JP2000210486A - 安全かみそり - Google Patents

安全かみそり

Info

Publication number
JP2000210486A
JP2000210486A JP11013587A JP1358799A JP2000210486A JP 2000210486 A JP2000210486 A JP 2000210486A JP 11013587 A JP11013587 A JP 11013587A JP 1358799 A JP1358799 A JP 1358799A JP 2000210486 A JP2000210486 A JP 2000210486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
guard
edge
guard plate
guards
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11013587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3096682B2 (ja
Inventor
Masayasu Yamamoto
将靖 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijirushi Hamono Center KK
Original Assignee
Kaijirushi Hamono Center KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaijirushi Hamono Center KK filed Critical Kaijirushi Hamono Center KK
Priority to JP11013587A priority Critical patent/JP3096682B2/ja
Publication of JP2000210486A publication Critical patent/JP2000210486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3096682B2 publication Critical patent/JP3096682B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、刃体の刃先縁を複数の細い刃先ガ
−ドで覆った安全かみそりであって、刃先縁と刃先ガ−
ドの間にわずかな隙間を設ける等の精密な加工をする場
合に、刃先ガ−ドをほとんど誤差なく加工できることを
目的とする。 【解決手段】 刃先ガ−ド5は少なくとも4本存在し、
すべての刃先ガ−ド5はほぼ同じ幅で細く形成され、こ
れらの刃先ガ−ド5の中で両端に存在する2本の両端刃
先ガ−ド5a,5aはそれぞれその側方に隣合う前記側
端部6,6から距離を置いて存在し、前記両端刃先ガ−
ド5a,5aよりも外側方にはガ−ド板3の他の部分が
存在していないことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般大衆が使用す
る安全かみそりであって、刃先縁が複数の刃先ガ−ドで
覆われた安全かみそりに関する。
【0002】
【従来の技術】ガ−ド板に複数の孔部を並べて設けるこ
とにより隣合う2つの孔部の間に刃先ガ−ドを形成し、
このような刃先ガ−ドが刃体の刃先縁を覆う安全かみそ
りは従来から存在していた。各孔部は非常に近接して設
けられるので、刃先ガ−ドの幅は非常に狭く細い線のよ
うに形成されていた。そして、ガ−ド板の幅は刃体の全
長幅と同一に形成され、刃先ガ−ドの中で両端に存在す
る刃先ガ−ドの幅は他の刃先ガ−ドよりも幅が広く、天
板の側端部によって押し付けられるようにして覆われて
いた。
【0003】また、刃台と天板との間に刃部材を挾着す
るために、天板の裏面の横方向に4個の嵌合突起が並べ
て設けられ、それらの嵌合突起が刃部材とガ−ド板にそ
れぞれ設けられた4個ずつの挿通孔に挿通され、嵌合突
起の先端が刃台に固着されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】刃体の刃先縁をガ−ド
板に設けられた刃先ガ−ドで覆うと、刃先縁と刃先ガ−
ドが接触するので、使用時に刃先ガ−ドが横方向の圧力
を受けて刃先縁上を移動したときに、刃先縁が損傷して
切れ味が悪くなるという欠点が刃先ガ−ド付きの安全か
みそりに存在する。
【0005】そこで、このような欠点を生じないように
するために刃先ガ−ドと刃先縁との間にわずかな間隔を
あけて、両者が接触しないようにしたものが提案されて
いる。また、3枚の刃体が重ねられた安全かみそりで
は、刃先縁を覆う刃先ガ−ドが1枚刃や2枚刃の安全か
みそりに比べて長くなる。そのために、3枚の刃体のす
べての刃先縁と刃先ガ−ドとの間に間隔をあけると、使
用時において刃先ガ−ドの横方向の移動量が大きくなり
過ぎて、ヒゲ剃りを円滑にするという刃先ガ−ド本来の
効果が減じられることになる。このような不都合を回避
するために、3枚の刃の真中にある中刃体の刃先縁と刃
先ガ−ドのみを非接触とし、上刃体と下刃体の刃先縁と
刃先ガ−ドは接触状態にする安全かみそりも提案されて
いる。
【0006】このように、近年の刃先ガ−ド付き安全か
みそりは、刃体の刃先縁と刃先ガ−ドとの間にきわめて
わずかな間隔をあけたり、3枚刃の安全かみそりでは中
刃体の刃先縁と刃先ガ−ドのみを非接触とするような非
常に精密な構成が要求されている。そして、このような
精密な構成を実現するためには、特にガ−ド板に設けら
れた刃先ガ−ドを、いかに正確に刃先縁を覆うかという
ことにある。
【0007】前述したように、従来品のガ−ド板の幅は
刃体の全長幅と同一に形成され、刃先ガ−ドの中で両端
に存在する刃先ガ−ドの幅は他の刃先ガ−ドよりも幅が
広く、天板の側端部によって押し付けられるようにして
覆われていた。つまり、実際に機能する細い刃先ガ−ド
の両端にそれよりもずっと幅の大きな両端刃先ガ−ドが
存在していた。ガ−ド板を二つに折り畳んで刃先縁に巻
き付ける構成の安全かみそりでは、この両端刃先ガ−ド
は天板の側端部に覆われるので、使用中に刃先ガ−ドの
役目は果たしていない。むしろ、刃先縁に刃先ガ−ドを
巻き付けるときにガ−ド板を折り曲げるのであるが、細
い刃先ガ−ドと幅の広い両端刃先ガ−ドとの曲がり方が
同じでないために、刃先縁との間にわずかな間隔を取ろ
うとするときに誤差が生じて、刃先ガ−ドが刃先縁と接
触したり、刃先縁から離れ過ぎたりする虞がある。
【0008】また、このような刃先ガ−ドと刃先縁との
位置関係の誤差は、他の構成の安全かみそり、すなわ
ち、ガ−ド板の一方の端部が天板と刃部材の間に挾着さ
れ、ガ−ド板の他方の端部が刃先縁の先方に横方向に延
在するガ−ドバ−に固定された構成の安全かみそりにお
いても生じる。
【0009】さらには、刃先ガ−ドは実際には6〜16
個程度存在し、ガ−ド板を折り曲げたり、天板とガ−ド
バ−との間に装着したときに、ガ−ド板が長ければ長い
ほどすべての刃先ガ−ドと刃先縁との位置関係を均一す
ることが困難であり、従来品の構成では、非常に精密な
構成が要請されている刃先ガ−ドと刃先縁の間隔に誤差
が生じる虞があった。
【0010】そこで、本発明は刃先縁を刃先ガ−ドで覆
った安全かみそりであって、刃先縁と刃先ガ−ドとの間
にわずかな間隔をあける場合等、刃先ガ−ドに関し精密
な構成が要請される場合にも、誤差の少ないものを提供
することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、刃台1
と天板2との間に刃部材が挾着され、天板2の両端から
前方に延びる側端部6,6が刃部材の両端部を押さえ付
け、該刃部材の刃先縁を刃先ガ−ド5が覆っており、刃
先ガ−ド5は1枚のガ−ド板3に複数の孔部4を並べて
設けることにより形成されている安全かみそりにおい
て、刃先ガ−ドは少なくとも4本存在し、すべての刃先
ガ−ドはほぼ同じ幅で細く形成され、これらの刃先ガ−
ドの中で両端に存在する2本の両端刃先ガ−ド5a,5
aはそれぞれその側方に隣合う前記側端部6,6から距
離を置いて存在し、前記両端刃先ガ−ド5a,5aより
も外側方にはガ−ド板3の他の部分が存在していないこ
とを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明の構成は、請求項1記
載の発明の中で刃部材の刃先縁を挟むようにガ−ド板3
を二つに折り畳むことにより刃先ガ−ド5が刃先縁に巻
き付いている安全かみそりに限定されたものである。こ
のほかに、ガ−ド板の一方の端部が天板と刃部材の間に
挾着され、ガ−ド板の他方の端部が刃先縁の先方に横方
向に延在するガ−ドバ−に固定された構成ものも請求項
1には含まれる。
【0013】請求項3記載の発明の構成は、請求項1の
構成に、天板2の裏面に4個の嵌合突起7が一体に設け
られ、ガ−ド板3には中央よりの2個の嵌合突起7,7
を挿通するための2本の挿通部が設けられ、両端に存在
する両端嵌合突起7a,7aはガ−ド板3よりも外側を
通っている構成が付加されたものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、刃
先ガ−ドの中で両端に存在する2本の両端刃先ガ−ド5
a,5aはそれぞれその側方に隣合う天板の側端部6,
6から距離を置いて存在し、前記両端刃先ガ−ド5a,
5aよりも外側方にはガ−ド板3の一切の部分が存在し
ていない。すなわち、本発明は、刃先ガ−ドの中で、使
用中、真に刃先ガ−ドとして機能するものだけを残し、
両端の幅の広い刃先ガ−ドを取り除き、さらにそれに付
随してガ−ド板3を、両端刃先ガ−ド5a,5aによっ
て構成される縦方向の直線を両端部とする形状としたも
のである。したがって、刃先ガ−ドの幅はすべてほぼ同
じ細さとなり、ガ−ド板を折り曲げて刃先縁に巻き付け
る際の両端刃先ガ−ド間の折り曲げ線の長さを従来より
も短くすることができる。この結果、刃先ガ−ドは均一
に曲げられ、各刃先ガ−ドの曲率半径や折り曲げ具合に
差が生じることがなく、刃先縁と刃先ガ−ドとの間にわ
ずかな間隔をあけるという精密な構成についてほとんど
誤差を出さずに製品を製造することができる。
【0015】また、従来品は、ガ−ド板の横方向の長さ
が刃体と同じ長さであってかなり長いものであったか
ら、刃先ガ−ドを刃先縁に巻き付けるためにガ−ド板を
折り曲げたときに、ガ−ド板が長い分だけガ−ド板の両
端で誤差を生じやすかった。このために、すべての刃先
ガ−ド均一に折り曲げて、刃先ガ−ドと刃先縁の間にき
わめてわずかな間隔を置こうとするときに誤差が生じる
虞があった。本発明は、両端刃先ガ−ド5a,5aより
も外側方にはガ−ド板3の一切の部分が存在していない
ので、曲げられるべきガ−ド板がコンパクトになり、従
来品に比べて刃先ガ−ド5a,5aをより正確に折り曲
げて、刃先縁と刃先ガ−ドとの間にわずかな間隔をあけ
る場合等、刃先ガ−ドに関し精密な構成が要請される場
合にも、誤差を少なくすることができる。
【0016】請求項3記載の発明は、天板2の裏面に4
個の嵌合突起7が一体に設けられ、ガ−ド板3には中央
よりの2個の嵌合突起7,7を挿通するための2本の挿
通部が設けられ、両端に存在する両端嵌合突起7a,7
aはガ−ド板3よりも外側を通っていることを特徴とす
る。従来から天板の嵌合突起は4個で、ガ−ド板は4個
の突起が挿通していた。すなわち、従来はガ−ド板の位
置決めは4ヵ所で行われるのであるが、位置決めの場所
が4ヵ所もあるので、いずれかの場所で誤差が生じたと
きに他の3ヵ所が影響を受けてガ−ド板が正確に装着で
きない虞があった。これに対して本発明はガ−ド板の位
置決め場所が2ヵ所と少ないので、いずれかの場所で誤
差が生じてもガ−ド板をほぼ正確に装着することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
従って説明する。実施の形態は、刃部材の刃先縁を挟む
ようにガ−ド板3を二つに折り畳むことにより刃先ガ−
ド5が刃先縁に巻き付いている構成のものである。本発
明はこのような構成に限定される物ではなく、ガ−ド板
の一方の端部が天板と刃部材の間に挾着され、ガ−ド板
の他方の端部が刃先縁の先方に横方向に延在するガ−ド
バ−に固定された構成の安全かみそりであっても差支え
ないことは勿論である。
【0018】図面は上刃体8、中刃体9および下刃体1
0の3枚の刃体が重ねられたいわゆる3枚刃の安全かみ
そりに関する。刃部材は、上刃体8、中刃体9、下刃体
10、上スペ−サ−11および下スペ−サ−12とから
成る。上刃体8と中刃体9との間には上スペ−サ−11
が介在し、中刃体9と下刃体10との間には下スペ−サ
−12が介在している。
【0019】各刃体の刃先縁を、別体のガ−ド板3の刃
先ガ−ド5が覆っている。ガ−ド板3は薄いステンレス
等の金属で矩形に形成されており、ガ−ド板3の中央に
9個のほぼ四角形の孔部4が近接するように並べて設け
られている。したがって、隣接する孔部4,4の間には
幅の狭いほぼ線状の刃先ガ−ド5が形成され、ガ−ド板
3には10個の刃先ガ−ド5が平行に並んでいる。これ
らの刃先ガ−ドの両端に存在する両端刃先ガ−ド5a,
5aも他の刃先ガ−ド5と同様に幅の狭いほぼ線状に形
成されている。
【0020】孔部4は縦方向に長さの異なるものが交互
に並んでおり、すべての孔部4の上端縁は一直線に並ぶ
ように形成されている。したがって、長い方の孔部4は
短い孔部よりも下方にはみ出しており、そのはみ出し部
分27を横方向に広げて幅広に形成してある。このはみ
出し部分27が下刃体10のヒゲかす排出孔25の下側
に位置するので、このヒゲかす排出孔25を通過したヒ
ゲかすははみ出し部分27を通って下方に円滑に排出さ
れる。下刃体10に設けられたヒゲかす排出孔25はこ
のはみ出し部分27の大きさに合わせて従来品よりも大
きく形成されている。
【0021】図4に示したようにガ−ド板3は、両端刃
先ガ−ド5a,5aよりも外側方にガ−ド板3の部分が
存在しておらず全体的にコンパクトに形成されている。
そして、図1で示したように両端刃先ガ−ド5a,5a
はそれぞれその側方に隣合う天板の側端部6,6の内方
に位置している。したがって、本発明の刃先ガ−ド3
は、図5に示した従来品の刃先ガ−ドに比べて横方向の
幅が小さい。本発明のガ−ド板3と図5に示した従来品
との大きさの対比が図6に示されており、本発明のガ−
ド板がかなりコンパクトであることが理解できる。
【0022】図7から図18までは、本発明に使用され
る部品と従来品の部品を対比したものである。本発明に
使用される部品がこのように従来品と異なっているの
は、刃体の間に詰ったヒゲかすを円滑に下方に排出させ
るためである。ただし、これらの部品の構成は本発明の
構成とは関係ない。
【0023】ヒゲ剃り時において、剃られたヒゲかすは
各スペ−サ−凹部24に溜り、それがその下に存在する
刃体のヒゲかす排出孔25から下方に排出されて行く。
図7は本発明に使用される下刃体であり図8は従来品で
ある。ヒゲかす排出孔25は従来品よりも大きく形成さ
れ、ヒゲかすを効率良く下方に排出できる。図9はヒゲ
かす排出孔の大きさの対比を示した図である。
【0024】図10は本発明の下スペ−サ−であり図1
1は従来品である。本発明のスペ−サ−凹部24は従来
品よりも深く形成され、ヒゲかすを効率良く下方に排出
できる。図12はスペ−サ−凹部の深さの対比を示した
図である。
【0025】図13は本発明の上スペ−サ−であり図1
4は従来品である。ここでも本発明のスペ−サ−凹部2
4従来品よりも深く形成され、ヒゲかすを効率良く下方
に排出できる。図15はスペ−サ−凹部の深さの対比を
示した図である。
【0026】図16は本発明の刃台であり図17は従来
品である。本発明の刃台に設けられた4個のヒゲかす排
出孔26は図17の従来品のヒゲかす排出孔28よりも
大きく形成され、ヒゲかすを効率良く排出できる。図1
8は刃台のヒゲかす排出孔の大きさの対比を示した図で
ある。
【0027】ガ−ド板3は、並べられた各刃先ガ−ド5
のほぼ中央を横切る直線を折り曲げ線として折り曲げら
れ、前記重ねられた3枚の刃体8,9,10の刃先縁を
覆うように巻き付けられている。折り曲げられたガ−ド
板の上半部15は上刃体8と天板2との間に挾着され、
ガ−ド板の下半部16は下刃体10と刃台1との間に挾
着固定されている。そして、天板2の裏面に4個の嵌合
突起7が一体に設けられ、その中の中央よりの2個の嵌
合突起7,7は、ガ−ド板の上半部15に設けられた挿
通部である丸孔17、上刃体8、上スペ−サ−11、中
刃体9、下スペ−サ−12および下刃体10の各部品に
設けられた挿通部である挿通孔29、ガ−ド板の下半部
16に設けられた挿通部である凹部18、および刃台1
に設けられた挿通部である挿通孔30を貫通してこれら
の部材を重ねた状態で強固に固着している。
【0028】前記嵌合突起の中の両端に存在する両端嵌
合突起7a,7aは、中央寄りの嵌合突起7,7と同様
に各部品の挿通部を貫通して刃台1に強固に固着してい
るが、両端嵌合突起7a,7aはガ−ド板の上半部15
と下半部16は貫通していない点が、中央寄りの嵌合突
起7,7と異なっている。
【0029】折り曲げられたガ−ド板3を中央寄りの2
個の嵌合突起7が貫通するためにガ−ド板3に設けられ
た挿通部は、ガ−ド板の上半部15に設けられた丸孔1
7,17と、ガ−ド板の下半部16に設けられたU字形
の凹部18,18である。他の挿通部がすべて孔である
のに対し、ガ−ド板の下半部16に設けた挿通部が孔で
なく凹部である点が異なっている。
【0030】3枚の刃体8,9,10の刃先縁に巻き付
いている刃先ガ−ド5は、図3に示したように上刃体の
刃先縁13および下刃体の刃先縁14とは接触している
が、中刃体の刃先縁19との間には間隔が設けられてい
て接触していない。上刃体の刃先縁13と刃先ガ−ド5
との接触、および下刃体の刃先縁14と刃先ガ−ド5と
の接触は、それらの接触圧力はただ単に触れているもの
でなくかなり大きな圧力となっている。したがって、そ
の接触による摩擦力はかなり大きなものであるから、使
用時にヒゲから横方向の圧力を受けてもその接触部分で
刃先ガ−ド5の移動量はわずかなものである。これによ
り、上刃体の刃先縁13と下刃体の刃先縁14とが刃先
ガ−ド5の左右の移動によって受ける損傷はわずかなも
のであって、切れ味の劣化もわずかである。
【0031】これに比べて、中刃体の刃先縁19と刃先
ガ−ド5との間には間隔が設けられていて接触していな
い。したがって、刃先ガ−ド5が使用時にヒゲから横方
向の圧力を受けて左右に動いても、中刃体の刃先縁19
が刃先ガ−ド5によって損傷を受ける虞がなく、刃先ガ
−ド5の接触による切れ味の劣化がない。
【0032】以上のように、図面に示した3枚刃の安全
かみそりでは、刃体の刃先縁と刃先ガ−ドが接触しない
のは中刃体の刃先縁19のみであって、上刃体の刃先縁
13と下刃体の刃先縁14は刃先ガ−ド5と接触する構
成である。しかも、中刃体の刃先縁19と刃先ガ−ド5
との間隔はきわめてわずかなものであるから、各刃先ガ
−ド5が精巧に、しかも均一に曲げられていなければな
らない。従来の製品では、図5に示したように両端に存
在する刃先ガ−ド部分の幅は他の刃先ガ−ドに比べて幅
が広いので、他の細い刃先ガ−ドとの曲がり方が異な
り、細い刃先ガ−ドを均一に曲げられない虞があった。
これに対して本発明では、図4に示したようにすべての
刃先ガ−ドは同じ幅であるから均一に曲げることができ
る。
【0033】
【実施例】実施例として、2枚の刃体の刃先縁又はすべ
ての刃体の刃先縁と刃先ガ−ド5とが接触しない構成も
考えられる。図19に示したように実施例の刃先ガ−ド
8は、重ねられた刃体の刃先の状態に適合するようにほ
ぼクランク状に屈曲部が設けられている。
【0034】上刃体8の刃先上面に延在する刃先ガ−ド
8は、上刃体の刃先縁13よりもやや先方で斜め下方に
屈曲し、外向き第一屈曲部20を形成している。この結
果、上刃体の刃先縁13と刃先ガ−ド5との間に間隔が
あくので接触しない。外向き第一屈曲部20で縦方向に
曲げられた刃先ガ−ド5は、中刃体9の上面に接触した
位置で内向きに屈曲し、内向き第一屈曲部21を形成し
ている。
【0035】刃先ガ−ド5は、内向き第一屈曲部21に
よってほぼ水平になるように曲げられ、中刃体の刃先縁
19の先方で斜め下方に屈曲し、外向き第二屈曲部22
を形成している。この結果、中刃体の刃先縁19と刃先
ガ−ド5との間に間隔があくので接触しない。外向き第
二屈曲部22で縦方向に曲げられた刃先ガ−ド55は、
下刃体10の上面に接触した位置で内向きに屈曲し、内
向き第二屈曲部23を形成している。
【0036】内向き第二屈曲部23から前方に伸びる刃
先ガ−ド5は、下刃体の刃先縁14に接触した状態で巻
き付くように折れ曲がって下刃体10の下面と刃台1と
の間に延びる。
【0037】2枚の刃体の刃先縁が刃先ガ−ド5と接触
しないようにするためには、上刃体8の上面に延在して
いる刃先ガ−ド5を上刃体の刃先縁13に沿って折り曲
げるのではなく、水平状態のまま上刃体の刃先縁13の
先方まで延ばして、上刃体の刃先縁13と間隔をあけて
斜め下方に折り曲げる。
【0038】さらに、下刃体10の刃先下面に延在する
刃先ガ−ド5も、下刃体の刃先縁14に沿って接触させ
ながら折り曲げるのではなく、下刃体の刃先縁14の先
方で折り曲げれば、下刃体の刃先縁14と刃先ガ−ド5
とが接触しないので、下刃体の刃先縁14が刃先ガ−ド
5の左右の移動によって受ける損傷を防止できる。この
結果、3枚のすべての刃体の刃先縁が刃先ガ−ドと接触
することがない。
【0039】このように、刃先ガ−ド5と2つの刃体の
刃先縁、あるいは3つの刃体の刃先縁とが接触しないよ
うにするためには、各刃先ガ−ドを本発明の実施の形態
で示したものに比べてさらに精巧に、しかも均一に折り
曲げなければならない。本発明は、このようなきわめて
精巧な刃先ガ−ドを形成するために適した構成であり、
すべての刃先ガ−ド5の幅が同一であって、しかもガ−
ド板が従来品に比べてコンパクトであるから、刃先ガ−
ド5を精巧にしかも均一に折り曲げて誤差をきわめて少
なくすることができる。本発明は、この実施例のような
精密な構成の刃先ガ−ドを形成するときに、さらに顕著
な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の正面図
【図2】 天板を取り除いた本発明の正面図
【図3】 本発明の断面図
【図4】 ガ−ド板の正面図
【図5】 従来のガ−ド板の正面図
【図6】 本発明と従来品のガ−ド板の対比図
【図7】 本発明で使用される下刃体の正面図
【図8】 従来の下刃体の正面図
【図9】 図7と図8の下刃体の対比図
【図10】 本発明で使用される下スペ−サ−の正面図
【図11】 従来の下スペ−サ−の正面図
【図12】 図10と図11のスペ−サ−の対比図
【図13】 本発明で使用される上スペ−サ−の正面図
【図14】 従来の上スペ−サ−の正面図
【図15】 図13と図14の上スペ−サ−の対比図
【図16】 本発明で使用される刃台の正面図
【図17】 従来の刃台の正面図
【図18】 図16と図17の刃台の対比図
【図19】 本発明の他の実施例の断面図
【符号の説明】
1 刃台 2 天板 3 ガ−ド板 4 孔部
5 刃先ガ−ド 5a 両端刃先ガ−ド 6 側端部 7 嵌合突起
7a 両端嵌合突起 8 上刃体 9 中刃体 10 下刃体 11
上スペ−サ− 12下スペ−サ− 13 上刃体の
刃先縁 14 下刃体の刃先縁 15ガ−ド板の上
半部 16 ガ−ド板の下半部 17 丸孔 1
8 凹部 19 中刃体の刃先縁 20 外向き第一屈曲部
21 内向き第一屈曲部 22 外向き第二屈曲部
23 内向き第二屈曲部 24 スペ−サ−凹部
25 ヒゲかす排出孔 26 ヒゲかす排出孔
27 はみ出し部分 28 ヒゲかす排出孔 29
挿通孔 30 挿通孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月4日(2000.2.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、刃台1
と天板2との間に刃部材が挾着され、天板2の両端から
前方に延びる側端部6,6が刃部材の両端部を押さえ付
け、該刃部材の刃先縁を刃先ガ−ド5が覆っており、刃
先ガ−ド5は1枚のガ−ド板3に複数の孔部4を並べて
設けることにより形成されている安全かみそりにおい
て、刃先ガ−ドは少なくとも4本存在し、すべての刃先
ガ−ドはほぼ同じ幅で細く形成され、これらの刃先ガ−
ドの中で両端に存在する2本の両端刃先ガ−ド5a,5
aはそれぞれその側方に隣合う前記側端部6,6から距
離を置いて存在し、前記両端刃先ガ−ド5a,5aより
も外側方にはガ−ド板3の他の部分が存在していない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】さらに、天板2の裏面には4個の嵌合突起
7が一体に設けられ、ガ−ド板3には中央よりの2個の
嵌合突起7,7を挿通するための2本の挿通部が設けら
れ、両端に存在する両端嵌合突起7a,7aはガ−ド板
3よりも外側を通っていることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項2記載の発明の構成は、請求項1記
載の発明の中で刃部材の刃先縁を挟むようにガ−ド板3
を二つに折り畳むことにより刃先ガ−ド5が刃先縁に巻
き付いている安全かみそりに限定されたものである。こ
のほかに、ガ−ド板の一方の端部が天板と刃部材の間に
挾着され、ガ−ド板の他方の端部が刃先縁の先方に横方
向に延在するガ−ドバ−に固定された構成ものも請求項
1に含まれる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、刃
先ガ−ドの中で両端に存在する2本の両端刃先ガ−ド5
a,5aはそれぞれその側方に隣合う天板の側端部6,
6から距離を置いて存在し、前記両端刃先ガ−ド5a,
5aよりも外側方にはガ−ド板3の他の部分が存在して
おらず、天板2の裏面には4個の嵌合突起7が一体に設
けられ、ガ−ド板3には中央よりの2個の嵌合突起7,
7を挿通するための2本の挿通部が設けられ、両端に存
在する両端嵌合突起7a,7aはガ−ド板3よりも外側
を通っている。すなわち、本発明は、刃先ガ−ドの中
で、使用中、真に刃先ガ−ドとして機能するものだけを
残し、両端の幅の広い刃先ガ−ドを取り除き、さらにそ
れに付随してガ−ド板3を、両端刃先ガ−ド5a,5a
によって構成される縦方向の直線を両端部とする形状と
したものである。したがって、ガ−ド板を折り曲げて刃
先縁に巻き付ける際に、一端の刃先ガ−ド5aから他端
の刃先ガ−ド5aに至る折り曲げ線の長さを従来よりも
短くすることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】従来品は、ガ−ド板の横方向の長さが刃体
と同じ長さであってかなり長いものであったから、刃先
ガ−ドを刃先縁に巻き付けるためにガ−ド板を折り曲げ
たときに、ガ−ド板が長い分だけガ−ド板の両端で誤差
を生じやすかった。このために、すべての刃先ガ−ド均
一に折り曲げて、刃先ガ−ドと刃先縁の間にきわめてわ
ずかな間隔を置こうとするときに誤差が生じる虞があっ
た。本発明は、前述したように、一端の刃先ガ−ド5a
から他端の刃先ガ−ド5aに至る折り曲げ線の長さを従
来よりも短くすることができるから曲げられるべきガ−
ド板がコンパクトになり、従来品に比べて刃先ガ−ド5
a,5aをより正確に折り曲げて、刃先縁と刃先ガ−ド
との間にわずかな間隔をあける場合等、刃先ガ−ドに関
し精密な構成が要請される場合にも、誤差を少なくする
ことができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また、天板2の裏面に4個の嵌合突起7が
一体に設けられ、ガ−ド板3には中央よりの2個の嵌合
突起7,7を挿通するための2本の挿通部が設けられ、
両端に存在する両端嵌合突起7a,7aはガ−ド板3よ
りも外側を通っていることを特徴とする。従来から天板
の嵌合突起は4個で、ガ−ド板は4個の突起が挿通して
いた。すなわち、従来はガ−ド板の位置決めは4ヵ所で
行われるのであるが、位置決めの場所が4ヵ所もあるの
で、いずれかの場所で誤差が生じたときに他の3ヵ所が
影響を受けてガ−ド板が正確に装着できない虞があっ
た。これに対して本発明はガ−ド板の位置決め場所が2
ヵ所と少ないので、いずれかの場所で誤差が生じてもガ
−ド板をほぼ正確に装着することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃台(1)と天板(2)との間に刃部材
    が挾着され、天板(2)の両端から前方に延びる側端部
    (6,6)が刃部材の両端部を押さえ付け、該刃部材の
    刃先縁を刃先ガ−ド(5)が覆っており、刃先ガ−ド
    (5)は1枚のガ−ド板(3)に複数の孔部4を並べて
    設けることにより形成されている安全かみそりにおい
    て、刃先ガ−ドは少なくとも4本存在し、すべての刃先
    ガ−ドはほぼ同じ幅で細く形成され、これらの刃先ガ−
    ドの中で両端に存在する2本の両端刃先ガ−ド(5a,
    5a)はそれぞれその側方に隣合う前記側端部(6,
    6)から距離を置いて存在し、前記両端刃先ガ−ド(5
    a,5a)よりも外側方にはガ−ド板(3)の他の部分
    が存在していないことを特徴とする安全かみそり
  2. 【請求項2】 刃部材の刃先縁を挟むようにガ−ド板
    (3)を二つに折り畳むことにより刃先ガ−ド(5)が
    刃先縁に巻き付いている請求項1記載の安全かみそり
  3. 【請求項3】 天板(2)の裏面に4個の嵌合突起
    (7)が一体に設けられ、ガ−ド板(3)には中央より
    の2個の嵌合突起(7,7)を挿通するための2本の挿
    通部が設けられ、両端に存在する両端嵌合突起(7a,
    7a)はガ−ド板(3)よりも外側を通っている請求項
    1記載の安全かみそり
JP11013587A 1999-01-21 1999-01-21 安全かみそり Expired - Fee Related JP3096682B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11013587A JP3096682B2 (ja) 1999-01-21 1999-01-21 安全かみそり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11013587A JP3096682B2 (ja) 1999-01-21 1999-01-21 安全かみそり

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000210486A true JP2000210486A (ja) 2000-08-02
JP3096682B2 JP3096682B2 (ja) 2000-10-10

Family

ID=11837333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11013587A Expired - Fee Related JP3096682B2 (ja) 1999-01-21 1999-01-21 安全かみそり

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3096682B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102601907B1 (ko) * 2017-02-28 2023-11-15 권지훈 발광 유닛을 포함하는 베개

Also Published As

Publication number Publication date
JP3096682B2 (ja) 2000-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6987852B2 (ja) 双方向シェービング装置
JP2952587B1 (ja) 安全かみそり
US4200976A (en) Shaving units
EP1722940B1 (en) Cutting members for shaving razors with multiple blades
JP6069811B2 (ja) 刃セット及び毛切断機器
EP2008780B1 (en) Shaving razor with additional trimming blade
EP3774212B1 (en) Shaving razor cartridge
MX2012005745A (es) Hojas para maquinas de afeitar.
JPS6114834B2 (ja)
JP2008543374A (ja) インターブレードガード及びその製造方法
KR20110057193A (ko) 천공된 면도날 조립체를 구비한 면도기 카트리지
JP2005230990A (ja) 用紙カッター
KR20100014563A (ko) 마이크로톰을 위한 교체 가능한 블레이드 및 컬 방지 플레이트
CN101296762A (zh) 用于制造剃刀刀片的方法
JP3096682B2 (ja) 安全かみそり
MX2012005746A (es) Hojas para rasuradoras.
JP4803543B1 (ja) 可動刃、用紙切断装置、およびプリンタ
US20240157590A1 (en) Wet shave razor cartridge having blade slots
EP4119310A1 (en) A guard plate
JP3098994B2 (ja) 安全かみそり
JP2943071B1 (ja) 安全かみそり
JP3007599U (ja) シェーバー
EP1059150B1 (en) Safety razor
JP2000061176A (ja) 安全かみそり
JPH11319346A (ja) 安全かみそり用替刃

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070804

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110804

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130804

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees