JP2000221556A - 2光信号発生器 - Google Patents

2光信号発生器

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JP2000221556A
JP2000221556A JP11026186A JP2618699A JP2000221556A JP 2000221556 A JP2000221556 A JP 2000221556A JP 11026186 A JP11026186 A JP 11026186A JP 2618699 A JP2618699 A JP 2618699A JP 2000221556 A JP2000221556 A JP 2000221556A
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optical signal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの光信号の光周波数を光周波数差を保持
したまま、従来例に比較して容易に同量だけ変化させる
ことができる2光信号発生器を提供する。 【解決手段】 光源21,40は互いに直交する偏光方
位を有する第1と第2の光信号を発生し、光ファイバケ
ーブル33は偏光保持しかつ可飽和吸収特性を有する。
偏光ビームスプリッタ32は第1の光信号を光ファイバ
ケーブル33に入射しかつ第2の光信号を光ファイバケ
ーブル33に入射し、その他端から出力される第1の光
信号を反射鏡35により反射して光ファイバケーブル3
3に入射して、光ファイバケーブル33において第1の
光信号の定在波分布を発生させて光学的にグレーティン
グ部を光ファイバケーブル33に書き込んで形成する。
形成されたグレーティング部により2つの光信号に対す
る屈折率差に対応する光周波数差を有するように光周波
数が選択された第2の光信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバリンク
システム等に適用され、所定の光周波数差(光波長差)
を有しかつ2つの光信号の光周波数(光波長)を同量だ
け変化可能な2つの光信号を発生する2光信号発生器に
関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバリンクシステムは、デジタル
データ信号を光信号に変調して無線基地局まで伝送した
後、光電変換して得られた無線信号を電力増幅して無線
基地局のアンテナから無線送信するものである。
【0003】図6は、第1の従来例の光ファイバリンク
システムの構成を示すブロック図である。図6におい
て、例えば半導体レーザである光源1は、入力されるデ
ジタルデータ信号により変調された光信号を第1の光信
号(光周波数f1)として光合波器3及び光分岐器4を
介して光増幅器5に出力する。一方、例えば半導体レー
ザである光源2は、その光周波数が光周波数制御器10
により制御され、発生した光信号を第2の光信号(光周
波数f2)として光合波器3及び光分岐器4を介して光
増幅器5に出力する。ここで、光周波数の差|f1−f
2|は、図7に示すように、例えば数十乃至数百GHz
のミリ波帯の無線周波数に設定される。光増幅器5は入
力される光信号を電力増幅した後、光送信機101と、
無線基地局にある光受信機200とを結ぶ光ファイバケ
ーブル300を介して光受信機200に送信する。
【0004】一方、光分岐器4から分岐された、第1と
第2の光信号が混合された混合光信号は、非線形の光電
変換特性を有する高速フォトダイオードなどによる光電
変換器6で光電変換された後、ミリ波信号発振器7と混
合器8からなる周波数変換部により、より低い周波数の
高周波信号に変換される。次いで、変換された高周波信
号の成分の中から、上記非線形の光電変換特性により発
生された光周波数の差|f1−f2|に対応して比例す
る高周波信号を帯域通過フィルタ9により取り出し、光
周波数制御器10に出力する。以上のように構成された
光周波数のループ回路により、光周波数制御器10は、
入力される高周波信号に基づいて、光源2により発生さ
れる第2の光信号の光周波数f2を上記光周波数の差|
f1−f2|が一定になるように制御する。すなわち、
2つの光源1,2の発振周波数差がミリ波周波数に相当
するように、光電変換器6で2つの光信号の干渉成分を
取り出し、これをミリ波信号発生器7との周波数の比較
をし、その誤差信号で片側の光源2の光周波数を制御し
ている。当該光送信機101については、例えば従来技
術文献1「R. P. Braun, et al.,”Optical millimetre
-wave generation and transmission experiments for
mobile 60GHz band Communications”,Electronics Let
ters, Vol. 32 pp.626-627,1996年」に開示されてい
る。
【0005】光受信機200において、光増幅器11は
光ファイバケーブル300を介して光信号を受信した
後、光電変換器12に出力する。光電変換器12は、非
線形の光電変換特性を有する高速フォトダイオードを備
え、入力される光信号を光電変換して帯域通過フィルタ
13に出力する。帯域通過フィルタ13は、光電変換さ
れた信号成分の中から、図8に示すように、上記非線形
の光電変換特性により発生された光周波数の差f0=|
f1−f2|に相当するミリ波帯の無線信号を取り出し
た後、無線送信機14に出力する。無線送信機14は、
電力増幅器を備え、入力される無線信号を電力増幅して
アンテナ15を介して送信する。
【0006】図9は、第2の従来例の2光信号発生器2
0eの構成を示すブロック図である。この第2の従来例
においては、光ファイバ増幅器などに用いられる、例え
ばErなどの希土類材料がドープされかつ偏光が保持さ
れた、希土類ドープ偏光保持光ファイバケーブル(以
下、偏光保持光ファイバケーブルという。)33の2箇
所に紫外線照射することによって屈折率グレーティング
を書き込むことにより2つのファイバグレーティング部
23,24を形成して、2つのファイバグレーティング
部23,24の間に共振構造を形成する。ここで、偏光
保持光ファイバケーブル22は、図10に示すように、
コア22aの周りにクラッド22cが形成されてなり、
クラッド22c内にテンションメンバー22bが挿入さ
れている。
【0007】そして、例えば半導体レーザである光源2
1によって発生された、所定の直線偏光を有する光信号
を、2つのファイバグレーティング部23,24を備え
た偏光保持光ファイバケーブル22にその一端を介して
入射する。これにより、2つのファイバグレーティング
部23,24の間において、図11及び図12に示すよ
うに、直交する偏光偏波の間で、実効屈折率n1,n2
異なることから、例えばミリ波帯の光周波数差で互いに
異なる光周波数でレーザ発振し、レーザ発振した例えば
ミリ波帯の2つの光信号は偏光保持光ファイバケーブル
22の他端から出力される。この第2の従来例について
は、例えば、従来技術文献2「W. H. Loh, et al.,”40
GHz optical-millimetre wave generation with a dual
polarization distributed feedback fibre laser”,E
lectronics Letters 1997 vol. 33 pp.594-595,1997
年」に開示されている。
【0008】第2の従来例において、ファイバグレーテ
ィング部23,24における反射は次式に従って生じ
る。
【数1】2niΛ=mλi,ここで、i=1,2但し、m
は所定の自然数であり、Λはファイバグレーティング部
23,24の周期であり、また、λiは光波長である。
偏光保持光ファイバケーブル22におけるファイバグレ
ーティング部23,24の実効屈折率差|n1−n2
は、1/1000乃至1/100000の間に設定可能
なので、ミリ波周波数に相当した周波数差で2つの光信
号を発生させることが可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来例においては、光ファイバリンクシステムの光送信
機101において、広帯域の光電変換特性を有する光電
変換器6及びミリ波信号発振器7などの高周波デバイス
が必要になるばかりでなく、発振周波数差に対する制御
系の引き込み範囲にも制限があり、発振周波数差を比較
的大きくする必要があるとき、2つの光源1,2の発振
周波数を同量だけずらすことが困難であるという問題点
があった。
【0010】また、第2の従来例においては、2つの光
信号の絶対光周波数を可変とすることが難しい。さら
に、2つのファイバグレーティング部23,24間の共
振器内部で直交偏光間での利得の競合があり、2つの光
信号の発振強度差を別個に制御できず、ミリ波帯の無線
信号の発生効率に影響を及ぼすという問題点があった。
また、伝送路である光ファイバケーブル300が長尺化
した場合には、導入されている光ファイバケーブル30
0の分散特性も考慮しなくてはならず、波長分散値が少
ない周波数域で2つの光信号を発振させる必要がある。
従って、導入されている光ファイバケーブル300にあ
わせて偏波保持光ファイバケーブル22内のファイバグ
レーティング部23,24のグレーティング周期を適宜
選定する必要があるという問題点があった。
【0011】本発明の目的は以上の問題点を解決し、2
つの光信号の光周波数(光波長)を光周波数差を保持し
たまま、従来例に比較して容易に同量だけ変化させるこ
とができる2光信号発生器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の2光信号発生器は、第1の偏光方位を有する第1の
光周波数の第1の光信号を発生する第1の光源と、第1
の偏光方位と実質的に直交する第2の偏光方位を有する
第2の光周波数の第2の光信号を発生する第2の光源
と、偏光保持しかつ可飽和吸収特性を有する光ファイバ
ケーブルと、上記第1の光源及び第2の光源と、上記光
ファイバケーブルの一端との間に挿設された偏光手段
と、上記光ファイバケーブルの他端に接続され、上記第
1の光信号を反射する光反射手段とを備え、上記偏光手
段は、上記第1の光源からの第1の光信号を上記光ファ
イバケーブルにその一端を介して入射するとともに、上
記第2の光源からの第2の光信号を上記光ファイバケー
ブルにその一端を介して入射し、上記光ファイバケーブ
ルの他端から出力される第1の光信号を上記光反射手段
により反射して上記光ファイバケーブルにその他端を介
して入射することにより、上記光ファイバケーブルにお
いて第1の光信号の定在波分布を発生させて光学的にグ
レーティング部を上記光ファイバケーブルに書き込んで
形成し、上記形成されたグレーティング部により、上記
光ファイバケーブルにおける第1と第2の光信号に対す
る屈折率差に対応する光周波数差を有するように光周波
数が選択された第2の光信号を発生する光周波数シフタ
を構成し、上記第1の光源からの第1の光信号の光周波
数を変化することにより、上記第1と第2の光信号の間
の光周波数差を保持しながら上記第2の光信号の光周波
数を変化させることを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の2光信号発生器は、
請求項1記載の2光信号発生器において、上記第1及び
第2の光源は半導体レーザであることを特徴とする。
【0014】さらに、請求項3の2光信号発生器は、請
求項1記載の2光信号発生器において、上記第1の光源
は半導体レーザであり、上記第2の光源は帰還型光発振
器であることを特徴とする。
【0015】また、請求項4記載の2光信号発生器は、
請求項1記載の2光信号発生器において、上記第1及び
第2の光源は半導体レーザであり、上記光反射手段は、
回折格子と、上記回折格子の傾斜角度を変化させること
により第1の光信号の反射角度を変化させる回転機構と
を備え、上記回転機構により上記回折格子の傾斜角度を
変化させることにより、上記第1の光信号の光周波数を
変化することを特徴とする。
【0016】さらに、請求項5記載の2光信号発生器
は、請求項1記載の2光信号発生器において、上記光反
射手段の代わりに、上記光ファイバケーブルの他端側に
形成され、上記第1の光信号を反射するファイバグレー
ティング部を備え、上記ファイバグレーティング部の温
度又は張力を変化する変化手段をさらに備え、上記変化
手段により上記ファイバグレーティング部の温度又は張
力を変化することにより、上記第1の光信号の光周波数
を変化することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0018】<第1の実施形態>図1は、本発明に係る
第1の実施形態である光ファイバリンクシステムの構成
を示すブロック図であり、図2は、図1の2光信号発生
器20aの構成を示すブロック図である。第1の実施形
態の光ファイバリンクシステムは、図6の第1の従来例
に比較して、2光信号発生器20を備えたことを特徴と
しており、その他の構成は第1の従来例と同様である。
【0019】図2において、光源21は、例えば半導体
レーザであり、入力されるデジタルデータ信号に従って
発生する、第1の偏光方位Df1(光アイソレータ31
の光軸に対して垂直であって、例えば、図2の面に対し
て垂直である。言い換えれば、希土類ドープ偏光保持光
ファイバケーブル33の長手方向に対して垂直な方向の
偏光方位である。)を有する直線偏光単一モードの光信
号を強度変調して変調後の第1の光信号(光周波数f
1)を光分配器30に出力する。光分配器30は入力さ
れた第1の光信号を2分配して、第1の光信号として外
部装置に出力するとともに、光アイソレータ31及び偏
光ビームスプリッタ32を介して希土類ドープ偏光保持
光ファイバケーブル(以下、偏光保持光ファイバケーブ
ルという。)33にその一端を介して入射する。ここ
で、偏光ビームスプリッタ32は、光アイソレータ31
からの第1の偏光方位Df1を有する第1の光信号をそ
のまま偏光保持光ファイバケーブル33に通過させる。
【0020】偏光保持光ファイバケーブル33は、Er
などの希土類材料が例えば500乃至1000ppmだ
け添加され、図10に示すように偏波保持された光ファ
イバケーブルである。偏光保持光ファイバケーブル33
の他端には、偏光ビームスプリッタ34を介して反射鏡
35及び光終端器36が接続される。ここで、偏光ビー
ムスプリッタ34の第1の偏光方位Df1側には反射鏡
35が接続される一方、第1の偏光方位Df1と直交す
る第2の偏光方位Df2(偏光保持光ファイバケーブル
33の長手方向に平行な偏光方位である。)側には光終
端器36が接続される。
【0021】偏光ビームスプリッタ32の第2の偏光方
位Df2側には、半導体レーザデバイス40が接続され
る。半導体レーザデバイス40は、公知の構造を有する
ものであって、例えばInPGaAsである半導体レー
ザ媒質42の一端面に、所定の波長に対して比較的高い
反射率を有する誘電体多層膜にてなる高反射膜43が形
成される一方、半導体レーザ媒質42の他端面に、例え
ばARコート層(ここで、ARはAnti Reflectionの略
である。)である反射防止膜41が形成される。半導体
レーザデバイス40で発生された、第2の偏光方位Df
2を有する直線偏光単一モードの光信号は、偏光ビーム
スプリッタ32を介して偏光保持光ファイバケーブル3
3にその一端を介して入射するとともに、外部装置に第
2の光信号(光周波数f2)として出力する。
【0022】例えばErなどの希土類材料が添加された
光ファイバケーブル33において、以下の方法で光学的
にグレーティングを形成する。すなわち、光増幅器など
に用いられている希土類ドープの光ファイバケーブル3
3は、赤外光の吸収係数が高く、入力光の光強度がしき
い値を超えると、レーザ媒質として振舞うが、しきい値
以下の強度の入力光に関しては可飽和吸収媒質として取
り扱うことができ、入力光の強度によって吸収係数を変
えられる。強い入力光については、トランスペアレント
な透明体となり、弱い入力光については吸収率が大きな
吸収体となる。すなわち、光周波数f1で変化する定在
波分布が生じる。そこで、希土類材料がドープされた偏
光保持光ファイバケーブル33の一端から、図2に示す
ように、直線偏光単一モードの第1の光信号を入射し、
入射した第1の光信号を反射鏡35で正反射して偏光保
持光ファイバケーブル33の他端から入力し、すなわ
ち、その両端から第1の光信号を入射し、希土類ドープ
偏波保持光ファイバケーブル33中で光の定在波をたて
ることにより、光ファイバケーブル33の長手方向への
吸収係数は光波長の半分の周期で変化し、屈折率もま
た、周期的に変化する。これにより、光学的にファイバ
グレーティング部を書き込んで形成することができる。
【0023】このとき、第1の光信号とは直交した偏光
方位Df2を有する光信号を、半導体レーザデバイス4
0から偏光ビームスプリッタ32を介して偏光保持光フ
ァイバケーブル33に入射すと、光学的に書き込まれた
ファイバグレーティング部により、偏光保持光ファイバ
ケーブル33における光周波数f2に対する互いに直交
する実効屈折率n1,n2の差分|n1−n2|に対応した
光周波数差を有する光信号のみが当該ファイバグレーテ
ィング部により反射されて選択される。ここで、半導体
レーザデバイス40は、光周波数f1から実効屈折率の
差分|n1−n2|に対応した光周波数差だけシフトした
光周波数f2を発振するように、半導体レーザデバイス
40の各設計パラメータを設定する。
【0024】上記数1を再掲すると次式の通りである。
【数2】2niΛ=mλi, ここで、i=1,2 但し、mは所定の自然数であり、Λはファイバグレーテ
ィング部の周期であり、また、λiは光波長である。
【0025】上記数2において、n1,n2は光周波数f
2に対して互いに異なり、光周波数f1を変化すること
により、ファイバグレーティング部の周期Λを変化させ
ることができるから、数2から明らかなように、光周波
数f1を変化することにより、光波長λiを変化させる
ことができる。ここで、実効屈折率の差分|n1−n2
は一定であるから光周波数差|f1−f2|は一定であ
る。
【0026】従って、偏光保持光ファイバケーブル33
にファイバグレーティング部を書きこむときの光源21
の発振波長を例えば、半導体レーザのバイアス電流を変
化するなどして変化させると、ファイバグレーティング
部のピッチも発振波長に応じて変化し、発振波長差を一
定に保ったまま、2つの光信号の絶対光周波数f1,f
2を変化させることができる。すなわち、希土類材料が
添加された光ファイバケーブル33中に書かれたファイ
バグレーティング部は光周波数シフタとして機能する。
【0027】以上説明したように、第1の実施形態によ
れば、第1の光源21の光周波数を変化させても、第2
の光源である半導体レーザデバイス40の光周波数f2
を、第1の光信号の光周波数f1との発振周波数差を保
つように変化させることができる。また、2つの光源の
強度をそろえるような構成も可能となる。さらに、偏波
保持光ファイバケーブル33の光増幅領域外に周波数基
準となる光周波数シフタが形成されるので、第2の従来
例で問題となるような光増幅部での利得の競合が無い。
またさらに、第1の従来例に比較して構成が極めて簡単
であって信頼性が高い2光信号発生器20aを実現でき
る。
【0028】<第2の実施形態>図3は、本発明に係る
第2の実施形態である2光信号発生器20bの構成を示
すブロック図である。第2の実施形態の2光信号発生器
20bは、図2の第1の実施形態の2光信号発生器20
aに比較して、半導体レーザデバイス40の代わりに、
ループ光回路50にてなる第2の光源を備えたことを特
徴としている。以下、その相違点について詳述する。
【0029】図3において、ループ光回路50は、光サ
ーキュレータ51と、光増幅器52と、光分岐器53
と、発振波長の帯域をカバーする比較的広い通過帯域を
光帯域通過フィルタ54と、光アイソレータ55とがル
ープ形状で接続されて、帰還型光発振器を構成してい
る。偏光ビームスプリッタ32の第2の偏光方位Df2
側端子は、光サーキュレータ51の第1の端子に接続さ
れ、当該第1の端子に入力された光信号はその第2の端
子を介して光増幅器52、光分岐器53、光帯域通過フ
ィルタ54及び光アイソレータ55を介して、光サーキ
ュレータ51の第3の端子に入力される。当該光サーキ
ュレータ51の第3の端子に入力された光信号はその第
1の端子から偏向ビームスプリッタ32に向けて出力さ
れる。ここで、ループ光回路50で構成された帰還型光
発振器の発振光周波数は、ループ内の距離によって決定
され、第1の実施形態と同様に、光周波数f2となるよ
うに設定される。そして、光分岐器53は、当該帰還型
光発振器で発振した第2の光信号を外部装置に分岐して
出力する。
【0030】以上のように構成された第2の実施形態の
2光信号発生器20bは、ループ光回路50を除いて第
1の実施形態と同様に動作して同様の効果を有する。
【0031】<第3の実施形態>図4は、本発明に係る
第3の実施形態である2光信号発生器20cの構成を示
すブロック図である。第3の実施形態の2光信号発生器
20cは、図2の第1の実施形態の2光信号発生器20
aに比較して、 (1)光源21の代わりに、半導体レーザデバイス60
を備える。 (2)半導体レーザデバイス40の代わりに、半導体レ
ーザデバイス70を備える。 (3)反射鏡35の代わりに、光学レンズ37、回折格
子38及びその回転機構38aを備える。ここで、第3
の実施形態の2光信号発生器20cは、半導体レーザデ
バイス60と回折格子38による外部共振器型レーザ装
置の共振器内に偏光保持光ファイバケーブル33を有
し、回折格子38で波長選択された光波の光周波数によ
る定在波分布がErがドープされた偏光保持光ファイバ
ケーブル33中に書き込まれることを特徴としている。
以下、上記相違点について詳述する。
【0032】図4において、半導体レーザデバイス60
は、例えばInPGaAsなどの半導体レーザ媒質61
の一端面に反射防止のためのARコート層62が形成さ
れてなり、第1の偏光方位Df1を有する直線偏光単一
モードの光信号が、偏光ビームスプリッタ32、偏光保
持光ファイバケーブル33、偏光ビームスプリッタ3
4、光学レンズ37及び回折格子38により、外部共振
器型レーザ装置の共振器内に閉じ込められて励振され
る。このとき、偏光保持光ファイバケーブル33には、
定在波分布が書き込まれ、グレーティングを形成すると
ともに、当該第1の偏光方位Df1を有する直線偏光単
一モードの光信号は、入力されるデジタルデータ信号に
従って入力される光信号を強度変調する、例えばマッハ
・ツェンダ型光変調器などの公知の外部光変調器65を
介して第1の光信号として外部装置に出力される。ここ
で、当該第1の光信号の発振光周波数は、回折格子38
の傾斜角度、すなわち反射角度を回転機構38aにより
変化することにより変化させることができる。
【0033】また、半導体レーザデバイス70は、例え
ばInPGaAsなどの半導体レーザ媒質71の一端面
に反射防止のためのARコート層72が形成されてな
り、第2の光信号は第1の光信号によって書き込まれた
偏光保持光ファイバケーブル33中のグレーティングを
反射体として反射することにより、半導体レーザデバイ
ス70と当該グレーティングとの間で共振する。ここ
で、第1の偏光方位Df1と直交する第2の偏光方位D
f2を有する直線偏光単一モードの光信号を第2の光信
号(光周波数f2)として発生して偏光ビームスプリッ
タ32を介して偏光保持光ファイバケーブル33の一端
に入射するとともに、外部装置に出力する。
【0034】以上のように構成された第3の実施形態の
2光信号発生器20cは、第1の実施形態と同様に動作
して同様の効果を有する。また、第1の光信号の光周波
数を回折格子38の傾斜角度を変更することにより変化
させており、このとき、第1の光信号の光周波数の可変
範囲を第1の実施形態に比較して広くすることができ
る。これにより、第1及び第2の光信号の光周波数f
1,f2の可変範囲を第1の実施形態に比較して広くす
ることができる。
【0035】<第4の実施形態>図5は、本発明に係る
第4の実施形態である2光信号発生器20dの構成を示
すブロック図である。第4の実施形態の2光信号発生器
20dは、図4の第3の実施形態の2光信号発生器20
cに比較して、(1)偏光保持光ファイバケーブル33
の他端側の装置23,36,37,38,38aを設け
ず、偏光保持光ファイバケーブル33の他端側に、紫外
線放射により所定の周期を有するファイバグレーティン
グ部33aを形成し、当該ファイバグレーティング部3
3aの温度を制御する温度制御器39をさらに備える。
以下、その相違点について詳述する。
【0036】図5において、偏光保持光ファイバケーブ
ル33の他端側において、紫外線を放射することによ
り、光周波数f1の第1の光信号が反射する周期ピッチ
を有するファイバグレーティング部33aを形成する。
この第1の光信号が反射する周期ピッチは、公知のよう
に、ファイバグレーティング部33aの温度を上昇させ
ることにより光周波数f1を低くする一方、その温度を
下降させることにより光周波数f1を高くすることがで
きる。すなわち、温度制御器39によりファイバグレー
ティング部33aの温度を変化させることにより、第1
の光源21の光周波数を変化させ、そして、第2の光源
である半導体レーザデバイス40の光周波数f2を、第
1の光信号の光周波数f1との発振周波数差を保つよう
に変化させることができる。
【0037】以上のように構成された第4の実施形態の
2光信号発生器20dは、第1の実施形態と同様に動作
して同様の効果を有する。また、第4の実施形態の2光
信号発生器20dは、第1の実施形態に比較して、構成
が簡単になり、製造コストを安価にすることができる。
【0038】以上の第4の実施形態においては、ファイ
バグレーティング部33aの温度を制御しているが、本
発明はこれに限らず、ファイバグレーティング部33a
を円柱形状のドラム(図示せず。)に巻回してファイバ
グレーティング部33aの光ファイバケーブルを引っ張
るように張力を印加する張力制御器を備えてもよい。こ
の場合、ファイバグレーティング部33aにおける第1
の光信号が反射する周期ピッチは、公知のように、ファ
イバグレーティング部33aの張力を強くすることによ
り光周波数f1を低くする一方、その張力を弱くするこ
とにより光周波数f1を高くすることができる。すなわ
ち、上記張力制御器によりファイバグレーティング部3
3aの張力を変化させることにより、第1の光源21の
光周波数を変化させ、そして、第2の光源である半導体
レーザデバイス40の光周波数f2を、第1の光信号の
光周波数f1との発振周波数差を保つように変化させる
ことができる。
【0039】<変形例>以上の実施形態において、第1
の光信号と第2の光信号とは直交しているが、本発明は
これに限らず、偏光ビームスプリッタ32で偏光可能に
実質的に直交していればよい。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る2光信
号発生器によれば、第1の偏光方位を有する第1の光周
波数の第1の光信号を発生する第1の光源と、第1の偏
光方位と実質的に直交する第2の偏光方位を有する第2
の光周波数の第2の光信号を発生する第2の光源と、偏
光保持しかつ可飽和吸収特性を有する光ファイバケーブ
ルと、上記第1の光源及び第2の光源と、上記光ファイ
バケーブルの一端との間に挿設された偏光手段と、上記
光ファイバケーブルの他端に接続され、上記第1の光信
号を反射する光反射手段とを備え、上記偏光手段は、上
記第1の光源からの第1の光信号を上記光ファイバケー
ブルにその一端を介して入射するとともに、上記第2の
光源からの第2の光信号を上記光ファイバケーブルにそ
の一端を介して入射し、上記光ファイバケーブルの他端
から出力される第1の光信号を上記光反射手段により反
射して上記光ファイバケーブルにその他端を介して入射
することにより、上記光ファイバケーブルにおいて第1
の光信号の定在波分布を発生させて光学的にグレーティ
ング部を上記光ファイバケーブルに書き込んで形成し、
上記形成されたグレーティング部により、上記光ファイ
バケーブルにおける第1と第2の光信号に対する屈折率
差に対応する光周波数差を有するように光周波数が選択
された第2の光信号を発生する光周波数シフタを構成
し、上記第1の光源からの第1の光信号の光周波数を変
化することにより、上記第1と第2の光信号の間の光周
波数差を保持しながら上記第2の光信号の光周波数を変
化させる。
【0041】従って、本発明によれば、第1の光源の光
周波数を変化させても、第2の光源の光周波数f2を、
第1の光信号の光周波数f1との発振周波数差を保つよ
うに変化させることができる。また、2つの光源の強度
をそろえるような構成も可能となる。さらに、上記光フ
ァイバケーブルの光増幅領域外に周波数基準となる光周
波数シフタが形成されるので、第2の従来例で問題とな
るような光増幅部での利得の競合が無い。またさらに、
第1の従来例に比較して構成が極めて簡単であって信頼
性が高い2光信号発生器を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施形態である光ファイ
バリンクシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の2光信号発生器20aの構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 本発明に係る第2の実施形態である2光信号
発生器20bの構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明に係る第3の実施形態である2光信号
発生器20cの構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明に係る第4の実施形態である2光信号
発生器20dの構成を示すブロック図である。
【図6】 第1の従来例の光ファイバリンクシステムの
構成を示すブロック図である。
【図7】 図6の光送信機101で発生される2つの光
信号の光周波数スペクトルを示すスペクトル図である。
【図8】 図6の光送信機200で光電変換後の電気信
号の電気周波数スペクトルを示すスペクトル図である。
【図9】 第2の従来例の2光信号発生器20eの構成
を示すブロック図である。
【図10】 図9の希土類ドープ偏光保持光ファイバケ
ーブル22の断面を示す断面図である。
【図11】 図10の偏光保持光ファイバケーブル22
において偏光方位によって実効屈折率が異なることを示
す図である。
【図12】 図9の2光信号発生器20eで発生される
2つの光信号の光周波数スペクトルを示すスペクトル図
である。
【符号の説明】
3…光合波器、 5…光増幅器、 11…光増幅器、 12…光電変換器、 13…帯域通過フィルタ、 14…無線送信機、 15…アンテナ、 20…2光信号発生器、 21…光源、 30…光分配器、 31…光アイソレータ、 32…偏光ビームスプリッタ、 33…希土類ドープ偏光保持光ファイバケーブル、 33a…ファイバグレーティング部、 34…偏光ビームスプリッタ、 35…反射鏡、 36…光終端器、 37…光学レンズ、 38…回折格子、 38a…回転機構、 39…温度制御器、 40…半導体レーザデバイス、 41…反射防止膜、 42…半導体レーザ媒質、 43…高反射膜、 50…ループ光回路、 51…光サーキュレータ、 52…光増幅器、 53…光分岐器、 54…光帯域通過フィルタ、 55…光アイソレータ、 60…半導体レーザデバイス、 61…半導体レーザ媒質、 62…ARコート層、 65…外部光変調器、 70…半導体レーザデバイス、 71…半導体レーザ媒質、 72…ARコート層、 100…光送信機、 200…光受信機、 300…光ファイバケーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/06 10/04 Fターム(参考) 2H050 AC42 AC90 2K002 AB12 AB18 AB40 CA15 DA10 EA07 EA08 EA30 HA16 HA18 5F072 AB09 AK06 KK07 KK11 QQ01 QQ04 YY17 YY20 5K002 AA01 AA02 BA02 BA05 BA13 BA21 CA05 CA11 DA05 FA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の偏光方位を有する第1の光周波数
    の第1の光信号を発生する第1の光源と、 第1の偏光方位と実質的に直交する第2の偏光方位を有
    する第2の光周波数の第2の光信号を発生する第2の光
    源と、 偏光保持しかつ可飽和吸収特性を有する光ファイバケー
    ブルと、 上記第1の光源及び第2の光源と、上記光ファイバケー
    ブルの一端との間に挿設された偏光手段と、 上記光ファイバケーブルの他端に接続され、上記第1の
    光信号を反射する光反射手段とを備え、 上記偏光手段は、上記第1の光源からの第1の光信号を
    上記光ファイバケーブルにその一端を介して入射すると
    ともに、上記第2の光源からの第2の光信号を上記光フ
    ァイバケーブルにその一端を介して入射し、 上記光ファイバケーブルの他端から出力される第1の光
    信号を上記光反射手段により反射して上記光ファイバケ
    ーブルにその他端を介して入射することにより、上記光
    ファイバケーブルにおいて第1の光信号の定在波分布を
    発生させて光学的にグレーティング部を上記光ファイバ
    ケーブルに書き込んで形成し、 上記形成されたグレーティング部により、上記光ファイ
    バケーブルにおける第1と第2の光信号に対する屈折率
    差に対応する光周波数差を有するように光周波数が選択
    された第2の光信号を発生する光周波数シフタを構成
    し、 上記第1の光源からの第1の光信号の光周波数を変化す
    ることにより、上記第1と第2の光信号の間の光周波数
    差を保持しながら上記第2の光信号の光周波数を変化さ
    せることを特徴とする2光信号発生器。
  2. 【請求項2】 上記第1及び第2の光源は半導体レーザ
    であることを特徴とする請求項1記載の2光信号発生
    器。
  3. 【請求項3】 上記第1の光源は半導体レーザであり、
    上記第2の光源は帰還型光発振器であることを特徴とす
    る請求項1記載の2光信号発生器。
  4. 【請求項4】 上記第1及び第2の光源は半導体レーザ
    であり、 上記光反射手段は、回折格子と、上記回折格子の傾斜角
    度を変化させることにより第1の光信号の反射角度を変
    化させる回転機構とを備え、 上記回転機構により上記回折格子の傾斜角度を変化させ
    ることにより、上記第1の光信号の光周波数を変化する
    ことを特徴とする請求項1記載の2光信号発生器。
  5. 【請求項5】 上記光反射手段の代わりに、上記光ファ
    イバケーブルの他端側に形成され、上記第1の光信号を
    反射するファイバグレーティング部を備え、 上記ファイバグレーティング部の温度又は張力を変化す
    る変化手段をさらに備え、 上記変化手段により上記ファイバグレーティング部の温
    度又は張力を変化することにより、上記第1の光信号の
    光周波数を変化することを特徴とする請求項1記載の2
    光信号発生器。
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