JP2000230404A - ガスタービン静翼 - Google Patents

ガスタービン静翼

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JP2000230404A
JP2000230404A JP11031328A JP3132899A JP2000230404A JP 2000230404 A JP2000230404 A JP 2000230404A JP 11031328 A JP11031328 A JP 11031328A JP 3132899 A JP3132899 A JP 3132899A JP 2000230404 A JP2000230404 A JP 2000230404A
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cooling
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cooling air
flow path
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JP11031328A
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English (en)
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Masamitsu Kuwabara
正光 桑原
Yasumoto Tomita
康意 富田
Yasushi Watanabe
康司 渡辺
Tatsuo Ishiguro
達男 石黒
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスタービンの2段,3段静翼に関し、冷却
性能を向上させ、翼の信頼性を増す。 【解決手段】 静翼10内には通路1,2,3,4,5
が設けられ、冷却空気30はインピンジ板53より通路
2に流入し、通路を冷却すると共に、一部は30bのよ
うにリブの穴56を通り、通路1に流入し、シャワーヘ
ッド冷却穴57より30cのように流出し、前縁をシャ
ワーヘッド冷却する。残りは内側端部の吹出し口70よ
り30eのようにシール用空気として流出する。冷却空
気31は通路3に入り、31bのように内側折り返し流
路Aで折り返し通路4に入り、更に外側折り返し流路B
で31Cのように折り返して通路5に入り、後縁より3
1dのように流出する。A,Bはそれぞれ流路が内側、
外側シュラウド12,11の表面よりも更に内側、外側
へ突出しているので翼付根部分の冷却の不確実性が解消
され、冷却性能が確実に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスタービン静翼に
関し、主に2段,3段静翼に適用され、翼の冷却効率を
高める構造としたものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のガスタービンの2段静翼を
示す断面図である。図において40は静翼、81は外側
シュラウド、42は内側シュラウド、43は外側シュラ
ウドの外周囲に設けられたインピンジ板であり、冷却空
気が流入する多数の小孔が穿設されている。静翼40の
内部には前縁側の通路51、通路52、通路53に連通
する通路54及び後縁側の通路55がそれぞれ設けられ
ている。通路52の内側下端には内側シュラウド42で
形成されるキャビティ内に空気を流出させるための吹出
し口70が開口している。56は空気の流出する穴であ
り、通路51と52とを仕切るリブに多数設けられてい
る。57はシャワーヘッド冷却穴であり、前縁部に多数
設けられている。58は外側シュラウド81とインピン
ジ板43との間の空間、59はタービュレータであり、
通路内で空気の流れを攪拌し、熱伝達を向上させるもの
である。又、70は前述の空気の吹出し口である。
【0003】上記構成の2段静翼において、冷却空気6
0はインピンジ板43の多数の穴から空間58内に入
り、外側シュラウド41を冷却すると共に通路52に流
入し、60aのように内側へ流れて通路52を冷却し、
一部はリブに設けられた多数の穴56を通り、60bの
ように前縁側の通路51内へ流入し、前縁の通路51を
冷却しながら60cのように前縁のシャワーヘッド冷却
穴57より流出し、前縁部をシャワーヘッド冷却する。
通路52を流れる残りの空気は60dのように内側へ直
進し、吹出し口70から60eのようにキャビティ内に
流出し、シール用空気となる。なお冷却空気60は通路
を流れる過程においてタービュレータ59により流れが
攪拌され、熱伝達率が向上するようになっている。
【0004】又、冷却空気61は同じくインピンジ板4
3の多数の穴から空間58内に流入し、通路53に流入
し、61aのように流れて通路53内を冷却する。通路
53からの冷却空気は61bのように流れて隣接する通
路54に流入し、通路54内を同様に冷却し、61cの
ように後縁側の通路55に入り、後縁側通路55を冷却
しながら、60dのように後縁に設けられた多数の穴よ
り外部へ流出する。なお、冷却空気61も通路内を流れ
る過程において、同様に各通路に設けられたタービュレ
ータ59により流れが攪拌されて熱伝達率を向上するよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の2段静翼におい
ては、翼内部の前縁側は通路51,52に冷却空気を流
し、中央部から後縁部には通路53,54,55のサー
ペンタイン通路を形成して冷却空気を流し、翼全体を冷
却する構造であるが、図4に示す翼内部のサーペンタイ
ン流路において内側シュラウド42で折り返す部分E、
及び外側シュラウド81で折り返す部分Fでは冷却空気
の流れに不確定要素が多く、冷却性能が充分になされて
おらず、これら領域の冷却を確実に行うような対策が望
まれていた。特に近年のガスタービンの高温化に伴い静
翼の冷却も更に確実になされることが要求されており、
これら不確定要素の多い領域の冷却を確実に行う構造の
実現が必要となってきた。
【0006】そこで本発明は、ガスタービン静翼におい
て、冷却性能に不確定要素の多い領域を改善し、このよ
うな領域においても確実に冷却がなされ、冷却性能が向
上することができる構造を実現することを課題としてな
されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するために次の(1)及び(2)の手段を提供する。
【0008】(1)内側、外側シュラウド間に立設され
た翼内部に連通する通路を設け、同通路は前記外側シュ
ラウド側から流入した冷却空気を内側で折り返し、更に
外側で折り返して後縁側の流路へ連通させるように構成
されたガスタービン静翼において、前記内側で折り返す
部分の流路は前記内側シュラウドのガスパス表面よりも
更に内側に入り込む流路とし、前記外側で折り返す部分
の流路は前記外側シュラウドのガスパス表面よりも更に
外側へ入り込む流路とすることを特徴とするガスタービ
ン静翼。
【0009】(2)前記通路は、冷却空気が前記外側シ
ュラウドより流入し、前縁部を冷却して前縁の冷却穴よ
り流出すると共に、前記内側シュラウド内部へシール用
空気として流出する第1の通路と、冷却空気が前記外側
シュラウドから流入し、後縁へ流出するサーペンタイン
冷却流路を形成し、同サーペンタイン冷却流路の途中に
は前記内側、外側で折り返す流路を設けた第2の通路と
から構成されることを特徴とする(1)記載のガスター
ビン静翼。
【0010】本発明の(1)においては、冷却空気は外
側シュラウドから翼内に流入し、内側に流れて通路を冷
却し、内側において折り返し、再び翼の外側に向って流
れる。この内側折り返し部分の流路は従来では内側シュ
ラウドのガスパス表面の内側の翼内部で折り返す構造で
あり、冷却空気の流れが充分に隅々まで流入するとは限
らず、翼の付根部の冷却不充分であり、そのため冷却性
能において不確定な要素があった。又、同様に外側折り
返し部分の流路においても翼付根部において冷却の不確
定な要素があり改善が望まれていたが、本発明の(1)
では、内側折り返し部分の流路をそれぞれ内側シュラウ
ドのガスパス表面より更に内側へ、又、外側折り返し部
分の流路を更に外側へ配置する構成とし、それぞれ翼の
付根部の冷却が冷却空気の直線状の流れによって確実に
冷却されるようになるものである。
【0011】又、本発明の(2)においても第1の通路
からの冷却空気で前縁部が冷却され、第2の通路に流れ
る冷却空気により上記(1)と同様に内側、外側折り返
し部分の流路が構成されているので、翼の付根部が直線
状の冷却空気の流れにより確実に冷却されるものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の第1形態に係るガスタービン静翼を示し、特に2段
静翼の例を示し、(a)は全体の縦断面図、(b)は翼
の断面図である。図において、10は静翼、11は外側
シュラウド、12は内側シュラウドである。
【0013】静翼10の内部には前縁側の通路1,通路
2,通路3,通路3に連通する通路4及び後縁側通路5
が設けられている。13はリブ先端であり、後縁側の通
路5と通路4とを区分するリブの外側先端を外側シュラ
ウド11のガスパス表面より外側へ突出させている。1
4は外側リブであり、通路3と4とを区分するリブを延
長し、外側シュラウド11の外側へ突出させると共に、
インピンジ板53に当接させて通路4からの空気を通路
5へ流入させる折り返し流路を形成させるためのもので
ある。
【0014】15はリブ先端であり、通路3と4とを区
分するリブの内側先端を内側シュラウドのガスパス表面
より内側に突出させている。16は内側リブであり、通
路3と4との内側底部を形成し、通路3からの空気を通
路4へ折り返し、流す流路を形成するためのものであ
る。17は空間であり、インピンジ板53と外側シュラ
ウド間に形成されている。
【0015】なお53,56,57,59,70は図4
に示す従来例と同じものであり、53はインピンジ板、
56は通路1と2とを区分するリブに設けられた多数の
穴、57は前縁のシャワーヘッド冷却穴、59はタービ
ュレータ、70はシール用空気の吹出し口である。
【0016】上記構成の2段静翼において、冷却空気3
0はインピンジ板53の多数の穴より空間17内に流入
し、外側シュラウド11を冷却すると共に、通路2に流
入する。通路2では、一部の空気は30aのように通路
内を冷却し、30bで示すように多数の穴56より前縁
側の通路1内へ流入して、通路1内を冷却した後、30
cで示すようにシャワーヘッド冷却穴57より流出し、
前縁をシャワーヘッド冷却する。一方、通路2の残り冷
却空気は30dのように内側へ直進し、吹出し口70よ
り30eのようにキャビティ内に流出し、シール用空気
となる。
【0017】冷却空気31は同様にインピンジ板53の
多数の穴から空間17内に流入し、外側シュラウド11
を冷却すると共に、通路3に流入する。通路3では、空
気は31aのように通路内を流れて冷却し、内側へ流れ
て内側折り返し端部Aを31bのように流れて冷却し、
通路4に入る。
【0018】この内側折り返し流路Aについては、従来
は内側シュラウド12の外側で翼10の内部で折り返し
てこの部分の冷却が確実になさずに冷却性能が不確実で
あったが、本発明では、流路が内側シュラウド12のガ
スパス表面より更に内側に入り込んでいるので、翼の内
側シュラウド12への付根部では冷却空気が直線状に流
れ、冷却が通路3の途中と同じように確実になされ、そ
の後次の通路4へ流入し、この過程でも付根部を再度冷
却し、冷却効果が増すものである。
【0019】通路4では冷却空気は外側に流れて通路内
を冷却し、31cで示すように外側シュラウド11の表
面を越えて形成される外側折り返し流路Bより後縁側の
通路5へ流入する。この外側折り返し流路Bについて
は、従来は外側シュラウド11の内側で翼10の内部で
折り返しており、この部分が前記と同様に冷却が不確定
であって充分になされなかったが、本発明では流路が外
側シュラウド11の表面より更に外側に入り込んでいる
ので、翼の外側シュラウド11の付根部では冷却空気が
直線状に流れ、冷却が通路4の途中と同じように確実に
なされ、その後、後縁側の通路5へ流入し、この過程で
も付根部を再度冷却し、冷却効果が増すものである。
【0020】後縁の通路5へ流した冷却空気は通路5を
冷却すると共に、順次後縁に設けられた穴より31dで
示すように外部へ流出する。なお、冷却空気30,31
は各通路内を流れる過程においては従来と同様にタービ
ュレータ59で流れが攪拌されて熱伝達率が向上するも
のである。
【0021】上記に説明の実施の第1形態においては、
内側折り返し流路Aと外側折り返し流路Bとをサーペン
タイン冷却流路に設けたので、翼の外側、内側シュラウ
ド11,12との翼の付根部の冷却が確実になされ、翼
の信頼性が著しく向上するものである。
【0022】図2は本発明の実施の第2形態に係るガス
タービン静翼を示し、(a)は全体の縦断面図、(b)
は翼の断面図であり、3段静翼の例である。図におい
て、20は静翼であり、内部には前縁側の通路6、通路
6に連通する通路7、通路7に連通する後縁側の通路8
が設けられている。21は外側シュラウド、22は内側
シュラウドである。23はリブで先端であり、通路7と
後縁側の通路8とを区分するリブの外側先端を外側シュ
ラウドのガスパス表面より更に外側へ突出させている。
24は外側リブであり、通路6と7とを区分するリブを
外側シュラウド21表面より更に外側へ延長させると共
に、インピンジ板28に当接させて通路7からの冷却空
気を折り返して後縁側の通路8へ流入させるためのもの
である。
【0023】25はリブ先端であり、通路6と7とを区
分するリブの内側先端を内側シュラウド22の表面より
更に内側へ突出させている。26は内側リブであり、内
側シュラウド22の表面よりも更に内側で折り返し流路
の底部を形成し、通路6からの冷却空気を通路7へ流入
させる流路を形成している。27は空間であり、28は
インピンジ板、29はシールチューブであり、通路7内
を貫通して挿入され、下端の吹出し口71に連通してい
る。
【0024】上記構成の実施の第2形態の静翼におい
て、冷却空気40はインピンジ板28の多数の穴より空
間27へ流入し外側シュラウド21を冷却すると共に、
通路6内へ流入する。通路6内では40aのように流れ
て通路内を冷却し、内側へ流れて内側折り返し流路Cを
40bのように流れて通路7に流入する。
【0025】通路7では40cのように外側へ流れて通
路内を冷却し、外側折り返し流路Dで40dのように流
れ後縁側の通路8へ流入し、通路内を冷却しながら後縁
の多数の穴より40eのように流出する。なお、冷却空
気40は通路6,7,8を流れる過程においてタービュ
レータ39により流れが攪拌されて熱伝達率が向上する
ようになっている。
【0026】又、シール用空気41はシールチューブ2
9に流入し、内側端部の吹出し口71より内側シュラウ
ド22の内側に形成されているキャビティに流出し、キ
ャビティ内をシール空気により外部の燃焼ガス通路より
も高圧に保持し、高温ガスの内側への侵入を防止してい
る。
【0027】以上説明の実施の第2形態においては、第
1形態と同様に、内側折り返し流路Cと外側折り返し流
路Dとを通路6,7,8で形成するサーペンタイン冷却
通路に設けたので、翼20の外側、内側シュラウド2
1,22との翼の付根部の冷却が確実になされ、翼の信
頼性が向上するものである。
【0028】図3は本発明の実施の第2形態の静翼20
を20A,20B,20C3枚一組として外側シュラウ
ド121、内側シュラウド122に組込んで一体化した
例である。このように3枚の静翼を一体化し、これらを
ガスタービンユニットの3段静翼全体として組立てると
外側、内側シュラウド121,122の数が従来のシュ
ラウドの数より減少するので、それらの接続部の個所が
減少して空気のもれ個所が減少し、シール性能が良好と
なり、その分冷却空気量が削減され、効率が向上する。
【0029】
【発明の効果】本発明のガスタービン静翼は、(1)内
側、外側シュラウド間に立設された翼内部に連通する通
路を設け、同通路は前記外側シュラウド側から流入した
冷却空気を内側で折り返し、更に外側で折り返して後縁
側の流路へ連通させるように構成されたガスタービン静
翼において、前記内側で折り返す部分の流路は前記内側
シュラウドのガスパス表面よりも更に内側に入り込む流
路とし、前記外側で折り返す部分の流路は前記外側シュ
ラウドのガスパス表面よりも更に外側へ入り込む流路と
することを特徴としている。このような構成により、内
側、外側折り返し部分においては翼の付根部が直線状に
流れる冷却空気により確実に冷却され、従来のような冷
却空気の折り返し部分での冷却の不確定の部分がなくな
り、翼付根部が確実に冷却され、静翼の信頼性が向上す
るものである。
【0030】本発明の(2)では、上記(1)の発明に
おいて、前記通路は、冷却空気が前記外側シュラウドよ
り流入し、前縁部を冷却して前縁の冷却穴より流出する
と共に、前記内側シュラウド内部へシール用空気として
流出する第1の通路と、冷却空気が前記外側シュラウド
から流入し、後縁へ流出するサーペンタイン冷却流路を
形成し、同サーペンタイン冷却流路の途中には前記内
側、外側で折り返す流路を設けた第2の通路とから構成
されることを特徴としている。このような構成において
も、第1の通路からの冷却空気で前縁部が冷却され、第
2の通路に流れる冷却空気により上記(1)と同様に内
側、外側折り返し部分の流路が構成されているので、翼
の付根部が直線状の冷却空気の流れにより確実に冷却さ
れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係るガスタービン静
翼を示し、(a)は全体の縦断面図、(b)は翼の断面
図である。
【図2】本発明の実施の第2形態に係るガスタービン静
翼を示し、(a)は全体の縦断面図、(b)は翼の断面
図である。
【図3】本発明の実施の第2形態の応用例を示す斜視図
である。
【図4】従来のガスタービン静翼を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3,4,5,6,7,8 通路 10,20 静翼 11,21 外側シュラウド 12,22 内側シュラウド 13,15,23,25 リブ先端 14,24 外側リブ 16,26 内側リブ 17,27 空間 28 インピンジ板 29 シールチューブ 39,59 タービュレータ 56 穴 57 シャワーヘッド冷却穴 70,71 吹出し口 30,31,40,41 冷却空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 康司 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 石黒 達男 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 Fターム(参考) 3G002 GA08 GB01 HA09 HA18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側、外側シュラウド間に立設された翼
    内部に連通する通路を設け、同通路は前記外側シュラウ
    ド側から流入した冷却空気を内側で折り返し、更に外側
    で折り返して後縁側の流路へ連通させるように構成され
    たガスタービン静翼において、前記内側で折り返す部分
    の流路は前記内側シュラウドのガスパス表面よりも更に
    内側に入り込む流路とし、前記外側で折り返す部分の流
    路は前記外側シュラウドのガスパス表面よりも更に外側
    へ入り込む流路とすることを特徴とするガスタービン静
    翼。
  2. 【請求項2】 前記通路は、冷却空気が前記外側シュラ
    ウドより流入し、前縁部を冷却して前縁の冷却穴より流
    出すると共に、前記内側シュラウド内部へシール用空気
    として流出する第1の通路と、冷却空気が前記外側シュ
    ラウドから流入し、後縁へ流出するサーペンタイン冷却
    流路を形成し、同サーペンタイン冷却流路の途中には前
    記内側、外側で折り返す流路を設けた第2の通路とから
    構成されることを特徴とする請求項1記載のガスタービ
    ン静翼。
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