JP2000206214A - 電池寿命検出装置 - Google Patents

電池寿命検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次電池の電池寿命を予測することが可能な
電池寿命検出装置を提供すること。 【解決手段】 電池寿命検出装置4は、二次電池3が出
力する電圧Vccを所定時間毎に検出する電圧検出回路
41と、この電圧検出回路41に入力された二次電池3
の電圧値に基づいて電圧変動値を算出する電圧変動算出
回路42と、当該電圧変動算出回路42で得られた電圧
変動値に基づいて電池寿命の判定を行う電池寿命判定回
路43とを備える。携帯型測定器1の使用中に、二次電
池3から本体2に供給される電圧Vccを監視し、その
充放電状態を逐次確認する。これにより、二次電池3の
電池寿命を事前に予測できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池の電池寿
命を検出する電池寿命検出装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来より、ヘッドホンステレオ、携帯電
話、ビデオカメラ、携帯型測定機およびノート型パソコ
ン等の携帯型機器には、主電源として二次電池が利用さ
れている。二次電池は、一度放電しても外部の電源から
放電時と逆の方向に電流を流すこと(充電)により、再
び放電前の状態に戻り、何度も繰り返し使用できる電池
である。このような二次電池は、何度も充電して繰り返
し使用すると、ついには、いわゆる電池寿命となり、そ
れ以上充電しても電力の供給が不可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような二次電池で
は、当該二次電池を充電した後、その二次電池から電力
が供給されるか否かで電池寿命を判断するので、事前に
予測することは困難であるという問題がある。このた
め、携帯型機器の動作をなるべく中断させないで連続的
にするには、予め新しい二次電池を購入しておき、二次
電池が電池寿命となったときに、速やかに新しいものに
交換できるようにしておく必要がある。しかしながら、
電池寿命は、二次電池を充電した後でないと判断できな
いうえ、新しい二次電池も充電しなければ使用できない
ので、二次電池の寿命が尽きると、携帯型機器の中断時
間が長引くという問題がある。また、予め予備として新
しい二次電池を充電して保管しておいても、新しい二次
電池を長期に保管しておくと、自然放電により、いわゆ
る容量抜けが発生し、これにより、二次電池の容量が充
分確保できないおそれがあり、容量確保のために充電を
再度行ったのでは、中断時間が長引くという問題を解決
することができない。以上の問題により、二次電池の寿
命の予測が要請されていた。
【0004】本発明の目的は、二次電池の電池寿命を予
測することが可能な電池寿命検出装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、二次電池の電
池寿命を検出する電池寿命検出装置であって、二次電池
が出力する電圧を所定時間毎に検出する電圧検出手段
と、この電圧検出手段に入力された二次電池の電圧値に
基づいて電圧変動値を算出する電圧変動算出手段と、当
該電圧変動算出手段で得られた電圧変動値に基づいて電
池寿命の判定を行う電池寿命判定手段とを備えているこ
とを特徴とする。このような本発明では、ある種の二次
電池においては、何度か充放電を繰り返していくと、放
電中の電圧が小刻みに変動するようになり、電池寿命が
近づくと電圧変動の振幅が著しく大きくなる特性を有す
ることから、この特性を利用すれば、当該二次電池が放
電しているときに、その電圧の変化を検出し、電圧変動
の振幅が所定値を越えたら電池寿命とすることで、電池
寿命が正確に判断可能となる。このため、二次電池を充
電した後にその二次電池から電力が供給されるか否かで
電池寿命を判断していたのと異なり、携帯型機器等の使
用中に、二次電池の状態を逐次確認することが可能とな
る。これにより、二次電池の電池寿命を事前に予測する
ことが可能となる。そして、二次電池の電池寿命を事前
に予測することができれば、予備の新しい二次電池を、
使用中の二次電池の電池寿命に合わせた適切な時期、つ
まり、自然放電による容量抜け等のおそれがない時期に
用意することができるため、使用中の二次電池が電池寿
命となったときに、速やかに、充電された新しい二次電
池に交換することが可能となる。これにより、携帯型機
器の中断時間が短縮され、当該携帯型機器の動作を連続
的にすることが可能となる。
【0006】以上において、電圧変動算出手段は、電圧
検出手段により検出された2つの電圧値の差に基づいて
電圧変動値を算出していることが好ましい。ここで、二
次電池の電圧変動は、放電による電圧低下に比べると、
著しく短い時間で変動し、かつ、ほぼ一定の周期の波と
なって変化する。そこで、電圧検出手段で波の山と谷と
の2つの電圧値を検出すれば、これらの電圧値の差から
電圧変動の振幅が得られるようになり、容易に電池寿命
の判定を行うことが可能となる。
【0007】また、電池寿命判定手段には、基準となる
許容電圧変動値が設定されており、当該電池寿命判定手
段は、許容電圧変動値と、電圧変動値の絶対値とを比較
して電池寿命の判定を行うことが望ましい。すなわち、
実験等で電池寿命に達した二次電池の最後の放電特性を
測定し、この測定から得られた電圧変動の振幅(変動
幅)を許容電圧変動値として設定すれば、二次電池の電
池寿命の判定が正確に行えるようになる。
【0008】さらに、二次電池としては、ニッケル酸化
物を用いる正極と、水素吸蔵合金を用いる負極とを有す
るニッケル・水素蓄電池を採用できる。このニッケル・
水素蓄電池は、前述した電池寿命に近づくと、電圧変動
の振幅が大きくなるという特性が顕著に表れるので、二
次電池としてニッケル・水素蓄電池を採用すれば、電池
寿命の予測が容易に行えるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に
係る携帯型機器である携帯型測定器1が示されている。
携帯型測定器1は、図示しない操作部等を有する本体2
と、この本体2に電圧Vcc(電力)を供給する二次電
池3と、本体2に供給される電圧Vccを監視して二次
電池3の電池寿命を検出する電池寿命検出装置4とを備
えている。また、携帯型測定器1は、二次電池3を主電
源とするとともに、商用電源等の外部電力を利用して二
次電池3を充電する図示しない充電器を備えている。こ
の充電器により二次電池3を何度も充電し、当該二次電
池3を繰り返し使用することで、連続的に動作が行われ
るようになっている。二次電池3としては、ニッケル酸
化物を用いる正極と、水素吸蔵合金を用いる負極とを有
するニッケル・水素(Ni−MH)蓄電池が用いられて
いる。
【0010】電池寿命検出装置4は、携帯型測定器1の
内部に内蔵され、本体2と二次電池3との接続部分に接
続されており、携帯型測定器1の使用中に、二次電池3
から本体2に供給される電圧Vccを監視し、その充放
電状態を逐次確認し、二次電池3の電池寿命を事前に予
測する装置である。
【0011】この電池寿命検出装置4は、二次電池3が
出力する電圧Vccに含まれる直流成分を除去し、交流
成分のみを通過させるとともに、この交流成分の大きさ
を調節するバッファ5と、当該バッファ5から出力され
る電圧が入力される電圧検出手段である電圧検出回路4
1と、この電圧検出回路41に入力された二次電池3の
電圧値Vbattに基づいて後述する電圧変動値ΔVb
attを算出する電圧変動算出手段である電圧変動算出
回路42と、当該電圧変動算出回路42で得られた電圧
変動値ΔVbattに基づいて電池寿命の判定を行う電
池寿命判定手段である電池寿命判定回路43とを備えて
いる。
【0012】詳しくは、電圧検出回路41は、バッファ
5を介して二次電池3が出力する電圧Vccを所定時間
毎に検出するとともに、検出したアナログ信号としての
電圧Vccをデジタル信号の電圧値Vbattに変換す
るアナログ/デジタルコンバータを有するものである。
そして、変換したデジタル信号の電圧値Vbattは、
電圧変動算出回路42に出力されるようになっている。
【0013】電圧変動算出回路42は、前述の電圧検出
回路41から所定時間毎に入力された2つの電圧値Vb
attの差に基づいて、電池寿命の判定に用いる電圧変
動値ΔVbattを算出するようになっている。電圧変
動値ΔVbattは、前回入力された第1の電圧値Vb
attと、今回入力された第2の電圧値Vbattとの
差の絶対値で算出されるようになっている。ここで、電
池寿命検出装置4の起動時は、それ以前に電圧検出を行
っていないので、電圧変動算出回路42には、その内部
に予め前回値として設定された初期電圧値が記憶され、
この初期電圧値と、今回検出された第2の電圧値Vba
ttとから電圧変動値ΔVbattが算出されるように
なっている。なお、初期電圧値としては、充電完了直後
の二次電池3の出力電圧値が採用できる。そして、電圧
変動算出回路42は、算出した電圧変動値ΔVbatt
を電池寿命判定回路43に出力するようになっている。
【0014】電池寿命判定回路43は、前述のように電
圧変動算出回路42で得られた電圧変動値ΔVbatt
に基づいて電池寿命の判定を行うものである。具体的に
は、電池寿命判定回路43には、電池寿命検出装置4の
動作時に、使用する二次電池3によって異なる電池寿命
時の電圧変動値、言い換えると、電池寿命の判定を行う
際の基準となる許容電圧変動値Vfaが予め設定されて
いる。電池寿命判定回路43は、この許容電圧変動値V
faと、電圧変動算出回路42から入力された電圧変動
値ΔVbattの絶対値とを比較し、許容電圧変動値V
faよりも算出された電圧変動値ΔVbattの絶対値
の方が小さい場合には、二次電池3が電池寿命に達して
いないことを表示する正常ランプ51を点灯させるよう
になっている。逆に、許容電圧変動値Vfaよりも算出
された電圧変動値ΔVbattの絶対値の方が大きい場
合には、二次電池3が電池寿命に近づいてきていること
を表示する電池寿命警告ランプ52を点灯させるように
なっている。なお、電圧変動算出回路42および電池寿
命判定回路43は、電池寿命検出装置4の中央演算処理
部(CPU)50内に組み込まれたプログラムに含まれ
るソフトウェアモジュールとして構成されている。
【0015】次に、このような電池寿命検出装置4の動
作を図2を用いて説明する。本体2を起動すると、CP
U50内の電圧変動算出回路42および電池寿命判定回
路43がスタートする。すると、電池寿命検出装置4の
電圧検出回路41が、二次電池3の使用中に当該二次電
池3から出力される電圧Vccを所定時間毎に検出し、
電圧値Vbattを検出する(S1)。検出した電圧値
Vbattを電圧変動算出回路42に入力し、予め設定
されている初期電圧値との差の絶対値、つまり、電圧変
動値ΔVbattを算出する(S2)。この電圧変動値
ΔVbattを、電池寿命判定回路43に入力し、予め
設定された許容電圧変動値Vfa(S3)との大小を比
較する(S4)。ここで、二次電池3が新しいと、その
放電特性は、図3に示されるように、電圧変動がほとん
どない滑らかな放電曲線を描きながら電圧が低下してい
る。このため、算出した電圧変動値ΔVbattは、許
容電圧変動値Vfaよりも小さくなる。すると、使用中
の二次電池3が電池寿命に達していないと判定され、正
常ランプ51が点灯する(S6)。正常ランプ51が点
灯した後、本体2の動作が終了したか否か確認し(S
7)、終了していたら電池寿命の検出を終了する(S
8)。終了していない場合には、再度電池寿命の検出を
何度も繰り返す。
【0016】また、二次電池3が過充電を100回前後
繰り返したものであり、放電後、充電して再使用可能で
あれば、その放電特性は、図4に示されるように、放電
による電圧低下とともに、電圧が小刻みに、かつ、微小
振幅で変動している。このような二次電池3において
も、算出した電圧変動値ΔVbattは、許容電圧変動
値Vfaよりも小さくなるので、使用中の二次電池3が
電池寿命に達していないと判定され、正常ランプ51が
点灯する(S6)。正常ランプ51が点灯した後、本体
2の動作が終了したか否か確認し(S7)、終了してい
たら電池寿命の検出を終了する(S8)。終了していな
い場合には、再度電池寿命の検出を何度も繰り返す。
【0017】一方、二次電池3は、寿命が近づくと、そ
の放電特性は、図5に示されるように、振幅の大きい電
圧変動を周期的に繰り返しながら徐々に電圧が低下して
いく。このため、算出した電圧変動値ΔVbattが許
容電圧変動値Vfaよりも大きくなり、二次電池3が電
池寿命に近づいてきていると判定され、電池寿命警告ラ
ンプ52が点灯(S5)する。電池寿命警告ランプ52
が点灯した後、作業者等に知らせるとともに、電池寿命
の検出を終了する(S8)。なお、電池寿命警告ランプ
52は、使用中の二次電池3を新しい二次電池3に交換
するまで点灯している。
【0018】ここで、二回目以降に算出される電圧変動
値ΔVbattは、所定時間毎に検出する2つの電圧値
Vbattの差の絶対値を算出して求める。例えば、前
回入力された第1の電圧値Vbattと、今回入力され
た第2の電圧値Vbattとの差の絶対値で算出する。
【0019】以上において、前述の二次電池3の電圧V
ccを所定時間毎に検出する際の所定時間としては、電
圧の変動の仕方によって、適宜、波の山と谷との電圧が
検出可能な時間に設定すればよく、具体的には、1分〜
5分程度に設定できる。
【0020】また、これらの特性から、前述した許容電
圧変動値Vfaは、図5のような電池寿命に達した二次
電池3の最後の放電特性から得られる電圧変動の振幅か
ら設定することが可能となる。そこで、予め、ニッケル
・水素蓄電池の放電特性を実験等で求めておき、この実
験結果から具体的な許容電圧変動値Vfaを設定すれば
よい。なお、本実施形態の許容電圧変動値Vfaとして
は、0.1Vが設定できる。
【0021】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。すなわち、携帯型測定器1の使用中
に、二次電池3の状態を逐次確認することができるの
で、二次電池3の電池寿命を事前に予測することができ
る。そして、二次電池3の電池寿命を事前に予測するこ
とができるので、予備の新しい二次電池3を、使用中の
二次電池3の電池寿命に合わせた適切な時期、つまり、
自然放電による容量抜け等のおそれがない時期に用意す
ることができる。このため、使用中の二次電池3が電池
寿命となったときに、速やかに、充電された新しい二次
電池3に交換することができる。これにより、携帯型機
器の中断時間が短縮され、当該携帯型機器の動作を連続
的にすることができる。
【0022】また、電圧検出回路41で波の山と谷との
2つの電圧値Vbattを検出し、これらの電圧値Vb
attの差から得られる電圧変動の振幅を電圧変動値Δ
Vbattとしたので、この電圧変動値ΔVbattの
大小によって容易に電池寿命の判定を行うことができ
る。
【0023】さらに、実験結果から得られた電圧変動の
振幅(変動幅)を許容電圧変動値Vfaとして設定した
ので、二次電池3の電池寿命の判定を正確に行うことが
できる。
【0024】また、二次電池3として採用したニッケル
・水素蓄電池は、電池寿命に近づくと、電圧変動の振幅
が大きくなるという特性が顕著に表れるので、このよう
な特性を利用した本電池寿命検出装置4では、電池寿命
の予測を容易にできる。
【0025】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、二次電池3としては、ニッケル・水素蓄電池に
限らず、何度か充放電を繰り返していくと、放電中の電
圧が小刻みに変動するようになり、電池寿命が近づくと
電圧変動の振幅が著しく大きくなる特性と同様の特性が
得られる電池であればよく、このような特性を有する電
池であれば、本電池寿命検出装置4を容易に適用するこ
とができる。
【0026】また、許容電圧変動値Vfaとしては、電
池寿命に達した二次電池3の最後の放電特性の測定から
得られた電圧変動の振幅(変動幅)から設定するに限ら
ず、例えば、二次電池3に内蔵されているセルの枚数等
によって設定してもよく、実施に当たって適宜設定すれ
ばよい。
【0027】さらに、電池寿命判定手段としては、許容
電圧変動値Vfaと、電圧変動値ΔVbattの絶対値
とを比較して電池寿命の判定のみを行うものに限らず、
例えば、電圧変動の振幅の最大値、最小値を表示し、作
業者によっても電圧変動値ΔVbattが算出できるよ
うにし、作業者自身が電池寿命の判定を行えるようにし
てもよい。
【0028】また、電圧変動算出手段としては、電圧検
出回路41により検出された2つの電圧値Vbattの
差に基づいて電圧変動値ΔVbattを算出するものに
限らず、例えば、電圧値Vbattを3つ以上求め、こ
れらの値から平均電圧値を算出し、この平均電圧値と、
検出した電圧値Vbattとから電圧変動値ΔVbat
tを求めてもよいし、あるいは、電圧検出回路41で多
数の電圧値Vbattを検出し、これら電圧値Vbat
tから電圧変動の波形を特定し、この波形の振幅の最大
値および最小値から電圧変動値ΔVbattを算出して
もよい。
【0029】さらに、本発明の電池寿命検出装置として
は、携帯型測定器1に内蔵するに限らず、例えば、携帯
型測定器1とは別個に設けられた充電器等に組み込んで
もよい。
【0030】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の電池寿命
検出装置によれば、二次電池の電池寿命を予測すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における電池寿命検出装置
の構成を示す図である。
【図2】前記実施形態における電池寿命検出装置の動作
を示すフローチャートである。
【図3】前記実施形態におけるニッケル・水素蓄電池の
放電特性を示す図である。
【図4】前記実施形態におけるニッケル・水素蓄電池の
放電特性を示す図である。
【図5】前記実施形態におけるニッケル・水素蓄電池の
放電特性を示す図である。
【符号の説明】
3 二次電池 4 電池寿命検出装置 41 電圧検出手段である電圧検出回路 42 電圧変動算出手段である電圧変動算出回路 43 電池寿命判定手段である電池寿命判定回路 Vcc 電圧 Vbatt 電圧値 ΔVbatt 電圧変動値 Vfa 許容電圧変動値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大川 健 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内 (72)発明者 石橋 一成 広島県呉市広古新開6−8−20 株式会社 ミツトヨ内 Fターム(参考) 2G016 CA00 CB05 CB12 CB23 CC01 CC06 CC16 CC27 CE00 5H030 AA08 AS11 FF44 FF52

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次電池の電池寿命を検出する電池寿命検
    出装置であって、前記二次電池が出力する電圧を所定時
    間毎に検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段に入
    力された前記二次電池の電圧値に基づいて電圧変動値を
    算出する電圧変動算出手段と、当該電圧変動算出手段で
    得られた前記電圧変動値に基づいて電池寿命の判定を行
    う電池寿命判定手段とを備えていることを特徴とする電
    池寿命検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電池寿命検出装置におい
    て、前記電圧変動算出手段は、前記電圧検出手段により
    検出された2つの電圧値の差に基づいて前記電圧変動値
    を算出していることを特徴とする電池寿命検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の電池寿命
    検出装置において、前記電池寿命判定手段には、基準と
    なる許容電圧変動値が設定されており、当該電池寿命判
    定手段は、前記許容電圧変動値と、前記電圧変動値の絶
    対値とを比較して前記電池寿命の判定を行うことを特徴
    とする電池寿命検出装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3に記載の電池寿命
    検出装置において、前記二次電池は、ニッケル酸化物を
    用いる正極と、水素吸蔵合金を用いる負極とを有するニ
    ッケル・水素蓄電池であることを特徴とする電池寿命検
    出装置。
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