JP2000236934A - 毛髪の除去のための及び/又は毛髪小胞を萎縮させるための装置 - Google Patents

毛髪の除去のための及び/又は毛髪小胞を萎縮させるための装置

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JP2000236934A
JP2000236934A JP11041723A JP4172399A JP2000236934A JP 2000236934 A JP2000236934 A JP 2000236934A JP 11041723 A JP11041723 A JP 11041723A JP 4172399 A JP4172399 A JP 4172399A JP 2000236934 A JP2000236934 A JP 2000236934A
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light
atrophy
destruction
epidermis
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JP11041723A
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Inventor
Ambrosio Lazzari
アンブロージオ ラッツァーリ
Gabriele Clementi
ガブリエーレ クレメンティ
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ETOILE SNC
El En SpA
Original Assignee
ETOILE SNC
El En SpA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 余分のまたは不必要な毛髪の除去及び毛髪小
胞の萎縮を行う装置において,表皮をあまり傷つけず,
集中的な処理を行うことができる装置を提供する。 【解決手段】 毛髪の除去及び/又は毛髪小胞の萎縮の
ための装置が、操作用コンソール(1)と、内部に、誘導
光線(15)を投射し、またコマンドに応じて破壊/萎縮用
光線(16)を投射し、これら二つの光線の双方が狭い断面
積を持つように設計されている光集束ポインタ(14)と、
前記光線(15、16)が到達する表皮(12)の画像を検索し、
オペレータが見ることのできるモニター(5)上に拡大し
た形で該画像を再現するように設計されている光学的検
索手段(18)と、破壊/萎縮用光線(16)の放射を制御する
制御手段(4)と、光源(19)と、空気を吹きつけるノズル
(20)とを内蔵する本体(10)から成る移動端末ユニット
(2)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は毛髪の除去のため及
び/又は毛髪小胞を萎縮させるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、美容目的や皮膚の移植のために余
分の及び/又は不必要な毛髪の除去を行うための種々の
装置が知られており、また毛髪の再生を防止する又は遅
らせるために毛髪の小胞を萎縮させるための種々の装置
がある。
【0003】これらの装置の中のいくつかは、主に、ケ
ーブルによって操作用コンソールに接続している電磁気
及び/又は光エネルギー(レーザー光など)を放射する端
末ユニットと組み合わされた操作用コンソールからな
り、このコンソールでオペレータは表皮の表面近くに手
動で前記端末ユニットを配置し、光エネルギーの拡散放
射や局所放射を行うことができる。
【0004】前記散漫放射を行う装置を利用するために
は、オペレータはまず第一に、特定の周波数帯域(レー
ザー)で高い光吸収性を有する物質/成分を治療する表
皮の領域に塗りむらなく広げなくてはならない。それに
続いて、問題の領域の近くに前述の放射ユニットを近づ
け、前述の特定の周波数帯域(レーザー)を持つ光で拡散
して照射し、表皮に塗られているエネルギー吸収物質/
成分にエネルギーを与えなければならない。すると、今
度はこのエネルギー吸収物質/成分が加熱され及び/又
は反応して、毛髪を除去し及び/又は毛髪小胞を萎縮さ
せる。
【0005】これらの特定の装置には一連の欠点があ
る。
【0006】第一の欠点は、治療する領域に対してレー
ザー光の散漫放射が施され、これによって毛髪/毛髪小
胞のみならず、前記毛髪/毛髪小胞を囲む表皮の部分も
損傷を受けるという事実から生ずる。
【0007】上に説明した問題と相互に関連する第二の
欠点は、徹底的な毛髪の除去治療及び/又は毛髪小胞の
萎縮を行うことが不可能であるという事実から生じる。
なぜなら、皮膚に拡散された放射によって生じる損傷を
限定するために放射線の強さ(エネルギー)を和らげる必
要があるからである。
【0008】第三の欠点は、いくつかの領域が過度に治
療され、他の領域が不十分に治療されるいわゆる"豹斑
(leopard spot)"治療を防止するために、エネルギー吸
収物質/成分を非常に注意深くかつむらなく皮膚の上に
広げる必要があるという事実から生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上に説
明した欠点を取り除くことである。
【0010】請求項に記載された本発明によって、毛髪
の除去のための及び/又は毛髪小胞の萎縮のための装置
から生じる問題が解決される。
【0011】したがって本発明の目的は毛髪の除去のた
めの及び/又は毛髪小胞の萎縮のための装置の提供であ
り、この装置には操作用コンソールと、表皮の近くに位
置するように設計された、前記操作用コンソールと接続
した移動端末ユニットが含まれ、前記装置は前記端末ユ
ニットが開口部によって外部と通信する内部チャンバを
持つ本体を備え、前記チャンバの内部には、狭い断面積
を持つ誘導光線を投射すると共に、前記誘導光線と同軸
の、狭い断面積を持つ破壊/萎縮用光線をコマンドに応
じて投射するように設計された光集束ポインタが配置さ
れている。これらの光線の双方は、開口部の中を通って
外部の方へ、表皮が前記開口部に接触して当てられた場
合は表皮に当たるように向けられ、前記チャンバには、
前記開口部の正面に存在する画像と、前記表皮が前記開
口部に接触して当てられた場合前記誘導光線と前記破壊
/萎縮用光線とが到達した表皮の画像とを開口部を通し
て検索するように設計された光学的検索手段が配置さ
れ、前記光学的検索手段はオペレータが見ることのでき
るモニターと接続され、このモニターによって、前記光
学的検索手段によって検索された画像が拡大した形で再
現され、さらに破壊/萎縮用光線の放射を命令するコマ
ンド手段が設けられる。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような種類の装置を
使用することによって以下の結果が得られる。端末ユニ
ットによって放射される光線は、周囲の表皮に影響を与
えず治療対象の毛髪及び/又は毛髪小胞にのみ到達し作
用する。加えて、オペレータが端末ユニットを迅速に誤
りなく位置決めを行い、迅速に連続して治療対象の個々
の毛髪/毛髪小胞に対して治療を行うことができる。
【0013】本発明によって得られる第一の利点は、実
質的に、個々のに照準を当てる(すなわち表皮の散漫放
射を避ける)治療を行うことによって、毛髪/毛髪小胞
を取り囲む表皮細胞が放射を受けず、したがって損傷を
受けないために毛髪/小胞の損傷が少ないという特徴に
ある。
【0014】本発明によって得られる第二の利点は、表
皮上の誘導光の投射点線を最初は裸眼で、その後拡大画
面上で観察することによって、オペレータが、素早く、
安全に、そして測微計測の正確さで端末ユニットの照準
を合わせることができ、それによって次に放射される破
壊/萎縮用光線の完全なセンタリングが保証されるとい
うことにある。
【0015】本発明の第三の利点は、治療の施行後に、
オペレータが治療がうまく行われたかどうかをチェック
し、必要であると考えられる場合には既に治療した毛髪
/毛髪小胞を再度治療することができるということにあ
る。
【0016】
【発明の実施の態様】更に、本発明の特徴と利点は、全
く非限定的な例としてのみ示される、好適な実施例の以
下の詳細な説明から一層明らかになる。その中では添付
図面を参照しながら全く非限定的な例である該ユニット
の三つの実施例を説明する。
【0017】図1を参照してわかるように、本発明によ
る装置は、全体として1で示される操作用コンソール
と、前記操作用コンソール1から分離しているが、この
操作用コンソールとケーブル3で接続した、全体として2
で示される端末ユニットと、ケーブル17でコンソール1
と接続したコマンド用ペダル4とから成る。
【0018】操作用コンソール1にはモニター5と、この
モニターに隣接する6、7、8、9のセクタに区分される、
前記装置の制御用コントロールパネルとが含まれる。モ
ニター5は、このコントロールパネルから分離するよう
に設計してもよい。
【0019】6で示されるセクターは、以下に一層詳し
く説明する破壊/萎縮用光線(本例ではレーザー光線)の
制御用として設計され、スイッチ6a、インジケータ6bの
付いた時間調整器(タイマ)、インジケータ6cの付いた強
度調整器(エネルギー)から成る。
【0020】7で示されるセクターは、以下に一層詳し
く説明する誘導光線の制御用として設計され、スイッチ
7aと、インジケータ7bの付いた強度調整器(エネルギー)
から成る。
【0021】8で示されるセクターは、以下に一層詳し
く説明する光源の制御用として設計され、スイッチ8a
と、インジケータ8bの付いた強度調整器(エネルギー)か
ら成る。
【0022】9で示されるセクターは、以下に一層詳し
く説明する空気噴出の制御用として設計され、スイッチ
9aと、インジケータ9bの付いた空気流調整器から成る。
【0023】ユニット2(図2参照)の第一の実施例によれ
ば、該ユニットは細長い形状をした中空本体10からな
り、その下側部分で開口部11によって外部と通じる内部
チャンバ10bを形成するように設計され、この開口部の
外側端縁は、治療の対象となる表皮12に接触して当てら
れるように設計される。前記中空本体10の上側部分には
カバー13があり、このカバーの中をケーブル3が貫通し
ている。
【0024】端末ユニット2の内部には4つの構成要素が
配置されている。もっと具体的に言えば、前記開口部11
の方へ向けられる狭い断面積をもつ誘導光線15を放射
し、やはり狭い断面積をもつ破壊/萎縮用光線16(光線1
5と16は単方向性で互いに同軸をなし、前記開口部11の
中を通って直接外部へ向かっている)をコマンドに応じ
て投射することができるレーザー合焦ポインタなどの光
集束ポインタ14と、モニター5と接続し、前記開口部11
の方へ向けられ、直接前記開口部11を通って前記誘導光
線15が届いた表皮12の部分と、直接該部分を取り囲む隣
接領域とをフレームし、次いで拡大した形でモニター5
に検索画像を再現するように設計されたマイクロ-テレ
ビカメラ18から成る光学的検索手段と、表皮が接触した
とき前記開口部11を通って表皮12を照らすように設計さ
れた光源19と、最後に、例示も説明もしていない公知の
空気圧手段と接続し、コマンドに応じてあるいは連続的
に、前記開口部11の方へ、したがって、表皮が接触した
とき前記表皮の表面12に当たるように圧搾空気の一吹き
を送るノズル20との4つの構成要素が配置されている。
【0025】誘導光線15と破壊/萎縮用光線16とは、施
行する治療に関連して選択される同じ横断断面積又は異
なる横断断面積を持ち、好適には0.05mm〜2mmの直径の
円形横断断面積を持つことが望ましい。再言するがこの
例は本発明に限定を加えるものではない。
【0026】その端部部分において、開口部11は端部ス
リーブ21を有し、必要な場合、例えば異なる患者毎に、
スリーブを取り替えられるようにこのスリーブは取り外
し可能にユニット2の下側部分に固定されている。
【0027】コマンド用ペダル4は公知のタイプのコマ
ンド用押しボタン式である。
【0028】この装置のスイッチが入ると、すなわち装
置が使用できる状態になると、光集束ポインタ14が開口
部11を通して連続的に誘導光線15を投射し、マイクロテ
レビカメラ18が開口部11の正面に現れる画像を検索し、
光源19が開口部11の正面にあるものをすべて照らし、ノ
ズル20が前記開口部を通して空気を吹きつけ、ペダル4
が使用可能状態になる。
【0029】このような作動状況で、押しボタン式ペダ
ル4が押されると、公知の電気的及び/又は電子装置(本
明細書では説明も例示もされていない)によって、前記
誘導光線15が停止し破壊/萎縮用光線16(この光線16の
強さは調整器6cによって、また、投射時間については調
整器6bによって予め決められている)が起動し、次いで
誘導光線15を再投射する。
【0030】前述のセクタ6、7、8、9によって装置を調
整した後、オペレータはユニット2を片手で掴み、片方
の足をペダル式押しボタン4の上に置くが、そのボタン
は押さないでおく。
【0031】次いで、裸眼で治療の対象となる毛髪22及
び/又は毛髪小胞23を観察しながら、オペレータは治療
の対象となる毛髪/小胞22/23に対して上方でセンタリ
ングするように誘導光線15の投射点を保ちつつ、ユニッ
ト2を素早く表皮の表面の方へ向ける。
【0032】ユニットの開口部11が表皮の表面12に達す
ると、モニター5を観察しながら、オペレータは、かな
り拡大した形で、表皮の表面に誘導光線15が届いている
のを見ることができ、必要な場合には、ユニットの小さ
な変位を行って前記毛髪/小胞22/23に対して誘導光線
15の完全なセンタリングを得ることが可能となる。
【0033】この時点で、センタリングが固定したと
き、ペダル4を押してオペレータは破壊/萎縮用光線16
を放射する。この光線16は、その狭い横断断面積のため
に、誘導光線15によってセンタリングされた毛髪/毛髪
小胞22/23だけに完全に到達し、それによって前記毛髪
/毛髪小胞22/23を取り巻く表皮の放射が防止される。
【0034】このように放射された破壊/萎縮用光線16
は、毛髪/毛髪小胞22/23を破壊/萎縮させ、微燃焼(m
icro-burning)によって生じる煙霧は、ノズル20によっ
て発生する空気の連続噴出によって直ちに排出され、治
療対象の表皮12のモニター5に、即座にくっきりと見え
るようになる。
【0035】空気の前記噴出は、治療対象の表皮の領域
の方へ向けられる"洗浄"機能を行うだけでなく、また表
皮12の微燃焼領域を素早く冷却することによって患者が
経験する苦痛/不快を緩和する機能を果たす。必要な場
合には、連続作動の代わりに、破壊/萎縮用光線16が放
射された後にだけ、前記噴出空気を吹きつけるようにす
ることもできる。
【0036】この時点で、モニター5を観察することに
よって、オペレータは治療がうまく行われたかどうかを
決定することができ、必要な場合には、ペダル式押しボ
タン4をもう一度押して、既に治療された毛髪/毛髪小
胞22/23上に更に破壊/萎縮用光線16を放射することが
できる。
【0037】オペレータが特定の毛髪/毛髪小胞に対す
る治療が完了したと考えたとき、ユニット2を新しい位
置へ移さなければならない。そしてこの操作を行うため
に、二つの選択肢がある。すなわち新しい毛髪/毛髪小
胞が先程治療した毛髪/毛髪小胞の近くにある場合に
は、オペレータは、モニター5を見つめることによって
端末ユニット2を表皮から上げることなく移動させる。
一方、治療の対象となる新しい毛髪/毛髪小胞が先程治
療したものから遠く離れている(モニター5によってフレ
ームされた範囲の外側などの)場合には、オペレータは
開口部11を表皮12から外すか上げて上に説明したプロセ
スを再開する。
【0038】本発明にまったく限定を加えるものではな
いが、図3は該ユニットの第二の実施例(この場合102で
示す)を例示するものである。該ユニットは細長い形状
をした中空本体110からなり、その下側部分で開口部111
によって外部と通じる内部チャンバ110bを形成するよう
に設計され、この開口部は、治療の対象となる表皮12に
接触して当てられるように設計される。
【0039】端末ユニット102の内部には4つの構成要素
が配置されている。すなわち、誘導光線115を放射し、
コマンドに応じて破壊/萎縮用光線116を投射するよう
に設計されている、開口部111に隣接して配置された光
集束ポインタ114(前に説明したものと同様のレーザー合
焦ポインタなど)と、前記開口部111の方へ向けられ、開
口部111自身の隣接平面に対して垂直な垂直軸に対して
平行に配置されたそれ自身の光軸を有するマイクロ-テ
レビカメラ118と、光源119並びに空気120の噴出用ノズ
ルとである。
【0040】誘導光線115と光線116をマイクロテレビカ
メラ118と開口部111との間に配置されている二色性光学
プレート151の方へ向けて反射するように設計された公
知のタイプの鏡150が光集束ポインタ118の下方に配置さ
れている。
【0041】この二色性光学プレート151はそれ自身の
性質によりマイクロ-テレビカメラ118にとって有用な波
長に対する透過性を持っているが、誘導光線115と破壊
/萎縮用光線116に対しては透過性を持っていないた
め、誘導光線115と破壊/萎縮用光線116を前記開口部11
1の方へ反射すると同時に、開口部111と表皮12が接触し
て当てられたとき、開口部111に接触して当てられた表
皮12の画像をマイクロ-テレビカメラ118が同時に検索で
きるようにする。
【0042】この手段では、マイクロ-テレビカメラ118
の光軸が、皮膚12にぶつかるように向けられる誘導光線
115と破壊/萎縮用光線116とに対して平行でありかつこ
の特定のケースでは同軸でもあるので、マイクロテレビ
カメラ118によって行われる検索は第一実施例の検索よ
り良くなる。
【0043】前の場合のように、オペレータはまず第一
に、表皮上の誘導光線115の投射点を裸眼で観察しなが
ら、治療の対象となる毛髪/小胞122/123の方へユニッ
ト102を素早く向け、次いで、開口部111に接触して当て
られた表皮の拡大画像を再現するモニター5を見なが
ら、治療の対象である毛髪/毛髪小胞122/123に対して
誘導光線115の正確な測微計測センタリングを行い、最
後に、前記毛髪の除去/毛髪小胞の萎縮122/123のため
の一定時間の破壊/萎縮用光線116の放射を行う。
【0044】本発明にまったく限定を加えるものではな
いが、図4は該ユニットの第三の実施例(この場合202で
示す)を例示するものである。該ユニットは細長い形状
をした中空本体210からなり、その下側部分で開口部211
によって外部と通じる内部チャンバ210bを形成するよう
に設計され、この開口部は、治療の対象となる表皮12に
接触して当てられるように設計される。
【0045】端末ユニット202の内部には4つの構成要素
が配置されている。すなわち、前に説明したものと同様
の光集束ポインタ214であって、狭い断面積をもつ誘導
光線215を放射し、やはり狭い断面積をもつ破壊/萎縮
用光線216(光線215と216は単方向性で互いに同軸をな
し、前記開口部211の中を通って直接外部へ向かってい
る)をコマンドに応じて投射することができる光集束ポ
インタ214と、前記開口部211の中を通って光束を投射
し、それによって表皮12が隣接したとき表皮に光束が当
たるようになっている光源219と、例示も説明もしてい
ない公知の空気圧手段と接続し、コマンドに応じてある
いは連続的に、前記開口部211の方へ、したがって、表
皮が接触したとき前記表皮の表面12に当たるように圧搾
空気の一吹きを送るノズル220との4つの構成要素とが配
置され、最後に、ユニット202の内部に配置されていて
レンズ(図示せず)付きの自由に動かせる端部を有する光
ファイバー218が、誘導光線215が到達した表皮とそのす
ぐ周りの領域に前記開口部211を通してフレームする。
同じ光ファイバー218のもう一方の端部には、操作用コ
ンソール1の内部などに配置されモニター5と接続した公
知のタイプのテレビカメラ(図示せず)が接続している。
【0046】前の場合と同様に、オペレータはまず第一
に、表皮上の誘導光線215の投射点を裸眼で観察しなが
ら、治療の対象となる毛髪/小胞222/223の方へユニッ
ト202を素早く向け、次いで、開口部211に接触して当て
られた表皮の拡大画像を再現するモニター5を見なが
ら、治療の対象である毛髪/毛髪小胞222/223に対し
て、直接的かつ測微計測的に誘導光線215をセンタリン
グし、最後に、前記毛髪/毛髪小胞の萎縮222/223の除
去のために時間間隔をおいた破壊/萎縮用光線116の放
射を行う。
【0047】本発明を用いて毛髪小胞の萎縮のみならず
余分の毛髪の燃焼を行うこともできる。そして、毛髪小
胞の萎縮の場合、毛髪はまだ存在していてもよく、治療
前に抜き取ってもよい。
【0048】更に、露出した表皮、すなわち清潔な未治
療の表皮や、例えば、治療を改善及び/又は促進及び/
又は最適化及び/又は強化できる物質/成分が前もって
塗られた準備のできた表皮に本発明を用いることもでき
る。
【0049】最後に、本発明を参照して再言すると、破
壊/萎縮用光線16、116、216の光は、様々な種類、すな
わち白色光、赤外光、偏極光(レーザー)、あるいは他の
いずれの種類の光であってもよいということを強調しな
ければならない。
【0050】毛髪の除去及び/又は毛髪小胞の萎縮のた
めの該装置の説明は、本発明にまったく限定を加えるも
のではなく、したがって、実施と利用あるいは使用によ
って提案されるすべての変更例と変形例は以下の請求項
の範囲内にあることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発明主題である装置の概略図である。
【図2】本発明による端末ユニットの第一の実施例の概
略図である。
【図3】本発明による端末ユニットの第二の実施例の概
略図である。
【図4】本発明による端末ユニットの第三の実施例の概
略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラッツァーリ アンブロージオ イタリア国ミラノ,ロッビアーノ・ディ・ メディグリア,アイ−20060,ヴィア・グ ランディ ナンバー9 (72)発明者 クレメンティ ガブリエーレ イタリア国フィレンツェ,アイー50139, ヴィア・エル・バルデッリ 27

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作用コンソールと、前記操作用コンソ
    ールと接続し、表皮の近くに配置されるように設計され
    た移動端末ユニットとから成る、毛髪の除去及び/又は
    毛髪小胞の萎縮を行うための装置において、 前記端末ユニット(2; 102; 202)が開口部(11; 111; 21
    1)によって外部と通じる内部チャンバ(10b; 110b; 210
    b)を有する本体(10; 110; 210)を有し、 狭い断面積を持つ誘導光線(15; 115; 215)を投射すると
    共に、狭い断面積を持ち前記誘導光線(15; 115; 215)と
    同軸の破壊/萎縮用光線(16; 116; 216)をコマンドに応
    じて投射するように設計された光集束ポインタ(14; 11
    4; 150, 151; 214)が前記チャンバ(10b; 110b; 210b)の
    内部に配置されており、前記両方光線が前記開口部(11;
    111; 211)を介して外部へ向けられ、従って前記表皮が
    前記開口部(11; 111; 211)に接触して当てられた場合、
    前記表皮(12)に当たるようになっており、 前記開口部(11)の正面に現れる画像と、前記表皮(12)が
    前記開口部(11)に接触して当てられた場合には前記誘導
    光線(15; 115; 215)と前記破壊/萎縮用光線(16; 116;
    216)が到達した前記表皮(12)の画像とを開口部(11、11
    1、211)の中を通して検索するように設計された光学的
    検索手段(18; 118; 218)が、前記チャンバ(10b; 110b;
    210b)の内部に配置され、 オペレータが見ることができるモニター(5)であって、
    前記光学的検索手段(18; 118; 218)によって検索された
    画像を拡大した形で再現する前記モニター(5)と前記光
    学的検索手段(18; 118; 218)が接続し、 破壊/萎縮用光線(16; 116; 216)の放射を命令するコマ
    ンド手段(4)が設けられていることを特徴とする前記装
    置。
  2. 【請求項2】 前記破壊/萎縮用光線(16; 116; 216)が
    レーザー光線であることを特徴とする請求項1に記載の
    装置。
  3. 【請求項3】 前記光集束ポインタ(14)が前記開口部(1
    1)の方に向き、前記誘導光線(15)と破壊/萎縮用光線(1
    6)とを直接前記開口部(11)の方へ向けて、前記表皮(12)
    が開口部(11)自身に接触して当てられた場合、光線が表
    皮(12)に当たるように投射し、 前記光学的検索手段(18)が開口部(11)の方へ向き、前記
    開口部(11)自身の正面に現れる画像と、前記表皮(12)が
    開口部(11)に接触して当てられた場合は前記誘導光線(1
    5)と前記破壊/萎縮用光線(16)とが到達した前記表皮(1
    2)の画像を直接前記開口部(11)の中を通して検索するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項2に記載の装置におい
    て、 前記光集束ポインタ(114)が反射鏡(150)の方へ向って誘
    導光線(115)を投射し、またコマンドに応じて破壊/萎
    縮用光線(116)を投射し、前記光線(115, 116)が単方向
    性で互いに同軸の光線であって、 前記反射鏡(150)が、前記誘導光線(115)と破壊/萎縮用
    光線(116)とを二色性光学プレート(151)の方向へ反射
    し、 前記二色性光学プレート(151)が前記誘導光線(115)と前
    記破壊/萎縮用光線(116)とを反射するタイプのプレー
    トであって、前記光学的検索手段(118)にとって有用な
    波長に対して透過性を持ち、 前記二色性光学プレート(151)が前記開口部(111)と前記
    光学的検索手段(118)との間に配置され、前記表皮(12)
    が開口部(111)自身に接触した場合、前記開口部(111)の
    方向へ前記表皮(12)に当たるように前記誘導光線(115)
    と前記破壊/萎縮用光線(116)とを反射し、 前記光学的検索手段(118)が、前記誘導光線(115)と前記
    レーザー光線(116)の縦軸に対して平行にそれ自身の光
    軸を配置して前記開口部(11)の方を向き、前記開口部(1
    11)の正面に現れる画像と、前記表皮(12)が前記開口部
    (111)に接触して当てられた場合は前記誘導光線(115)と
    前記破壊/萎縮用光線(116)とが到達した前記表皮(12)
    の画像とを前記二色性光学プレート(151)を介して検索
    することを特徴とする前記装置。
  5. 【請求項5】 前記光学的検索手段(118)の光軸が、前
    記誘導光線(115)と前記破壊/萎縮用光線(116)との縦軸
    に対して同軸であることを特徴とする請求項4に記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 前記光学的検索手段(18; 118; 218)が、
    拡大した形で検索画像を再現するモニター(5)と接続し
    たマイクロ-テレビカメラ(18)を有することを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記光学的検索手段(18; 118; 218)が、
    画像を入力する自由に動かせる端部が前記ユニット(20
    2)の内部に配置され、前記光ファイバー(218)のもう一
    方の端部が前記ユニット(202)の外側で終って外部テレ
    ビカメラと接続し、該テレビカメラは拡大した形で検索
    画像を再現するモニター(5)とさらに接続している光フ
    ァイバー(218)を有することを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記破壊/萎縮用光線用の前記コマンド
    手段(4)が押しボタン式ペダル(4)を有することを特徴と
    する先行請求項のいずれか一つに記載の装置。
  9. 【請求項9】 破壊/萎縮用光線(16)の強度及び/又は
    エネルギーの調整のための手段(6c)が、設けられている
    ことを特徴とする先行請求項のいずれか一つに記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 破壊/萎縮用光線(16)の持続時間を調
    整するための手段(6b)が、設けられていることを特徴と
    する先行請求項のいずれか一つに記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ユニット(2; 102; 202)の内部(10
    b; 110b; 210b)に、前記表皮(12)が前記開口部(11)の近
    くに配置されているとき前記開口部(11; 111; 211)を通
    して前記表皮(12)を照らすことができる光源(19; 119;
    219)も設けられていることを特徴とする先行請求項のい
    ずれか一つに記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ユニット(2; 102; 202)の内部(10
    b; 110b; 210b)に、前記開口部(11; 111; 211)の方向へ
    かつ該開口部の中を通って圧搾空気を吹きつけることが
    できるノズル(20; 120; 220)も設けられていることを特
    徴とする先行請求項のいずれか一つに記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記開口部(11; 111; 211)の外側端部
    部分が取り外し可能/再配置可能なスリーブ(21)を有す
    ることを特徴とする先行請求項のいずれか一つに記載の
    装置。
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