JP2000215602A - 情報提供装置、デ―タ送受信方法および記憶媒体 - Google Patents

情報提供装置、デ―タ送受信方法および記憶媒体

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JP2000215602A
JP2000215602A JP11013414A JP1341499A JP2000215602A JP 2000215602 A JP2000215602 A JP 2000215602A JP 11013414 A JP11013414 A JP 11013414A JP 1341499 A JP1341499 A JP 1341499A JP 2000215602 A JP2000215602 A JP 2000215602A
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JP11013414A
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Harutoshi Ono
晴稔 大野
Masayuki Mochizuki
雅之 望月
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大量の情報を情報提供側の意図に従って小きざ
みにタイミング良くデータ提供を行う有効な手段を提供
する。 【解決手段】クライアントに予め全情報が暗号化或は圧
縮記録されたCD−ROM等の記録媒体を配布供給して
おく。情報提供側が意図したタイミングで開示する情報
を復号或は解凍し読み出すための許可情報を通信回線あ
るいはホームページを通じてクライアントに送る。クラ
イアントはこの許可情報をパスワードとして記憶媒体に
記録されている情報を復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画情報を含むデ
ータのように大量の情報を、情報提供者の意図する時期
にあわせてクライアントが利用し得る情報供給装置およ
びこの装置を用いた情報供給方法とそれに用いられる記
憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像を用いた商品やサービスの広告を
行う方法として、動画情報を録画したビデオテープや動
画情報をデジタル情報に変換して記憶したCD−ROM
のような記憶媒体を消費者に郵送などにより配布する方
法が取られていた。
【0003】上記ビデオテープや記憶媒体を送付する方
法では、送付に要する時間は広告主である情報提供者が
直接管理出来るものではなく、特に提供情報の内容を変
更したいような場合には再度ビデオテープや記憶媒体を
送付する必要があり、リアルタイムに提供情報の変更が
出来ないという問題がある。
【0004】一方、商品やサービスの広告を行う方法と
して、インターネットを利用したオンライン広告も行わ
れている。この方法では、広告をホームページに掲載
し、消費者がホームページへのアクセスを行うことによ
り広告を閲覧することが出来るものである。
【0005】上記のようなインターネットを利用した広
告方法では、広告の内容を情報提供者が意図する時期に
任意に変更でき、消費者はその内容を即時に知ることが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インターネットを利用した広告方法では、通信回線の伝
送容量に限界があり、音声情報を含む動画情報のような
大容量のデータを伝送する広告には適していない。
【0007】本発明の目的は、以上のような従来の技術
における各種の方法における問題点を解決し、情報を提
供する側の意図する時期に大量の情報をクライアントが
利用可能とすることを実現する装置および提供方法とそ
れに用いられる記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における情報提供装置においては、請求項1に
おいては、通信回線により接続された複数のコンピュー
タにより構成されるクライアント・サーバ型の情報提供
装置であって、情報受領側となるクライアントには、暗
号化した提供すべき提供情報が記録されている記憶媒体
を事前に配布しておく。次に、情報提供側が指定する時
刻に情報提供側サーバに上記暗号化された記憶媒体の情
報を情報提供側が指定する部分だけを分割して復号し得
るようにする許可情報を順次書き込む。クライアントは
この許可情報が書き込まれた以後は前記情報提供側サー
バから前記復号用の許可情報を前記通信回線を通じて取
得することが出来、これにより前記提供情報を開示する
タイミングを制御し得るような情報提供装置としてい
る。
【0009】請求項2においては、通信回線により接続
された複数のコンピュータにより構成されるクライアン
ト・サーバ型の情報提供装置であって、この装置は暗号
化した提供すべき提供情報と、特定のサーバにアクセス
するための第1のプログラムと、前記提供情報を復号化
する第2のプログラムとを記憶している記憶媒体を事前
に配布しておく。この記憶媒体に記憶された前記提供情
報に関するメニューを表示させるメニュー情報を送信す
る機能と、前記記憶媒体に記憶された提供情報を復号化
することを許可する許可情報を送信する機能とを有する
サーバと、前記記憶媒体から提供情報・プログラムを読
み出す機能と、前記通信回線を介して通信を行う機能
と、前記記憶媒体から読み出した前記第1のプログラム
に基づいて前記サーバにアクセスする機能と、前記サー
バから受信したメニュー情報を表示する機能と、前記記
憶媒体から読み出した前記提供情報を前記サーバから受
信した許可情報および前記提供情報を前記記憶手段から
読み出した第2のプログラムに基づいて復号化する機能
と、復号化した前記提供情報を表示する機能とを有した
クライアントとで構成されている情報提供装置を規定し
ている。
【0010】請求項3は、情報提供側のホームページを
介して上記の復号許可情報を取得する構成に関するもの
で、通信回線により接続された複数のコンピュータによ
り構成されるクライアント・サーバ型の情報提供装置で
あって、暗号化した提供すべき提供情報と、特定のサー
バに作成されたホームページにアクセスするための第1
のプログラムと、前記提供情報を復号化する第2のプロ
グラムとを記憶した記憶媒体を事前に配布しておく。次
に、前記記憶媒体に記憶された前記提供情報を閲覧する
メニューを表示させるホームページを記憶する機能と、
前記記憶媒体に記憶された前記提供情報を復号化するこ
とを許可する許可情報を送信する機能とを有するサーバ
と、前記記憶媒体から前記提供情報・プログラムを読み
出す機能と、前記通信回線を介して通信を行う機能と、
前記記憶媒体から読み出し前記第1のプログラムに基づ
いて前記サーバのホームページにアクセスする機能と、
前記サーバから受信したホームページを表示する機能
と、前記ホームページのメニュー情報の中から提供情報
を選択する機能と、これにより選択された提供情報を前
記サーバから受信した許可情報および前記提供情報をを
前記記憶媒体から読み出し復号化する第2のプログラム
に基づいて復号化する機能と、復号化した前記提供情報
を表示する機能とを有したクライアントとで構成された
情報提供装置を規定するものである。
【0011】請求項4においては、通信回線により接続
された複数のコンピュータにより構成されるクライアン
ト・サーバ型の情報提供装置におけるデータ送受信方法
におけるサーバとして、クライアントからのアクセスに
応じて提供情報に関するメニューを表示させるメニュー
情報を前記クライアントに送信し、ここでクライアント
の選択に応じて前記提供情報の復号化を許可するための
許可情報を前記クライアントに送信するデータ送受信方
法を規定している。
【0012】また、請求項5においては、通信回線によ
り接続された複数のコンピュータにより構成されるクラ
イアント・サーバ型の情報提供装置におけるデータ送受
信方法において、情報提供側サーバは、提供情報を閲覧
するメニューを表示させるホームページを記憶し、前記
提供情報を暗号化して記憶した記憶媒体が配布されてい
るクライアントから前記ホームページへのアクセス信号
を受信し、前記クライアントからのアクセスに応じて前
記ホームページのデータファイルを前記クライアントに
送信し、クライアントの選択に応じて前記提供情報の復
号化を許可するための許可情報を前記クライアントに送
信するデータ送受信方法を規定している。
【0013】請求項6においては、通信回線により接続
された複数のコンピュータにより構成されるクライアン
ト・サーバ型の情報提供装置で用いられる記憶媒体であ
って、暗号化した提供すべき提供情報と、特定のサーバ
にアクセスするための第1のプログラムと、情報提供側
サーバから開示されたパスワードを用いて提供情報を復
号化する第2のプログラムとが記憶されている記憶媒体
を開示している。
【0014】請求項7においては、通信回線により接続
された複数のコンピュータにより構成されるクライアン
ト・サーバ型の情報提供装置で用いられる記憶媒体であ
って、圧縮・暗号化して記録された提供すべき情報と、
特定のサーバにアクセスするための第1のプログラム
と、情報提供側サーバから開示される圧縮解凍・復号を
許可する許可情報によってのみ解凍動作が可能になる圧
縮解凍用の第2のプログラムとが記録されている記憶媒
体を規定したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を図により説明する。
図1は本発明による情報提供装置を説明するための構成
図である。本発明においては、提供すべき全提供情報、
クライアント4が情報提供側サーバ2と通信を行うため
のプログラム、および予め圧縮・暗号化され記録されて
いる提供情報を復号化し解凍するためのプログラム等が
記録されている記憶媒体1を情報受領者側となるクライ
アント4に郵送等の手段により送付しておく。クライア
ント4側のコンピュータ5にはこの記憶媒体1に記録さ
れている情報を読み出すドライブ6が搭載されており、
クライアント4はこのドライブ6とコンピュータ5によ
り既に配布されている記憶媒体1に記録されているプロ
グラムを読み出し、これにより情報提供側サーバ2と接
続し、クライアント側で記憶媒体上の提供情報を開くた
めの許可情報を情報提供者側サーバ2上のホームページ
に登録されている提供情報開示の許可情報となるパスワ
ードの取得を行う。クライアントはこのパスワードを用
いて上記の既に配布されている記憶媒体の該当部分の情
報を開くことができる。
【0016】図2は以上の各処理過程を説明するフロー
チャートである。図2において本装置の動作は情報提供
側が提供すべき情報と本装置動作のために必要な関連プ
ログラムが記録されている記憶媒体1をクライアント4
に配布するステップS1からスタートする。この状態
で、情報提供側が最初の情報提供開始時点の時刻t1に
サーバ2にパスワードp1を書き込み(ステップS
2)、このデータは直ちに同じくサーバ2上のホームペ
ージh1の許可情報の欄にパスワードp1として登録さ
れる(ステップS3)。この時点でクライアント4はイ
ンターネット3を通じて情報提供側サーバ2にアクセス
し(ステップS4)、パスワードp1の取得が可能な状
態となる。これを用いて記憶媒体1上でこのパスワード
p1に対応した部分の提供情報を開くことができるよう
になる(ステップS5)。
【0017】情報提供側で次の情報提供の時期となると
(時刻t2)、上記と同様に時刻t2にサーバ2にパス
ワードp2を書き込み(ステップS6)、このデータは
直ちに同じくサーバ2上のホームページh2の許可情報
の欄にパスワードp2として登録される(ステップS
7)。この時点でクライアント4はインターネット3を
通じて情報提供側サーバ2にアクセスし(ステップS
8)、パスワードp2の取得が可能な状態となる。これ
を用いて記憶媒体1上でこのパスワードp2に対応した
部分の提供情報を開くことができるようになる(ステッ
プS9)。
【0018】以下、この操作を繰り返せば情報提供側で
は、その意図するタイミングでクライアント4側が順次
提供情報を開くことが出来るようになり、提供情報開示
の時期を制御することができる。
【0019】また、より多くの情報を提供するためには
記録されるデータを標準化された圧縮方式であるMPE
GあるいはJPEG等により圧縮処理を施すことが一般
的に行われている。このようにして圧縮記録された情報
を読み出すためには解凍処理が必要となる。本発明にお
ける記憶媒体1にこの圧縮された情報を記録することに
よりさらに大量の情報を提供することが可能となる。こ
の場合は、上記記憶媒体1にはこの圧縮された情報を解
凍するためのプログラムも記録しておく。ただし、この
解凍用プログラムは上記のようにインターネット3を介
してダウンロードし、その後情報提供側サーバ2が提供
するホームページh1、h2等を通じてパスワードp
1、p2等を取得することにより上記の記録媒体に圧縮
記録されたデータを解凍し読み出すことが出来るように
なる。
【0020】
【発明の効果】本発明により、大量のデータを情報供給
側の意図するタイミングで分割提供することが可能とな
り、これにより、新製品の情報を製品発表の前から小き
ざみに公表し、新製品のセールスプロモーションを効果
的に盛り上げることが出来る等インターネット利用によ
り種々のPR的用途に広く利用し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報提供装置の構成図。
【図2】本発明による情報提供方法の手順を示すフロー
図。
【符号の説明】
1 : 情報記録媒体 2 : 情報提供側サーバ 3 : インターネット 4 : クライアント 5 : コンピュータ 6 : ドライブ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線により接続された複数のコンピュ
    ータにより構成されるクライアント・サーバ型の情報提
    供装置であって、 暗号化した提供すべき提供情報が記録されている記憶媒
    体を事前にクライアントに配布しておき、 情報提供側が指定する時刻に情報提供側サーバに上記記
    憶媒体に記録されている暗号化された情報を分割して復
    号し得るようにする許可情報を順次書き込み、 上記クライアントからの要求により上記サーバに書き込
    まれている上記復号用の許可情報を上記通信回線を通じ
    て上記クライアントに開示し、 これにより上記提供情報を開示するタイミングを制御し
    得るようにしたことを特徴とする情報提供装置。
  2. 【請求項2】通信回線により接続された複数のコンピュ
    ータにより構成されるクライアント・サーバ型の情報提
    供装置であって、 暗号化した提供すべき提供情報と、特定のサーバにアク
    セスするための第1のプログラムと、前記提供情報を復
    号化する第2のプログラムとを記憶した記憶媒体と、 前記記憶媒体に記憶された前記提供情報に関するメニュ
    ーを表示させるメニュー情報を送信する機能と、前記記
    憶媒体に記憶された提供情報を復号化することを許可す
    る許可情報を送信する機能とを有するサーバと、 前記記憶媒体から提供情報・プログラムを読み出す機能
    と、前記通信回線を介して通信を行う機能と、前記記憶
    媒体から読み出した前記第1のプログラムに基づいて前
    記サーバにアクセスする機能と、前記サーバから受信し
    たメニュー情報を表示する機能と、前記記憶媒体から読
    み出した前記提供情報を前記サーバから受信した許可情
    報および前記提供情報を前記記憶手段から読み出した第
    2のプログラムに基づいて復号化する機能と、復号化し
    た前記提供情報を表示する機能とを有したクライアント
    と、を有することを特徴とする情報提供装置。
  3. 【請求項3】通信回線により接続された複数のコンピュ
    ータにより構成されるクライアント・サーバ型の情報提
    供装置であって、 暗号化した提供すべき提供情報と、特定のサーバに作成
    されたホームページにアクセスするための第1のプログ
    ラムと、前記提供情報を復号化する第2のプログラムと
    を記憶した記憶媒体と、 前記記憶媒体に記憶された前記提供情報を閲覧するメニ
    ューを表示させるホームページを記憶する機能と、前記
    記憶媒体に記憶された前記提供情報を復号化することを
    許可する許可情報を送信する機能とを有するサーバと、 前記記憶媒体から前記提供情報・プログラムを読み出す
    機能と、前記通信回線を介して通信を行う機能と、前記
    記憶媒体から読み出し前記第1のプログラムに基づいて
    前記サーバのホームページにアクセスする機能と、前記
    サーバから受信したホームページを表示する機能と、前
    記ホームページのメニュー情報の中から提供情報を選択
    する機能と、これにより選択された提供情報を前記サー
    バから受信した許可情報および前記提供情報をを前記記
    憶媒体から読み出し復号化する第2のプログラムに基づ
    いて復号化する機能と、復号化した前記提供情報を表示
    する機能とを有したクライアントと、を有することを特
    徴とする情報提供装置。
  4. 【請求項4】通信回線により接続された複数のコンピュ
    ータにより構成されるクライアント・サーバ型の情報提
    供装置におけるデータ送受信方法において、サーバは、 クライアントからのアクセスに応じて提供情報に関する
    メニューを表示させるメニュー情報を前記クライアント
    に送信し、 前記クライアントの選択に応じて前記提供情報の復号化
    を許可するための許可情報を前記クライアントに送信す
    ることを特徴とするデータ送受信方法。
  5. 【請求項5】通信回線により接続された複数のコンピュ
    ータにより構成されるクライアント・サーバ型の情報提
    供装置におけるデータ送受信方法において、 サーバは、 提供情報を閲覧するメニューを表示させるホームページ
    を記憶し、 前記提供情報を暗号化して記憶した記憶媒体を有するク
    ライアントから前記ホームページへのアクセス信号を受
    信し、 前記クライアントからのアクセスに応じて前記ホームペ
    ージのデータファイルを前記クライアントに送信し、 前記クライアントの選択に応じて前記提供情報の復号化
    を許可するための許可情報を前記クライアントに送信す
    ることを特徴とするデータ送受信方法。
  6. 【請求項6】通信回線により接続された複数のコンピュ
    ータにより構成されるクライアント・サーバ型の情報提
    供装置で用いられる記憶媒体であって、 暗号化した提供すべき提供情報と、 特定のサーバにアクセスするための第1のプログラム
    と、 前記サーバから開示されたパスワードを用いて記提供情
    報を復号化する第2のプログラムとが記録されているこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  7. 【請求項7】通信回線により接続された複数のコンピュ
    ータにより構成されるクライアント・サーバ型の情報提
    供装置で用いられる記憶媒体であって、 圧縮・暗号化して記録された提供すべき情報と、 特定のサーバにアクセスするための第1のプログラム
    と、 サーバから開示される特定のパスワードによってのみ解
    凍動作が可能になる圧縮解凍用の第2のプログラムとが
    記録されていることを特徴とする記憶媒体。
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