JP2000227314A - 環型蛍光灯の形状検査方法 - Google Patents

環型蛍光灯の形状検査方法

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JP2000227314A
JP2000227314A JP2942099A JP2942099A JP2000227314A JP 2000227314 A JP2000227314 A JP 2000227314A JP 2942099 A JP2942099 A JP 2942099A JP 2942099 A JP2942099 A JP 2942099A JP 2000227314 A JP2000227314 A JP 2000227314A
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JP
Japan
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bulb
fluorescent lamp
ring
shape
image
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Application number
JP2942099A
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English (en)
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Tamao Okamoto
球夫 岡本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環型蛍光灯の曲げ形状不良を自動的にかつ容
易に検出することを課題とする。 【解決手段】環型蛍光灯1aのバルブ1両端面のうち一
方の端面2を環型の径方向に沿わせて固定し、前記バル
ブ1両端面2、2の前記径方向へのズレ量rを計測する
ことにより曲げ形状不良の検出を行うことよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環型蛍光灯の形状
検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、環型蛍光灯の製造工程では、環型
蛍光灯のバルブが製造された段階で形状不良がチェック
される。このチェックでは図5(a)に示すように、環
型蛍光灯1aのバルブ1がきれいな環状となる場合と、
同(b)で示すようにバルブ1がきれいな環状とならな
い形状不良とが判断される。
【0003】従来では、このチェックは、図6に示すよ
うに環型蛍光灯のバルブ1の両端2、2間の並行間隔、
即ちフレア巾と称される間隔aと、バルブ1の外径bと
内径cとを測定し、それぞれの寸法が一定の交差範囲に
あるか否かを検査することによって不良を検出してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の形状検査では曲げ形状不良を完全に検出することが
できない場合があった。例えば、従来の検査は図6に示
すようにバルブ1の両端2、2間のX方向間隔即ちa、
b、cを計測することによっていたが、形状のずれ量ar
が図のY方向にある場合、フレア巾aの測定値そのもの
は適正値となり、また外径b、内径cも測定値だけで判
断すればこれも適正値となる場合が生じる。
【0005】従って、事実上このようなずれのあるバル
ブであっても不適としてチェックされずに通過してしま
う事があった。勿論、このようなバルブ1には、ケース
3(図5)を取り付けることは出来ないし、できてもバ
ルブ1が正確な環状をなさないので適正製品とはできな
い。従って、従来の環型蛍光灯の形状検査方法では不適
格品を確実に排除できず、このため検査に手間がかか
り、製造工程の省力化が完全に実施できない問題があっ
た。
【0006】もっとも、上記したずれ量arを測定すれ
ば上記した問題は解消できるが、径向のずれ量を測定す
るための環型蛍光灯の姿勢を一定に規制するのが困難と
なる問題があった。本発明は、上記の問題を解決して環
型蛍光灯の曲げ形状不良を自動的にかつ容易に検出する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明は環型蛍光灯バルブ両端面のバルブ環径方
向へのズレ量を計測することにより曲げ形状不良の検出
を行うこととしたものである。これにより検査項目が最
小限とされるにも拘わらず、正確な形状不良のチェック
が迅速に可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の請求項1に記載の発明
は、環型蛍光灯のバルブ両端面のうち一方の端面を環型
の径方向に沿わせて固定し、前記バルブ両端面の前記径
方向へのズレ量を計測することにより曲げ形状不良の検
出を行うものである。上記の検査方法によれば、バルブ
両端のバルブ環径方向のズレ量が直接または間接のいず
れを問わず一種の計測だけで曲げ形状不良が検出可能と
なるので、従来の内径、外径を測定していた手間が省
け、迅速かつ確実に適不適の判断が的確に行なえる。
【0009】請求項2の環型蛍光灯の形状検査方法は、
上記の環型蛍光灯の形状検査方法を実施する場合におい
て、蛍光灯バルブの画像を取り込むカメラと、取り込ん
だ画像を処理する画像処理装置で構成された環型蛍光灯
バルブ曲げ形状検査装置により、前記カメラにより蛍光
灯バルブの両端面は含むが、該蛍光灯バルブの全体像ま
では含まない画像を取り込み、取り込んだ画像からバル
ブ環径方向へのズレ量を計測するものである。
【0010】従って、この発明の方法によれば、蛍光灯
バルブの両端部分だけを撮影すれば良いのでカメラも小
型ですみ、設備が小型化される。また、カメラの画像処
理による計測を行うため、蛍光灯バルブに全く外力が加
わらずバルブの弾性変形の影響を全くなしにすることが
できるため、より正確な検査を行うことができる。
【0011】以下この発明の実施の形態について図1〜
図3を用いて説明する。 (発明の実施の形態)この発明の検査方法を実施する装置
は、図1で示すように環型蛍光灯1aを一定姿勢で固定
する基台11と、前記環型蛍光灯1aのバルブ1の画像
を取り込むカメラ4、このカメラで取り込んだ画像を処
理する画像処理装置5とで構成されている。
【0012】上記基台11は図2に示すように環型蛍光
灯のバルブ1の一端側2の端面に当てがわれ、環型蛍光
灯の中心方向に向いた位置決め板11aと前記位置決め
板11aの当接面に対しバルブ1の外面の一定の円周位
置に立設された固定ピン11bとこの固定ピンに対しバ
ルブ1を押圧固定する可動ピン11cを備えて構成され
ている。
【0013】そして、この装置により環型蛍光灯1aの
形状を検査する場合、基台11の位置決め板11aにバ
ルブ1の端面2を当接すると共に、固定ピン11bにバ
ルブ1外面を当接し可動ピン11cを移動させてバルブ
1を挟んで固定する。次いでカメラ4の視野4a内に環
型蛍光灯1aの両端2、2をセットし、図2に示すよう
にこの姿勢位置におけるバルブ1の両端部2、2の凸部
の下縁2a、2aを基準点とし、この点2a、2aを含
む範囲4aを画像として取り込む。
【0014】なお、図中6は細管を示し、バルブ1内の
真空化やガス封入などを行なう際に使用され、製品とな
る時は切除される。上記のようにして取り込まれた画像
より両端間の半径方向のズレ量rを画像処理により測定
する。このようにして測定されたずれ量rが、図5
(a)に示すようにほとんどない場合はバルブ両端2、
2がほぼ同一円周上にあり、両端をつなぐときれいな環
状となってケース3を取り付けることができるが、図5
(b)に示すようにズレ量rが大きい場合は両端2、2
が同一円周上にないため両端をケース3でつないでもき
れいな環状とはならず、ケースを取り付けることができ
ない。
【0015】よって、本発明の方法により、環型蛍光灯
バルブの曲げ形状不良を検出することができる。以下
に、本発明の実施例を説明する。検査対象の環型の蛍光
灯として図3に示すように環型蛍光灯の一種であるツイ
ン管蛍光灯10の内管10aを用意した。
【0016】この検査対象となる環型蛍光灯10はケー
ス3の取り付け工程前では、バルブ1内の真空化やガス
封入などが行なう際に使用される細管6が突出されてい
る。また、リード線7は細管6側端に2本あるものと
し、各基準値はバルブ管径が20mm、曲げの外径は2
50mm、フレア巾20mmであった。なお、上記検査
対象における細管6は環型蛍光灯1aの完成時には切り
取られて無くなる。
【0017】この規格で両端のズレ量rの規格は3mm
以下とし、バルブの両端に取り付けるケース3の形状は
図4に示すように内管10aと外管10bとを同心に固
定する形式のものとする。カメラ4および画像処理装置
5の画素数は512×480、視野は約410mm×3
70mm、0.1画素単位のエッジ検出処理が行えるも
のを使用した。
【0018】上記のような環型蛍光灯バルブ曲げ形状検
査装置において、まず検査対象であるバルブ1を基板1
1の位置決め板11a、固定ピン11bと可動ピン11
cとにより固定し、直ちに両端2、2を含む画像であっ
て、図2に拡大して示すような領域4aの画像をカメラ
4で取り込み、画像処理装置5で処理した。即ち画像処
理装置5では、カメラから取り込んだ画像について、各
画素ごとに光量を256段階に評価し、検査領域内のエ
ッジ検出方向に光量の変化量が最初にしきい値を超える
位置を求め、各走査ラインごとのエッジとした。
【0019】ここでノイズ処理のため各走査ラインのエ
ッジ部分を平均化し、その位置を認識対象であるバルブ
端部の位置とした。このようにしてバルブ1端部2、2
の基準点2a、2aを検出し、その環径方向のズレ量r
を求め、これをバルブ1両端のズレ量として判定を行っ
た。この結果、本発明で不良品として検出した製品数
と、従来例のフレア巾、内径、外径の三種測定のもので
検出した製品数を比較すると、検出された不良品は全製
品の約1割強で、具体的検出数が本発明の場合では従来
例に比べ約1〜1.5割多く、また検出した不良品全数
について形状検査を詳細にしたところ、本発明で検出で
きたものはすべて不良品であった。
【0020】このことから、従来方法では検出できなか
った不良品が本発明で検出できることが判明した。従っ
て、本発明の方法は従来例に比べチェック漏れがなく、
従来例より正確な検査ができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、環型蛍光
灯バルブの曲げ形状不良を従来に比べ少ない項目で有り
ながら正確に検出することができ、そのための所要時間
も従来に比べて短くできる等の種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】環型蛍光灯バルブ曲げ形状検査装置の説明図で
ある。
【図2】環型蛍光灯バルブ曲げ形状検査装置の平面図お
よび画像の認識範囲説明図である。
【図3】環型蛍光灯の完成平面図である。
【図4】環型蛍光灯を構成するケースの要部断面図であ
る。
【図5】形状検査の状況説明図で、(a)はズレがほと
んどない良品例の場合、(b)はズレが大きい不良例の
場合を示す。
【図6】曲げ形状不良の場合の検査説明図である。
【符号の説明】
1 … バルブ 1a… 環状蛍光灯 11…基台 11a…位置決め板 11b…固定ピン 11c…可動ピン 2 … バルブ端部 3 … ケース 4 … カメラ 5 … 画像処理装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環型蛍光灯のバルブ両端面のうち一方の
    端面を環型の径方向に沿わせて固定し、前記バルブ両端
    面の前記径方向へのズレ量を計測することにより曲げ形
    状不良の検出を行う環型蛍光灯の形状検査方法。
  2. 【請求項2】 バルブの画像を取り込むカメラと、取り
    込んだ画像を処理する画像処理装置を備えた環型蛍光灯
    バルブ曲げ形状検査装置により環型蛍光灯の形状検査を
    行なう場合、前記カメラにより蛍光灯バルブの両端面は
    含むが、該蛍光灯バルブの全体像までは含まない画像を
    取り込み、取り込んだ画像からバルブ環径方向へのズレ
    量を計測する請求項1記載の環型蛍光灯の形状検査方
    法。
JP2942099A 1999-02-08 1999-02-08 環型蛍光灯の形状検査方法 Pending JP2000227314A (ja)

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