JP2000222180A - 情報処理装置のガードシステム及び方法 - Google Patents
情報処理装置のガードシステム及び方法Info
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- JP2000222180A JP2000222180A JP11021578A JP2157899A JP2000222180A JP 2000222180 A JP2000222180 A JP 2000222180A JP 11021578 A JP11021578 A JP 11021578A JP 2157899 A JP2157899 A JP 2157899A JP 2000222180 A JP2000222180 A JP 2000222180A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】スタンドアロン環境下、及び他のシステムや難
しい知識を有さない環境下でも障害時にシステムを復旧
可能とするガードシステムの提供。 【解決手段】システムの起動時、対象データ設定部によ
って予め設定されているシステムファイルやレジストリ
ファイル情報を抽出する対象データ検出部と、対象デー
タ検出部からシステムファイルやレジストリファイルを
受取り、記憶媒体に格納するバックアップ処理部と、バ
ックアップ処理部から、ファイルの格納先のディレクト
リやファイル名の情報を受取り、バックアップしたデー
タを元の場所に復旧するためのソフトウェアを作成し、
システムを起動するために必要なファイルと共に、フロ
ッピーディスクイメージとして記憶媒体に格納する起動
ディスク作成手部と、を備える。
しい知識を有さない環境下でも障害時にシステムを復旧
可能とするガードシステムの提供。 【解決手段】システムの起動時、対象データ設定部によ
って予め設定されているシステムファイルやレジストリ
ファイル情報を抽出する対象データ検出部と、対象デー
タ検出部からシステムファイルやレジストリファイルを
受取り、記憶媒体に格納するバックアップ処理部と、バ
ックアップ処理部から、ファイルの格納先のディレクト
リやファイル名の情報を受取り、バックアップしたデー
タを元の場所に復旧するためのソフトウェアを作成し、
システムを起動するために必要なファイルと共に、フロ
ッピーディスクイメージとして記憶媒体に格納する起動
ディスク作成手部と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特にパーソナルコンピュータ等に用いて好適なガー
ドシステムに関する。
し、特にパーソナルコンピュータ等に用いて好適なガー
ドシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(「パソコン」
という)にユーザがある程度慣れてくると、ユーザはパ
ソコンのシステムコアの部分を触れること(例えばシス
テムパラメータの変更、コンフィギュレーションの設定
変更等)が出来るようになるが、システムに影響を及ぼ
すような操作をした場合、パソコン自体の動作に支障を
きたす結果を招くことがある。
という)にユーザがある程度慣れてくると、ユーザはパ
ソコンのシステムコアの部分を触れること(例えばシス
テムパラメータの変更、コンフィギュレーションの設定
変更等)が出来るようになるが、システムに影響を及ぼ
すような操作をした場合、パソコン自体の動作に支障を
きたす結果を招くことがある。
【0003】このような障害を未然に防ぐために、シス
テムに関する操作をユーザが一切出来ないようにするガ
ードシステム(プログラム)が利用されている。
テムに関する操作をユーザが一切出来ないようにするガ
ードシステム(プログラム)が利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のガードシステムは、次のような問題点があった。
来のガードシステムは、次のような問題点があった。
【0005】第1の問題点は、万が一システムが起動し
なくなってしまった場合には、元の状態に復旧すること
ができない、ということである。
なくなってしまった場合には、元の状態に復旧すること
ができない、ということである。
【0006】その理由は、システムが起動しないと、シ
ステムを復旧するためのアプリケーションが起動できな
い、ためである。
ステムを復旧するためのアプリケーションが起動できな
い、ためである。
【0007】第2の問題点は、システムへ悪影響を及ぼ
すことの無い操作までも、ガード対象とされてしまうこ
とになる、ということである。
すことの無い操作までも、ガード対象とされてしまうこ
とになる、ということである。
【0008】その理由とは、システムへ影響が及ぶ可能
性のある操作はすべてガードしているからである。
性のある操作はすべてガードしているからである。
【0009】第3の問題点は、ユーザのスキルの向上を
妨げることにもなる、ということである。
妨げることにもなる、ということである。
【0010】その理由として、システムへ影響が及ぶ可
能性のある特定の操作はすべてガード対象とされている
ため、ユーザは、該特定の操作を学習することができな
いためである。
能性のある特定の操作はすべてガード対象とされている
ため、ユーザは、該特定の操作を学習することができな
いためである。
【0011】また、例えば特開平8−44610号公報
には、ファイルサーバが接続するディスク装置のファイ
ルシステムをセーブするスケジュールを作成する手段
と、ファイルシステムをスケジュールにしたがってバッ
クアップ装置にバックアップする手段と、を備え、リス
トア時、バックアップ装置にバックアップされているフ
ァイルシステムをファイルサーバが有するディスク装置
のリストア情報に基づいてリストアする手段と、バック
アップ装置の記憶媒体と、リストア情報を管理する媒体
管理手段を備えた分散処理システムが提案されている。
この従来の分散処理システムでは、ファイルサーバとク
ライアントという高速回線ネットワーク環境下におい
て、クライアントのファイル情報をサーバ側の磁気ディ
スクにバックアップし、障害発生時には、サーバ側から
クライアントにリストアすることを可能としたものであ
るが、一般の家庭等、専らスタンドアロン型で利用され
るパソコン等に対しては適用することはできない。
には、ファイルサーバが接続するディスク装置のファイ
ルシステムをセーブするスケジュールを作成する手段
と、ファイルシステムをスケジュールにしたがってバッ
クアップ装置にバックアップする手段と、を備え、リス
トア時、バックアップ装置にバックアップされているフ
ァイルシステムをファイルサーバが有するディスク装置
のリストア情報に基づいてリストアする手段と、バック
アップ装置の記憶媒体と、リストア情報を管理する媒体
管理手段を備えた分散処理システムが提案されている。
この従来の分散処理システムでは、ファイルサーバとク
ライアントという高速回線ネットワーク環境下におい
て、クライアントのファイル情報をサーバ側の磁気ディ
スクにバックアップし、障害発生時には、サーバ側から
クライアントにリストアすることを可能としたものであ
るが、一般の家庭等、専らスタンドアロン型で利用され
るパソコン等に対しては適用することはできない。
【0012】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、スタンドアロン環
境下、及び他のシステムや難しい知識を有さない環境下
でも障害時にシステムを復旧可能とするガードシステム
を提供することにある。
なされたものであって、その目的は、スタンドアロン環
境下、及び他のシステムや難しい知識を有さない環境下
でも障害時にシステムを復旧可能とするガードシステム
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、システム起動時、システム復旧のためのデータ及
びファイル、該データ及びファイルを元の格納場所に復
旧するためのソフトウェアプログラムを作成してディス
クイメージとしてバックアップしておき、システムファ
イルが破壊された場合にも、システムを元の環境に復旧
することを可能としたものである。
明は、システム起動時、システム復旧のためのデータ及
びファイル、該データ及びファイルを元の格納場所に復
旧するためのソフトウェアプログラムを作成してディス
クイメージとしてバックアップしておき、システムファ
イルが破壊された場合にも、システムを元の環境に復旧
することを可能としたものである。
【0014】また本発明は、システム起動時、システム
データ及びファイルを所定の記憶媒体にバックアップす
る手段と、バックアップデータを元の記憶場所に復旧す
るためのシステム復旧用ディスクイメージを作成して前
記記憶媒体に格納する手段と、を備え、システムのデー
タ又はファイルが壊れ、システム自体が起動しなくなっ
た場合、前記記憶媒体に格納されたシステム復旧用ディ
スクイメージを、ディスク媒体にコピーし、このディス
ク媒体からシステムを起動することでバックアップした
時点まで復旧させることを可能としておる。
データ及びファイルを所定の記憶媒体にバックアップす
る手段と、バックアップデータを元の記憶場所に復旧す
るためのシステム復旧用ディスクイメージを作成して前
記記憶媒体に格納する手段と、を備え、システムのデー
タ又はファイルが壊れ、システム自体が起動しなくなっ
た場合、前記記憶媒体に格納されたシステム復旧用ディ
スクイメージを、ディスク媒体にコピーし、このディス
ク媒体からシステムを起動することでバックアップした
時点まで復旧させることを可能としておる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明の情報処理装置は、その好ましい実施の形
態において、システムの起動時、対象データ設定手段
(図1の2)によって予め設定されているシステムファ
イルやレジストリファイル情報を抽出する対象データ検
出手段(図1の1)と、この対象データ検出手段(図1
の1)からシステムファイルやレジストリファイルを受
取り、記憶媒体(図1の5)に格納するバックアップ処
理手段(図1の3)と、バックアップ処理手段(図1の
3)から、ファイルの格納先のディレクトリやファイル
名の情報を受取り、バックアップしたデータを元の場所
に復旧するためのソフトウェアプログラムを作成し、シ
ステムを起動するために必要なファイルと共に、フロッ
ピーディスクイメージとして前記記憶媒体(5)に格納
する起動ディスク作成手段(図1の4)と、を備え、シ
ステムが起動しなくなったときには、別のシステム媒体
でシステムを起動し、起動ディスク作成手段で作成され
記憶媒体(図1の5)に格納されているフロッピーディ
スクイメージを、フロッピーディスク媒体にコピーし、
該媒体からシステムを起動し、記憶媒体(図1の5)に
バックアップされたファイルデータを元の格納場所に復
元することで、システムをバックアップ直前の状態に復
旧可能としている。
する。本発明の情報処理装置は、その好ましい実施の形
態において、システムの起動時、対象データ設定手段
(図1の2)によって予め設定されているシステムファ
イルやレジストリファイル情報を抽出する対象データ検
出手段(図1の1)と、この対象データ検出手段(図1
の1)からシステムファイルやレジストリファイルを受
取り、記憶媒体(図1の5)に格納するバックアップ処
理手段(図1の3)と、バックアップ処理手段(図1の
3)から、ファイルの格納先のディレクトリやファイル
名の情報を受取り、バックアップしたデータを元の場所
に復旧するためのソフトウェアプログラムを作成し、シ
ステムを起動するために必要なファイルと共に、フロッ
ピーディスクイメージとして前記記憶媒体(5)に格納
する起動ディスク作成手段(図1の4)と、を備え、シ
ステムが起動しなくなったときには、別のシステム媒体
でシステムを起動し、起動ディスク作成手段で作成され
記憶媒体(図1の5)に格納されているフロッピーディ
スクイメージを、フロッピーディスク媒体にコピーし、
該媒体からシステムを起動し、記憶媒体(図1の5)に
バックアップされたファイルデータを元の格納場所に復
元することで、システムをバックアップ直前の状態に復
旧可能としている。
【0016】また本発明の情報処理装置は、別の実施の
形態において、システム起動時、その時点のシステムデ
ータを所定の記憶媒体に格納するバックアップ実行手段
(図2の11)と、システムを元の状態に復旧しなくて
はならない状況になったときに、所定のボタン操作によ
り起動され、記憶媒体にバックアップデータがあるか否
かを確認し、バックアップデータがある場合、起動ディ
スク作成手段(図2の23)にシステム復旧ディスクの
作成を指示するバックアップ処理手段(図2の22)
と、を備え、起動ディスク作成手段(図2の23)は、
前記バックアップデータを元の場所に戻ためのシステム
復旧ディスクのディスクイメージをフロッピーディスク
にコピーし、ユーザは、このフロッピーディスクを用い
てバックアップデータを元の場所に復元することで、シ
ステムを復旧する。
形態において、システム起動時、その時点のシステムデ
ータを所定の記憶媒体に格納するバックアップ実行手段
(図2の11)と、システムを元の状態に復旧しなくて
はならない状況になったときに、所定のボタン操作によ
り起動され、記憶媒体にバックアップデータがあるか否
かを確認し、バックアップデータがある場合、起動ディ
スク作成手段(図2の23)にシステム復旧ディスクの
作成を指示するバックアップ処理手段(図2の22)
と、を備え、起動ディスク作成手段(図2の23)は、
前記バックアップデータを元の場所に戻ためのシステム
復旧ディスクのディスクイメージをフロッピーディスク
にコピーし、ユーザは、このフロッピーディスクを用い
てバックアップデータを元の場所に復元することで、シ
ステムを復旧する。
【0017】本発明の一実施の形態について、図1を参
照すると、パソコンのシステムが起動すると、対象デー
タ検出部1によって検出したシステムデータをバックア
ップ処理部3で、ハードディスクなどの記憶媒体5にバ
ックアップする。このときに、バックアップデータを元
の記憶場所に復旧するためのフロッピーディスクのディ
スクイメージを起動ディスク作成部4で作成し、記憶媒
体5に格納する。
照すると、パソコンのシステムが起動すると、対象デー
タ検出部1によって検出したシステムデータをバックア
ップ処理部3で、ハードディスクなどの記憶媒体5にバ
ックアップする。このときに、バックアップデータを元
の記憶場所に復旧するためのフロッピーディスクのディ
スクイメージを起動ディスク作成部4で作成し、記憶媒
体5に格納する。
【0018】これにより、万が一、システムのデータ又
はファイルが壊れ、システム自体が起動しなくなって
も、起動ディスク作成部4で作成され記憶媒体5に格納
されたシステム復旧用ディスクイメージを、フロッピー
ディスクなどにコピーし、このディスクから起動するこ
とで、パソコンのシステムをバックアップした時点まで
復旧させることを可能にする。
はファイルが壊れ、システム自体が起動しなくなって
も、起動ディスク作成部4で作成され記憶媒体5に格納
されたシステム復旧用ディスクイメージを、フロッピー
ディスクなどにコピーし、このディスクから起動するこ
とで、パソコンのシステムをバックアップした時点まで
復旧させることを可能にする。
【0019】
【実施例】本発明の実施例について説明する。図1は、
本発明の一実施例の構成を示す図である。図1を参照す
ると、本発明の一実施例は、バックアップ対象のデータ
を検出するための対象データ検出部1と、バックアップ
を取る対象ファイルを設定するための対象データ設定部
2と、データを記憶媒体5にコピー(バックアップ)
し、その情報を起動ディスク作成部4に供給するバック
アップ処理部3と、バックアップ処理部3から受け取っ
た情報を基に、システム復旧用のフロッピーディスクイ
メージを作成する起動ディスク作成部4と、を備えて構
成される。対象データ検出部1、対象データ設定部2、
バックアップ処理部3、起動ディスク作成部4は、パソ
コンにCPUで実行されるプログラムによりその処理・
機能が実現され、これらのプログラムを記録した記録媒
体から読み出し装置を介して主記憶にロードし、各部を
実行制御することで本発明を実施することができる。
本発明の一実施例の構成を示す図である。図1を参照す
ると、本発明の一実施例は、バックアップ対象のデータ
を検出するための対象データ検出部1と、バックアップ
を取る対象ファイルを設定するための対象データ設定部
2と、データを記憶媒体5にコピー(バックアップ)
し、その情報を起動ディスク作成部4に供給するバック
アップ処理部3と、バックアップ処理部3から受け取っ
た情報を基に、システム復旧用のフロッピーディスクイ
メージを作成する起動ディスク作成部4と、を備えて構
成される。対象データ検出部1、対象データ設定部2、
バックアップ処理部3、起動ディスク作成部4は、パソ
コンにCPUで実行されるプログラムによりその処理・
機能が実現され、これらのプログラムを記録した記録媒
体から読み出し装置を介して主記憶にロードし、各部を
実行制御することで本発明を実施することができる。
【0020】図1を参照して、本発明の一実施例の動作
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
【0021】システムが起動されると、対象データ検出
部1は、対象データ設定部2によって予め設定されてい
るシステムファイルやレジストリファイルを抽出し、バ
ックアップ処理部3に送る。
部1は、対象データ設定部2によって予め設定されてい
るシステムファイルやレジストリファイルを抽出し、バ
ックアップ処理部3に送る。
【0022】バックアップ処理部3では、受け取ったデ
ータをハードディスクなどの記憶媒体5に格納すると共
に、格納先のディレクトリ情報などを起動ディスク作成
部4に供給する。
ータをハードディスクなどの記憶媒体5に格納すると共
に、格納先のディレクトリ情報などを起動ディスク作成
部4に供給する。
【0023】起動ディスク作成部4では、バックアップ
したデータを元の場所に復旧するためのプログラムを、
バックアップ処理部3から受け取った情報(ディレクト
リやファイル名など)を基に作成し、システムを起動す
るために必要なファイルと共にフロッピーディスクイメ
ージとして記憶媒体5に格納する。
したデータを元の場所に復旧するためのプログラムを、
バックアップ処理部3から受け取った情報(ディレクト
リやファイル名など)を基に作成し、システムを起動す
るために必要なファイルと共にフロッピーディスクイメ
ージとして記憶媒体5に格納する。
【0024】万が一、システムが起動しなくなったとき
には、ユーザは別のシステム媒体でこのシステムを起動
し、起動ディスク作成部4で作成され記憶媒体5に格納
されているフロッピーディスクイメージを、フロッピー
ディスクなどの媒体にコピーする。
には、ユーザは別のシステム媒体でこのシステムを起動
し、起動ディスク作成部4で作成され記憶媒体5に格納
されているフロッピーディスクイメージを、フロッピー
ディスクなどの媒体にコピーする。
【0025】この媒体からシステムを起動すると、記憶
媒体5にバックアップしたデータを元の場所に復元す
る。これにより、システムをバックアップ直前の状態に
復旧する。
媒体5にバックアップしたデータを元の場所に復元す
る。これにより、システムをバックアップ直前の状態に
復旧する。
【0026】次に本発明の他の実施例について説明す
る。図2は、本発明の第2の実施例の構成を示す図であ
る。図2を参照すると、システムが起動すると、バック
アップ実行部11によって、その時点のシステムデータ
をハードディスクなどの記憶媒体12に格納する。
る。図2は、本発明の第2の実施例の構成を示す図であ
る。図2を参照すると、システムが起動すると、バック
アップ実行部11によって、その時点のシステムデータ
をハードディスクなどの記憶媒体12に格納する。
【0027】システムを元の状態に復旧しなくてはなら
ない状況になったときに、所定の操作、例えばエマージ
ェンシーボタン13を押下すると、システムとは切り離
されたRAMやROMなどのメモリ領域20内のOS2
1が起動し、バックアップ処理部22は記憶媒体12に
バックアップデータがあることを確認し、起動ディスク
作成部23にシステム復旧ディスクの作成を指示する。
起動ディスク作成部23は、バックアップデータを元の
場所に戻ためのシステム復旧ディスクのディスクイメー
ジをフロッピーディスク14にコピーする。
ない状況になったときに、所定の操作、例えばエマージ
ェンシーボタン13を押下すると、システムとは切り離
されたRAMやROMなどのメモリ領域20内のOS2
1が起動し、バックアップ処理部22は記憶媒体12に
バックアップデータがあることを確認し、起動ディスク
作成部23にシステム復旧ディスクの作成を指示する。
起動ディスク作成部23は、バックアップデータを元の
場所に戻ためのシステム復旧ディスクのディスクイメー
ジをフロッピーディスク14にコピーする。
【0028】ユーザは、このフロッピーディスク14を
使い、バックアップデータを元の場所に復元すること
で、システムを復旧できる。バックアップ実行部11、
バックアップ処理部22、起動ディスク作成部23は、
パソコンにCPUで実行されるプログラムによりその処
理・機能が実現され、これらのプログラムを記録した記
録媒体から読み出し装置を介して主記憶にロードし、各
部を実行制御することで本発明を実施することができ
る。
使い、バックアップデータを元の場所に復元すること
で、システムを復旧できる。バックアップ実行部11、
バックアップ処理部22、起動ディスク作成部23は、
パソコンにCPUで実行されるプログラムによりその処
理・機能が実現され、これらのプログラムを記録した記
録媒体から読み出し装置を介して主記憶にロードし、各
部を実行制御することで本発明を実施することができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
記記載の効果を奏する。
【0030】本発明の第1の効果は、万が一システムが
起動しなくなっても再セットアップすることなく、シス
テムを元の設定環境に復旧することができる、というこ
とである。これにより、復旧処理に要する時間を短縮す
るとともに、ユーザファイルを損失することなく、シス
テムを復旧することができる。
起動しなくなっても再セットアップすることなく、シス
テムを元の設定環境に復旧することができる、というこ
とである。これにより、復旧処理に要する時間を短縮す
るとともに、ユーザファイルを損失することなく、シス
テムを復旧することができる。
【0031】その理由は、本発明においては、システム
データをバックアップすると共に、バックアップデータ
を元の記憶場所に復旧するためのプログラムを、フロッ
ピーディスクイメージとして予め格納しているためであ
る。このフロッピーディスクイメージをフロッピーディ
スクなどにコピーして起動すれば、システムを元の環境
設定に復旧することができる。
データをバックアップすると共に、バックアップデータ
を元の記憶場所に復旧するためのプログラムを、フロッ
ピーディスクイメージとして予め格納しているためであ
る。このフロッピーディスクイメージをフロッピーディ
スクなどにコピーして起動すれば、システムを元の環境
設定に復旧することができる。
【0032】第2の効果は、ユーザの意図しないところ
で、ユーザに余計な制約、負担を与えることなく、シス
テムを保護することができる、ということである。
で、ユーザに余計な制約、負担を与えることなく、シス
テムを保護することができる、ということである。
【0033】その理由は、本発明においては、システム
起動時に毎回バックアップを取る構造と、常にシステム
をガードするのではなく、システム復旧が必要な状況に
追い込まれたときの復旧機能を提供しているためであ
る。
起動時に毎回バックアップを取る構造と、常にシステム
をガードするのではなく、システム復旧が必要な状況に
追い込まれたときの復旧機能を提供しているためであ
る。
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示す図である。
1 対象データ設定部 2 対象データ検出部 3 バックアップ処理部 4 起動ディスク生成部 5 記憶媒体 6 システムファイル・レジストリファイル 11 バックアップ実行部 12 記憶媒体 13 エマージェンシボタン 14 フロッピーディスク 20 メモリ領域 21 OS(オペレーティングシステム) 22 バックアップ処理部 23 起動ディスク生成部
Claims (6)
- 【請求項1】システム起動時、システム復旧のためのデ
ータ及びファイル、該データ及びファイルを元の格納場
所に復旧するためのソフトウェアプログラムを作成して
ディスクイメージとしてバックアップしておき、システ
ムデータ及び/又はファイルが破壊された場合にも、シ
ステムを元の環境に復旧可能としたことを特徴とする情
報処理装置のガード方法。 - 【請求項2】システム起動時、システムデータ及びファ
イルを所定の記憶媒体にバックアップする手段と、 バックアップデータを元の記憶場所に復旧するためのシ
ステム復旧用ディスクイメージを作成して前記記憶媒体
に格納する手段と、 を備え、 システムデータ及び/又はファイルが壊れ、システム自
体が起動しなくなった場合、前記記憶媒体に格納された
システム復旧用ディスクイメージを、ディスク媒体にコ
ピーし、このディスク媒体からシステムを起動すること
で前記システムデータ及びファイルをバックアップした
時点まで復旧させることを可能とした、ことを特徴とす
る情報処理装置のガードシステム。 - 【請求項3】情報処理装置において、 システムの起動時、対象データ設定手段によって予め設
定されているシステムファイルやレジストリファイル情
報を抽出する対象データ検出手段と、 前記対象データ検出手段からシステムファイルやレジス
トリファイルを受取り、記憶媒体に格納するバックアッ
プ処理手段と、 前記バックアップ処理手段から、ファイルの格納先のデ
ィレクトリやファイル名の情報を受取り、バックアップ
したデータを元の場所に復旧するためのソフトウェアプ
ログラムを作成し、システムを起動するために必要なフ
ァイルやデータと共に、フロッピーディスクイメージと
して前記記憶媒体に格納する起動ディスク作成手段と、 を備え、 システムが起動しなくなったときには、別のシステム媒
体で前記システムを起動し、前記起動ディスク作成手段
で作成され前記記憶媒体に格納されているフロッピーデ
ィスクイメージを、フロッピーディスク媒体にコピー
し、該媒体からシステムを起動し、前記記憶媒体にバッ
クアップされたファイルやデータを元の格納場所に復元
することで、システムをバックアップ直前の状態に復旧
する、 ことを特徴とする情報処理装置のガードシステム。 - 【請求項4】システム起動時、その時点のシステムデー
タを所定の記憶媒体に格納するバックアップ実行手段
と、 システムを元の状態に復旧しなくてはならない状況にな
ったときに、所定の操作により起動され、前記記憶媒体
にバックアップデータがあるか否かを確認し、 バックアップデータがある場合、起動ディスク作成手段
に対してシステム復旧ディスクの作成を指示するバック
アップ処理手段と、を備え、 前記起動ディスク作成手段は、前記バックアップデータ
を元の格納場所に戻ためのシステム復旧ディスクのディ
スクイメージをフロッピーディスクにコピーし、 ユーザは、このフロッピーディスクを用いてバックアッ
プデータを元の格納場所に復元することで、システムを
復旧する、ことを特徴とする情報処理装置のガードシス
テム。 - 【請求項5】(a)システムの起動時、予め設定されて
いるシステムファイルやレジストリファイル情報を抽出
する対象データ検出処理と、 (b)前記対象データ検出処理からシステムファイルや
レジストリファイルを受取り、記憶媒体に格納するバッ
クアップ処理と、 (c)前記バックアップ処理から、ファイルの格納先の
ディレクトリやファイル名の情報を受取り、バックアッ
プしたデータを元の格納場所に復旧するためのソフトウ
ェアプログラムを作成し、システムを起動するために必
要なファイルやデータと共に、フロッピーディスクイメ
ージとして前記記憶媒体に格納する起動ディスク作成処
理と、 を備え、 システムが起動しなくなったときには、別のシステム媒
体で前記システムを起動し、前記起動ディスク作成処理
で作成され前記記憶媒体に格納されているフロッピーデ
ィスクイメージを、フロッピーディスク媒体にコピー
し、該媒体からシステムを起動し、前記記憶媒体にバッ
クアップされたファイルデータを元の格納場所に復元す
ることで、システムをバックアップ直前の状態に復旧す
る情報処理装置において、 前記(a)〜(c)の処理を前記情報処理装置で実行さ
せるためのプログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項6】(a)システム起動時、その時点のシステ
ムデータを所定の記憶媒体に格納するバックアップ実行
処理と、 (b)システムを元の状態に復旧しなくてはならない状
況になったときに、所定の操作により起動され、前記記
憶媒体にバックアップデータがあるか否かを確認し、バ
ックアップデータがある場合、起動ディスク作成処理に
システム復旧ディスクの作成を指示するバックアップ処
理と、 (c)前記バックアップデータを元の格納場所に戻ため
のシステム復旧ディスクのディスクイメージをフロッピ
ーディスクにコピーする前記起動ディスク作成処理と、 を備え、 ユーザは、このフロッピーディスクを用いてバックアッ
プデータを元の場所に復元することで、システムを復旧
する情報処理装置において、 前記(a)〜(c)の処理を情報処理装置で実行させる
ためのプログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11021578A JP2000222180A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 情報処理装置のガードシステム及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11021578A JP2000222180A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 情報処理装置のガードシステム及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000222180A true JP2000222180A (ja) | 2000-08-11 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-01-29 JP JP11021578A patent/JP2000222180A/ja active Pending
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