JP2000212607A - チクソモ―ルディング成形機用チップの製造方法及びその装置 - Google Patents
チクソモ―ルディング成形機用チップの製造方法及びその装置Info
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- JP2000212607A JP2000212607A JP1687699A JP1687699A JP2000212607A JP 2000212607 A JP2000212607 A JP 2000212607A JP 1687699 A JP1687699 A JP 1687699A JP 1687699 A JP1687699 A JP 1687699A JP 2000212607 A JP2000212607 A JP 2000212607A
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- rolls
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- crushing
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- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チクソモールディング成形機用のチップを安
価に量産する製造方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 溶融炉6で溶解させたマグネシウム合金
を給湯口7から凝固ロール1に供給する。凝固ロール1
の表面には全面に凹部が縦横に形成されているので、こ
の凝固ロール1に供給された溶湯3は厚肉部が薄肉部で
接続されたマグネシウム合金シート4に凝固形成され
る。このマグネシウム合金シート4を破砕ロール2に通
すと、薄肉部で破断して寸法形状が揃ったチップ5に生
成される。
価に量産する製造方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 溶融炉6で溶解させたマグネシウム合金
を給湯口7から凝固ロール1に供給する。凝固ロール1
の表面には全面に凹部が縦横に形成されているので、こ
の凝固ロール1に供給された溶湯3は厚肉部が薄肉部で
接続されたマグネシウム合金シート4に凝固形成され
る。このマグネシウム合金シート4を破砕ロール2に通
すと、薄肉部で破断して寸法形状が揃ったチップ5に生
成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チクソモールディ
ング成形に用いるマグネシウム合金のチップを製造する
製造方法及びその装置に関するものである。
ング成形に用いるマグネシウム合金のチップを製造する
製造方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マグネシウム系合金粉末は市場における
入手が容易であるが、水平に設置して使用するスクリュ
ウ式のチクソモールディング成形機では原料搬送に問題
があり、そのまま粉末の形態で使用することは困難であ
る。そのため、チクソモールディング成形においては、
マグネシウム合金をチップの形態で使用する。このチッ
プの製造は、従来、鋳造により形成されたインゴットか
ら切削によって数ミリのチップに形成する方法、あるい
は、押し出し機により棒状に押し出されたマグネシウム
合金を所望のサイズに切断する方法が知られていた。し
かし、これらのチップの製造方法では生産性が低く、コ
スト高となるため、生産性の高いチクソモールディング
成形用チップの製造方法が要望されていた。
入手が容易であるが、水平に設置して使用するスクリュ
ウ式のチクソモールディング成形機では原料搬送に問題
があり、そのまま粉末の形態で使用することは困難であ
る。そのため、チクソモールディング成形においては、
マグネシウム合金をチップの形態で使用する。このチッ
プの製造は、従来、鋳造により形成されたインゴットか
ら切削によって数ミリのチップに形成する方法、あるい
は、押し出し機により棒状に押し出されたマグネシウム
合金を所望のサイズに切断する方法が知られていた。し
かし、これらのチップの製造方法では生産性が低く、コ
スト高となるため、生産性の高いチクソモールディング
成形用チップの製造方法が要望されていた。
【0003】生産性を向上させたチクソモールディング
用チップの製造方法として、特開平6−10013号公
報に開示された方法が知られている。この製造方法は、
ディスペンサ内の溶融金属を水平の回転軸を有する回転
ドラムの上面部に流下させ、回転ドラムの表面全面に多
数形成された粒状の凹部内に空気に触れないようにして
溶融金属を流し込み、これを冷却により凝固させながら
回転ドラムの回転により回転位置の下方に搬送し、凝固
した粒状塊を回転ドラムから離脱させることにより成形
用チップを製造するものである。
用チップの製造方法として、特開平6−10013号公
報に開示された方法が知られている。この製造方法は、
ディスペンサ内の溶融金属を水平の回転軸を有する回転
ドラムの上面部に流下させ、回転ドラムの表面全面に多
数形成された粒状の凹部内に空気に触れないようにして
溶融金属を流し込み、これを冷却により凝固させながら
回転ドラムの回転により回転位置の下方に搬送し、凝固
した粒状塊を回転ドラムから離脱させることにより成形
用チップを製造するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来方法では、回転ドラムから粒状塊を離脱させるため
に、高圧エアーを噴射させたり、回転ブラシを接触させ
たりする離脱方法が開示されているが、粒状塊の離脱確
実性に問題がある。また、工業規模で低価格で大量生産
するにも問題があった。
来方法では、回転ドラムから粒状塊を離脱させるため
に、高圧エアーを噴射させたり、回転ブラシを接触させ
たりする離脱方法が開示されているが、粒状塊の離脱確
実性に問題がある。また、工業規模で低価格で大量生産
するにも問題があった。
【0005】本発明が目的とするところは、水平型チク
ソモールディング成形機でのハンドリング性のよいチッ
プを低価格で大量生産することができるチクソモールデ
ィング成形機用チップの製造方法及びその装置を提供す
ることにある。
ソモールディング成形機でのハンドリング性のよいチッ
プを低価格で大量生産することができるチクソモールデ
ィング成形機用チップの製造方法及びその装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るチクソモールディング成形機用チップの
製造方法は、マグネシウム合金を加熱して流動可能とな
った溶湯を凝固ロールの相対回転する一対のロールの間
に供給し、ロールの表面に縦横に形成された所定寸法形
状の凹部により形成された厚肉部をその周囲の薄肉部で
接続する形態のマグネシウム合金シートに凝固させ、こ
のマグネシウム合金シートを破砕ロールの相対回転する
一対のロール間に通して破砕することにより、前記薄肉
部から破砕された断片のチップに形成することを特徴と
する。
の本発明に係るチクソモールディング成形機用チップの
製造方法は、マグネシウム合金を加熱して流動可能とな
った溶湯を凝固ロールの相対回転する一対のロールの間
に供給し、ロールの表面に縦横に形成された所定寸法形
状の凹部により形成された厚肉部をその周囲の薄肉部で
接続する形態のマグネシウム合金シートに凝固させ、こ
のマグネシウム合金シートを破砕ロールの相対回転する
一対のロール間に通して破砕することにより、前記薄肉
部から破砕された断片のチップに形成することを特徴と
する。
【0007】この製造方法によれば、表面に縦横に凹部
が形成された凝固ロールにマグネシウム合金を流動可能
に加熱した溶湯を供給することにより、凹部により厚肉
に形成された厚肉部をその周囲の薄肉部で接続したマグ
ネシウム合金シートが形成される。このマグネシウム合
金シートを破砕ロールで破砕すると、薄肉部で破断して
厚肉部が分離した断片、即ちチップに形成される。前記
凝固ロールに形成する凹部を所定形状寸法に形成するこ
とにより、チップは所望の形状寸法に揃ったものが得ら
れる。
が形成された凝固ロールにマグネシウム合金を流動可能
に加熱した溶湯を供給することにより、凹部により厚肉
に形成された厚肉部をその周囲の薄肉部で接続したマグ
ネシウム合金シートが形成される。このマグネシウム合
金シートを破砕ロールで破砕すると、薄肉部で破断して
厚肉部が分離した断片、即ちチップに形成される。前記
凝固ロールに形成する凹部を所定形状寸法に形成するこ
とにより、チップは所望の形状寸法に揃ったものが得ら
れる。
【0008】また、上記目的を達成するための本発明に
係るチクソモールディング成形機用チップの製造装置
は、マグネシウム合金を流動可能に加熱する溶融炉と、
流動可能となった溶湯を凝固ロールの一対のロール間に
供給する給湯口と、相対回転する一対のロールの少なく
とも一方のロール表面に所定形状寸法の凹部が縦横に形
成され、前記給湯口から供給された溶湯を前記凹部によ
る厚肉部をその周囲の薄肉部で接続した形態のマグネシ
ウム合金シートに凝固させる凝固ロールと、前記マグネ
シウム合金シートを相対回転する一対のロール間で前記
薄肉部から破断させた断片に破砕する破砕ロールとを備
えてなることを特徴とする。
係るチクソモールディング成形機用チップの製造装置
は、マグネシウム合金を流動可能に加熱する溶融炉と、
流動可能となった溶湯を凝固ロールの一対のロール間に
供給する給湯口と、相対回転する一対のロールの少なく
とも一方のロール表面に所定形状寸法の凹部が縦横に形
成され、前記給湯口から供給された溶湯を前記凹部によ
る厚肉部をその周囲の薄肉部で接続した形態のマグネシ
ウム合金シートに凝固させる凝固ロールと、前記マグネ
シウム合金シートを相対回転する一対のロール間で前記
薄肉部から破断させた断片に破砕する破砕ロールとを備
えてなることを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、溶融炉でマグネシウム
合金を加熱し、流動可能となった溶湯を給湯口から凝固
ロールの一対のロール間に供給すると、凝固ロールの表
面に縦横に形成された凹部により、厚肉に形成された厚
肉部をその周囲の薄肉部で接続したマグネシウム合金シ
ートが形成される。このマグネシウム合金シートを破砕
ロールで破砕すると、薄肉部で破断して厚肉部が分離し
た断片、即ちチップに形成される。
合金を加熱し、流動可能となった溶湯を給湯口から凝固
ロールの一対のロール間に供給すると、凝固ロールの表
面に縦横に形成された凹部により、厚肉に形成された厚
肉部をその周囲の薄肉部で接続したマグネシウム合金シ
ートが形成される。このマグネシウム合金シートを破砕
ロールで破砕すると、薄肉部で破断して厚肉部が分離し
た断片、即ちチップに形成される。
【0010】上記構成において、破砕ロールは、太鼓状
の形状に形成されたロールと、糸巻状の形状に形成され
たロールとを、各ロールのアール形状により対向間に所
定の間隙が形成されるようにして対向配置して構成する
ことができる。この構成になる破砕ロールにマグネシウ
ム合金シートを通すと、マグネシウム合金シートはアー
ル形状のロール間で曲げられるので、より効果的に破砕
されることになる。
の形状に形成されたロールと、糸巻状の形状に形成され
たロールとを、各ロールのアール形状により対向間に所
定の間隙が形成されるようにして対向配置して構成する
ことができる。この構成になる破砕ロールにマグネシウ
ム合金シートを通すと、マグネシウム合金シートはアー
ル形状のロール間で曲げられるので、より効果的に破砕
されることになる。
【0011】また、破砕ロールは、円筒形状の表面を弾
性材料で覆った一対のロールにより形成することがで
き、厚肉部と薄肉部とで凹凸面に形成されたマグネシウ
ム合金シートは、弾性材料で圧縮されることによる折り
曲げ力が加わるので、破砕が効果的になされることにな
る。
性材料で覆った一対のロールにより形成することがで
き、厚肉部と薄肉部とで凹凸面に形成されたマグネシウ
ム合金シートは、弾性材料で圧縮されることによる折り
曲げ力が加わるので、破砕が効果的になされることにな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
【0013】図1において、マグネシウム合金チップの
製造装置は、マグネシウム合金を流動可能に加熱する溶
融炉6と、流動可能となったマグネシウム合金の溶湯を
一定量供給する給湯口7と、この給湯口7から流下する
溶湯3を相対回転する一対のロール1a、1b間を通し
て凝固させる凝固ロール1(図2参照)と、凝固したマ
グネシウム合金シート4を相対回転する一対のロール2
a、2b間で破砕してチップ5に分離させる破砕ロール
2とを備えて構成されている。前記凝固ロール1は、一
方のロール1bの表面に、図3または図4に示すような
凹部8a、8bが、縦横に形成されている。この凝固ロ
ール1で溶湯3が凝固されるとき、ロール1bに凹部8
aを形成した場合には、図5に示すように、凹部8aで
肉厚に、その周囲では薄肉になったマグネシウム合金シ
ート4に形成される。このマグネシウム合金シート4を
破砕ロール2の一対のロール2a、2b間に通すことに
より、マグネシウム合金シート4は薄肉部から破断して
寸法形状の揃ったチップ5に形成される。
製造装置は、マグネシウム合金を流動可能に加熱する溶
融炉6と、流動可能となったマグネシウム合金の溶湯を
一定量供給する給湯口7と、この給湯口7から流下する
溶湯3を相対回転する一対のロール1a、1b間を通し
て凝固させる凝固ロール1(図2参照)と、凝固したマ
グネシウム合金シート4を相対回転する一対のロール2
a、2b間で破砕してチップ5に分離させる破砕ロール
2とを備えて構成されている。前記凝固ロール1は、一
方のロール1bの表面に、図3または図4に示すような
凹部8a、8bが、縦横に形成されている。この凝固ロ
ール1で溶湯3が凝固されるとき、ロール1bに凹部8
aを形成した場合には、図5に示すように、凹部8aで
肉厚に、その周囲では薄肉になったマグネシウム合金シ
ート4に形成される。このマグネシウム合金シート4を
破砕ロール2の一対のロール2a、2b間に通すことに
より、マグネシウム合金シート4は薄肉部から破断して
寸法形状の揃ったチップ5に形成される。
【0014】より具体的な製造条件は、次の通りであ
る。前記溶融炉6は、約650℃でマグネシウム合金を
加熱し、これにより溶湯となったマグネシウム合金はほ
ぼ同じ温度に調整された給湯口7に供給される。給湯口
7は、幅2mmのスリット状に形成された吐出口からマ
グネシウム合金の溶湯3を帯状にして吐出する。この溶
湯3は直径100mmの一対のロール1a、1bを平行
配置して互いに逆方向に回転駆動される凝固ロール1の
対向ロール間に供給される。この凝固ロール1のロール
1bの表面に、図3に示すように、3mm×3mmで隔
壁が形成されるように凹部8aを形成することにより、
溶湯3は凝固ロール1で凝固して、図5に示すように、
凹部8aに対応する部分が厚肉になったマグネシウム合
金シート4に形成される。
る。前記溶融炉6は、約650℃でマグネシウム合金を
加熱し、これにより溶湯となったマグネシウム合金はほ
ぼ同じ温度に調整された給湯口7に供給される。給湯口
7は、幅2mmのスリット状に形成された吐出口からマ
グネシウム合金の溶湯3を帯状にして吐出する。この溶
湯3は直径100mmの一対のロール1a、1bを平行
配置して互いに逆方向に回転駆動される凝固ロール1の
対向ロール間に供給される。この凝固ロール1のロール
1bの表面に、図3に示すように、3mm×3mmで隔
壁が形成されるように凹部8aを形成することにより、
溶湯3は凝固ロール1で凝固して、図5に示すように、
凹部8aに対応する部分が厚肉になったマグネシウム合
金シート4に形成される。
【0015】このマグネシウム合金シート4は、凝固ロ
ール1の下方200mmの位置に設置された破砕ロール
2の一対のロール2a、2b間を通すことにより、薄肉
部から破断してチップ5に形成される。この破砕をより
効果的にするために、破砕ロール2は、図6または図7
に示すように構成することができる。
ール1の下方200mmの位置に設置された破砕ロール
2の一対のロール2a、2b間を通すことにより、薄肉
部から破断してチップ5に形成される。この破砕をより
効果的にするために、破砕ロール2は、図6または図7
に示すように構成することができる。
【0016】図6において、破砕ロール10は、太鼓状
のロール10aと糸巻状のロール10bとの組み合わせ
により構成されている。太鼓状のロール10aと糸巻状
のロール10bとのアールは、それらの間に均等な間隙
が形成されるようなアール径に形成されており、このロ
ール10a、10bの対向間にマグネシウム合金シート
4を通すと、アール形状による折り曲げ力が加わるの
で、より効果的に破砕され、薄肉部で破断して寸法形状
の揃ったチップ5が生成される。
のロール10aと糸巻状のロール10bとの組み合わせ
により構成されている。太鼓状のロール10aと糸巻状
のロール10bとのアールは、それらの間に均等な間隙
が形成されるようなアール径に形成されており、このロ
ール10a、10bの対向間にマグネシウム合金シート
4を通すと、アール形状による折り曲げ力が加わるの
で、より効果的に破砕され、薄肉部で破断して寸法形状
の揃ったチップ5が生成される。
【0017】また、図7に示す破砕ロール12では、一
対のロール12a、12bはその円筒表面をゴム等の弾
性材料で覆って形成されている。このロール12a、1
2bの対向間にマグネシウム合金シート4を通すと、凹
凸のあるマグネシウム合金シート4が弾性材料で圧縮さ
れることによる折り曲げ力が加わるので、より効果的に
破砕され、薄肉部で破断して寸法形状の揃ったチップ5
が生成される。
対のロール12a、12bはその円筒表面をゴム等の弾
性材料で覆って形成されている。このロール12a、1
2bの対向間にマグネシウム合金シート4を通すと、凹
凸のあるマグネシウム合金シート4が弾性材料で圧縮さ
れることによる折り曲げ力が加わるので、より効果的に
破砕され、薄肉部で破断して寸法形状の揃ったチップ5
が生成される。
【0018】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば、所望
の寸法形状に揃ったチップを安価に量産することができ
るので、水平型のチクソモールディング成形機に適した
チップを安価に供給することができる。
の寸法形状に揃ったチップを安価に量産することができ
るので、水平型のチクソモールディング成形機に適した
チップを安価に供給することができる。
【図1】チクソモールディング成形機用チップの製造装
置の構成を示す斜視図。
置の構成を示す斜視図。
【図2】同装置の凝固ロールの構成を示す斜視図。
【図3】同凝固ロール表面に形成される凹部の形成例を
示す部分斜視図。
示す部分斜視図。
【図4】同凝固ロール表面に形成される凹部の形成例を
示す部分斜視図。
示す部分斜視図。
【図5】図3に示す形状の凹部を備えた凝固ロールによ
って凝固されたマグネシウム合金シートを示す部分斜視
図。
って凝固されたマグネシウム合金シートを示す部分斜視
図。
【図6】破砕ロールの別実施形態を示す斜視図。
【図7】破砕ロールの別実施形態を示す斜視図。
1 凝固ロール 2、10、12 破砕ロール 3 溶湯 4 マグネシウム合金シート 5 チップ 6 溶融炉 7 給湯口 8a、8b 凹部
Claims (4)
- 【請求項1】 マグネシウム合金を加熱して流動可能と
なった溶湯を凝固ロールの相対回転する一対のロールの
間に供給し、ロールの表面に縦横に形成された所定寸法
形状の凹部により形成された厚肉部をその周囲の薄肉部
で接続する形態のマグネシウム合金シートに凝固させ、
このマグネシウム合金シートを破砕ロールの相対回転す
る一対のロール間に通して破砕することにより、前記薄
肉部から破砕された断片のチップに形成することを特徴
とするチクソモールディング成形機用チップの製造方
法。 - 【請求項2】 マグネシウム合金を流動可能に加熱する
溶融炉と、流動可能となった溶湯を凝固ロールの一対の
ロール間に供給する給湯口と、相対回転する一対のロー
ルの少なくとも一方のロール表面に所定形状寸法の凹部
が縦横に形成され、前記給湯口から供給された溶湯を前
記凹部による厚肉部をその周囲の薄肉部で接続した形態
のマグネシウム合金シートに凝固させる凝固ロールと、
前記マグネシウム合金シートを相対回転する一対のロー
ル間で前記薄肉部から破断させた断片に破砕する破砕ロ
ールとを備えてなることを特徴とするチクソモールディ
ング成形機用チップの製造装置。 - 【請求項3】 破砕ロールが、太鼓状の形状に形成され
たロールと、糸巻状の形状に形成されたロールとを、各
ロールのアール形状により対向間に所定の間隙が形成さ
れるようにして対向配置されてなる請求項2記載のチク
ソモールディング成形機用チップの製造装置。 - 【請求項4】 破砕ロールが、円筒形状の表面を弾性材
料で覆った一対のロールにより形成されてなる請求項2
記載のチクソモールディング成形機用チップの製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1687699A JP2000212607A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | チクソモ―ルディング成形機用チップの製造方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1687699A JP2000212607A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | チクソモ―ルディング成形機用チップの製造方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000212607A true JP2000212607A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11928398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1687699A Pending JP2000212607A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | チクソモ―ルディング成形機用チップの製造方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000212607A (ja) |
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-
1999
- 1999-01-26 JP JP1687699A patent/JP2000212607A/ja active Pending
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