JP2000230956A - 光リモートアンテナ - Google Patents

光リモートアンテナ

Info

Publication number
JP2000230956A
JP2000230956A JP11033048A JP3304899A JP2000230956A JP 2000230956 A JP2000230956 A JP 2000230956A JP 11033048 A JP11033048 A JP 11033048A JP 3304899 A JP3304899 A JP 3304899A JP 2000230956 A JP2000230956 A JP 2000230956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical
remote antenna
voltage
optical remote
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11033048A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsukazu Kondo
充和 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP11033048A priority Critical patent/JP2000230956A/ja
Publication of JP2000230956A publication Critical patent/JP2000230956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 その場でセンサヘッド部分の動作状態を監視
することが可能であり、動作状態により、フィードバッ
クをかけたり、アンテナの誘起電圧が微弱な場合には、
増幅器で電圧増幅して、S/Nを高くする電力を得られ
る光リモートアンテナを提供すること。 【解決手段】 電磁波に応じて電圧を誘起するアンテナ
44、光源46、光源46から送られた光を電圧に応じ
て変調して変調光を生成する光変調手段と、変調光に応
じて装置出力を生成する出力手段とを有し、光変調手段
は基板上に形成された導波路型光変調器と、基板と光フ
ァイバとの接続部とを含む光変調器モジュール43で構
成され、光変調器モジュール内の基板の近傍に、光起電
力を取り出す光電変換器が設置されている光リモートア
ンテナである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波を光信号に
変換して検出する光リモートアンテナに関する。この種
の光リモートアンテナは、無線通信や放送などに使用さ
れる信号電波の検出や、EMC分野で電波の強さや周波
数、電磁ノイズの検出に使用される。
【0002】
【従来の技術】情報網の発展に伴い主要な情報伝送媒体
である電波の利用密度が増加し、より高周波域へと広が
っている。通信システムにおいても、高周波化が比較的
容易である光ファイバ伝送路と無線の融合が進んでい
る。
【0003】また、コンピュータなどの情報機器や通信
装置、ロボットなどのFA機器、自動車の制御装置など
多くの電子装置は、外部から到来する電磁波の影響を受
けて誤動作する危険を常に持っている。外来電磁波の対
策を行うには、まず各装置や機器が発生する電磁波を正
確に測定することが重要である。
【0004】そこで、光変調器にアンテナロッドを接続
して、電磁波を光信号に直接変換し、その光信号の強度
や周波数などを検出することで、電磁波を測定できる光
リモートアンテナが開発されている。
【0005】 図5は、従来の光リモートアンテ
ナの構成の一例を示す図である。図5において矢印付き
の破線は、光が伝播する向きを示す(以下において同
じ)。図6は、光リモートアンテナにセンサヘッドとし
て用いられる導波路型光変調器の1つである反射型光変
調器を内蔵した反射型光変調器モジュールの構成図であ
る。ニオブ酸リチウム結晶を基板81とし、基板81の
上にチタン拡散による入出射光導波路58、位相シフト
光導波路52、53と、反射部86からなる反射型分岐
干渉型光導波路と分割構造の変調電極82が形成されて
いる。
【0006】アンテナ44で誘起された電圧は、変調電
極82に導かれ、位相シフト光導波路52、53に印加
される。光源46から出射された光は、光ファイバ4
8、光サーキュレータ72、光ファイバ49を通って反
射型光変調器の入出射光導波路58に入射され、2つの
位相シフト光導波路52、53にエネルギーが分割さ
れ、反射部86で反射され、再び入出射光導波路58を
通って光ファイバ49に出射される。その際、光ファイ
バ49に出射される出射光の強度は、位相シフト光導波
路52、53に印加された電圧に応じて変化するので、
出射光の強度の変化を光検出器47で検出することによ
りアンテナ44に印加される電波の強度や周波数、電波
に含まれる信号などを検出することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】光リモートアンテナの
特徴の1つは、光変調器により入射光を変調して変調光
を生成するため、アンテナ近傍に設けられたセンサヘッ
ドには電源を要しないことである。光ファイバの伝送損
失が低く、かつ信号の漏洩やノイズの取込がないことと
相まって、センサヘッドを、光源や光検出器から遠く隔
たった場所に設置することが可能である。従来の光リモ
ートアンテナのうち、センサヘッド部分は、受動部品の
みで構成されていた。
【0008】しかし、従来の光リモートアンテナの構成
では、センサヘッドが光源や光検出器から遠く離れた場
所に設置されるがゆえに、センサヘッド部分の動作状態
をその場で把握することができず、そのために、センサ
ヘッド部分の動作状態に応じて何らかのフィードバック
をかけることができないといった問題があった。また、
従来の光リモートアンテナでは、アンテナに誘起される
電圧が微弱な場合には、十分なS/Nが得られないとい
う問題もあった。
【0009】本発明の目的は、その場でセンサヘッド部
分の動作状態を監視することが可能であり、さらに、セ
ンサヘッド部分の動作状態により、フィードバックをか
けたり、アンテナの誘起電圧が微弱な場合には、増幅器
で電圧増幅して、S/Nを高くするのに必要な電力を簡
便に得ることができる光リモートアンテナを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による光リモート
アンテナは、電磁波に応じて電圧を誘起するアンテナ
と、光源と、光源から送られた光を電圧に応じて変調し
て変調光を生成する光変調手段と、変調光に応じて装置
出力を生成する出力手段とを有し、光変調手段は基板上
に形成された導波路型光変調器と、基板と光ファイバと
の接続部とを含む光変調器モジュールで構成され、光変
調器モジュール内の基板の近傍に、光起電力を取り出す
光電変換器が設置されていることを特徴とする。
【0011】また、本発明による光リモートアンテナ
は、光電変換器に、表示手段や増幅器、電池またはコン
デンサ等の電気回路が接続されていてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明による光リモートアンテナ
の構成図である。図2は、本発明の光リモートアンテナ
に使用する反射型光変調器モジュールの構成図である。
光源46、光検出器47、光サーキュレータ72は、図
5に示した従来の光リモートアンテナに使用したものと
同じである。反射型光変調器モジュール43の基本的な
構造は、本実施の形態においては、パッケージ20の中
に反射型光変調器のほかに、光電変換器である太陽電池
22、23、24、25、26が設置されている。反射
型光変調器には、図6に示したと同じ、従来の反射型光
変調器が使われる。各太陽電池22、23、24、2
5、26は、光源46の波長に合わせた感度を有し、反
射型光変調器の基板81の各端面から漏れてくる光を受
けるように配置されている。
【0014】通常、導波路型光変調器は、光ファイバ4
9と入出射光導波路58との接続部で大きな損失が発生
し、基板81の外に光が放射される。また、入出射光導
波路58と位相シフト光導波路52、53との接続部で
も、約半分の光が光導波路から漏れて外に放射される。
通常、これらの光は損失となり、有効には利用されな
い。本発明では、この光を表示等に有効に利用する。
【0015】図2に示すように、本実施の形態において
は、パッケージ20の内面に設けられた太陽電池22、
23、24、25、26は、高い光起電力が得られるよ
うに分割され、それぞれ直列に接続されている。例え
ば、反射部86側は、2つの太陽電池22、23に分割
されている。また、これらの太陽電池22、23、2
4、25、26の先には、液晶または発光ダイオードか
らなる表示回路10が設置されている。図2では省略さ
れているが、表示回路10はすべての太陽電池22、2
3、24、25、26で動作するように接続されてい
る。
【0016】表示回路10の接続により、太陽電池2
2、23、24、25、26への光の入射状況、すなわ
ち、光ファイバ49からの光入射の有無、その光量に関
する情報、さらには、反射型光変調器の状況を読みとる
のに有効な表示がなされる。また、パッケージ20の内
面に設けられた太陽電池22、23、24、25、26
に、個別に表示回路を接続すれば、反射型光変調器の、
より詳細な動作状態を監視することも可能である。
【0017】以上のように本実施の形態では、その場で
容易に、センサヘッド部分の動作状態を監視できる。ま
た、表示回路の代わりに、何らかの信号処理回路を取り
付け、動作異常があった場合には、他の制御装置を駆動
させることも可能である。
【0018】図3は、本発明による他の光リモートアン
テナの構成図である。図4は、図3に示す光リモートア
ンテナに使用する透過型光変調器モジュールの構成図で
ある。本実施の形態では、反射型光変調器モジュールで
はなく、透過型光変調器モジュール32を利用する。入
射光導波路56への入射光は、2つの位相シフト光導波
路52、53に分かれ、それぞれ変調電極54を通過
し、出射光導波路57で合流することにより、互いに干
渉して強度変調された光となり出射される。光源46か
ら出射した光は、光ファイバ48を通って透過型光変調
器モジュール33に入射し、アンテナ44に誘起された
電圧に応じて光変調され、光ファイバ50をとおって光
検出器47で電気信号に変換される。
【0019】ここで、透過型光変調器は、図2と同様な
太陽電池22、23を、基板81の出射側端面近傍のパ
ッケージ21の内面に備えている。光導波路から漏れた
光は太陽電池22、23に入射し、光起電力を発生す
る。太陽電池22、23の出力は、コンデンサ11で電
力を一時的に蓄積し、電圧増幅回路12の電源として供
給される。電圧増幅回路12は、透過型光変調器の変調
電極54に接続されており、アンテナ44で誘起された
電圧を増幅し印加する。これにより、アンテナ44で誘
起される電圧が低い場合にも、変調光の振幅を大きくす
ることができ、十分なS/Nを得ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
その場でセンサヘッド部分の動作状態を監視することが
可能で、さらに、センサヘッド部分の動作状態により、
フィードバックをかけたり、アンテナの誘起電圧が微弱
な場合には、増幅器で電圧増幅して、S/Nを高くする
のに必要な電力を簡便に得ることができる光リモートア
ンテナが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光リモートアンテナの構成図。
【図2】図1の光リモートアンテナに用いる反射型光変
調器モジュールの構成図。
【図3】本発明による他の光リモートアンテナの構成
図。
【図4】図3の光リモートアンテナに用いる透過型光変
調器モジュールの構成図。
【図5】従来の光リモートアンテナの構成の一例を示す
図。
【図6】図5の光リモートアンテナに用いる反射型光変
調器モジュールの構成図。
【符号の説明】
10 表示回路 11 コンデンサ 12 電圧増幅回路 20、21 パッケージ 22、23、24、25、26 太陽電池 33 透過型光変調器モジュール 42、43 反射型光変調器モジュール 44 アンテナ 46 光源 47 光検出器 48、49、50 光ファイバ 52、53 位相シフト光導波路 54 変調電極 56 入射光導波路 57 出射光導波路 58 入出射光導波路 72 光サーキュレータ 81 基板 82 変調電極 86 反射部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波に応じて電圧を誘起するアンテナ
    と、光源と、該光源から送られた光を前記電圧に応じて
    変調して変調光を生成する光変調手段と、前記変調光に
    応じて装置出力を生成する出力手段とを含む光リモート
    アンテナにおいて、前記光変調手段は、基板上に形成さ
    れた導波路型光変調器、および、前記基板と光ファイバ
    との接続部を含む光変調器モジュールで構成され、該光
    変調器モジュール内の前記基板の近傍に、光起電力を取
    り出す光電変換器が設置されていることを特徴とする光
    リモートアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記光電変換器に電気回路が接続されて
    いることを特徴とする請求項1記載の光リモートアンテ
    ナ。
  3. 【請求項3】 前記電気回路には、表示手段が含まれる
    ことを特徴とする請求項2記載の光リモートアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記電気回路には、増幅器が含まれるこ
    とを特徴とする請求項2または請求項3に記載の光リモ
    ートアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記電気回路には、電池またはコンデン
    サが含まれることを特徴とする請求項2ないし請求項4
    のいずれかに記載の光リモートアンテナ。
JP11033048A 1999-02-10 1999-02-10 光リモートアンテナ Pending JP2000230956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11033048A JP2000230956A (ja) 1999-02-10 1999-02-10 光リモートアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11033048A JP2000230956A (ja) 1999-02-10 1999-02-10 光リモートアンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000230956A true JP2000230956A (ja) 2000-08-22

Family

ID=12375901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11033048A Pending JP2000230956A (ja) 1999-02-10 1999-02-10 光リモートアンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000230956A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021505796A (ja) * 2017-12-06 2021-02-18 サウジ アラビアン オイル カンパニー 地層の構造トモグラフィ特性の特定

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021505796A (ja) * 2017-12-06 2021-02-18 サウジ アラビアン オイル カンパニー 地層の構造トモグラフィ特性の特定
JP7208236B2 (ja) 2017-12-06 2023-01-18 サウジ アラビアン オイル カンパニー 地層の構造トモグラフィ特性の特定

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09162810A (ja) 光送受信アンテナ装置
CN102735948B (zh) 电场计测装置
US6317249B1 (en) Optical modulator outputting an optical signal with a drive voltage signal dependent upon an input signal
US20140334824A1 (en) Fiber optic receiver, transmitter, and transceiver systems and methods of operating the same
KR19990048135A (ko) 아이솔레이터를 이용한 광 변조기 및 이를 구비한 광 전송장치
JP2005260925A (ja) 光ファイバケーブルを介して遠隔から刺激を与え、電気信号を計測する装置
US20140002880A1 (en) Optical network component and method for processing data in an optical network
US6788832B2 (en) Optical modulator and optical signal and electric wave signal converter using same
US7822297B2 (en) Optical modulator
JP2000230956A (ja) 光リモートアンテナ
US6304355B1 (en) Modulation and demodulation of light to facilitate transmission of information
CN113985367A (zh) 一种雷达信号瞬时频率测量方法和装置
JP2004212137A (ja) 3軸光電界センサ
US8861983B2 (en) Analog radio frequency transport over optical media using continuous optical phase modulation and noncoherent detection
JP2000258479A (ja) 光リモートアンテナ
JP2011033501A (ja) フィードバック回路を有する電界・磁界・電圧検出装置
JP3686580B2 (ja) 光電界センサ装置
CN219392211U (zh) 一种基于自外差的宽带光电子集成芯片测试仪
JP2000304791A (ja) 光リモートアンテナ
JP3318706B2 (ja) センシング装置
JPS6212221A (ja) 光伝送方式
JP3673611B2 (ja) 電界センサ
JP4027875B2 (ja) 電界センシング光伝送装置
JPH11183540A (ja) センサヘッドおよび光電界センサ
CN114495388A (zh) 一种周界安防系统