JP2000224218A - データ中継装置及びデータ中継方法 - Google Patents

データ中継装置及びデータ中継方法

Info

Publication number
JP2000224218A
JP2000224218A JP11025983A JP2598399A JP2000224218A JP 2000224218 A JP2000224218 A JP 2000224218A JP 11025983 A JP11025983 A JP 11025983A JP 2598399 A JP2598399 A JP 2598399A JP 2000224218 A JP2000224218 A JP 2000224218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
transmission
input data
transmission line
monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11025983A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3709730B2 (ja
Inventor
Shin Miura
紳 三浦
Shinji Akatsu
慎二 赤津
Yasuyuki Sano
泰之 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP02598399A priority Critical patent/JP3709730B2/ja
Publication of JP2000224218A publication Critical patent/JP2000224218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3709730B2 publication Critical patent/JP3709730B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 状況に応じた効率のよい伝送を行うことがで
きるデータ中継装置を提供する。 【解決手段】 端末が接続された第一の伝送路の状態を
監視する伝送路監視手段と、この伝送路監視手段の監視
結果に基づいて、端末が接続された第二の伝送路より入
力されたデータを処理する入力データ処理手段と、この
入力データ処理手段におけるデータの処理状態と前記伝
送路監視手段の監視結果とに基づく通知情報を前記端末
に通知する通知手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ中継装置及
びデータ中継方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば特開平7−67186号
公報に示された従来のホームバスシステムの各構成要素
を示すシステム構成図である。図12において、101
はテレビや電話やパソコン等のホームバス機器、102
はホームバス制御チャネル、103はこのホームバス制
御チャネル102を介して前記ホームバス機器101の
動作を制御するホームバスコントローラ、104はこの
ホームバスコントローラ103にシステム情報を設定す
るホームバスシステム設定器、108Aはこのホームバ
スシステム104と前記ホームバス制御チャネル102
とを接続するコネクタである。また、図13はホームバ
スシステム設定器104の内部構成を示すブロック図で
あり、図13において、105はメモリ105Aとバッ
テリ105Bとからなり、システム情報に関する設定デ
ータ等を蓄積するデータ蓄積部、106は動作中のステ
ータスやシステム情報、設定データ等を表示する表示
部、107は前記データ蓄積部105および表示部10
6を制御し、オフライン時にパソコンにて編集した設定
データ等をデータ蓄積部105に蓄積し、オンライン時
にはデータ蓄積部105に蓄積された設定データに基づ
いて、システム情報を設定する制御部である。108は
ホームバスシステム設定器104とホームバス制御チャ
ネル102とを接続するホームバスインタフェース部で
あり、コネクタ108Aによりホームバス制御チャネル
102と接続される。109はRS−232C等のパソ
コンインタフェース部であり、コネクタ109Aにより
パソコン等と接続される。
【0003】次に動作について説明する。まず、ホーム
バスシステム設定器104をパソコンインタフェース部
109を介してパソコンと接続し、パソコンで編集、作
成したシステム情報や設定データを、ホームバスシステ
ム設定器104内のデータ蓄積部105のメモリ105
Aに蓄積する。このシステム情報は、内部バッテリ10
5Bによって設定現場まで保存される。このホームバス
システム設定器104によりシステム情報や設定データ
を設定する現場において、ホームバスシステム設定器1
04をホームバス制御チャネル102に接続し、ホーム
バスコントローラ103の内部メモリにシステム情報を
ロードする。そして、ホームバスコントローラ103
は、このロードされたシステム情報に従って、ホームバ
ス機器101を制御するとともに、ホームバス制御チャ
ネル102と外部との通信の制御を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のホームバスコン
トローラのようなデータ中継装置においては、システム
情報を予め設定しておくだけであるため、伝送路の状態
などの状況に応じた適切なデータの伝送を行うことはで
きなかった。例えば、ホームバス制御チャネル102に
接続された機器に対して外部から動画像のような広い帯
域を必要とするデータ伝送を行いたいという要求があっ
たが、既にホームバス制御チャネル102は他の機器に
より使用中で残りの帯域が足りなかった場合、その動画
像のデータの伝送を諦めるか、帯域が空くまで待たなけ
ればならなかった。すなわち、伝送路の残り帯域や、デ
ータの優先度やサービス品質等を反映した伝送を行え
ず、伝送容量オーバーが発生した場合、データ欠落が発
生したり、データ転送が不可能になるという問題があっ
た。
【0005】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、状況に応じた効率のよい伝送を行
うことができるデータ中継装置を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ中継
装置は、端末が接続された第一の伝送路の状態を監視す
る伝送路監視手段と、この伝送路監視手段の監視結果に
基づいて、端末が接続された第二の伝送路より入力され
たデータを処理する入力データ処理手段と、この入力デ
ータ処理手段におけるデータの処理状態と前記伝送路監
視手段の監視結果とに基づく通知情報を前記端末に通知
する通知手段とを備えたものである。
【0007】また、前記伝送路監視手段は前記第一の伝
送路に接続された端末間の通信による伝送路使用状態を
監視するものである。
【0008】また、前記通知手段は前記入力データ処理
手段による処理結果と前記伝送路監視手段の監視結果と
に基づく通知情報を前記端末に通知するものである。
【0009】また、前記第二の伝送路より入力するデー
タを解析する入力データ解析手段を備えるとともに、前
記入力データ処理手段は前記入力データ解析手段による
解析結果と前記伝送路監視手段による監視結果に基づい
て前記第二の伝送路より入力されたデータを処理するも
のである。
【0010】また、前記入力データ解析手段による解析
結果と前記伝送路監視手段による監視結果に基づいて前
記第一の伝送路内のデータを制御する伝送路内データ制
御手段を備えたものである。
【0011】また、前記通知手段は、前記第二の伝送路
に接続された送信元端末に通知情報を通知するものであ
る。
【0012】また、前記通知手段は、前記第一の伝送路
に接続された送信先端末に通知情報を通知するものであ
る。
【0013】また、前記入力データ処理手段は、前記通
知手段により通知された通知情報に対する端末からの応
答に基づいて入力データを処理するものである。
【0014】また、前記伝送路監視手段は、前記第一の
伝送路に接続された端末の状態を監視するものである。
【0015】また、第一の伝送路の伝送帯域を管理する
帯域管理手段を備えたものである。
【0016】本発明に係るデータ中継方法は、端末が接
続された第一の伝送路の状態を監視し、この監視結果に
基づいて端末が接続された第二の伝送路より入力された
データを処理し、このデータの処理状態と前記監視結果
とに基づいた情報を前記端末に通知するものである。
【0017】本発明に係るデータ中継装置は、伝送路を
介して端末と接続され、前記伝送路から入力されたデー
タを処理する入力データ処理手段と、この入力データ処
理手段におけるデータの処理状態を前記端末に通知する
処理状態通知手段とを備えたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明に
係るデータ中継装置の実施形態を示すブロック図であ
る。図1において、1は第一の伝送路20の状態を監視
する伝送路監視手段、2はこの伝送路監視手段1による
監視結果に基づいて第二の伝送路21からの入力データ
を処理する入力データ処理手段、3はこの入力データ処
理手段2により処理される処理方法を端末装置10〜1
3に通知する通知手段である。
【0019】以下に図2に示すフローチャートを用いて
動作を説明する。図2においてステップS1は伝送路監
視手段1の動作を示している。伝送路監視手段1は第一
の伝送路20で使用されている帯域を監視する(ステッ
プS11)。ここでいう第一の伝送路20で使用されて
いる帯域とは、第二の伝送路21に接続された端末間で
使用されている帯域のことである。そして、この第一の
伝送路20において使用可能な残りの帯域がどれだけ存
在するかという情報を監視結果として入力データ処理手
段2に通知する(ステップS12)。例えば、第一の伝
送路20を使って端末装置12と端末装置13が通信を
行っており、第一の伝送路20の使用可能な全帯域10
0Kbpsに対して70Kbpsを使用している場合、
使用可能な残りの帯域は30Kbpsであるという監視
結果を入力データ処理手段2に通知する。
【0020】そして、伝送路監視手段1による監視結果
に基づいて入力データ処理手段2が動作する。図2にお
いてステップS2は入力データ処理手段2の動作を示し
ている。入力データ処理手段2では、伝送路監視手段1
による監視結果、すなわち第一の伝送路20の使用可能
な残りの帯域の情報に基づいて、第二の伝送路21から
の全入力データを第一の伝送路20に出力するのに必要
な帯域が残っているかを計算する(ステップS21)。
この結果、入力データ処理手段2は、送信可能か否かを
判断し(ステップS22)、送信可能であればデータを
送信する(ステップS23)。また、送信不可能な場合
はそのデータを廃棄し(ステップS24)、廃棄した旨
を通知手段3へ通知する(ステップS25)。例えば、
入力データ処理手段2は伝送路監視手段1による使用可
能帯域は30Kbpsであるという情報から、入力デー
タ60Kbpsは送信不可能であるという結果を算出す
る。入力データ処理手段2は、入力データ60Kbps
は使用可能な帯域が30Kbpsであるため廃棄した旨
を通知手段3へ通知する。
【0021】図2においてステップS3は通知手段3の
動作を示しており、入力データ処理手段2よりデータを
廃棄した旨の情報を受け取った通知手段3は、データを
廃棄した旨を廃棄されたデータの送信元端末、ここでは
送信元端末装置10へ通知する(ステップS31)。通
知手段3よりこの通知を受け取った送信元端末装置10
は、使用可能な帯域分だけのデータを送り直してもよい
し、圧縮して使用可能帯域内に収まるようにして送り直
してもよい。例えば、入力データ処理手段2より入力デ
ータ60Kbpsは使用可能な帯域が30Kbpsであ
るため廃棄したという情報を受け取った通知手段3は、
この情報を廃棄されたデータの送信元端末装置10へ通
知する。こうすることにより、送信元端末装置10は次
に状況に応じたより適切なデータ送信等の処置を行うこ
とが可能となる。例えば、通知手段3よりこの通知を受
け取った送信元端末装置10は、使用可能な帯域30K
bps分だけのデータを送り直してもよいし、60Kb
psを使用するデータを1/2に圧縮して送り直しても
よい。この結果、廃棄したデータについても一部或いは
全てのデータが送信可能となり、無駄に何度も廃棄され
るデータを送り続けることがなくなるので、効率よいデ
ータ伝送ができる。
【0022】以上説明したように、端末が接続された第
一の伝送路の状態を監視する伝送路監視手段と、この伝
送路監視手段の監視結果に基づいて、端末が接続された
第二の伝送路より入力されたデータを処理する入力デー
タ処理手段と、この入力データ処理手段におけるデータ
の処理状態と前記伝送路監視手段の監視結果とに基づく
通知情報を前記端末に通知する通知手段とを備えること
により、第一の伝送路の状態を送信元端末に通知するこ
とができるので、送信元端末が適切な処置を行え、状況
に応じた効率のよい伝送を行うことができる。
【0023】なお、本実施の形態では中継装置に第一の
伝送路と第二の伝送路の2つの伝送路しか接続されてい
ないが、送信側の伝送路(第一の伝送路)と受信側の伝
送路(第二の伝送路)とが、それぞれ複数接続されてい
ても同様の効果を得ることができる。
【0024】また、本実施の形態では、通知手段3は入
力データを廃棄した旨を送信元端末装置10に通知して
いるが、それを送信先端末装置11に通知するようにし
てもよい。この結果、自装置宛のデータの廃棄を通知さ
れた送信先端末装置が、送信元端末装置に対して必要な
データ分だけ送るよう、或いはデータを圧縮して送るよ
う指示することにより、状況に応じた効率のよい伝送を
行うことができる。
【0025】また、本実施の形態では、第一の伝送路2
0の使用可能な残りの帯域の情報に基づいて、第二の伝
送路21からの全入力データを第一の伝送路20に出力
するのに必要な帯域が残っているかを計算するというス
テップS21の処理を入力データ処理手段2が行ってい
るが、この処理を伝送路監視手段1が行っても同様の効
果を得ることができる。この場合、ステップS21の処
理を含めた結果が伝送路監視手段1の監視結果となり、
この監視結果とデータを廃棄したか否かという入力デー
タ処理手段2による処理結果とに基づく通知情報を、通
知手段3により送信元端末装置に通知する。
【0026】また、本実施の形態では第二の伝送路21
に直接送信元端末装置10が接続されているが、他のデ
ータ中継装置を介して接続されている場合も同様の効果
を得ることができる。
【0027】実施の形態2.本実施の形態では、入力デ
ータを解析する手段を設けた場合について説明する。図
3は入力データ解析手段を設けた場合のブロック図であ
り、図3において4は第二の伝送路21からデータ中継
装置に入力されたデータを解析する入力データ解析手段
である。その他の上記実施の形態と同様の部分は同じ番
号で示した。
【0028】以下に図4に示すフローチャートを用いて
動作を説明する。第二の伝送路21からデータ中継装置
に入力されたデータは入力データ解析手段4に入力さ
れ、入力データ解析手段4では入力データのヘッダ内に
示された優先度の解析および解析された優先度情報(タ
グ)を入力データに付加する作業が行われる。図4にお
いてステップS4は入力データ解析手段4の動作を示し
ている。入力データ解析手段4において、入力されたデ
ータは優先度の解析を待つ間一時的にバッファ(図示せ
ず)に蓄積される。入力データの優先度の解析は、ヘッ
ダ内に各ペイロードの優先順位を示す優先度フラグを参
照して行う(ステップS41)。あるいは、ヘッダ内の
オプション部を優先度フラグとして割り当てている場
合、その部分を参照する。この優先度フラグの情報に基
づいて優先度を決定し、この優先度情報をタグ情報とし
て生成する。そして、一時的にバッファに蓄積しておい
たデータにこのタグ情報を付加する(ステップS4
2)。この付加されたタグ情報に基づいて、どの優先度
の入力データがどれだけ第一の伝送路20の帯域を使用
するかを入力データ処理手段2に通知する(ステップS
43)。例えば、優先度が0から3の4段階に分かれて
おり、ヘッダ内の優先度フラグを解析して生成されたタ
グ情報から、図5に示すように第一の伝送路20の使用
可能な全帯域100Kbpsに対して優先度0のデータ
が10Kbps、優先度1のデータが15Kbps、優
先度2のデータが5Kbps、優先度3のデータが20
Kbpsを占有するという解析結果が出た場合、この解
析結果を入力データ処理手段2に通知する。
【0029】一方、図4においてステップS1は上記実
施の形態で説明した伝送路監視手段1の動作と同様の動
作を示している。伝送路監視手段1は第一の伝送路20
で使用されている帯域を監視する(ステップS11)。
ここでいう第一の伝送路20で使用されている帯域と
は、第二の伝送路21に接続された端末間で使用されて
いる帯域のことである。そして、この第一の伝送路20
において使用可能な残りの帯域がどれだけ存在するかと
いう情報を監視結果として入力データ処理手段2に通知
する(ステップS12)。例えば、第一の伝送路20を
使って端末装置12と端末装置13が通信を行ってお
り、第一の伝送路20の使用可能な全帯域100Kbp
sに対して60Kbpsを使用している場合、使用可能
な残りの帯域は40Kbpsであるという監視結果を入
力データ処理手段2に通知する。
【0030】そして、入力データ解析手段4による解析
結果および伝送路監視手段1による監視結果に基づいて
入力データ処理手段2が動作する。図4においてステッ
プS2は入力データ処理手段2の動作を示している。入
力データ処理手段2では、入力データ解析手段4による
解析結果、すなわち各優先度の入力データがどれだけの
帯域を使用するかという情報と、伝送路監視手段1によ
る監視結果、すなわち第一の伝送路20の使用可能な残
りの帯域の情報とに基づいて、優先度の高い方から何番
目までの入力データが第一の伝送路20の使用可能な帯
域内に収まるかを計算する(ステップS201)。この
結果、入力データ処理手段2は、入力データ解析手段4
により付加されたタグを参照して送信可能な優先度の入
力データであるか否かを判断し(ステップS202)、
送信可能な優先度の入力データについては送信を行い
(ステップS203)、送信不可能な優先度の入力デー
タについては廃棄し(ステップS204)、廃棄した旨
を通知手段3へ通知する(ステップS205)。例え
ば、入力データ処理手段2が入力データ解析手段4によ
り図5に示すような解析結果を得るとともに伝送路監視
手段1により第一の伝送路20の使用可能帯域は40K
bpsであるという情報を得たとする。この場合、優先
度0のデータ10Kbps、優先度1のデータ15Kb
psおよび優先度2のデータ5Kbps(計30Kbp
s)が送信可能であり、優先度3のデータ20Kbps
は使用可能な残りの帯域が10Kbpsであるため送信
不可能であるという結果を算出する。入力データ処理手
段2は、この算出結果に従い、入力データ解析手段4に
より付加されたタグを参照して、優先度0から2のデー
タを送信先に送信する。また、送信不可能であると判断
した優先度3のデータは廃棄し、優先度3のデータ20
Kbpsは使用可能な帯域が10Kbpsであるため廃
棄した旨を通知手段3へ通知する。
【0031】図4においてステップS3は通知手段3の
動作を示しており、入力データ処理手段2よりデータを
廃棄した旨の情報を受け取った通知手段3は、データを
廃棄した旨を廃棄されたデータの送信元端末10へ通知
する(ステップS31)。通知手段3よりこの通知を受
け取った送信元端末装置10は、使用可能な帯域分だけ
のデータを送り直してもよいし、圧縮して使用可能帯域
内に収まるようにして送り直してもよいし、優先度を上
げて送り直してもよい。以上のような処理を全ての入力
データについて繰り返す(ステップS6)。例えば、入
力データ処理手段2より使用可能な帯域が10Kbps
であるため優先度3のデータ20Kbpsは廃棄したと
いう情報を受け取った通知手段3は、この情報を廃棄さ
れたデータの送信元端末装置10へ通知する。通知手段
3よりこの通知を受け取った送信元端末装置10は、使
用可能な帯域10Kbps分だけのデータを送り直して
もよいし、20Kbpsを使用するデータを1/2に圧
縮して送り直してもよい。この結果、廃棄したデータに
ついても一部或は全てのデータが送信可能となる。
【0032】以上説明したように、前記第二の伝送路よ
り入力するデータを解析する入力データ解析手段を備え
るとともに、前記入力データ処理手段は前記入力データ
解析手段による解析結果と前記伝送路監視手段による監
視結果に基づいて前記第二の伝送路より入力されたデー
タを処理することにより、第一の伝送路の使用状況を送
信元端末に通知することができるので、状況に応じた効
率のよい伝送を行うことができる。
【0033】なお、本実施の形態では中継装置に第一の
伝送路と第二の伝送路の2つの伝送路しか接続されてい
ないが、送信側の伝送路(第一の伝送路)と受信側の伝
送路(第二の伝送路)とが、それぞれ複数接続されてい
ても同様の効果を得ることができる。
【0034】また、本実施の形態では入力データ解析手
段1でヘッダ内に示された優先度からタグを作成してい
るが、タグを作成せず、ヘッダ内の優先度情報を直接使
用するようにしても同様の効果を得ることができる。
【0035】また、本実施の形態では、通知手段3は送
信元端末装置10からの入力データを廃棄した旨を送信
元端末装置10に通知しているが、送信先端末装置11
に通知するようにしてもよい。この結果、自装置宛のデ
ータが廃棄されたことを認識した送信先端末装置が、送
信元端末装置に対して必要なデータ分だけ再度送るよ
う、或いはデータを圧縮して送るよう指示したり、優先
度を上げて送り直すよう指示することにより、状況に応
じた効率のよい伝送を行うことができる。
【0036】また、本実施の形態では、優先度に基づい
て帯域の割り当てを行っているが、許容遅延時間や、リ
アルタイムデータ/非リアルタイムデータのようなデー
タ種別等、レベルを付けられるパラメータにより割り当
てを行うようにしても同様の効果を得ることができる。
【0037】また、本実施の形態では第二の伝送路21
に直接送信元端末装置10が接続されているが、他のデ
ータ中継装置を介して接続されている場合も同様の効果
を得ることができる。
【0038】実施の形態3.本実施の形態では、前記入
力データ解析手段による解析結果と前記伝送路監視手段
による監視結果に基づいて前記伝送路内のデータを制御
する伝送路内データ制御手段を設けた場合について説明
する。図6は伝送路内データ制御手段を設けた場合のブ
ロック図であり、図6において5は伝送路内データ制御
手段である。その他の上記実施の形態と同様の部分は同
じ番号で示した。
【0039】以下に図7に示すフローチャートを用いて
動作を説明する。図7において伝送路監視手段1の動作
を示すステップS1及び入力データ解析手段4の動作を
示すステップS4については、上記実施の形態と同様で
あるため説明を省略する。図7においてステップS2は
入力データ処理手段2の動作を示している。入力データ
処理手段2では、入力データ解析手段4による解析結
果、すなわち各優先度の入力データがどれだけの帯域を
使用するかという情報と、伝送路監視手段1による監視
結果、すなわち第一の伝送路20で各優先度のデータが
どれだけ帯域を使用しており、使用可能な残りの帯域は
どれだけかという情報とに基づいて、既に送信中(第一
の伝送路20に接続された端末装置間の通信で帯域を使
用中)のデータに加え、全入力データを第一の伝送路2
0に出力するのに必要な帯域が不足していると判断した
場合は、全データのうち優先度の高い方から何番目まで
のデータが第一の伝送路20の全帯域内に収まるかを計
算する(ステップS211)。この結果に基づき、入力
データ処理手段2は、既に送信中のデータ及び入力デー
タの全データについて以下のような個々の処理を行う。
例えば、まずあるデータが送信可能な優先度のデータで
あるか否かを判断する(ステップS212)。送信可能
な優先度のデータである場合(ステップS212でYe
s)、既に送信中のデータであるか入力データであるか
を判断し(ステップS213)、既に送信中のデータで
ある場合(ステップS213で送信中のデータ)はその
まま何もせず(すなわち端末装置間でのデータ送信は継
続される)、入力データである場合(ステップS213
で入力データ)はその入力データを送信先端末装置11
に送信する(ステップS214)。また、ステップS2
12で送信可能な優先度のデータでないと判断された場
合(ステップS212でNo)、ステップS215で既
に送信中のデータであるか入力データであるかを判断す
る。既に送信中のデータである場合(ステップS215
で送信中のデータ)はデータ送信を中止する旨を伝送路
内データ制御手段5に通知し(ステップS216)、入
力データである場合(ステップS215で入力データ)
はその入力データを廃棄し(ステップS217)、その
入力データを廃棄した旨を通知手段3に通知する(ステ
ップS218)。例えば、入力データ解析手段4による
図5に示すような解析結果及び伝送路監視手段1による
図8に示すような監視結果を得る。これらに基づいて入
力データ処理手段2は優先度0のデータ30Kbps
(入力データ10Kbps、送信中データ20Kbp
s)、優先度1のデータ40Kbps(入力データ15
Kbps、送信中データ25Kbps)、優先度2のデ
ータ25Kbps(入力データ5Kbps、送信中デー
タ20Kbps)が送信可能であり、優先度3のデータ
30Kbps(入力データ20Kbps、送信中データ
10Kbps)は送信不可能であるという結果を算出す
る。入力データ処理手段2は、この算出結果に従い、優
先度0から2のデータのうち送信中のデータについては
そのまま何もせず(すなわち端末装置間でのデータ送信
は継続される)、優先度0から2のデータのうち入力デ
ータについてはそのデータを送信先端末装置11に送信
する。また、優先度3のデータのうち送信中のデータに
ついてはデータ送信を中止する旨を伝送路内データ制御
手段5に通知する。図7においてステップS5は伝送路
内データ制御手段5の動作を示しており、入力データ処
理手段2よりデータ送信を中止する旨を通知された伝送
路内データ制御手段5は、通知されたデータ送信を中止
する(ステップS51)。例えば、上述の例では使用可
能な帯域が5Kbpsであるため優先度3の送信中デー
タ10Kbpsについてはデータ送信を中止する旨を入
力データ処理手段2より通知された伝送路内データ制御
手段5は、通知された内容のデータ送信を中止する制御
を行う。
【0040】一方、優先度3のデータのうち入力データ
についてはそのデータを廃棄し、データを廃棄した旨を
通知手段3に通知する。図7においてステップS3は通
知手段3の動作を示しており、入力データ処理手段2よ
りデータを廃棄した旨の情報を受け取った通知手段3
は、廃棄した旨を廃棄されたデータの送信元端末装置1
0へ通知する(ステップS31)。通知手段3よりこの
通知を受け取った送信元端末装置10は、使用可能な帯
域分だけのデータを送り直してもよいし、圧縮して使用
可能帯域内に収まるようにして送り直してもよい。例え
ば、使用可能な帯域が5Kbpsであるため優先度3の
データ20Kbpsについては廃棄したという情報を入
力データ処理手段2より受け取った通知手段3は、この
情報を廃棄されたデータの送信元端末装置10へ通知す
る。通知手段3よりこの通知を受け取った送信元端末装
置10は、使用可能な帯域5Kbps分だけのデータを
送り直してもよいし、20Kbpsを使用するデータを
1/4に圧縮して送り直してもよいし、優先度を上げて
送り直してもよい。この結果、廃棄したデータについて
も一部或は全てのデータが送信可能となる。以上のよう
な処理を既に送信中のデータ及び入力データの全てにつ
いて繰り返す(ステップS6)。このようにして、送信
中のデータであるか入力データであるかにかかわらず、
優先度の高いデータに優先的に帯域を割り当てることが
でき、限られた帯域を効率的に使用することができる。
【0041】以上説明したように、前記入力データ解析
手段による解析結果と前記伝送路監視手段による監視結
果に基づいて前記第一の伝送路内のデータを制御する伝
送路内データ制御手段を備えることにより、伝送路内で
既に送信中のデータも制御することができるので、送信
中のデータであるか入力データであるかにかかわらず、
限られた帯域を優先度の高いデータに割り当てることが
できる。
【0042】なお、本実施の形態では中継装置に第一の
伝送路と第二の伝送路の2つの伝送路しか接続されてい
ないが、送信側の伝送路(第一の伝送路)と受信側の伝
送路(第二の伝送路)とが、それぞれ複数接続されてい
ても同様の効果を得ることができる。
【0043】また、本実施の形態では、伝送路内データ
制御手段5が該当するデータ送信を中止して終了してい
るが、伝送路内データ制御手段5によりデータ送信を中
止させられた端末装置は、使用可能な帯域分だけのデー
タを送り直してもよいし、圧縮して使用可能帯域内に収
まるようにして送り直してもよいし、優先度を上げて送
り直してもよい。
【0044】また、本実施の形態では、通知手段3は送
信元端末装置10からの入力データを廃棄した旨を送信
元端末装置10に通知しているが、送信先端末装置11
に通知するようにしてもよい。この結果、廃棄した旨を
通知された送信先端末装置11が、送信元端末装置10
に対して必要なデータ分だけ送るよう、或いはデータを
圧縮して送るよう指示したり、優先度を上げて送り直す
よう指示することにより、状況に応じた効率のよい伝送
を行うことができる。
【0045】また、本実施の形態では、優先度に基づい
て帯域の割り当てを行っているが、許容遅延時間や、リ
アルタイムデータ/非リアルタイムデータのようなデー
タ種別等、レベルを付けられるパラメータにより割り当
てを行うようにしても効率のよい伝送を行うことができ
る。
【0046】また、本実施の形態では第二の伝送路21
に直接送信元端末装置10が接続されているが、他のデ
ータ中継装置を介して接続されている場合も同様の効果
を得ることができる。
【0047】実施の形態4.上記実施の形態では、伝送
制御手段3により制御される制御方法を制御方法通知手
段4が端末に通知する場合について説明したが、本実施
の形態では、制御方法通知手段4が通知した制御方法に
対する端末からの応答に基づいて伝送方法を制御する場
合について説明する。
【0048】以下に図9に示すフローチャートを用いて
動作を説明する。図9において伝送路監視手段1の動作
を示すステップS1及び入力データ解析手段4の動作を
示すステップS4については、上記実施の形態と同様で
ある。図9においてステップS2は入力データ処理手段
2の動作を示している。入力データ処理手段2では、伝
送路監視手段1による伝送路の使用可能な残りの帯域の
情報と、入力データ解析手段4による各優先度の入力デ
ータがどれだけの帯域を使用するかという情報とに基づ
いて、優先度の高い方から何番目までのデータが伝送路
の使用可能な帯域内に収まるかを計算する(ステップS
221)。そして、この計算結果を通知手段3へ通知す
る(ステップS222)。例えば、入力データ処理手段
2が入力データ解析手段4により図5に示すような解析
結果を得るとともに伝送路監視手段1により第一の伝送
路20の使用可能帯域は40Kbpsであるという情報
を得たとする。この場合、優先度0のデータ10Kbp
s、優先度1のデータ15Kbpsおよび優先度2のデ
ータ5Kbps(計30Kbps)が送信可能であり、
優先度3のデータ20Kbpsは使用可能な残りの帯域
が10Kbpsであるため送信不可能であるという結果
を算出する。そして、この算出結果を通知手段3へ通知
する。
【0049】図9においてステップS3は通知手段3の
動作を示しており、入力データ処理手段2より算出結果
を受け取った通知手段3は、送信不可能であると算出さ
れたデータの送信元端末装置10にその旨を通知する
(ステップS301)。この通知を受け取った送信元端
末装置10は入力データ処理手段2に対して、使用可能
な帯域分だけのデータを送信するよう指示したり、圧縮
して使用可能帯域内に収まるようにして送り直す旨を通
知したりと、処理方法について要求を返送してくるの
で、その要求を待つ(ステップS302)。入力データ
処理手段2が送信元端末装置10からの要求を受け入れ
ず処理方法が決定しなかった場合(ステップS303で
No)、決まらなかったことを送信元端末装置10に通
知し、再度送信元端末装置10からの要求を待つ。入力
データ処理手段2が送信元端末装置10からの要求を受
け入れて処理方法が決定した場合(ステップS303で
Yes)、入力データ処理手段2は、先に送信可能と算
出したデータを送信すると共に、送信不可能と算出した
データを交渉により決定した処理方法に従って処理する
(ステップS304)。例えば、入力データ処理手段2
より優先度3のデータ20Kbpsは使用可能帯域が1
0Kbpsであるため送信不可能であるという情報を受
け取った通知手段3は、この情報を送信不可能であると
算出されたデータの送信元端末装置10に通知する。通
知手段3よりこの通知を受け取った送信元端末装置10
は、使用可能な帯域10Kbps分だけのデータを送信
するよう指示したり、20Kbpsを占有するデータを
1/2に圧縮して送り直す旨を通知したりと、処理方法
について要求を行う。このような交渉の末(この交渉は
何回行ってもよい)、データを1/2に圧縮して送り直
すという処理方法に決定したとすると、入力データ処理
手段2は、先に送信可能と算出したデータを送信し、送
信不可能と算出したデータを廃棄するとともに、1/2
に圧縮して送り直されたデータを送信する。
【0050】以上説明したように、入力データ処理手段
が、前記通知手段により通知された通知情報に対する端
末からの応答に基づいて入力データを処理することによ
り、入力データの処理方法を端末と交渉を行って決定す
ることができるので、状況に応じた効率のよい伝送を行
うことができる。
【0051】なお、本実施の形態では、入力データ処理
手段2が送信元端末装置10と処理方法の交渉を行った
後に全てのデータ(先に送信可能と算出したデータ及び
交渉により処理方法を決定したデータ)の送信を行って
いるが、入力データ処理手段2により送信可能と算出し
たデータについては送信を行い、その後送信不可能と算
出したデータについて交渉を行った後、交渉結果に基づ
いてデータを送信するようにしてもよい。
【0052】また、本実施の形態では、入力データ処理
手段2は送信不可能と算出したデータを廃棄する前に送
信元端末装置10と交渉を行っているが、入力データ処
理手段2は送信不可能と算出したデータを廃棄し、その
旨を通知手段3により送信元端末装置10に通知した
後、データを圧縮して送り直す等の交渉を送信元端末装
置10と行うようにしても同様の効果を得ることができ
る。
【0053】また、本実施の形態では、入力データ処理
手段2は送信元端末装置10と交渉を行って処理方法を
決定しているが、送信先端末装置11と交渉を行うよう
にしても、効率のよい伝送を行うことができる。例え
ば、入力データ処理手段2は送信元端末装置10との交
渉の末、データを圧縮して送信しようと決定し(或いは
最初から送信元端末装置10が圧縮形式でデータを送信
しようとし)、通知手段3を介してその旨を送信先端末
装置11に通知したとする。しかし、送信先端末装置1
1は圧縮形式をサポートしていないため、圧縮しないフ
ォーマットでデータを送信するよう入力データ処理手段
2と交渉を行う。この交渉結果を通知された送信元端末
装置は圧縮しないフォーマットでデータを送信する。こ
のようにして、送信先端末装置の状況も考慮して処理方
法を決定できるので、効率のよい伝送を行うことができ
る。
【0054】また、中継装置内或いは中継装置と別装置
内のデータの圧縮機能を利用することにより、入力デー
タ処理手段2により送信不可能と算出されたデータを圧
縮して送信してよいか否かを通知手段3と端末(送信元
端末装置、送信先端末装置)との間で交渉してデータを
送信するようにすれば、効率のよい伝送を行うことがで
きる。また、端末に通知のみ行い了解を得ずにデータを
送信するようにしてもよい。
【0055】また、伝送路に接続された端末の状態を監
視し、その監視結果を考慮して入力データ処理手段2が
入力データを処理するようにすれば、更に効率のよい伝
送を行うことができる。例えば、送信先端末装置11が
どのような圧縮機能をサポートしているか等の伝送路監
視手段1による監視結果を知ることにより、入力データ
処理手段2により送信不可能と算出されたデータについ
て、交渉を行うことなく送信先端末装置11がサポート
している圧縮機能で圧縮して送信することができるの
で、伝送路に接続された端末の状態を考慮した更に効率
のよい伝送を行うことができる。
【0056】また、前記入力データ解析手段による解析
結果と前記伝送路監視手段による監視結果に基づいて前
記伝送路内のデータを制御する伝送路内データ制御手段
を備えても、効率のよい伝送を行うことができる。
【0057】また、本実施の形態では第二の伝送路21
に直接送信元端末装置10が接続されているが、他のデ
ータ中継装置を介して接続されている場合も同様の効果
を得ることができる。
【0058】実施の形態5.上記実施の形態では、受信
したデータに基づき確保するべき帯域を算出してデータ
を送信する場合について説明したが、伝送路の帯域を管
理する帯域管理手段6を備え、この帯域管理手段6によ
り伝送すべきデータ用の帯域を確保してから実際のデー
タを送信する場合について図10を用いて説明する。図
10において、6は入力データ解析手段内に設けられた
帯域管理手段である。その他の上記実施の形態と同様の
部分は同じ番号で示した。
【0059】以下に図11に示すフローチャートを用い
て動作を説明する。例えば、IEEE1394バスのよ
うにリアルタイム系のデータ転送モード及び非リアルタ
イム系のデータ転送モードの使用可能帯域がそれぞれ決
められている場合、入力データ解析手段4は、帯域管理
手段6からの情報をもとに、複数種類のリアルタイム系
データによりどれだけの帯域が要求されているかを算出
し(ステップS401)、入力データ解析手段4はこの
算出結果を入力データ処理手段2に通知する(ステップ
S402)。例えば、入力データ解析手段4は、25K
bps、15Kbps、10Kbpsの帯域を要求する
リアルタイム系データが存在すると算出し、これらの値
を入力データ処理手段2に通知する。
【0060】伝送路監視手段1は第一の伝送路20で使
用されている帯域を監視しており(ステップS10
1)、リアルタイム系データ転送モードで送信可能な残
りの帯域がどれだけ存在するかという情報を入力データ
処理手段2に通知する(ステップS102)。例えば、
リアルタイム系のデータ転送モードの使用可能帯域が5
0Kbpsで、このうち、リアルタイム系データ転送モ
ードで既に10Kbpsが使用されているとする。この
場合、リアルタイム系データ転送モードで40Kbps
が送信可能であるので、その値を入力データ処理手段2
に通知する。
【0061】そして、入力データ処理手段2は、入力デ
ータ解析手段4による解析結果および伝送路監視手段1
による監視結果に基づいてリアルタイム系データ転送モ
ードで要求されている帯域と残りの使用可能帯域とを比
較する(ステップS231)。比較した結果、要求され
ている帯域が残りの帯域より少ない場合は(ステップS
232でNo)全ての帯域を確保し(ステップS23
3)、要求されている帯域が残りの帯域より多い場合は
(ステップS232でYes)、要求されているリアル
タイム系データのうちどの要求が送信不可能であるかを
算出し(ステップS234)、この算出結果を通知手段
3に通知する(ステップS235)。例えば、入力デー
タ処理手段2は、前述のようにリアルタイム系データ転
送モードで要求されている帯域は25Kbps、15K
bps、10Kbpsであるという情報と、使用可能な
帯域40Kbpsという情報とを比較し、比較した結
果、例えば使用可能な帯域を最も効率的に使用できるか
を基準にして、10Kbpsの帯域を要求するリアルタ
イム系データが送信不可能であることを算出し、この算
出結果を通知手段3に通知する。
【0062】入力データ処理手段2より算出結果を受け
取った通知手段3は、この帯域要求の要求元端末である
送信元端末装置10にそのリアルタイム系データを非リ
アルタイム系データ転送モードで送信してもよいか否か
を通知する(ステップS311)。通知手段3よりこの
通知を受け取った送信元端末装置10は、非リアルタイ
ム系の転送モードで送信してもよいと判断すると(ステ
ップS312でYes)、その旨を入力データ処理手段
2に通知し(ステップS313)、この通知を受け取っ
た入力データ処理手段3はそのリアルタイム系データを
非リアルタイム系データ転送モードで送信する(ステッ
プS314)。(このとき、そのリアルタイム系データ
を非リアルタイム系データ転送モードで送信する旨を送
信先端末装置11にも通知する。)この結果、そのリア
ルタイム系データは送信不可として処理されることなく
(通常は帯域不足で送信不可となる)送信先端末装置1
1へ転送される。また、送信元端末装置10が、そのリ
アルタイム系データはリアルタイム系転送モードで送信
する必要があり、非リアルタイム系転送モードでの送信
を拒否した場合は(ステップS312でNo)、その旨
を入力データ処理手段2に通知し(ステップS31
5)、入力データ処理手段2はそのリアルタイム系デー
タを送信不可として処理する(ステップS316)。以
上説明したように、第一の伝送路の伝送帯域を管理する
帯域管理手段を備えることにより、第一の伝送路の伝送
帯域の状態を端末に通知することができるので、状況に
応じた効率のよい伝送を行うことができる。
【0063】なお、本実施の形態では中継装置に第一の
伝送路と第二の伝送路の2つの伝送路しか接続されてい
ないが、送信側の伝送路(第一の伝送路)と受信側の伝
送路(第二の伝送路)とが、それぞれ複数接続されてい
ても同様の効果を得ることができる。
【0064】また、本実施の形態では、帯域管理機能を
入力データ管理手段が持っているが、中継装置内の他の
手段が持っても或いは中継装置とは別の装置が持って
も、同様の効果を得ることができる。
【0065】また、本実施の形態では要求されている帯
域と使用可能な帯域とを比較して、使用可能な帯域を最
も効率的に使用できるかを基準にして、どの要求に対す
る帯域を確保するかを判断しているが、優先度等を基準
としてどの要求に対する帯域を確保するかを判断して
も、同様の効果を得ることができる。
【0066】前記実施の形態と同様に、送信元端末装置
や送信先端末装置に通知したり、これらの端末と交渉し
たり、或いは伝送路に接続された端末の状態を監視する
ようにしても、同様の効果を得ることができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、端末が接続された
第一の伝送路の状態を監視する伝送路監視手段と、この
伝送路監視手段の監視結果に基づいて、端末が接続され
た第二の伝送路より入力されたデータを処理する入力デ
ータ処理手段と、この入力データ処理手段におけるデー
タの処理状態と前記伝送路監視手段の監視結果とに基づ
く通知情報を前記端末に通知する通知手段とを備えるこ
とにより、第一の伝送路の状態を端末に通知することが
できるので、状況に応じた効率のよい伝送を行うことが
できる。
【0068】また、前記伝送路監視手段は前記第一の伝
送路に接続された端末間の通信による伝送路使用状態を
監視することにより、第一の伝送路の状態を端末に通知
することができるので、状況に応じた効率のよい伝送を
行うことができる。
【0069】また、前記通知手段は前記入力データ処理
手段による処理結果と前記伝送路監視手段の監視結果と
に基づく通知情報を前記端末に通知することにより、第
一の伝送路の状態を端末に通知することができるので、
状況に応じた効率のよい伝送を行うことができる。
【0070】また、前記第二の伝送路より入力するデー
タを解析する入力データ解析手段を備えるとともに、前
記入力データ処理手段は前記入力データ解析手段による
解析結果と前記伝送路監視手段による監視結果に基づい
て前記第二の伝送路より入力されたデータを処理するこ
とにより、第一の伝送路の状態を端末に通知することが
できるので、状況に応じた効率のよい伝送を行うことが
できる。
【0071】また、前記入力データ解析手段による解析
結果と前記伝送路監視手段による監視結果に基づいて前
記第一の伝送路内のデータを制御する伝送路内データ制
御手段を備えることにより、伝送路内で既に送信中のデ
ータも制御することができるので、送信中のデータであ
るか入力データであるかにかかわらず、限られた帯域を
優先度の高いデータに割り当てることができる。
【0072】また、前記通知手段は、前記第二の伝送路
に接続された送信元端末に通知情報を通知することによ
り、第一の伝送路の状態を送信元端末に通知することが
できるので、状況に応じた効率のよい伝送を行うことが
できる。
【0073】また、前記通知手段は、前記第一の伝送路
に接続された送信先端末に通知情報を通知することによ
り、第一の伝送路の状態を送信先端末に通知することが
できるので、状況に応じた効率のよい伝送を行うことが
できる。
【0074】また、前記入力データ処理手段は、前記通
知手段により通知された通知情報に対する端末からの応
答に基づいて入力データを処理することにより、入力デ
ータの処理方法を端末と交渉を行って決定することがで
きるので、状況に応じた効率のよい伝送を行うことがで
きる。
【0075】また、前記伝送路監視手段は、前記第一の
伝送路に接続された端末の状態を監視することにより、
第一の伝送路に接続された端末の状態を考慮することが
できるので、状況に応じた効率のよい伝送を行うことが
できる。
【0076】また、第一の伝送路の伝送帯域を管理する
帯域管理手段を備えることにより、第一の伝送路の伝送
帯域の状態を端末に通知することができるので、状況に
応じた効率のよい伝送を行うことができる。
【0077】また、端末が接続された第一の伝送路の状
態を監視し、この監視結果に基づいて端末が接続された
第二の伝送路より入力されたデータを処理し、このデー
タの処理状態と前記監視結果とに基づいた情報を前記端
末に通知することにより、第一の伝送路の状態を端末に
通知することができるので、状況に応じた効率のよい伝
送を行うことができる。
【0078】また、伝送路を介して端末と接続され、前
記伝送路から入力されたデータを処理する入力データ処
理手段と、この入力データ処理手段におけるデータの処
理状態を前記端末に通知する処理状態通知手段とを備え
ることにより、データの処理状態を端末に通知すること
ができるので、状況に応じた効率のよい伝送を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデータ中継装置の実施形態を
示すブロック図
【図2】 本発明に係るデータ中継装置の動作を示す
フローチャート
【図3】 本発明に係るデータ中継装置の実施形態を
示すブロック図
【図4】 本発明に係るデータ中継装置の動作を示す
フローチャート
【図5】 入力データ解析手段による解析結果の例を
示す表
【図6】 本発明に係るデータ中継装置の実施形態を
示すブロック図
【図7】 本発明に係るデータ中継装置の動作を示す
フローチャート
【図8】 伝送路監視手段による監視結果の例を示す
【図9】 本発明に係るデータ中継装置の動作を示す
フローチャート
【図10】 本発明に係るデータ中継装置の実施形態を
示すブロック図
【図11】 本発明に係るデータ中継装置の動作を示す
フローチャート
【図12】 従来のホームバスシステムの各構成要素を
示すシステム構成図
【図13】 ホームバスシステム設定器の内部構成を示
すブロック図
【符号の説明】
1 伝送路監視手段 2 入力データ処理手段 3 通知手段 4 入力データ解析手段 5 伝送路内データ制御手段 6 帯域管理手段 10 送信元端末装置 11 送信先端末装置 12、13 端末装置 20 第一の伝送路 21 第二の伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/66 (72)発明者 佐野 泰之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA11 HB08 HC14 HD03 HD06 JA07 JA10 JT02 LC09 LC14 MA04 MB01 MC07 MC08 5K032 AA06 BA04 CC05 CC06 DA07 DB24 DB26 DB28 EA06 EA07 5K033 AA06 BA04 CB06 CB08 DA05 DA13 DB16 DB19 DB20 EA06 EA07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末が接続された第一の伝送路の状態を
    監視する伝送路監視手段と、この伝送路監視手段の監視
    結果に基づいて、端末が接続された第二の伝送路より入
    力されたデータを処理する入力データ処理手段と、この
    入力データ処理手段におけるデータの処理状態と前記伝
    送路監視手段の監視結果とに基づく通知情報を前記端末
    に通知する通知手段とを備えたことを特徴とするデータ
    中継装置。
  2. 【請求項2】 前記伝送路監視手段は前記第一の伝送路
    に接続された端末間の通信による伝送路使用状態を監視
    することを特徴とする請求項1記載のデータ中継装置。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は前記入力データ処理手段
    による処理結果と前記伝送路監視手段の監視結果とに基
    づく通知情報を前記端末に通知することを特徴とする請
    求項1記載のデータ中継装置。
  4. 【請求項4】 前記第二の伝送路より入力するデータを
    解析する入力データ解析手段を備えるとともに、前記入
    力データ処理手段は前記入力データ解析手段による解析
    結果と前記伝送路監視手段による監視結果に基づいて前
    記第二の伝送路より入力されたデータを処理することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のデータ
    中継装置。
  5. 【請求項5】 前記入力データ解析手段による解析結果
    と前記伝送路監視手段による監視結果に基づいて前記第
    一の伝送路内のデータを制御する伝送路内データ制御手
    段を備えたことを特徴とする請求項4記載のデータ中継
    装置。
  6. 【請求項6】 前記通知手段は、前記第二の伝送路に接
    続された送信元端末に通知情報を通知することを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれかに記載のデータ中継装
    置。
  7. 【請求項7】 前記通知手段は、前記第一の伝送路に接
    続された送信先端末に通知情報を通知することを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれかに記載のデータ中継装
    置。
  8. 【請求項8】 前記入力データ処理手段は、前記通知手
    段により通知された通知情報に対する端末からの応答に
    基づいて入力データを処理することを特徴とする請求項
    1ないし7のいずれかに記載のデータ中継装置。
  9. 【請求項9】 前記伝送路監視手段は、前記第一の伝送
    路に接続された端末の状態を監視することを特徴とする
    請求項1ないし8のいずれかに記載のデータ中継装置。
  10. 【請求項10】 第一の伝送路の伝送帯域を管理する帯
    域管理手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし9
    のいずれかに記載のデータ中継装置。
  11. 【請求項11】 端末が接続された第一の伝送路の状態
    を監視し、この監視結果に基づいて端末が接続された第
    二の伝送路より入力されたデータを処理し、このデータ
    の処理状態と前記監視結果とに基づいた情報を前記端末
    に通知することを特徴とするデータ中継方法。
  12. 【請求項12】 伝送路を介して端末と接続され、前記
    伝送路から入力されたデータを処理する入力データ処理
    手段と、この入力データ処理手段におけるデータの処理
    状態を前記端末に通知する処理状態通知手段とを備えた
    ことを特徴とするデータ中継装置。
JP02598399A 1999-02-03 1999-02-03 データ中継装置及びデータ中継方法 Expired - Fee Related JP3709730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02598399A JP3709730B2 (ja) 1999-02-03 1999-02-03 データ中継装置及びデータ中継方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02598399A JP3709730B2 (ja) 1999-02-03 1999-02-03 データ中継装置及びデータ中継方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000224218A true JP2000224218A (ja) 2000-08-11
JP3709730B2 JP3709730B2 (ja) 2005-10-26

Family

ID=12180963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02598399A Expired - Fee Related JP3709730B2 (ja) 1999-02-03 1999-02-03 データ中継装置及びデータ中継方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3709730B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077857A (ja) * 2000-08-31 2002-03-15 Hitachi Ltd マルチメディアデータの送出装置
JP2002344451A (ja) * 2001-05-16 2002-11-29 Yaskawa Electric Corp データ通信装置
JP2006352522A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Nissan Motor Co Ltd 通信制御装置、および通信制御方法
JP2009089122A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Railway Technical Res Inst 経路制御装置及びデータ伝送システム
JP2012531872A (ja) * 2009-07-03 2012-12-10 ゼットティーイー コーポレイション 帯域幅自己適応型ランク付けデータ保護方法及び装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077857A (ja) * 2000-08-31 2002-03-15 Hitachi Ltd マルチメディアデータの送出装置
JP2002344451A (ja) * 2001-05-16 2002-11-29 Yaskawa Electric Corp データ通信装置
JP2006352522A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Nissan Motor Co Ltd 通信制御装置、および通信制御方法
JP2009089122A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Railway Technical Res Inst 経路制御装置及びデータ伝送システム
JP2012531872A (ja) * 2009-07-03 2012-12-10 ゼットティーイー コーポレイション 帯域幅自己適応型ランク付けデータ保護方法及び装置
US8788902B2 (en) 2009-07-03 2014-07-22 Zte Corporation Method and device for bandwidth self-adapting data ranking protection

Also Published As

Publication number Publication date
JP3709730B2 (ja) 2005-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6091733A (en) Communication device using communication protocol including transport layer and communication method using communication protocol including transport layer
JP5544430B2 (ja) 通信装置および通信システム
JP2009147786A (ja) 通信装置、データフレームの送信制御方法及びプログラム
EP1892887B1 (en) Communication method between communication devices and communication apparatus
JP5069332B2 (ja) 通信装置、通信システム、変換方法、及びそのプログラム
US20130294283A1 (en) Facilitating device-to-device communication
WO2021232568A1 (zh) 无线局域网收发数据的方法、终端和系统及网络接入设备
JP2003124969A (ja) 通信システムでデータを送信するための方法及び装置
JP2006031063A (ja) 優先制御装置
EP3611859A1 (en) Data receiving state reporting method and apparatus
JP4312633B2 (ja) 送信方法および送信装置
EP1395000A1 (en) A method of transmitting data streams dependent on the monitored state of the client application buffer
JP2000224218A (ja) データ中継装置及びデータ中継方法
CN115766605A (zh) 网络拥塞控制方法、装置及系统
CN116800460A (zh) 基于中转切换模式的流媒体数据传输方法和系统
US8570929B2 (en) Relay apparatus, communication apparatus, communication system, and relay method
CN107196819B (zh) 一种网络连接的方法及其系统、计算机可读存储介质
CN101026566A (zh) 一种提高接入设备服务带宽的方法、系统及其装置
JP4627290B2 (ja) Tcpを用いたレート制御方法、サーバ及びプログラム
CN103581137A (zh) Ecn代理设备和ecn通知方法
JPH11177621A (ja) データ送信装置及びデータ通信システム
JP2004187099A (ja) 通信制御方法、通信システム及び通信装置
JP2010056990A (ja) 複数コネクションを用いたデータ通信方法
KR100678154B1 (ko) 데이터 전송 시스템에서 선택적 자동 재전송 및 수신 방법
JPH08186601A (ja) 通信装置のデータ転送方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050801

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080819

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090819

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100819

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120819

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120819

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130819

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees