JP2000216819A - 帯域制御装置及びそのバッファ漏れ抑制方法並びにバッファ漏れ抑制制御プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

帯域制御装置及びそのバッファ漏れ抑制方法並びにバッファ漏れ抑制制御プログラムを格納した記憶媒体

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JP2000216819A
JP2000216819A JP1490899A JP1490899A JP2000216819A JP 2000216819 A JP2000216819 A JP 2000216819A JP 1490899 A JP1490899 A JP 1490899A JP 1490899 A JP1490899 A JP 1490899A JP 2000216819 A JP2000216819 A JP 2000216819A
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Shinji Hoshino
真司 星野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 UDPトラフィックにおける帯域制御装置の
バッファ漏れを防止できる帯域制御装置を提供する。 【解決手段】 自装置10におけるUDPトラフィック
の帯域設定を行う帯域設定保存部17と、自装置10に
おけるUDPトラフィックの帯域状態に関する情報を管
理する帯域状態テーブル16と、ネットワーク上のUD
Pトラフィックの送信レートを解析し、設定帯域と帯域
状態に関する情報とを用いて自装置10におけるバッフ
ァ使用率を計算し、算出されたバッファ使用率が予め定
められたバッファ漏れ危険使用率以上となった場合にI
CMPの一つであるSourceQuench Mes
sageを生成し、所望の送信側端末に送出することに
より、該送信側装置に送信レートを下げるように指示す
るフレーム生成解析部13と、Source Quen
ch Messageの送出タイミングを制御するため
のフレーム送出タイミング制御部14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク帯域
の制御を行なう帯域制御装置に関し、特にTCP/IP
プロトコルのUDP(User Datagram P
rotocol)トラフィックの帯域制御においてバッ
ファ漏れを抑制する帯域制御装置及びそのバッファ漏れ
抑制方法並びにバッファ漏れ抑制プログラムを格納した
記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、ネットワークの普及に伴って、1
つのネットワーク上に、様々なアプリケーションプログ
ラムにおける通信データが同時に流れるようになってい
る。そのため、アプリケーションごとに適した保証帯域
を持たせることが要求される。この要求に対応するた
め、ルータや専用装置を用いて、ネットワーク帯域の制
御を行っている。
【0003】インターネットの普及によって普及したT
CP/IPプロトコルには、OSI(開放型システム間
相互接続:Open System Intercon
ection)のトランスポート層に対応する部分とし
て、コネクション型の通信サービスを提供するTCP
(Transmission Control Pro
tocol)とコネクションレス型の通信サービスを提
供するUDP(UserDatagram Proto
col)とがあり、アプリケーションによってどちらか
のプロトコルが選択されて使用されている。TCPを使
用するアプリケーションとしては、FTP、TELNE
T、SMTP等があり、UDPを使用するアプリケーシ
ョンとしては、TFTP、SNMP、NTP等がある。
また、現在増えている不特定端末に対して送信を行うマ
ルチキャストを使ったアプリケーションでは、主にUD
Pを使用する。
【0004】図10にTCPのフォーマットを、図11
にTCPを用いた場合の通信処理の流れを示す。図11
に示す様に、TCPは、送信側が受信側からの到達応答
(ACK)を受け取って、次に送信すべきパケットを送
信する。既存する帯域制御装置には、この仕組みを利用
し、単なるバッファリングではなく、ACKパケットを
操作することによって効率よくトラフィック量を制御し
ているものがある。
【0005】図12に、UDPのフォーマットを示す。
UDPでは到達確認を行わないため、到達確認が必要な
場合はアプリケーションにて行っている。したがって、
アプリケーションごとに到達確認の方法が異なることと
なるため、既存する帯域制御装置では、UDPの場合、
バッファリングのみで帯域制御を行っている。
【0006】しかし、バッファ容量には限界があるの
で、送信側からのトラフィック量が帯域制御装置で制限
している帯域よりも多い場合は、バッファ漏れを起こ
し、パケットの破棄、再送が発生する原因となってい
た。さらに、最悪の場合、セッションタイムアウトとな
り、通信自体が止まってしまう原因となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
帯域制御装置は、UDPに対してバッファリングのみで
帯域制御を行なっていたため、送信側からのトラフィッ
ク量が帯域制御装置で制限している帯域よりも多い場合
に、バッファ漏れを起こすことにより、パケットの破
棄、再送の発生や、通信の異常停止を招来するという欠
点があった。
【0008】本発明は、上記従来の欠点を解決し、UD
Pトラフィックに対して、帯域制御装置のバッファ漏れ
を起こす前に、ICMP(Internet Cont
rol Message Protocol)の一つで
あるソース抑制メッセージ(Source Quenc
h Message)を送信側に送ることによって、直
接送信側の送信レートを落とさせてバッファ漏れを抑制
する帯域制御装置及びそのバッファ漏れ抑制方法並びに
バッファ漏れ抑制制御プログラムを格納した記憶媒体を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、ネットワーク上に設けられて帯域制御を行う帯
域制御装置において、自装置におけるUDPトラフィッ
クの帯域設定を行う帯域設定手段と、自装置におけるU
DPトラフィックの帯域状態に関する情報を管理する帯
域状態管理手段と、ネットワーク上のUDPトラフィッ
クの送信レートを解析し、前記帯域設定手段にて設定さ
れた設定帯域と前記帯域状態管理手段に管理された帯域
状態に関する情報とを用いて自装置におけるバッファ使
用率を計算し、算出されたバッファ使用率が予め定めら
れたバッファ漏れ危険使用率以上となった場合にICM
Pの一つであるSource Quench Mess
ageを生成し、所望の送信側端末に送出することによ
り、該送信側装置に送信レートを下げるように指示する
フレーム生成解析手段と、前記Source Quen
ch Messageの送出タイミングを制御するため
のタイミング制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項2の本発明の帯域制御装置は、前記
フレーム生成解析手段が、前記Source Quen
ch Messageに、送信レートを下げる請求値を
示すリクエストレートを付加して送出することを特徴と
する。
【0011】また、上記の目的を達成する他の本発明
は、ネットワーク上に設けられて帯域制御を行う帯域制
御装置によるバッファ漏れ抑制方法において、ネットワ
ーク上のUDPトラフィックの送信レートを解析するス
テップと、予め設定された自装置におけるUDPトラフ
ィックの設定帯域と自装置におけるUDPトラフィック
の帯域状態に関する情報とを用いて自装置におけるバッ
ファ使用率を計算するステップと、算出されたバッファ
使用率が予め定められたバッファ漏れ危険使用率以上と
なった場合にICMPの一つであるSource Qu
ench Messageを生成し、所望の送信側端末
に送出するステップとを含むことを特徴とする帯域制御
装置のバッファ漏れ抑制方法。
【0012】請求項4の本発明のバッファ漏れ抑制方法
は、前記バッファ使用率が前記バッファ漏れ危険使用率
以下となるまで、前記Source Quench M
essageの送出を繰り返すことを特徴とする。
【0013】請求項5の本発明のバッファ漏れ抑制方法
は、前記Source Quench Message
に、送信レートを下げる請求値を示すリクエストレート
を付加して送出することを特徴とする。
【0014】また、上記の目的を達成するさらに他の本
発明は、ネットワーク上に設けられて帯域制御を行う帯
域制御装置を制御してバッファ漏れを防止するバッファ
漏れ抑制制御プログラムを格納した記憶媒体において、
該バッファ漏れ抑制制御プログラムが、ネットワーク上
のUDPトラフィックの送信レートを解析するステップ
と、予め設定された自装置におけるUDPトラフィック
の設定帯域と自装置におけるUDPトラフィックの帯域
状態に関する情報とを用いて自装置におけるバッファ使
用率を計算するステップと、算出されたバッファ使用率
が予め定められたバッファ漏れ危険使用率以上となった
場合にICMPの一つであるSource Quenc
h Messageを生成し、所望の送信側端末に送出
するステップとを含むことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の位置実施形態による帯域
制御装置の構成を示すブロック図、図2は本実施形態の
帯域制御装置を含むネットワーク構成を示す概略図であ
る。図1を参照すると、本実施形態の帯域制御装置10
は、ネットワーク上の他の装置との間で通信フレームの
送受信を行なうために用いる送信バッファ11及び受信
バッファ12と、ネットワーク上のUDPトラフィック
の送信レートを解析すると共に必要に応じてソース抑制
メッセージを生成するフレーム生成解析部13と、ソー
ス抑制メッセージの送出タイミングを制御するためのフ
レーム送出タイミング制御部14及びタイマー15と、
帯域状態を管理する帯域状態テーブル16と、帯域制御
装置10のUDPトラフィックの帯域設定を行う帯域設
定保存部17とを備える。なお、図1には本実施形態に
おける特徴的な構成のみを記載し、他の一般的な構成に
ついては記載を省略してある。
【0017】上記各構成要素は、例えばパーソナルコン
ピュータやワークステーションその他のコンピュータシ
ステムにおけるプログラム制御されたCPUとRAMそ
の他の内部メモリとで実現される。CPUを制御するコ
ンピュータプログラムは、磁気ディスクや光ディスク、
半導体メモリ、その他の一般的な記憶媒体に格納して提
供される。そして、帯域制御装置10を構成するコンピ
ュータシステムの内部メモリにロードされてCPUを制
御し、各構成要素の機能を実行する。
【0018】フレーム生成解析部13は、ネットワーク
上のUDPトラフィックの送信レートを解析すると共
に、必要に応じて、受信バッファ12を介して入力され
るネットワーク上の通信における送信バッファ11及び
受信バッファ12に対するバッファ使用率を計算する。
そして、帯域テーブル16を参照し、必要があれば、所
定の装置の送信レートを落とすためにソース抑制メッセ
ージを生成して出力する。図8に、IETF(Inte
rnet Engineering TaskForc
e)のRFC792で規定されたソース抑制メッセージ
(SourceQuench Message)のフォ
ーマットを示す。
【0019】フレーム送出タイミング制御部14は、タ
イマー15を用いてバッファ使用率検出間隔を計時す
る。そして、当該バッファ使用率検出タイミングに基づ
いて、フレーム生成解析部13におけるソース抑制メッ
セージの送出タイミングを制御する。
【0020】帯域状態テーブル16は、帯域制御装置1
0のバッファ11、12の総容量を格納すると共に、予
め設定されたバッファ漏れ危険使用率を格納する。バッ
ファ漏れ危険使用率とは、帯域制御装置10のバッファ
11、12の総容量に対する所定のUDPトラフィック
における帯域制御装置10のバッファ11、12の使用
量の割合であって、これ以上バッファ11、12の使用
量が増加すればバッファ漏れを発生するおそれがあると
して設定された値である。バッファ漏れ危険使用率をど
の程度の値とするかは、ネットワークやアプリケーショ
ンの種類、実際の使用状況等に応じて、ユーザが任意に
定めることができる。
【0021】帯域設定保存部17は、帯域制御装置10
において制限されるネットワーク帯域を設定し、保存す
る。設定された帯域(設定帯域)は、フレーム生成解析
部13においてバッファ使用量を計算するのに用いられ
る。
【0022】次に、図3のフローチャート及び図4から
図7を参照して本実施形態の動作について説明する。な
お、以下の説明において、送信側からのUDPトラフィ
ックの送信レートをsr(bps=bit/sec)、
帯域制御装置のバッファ総容量をba(bit)、帯域
制御装置のバッファ使用量をbu(bit)、帯域制御
装置のUDPトラフィックの設定帯域をcb(bp
s)、バッファ使用率検出間隔をbt(sec)、バッ
ファ漏れ危険使用率をbc(%)、UDPトラフィック
送信時間をst(sec)とする。なお、内部処理時間
によるバッファリングは無視する。
【0023】初期状態として、フレーム生成解析部13
が、タイマー15の計時値に基づくフレーム送出タイミ
ング制御部のタイミング制御にしたがって、ネットワー
ク上のUDPトラフィックの送信レートを解析する(ス
テップ301)。送信レートよりも、設定帯域の方が大
きいか等しい場合(sr≦cb)、図4に示すように、
バッファリングは発生せず、受信フレームはそのまま受
信側の装置へ送信される。
【0024】送信レートの方が設定帯域よりも大きい場
合(sr>cb)、図5に示すように、バッファリング
が発生する。バッファ使用量buは、フレーム生成解析
部13により解析された送信レートsr、帯域設定保存
部17に格納されているUDPトラフィックの設定帯域
cb及びUDPトラフィック送信時間stを用いて、次
式(数1)で算出される(ステップ302)。
【0025】
【数1】
【0026】次に、フレーム生成解析部13は、帯域状
態テーブル16を参照してバッファ使用率を計算する。
算出されたバッファ使用率が帯域状態テーブルに格納さ
れているバッファ漏れ危険使用率に満たない場合、すな
わち、
【0027】
【数2】 である場合は、バッファ容量に余裕があるため、ソース
抑制メッセージの通知は行なわない(ステップ30
3)。
【0028】一方、バッファ使用率がバッファ漏れ危険
使用率以上である場合、すなわち
【0029】
【数3】 である場合は、フレーム生成解析部13は、フレーム送
出タイミング制御部14の制御にしたがって、ソース抑
制メッセージを生成して送信側の装置に対して送信する
(ステップ304)。ソース抑制メッセージには、送信
側から送られたオリジナルパケットのIPヘッダ及びU
DPヘッダ部分が含まれているので、レートを落とすべ
き装置やUDPポート番号等を特定することが可能であ
る。
【0030】ソース抑制メッセージを受け取った送信側
装置は、図6に示すように、送信レートを落とす。これ
により、パケット使用量が低下するため、パケット使用
率が減少する。
【0031】帯域制御装置10のフレーム生成解析部1
3は、フレーム送出タイミング制御部14の制御にした
がって、ソース抑制メッセージを送信してからbt後
に、再び送信レートを解析し、バッファ使用量を計算し
てバッファ使用率を算出する。そして、算出されたバッ
ファ使用率が、バッファ漏れ危険使用率bc以下になっ
ていない場合は、ソース抑制メッセージを再送する。
【0032】以上の処理を、当該送信側装置による送信
レートに基づくバッファ使用率がバッファ漏れ危険使用
率bc以下となるまで繰り返す(図7参照)。
【0033】ところで、ICMPのソース抑制メッセー
ジには、どの程度レートを落とすべきかを設定する部分
がない。したがって、ソース抑制メッセージを受け取っ
た送信側装置において、送信レートを落とす割合は、当
該送信側装置における実装によって定まることとなる。
このため、上述したように、送信側装置からの送信レー
トが低下してもバッファ使用率がバッファ漏れ危険使用
率bc以下にならない場合は、バッファ漏れ危険使用率
bc以下となるまでソース抑制メッセージの送信を繰り
返さなければならない。
【0034】このような、ソースメッセージの送信処理
の繰り返しを回避する手段として、ソース抑制メッセー
ジのフォーマットに要求レートの部分を付け加える方法
が考えられる。具体的には、図8に示すソース抑制メッ
セージの不使用部分(UNUSED)に、図9に示すよ
うに、リクエストレート(Request Rate)
を加える。これにより、ソース抑制メッセージを受け取
った送信側装置は、リクエストレートに示された値まで
送信レートを落とす。これにより、ソース抑制メッセー
ジの無用な再送を行うことなく、バッファ使用率がバッ
ファ漏れ危険使用率以下となるように適切に送信レート
を下げることが可能となる。
【0035】以上好ましい実施形態をあげて本発明を説
明したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるも
のではない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の帯域制御
装置及びそのバッファ漏れ抑制方法並びにバッファ漏れ
抑制制御プログラムを格納した記憶媒体によれば、帯域
制御装置がバッファ漏れを起こす前に、送信者に対して
ソース抑制メッセージ(Source Quench
Message)を送信することにより、送信側装置に
おいて、送信レートを下げるように制御するため、帯域
制御装置のバッファ漏れによる、パケットの破棄や再送
を防止し、タイムアウトによる通信の停止を回避できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による帯域制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 本実施形態の帯域制御装置を含むネットワー
ク構成を示す概略図である。
【図3】 本実施形態によるソース抑制メッセージの送
信動作を示すフローチャートである。
【図4】 UDPトラフィックにおける帯域制御装置の
動作を示すタイムチャートであり、送信レートが帯域制
御装置の設定帯域以下である場合の動作を示す図であ
る。
【図5】 UDPトラフィックにおける帯域制御装置の
動作を示すタイムチャートであり、送信レートが帯域制
御装置の設定帯域を越える場合の動作を示す図である。
【図6】 UDPトラフィックにおける帯域制御装置の
動作を示すタイムチャートであり、バッファ使用率がバ
ッファ漏れ危険使用率を越えた場合の動作を示す図であ
る。
【図7】 UDPトラフィックにおける帯域制御装置の
動作を示すタイムチャートであり、ソース抑制メッセー
ジの再送を要する場合の動作を示す図である。
【図8】 ソース抑制メッセージのフォーマットを示す
図である。
【図9】 ソース抑制メッセージの不使用部分にリクエ
ストレートを記述した場合のフォーマットを示す図であ
る。
【図10】 TCPフォーマットを示す図である。
【図11】 TCPを用いた場合の通信処理の流れを示
すタイムチャートである。
【図12】 UDPフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
10 帯域制御装置 11 送信バッファ 12 受信バッファ 13 フレーム生成解析部 14 フレーム送出タイミング制御部 15 タイマー 16 帯域状態テーブル 17 帯域設定保存部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA04 GA21 GA31 GB01 HA10 HB02 JB22 KA04 KB04 KB09 KC12 KC28 KD01 5K030 GA11 HB13 HD03 KX11 LB18 LC01 MB15 5K034 AA05 DD03 EE11 EE13 FF08 KK28 MM08 MM11 NN01 NN31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に設けられて帯域制御を
    行う帯域制御装置において、 自装置におけるUDPトラフィックの帯域設定を行う帯
    域設定手段と、 自装置におけるUDPトラフィックの帯域状態に関する
    情報を管理する帯域状態管理手段と、 ネットワーク上のUDPトラフィックの送信レートを解
    析し、前記帯域設定手段にて設定された設定帯域と前記
    帯域状態管理手段に管理された帯域状態に関する情報と
    を用いて自装置におけるバッファ使用率を計算し、算出
    されたバッファ使用率が予め定められたバッファ漏れ危
    険使用率以上となった場合にICMPの一つであるSo
    urce Quench Messageを生成し、所
    望の送信側端末に送出することにより、該送信側装置に
    送信レートを下げるように指示するフレーム生成解析手
    段と、 前記Source Quench Messageの送
    出タイミングを制御するためのタイミング制御手段とを
    備えることを特徴とする帯域制御装置。
  2. 【請求項2】 前記フレーム生成解析手段が、前記So
    urce Quench Messageに、送信レー
    トを下げる請求値を示すリクエストレートを付加して送
    出することを特徴とする請求項1に記載の帯域制御装
    置。
  3. 【請求項3】 ネットワーク上に設けられて帯域制御を
    行う帯域制御装置によるバッファ漏れ抑制方法におい
    て、 ネットワーク上のUDPトラフィックの送信レートを解
    析するステップと、 予め設定された自装置におけるUDPトラフィックの設
    定帯域と自装置におけるUDPトラフィックの帯域状態
    に関する情報とを用いて自装置におけるバッファ使用率
    を計算するステップと、 算出されたバッファ使用率が予め定められたバッファ漏
    れ危険使用率以上となった場合にICMPの一つである
    Source Quench Messageを生成
    し、所望の送信側端末に送出するステップとを含むこと
    を特徴とする帯域制御装置のバッファ漏れ抑制方法。
  4. 【請求項4】 前記バッファ使用率が前記バッファ漏れ
    危険使用率以下となるまで、前記Source Que
    nch Messageの送出を繰り返すことを特徴と
    する請求項3に記載の帯域制御装置のバッファ漏れ抑制
    方法。
  5. 【請求項5】 前記Source Quench Me
    ssageに、送信レートを下げる請求値を示すリクエ
    ストレートを付加して送出することを特徴とする請求項
    3に記載の帯域制御装置のバッファ漏れ抑制方法。
  6. 【請求項6】 ネットワーク上に設けられて帯域制御を
    行う帯域制御装置を制御してバッファ漏れを防止するバ
    ッファ漏れ抑制制御プログラムを格納した記憶媒体にお
    いて、 ネットワーク上のUDPトラフィックの送信レートを解
    析するステップと、 予め設定された自装置におけるUDPトラフィックの設
    定帯域と自装置におけるUDPトラフィックの帯域状態
    に関する情報とを用いて自装置におけるバッファ使用率
    を計算するステップと、 算出されたバッファ使用率が予め定められたバッファ漏
    れ危険使用率以上となった場合にICMPの一つである
    Source Quench Messageを生成
    し、所望の送信側端末に送出するステップとを含むこと
    を特徴とする帯域制御装置のバッファ漏れ抑制制御プロ
    グラムを格納した記憶媒体。
  7. 【請求項7】 前記バッファ使用率が前記バッファ漏れ
    危険使用率以下となるまで、前記Source Que
    nch Messageの送出を繰り返すことを特徴と
    する請求項6に記載のバッファ漏れ抑制制御プログラム
    を格納した記憶媒体。
  8. 【請求項8】 前記Source Quench Me
    ssageに、送信レートを下げる請求値を示すリクエ
    ストレートを付加して送出することを特徴とする請求項
    6に記載のバッファ漏れ抑制制御プログラムを格納した
    記憶媒体。
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Cited By (4)

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