JP2000236778A - 魚の集魚方法 - Google Patents
魚の集魚方法Info
- Publication number
- JP2000236778A JP2000236778A JP11084458A JP8445899A JP2000236778A JP 2000236778 A JP2000236778 A JP 2000236778A JP 11084458 A JP11084458 A JP 11084458A JP 8445899 A JP8445899 A JP 8445899A JP 2000236778 A JP2000236778 A JP 2000236778A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- school
- underwater
- ring
- traveling robot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Means For Catching Fish (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】水中走行ロボットを使用して、効率良く集魚す
る方法を提供する。 【解決手段】空気吐出口を有する水中走行ロボット3,
3−1…を使用し、カーテン状の空気泡7を利用して、
効率良く集魚する方法を特徴とする。そして、小規模の
漁網にて漁獲することができる。
る方法を提供する。 【解決手段】空気吐出口を有する水中走行ロボット3,
3−1…を使用し、カーテン状の空気泡7を利用して、
効率良く集魚する方法を特徴とする。そして、小規模の
漁網にて漁獲することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は漁業において効率良く集
魚する方法に関する。
魚する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、昼光性移動型のさんま、さば、あ
じ等の魚類を夜間集魚灯等を使用して魚類を集め捕獲し
ている。
じ等の魚類を夜間集魚灯等を使用して魚類を集め捕獲し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】魚群が広い範囲に分
布して魚群の密度が粗いと非常に大きな漁網が必要で膨
大な初期投資が必要である。また、大きな漁網を扱うた
めには多数の漁船や人員が必要となる。
布して魚群の密度が粗いと非常に大きな漁網が必要で膨
大な初期投資が必要である。また、大きな漁網を扱うた
めには多数の漁船や人員が必要となる。
【0004】
【問題点を解決するための手段】このような問題点を解
決するために、本発明では魚群探知器で魚群の位置・大
きさ・深度等を把握し、空気吐出口を有する複数の水中
走行ロボットで空気吐出口から空気泡を吹き出しながら
魚群をリング状に取り囲み、リング状に移動しながらそ
のリング径を少しずつ縮小してゆき、魚群の密度を高め
集魚する。
決するために、本発明では魚群探知器で魚群の位置・大
きさ・深度等を把握し、空気吐出口を有する複数の水中
走行ロボットで空気吐出口から空気泡を吹き出しながら
魚群をリング状に取り囲み、リング状に移動しながらそ
のリング径を少しずつ縮小してゆき、魚群の密度を高め
集魚する。
【0005】
【作用】以上のような本発明の方法による作用は次のよ
うなものである。水中走行ロボットから連続的に吐出さ
れる空気泡は海水に比べて比重が小さいため、その吐出
口から海面に向かって柱状に上昇してゆく。また複数の
水中走行ロボットが魚群の周囲にリング状に取り囲みリ
ング状に移動しているため、空気泡が魚群の周囲にカー
テン状に取り囲み魚群の行く手を遮ることになる。そし
て魚群は空気泡と空気泡が発する超音波に驚いて空気泡
の反対側すなわちリング状の中心部に集まる。魚群探知
器で魚群の様子を観察しながらリング径を少しずつ小さ
くしていくと、益々魚群は中心部に集まり魚群の密度は
高まる。これは小規模の漁網で漁獲する事ができる。依
って本発明の集魚方法を利用すれば、小規模の漁網と人
員で経済的に効率良く大量の漁獲を得る事ができる。
うなものである。水中走行ロボットから連続的に吐出さ
れる空気泡は海水に比べて比重が小さいため、その吐出
口から海面に向かって柱状に上昇してゆく。また複数の
水中走行ロボットが魚群の周囲にリング状に取り囲みリ
ング状に移動しているため、空気泡が魚群の周囲にカー
テン状に取り囲み魚群の行く手を遮ることになる。そし
て魚群は空気泡と空気泡が発する超音波に驚いて空気泡
の反対側すなわちリング状の中心部に集まる。魚群探知
器で魚群の様子を観察しながらリング径を少しずつ小さ
くしていくと、益々魚群は中心部に集まり魚群の密度は
高まる。これは小規模の漁網で漁獲する事ができる。依
って本発明の集魚方法を利用すれば、小規模の漁網と人
員で経済的に効率良く大量の漁獲を得る事ができる。
【0006】
【実施例】図1および図3において,母船1の超音波送
受信器2が発する超音波Sで誘導される水中走行ロボッ
ト3,3−1,3−2,…を用意する。水中走行ロボッ
ト3は推進装置3−a、左右方向ラダー3−b、上下方
向ラダー3−c、母船との情報を送受信する超音波送受
信機3−d、水深検出器3−e、空気吐出口3−fを持
っている。母船1にも超音波送受信機2および魚群探知
器6を取り付ける。これは各水中走行ロボットとの間の
情報送受信および距離・角度を測定できるものである。
母船1の超音波送受信機から各水中走行ロボットまでの
方向および距離を得ることにより,母船からの各水中走
行ロボットの相対位置を得ることができる。これにより
母船上で各水中走行ロボットを自由にコントロールする
ことができる。図2のように魚群5を複数の水中走行ロ
ボット3,3−1,3−2,…で魚群の最深部よりやや
深い深度でリング状に大きく取り囲み、各水中走行ロボ
ットの空気吐出口から一斉に空気泡7を吐出しながら,
各水中走行ロボットをリング状に移動させる。魚群が驚
いてリング状の中心部に集まるように魚群探知器で魚群
の動きを確認しながら,ゆっくりと水中走行ロボットの
リング状の半径が小さくなるように各水中走行ロボット
をコントロールする。魚群の密度が十分高くなったとこ
ろで、図3のようにリング状の中心部に準備してあった
漁網4にて魚群5を一網打尽にする。また,リング状の
中心部を少しずつ移動させるように各水中走行ロボット
をコントロールすると、魚群5を漁網4に追い込む事が
できる。
受信器2が発する超音波Sで誘導される水中走行ロボッ
ト3,3−1,3−2,…を用意する。水中走行ロボッ
ト3は推進装置3−a、左右方向ラダー3−b、上下方
向ラダー3−c、母船との情報を送受信する超音波送受
信機3−d、水深検出器3−e、空気吐出口3−fを持
っている。母船1にも超音波送受信機2および魚群探知
器6を取り付ける。これは各水中走行ロボットとの間の
情報送受信および距離・角度を測定できるものである。
母船1の超音波送受信機から各水中走行ロボットまでの
方向および距離を得ることにより,母船からの各水中走
行ロボットの相対位置を得ることができる。これにより
母船上で各水中走行ロボットを自由にコントロールする
ことができる。図2のように魚群5を複数の水中走行ロ
ボット3,3−1,3−2,…で魚群の最深部よりやや
深い深度でリング状に大きく取り囲み、各水中走行ロボ
ットの空気吐出口から一斉に空気泡7を吐出しながら,
各水中走行ロボットをリング状に移動させる。魚群が驚
いてリング状の中心部に集まるように魚群探知器で魚群
の動きを確認しながら,ゆっくりと水中走行ロボットの
リング状の半径が小さくなるように各水中走行ロボット
をコントロールする。魚群の密度が十分高くなったとこ
ろで、図3のようにリング状の中心部に準備してあった
漁網4にて魚群5を一網打尽にする。また,リング状の
中心部を少しずつ移動させるように各水中走行ロボット
をコントロールすると、魚群5を漁網4に追い込む事が
できる。
【0007】
【発明の効果】以上詳述したところから明らかなよう
に、広い範囲に分布している魚群を捕獲する場合には大
きな漁網や大勢の人員が必要になるばかりでなく複数の
漁船が必要であるが、本発明の集魚方法によれば広い範
囲に分布している魚群を高密度に集魚できるので、一隻
の漁船で少人数でしかも小規模の漁網で経済的に効率良
く大規模な漁獲を得ることができる。
に、広い範囲に分布している魚群を捕獲する場合には大
きな漁網や大勢の人員が必要になるばかりでなく複数の
漁船が必要であるが、本発明の集魚方法によれば広い範
囲に分布している魚群を高密度に集魚できるので、一隻
の漁船で少人数でしかも小規模の漁網で経済的に効率良
く大規模な漁獲を得ることができる。
【図1】は空気吐出口を有する水中走行ロボットの説明
図である。
図である。
【図2】は本発明の一実施例による水中走行ロボットに
よる漁類の集魚方法の説明図である。
よる漁類の集魚方法の説明図である。
【図3】は本発明の一実施例により集魚した漁類の捕獲
方法の説明図である。 1‥‥‥‥‥‥‥‥母船 2‥‥‥‥‥‥‥‥超音波送受信機(超音波送受信に指
向性を持ったもの) 3,3−1,3−2,…水中走行ロボット 4‥‥‥‥‥‥‥‥漁網 5‥‥‥‥‥‥‥‥魚群 6‥‥‥‥‥‥‥‥魚群探知器(立体探知ができるも
の) 7‥‥‥‥‥‥‥‥空気泡
方法の説明図である。 1‥‥‥‥‥‥‥‥母船 2‥‥‥‥‥‥‥‥超音波送受信機(超音波送受信に指
向性を持ったもの) 3,3−1,3−2,…水中走行ロボット 4‥‥‥‥‥‥‥‥漁網 5‥‥‥‥‥‥‥‥魚群 6‥‥‥‥‥‥‥‥魚群探知器(立体探知ができるも
の) 7‥‥‥‥‥‥‥‥空気泡
Claims (1)
- 【請求項1】 空気吐出口を有する水中走行ロボットを
誘導し、空気泡の壁で魚類を追い、集魚する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11084458A JP2000236778A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 魚の集魚方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11084458A JP2000236778A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 魚の集魚方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000236778A true JP2000236778A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=13831194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11084458A Pending JP2000236778A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 魚の集魚方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000236778A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6453596B1 (en) * | 2000-06-16 | 2002-09-24 | Gines Mendez Espana, S.L. | Procedure for electro-stunning and/or electro-sacrifice, for industrial application to marine inchthyological species in floating cages |
KR20030025144A (ko) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | 김성진 | 수중공기그물 |
JP2011525372A (ja) * | 2008-06-23 | 2011-09-22 | インスティチュート ポリテクニコ デ レイリア | 魚を捕獲するためのシステム及びその使用方法 |
KR101553507B1 (ko) | 2015-04-13 | 2015-09-15 | 김태심 | 돌려 감기 방식의 회유어 포획방법 |
-
1999
- 1999-02-19 JP JP11084458A patent/JP2000236778A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6453596B1 (en) * | 2000-06-16 | 2002-09-24 | Gines Mendez Espana, S.L. | Procedure for electro-stunning and/or electro-sacrifice, for industrial application to marine inchthyological species in floating cages |
KR20030025144A (ko) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | 김성진 | 수중공기그물 |
JP2011525372A (ja) * | 2008-06-23 | 2011-09-22 | インスティチュート ポリテクニコ デ レイリア | 魚を捕獲するためのシステム及びその使用方法 |
KR101553507B1 (ko) | 2015-04-13 | 2015-09-15 | 김태심 | 돌려 감기 방식의 회유어 포획방법 |
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