JP2000205995A - 翼列試験装置 - Google Patents

翼列試験装置

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JP2000205995A
JP2000205995A JP11008720A JP872099A JP2000205995A JP 2000205995 A JP2000205995 A JP 2000205995A JP 11008720 A JP11008720 A JP 11008720A JP 872099 A JP872099 A JP 872099A JP 2000205995 A JP2000205995 A JP 2000205995A
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test
flow
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JP11008720A
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English (en)
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Yukio Umezaki
幸男 梅崎
Hideyoshi Isobe
秀義 磯辺
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気タービンの翼列試験装置に関し、翼列を
出た流れを測定するピトー管の翼列支持部に接触するの
を防止し、正確な位置決めを可能とする。 【解決手段】 翼列支持板4には供試翼3が固定され、
供試翼3は2枚のフローガイド5により流路が形成さ
れ、送風ダクトより空気が流れ、翼間より流出した直後
の流れをピトー管6で測定する。ピトー管6はトラバー
ス装置9により翼間を上下、左右に移動するように計測
室10内の操作盤11により遠隔操作される。翼列支持
板4とピトー管6との間には電池21、電球20からな
る回路が電線22で接続され、ピトー管6の位置調整時
にピトー管6がフローガイド5に接触すると閉回路が形
成され、電球20が点灯するので接触が防止され、正確
な調整を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸気タービン等のタ
ービン動翼、静翼などの翼プロファイル性能評価試験装
置に関し、熱伸び等でピトー管との測定位置が変化して
も正確に位置調整を可能とし、データ収集の信頼性を高
めるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】蒸気タービンの開発において、タービン
動翼及び静翼のプロファイル形状は、その性能を大きく
左右する。翼のプロファイル性能の計測には、まず、モ
デル翼列を作り、このモデル翼列後流での詳細な全圧損
失をピトー管を用いて計測するという方法がとられてい
る。近年のタービン翼には計測領域の狭い低アスペクト
翼(翼幅10mm程度)も多く、これらはピトー管の計測
ポイントが非常に重要で、計測ポイントの設定が性能計
測及び評価の上で非常に大きなウェイトを占めている。
【0003】図4にタービン動翼及び静翼の翼単独での
プロファイル性能を計測する従来の翼列試験装置を示
す。図において、1は翼列部であり、図示してない送風
ダクトの先端部に取付けられている。この翼列部1は供
試翼3、翼列支持板4、2本のフローガイド5より構成
され、フローガイド5の間隔lが実際の翼幅と同じに設
定されている。6はピトー管であり、9はピトー管6を
移動させるトラバース装置、10は計測室であり、11
は操作盤で、トラバース装置11を操作するものであ
る。
【0004】図5は図4におけるA−A断面図であり、
送風ダクト2の先端部には供試翼3が配列しており、高
圧流7が送風ダクト2より翼列部1へ送風され、供試翼
3の間を通り、翼間より後流8となって流出する。
【0005】上記構成の翼列試験装置において計測室1
0内の操作盤11を操作し、トラバース装置9を駆動し
てピトー管6を翼列部1のフローガイド5間を上下、左
右方向に移動させ、ダクト2内から送給された高圧流7
が供試翼3間を通過した後流8をピトー管6で計測す
る。なお、ピトー管6での計測範囲は、図4に示すフロ
ーガイド5で囲まれた略全域であるが、実際に用いる計
測データは、翼列の中間部分Mを採用する。特に、計測
に際してはフローガイド5に近接する部分の計測データ
は剥離流などの現象把握のため非常に重要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の翼列試験
装置においては、ピトー管6の計測前の設定は、目視に
よりトラバース装置9を介して遠隔操作により計測室1
0で行なわれるが、目視のみでは調整ミスによるピトー
管6の接触等が発生し、このためピトー管6の変形を生
じるおそれがあり、慎重な操作が必要である。そのため
位置確認、設定作業には多大の時間を費やしている。
【0007】フローガイド5とピトー管6との間隔は、
0.1mm以下に設定するのが、流体圧力損失等の真のデ
ータを収集するためには好ましい。更に、実際の試験に
入ると、送風ダクト2内の空気は、送風機で送風される
過程で、圧力2ata 、温度130〜150℃にも達す
る。このため、フローガイド5間は供試翼3の熱伸び等
によって0.5〜1mm程度広がることになる。従って、
計測前に設定したピトー管6とフローガイド5との0.
1mm以下の間隔が大きく狂うこととなるため、試験中に
再度調整が必要となってくる。
【0008】そこで本発明は翼列試験装置において、ピ
トー管がフローガイド等に接触しないように正確な位置
設定、位置の確認、調整ができ、正確なデータ収集が可
能な測定装置を提供することを課題としてなされたもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するために次の(1)〜(3)の手段を提供する。
【0010】(1)2枚の翼列支持板の間に供試翼を支
持し、同両翼列支持板の間に2枚のフローガイドを配列
し、同フローガイド間に流体を流すと共に、ピトー管を
計測室からの操作により前記供試翼に沿って移動させて
前記供試翼から流出する流体圧を同ピトー管で測定する
翼列試験装置において、前記フローガイドと前記ピトー
管の支持部との間には電流を流す回路を接続し、同回路
には前記計測室に設置した表示灯又は報知ブザーを接続
し、前記ピトー管が前記フローガイドに接触すると前記
回路を電気的閉回路として前記表示灯又は報知ブザーを
作動させることを特徴とする翼列試験装置。
【0011】(2)上記と同様の前提となる翼列試験装
置において、前記フローガイドの面に対向して配置され
ると共に前記ピトー管に固定されたレーザ変位計と、同
レーザ変位計から発射されるレーザ光を通過させ、前記
フローガイド面に同レーザ光を照射させる位置で前記翼
列支持板に穿設された透孔と、前記レーザ変位計が前記
透孔を介して前記フローガイド面にレーザ光を発射する
ことにより計測する変位信号を受ける前記計測室に設置
された出力部とを備えたことを特徴とする翼列試験装
置。
【0012】(3)上記(1)と同様の前提となる翼列
試験装置において、前記フローガイドの面に対向して配
置されると共に前記ピトー管に固定されたレーザ変位計
と、同レーザ変位計から発射されるレーザ光を通過さ
せ、前記フローガイド面に同レーザ光を照射させる位置
で前記翼列支持板に穿設された透孔と、前記レーザ変位
計が前記透孔を介して前記フローガイド面にレーザ光を
発射することにより計測する変位信号を受ける前記計測
室に設置された出力部とを備えると共に、前記フローガ
イドと前記ピトー管の支持部との間には電流を流す回路
を接続し、同回路には前記計測室に設置した表示灯又は
報知ブザーを接続し、前記ピトー管が前記フローガイド
に接触すると前記回路を電気的閉回路として前記表示灯
又は報知ブザーを作動させることを特徴とする翼列試験
装置。
【0013】上記(1)の発明においては、ピトー管の
位置設定において、ピトー管がフローガイドに接触する
と、電気的閉回路が形成され、この回路に接続している
表示灯が点灯し、又は報知ブザーが鳴るので、ピトー管
の絶対位置が正確に把握でき、ピトー管とフローガイド
との間が接触した状態を回避でき、計測室からの遠隔操
作により最小の要求値の間隔に設定することができる。
又、熱伸び等によりフローガイドとの間の位置が変化し
たとしても、ピトー管の設定、修正操作が容易となり、
信頼性の高い正確なデータ収集ができる。
【0014】本発明の(2)においては、レーザ変位計
がピトー管に一体的に固定されており、レーザ変位計か
らはレーザ光が翼列支持板に穿設された透孔を通してフ
ローガイドまで照射することができ、レーザ変位計とフ
ローガイド面までの距離が計測される。レーザ変位計は
ピトー管と共に一体的に移動するので、結果としてピト
ー管とフローガイド面間の間隔がレーザ変位計により正
確に測定される。又、レーザ変位計からの信号は計測室
内の出力部で見ることができるので、ピトー管とフロー
ガイドとの間の正確な位置設定、又は試験中での位置の
修正が遠隔操作により正確になされ、ピトー管がフロー
ガイドに接触しないようにピトー管の位置設定がなされ
る。
【0015】本発明の(3)では、上記(1)と(2)
の発明の両方の機能を備えているので、レーザ変位計に
よりピトー管とフローガイドとの位置測定を行うこと
で、大幅なピトー管の移動は、このレーザ変位計によ
り、接触直前の移動は表示灯又は報知ブザーの情報によ
りそれぞれ区分して行うことができる。このような区分
した位置調整作業によりピトー管の位置設定が短時間で
精度良く行うことができ、ピトー管の接触による変形も
防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の第1形態に係る翼列試験装置の構成図である。図に
おいて、図4,図5と同じように、翼列部1は供試翼
3、フローガイド5、翼列支持板4から構成され翼列部
後流の流れ8をピトー管6にて計測するのは従来通りで
ある。又、ピトー管6はトラバース装置9を介して遠隔
操作により計測室10の操作盤11で操作されるが、本
実施の第1形態では以下の特徴を有している。
【0017】図において20は電球であり、計測室10
に設けられている。21は電池、22は電線である。翼
列支持板4には電池21の一方の極が接続され、電池2
1の他方の極は電線22により電球20へそれぞれ接続
され、更に、ピトー管6と電流20も電線22で接続さ
れている。即ち、ピトー管6がフローガイド5に接触す
ると、電池21と電球20が閉回路を構成し、電池21
からの電流が電球20に流れ、電球20が点灯する構成
である。
【0018】上記構成の実施の第1形態においては、フ
ローガイド5とピトー管6とを1mm以下の間隔で接近さ
せて位置調整する場合に、計測室10で操作盤11を操
作しながら遠隔操作により位置調整し、ピトー管6とフ
ローガイド5が接触すると電球20が点灯するので、遠
隔操作時においてもピトー管6の接触が確認でき、ピト
ー管6を接触しないように位置調整を行うことができ
る。なお、電球20などの表示灯の代りに報知、警報ブ
ザーを用いて音を発生するようにしても良い。
【0019】上記の実施の第1形態によれば、計測位置
のセッティングをピトー管6及びフローガイド5間に電
流が流れるように構成し、ピトー管6がフローガイド5
に接触すると電球20が点灯し、又は報知ブザーが鳴る
ことによりピトー管6の絶対位置を正確に把握でき、ト
ラバース装置9によるピトー管6の最小移動量(0.1
mm)の範囲内の変形で止めることができる。従来、ピト
ー管6とフローガイド5との位置確認作業に、慎重な操
作と時間を費やしていたが、本発明の実施の第1形態の
装置を使用することによりピトー管の変形と、位置調整
に関する作業性の向上が図れる。
【0020】又、熱伸び等でフローガイド5の取付位置
が変化したときにも、確実にピトー管6を追随させるこ
とができ、フローガイド6から0.1mm程度離れた位置
での計測ができるので、信頼性の高い正確なデータの収
集ができる。
【0021】図2は本発明の実施の第2形態に係る翼列
試験装置の構成図である。図において符号1乃至11は
図4,5の従来装置及び図1に示す実施の第1形態と同
じ構成であり、従って翼列部1は供試翼3、フローガイ
ド5、翼列支持板4から構成された翼列部後流の流れ8
をピトー管6にて計測する構成は従来通りである。
【0022】図2において本実施の第2形態の特徴部分
は、符号30〜32で示す構成にあり、30はレーザ変
位計でピトー管6と一体的に結合されている。31は透
孔であり翼列支持板4に設けられている。32は出力部
であり、計測室10内に設けられ、この出力部32でレ
ーザ変位計30の出力を監視することができる。
【0023】上記構成の実施の第2形態において、ピト
ー管6は操作盤11にて遠隔操作可能なトラバース装置
9により駆動される。駆動するピトー管6にレーザ変位
計30を設置し、レーザ変位計30の前方の翼列支持板
4には透孔31を穿設し、レーザ光がフローガイド5ま
で直接届くようにしてフローガイド5までの距離Tf
測定される。位置調整に関しては、予め、レーザ変位計
30からピトー管6の距離Tp 及びフローガイド22の
厚さδを計測しておき、計測室10内のレーザ変位計3
0の出力部32を見ることでピトー管6とフローガイド
5との相対位置Tw を把握することができる。
【0024】上記に説明の実施の第2形態によれば、従
来の翼列試験装置にレーザ変位計30を用いることでピ
トー管6とフローガイド5とを接触させることなしに精
度良いピトー管6の位置計測が可能となる。従って、接
触のために生ずるピトー管6の変形を無くすことができ
る。又、更に試験中のフローガイド5の位置の変位も正
しく捉えて、直ちに修正することが可能である。
【0025】図3は本発明の実施の第3形態に係る翼列
試験装置の構成図であり、図において、符号1乃至11
は図4,5に示す従来の構成と同じであり、本実施の第
3形態の特徴は、従来の装置に実施の第1形態と実施の
第2形態との機能を併せて備えた構成としたものであ
る。
【0026】即ち、図において、翼列部1は供試翼3、
フローガイド5、翼列支持板4から構成され翼列部後流
の流れ8をピトー管6にて計測するのは従来通りであ
る。又、ピトー管6は操作盤11にて遠隔操作可能なト
ラバース装置9により駆動される。駆動されるピトー管
6にはレーザ変位計30を設置し、フローガイド5迄の
距離Tf を計測する。このために翼列支持板4には透孔
31を穿設している。
【0027】ピトー管6の位置調整に際しては、予め、
レーザ変位計30からピトー管6までの距離Tp 及びフ
ローガイド5の厚さδを計測しておく。計測室10内の
レーザ変位計30の出力部32を見ることでピトー管6
とフローガイド5との相対位置Tw を把握することがで
きる。
【0028】また、実施の第2形態と同様に図に示すよ
うに翼列支持板4、ピトー管6に電球20、電池21に
接続された電線22を配線する。このようにして翼列支
持板4に電流を流すことでフローガイド5に電流が流れ
ることとなり、ピトー管6とフローガイド5が接触すれ
ば、計測室10内の電球20が点灯する。従って接触を
避けながら計測室10内で遠隔操作によりピトー管6の
位置設定ができる。
【0029】以上説明の実施の第3形態によれば、実施
の第1形態ではピトー管6とフローガイド5との位置の
把握はそれぞれの接地で電球20が点灯することで知る
ことができるが、それまでの位置を把握できないところ
があり、位置把握に時間がかかる。しかし、レーザ変位
計30によりフローガイド5までの位置計測を行うこと
で大幅なピトー管6の移動はレーザ変位計30からの情
報で、ピトー管6とフローガイド5との接触点直前の移
動は表示灯からの情報で、それぞれ区分してできるの
で、ピトー管6の位置調整が精度良く、短時間ででき、
又ピトー管6の接触により起る変形も防止できる。更に
試験前及び試験中のピトー管6の位置をダブルチェック
で確認できるため、調整ミスを予防することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の翼列試験装置は、(1)2枚の
翼列支持板の間に供試翼を支持し、同両翼列支持板の間
に2枚のフローガイドを配列し、同フローガイド間に流
体を流すと共に、ピトー管を計測室からの操作により前
記供試翼に沿って移動させて前記供試翼から流出する流
体圧を同ピトー管で測定する翼列試験装置において、前
記フローガイドと前記ピトー管の支持部との間には電流
を流す回路を接続し、同回路には前記計測室に設置した
表示灯又は報知ブザーを接続し、前記ピトー管が前記フ
ローガイドに接触すると前記回路を電気的閉回路として
前記表示灯又は報知ブザーを作動させることを特徴とし
ている。このような構成により、ピトー管がフローガイ
ドに接触すると、電気的閉回路が形成され、この回路に
接続している表示灯が点灯し、又は報知ブザーが鳴るの
で、ピトー管の絶対位置が正確に把握でき、ピトー管と
フローガイドとの間が接触した状態を回避することがで
き、計測室からの遠隔操作により最小の要求値の間隔に
設定することができる。又、熱伸び等によりフローガイ
ドとの間の位置が変化したとしても、ピトー管の設定、
修正操作が容易となり、信頼性の高い正確なデータ収集
ができる。
【0031】本発明の(2)では、上記と同様の翼列試
験装置において、前記フローガイドの面に対向して配置
されると共に前記ピトー管に固定されたレーザ変位計
と、同レーザ変位計から発射されるレーザ光を通過さ
せ、前記フローガイド面に同レーザ光を照射させる位置
で前記翼列支持板に穿設された透孔と、前記レーザ変位
計が前記透孔を介して前記フローガイド面にレーザ光を
発射することにより計測する変位信号を受ける前記計測
室に設置された出力部とを備えたことを特徴としてい
る。このような構成により、レーザ変位計からはレーザ
光が翼列支持板に穿設された透孔を通してフローガイド
まで照射することができ、レーザ変位計とフローガイド
面までの距離が計測される。レーザ変位計はピトー管と
共に一体的に移動するので、結果としてピトー管とフロ
ーガイド面間の間隔がレーザ変位計により正確に測定さ
れる。又、レーザ変位計からの信号は計測室内の出力部
で見ることができるので、ピトー管とフローガイドとの
間の正確な位置設定、又は試験中での位置の修正が遠隔
操作により正確になされ、ピトー管がフローガイドに接
触しないようにピトー管の位置設定がなされる。
【0032】本発明の(3)は、上記(1)と同様の翼
列試験装置において、(1)の発明の電流を流す回路と
表示灯又は報知ブザーを備え、更に(2)の発明のレー
ザ変位計と翼列支持板に穿設された透孔、及び計測室内
の出力部を備えており、両発明の構成をすべて具備して
いる。このような構成で、レーザ変位計によりピトー管
とフローガイドとの位置測定を行うことで、大幅なピト
ー管の移動は、このレーザ変位計により、接触直前の移
動は表示灯又は報知ブザーの情報によりそれぞれ区分し
て行うことができる。このような区分した位置調整作業
によりピトー管の位置設定が短時間で精度良く行うこと
ができ、ピトー管の接触による変形も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る翼列試験装置の
構成図である。
【図2】本発明の実施の第2形態に係る翼列試験装置の
構成図である。
【図3】本発明の実施の第3形態に係る翼列試験装置の
構成図である。
【図4】従来の翼列試験装置の正面図である。
【図5】図4におけるA−A矢視図である。
【符号の説明】
1 翼列部 2 送風ダクト 3 供試翼 4 翼列支持板 5 フローガイド 6 ピトー管 7 高圧流 8 後流 9 トラバース装置 10 計測室 11 操作盤 20 電球 21 電池 22 電線 30 レーザ変位計 31 透孔 32 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01L 7/00 G01L 7/00 S Fターム(参考) 2F030 CA04 CC11 CF11 2F055 AA39 BB11 CC60 DD20 EE40 FF32 GG43 HH05 2G023 AA01 AB14 AC01 3H045 FA03 FA12 FA23 FA24 FA27

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の翼列支持板の間に供試翼を支持
    し、同両翼列支持板の間に2枚のフローガイドを配列
    し、同フローガイド間に流体を流すと共に、ピトー管を
    計測室からの操作により前記供試翼に沿って移動させて
    前記供試翼から流出する流体圧を同ピトー管で測定する
    翼列試験装置において、前記フローガイドと前記ピトー
    管の支持部との間には電流を流す回路を接続し、同回路
    には前記計測室に設置した表示灯又は報知ブザーを接続
    し、前記ピトー管が前記フローガイドに接触すると前記
    回路を電気的閉回路として前記表示灯又は報知ブザーを
    作動させることを特徴とする翼列試験装置。
  2. 【請求項2】 2枚の翼列支持板の間に供試翼を支持
    し、同両翼列支持板の間に2枚のフローガイドを配列
    し、同フローガイド間に流体を流すと共に、ピトー管を
    計測室からの操作により前記供試翼に沿って移動させて
    前記供試翼から流出する流体圧を同ピトー管で測定する
    翼列試験装置において、前記フローガイドの面に対向し
    て配置されると共に前記ピトー管に固定されたレーザ変
    位計と、同レーザ変位計から発射されるレーザ光を通過
    させ、前記フローガイド面に同レーザ光を照射させる位
    置で前記翼列支持板に穿設された透孔と、前記レーザ変
    位計が前記透孔を介して前記フローガイド面にレーザ光
    を発射することにより計測する変位信号を受ける前記計
    測室に設置された出力部とを備えたことを特徴とする翼
    列試験装置。
  3. 【請求項3】 2枚の翼列支持板の間に供試翼を支持
    し、同両翼列支持板の間に2枚のフローガイドを配列
    し、同フローガイド間に流体を流すと共に、ピトー管を
    計測室からの操作により前記供試翼に沿って移動させて
    前記供試翼から流出する流体圧を同ピトー管で測定する
    翼列試験装置において、前記フローガイドの面に対向し
    て配置されると共に前記ピトー管に固定されたレーザ変
    位計と、同レーザ変位計から発射されるレーザ光を通過
    させ、前記フローガイド面に同レーザ光を照射させる位
    置で前記翼列支持板に穿設された透孔と、前記レーザ変
    位計が前記透孔を介して前記フローガイド面にレーザ光
    を発射することにより計測する変位信号を受ける前記計
    測室に設置された出力部とを備えると共に、前記フロー
    ガイドと前記ピトー管の支持部との間には電流を流す回
    路を接続し、同回路には前記計測室に設置した表示灯又
    は報知ブザーを接続し、前記ピトー管が前記フローガイ
    ドに接触すると前記回路を電気的閉回路として前記表示
    灯又は報知ブザーを作動させることを特徴とする翼列試
    験装置。
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