inspected before, after, or during the rice cooking operation. In such a case, when the closing state of the opening / closing tool 36 is released, the covering body 5 is laterally centered on the axis of the butterfly plate 35. Since the hole 4 is opened, the operator can see most of the inside of the tank 1 from the hole 4. Therefore, the inside of the tank 1 can be easily inspected and cleaned, and foreign substances such as residual rice and rice bran can be removed to enhance the taste of rice in the subsequent rice cooking operation.
[Simple explanation of drawings]
FIG. 1 is a front view of an automatic rice cooker.
FIG. 2 is a side view of a partially excised tank.
FIG. 3 is a side sectional view of a partially excised tank.
FIG. 4 is a perspective view of a tank for cleaning.
FIG. 5 is a side view in which a cleaning tank is partially cut off.
FIG. 6 is a block circuit.
[Explanation of symbols]
1 tank
2 Stirring shaft
3 Stirrer
4 holes
5 Cover body