JP2000222580A - 2次元動画像からの3次元構造復元方法 - Google Patents

2次元動画像からの3次元構造復元方法

Info

Publication number
JP2000222580A
JP2000222580A JP11025628A JP2562899A JP2000222580A JP 2000222580 A JP2000222580 A JP 2000222580A JP 11025628 A JP11025628 A JP 11025628A JP 2562899 A JP2562899 A JP 2562899A JP 2000222580 A JP2000222580 A JP 2000222580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angular velocity
camera
acceleration
moving image
dimensional structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11025628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3347087B2 (ja
Inventor
Toshiharu Mukai
利春 向井
Noboru Onishi
昇 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Original Assignee
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RIKEN Institute of Physical and Chemical Research filed Critical RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Priority to JP02562899A priority Critical patent/JP3347087B2/ja
Publication of JP2000222580A publication Critical patent/JP2000222580A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3347087B2 publication Critical patent/JP3347087B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非線形方程式を解く必要がなく、解の一意性
が保証され、かつ並進運動と回転運動を容易に識別で
き、更に対象物の絶対的な大きさも得られる2次元動画
像からの3次元構造復元方法を提供する。 【解決手段】 静止している対象物1の動画像を撮像す
るカメラ2に加速度と角速度を計測するセンサを一体的
に取り付け、動画像と加速度及び角速度のデータを同期
させて記録し、角速度データを基に角速度が0になるよ
うに動画像を画像処理して並進運動だけを含む動画像と
してこの動画像から3次元構造を復元し、更に、加速度
データから求めた速度と、並進運動だけを含む動画像上
の速度との比sから、対象物の大きさを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等の
2次元動画像から、並進運動と回転運動を識別して3次
元構造を復元しかつ対象物の実際の大きさを知る方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラ等で撮像される動画像は観
測者の動きや対象の構造に関する重要な情報を含んでい
る。例えば、街を歩きながらビデオカメラである建物の
周りを動きながら撮影してデータを取れば、後でコンピ
ュータにより3次元構造を復元し、自由な角度から眺め
ることが可能となる。従って、かかる2次元動画像から
の3次元構造の復元は、コンピュータビジョンの重要な
課題の1つであり、この技術が確立されれば、3次元モ
デリング、トラッキング、パッシブ・ナビゲーション、
ロボットビジョンなとの多くの分野に応用可能である。
【0003】この分野の研究は、おおまかに2種類に分
類することができる。1つは、異なる時刻に得られた画
像上の点の対応関係を使う手段であり、もう1つは、画
像上の速度(オプティカルフロー)を利用する手段であ
る。前者に較べてオプティカルフローを使う手段は、
(1)オプティカルフローは画像上の対応点よりも容易
に得られ、(2)速度はオプティカルフローから得られ
るが対応点からは得られない、等の利点がある。
【0004】更に、画像上のオプティカルフローから対
象の構造を復元する手段として、(1)平行投影像を使
うものと(2)透視投影像を使うものがある。前者は後
者の近似であり、この近似は対象がカメラから遠方にあ
る時にのみ成立する。従って、後者の透視投影像を使う
手段の方が高い精度を得ることができる。
【0005】透視投影像のオプティカルフローから対象
の構造を復元する手段としては、従来、特別な仮定を設
けない限り、非線形連立方程式を繰り返し法を用いて解
く必要があった。特別な仮定とは、被観測点が平面上に
ある場合、運動が回転だけ、又は並進だけの場合であ
る。従って、一般的には、非線形連立方程式を解く必要
があるが、その場合、解の一意性が保証されない、繰り
返し法による探索が必要になる、等の問題点があった。
【0006】これらの問題点を解決するために、本発明
の発明者等は、剛体的な運動をする点から透視投影で得
られたオプティカルフロー画像を使って、線形方程式を
解くだけで構造を復元する方法を提案した(「オプティ
カルフロー画像からの線形計算による3次元運動パラメ
ータと構造の復元」,計測自動制御学会論文集,Vol.3
4, No.5, 438/444 (1998))。この方法により、非線形
方程式を解く必要がなく、解の一意性が保証され、かつ
被観測点を増やすことにより精度も容易に向上できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した3次
元構造復元方法には、以下の問題点があった。 (1)図1に例示するように、カメラ2と対象物1との
距離に対して対象物1の奥行きが相対的に小さい場合、
並進運動(A)と回転運動(B)は動きが小さい場合に
は画像上では似たようなオプティカルフローとなるの
で、区別するのは非常に難しい。その結果、対象物の構
造も正しく復元することが困難となる。 (2)対象物の大きさとカメラの並進運動は相対的な値
としてしか求まらず、絶対的な大きさはわからない。な
ぜなら、小さな対象物が近くにあって少し動いた場合
と、大きな対象物が遠くにあって大きく動いた場合とで
は、画像上では全く同じ結果が得られるからである。
【0008】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、非
線形方程式を解く必要がなく、解の一意性が保証され、
かつ並進運動と回転運動を容易に識別でき、更に対象物
の絶対的な大きさも得られる2次元動画像からの3次元
構造復元方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した問題点は原理的
なものであり画像処理だけでは解決できない。しかし、
カメラに加速度・角速度センサを付加して情報を補うこ
とにより、これらの欠点を回避することができる。本発
明はかかる新規の着想に基づくものである。
【0010】すなわち、本発明によれば、静止している
対象物の動画像を撮像するカメラに加速度と角速度を計
測するセンサを一体的に取り付け、動画像と加速度及び
角速度のデータを同期させて記録し、得られた動画像、
加速度データ及び角速度データから3次元構造を復元し
かつ対象物の大きさを求める、ことを特徴とする2次元
動画像からの3次元構造復元方法が提供される。
【0011】本発明の好ましい実施形態によれば、角速
度データを基に角速度が0になるように動画像を画像処
理して並進運動だけを含む動画像とし、この動画像から
3次元構造を復元する。更に、加速度データから求めた
速度と、並進運動だけを含む動画像から求めた速度との
比sから、対象物の大きさを求めるのがよい。
【0012】3次元構造(形)を復元したい対象物は静
止しており、その周りを加速度・角速度センサを取り付
けたカメラを動かしながら撮影し、画像と加速度・角速
度センサの出力を同期させて取り込む。次に、加速度・
角速度センサの出力から角速度データが得られるので、
動画像に対し回転をキャンセルするような操作を施す
と、並進運動だけを含む動画像が得られる。これにより
カメラの動きの自由度は減るので、制限された状況下で
動画像からカメラの動きと対象物の再構成が行える。そ
の結果、カメラの動きが以前より正確にわかるので、対
象物の3次元構造の復元値の精度が向上する。更に、カ
メラ速度と対象物の構造を動画像から求めた値には後述
する同一の未知スケールsが掛かっている。そこで、加
速度データから求めた実際の速度と、並進運動だけを含
む動画像から求めた画像上の速度を比較することによ
り、その比としてこの未知スケールsを求めることがで
き、対象物の大きさを求めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を具体的
に説明する。 1.座標系の定義 以下の説明で位置や速度を表すベクトルを用いるが、ベ
クトルに関して、要素の値を表すために基準となる座標
系を3種類定義する。第1は、世の中に固定したワ−ル
ド座標系であり、ベクトルをこれを基準にして表す場合
は右肩にBを付ける。これを以下「基準ワ−ルド座標
系」と呼ぶ。第2は、カメラと共に動くカメラ座標系で
あり、この場合は右肩にCを付ける。第3は、世の中に
対して固定したワ−ルド座標系であるが、この座標系は
各時刻でのカメラ座標系に重なるように取る。この場
合、右肩にWを付ける。この座標系を以下「瞬時ワ−ル
ド座標系」と呼ぶ。
【0014】基準ワ−ルド座標系は動画像を撮る時間を
通して1つだけであるが、瞬時ワ−ルド座標系はカメラ
の移動に伴い、各時刻ごとに異なったものとなる。例え
ば、カメラがある基準ワ−ルド座標系B1 に対してvB
で動いている場合、カメラ座標系はカメラと共に動いて
いるので、当然vC =0となる。また、この瞬間のカメ
ラ座標系と重なるように取った瞬時ワ−ルド座標系W2
から見た速度は、vW =RvB となる。ここで、RはB
1 からW2 への変換を表す回転である。ベクトルは基準
位置が並進移動しても要素の値は変わらないので、回転
だけで座標系間の関係がつけられる。加速度・角速度セ
ンサの出力は、瞬時ワ−ルド座標系に関する加速度aW
と角速度ωW である。
【0015】2.一時刻のオプティカルフロ−から対象
物構造を復元する方法 図2は、対象物とカメラの位置変化との関係図である。
カメラの中心3から対象物上の点4に向かう単位ベクト
ルをqW 、カメラ中心の移動をあらわすベクトルをδu
W とすると、時刻tとそれから少し後の時刻t+δtで
図2のような関係がある。つまり、qW (t)、q
W (t+δt)、δuW は同一平面上にあるので、スカ
ラー三重積が0になることから、(式1)が成立する。
【数1】
【0016】(1)式をカメラで観測した画像から直接
得られるカメラ座標系での対象物上の点の方向を表す単
位ベクトルqC とその時間微分(つまり、オプティカル
フロー)dqC /dtを使って書き換えると、(式2)
となる。ただし、vW 、ωWはカメラの速度、加速度を
表す。これが対象物上の各点について成り立つ。
【数2】
【0017】vW 、ωW の要素から構成されるベクトル
(式3)を定義する。
【数3】
【0018】(式2)を変形することにより、最終的に
は観測値(8点以上必要)だけから得られる行列Gを使
って、 Gx=0 という方程式が得られる。この式を解くことによってv
W 、ωW が得られる。ただし、vW に関してはスケール
は未知である。ここで得られたvW 、ωW を使って対象
物上の点の位置も復元される。ただし、スケール未知の
W を使うので、対象物のスケールも未知となる。つま
り、速度と点の位置全体について1つの未知数(後述す
るs)があり、全てはこれが掛かった形で求まる。言い
換えると、点の位置の復元値はカメラの単位時間あたり
の移動距離を単位として求まる。
【0019】3.異なる時刻の復元結果を融合する方法 動画像からは各時刻でオプティカルフローが得られるの
で、各時刻で対象物構造やカメラの動きが復元される。
しかし、各時刻での復元値は観測した時刻のカメラ座標
系に一致するように決めた瞬時ワールド座標系を基準に
して求まり、さらにスケールはその時刻でのカメラ速度
を基準として求まるので、カメラが移動する結果、同一
の点でも時刻によって座標値は異なったものとなる。
【0020】しかし、対象物の形自体は各時刻で変わら
ないので、各時刻間の対象物の復元値はスケール、並
進、回転の変換を適切に行えば、重なり合うはずであ
る。これにより、各時刻間の座標系の関係を表すスケー
ル、並進、回転が求まる。例えば図3は、ある時刻にお
いて復元した対象物の3次元構造を示しており、(A)
は時刻t1、(B)は時刻t2におけるものである。対
象物が静止している場合には、形自体は各時刻で変わら
ないので、各時刻間の対象物の復元値はスケール、並
進、回転の変換を適切に行うことにより、重なり合わせ
ることができる。
【0021】求まったスケール、並進、回転を使って各
時刻間の変換を行い、重ね合わせた結果について平均を
取ることによって、対象物の形の精度が向上する。速度
については、スケール変換だけを行えば時刻間でのスケ
ールの比が正しい関係にあるvW (t)が求まるし、ス
ケールと共に回転も行えば同一座標系(重ね合わせる基
準に使ったワールド座標系)での時刻に伴う変遷v
B (t)が求まる。角速度についてはスケールは画像か
ら正しく求まっている、つまり、画像からωW (t)は
融合前からわかっているので、回転だけを行えばω
B (t)が求まる。ただし、これでも各時刻のカメラ速
度と復元した点の位置全体に掛かるスケール自体は未知
のままである。
【0022】4.加速度・角速度センサを用いて問題点
(1)を解決する方法 加速度・角速度センサから角速度が出力されるので、動
画像に対し回転をキャンセルするような操作を施すと、
並進運動だけを含む画像が得られる。これによりカメラ
の動きの自由度は減るので、制限された状況下で動画像
からカメラの動きと対象物の再構成が行える。言い換え
ると、(式2)でωW が加速度・角速度センサから求ま
るので、画像と加速度・角速度センサ出力から求まる行
列をHとして、(式4)という式を解けば良くなる。
【数4】 その結果、カメラの動きが以前より正確にわかるので、
対象物の3次元構造の復元値の精度が向上する。
【0023】5.加速度・角速度センサを用いて問題点
2を解決する方法 加速度・角速度センサ出力を用いてカメラの速度を求
め、これを画像から求めた速度と比較することによって
未知スケールを求めることを考える。この未知スケール
は対象物のスケールでもあるので、結局、対象物の大き
さが求まる。まず、加速度・角速度センサ出力を用いて
カメラの速度を求める方法について述べる。これは理論
的には基準ワールド座標系で表したベクトルを用いて
(式5)式のように書ける。ここでvB (t0 )は速度
の初期値、aB は加速度、gBは重力加速度である。
【数5】
【0024】加速度・角速度センサはカメラに取り付け
てあるのでセンサ出力はカメラ座標系と一致する瞬時ワ
ールド座標系に関して得られるから、(式5)を変形し
て(式6)と(式7)が得られる。ここでR(t)は、
基準ワールド座標系から、時刻tでの瞬時ワールド座標
系への回転を表す。
【数6】
【数7】 このR(t)自体は、初期値がわかっていれば加速度・
角速度センサ出力の角速度を時間積分することによって
求められる。
【0025】上述した原理を用いて加速度・角速度セン
サから求めた速度をvW G (t)と表記し、真の速度v
W (t)との関係を(式8)と表す。ここで、b(t)
は未知の初期速度とドリフトの効果を含めて表したもの
である。
【数8】
【0026】b(t)はセンサのノイズのために少しず
つ変化するが、その変化の値は小さいので、dt/db
(t)≒0とできる。一方、画像から求めた速度をvW
I (t)とするとこれはスケール未知なので(式9)と
なる。よって(式10)という関係が得られる。
【数9】
【数10】
【0027】図4は、画像から求めた速度と真の速度と
の関係図である。この図に示すように、計測時間にわた
ってb(t)がほとんど変化しない場合にはv
W I (t)とvW G (t)をプロットしたグラフはほぼ
直線状に並び、直線の傾きからスケールsがわかる。
【0028】計測時間中にb(t)が変化するとした場
合にも、その単位時間あたりの変化分は小さいので、
(式10)の時間微分を取ると、(式11)となるか
ら、この関係からsが得られる。
【数11】 以上の方法で画像から得られた速度と復元位置全体にか
かるスケルーsが求まるので、最終的に、対象物の大き
さも求まる。
【0029】上述したように、本発明の方法によれば、
動画像を撮像するカメラに加速度と角速度を計測するセ
ンサを一体的に取り付け、動画像と加速度及び角速度の
データを同期させて記録する。また、角速度データを基
に角速度が0になるように動画像を画像処理して並進運
動だけを含む動画像とし、この動画像から3次元構造を
復元する。更に、加速度データから求めた速度と、並進
運動だけを含む動画像から求めた速度との比sから、対
象物の大きさを求める。
【0030】カメラと加速度・角速度センサの出力を同
期させて取り込むことにより、加速度・角速度センサの
出力から角速度データが得られるので、動画像に対し回
転をキャンセルするような操作を施すと、並進運動だけ
を含む動画像が得られる。これによりカメラの動きの自
由度は減るので、制限された状況下で動画像からカメラ
の動きと対象物の再構成が行える。その結果、カメラの
動きが以前より正確にわかるので、対象物の3次元構造
の復元値の精度が向上する。更に、カメラ速度と対象物
の構造を動画像から求めた値には同一の未知スケールs
(式9〜11参照)が掛かっているが、加速度データか
ら求めた実際の速度と、並進運動だけを含む動画像から
求めた画像上の速度を比較することにより、その比とし
てこの未知スケールsを求めることができ、対象物の大
きさを求めることができる。
【0031】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更でき
ることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】上述したように、本発明の2次元動画像
からの3次元構造復元方法は、非線形方程式を解く必要
がなく、解の一意性が保証され、かつ並進運動と回転運
動を容易に識別でき、更に対象物の絶対的な大きさも得
られる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】対象物とカメラとの関係を示す図である。
【図2】対象物とカメラの位置変化との関係図である。
【図3】復元した形状を模式的に示す図である。
【図4】画像から求めた速度と真の速度との関係図であ
る。
【符号の説明】
1 対象物 2 カメラ 3 カメラの中心 4 対象物上の点
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月10日(1999.2.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】加速度・角速度センサはカメラに取り付け
てあるのでセンサ出力はカメラ座標系と一致する瞬時ワ
ールド座標系に関して得られるから、(式5)を変形し
て(式6)と(式7)が得られる。ここでR(t)は、
基準ワールド座標系から、時刻tでの瞬時ワールド座標
系への回転を表す。
【数6】
【数7】 このR(t)自体は、初期値がわかっていれば加速度・
角速度センサ出力の角速度を時間積分することによって
求められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 昇 愛知県名古屋市守山区大字下志段味字穴ケ 洞2271−130 サイエンスパーク研究開発 センター内 理化学研究所バイオ・ミメテ ィックコントロール研究センター内 Fターム(参考) 2F065 AA00 AA04 AA31 AA45 AA53 DD00 DD03 FF04 FF64 JJ03 JJ16 JJ26 QQ07 QQ25 QQ26 QQ42 5B057 CA12 CB13 DA06 DB03 DC03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止している対象物の動画像を撮像する
    カメラに加速度と角速度を計測するセンサを一体的に取
    り付け、動画像と加速度及び角速度のデータを同期させ
    て記録し、得られた動画像、加速度データ及び角速度デ
    ータから3次元構造を復元しかつ対象物の大きさを求め
    る、ことを特徴とする2次元動画像からの3次元構造復
    元方法。
  2. 【請求項2】 角速度データを基に角速度が0になるよ
    うに動画像を画像処理して並進運動だけを含む動画像と
    し、この動画像から3次元構造を復元する、ことを特徴
    とする請求項1に記載の3次元構造復元方法。
  3. 【請求項3】 更に、加速度データから求めた速度と、
    並進運動だけを含む動画像から求めた速度との比sか
    ら、対象物の大きさを求める、ことを特徴とする請求項
    2に記載の3次元構造復元方法。
JP02562899A 1999-02-03 1999-02-03 2次元動画像からの3次元構造復元方法 Expired - Fee Related JP3347087B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02562899A JP3347087B2 (ja) 1999-02-03 1999-02-03 2次元動画像からの3次元構造復元方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02562899A JP3347087B2 (ja) 1999-02-03 1999-02-03 2次元動画像からの3次元構造復元方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000222580A true JP2000222580A (ja) 2000-08-11
JP3347087B2 JP3347087B2 (ja) 2002-11-20

Family

ID=12171142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02562899A Expired - Fee Related JP3347087B2 (ja) 1999-02-03 1999-02-03 2次元動画像からの3次元構造復元方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3347087B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019074532A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 有限会社ネットライズ Slamデータに実寸法を付与する方法とそれを用いた位置測定
US11842502B2 (en) 2018-05-11 2023-12-12 Mitsubishi Electric Corporation Data synchronization device, data synchronization method, and computer readable medium

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019074532A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 有限会社ネットライズ Slamデータに実寸法を付与する方法とそれを用いた位置測定
US11842502B2 (en) 2018-05-11 2023-12-12 Mitsubishi Electric Corporation Data synchronization device, data synchronization method, and computer readable medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP3347087B2 (ja) 2002-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3679549B1 (en) Visual-inertial odometry with an event camera
Rebecq et al. Real-time visual-inertial odometry for event cameras using keyframe-based nonlinear optimization
CN108171733B (zh) 使两个或更多个三维3d点云配准的方法
CN107888828B (zh) 空间定位方法及装置、电子设备、以及存储介质
US11940277B2 (en) Vision-aided inertial navigation system for ground vehicle localization
WO2020140431A1 (zh) 相机位姿确定方法、装置、电子设备及存储介质
JP4743818B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム
CN108170297B (zh) 实时六自由度vr/ar/mr设备定位方法
US20180075614A1 (en) Method of Depth Estimation Using a Camera and Inertial Sensor
WO2007114313A1 (en) Information processing method and information processing apparatus
US20180075609A1 (en) Method of Estimating Relative Motion Using a Visual-Inertial Sensor
CN105324792B (zh) 用于估计移动元件相对于参考方向的角偏差的方法
US20230014421A1 (en) 6DoF INSIDE-OUT TRACKING GAME CONTROLLER INITIAL REGISTRATION
CN109040525B (zh) 图像处理方法、装置、计算机可读介质及电子设备
JP3957888B2 (ja) 撮像装置及び撮像画像合成方法
CN113587934B (zh) 一种机器人、室内定位方法、装置和可读存储介质
JP2007004578A (ja) 三次元形状取得方法、三次元形状取得装置、及びプログラムの記録媒体
CN111665512A (zh) 基于3d激光雷达和惯性测量单元的融合的测距和绘图
JP2003279310A (ja) 位置姿勢補正装置、及び位置姿勢補正方法
JP2014186004A (ja) 計測装置、方法及びプログラム
JP2010020729A (ja) 車両走行軌跡観測システム、車両走行軌跡観測方法、およびそのプログラム
JP2559939B2 (ja) 3次元情報入力装置
JP2000222580A (ja) 2次元動画像からの3次元構造復元方法
Calloway et al. Three tiered visual-inertial tracking and mapping for augmented reality in urban settings
JP6603993B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees