JP2000230295A - 構造部材及びその製造方法 - Google Patents

構造部材及びその製造方法

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JP2000230295A JP11032441A JP3244199A JP2000230295A JP 2000230295 A JP2000230295 A JP 2000230295A JP 11032441 A JP11032441 A JP 11032441A JP 3244199 A JP3244199 A JP 3244199A JP 2000230295 A JP2000230295 A JP 2000230295A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量化とコストダウンを図ることができる構造
部材を提供する。 【解決手段】マンドレル15に巻回した繊維強化プラス
チックからなるプリプレグ30を硬化させることにより
形成した中空構造部材12と、この中空構造部材12の
開口端部に設けられ、外周面に中空構造部材12と係合
する係合部19を有し、内周面がマンドレル15に外嵌
する第1の端部継手部材13と、中空構造部材12から
マンドレル15を抜き取った状態の第1の端部構造部材
13に結合される第2の端部構造部材14とを具備した
ことを特徴とする構造部材にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、繊維強化プラス
チックを用いた構造部材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】繊維強化プラスチックを用いて建築用の
トラス部材や宇宙用の構造部材等に用いる構造部材を製
造する試みが行なわれている。図5は従来の構造部材を
示し、その構造について製造方法と併せて説明する。
【0003】構造部材1は、繊維強化プラスチックから
なる中空構造部材2を製造する方法としては、フィラメ
ントワインディング法や引き抜き法が知られている。
【0004】フィラメントワインディング法は、糸状の
繊維を未硬化の熱硬化性樹脂に浸漬させてこの繊維に未
硬化の樹脂を含ませた後、円筒状のマンドレル(図示し
ない)の外周面に巻回し、その後、例えば電気炉に入れ
て加熱硬化させる。未硬化の樹脂が硬化して得られた円
筒状の中空構造部材2の内部からマンドレルを引き抜い
たり、またはそのまま残した状態で、建築用のトラス部
材や宇宙用の構造部材1として用いる。なお、図5はマ
ンドレルを引き抜いた状態である。
【0005】また、引き抜き法は、例えば円周上に平行
に引き揃えた繊維を押出し機の口金に通して、繊維が並
べられた部分に未硬化の樹脂を供給し、所定時間口金の
中で加熱して樹脂を硬化させ、中空構造部材2を形成し
ている。この引き抜き法では、連続的に円筒状の中空構
造部材2が製造できるため、成形後、マンドレルを引き
抜く必要はない。
【0006】このようにして、中空構造部材2を製造し
た後、中空構造部材2の開口端部に端部継手金具3を取
付ける。この端部継手金具3の取付けには、まず中空構
造部材2の開口端部側、端部継手金具3のマンドレル嵌
め込み部3aの両方に、リベット4を打ち込むための孔
を穿設し、これら互いの孔の位置合わせを確認した後、
リベット4を打ち込むことにより、端部継手金具3の取
付け作業が終了する。また、端部継手金具3にはノード
5のような金具を介して他の構造部材1に対して連結可
能な構造部材1が得られる。
【0007】ところで、前述のように構成された繊維強
化プラスチックからなる中空構造部材2は、高強度であ
り、孔を穿設することが困難である。これは繊維強化プ
ラスチックは強度が高く、その内部に用途に応じて炭素
繊維やアラミド繊維が含まれているので、元々孔を穿設
することは困難な上に、繊維同士は樹脂によってしか結
合されていないため、穿設加工中に繊維に沿った割れが
生じることがあり、加工が困難である。
【0008】そこで、本出願人は、前述のような問題を
解決するために、特願平10−329740号として既
に出願している。これは、端部継手金具の外周面に複数
個の突起を設け、未硬化の繊維強化プラスチックをマン
ドレルに巻回する際に、端部継手金具の外周面にも巻回
することにより、前記突起が未硬化の繊維強化プラスチ
ックに食い込み、繊維強化プラスチックの硬化時に係合
するようにしたものである。この方法によれば、硬化後
の繊維強化プラスチックに孔を穿設する必要はなく、製
造が容易であるとともに、穿設加工中に繊維に沿った割
れ等が生じることがないという効果がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、先願の特願
平10−329740号は、製造が容易であるものの、
未硬化の繊維強化プラスチックを巻回する際に用いるマ
ンドレルを抜き取ることができず、製品の内部に残って
しまうため、中空構造部材の重量アップとなり、取り扱
いが困難となるとともに、コストアップの原因となると
いう問題がある。
【0010】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、中空構造部材の製造
が容易であるとともに、繊維強化プラスチックを巻回す
る際に用いるマンドレルを抜き取ることができ、軽量
化、コストダウンを図ることができる構造部材及びその
製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項1は、マンドレルに巻回した繊
維強化プラスチックを硬化させることにより形成した中
空構造部材と、この中空構造部材の開口端部に設けら
れ、外周面に前記中空構造部材と係合する係合部を有
し、内周面が前記マンドレルに外嵌する第1の端部継手
部材と、前記中空構造部材から前記マンドレルを抜き取
った状態の前記第1の端部構造部材に結合される第2の
端部構造部材とを具備したことを特徴とする構造部材に
ある。
【0012】請求項2は、請求項1の前記第1の端部継
手部材とマンドレルには両者を仮止めする仮止め部材が
挿入される挿入孔が径方向に設けられ、この挿入孔は第
1と第2の端部継手部材を結合する孔を兼ねていること
を特徴とする。
【0013】請求項3は、請求項1の前記中空構造部材
に固定された第1の端部継手部材には、第1の端部継手
部材相互を同軸的に突合わせたときに、第1の端部継手
部材相互を連結する連結部材との結合部が設けられてい
ることを特徴とする。
【0014】請求項4は、マンドレルの端部に外周面に
係合部を有する第1の端部継手部材を仮止めする第1の
工程と、未硬化の繊維強化プラスチックを前記第1の端
部継手部材を含む前記マンドレルの外周面に巻回する第
2の工程と、前記繊維強化プラスチックを硬化させて中
空構造部材を形成する第3の工程と、前記中空構造部材
から前記マンドレルを抜き取った後、前記第1の端部継
手部材に第2の端部継手部材を結合する第4の工程とを
具備する構造部材の製造方法にある。
【0015】請求項5は、請求項4の前記第3の工程
は、未硬化の繊維強化プラスチックの外周面に熱収縮テ
ープをスパイラル状に巻き付けた後、前記繊維強化プラ
スチックを加熱硬化させて中空構造部材を形成すること
を特徴とする。
【0016】請求項1,4によれば、未硬化の繊維強化
プラスチックを硬化させることにより第1の端部継手部
材の外周面に形成された係合部が繊維強化プラスチック
に食い込んだ中空構造部材が得られ、この中空構造部材
からマンドレルを抜き取った状態の第1の端部構造部材
に第2の端部構造部材を結合できる。
【0017】請求項2によれば、未硬化の繊維強化プラ
スチックを第1の端部継手部材を含むマンドレルに巻回
する際に、第1の端部継手部材とマンドレルとは仮止め
部材によって仮止めされ、軸方向及び周方向にずれるこ
とはなく、作業性が容易となる。また、繊維強化プラス
チックが硬化し、マンドレルを抜き去った後で、第1の
端部継手部材の挿入孔に接着剤等を注入することによ
り、第1と第2の端部継手部材を強固に結合できる。
【0018】請求項3によれば、第1の端部継手部材相
互を同軸的に突合わせることにより、未硬化の繊維強化
プラスチックの外周に熱収縮テープを巻き付ける際に、
その巻き付け作業が連続的に行なえ、作業能率の向上が
図れる。
【0019】請求項5によれば、未硬化の繊維強化プラ
スチックを加熱硬化する際に、外周面の熱収縮テープが
収縮して繊維強化プラスチックをマンドレル及び第1の
端部継手部材に密着させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0021】図1〜図3は第1の実施形態を示し、図1
は建築用のトラス部材や宇宙用の構造部材として用いら
れる構造部材11を示す。この構造部材11は、円筒状
の中空構造部材12と、この中空構造部材12の端部に
設けられた第1の端部継手部材13及び第1の端部継手
部材13に結合される第2の端部継手部材14とから構
成されている。
【0022】次に、構造部材11について図2に基づい
て説明する。例えばアルミニウム製の円筒状または円柱
状のマンドレル15は成形しようとする中空構造部材1
2の長さに対応する長さを有しており、このマンドレル
15の一端部には第1の端部継手部材13が外嵌できる
ようになっている。
【0023】第1の端部継手部材13は、一端側に小径
筒部16、他端側に大径筒部17を有しており、小径筒
部16はマンドレル15に密に嵌合する内径に形成さ
れ、大径筒部17はマンドレル15より大径の内径に形
成されている。さらに、大径筒部17の内周面にはマン
ドレル15の外径より大きい内径の雌ねじ部18が形成
されている。
【0024】また、第1の端部継手部材13の小径筒部
16の外周面には周方向に等間隔に設けた突起からなる
係合部19が設けられている。さらに、大径筒部17の
一部には小径の挿入孔20が雌ねじ部18を貫通して径
方向に穿設され、マンドレル15にも挿入孔20に対応
して同一径のロック孔21が穿設されている。そして、
第1の端部継手部材13の外側から挿入孔20を貫通し
てロック孔21に仮止め部材としての固定ピン22を挿
入することにより、マンドレル15に対して第1の端部
継手部材13を軸方向及び周方向にロックできるように
なっている。なお、挿入孔20及びロック孔21は円周
上に1ヵ所または複数ヵ所でもよい。
【0025】また、第1の端部継手部材13の大径筒部
17の端部側の外周面には結合部としての環状溝23が
設けられており、これは図3に示すように、第1の端部
継手部材13をマンドレル15とともに同軸的に突合わ
せたときに、両第1の端部継手部材13を結合する連結
部材としてのクランプリング24と係合するようになっ
ている。
【0026】すなわち、第1の端部継手部材13を取付
けたマンドレル15相互を突合わせると、第1の端部継
手部材13相互間に間隙25ができるため、この間隙2
5にリング状のスペーサ26をマンドレル15に外嵌し
た状態に設ける。さらに、スペーサ26の外側にクラン
プリング24を嵌合し、クランプリング24の両端の環
状凸部24aを前記環状溝23に係合することにより、
第1の端部継手部材13相互を結合できるようになって
いる。なお、クランプリング24は柔軟な素材で形成し
て第1の端部継手部材13の軸方向から装着してもよ
く、2分割されたリングで、第1の端部継手部材13の
径方向から装着してもよい。
【0027】次に、構造部材11を製造する製造方法に
ついて説明する。
【0028】まず、マンドレル15の端部に第1の端部
継手部材13を外嵌し、挿入孔20とロック孔21とを
位置合わせした後、固定ピン22を挿入孔20からロッ
ク孔21に挿入してマンドレル15に対して第1の端部
継手部材13を軸方向及び周方向に移動不能にロックす
る。
【0029】次に、マンドレル15の外周面に炭素繊維
やアラミド繊維等の未硬化の繊維強化プラスチックであ
るプリプレグ30を巻回するとともに、第1の端部継手
部材13の小径筒部16の外周面にも巻回する。このと
き、プリプレグ30を小径筒部16の外周面に巻回する
最初の段階においては係合部19を避けて巻回し、最後
の段階において係合部19をプリプレグ30で覆うよう
に巻回することにより、係合部19にプリプレグ30が
係合し、しかも埋没した状態となる。なお、プリプレグ
30はフィラメントワインディングで成形しても、オー
トクレーブ成形(例えばシートワインディング)で成形
してもよい。
【0030】次に、マンドレル15及び第1の端部継手
部材13の小径筒部16にプリプレグ30を巻回したも
の(以下、半製品という)を2本用意し、第1の端部継
手部材13をマンドレル15とともに同軸的に突合わせ
る。そして、両第1の端部継手部材13相互間にできた
間隙25にスペーサ26をマンドレル15に外嵌した状
態でセットする。さらに、スペーサ26の外側にクラン
プリング24を嵌合し、クランプリング24の両端の環
状凸部24aを第1の端部継手部材13の環状溝23に
係合して半製品の第1の端部継手部材13相互を結合す
る。
【0031】この状態で、半製品のプリプレグ30の外
周面に熱収縮テープ31をスパイラル状に巻き付ける。
このとき、2本の半製品が同軸的に結合されているた
め、熱収縮テープ31を巻き付ける作業が連続的に行な
え、テープ自動巻き付け機によって巻き付けるにして
も、手作業で巻き付けるにしても能率的である。
【0032】次に、半製品を連結したクランプリング2
4の外周面付近で熱収縮テープ31を切断する。そし
て、クランプリング24を取り外し、さらに、スペーサ
26も取り外して第1の端部継手部材13相互を分離す
るとともに、熱収縮テープ31の端部を処理して巻き付
けが解けないように固定する。
【0033】次に、熱収縮テープ31が巻き付けられた
プリプレグ30をマンドレル15及び第1の端部継手部
材13を加熱炉に入れ、所定時間加熱することにより、
プリプレグ30を加熱硬化して中空構造部材12を形成
する。このとき、係合部19はプリプレグ30に埋没し
て係合されるとともに、熱収縮テープ31は加熱によっ
て収縮されるため、プリプレグ30をマンドレル15及
び第1の端部継手部材13の小径筒部16の外周面に密
着させることができる。
【0034】なお、樹脂が熱硬化性ではなく、熱可塑性
のものである場合も同様の工程でトラス状の部材を構成
することができる。また、樹脂が紫外線硬化性のもので
ある場合には加熱炉ではなく紫外線硬化炉を用いること
ができる。この場合でも加熱炉と併用することは可能な
ので熱収縮テープが収縮して製品に圧力をかけることに
よる製造上の効果を得ることは可能である。
【0035】中空構造部材12が完成した後、熱収縮テ
ープ31を解き、固定ピン22をロック孔21及び挿入
孔20から抜き取ってマンドレル15と第1の端部継手
部材13とを分離し、マンドレル15を中空構造部材1
2から抜き取る。
【0036】次に、第1の端部継手部材13の雌ねじ部
18に第2の端部継手部材14の雄ねじ部32を螺合し
て第1と第2の端部継手部材13,14を結合する。さ
らに、固定ピン22を抜いて開口した挿入孔20及びロ
ック孔21に接着剤33を充填することにより、第1と
第2の端部継手部材13,14を強固に結合することが
でき、構造部材11が完成する。
【0037】第2の端部継手部材14には軸方向にボル
ト34が突出して設けられており、このボルト34にノ
ード35を取付けることができ、このノード35に他の
構造部材等を取付けることにより、建築用のトラス構造
や宇宙用の構造部材等を構築できる。
【0038】なお、36はカラーで、トラスがノード3
5に組み付けられる前の状態で第2の端部継手部材14
からボルト34が外れない機能と、ボルト34をノード
35にねじ込む際に外からボルト34を回すことができ
るようにする機能、及び組み立てられた状態で圧縮力を
ノード35からトラス部材に伝達する機能を持ってい
る。このカラー36はいくつもの形態が可能であるが、
どのような形態のものであってもこの発明の本質には影
響するものではない。
【0039】図4は第2の実施形態を示し、第1の実施
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。本実施形態は、第1の端部継手部材37の大径筒部
38の外周面に雄ねじ部39を設け、第2の端部継手部
材40の円筒部41の内周面に雌ねじ部42を設け、雄
ねじ部39に螺合して結合したものである。
【0040】なお、前記実施形態においては、中空構造
部材を円筒状に形成したが、円筒形に限定されず、例え
ば多角形筒状など他の形状に形成してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,4によ
れば、第1の端部継手部材の外周面に形成された係合部
が繊維強化プラスチックに食い込んだ中空構造部材が得
られ、この中空構造部材からマンドレルを抜き取って構
造部材の軽量化とコストダウンを図ることができる。
【0042】請求項2によれば、未硬化の繊維強化プラ
スチックを巻回する際に、第1の端部継手部材とマンド
レルとは仮止め部材によって仮止めされているため、軸
方向及び周方向にずれることはなく、作業性が容易とな
る。また、第1の端部継手部材の挿入孔に接着剤等を注
入することにより、第1と第2の端部継手部材を強固に
結合できる。
【0043】請求項3によれば、未硬化の繊維強化プラ
スチックの外周に熱収縮テープを巻き付ける際に、その
巻き付け作業が連続的に行なえ、作業能率の向上が図れ
る。
【0044】請求項5によれば、熱収縮テープが収縮し
て繊維強化プラスチックをマンドレル及び第1の端部継
手部材に密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す、構造部材の
半縦断側面図。
【図2】同実施形態を示し、マンドレルにプリプレグを
巻回した状態の半縦断側面図。
【図3】同実施形態を示し、プリプレグに熱収縮テープ
を巻き付ける状態を示す半縦断側面図。
【図4】この発明の第2の実施形態を示す、構造部材の
半縦断側面図。
【図5】従来の構造部材の半縦断側面図。
【符号の説明】
11…構造部材 12…中空構造部材 13…第1の端部継手部材 14…第2の端部継手部材 15…マンドレル 19…係合部 22…固定ピン(仮止め部材) 30…プリプレグ(繊維強化プラスチック) 31…熱収縮テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E163 FA12 FB06 FB09 FB23 FB31 FB34 FB46 FE03 FF62 4F205 AD16 AD18 AD24 AD25 AG07 AG23 AH31 AH47 HA02 HA23 HA33 HA37 HA45 HB01 HC02 HC16 HC17 HG06 HK02 HK04 HK05 HK17 HL02 HT03 HT13 HT17 HT22 HT25 HT27

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンドレルに巻回した繊維強化プラスチ
    ックを硬化させることにより形成した中空構造部材と、
    この中空構造部材の開口端部に設けられ、外周面に前記
    中空構造部材と係合する係合部を有し、内周面が前記マ
    ンドレルに外嵌する第1の端部継手部材と、前記中空構
    造部材から前記マンドレルを抜き取った状態の前記第1
    の端部構造部材に結合される第2の端部構造部材とを具
    備したことを特徴とする構造部材。
  2. 【請求項2】 前記第1の端部継手部材とマンドレルに
    は両者を仮止めする仮止め部材が挿入される挿入孔が径
    方向に設けられ、この挿入孔は第1と第2の端部継手部
    材を結合する孔を兼ねていることを特徴とする請求項1
    記載の構造部材。
  3. 【請求項3】 前記中空構造部材に固定された第1の端
    部継手部材には、第1の端部継手部材相互を同軸的に突
    合わせたときに、第1の端部継手部材相互を連結する連
    結部材との結合部が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の構造部材。
  4. 【請求項4】 マンドレルの端部に外周面に係合部を有
    する第1の端部継手部材を仮止めする第1の工程と、未
    硬化の繊維強化プラスチックを前記第1の端部継手部材
    を含む前記マンドレルの外周面に巻回する第2の工程
    と、前記繊維強化プラスチックを硬化させて中空構造部
    材を形成する第3の工程と、前記中空構造部材から前記
    マンドレルを抜き取った後、前記第1の端部継手部材に
    第2の端部継手部材を結合する第4の工程とを具備する
    構造部材の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第3の工程は、未硬化の繊維強化プ
    ラスチックの外周面に熱収縮テープをスパイラル状に巻
    き付けた後、前記繊維強化プラスチックを加熱硬化させ
    て中空構造部材を形成することを特徴とする請求項4記
    載の構造部材の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018180478A1 (ja) * 2017-03-29 2018-10-04 福井県 繊維強化プラスチック製構造部材の連結構造及び連結部分の加工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018180478A1 (ja) * 2017-03-29 2018-10-04 福井県 繊維強化プラスチック製構造部材の連結構造及び連結部分の加工方法
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