JP2000228685A - インターフェース装置及び受信装置 - Google Patents

インターフェース装置及び受信装置

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JP2000228685A
JP2000228685A JP11029100A JP2910099A JP2000228685A JP 2000228685 A JP2000228685 A JP 2000228685A JP 11029100 A JP11029100 A JP 11029100A JP 2910099 A JP2910099 A JP 2910099A JP 2000228685 A JP2000228685 A JP 2000228685A
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Noboru Fujii
昇 藤井
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータ上で衛星通信及び衛
星放送を利用したデータ処理を実現する。 【解決手段】 衛星からの通信を受信する衛星受信器1
1と、複数チャンネルのデータストリームから所望のチ
ャンネルを分離する分離部22と、データが再構築され
るデパケタイザ24と、暗号化データを復号する復号部
24と、データを所定のフォーマットに変換するCPU
25とを有し、衛星から与えられるデータストリーム
を、パーソナルコンピュータ31の外部インターフェー
スに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星を利用してパ
ーソナルコンピュータ上でデータの通信及び放送を実現
するために、パーソナルコンピュータの外部のインター
フェースと通信を行うインターフェース装置及び受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルテレビジョン放送や衛星放送の
受信装置のように、放送されるオーディオデータやビデ
オデータのストリームを受信して、外部インターフェー
スからオーディオ/ビデオストリームを出力することが
できる受信装置が、一般に使用されている。
【0003】近年、情報システムのデジタル化に伴い、
デジタル衛星放送、デジタル衛星通信の技術が注目され
るようになったきた。従来のアナログの衛星放送、衛星
通信は主にビデオの配信を目的とした用途が多く、デー
タの配信は付加的なサービスとして行われていたり、単
純なデータの送受信を行うシステムしかなかった。しか
し、近年のインターネットの発達に伴い、データ放送、
データ通信の重要性が認識され始めている。
【0004】これに伴い、ビデオ/オーディオのストリ
ームの他にパーソナルコンピュータ上で利用されるデジ
タルデータを受信する機能を備えた受信装置が提供され
るようになった。このような受信装置は、データのスト
リームを出力ポートからパーソナルコンピュータなどに
出力できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、デジタルデー
タを受信する機能を備えた受信装置であっても、受信し
た放送データをインターネットプロトコル(internet p
rotocol;IP)データグラムとして出力する機能を持つも
のは提供されていない。
【0006】このため、放送回線を介して受信したデー
タをパーソナルコンピュータで利用するためには、それ
ぞれのコンピュータに専用の回路ボードを装着するなど
の必要があるので、汎用性に乏しく、必ずしも使いやす
いものではなかった。
【0007】本発明は、上述の課題に鑑みてなされるも
のであって、パーソナルコンピュータ上から衛星放送の
受信器を制御したり、装置とパーソナルコンピュータと
の間で通信を行うようなインターフェース装置及び受信
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係るインターフェース装置は、衛星から
の通信を受信したデータストリームが入力される第1の
インターフェース手段と、上記第1のインターフェース
手段から与えられた複数チャネルのデータストリームか
ら所望のチャンネルのパケットを分離する分離手段と、
上記分離手段にて分離されたパケットからデータが再構
築されるデパケタイザと、上記デパケタイザにて再構築
されたデータを所定のフォーマットに変換する制御手段
と、外部のコンピュータに接続される第2のインターフ
ェース手段とを有するものである。
【0009】上述の課題を解決するために、本発明に係
る受信装置は、衛星からの通信を受信する受信手段と、
上記受信手段から与えられた複数チャネルのデータスト
リームから所望のチャンネルのパケットを分離する分離
手段と、上記分離手段にて分離されたパケットからデー
タが再構築されるデパケタイザと、上記デパケタイザに
て再構築されたデータを所定のフォーマットに変換する
制御手段と、外部のコンピュータに接続されるインター
フェース手段とを有するものである。
【0010】上記の本発明によれば、衛星を利用してパ
ーソナルコンピュータ上で通信、放送を実現するため
に、パーソナルコンピュータの外部のインターフェース
と通信を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。以下では、本発明の好
適な実施の形態として受信装置について説明する。
【0012】本実施の形態としての受信装置は、図1に
示すように、衛星から送信されるデジタル放送を受信す
る衛星受信器11と、衛星受信器11からのデータに処
理を施すインターフェース装置20とから構成される。
インターフェース装置20は、外部のパーソナルコンピ
ュータ31に接続されて用いられる。
【0013】衛星受信器11は、衛星から無線により送
信されるデジタル信号を受信し、所定の処理を施してイ
ンターフェース装置20に出力する。具体的には、衛星
からの送信をチューナなどのフロントエンドで受信し、
MPEG2(moving picturecoding experts group pha
se 2 )のトランスポートストリーム(transport stres
m; TS)を取り出す。そして、このトランスポートスト
リームをインターフェース装置20に対して出力する。
【0014】インターフェース装置20は、衛星受信器
11からの信号が入力される入力用インターフェース
(I/F)部21と、入力用インターフェース部21か
らの信号からパケットを分離する分離部(demultiplexe
r; DEMUX)22と、分離部22で分離されたパケットか
ら信号が再構築されるデパケタイザ(depacketizer;DEP
AK)部23と、デパケタイザ部23からの信号を復号す
る復号部24と、この受信装置の各部を制御する中央処
理部(central processing unit; CPU)25と、外部の
パーソナルコンピュータ31に信号を出力する出力用イ
ンターフェース部26とを有している。
【0015】MPEG2では、複数のプログラム(番
組)の伝送を可能とするマルチプログラム対応機能が設
けられた。これは、多数の個別の符号化ストリームを、
トランスポートパケットと呼ばれる比較的短い伝送単位
で時分割多重するものである。MPEG2は、プログラ
ムストリームと、トランスポートストリームと呼ばれる
マルチプログラム対応の多重・分離方式との2種類の方
式がある。
【0016】トランスポートパケットのヘッダ部分は、
パケットデータの内容識別情報があり、それによって目
的とするプログラム再生に必要なパケットを分離部を通
じて取り出して復号する。
【0017】ここで、トランスポートストリーム、上位
層(layer)のデータフォーマットとしては、MPEG
2規格のプライベートセクション(private section )
と、インターネットプロトコル(internet protocol;I
P)データグラム(datagram)とを使用している。トラ
ンスポートストリームのデータは、IPデータグラムが
分割されたものである。
【0018】ここで、トランスポートの上位層のMPE
G2規定のプライベートセクションとは、表1に示すフ
ォーマットに従って、データグラムをカプセル化(enca
psulate )するものである。すなわち、データグラム
は、“datagram_sections”の中にカプセル化される。
この“datagranm_sections”のMPEG2トランスポー
トストリームへのマッピングは、MPEG2に規定され
ている。
【0019】
【表1】
【0020】“datagram_section”のデータ構成は、表
1に示すとおりである。
【0021】“datagram_sections ”の要素を順に挙げ
ると、“table_id”は、8ビットのデータフィールドで
あり、0x3Eに設定される。“section_syntax_indic
ator”、“private_indicator”及び“section_lengt
h”は、ISO/IEC13818−6に従って定義さ
れる。“reserved” は、2ビットのフィールドであ
り、‘11’に設定される。
【0022】“MAC_address_[1..6]” は、48ビット
とのフィールドであり、宛先のMAC(media access c
ontorol)アドレスを含んでいる。MACアドレスは、
8ビットの6フィールドに分割され、“MAC_address_
1”から“MAC_address_6”までのラベルが付けられる。
“MAC_address_1”は、MACアドレスの最上位バイト
を含み、“MAC_address_6”は、最下位バイトを含む。
【0023】表2は、MACアドレスのセクション(se
ction )フィールドへのマッピングを示している。な
お、バイト中のビットの順序は逆に配置されることはな
く、各バイトの最上位ビットはそのまま先頭に移されて
いる。
【0024】
【表2】
【0025】“MAC_address” フィールドは、“addres
s_scrambling_control”フィールドに示されるように、
明瞭なまたは暗号化されたMACアドレスのいずれかを
含む。
【0026】“payload_scrambling_contorol” は、表
3に示すように、2ビットのフィールドであり、セクシ
ョンのペイロード(payload )の暗号化モードを定義す
る。これは、“MAC_address_byte_1 ”に続いて始まる
ペイロードを含むが、チェックサムまたはCRC(circ
ular redundancy code )32のフィールドを除くもの
である。適用される暗号化の方法は、ユーザによるもの
である。
【0027】
【表3】
【0028】“address_scrambling_control”は、表4
に示すように、2ビットのフィールドであり、このセク
ションのMACアドレスの暗号化モードを定義する。こ
のフィールドは、MACアドレスの動的な変化を可能に
する。暗号化の方法はユーザによる。
【0029】
【表4】
【0030】“LLC_SNAP_flag ”は1ビットのフラグで
ある。このフラグが‘1’に設定されると、ペイロード
は“MAC_address_1 ”に続いて1つの“LLC/SNAP ”カ
プセル化されたデータグラムを運ぶ。“LLC/SNAP”構造
は、運ばれるデータグラムの型を示す。このフラグが
‘0’に設定されると、セクションはIPデータグラム
を“ LLC/SNAP ”のカプセル化なしに含む。
【0031】“current_next_indicator”は1ビットの
フィールドであり、‘1’の値に設定される。
【0032】“section_number”は、8ビットのフィー
ルドである。データグラムが複数のセクションで運ばれ
るときには、このフィールドは分割されたプロセスの中
のセクションの位置を示す。他の場合には、零に設定さ
れる。
【0033】“last_section_number ”は8ビットのフ
ィールドであり、データグラムを運ぶのに使われる最後
のセクションの数を示す。すなわち、分割のプロセスの
最後のセクションの数を示す。
【0034】“LLC_SNAP”の構造は、ISO/IEC8
802−2 Logocal Link Contor
ol(LLC)およびISO/IEC8802−1a
Sub Netowork Attachment P
oint(SNAP)仕様に応じたデータグラムを含
む。セクションのペイロード(payload )が暗号化され
ている場合には、これらのバイトは暗号化されている。
【0035】“IP_datafram_data_byte ”は、データグ
ラムのデータを含むバイトである。セクションのペイロ
ードが暗号化されている場合には、これらのバイトは暗
号化されている。
【0036】“stuffing_byte”は、オプションの8ビ
ットのフィールドであり、この値は仕様には規定されて
いない。セクションのペイロードが暗号化されている場
合には、これらのバイトは暗号化される。これは、広い
バス環境の中で、ブロック暗号化やデータ処理を支援す
る。“stuffing bytes”の数は、“data_broadcast_des
criptor ”に定義されるデータ整列の要求に合致する必
要がある。
【0037】“checksum”および“CRC_32”は、ISO
/IEC18318−15に定義されるように設定され
る。
【0038】上述したデータの伝送に関わる、プログラ
ム仕様情報(program specific information;PSI)及び
SIについて説明する。
【0039】データのブロードキャスト(broadcast )
サービスは、1つまたはこれ以上のブロードキャスト記
述子(descriptor )を含むことにより、データグラム
の伝送を示す。各記述子は、“component_tag”同定子
(identifier)によってストリーム関連する。特に、
“component_tag”の値は、PSIプログラムのデータ
グラムの伝送に用いられるストリームのマップテーブル
(map table)に存在することがある“stream_identifi
er ”の“component_tag”フィールドと同じである。
【0040】“data_broadcast_descriptor”は、次の
ようなデータから構成される。
【0041】“data_broadcast_id ”は、0x0005
に設定されるフィールドであり、多重プロトコル(mult
iprotocol)カプセル化の仕様を示す。
【0042】“component_tag ”は、PSIプログラム
のブロードキャストされるデータのストリームのマップ
セクションにある“stream_identifier_descriptor”の
“component_tag ”と同じ値を有するフィールドであ
る。
【0043】“selector_length ”は、0x02に設定
されるフィールドである。
【0044】“selector_byte”は、表5に示される、
“multiprotocol_encapsulation_info”構造を運ぶ。
【0045】
【表5】
【0046】“multiprotocol_encapsulation_info ”
構造の意味は、次に示す通りである。
【0047】“MAC_adress_range ”は、表6に示すよ
うに、3ビットのフィールドであり、サービス(servic
e)がレシーバ(receiver)を区別するために用いるM
ACアドレスのバイトの番号を示す。
【0048】
【表6】
【0049】“MAC_IP_mapping_flag ”は、1ビットの
フラグである。サービスはIPをRFC1112に記述
されるMACマッピングに用いる場合にはこのフラグは
‘1’に設定される。このフラグが‘0’に設定される
と、IPアドレスのMACアドレスへのマッピングはこ
の仕様の規定外でなされる。
【0050】“alignment_indicator ”は、表7に示す
ように、1ビットのフラグであり、“datagram_sectio
n”のバイトとトランスポートストリームのバイトとの
間の整列を示す。
【0051】
【表7】
【0052】“reserved”は、3ビットのフィールドで
あり、‘111’に設定される。
【0053】“max_sections_per_datagram ”は、8ビ
ットのフィールドであり、単一のデータグラムのユニッ
トを運ぶのに用いられるセクションの最大の数を示す。
【0054】ストリーム型については、サービスでの多
重プロトコルのデータストリームの存在は、サービスの
プログラムマップセクションのストリーム型を0x0D
またはユーザが定義した値に設定することにより示され
る。
【0055】MPEG2では、複数のプログラム(番
組)の伝送を可能とするマルチプログラム対応機能が設
けられた。このマルチプログラミング対応機能は、多数
の個別の符号化ストリームを、トランスポートパケット
と呼ばれる比較的短い伝送単位で時分割方式により多重
化する。
【0056】MPEG2には、プログラムストリームと
共に、トランスポートストリームと呼ばれるマルチプロ
グラム対応の多重・分離方式がある。トランスポートパ
ケットのヘッダ部分には、パケットデータの内部識別情
報があり、それによって目的とするプログラム再生に必
要なパケットを分離部を通じて取り出す。
【0057】MPEG2トランスポートストリームと
は、188バイトの固定長トランスポートパケットによ
って多重・分離される。トランスポートパケット自体
は、固定長で比較的短く構造は単純であるが、複数プロ
グラムのストリームであるため、階層的な運用規定によ
る。
【0058】続いて、受信装置20を構成する各部につ
いて順に説明する。
【0059】入力用インターフェース部21は、衛星受
信器11から入力されるトランスポートストリームを受
け取り、このトランスポートストリームに対する所定の
処理を行う。例えば、入力インターフェース部21は、
例えば先入れ先出しの記憶手段であるFIFO(first-
in first-out)を備え、入力されるトランスポートスト
リームの速度とこの通信装置20における処理速度の調
整を行う。
【0060】なお、この入力用インターフェース部21
は、制御信号に関してはデータの入出力とも行う。
【0061】分離部22は、入力用インターフェース部
21から与えられる複数チャンネルのトランスポートス
トリームから所望のチャンネルを分離する。すなわち、
分離部22は、入力されるトランスポートストリームか
ら、あらかじめ設定されたパケットID(packet ident
ifier)のトランスポートパケットを取り出す。
【0062】デパケタイザ部23では、分離部22から
与えられる特定チャンネルのトランスポートパケットか
ら、MPEG2規格のプライベートセクション(privat
e section)に規定されるIPデータグラム(internet
protocol datagram )が再構築される。
【0063】復号部24は、デパケタイザ23で再構築
されたIPデータグラムが暗号化されている場合には、
暗号の復号処理を行う。
【0064】ここで、IP(internet protocol )と
は、ネットワーク内及びネットワーク間のIPデータグ
ラムと呼ばれるデータパケットの送受信を制御する、通
信中にその接続を保持し続けないコネクションレス型プ
ロトコルである。
【0065】IPは、ネットワーク、つまりインターネ
ットのアドレスであるIPアドレスの設定及び識別、I
Pデータグラムの処理、IPデータグラムが相手方へ到
達するまでの通信経路の制御などの機能を有している。
【0066】すなわち、IPはTCP(transmission c
ontrol protocol )/IPのネットワーク層プロトコル
であって、インターネット間のパケットの配送を行うも
のである。
【0067】具体的には、IPには、TCP/IPプロ
トコルによるネットワークで使われるアドレスでコンピ
ュータのID番号のようなIPアドレスや、1つのパケ
ットで複数のユーザに同時にそのパケットが届くように
する通信技術であるIPマルチキャスト(multicast )
が用いられる。
【0068】CPU25は、復号部24にて処理された
データグラムについて、出力用インターフェース部26
のメディアに合わせて処理する。例えば、出力用インタ
ーフェース部26がいわゆるイーサネット(ethernet)
コントローラの場合には、イーサネットフレーム(ethe
rnet frame)が構築されて出力用インターフェース部2
6に渡される。また、例えば、出力用インターフェース
部26がIEEE1394のリンクチップ(link chip
)場合には、IEEE1394のフレーム(frame )
が構築さて出力用インタフェース部26に渡される。
【0069】出力用インターフェース部26において
は、CPU25にてメディアの種類に合わせて処理され
たデータが、データリンクプロトコルに合わせて外部に
出力される。例えば、出力用インターフェース部26
は、いわゆるイーサネットやいわゆるIEEE1394
のデータリンクプロトコルに合わせてCPU25から与
えられデータを、外部に出力する。
【0070】なお、この出力用インターフェース部26
は、制御信号に関してはデータの入出力ともに行う。
【0071】パーソナルコンピュータ31は、インター
フェース装置20から送られたデータを受信する。すな
わち、パーソナルコンピュータ31は、インターフェー
ス装置20の出力用インターフェース部26から送られ
た、例えばいわゆるイーサネットフレームやいわゆるI
EEE1394フレームを、コンピュータ側のインター
フェースとして受信する。
【0072】ここで、データが出力される際の使用され
るデータリンクの送信先のアドレスが必要である。イン
ターフェース装置20は、IPデータグラムがユニキャ
スト(unicast )である場合には、データリンクのアド
レス解決プロトコル(address resolution protocol; A
RP)を使用し、送信先のパーソナルコンピュータ31の
物理層のアドレスを知る。
【0073】また、インターフェース装置は、IPデー
タグラムがマルチキャスト(multicast)であればマル
チキャストアドレスを使用する。マルチキャストの方法
は、物理ネットワークにより異なる。たとえばイーサネ
ットでは、セグメント内でのパケットがネットワーク上
に流れるので、簡単に実現することができる。
【0074】受信ノードは、自分の媒体アクセス制御
(media access control;MAC)アドレス、ブロードキャ
ストMACアドレス、マルチキャストに属している場合
にはそのグループに対応するMACアドレスを宛先とし
てもつパケットを取り出す。
【0075】ここで、上述したARPについて説明し、
併せてARPの逆の処理である逆アドレス解決プロトコ
ル(reverse address resolution protocol;RARP)につ
いても説明する。
【0076】ARP/RARPは、32ビットアドレス
と48ビットの物理アドレスであるイーサネットアドレ
スとMACアドレスを自動的に相互変換するプロトコル
で、ネットワーク層であるIP層とデータリンク層との
間に位置している。
【0077】これによって、IP層より上位の層のシス
テムはIPアドレスさえ知っていればよいことになる。
また、物理アドレスはイーサネットボード固有の物理的
なアドレスを製造メーカが固定的に設定しているので、
IPアドレスはソフトウェアによって柔軟に作成/変更
することができる。
【0078】ARPは、IPアドレスがわかっている相
手の物理アドレスを知るために使われ、相手のIPアド
レスを指定したARP要求メッセージをネットワーク上
の全システムへ一斉に送るブロードキャストを行う。指
定されたIPアドレスに対応するシステムは、自分の物
理アドレスとIPアドレスは知っているので、その物理
アドレスとIPアドレスを組にした応答メッセージを元
の問い合わせたシステムに送り返す。元のシステムは、
これによって物理アドレスとIPアドレスの組のエント
リを作成更新できる。
【0079】RARPは、ARPとは逆に、物理アドレ
スがわかっている自分のシステムを含むシステムのIP
アドレスを知るために使われ、IPアドレスを知りたい
システムの物理アドレスをセットして、そのシステムを
相手方としたRARP要求メッセージ、すなわちIPア
ドレスの要求をブロードキャストする。
【0080】ネットワーク上には要求にこたえるRAR
Pサービスを行う、すなわち、RARP要求メッセージ
に対して応答することができる最低一つのRARPサー
バがあり、そのシステムが要求元のシステムに対して必
要な情報である物理アドレスとIPアドレスの組を直接
送り返す。
【0081】ARP/RARPで使用されるメッセージ
は同一フォーマットで、プロトコルタイプによって識別
する。そのほかのフィールドには、イーサネットなどの
ハードウェアインターフェース、ARP要求/応答、R
ARP要求/応答などのオペレーション、送信物理アド
レス/IPアドレスなどがある。
【0082】これらARP/RARPについては、後に
詳しく説明する。
【0083】ブロードキャストは、放送と訳されるとお
り、あるシステム内にある全てのノードに対して同一の
情報を送信する。これに対して、1対1の通信をユニキ
ャストといい、その中間がマルチキャストである。
【0084】イーサネットを利用する場合には、インタ
ーフェース装置は、RFC1112に規定されているよ
うに、マルチキャストであれば、IPの送信先のアドレ
スの下位25bitと‘01:00:1E:00:0
0:00’の上位23ビットを組み合わせたアドレスで
送信する。
【0085】続いて、受信装置における各段階のデータ
について、図2を参照して説明する。
【0086】図1中の衛星受信器11からインターフェ
ース装置20の入力用インターフェース部21に送られ
る信号aは、図2中のAに示すように、トランスポート
ストリーム(transport stream; TS)ヘッダにインター
ネットプロトコル(internetprotocol;IP)ヘッダが続
き、この後にデータとなるパケットである。または、図
2中のBに示すように、TSヘッダの後に直接データが
続くパケットである。
【0087】インターフェース装置20の入力用インタ
ーフェース部21から分離部22に送られる信号bは、
図2中のCに示すように、トランスポートストリーム
(transport stream; TS)ヘッダにインターネットプロ
トコル(internet protocol;IP)ヘッダが続き、この後
にデータとなるパケットである。または、図2中のDに
示すように、TSヘッダの後に直接データが続くパケッ
トである。
【0088】分離部22からデパケタイザ部23に送ら
れる信号cは、図2中のE及びFに示すように、図2中
のC及びDに示したデータ構造のパケットの先頭から、
TSヘッダが取り除かれたものとなっている。分離部
は、TSヘッダに従って信号を分離した後に、TSヘッ
ドを取り除いている。
【0089】デパケタイザ23から復号化部24に送ら
れる信号dは、図2中のGに示すように、IPヘッダに
暗号化されたデータが続いている。デパケタイザ23
は、この暗号化されたデータを復号して、図2中のHに
示すように、IPヘッドに複合化されたデータが続くパ
ケットをCPU25に送る。
【0090】CPU25は、デパケタイザ24からの信
号eに、外部のメディアに関連するデータリンク(data
link)ヘッダを付加して、出力用インターフェース部2
6に送る。
【0091】出力用インターフェース部26は、CPU
25から送られる信号fを、外部のパーソナルコンピュ
ータ31に信号gとして出力する。信号gおよび信号g
は、図2中のIおよびJにそれぞれ示すように、複合後
(生)データにIPヘッダおよびデータリンクヘッダを
付加したものである。
【0092】続いて、外部のパーソナルコンピュータ3
1から、上述した受信装置を制御する方法について説明
する。
【0093】パーソナルコンピュータ31から、この受
信装置の制御には、基本的にUDP(user datagram pr
otocol)/IPを利用する。
【0094】UDPは、フロー制御や順序制御やコネク
ション確立などを行わない、コネクションレスと呼ばれ
るデータ伝送プロトコルである。
【0095】UDP/IPの基本フォーマットは、図3
に示すように、IPヘッダと、UDPヘッダと、オペレ
ーションコード(operation code)と、オペレーション
データ(operation data)とから構成されている。
【0096】パーソナルコンピュータから、受信装置の
衛星受信器11に対する制御パケットのオペレーション
コードは、表8に示すとおりである。
【0097】
【表8】
【0098】すなわち、オペレーションコード“0x0
001”については、パワー制御に関するものであっ
て、“0”はパワーOFFを、“1”はパワーONを意
味する。オペレーションコード“0x0002”は、S
ID(stream identification)の設定を意味する。オ
ペレーションコード“0x0003”は、コンポーネン
ト(component )を意味する。オペレーションコード
“0x0004”は、PID(packet identifier )の
設定を意味する。オペレーションコード“0x000
5”は、局所(local )周波数の設定を意味する。オペ
レーションコード“0x0006”は、偏波の設定を意
味する。
【0099】以上の受信器に対する制御パケットは、い
ずれもデータバイト数2byteである。制御の内容
は、このオペレーションコードに続くオペレーションデ
ータとして送られる。
【0100】ここで、PIDは13ビットのストリーム
識別情報であり、パケットの個別ストリームの属性を示
す。また、‘0x’は、16進表示を意味する。
【0101】パーソナルコンピュータからは、このよう
なオペレーションコードを含むUDPデータグラムを構
成し、インターフェース装置20に出力することにより
衛星受信器11を制御する。インターフェース装置20
のCPU25は、パーソナルコンピュータ31から与え
られたUDPデータグラムを解釈し、衛星受信器11の
プロトコルに変換して、衛星受信器11の制御を行う。
【0102】また、受信装置の内部パラメータを制御す
る必要もある。この場合にも、上述した衛星受信器11
の制御と同様に、UDPデータグラムによるフォーマッ
トを使用する。
【0103】すなわち、受信装置に関する制御パケット
は、表9に示すように、オペレーションコード“0x0
101”は、パワー制御を意味し、“0”はパワーOF
Fを、“1”はパワーONを意味する。オペレーション
コード“0x0102”については、“0”はイーサネ
ットの選択、“1”はIEEE1394の選択を意味す
る。これらのインターフェース装置に対する制御パケッ
トにおいても、データバイト数は2バイトである。
【0104】
【表9】
【0105】次に、上述したARP/RARPについ
て、詳細に説明する。
【0106】アドレス解決プロトコル(address resolu
rion protocol;ARP)は、動的結合による解決を行うの
で、新しいマシンをコードの再コンパイルなしに付け加
えることができ、しかも中央データベースを維持する必
要がなく、効率的かつ管理が容易な機構を維持してい
る。ARPは、対応付けの表を維持しなくてすむよう
に、動的にアドレスを結合させる下位レベルのプロトコ
ルを使用することを選択したのである。
【0107】図4中のAに示すように、ARPを用いた
動的結合においては、ホストAがIPアドレスIBを解
決しようとするときは、特別なパケットをブロードキャ
ストし、IPアドレスIBのホストに物理アドレスPB
を答えるように要求するものである。図4中のBに示す
ように、Bを含む全てのホストが要求を受け取るが、ホ
ストBだけがそのIPアドレスを認識し、物理アドレス
を含んだ返事を返す。Aは返事をBの物理ハードウェア
アドレスを知り、そのアドレスを使ってインターネット
パケットをBに直接送る。
【0108】このように、ARPは、あるホストが同じ
物理ネットワーク上の相手ホストの物理アドレスを、相
手のIPアドレスを与えるだけで見つけられるようにす
るものである。
【0109】ARPと他のプロトコルとの関係について
は、ARPはIPアドレスを物理アドレスに対応づける
機構の可能性の一つである。いくつかのネットワーク技
術ではこれを必要としないことも見てきた。大切なの
は、もし全てのネットワークハードウェアがIPアドレ
スを認識するようにできれば、ARPは全く必要ないと
いうことである。したがって、ARPはハードウェアが
どのような下位レベルにおけるアドレス機構を用いてい
ても、その上に新しいアドレス機構を載せるだけであ
る。
【0110】このように、ARPは基盤となっているネ
ットワークの物理アドレッシングを隠す下位レベルプロ
トコルであり、各マシンに任意のIPアドレスを割り当
てることができるようにする。ARPは物理ネットワー
クシステムの一部であり、インターネットプロトコルの
一部ではないと考えられる。
【0111】ARPのカプセル化と識別については、A
RPメッセージがあるマシンから他のマシンへ伝わると
き、それらは物理フレームに入れられて運ばれなければ
ならない。図5は、ARPのメッセージがフレーム中の
データ部分に入れられて運ばれることを示している。
【0112】ARPのメッセージを運ぶフレームを識別
するために、送信者は特別の値をフレームヘッダ中のタ
イプフィールドに割り当て、ARPメッセージ自信はフ
レームのデータフィールドに収める。フレームがマシン
に到着すると、ネットワークソフトウェアはフレームタ
イプを使って中に何が入っているかを決定する。ほとん
どの技術において、ARPを運ぶすべてのフレームに対
して単一のタイプの値が用いられる。受信者のネットワ
ークソフトウェアはARPのメッセージをさらに調べ
て、ARPなのかアドレス解決プロトコル応答化なのか
を区別しなければならない。
【0113】ARPのフォーマットについては、大部分
のプロトコルとは異なり、ARPパケットは決まったフ
ォーマットのヘッダを持たない。その代わりARPが様
々なネットワーク技術で使えるようにするために、アド
レスを含むフィールドの長さは、ネットワークの種類に
依存している。しかしながら、任意のARPを解釈する
ことができるように、ヘッドは先頭付近にそれに続くフ
ィールドに入っているアドレスの長さを指定する固定フ
ィールドを含んでいる。
【0114】実際、ARPメッセージフォーマットは、
任意の物理アドレスと任意のプロトコルアドレスで使用
可能できるほど一般的な形式をしている。表10の例
は、4オクテット長のIPプロトコルアドレスを解決す
るときの、イーサネットハードウェアで用いられる28
オクテットのARPのメッセージフォーマットを示して
いる。ここでは物理アドレスは48ビット、6オクテッ
ト長である。
【0115】
【表10】
【0116】IPアドレスからイーサネットアドレスへ
の解決に使われるARPR/ARPメッセージのフォー
マットの例。フィールドの長さはハードウェアアドレス
とプロトコルアドレスの長さに依存し、イーサネットア
ドレスに対しては6オクテットであり、IPアドレスに
対しては4オクテットである。
【0117】なお、RARPは、同じメッセージフォー
マットをつかう別のプロトコルである。
【0118】表10は、この本を通して使われる標準の
フォーマット、1行に4オクテットづつ表してARPを
示している。不幸にして、ほかの大部分のプロトコルと
は異なり、ARPパケット中の可変長フィールドは32
ビット境界にきちんと整合されておらず、ダイアグラム
を読みのを難しくしている。たとえば、“SENDER HA”
と名付けられている送信者のハードウェアアドレスは6
つの連続したオクテットを占めるが、ダイアグラムでは
2行にわたっている。
【0119】“HARDWARE TYPE ”フィールドは送信者が
答えを求めているハードウェアインターフェースタイプ
を示す。これはイーサネットに対しては値1である。同
様に、“PROTOCPL TYPE ”フィールドは送信者が与えら
上位レベルプロトコルアドレスの値を指定する。これは
IPアドレスに対しては080016を含んでいる。“OP
ERATION ”フィールドは、ARP要求(1)、ARP応
答(2)、RARP要求(3)、RARP応答(4)を
示す。“HLEN”フィールドと“PLEN”フィールドは物理
ハードウェアアドレスの長さと上位プロトコルアドレス
の長さを示し、ARPが任意のネットワークで使えるよ
うにしている。送信者は、そのハードウェアアドレスと
IPアドレスがわかっていれば、“SENDER HA ”フィー
ルドと“SENDER IP”フィールドでそれらを与える。
【0120】要求を作成する際、要求者は対象となって
いるIPアドレス(ARP)もしくはハードウェアアド
レス(RARP)を“TARGET HA ”フィールドと“TARG
ET IP”フィールドを用いて与える。対象となっている
マシンは応答する前に、かけている間ドレスを埋め、
“TARGET ”と“SENDER”の組を入れ換え、“OPERATIO
N”を応答に変える。従って、応答は元の要求をしたも
ののIPアドレスとハードウェアアドレスを、結合が求
められていたマシンのIPアドレスとハードウェアアド
レスとともに運ぶ。
【0121】IPアドレスはマシンの物理ハードウェア
アドレスとは独立に割り振られる。ある計算機から別の
計算機に物理ネットを通してインターネットパケットを
送るためには、ネットワークソフトウェアはIPアドレ
スを物理ハードウェアアドレスに対応づけて、ハードウ
ェアアドレスを使ってフレームを転送しなければならな
い。ハードウェアアドレスがIPアドレスよりも小さな
場合には、マシンの物理アドレスをIPアドレス中にコ
ード化することによって直接マップが可能になる。そう
でない場合には、対応付けは動的に行われなければなら
ない。ARPは、下位レベルのネットワーク通信システ
ムだけを用いて動的アドレス解決を行う。これによりマ
シンはアドレスの結合の恒常的な記録を保持せずにアド
レスを解決できる。
【0122】マシンは、ARP要求をブロードキャスト
して、他のマシンのハードウェアアドレスを見つけだす
ために、ARPを使う。その要求にはハードウェアアド
レスが必要なマシンのIPが含まれている。ネットワー
ク上の全てのマシンがARP要求を受け取る。要求がマ
シンのIPアドレスと一致した場合には、そのマシンが
必要なハードウェアアドレスを含んだ応答を送って答え
る。応答は一つのマシンに当てられ、ブロードキャスト
ではない。
【0123】ARPを効率的にするために、各マシンは
IPアドレスから物理アドレスへの結合をキャッシュし
ている。インターネットトラフィックはあるマシン間の
一連のやりとりから構成される傾向が大きく、キャッシ
ュは大部分のARPブロードキャストを削減する。
【0124】以上説明したように、本実施の形態は、デ
ジタル衛星放送とインターネットの技術に注目し、衛星
放送の受信器とコンピュータを接続するための通信装置
に関し、詳しくは、コンピュータ上から衛星放送の受信
器を制御したり、本装置とコンピュータ間での通信を行
うための、通信プロトコルに関するものである。
【0125】すなわち、本実施の形態は、衛星回線を利
用する衛星放送、または衛星通信において、衛星受信器
から出力されたデータを受信し、パーソナルコンピュー
タの外部インターフェースへプロトコル変換するための
インターフェース装置であり、このインターフェース装
置とパーソナルコンピュータ間の通信を行い、IPデー
タグラムまたはMPEG2のプライベートセクションレ
ベルの復号を行うものである。また、上記インターフェ
ース装置及び衛星受信器にて構成される受信装置に関す
るものである。
【0126】なお、本実施の形態においては、外部にデ
ータグラムを出力する相手としてパーソナルコンピュー
タを例示したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば、データグラムの記録/再生を行うサーバに
接続することができる。
【0127】
【発明の効果】上述のように、本発明によると、衛星受
信器のインターフェースの規格に依存することなく、コ
ンピュータの汎用的なインターフェースと接続すること
ができるようになる。
【0128】また、コンピュータ側のインターフェース
の制約が少なくなるため、多くのアークテクチャのマシ
ン、オペレーティングシステム(operating system; O
S)においても利用可能となる。例えば、ワークステー
ション、パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナル
コンピュータといったアークテクチャの違いや、OSの
違いにも対応できる。
【0129】さらに、本発明は、双方向通信を行う通信
機器や放送系の機能拡張機器、例えば、データの保存、
いわゆるMDへの録音、いわゆるDVDへの録画に応用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】受信装置の概略的な構成を示すブロック図であ
る。
【図2】受信装置の各部におけるパケットのデータの構
成を示す図である。
【図3】制御パケットの基本フォーマットを示す図であ
る。
【図4】ARPの動的解決を説明する図である。
【図5】ARPのカプセル化を説明する図である。
【符号の説明】
11 衛星受信器、20 インターフェース装置、21
入力用インターフェース部、22 分離部、23 デ
パケタイザ、24 復号部、25 CPU、26 出力
用インターフェース部、31 パーソナルコンピュータ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星からの通信を受信したデータストリ
    ームが入力される第1のインターフェース手段と、 上記第1のインターフェース手段から与えられた複数チ
    ャネルのデータストリームから所望のチャンネルのパケ
    ットを分離する分離手段と、 上記分離手段にて分離されたパケットからデータが再構
    築されるデパケタイザと、 上記デパケタイザにて再構築されたデータを所定のフォ
    ーマットに変換する制御手段と、 外部のコンピュータに接続される第2のインターフェー
    ス手段とを有することを特徴とするインターフェース装
    置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記第2のインターフ
    ェース手段に接続された外部のコンピュータにより制御
    されることを特徴とする請求項1記載のインターフェー
    ス装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のインターフェース手段には衛
    星から送信されたデータを受信する受信器からデータス
    トリームが入力され、 上記第1のインターフェース手段は上記受信器に制御信
    号を送信する機能を有し、 上記第2のインターフェース手段に接続された外部のコ
    ンピュータは上記制御手段及び上記第1のインターフェ
    ース手段を介して上記受信器を制御することを特徴とす
    る請求項2記載のインターフェース装置。
  4. 【請求項4】 上記パケットを構築するデータは暗号化
    されたものであって、 上記デパケタイザで再構築された暗号化データを復号す
    る復号手段をさらに有することを特徴とする請求項1記
    載のインターフェース装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、インターネットプロト
    コルのアドレスと上記第2のインターフェース手段に接
    続されたコンピュータの物理層のアドレスとの対応表を
    備えることを特徴とする請求項1記載のインターフェー
    ス装置。
  6. 【請求項6】 上記所定のフォーマットとは、いわゆる
    イーサネット(ethernet )又はいわゆるIEEE13
    94規格によるものであることを特徴とする請求項1記
    載のインターフェース装置。
  7. 【請求項7】 上記第2のインターフェース手段は、複
    数種類のコンピュータアーキテクチャに対応しているこ
    とを特徴とする請求項1記載のインターフェース装置。
  8. 【請求項8】 衛星からの通信を受信する受信手段と、 上記受信手段から与えられた複数チャネルのデータスト
    リームから所望のチャンネルのパケットを分離する分離
    手段と、 上記分離手段にて分離されたパケットからデータが再構
    築されるデパケタイザと、 上記デパケタイザにて再構築されたデータを所定のフォ
    ーマットに変換する制御手段と、 外部のコンピュータに接続されるインターフェース手段
    とを有することを特徴とする受信装置。
  9. 【請求項9】 上記制御手段は、上記インターフェース
    手段に接続された外部のコンピュータにより制御される
    ことを特徴とする請求項8記載の受信装置。
  10. 【請求項10】 上記パケットを構築するデータは暗号
    化されたものであって、 上記デパケタイザで再構築された暗号化データを復号す
    る復号手段をさらに有することを特徴とする請求項8記
    載の受信装置。
  11. 【請求項11】 上記制御手段は、インターネットプロ
    トコルのアドレスと上記インターフェース手段に接続さ
    れたコンピュータの物理層のアドレスとの対応表を備え
    ることを特徴とする請求項8記載の受信装置。
  12. 【請求項12】 上記所定のフォーマットは、いわゆる
    イーサネット(ethernet )又はいわゆるIEEE13
    94規格によるものであることを特徴とする請求項8記
    載の受信装置。
  13. 【請求項13】 上記インターフェース手段は、複数種
    類のコンピュータアーキテクチャに対応していることを
    特徴とする請求項8記載の受信装置。
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