JP2000203621A

JP2000203621A - その容器に、専用のへら・さじ等が付帯した蓋

Info

Publication number: JP2000203621A
Application number: JP11042049A
Authority: JP
Inventors: Tatsuo Yamazaki; 達男山崎
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1999-01-12
Filing date: 1999-01-12
Publication date: 2000-07-25

Abstract

(57)【要約】【課題】本発明は、容器に充填してある、ジャム等々
の練り製品を、その容器の蓋の内側に施した溝の内部に
嵌入・収納してある、へら・さじ等により、容器の中味
をしゃくり取り出すのに、中味の異なる毎に、へら・さ
じ等を取り替えることがないように、その容器の専用に
した、へら・さじ等に関するもので、使用後は溝の内部
に嵌入する。【構成】容器（１）の蓋（４）の内側に施した溝
（６）の内部に嵌入・収納してある、へら・さじ等
（５）が溝（６）から容易に取り外すことができるよう
に、へら・さじ等（５）の片方の先端部を適当な、略へ
の字形に曲げて、抓み部（７）をを形成する、溝（６）
の縦長の両側の縁（９）の中間程に適当な、リップ（１
０）を施したことにより、へら・さじ等（５）が溝
（６）の内部に、きっちりと嵌入・収納できる構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、容器にジャム等
々の練り製品を充填してある、その容器の中味を、しゃ
くり取り出すへら・さじ等を、その容器の蓋の内側に
施した、溝に嵌入・収納できるようにしたことにより、
その容器の専用として、中味の異なる毎に、へら・さじ
等を取り替えることがない、その容器専用のへら・さ
じ等に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来は練り製品の異なった、容器の中味
を、しゃくり取り出すには、容器の中味の異なる練り製
品に合せて、別々のへら・さじ等を選んで、使用すると
言う厄介な手間があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の技術の項で述べ
てあるように、容器内の中味が異なる毎に、へら・さじ
等を取り替えるなどの、厄介な手間を省くと言う手段
を、本発明は解決するためのものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】適当な形状をした容器
（１）に、ジャム等々（２）の練り製品を充填して、そ
の容器（１）の上面は、フィルム（３）で覆い、フィル
ム（３）を固着して密閉する、そのフィルム（３）を剥
がして取り除いた後は、容器（１）とセットされた、へ
ら・さじ等（５）が組み込まれた、蓋（４）で容器
（１）の上面を覆う、その場合、蓋（４）の内面が、容
器（１）に充填した中味、ジャム等々（２）に接触しな
いように、適当な隙間（１１）を設ける。

【０００５】その蓋（４）の外側の上面は、他の物を重
ねるのを容易にするため平面にして、内側の内面には溝
（６）を施し、容器（１）に充填した中味、ジャム等々
（２）の練り製品を、しゃくり取り出す適宜な形状をし
た、大きさの専用のへら・さじ等（５）を、その溝
（６）の内部に嵌入・収納できるようにする。

【０００６】

【発明の実施の形態】本発明は、適当な形状をした容器
（１）に、ジャム等々（２）の練り製品を充填して、容
器（１）の上面はフィルム（３）を固着して覆い密閉す
る、そのフィルム（３）を剥がして、取り除いた後に、
図１、３に示すように容器（１）とセットされた、へら
・さじ等（５）が組み込まれた蓋（４）で容器（１）を
覆った場合、へら・さじ等（５）の孤み部（７）の先っ
ぽ（８）と、蓋（４）の内面に施した溝（６）のリップ
（１０）が、容器（１）に充填した中味、ジャム等々
（２）に接触しないように、適当な隙間（１１）を設け
る。

【０００７】その蓋（４）の外側上面は、他の物との重
なりを容易にするために平面にする。内側は容器（１）
に充填した中味、ジャム等々（２）の練り製品を、しゃ
くり取り出す適宜な形状をした、大きさの専用のへら・
さじ等（５）を、図１、２、３に示すように、嵌入・収
納できるように蓋（４）の内側に溝（６）を施し、その
溝（６）の内部に、へら・さじ等（５）が、きっちりと
嵌入・収納できるようにする。

【０００８】蓋（４）の内側に施した溝（６）には、へ
ら・さじ等（５）が適当な固さに、きっちりと嵌入・収
納できるように、図２、３に示すように、溝（６）の縦
長の両側の縁（９）の中間程に適当なリップ（１０）を
施してある。

【０００９】へら・さじ等（５）を溝（６）の内部に、
きっちりと嵌入・収納した、へら・さじ等（５）が溝
（６）から容易に取り外すことができるように、図３に
示すように、へら・さじ等（５）の片方の先端部を適当
に、略への字形状に曲げて、抓み部（７）を施す。

【００１０】

【実施例】先ず、適当な容器（１）にジャム等々（２）
の練り製品を充填した、容器（１）の上面を固着密閉し
てあるフィルム（３）を剥がして取り除いた後に、容器
（１）とセットされた、へら・さじ等（５）が組み込ま
れた、蓋（４）で容器（１）の上面を覆う、その場合
蓋（４）の内側に施した溝（６）の内部に嵌入・収納さ
れた、へら・さじ等（５）の抓み部（７）の先っぽ
（８）と蓋（４）の内面に施した溝（６）のリップ（１
０）が、容器（１）に充填した中味、ジャム等々（２）
に接触しないように、適当な隙間（１１）を設ける。

【００１１】次に、その蓋（４）の外側上面は、他の物
との重なりを容易にするために、平面として、内側には
へら・さじ等（５）が適当な固さに、きっちりと嵌入・
収納できる溝（６）を施す。

【００１２】容器（１）の中味のジャム等々（２）の練
り製品を、しゃくり取り出す適宜な形状をした、大きさ
の専用のへら・さじ等（５）が嵌入・収納できるように
した蓋（４）の内側に施した溝（６）の縦長の両側の縁
（９）の中間程に適当な、リップ（１０）を施したこと
により、へら・さじ等（５）が溝（６）の内部に、きっ
ちりと嵌入・収納できるようにした。

【００１３】更に、嵌入・収納された、へら・さじ等
（５）を溝（６）から容易に取り外すことができるよう
に、へら・さじ等（５）の片方の先端部を適当な、略へ
の字形状に曲げて、抓み部（７）を施す。尚、へら・さ
じ等（５）は伸縮できる構造とすることも可とする。ま
た、蓋（４）については、図４に示すように、蓋
（４′）のような形状にすることも可とする。

【００１４】

【発明の効果】以上、記述してあるように、容器の中味
の異なる毎に、へら・さじ等をいちいち取り替える厄介
な手間を省くことができた。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の断面略図。

【図２】本発明の蓋（４）の、内面の溝（６）に、へら
・さじ等（５）が嵌入・収納した、蓋（４）内側の平面
略図。

【図３】本発明の容器、専用のへら・さじ等（５）付き
蓋の側面断面略図。

【図４】本発明の蓋（４′）の断面略図。

【符号の説明】

１容器２ジャム等々３フィルム４蓋４′ 蓋５へら・さじ等６溝７抓み部８先っぽ９縁１０リップ１１隙間

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】適当な形状をした容器（１）には、ジャ
ム等々（２）の練り製品を充填して、その容器（１）の
上面は、フィルム（３）で覆い、フィルム（３）を固着
して密閉する、そのフィルム（３）を剥がして取り除い
た後は、容器（１）とセットされた、へら・さじ等
（５）が組み込まれた蓋（４）で、容器（１）の上面を
覆う、その場合その蓋（４）の内面が容器（１）に充填
した中味、ジャム等々（２）に接触しないように、適当
な隙間（１１）を設ける、ことを特徴とする、その容器
に、専用のへら・さじ等が付帯した蓋。
【請求項２】蓋（４）の内側には容器（１）の中味、
ジャム等々（２）を、しゃくり取り出す専用の適宜な形
状をした大きさの、へら・さじ等（５）が、嵌入・収納
できるように蓋（４）の内側に溝（６）を施し、その溝
（６）の内部に、へら・さじ等（５）が、きっちりと嵌
入・収納できる構造とした、ことを特徴とする請求項１
記載の、その容器に、専用のへら・さじ等が付帯した
蓋。
【請求項３】蓋（４）の外側上面は、他の物との重な
りを容易にするために平面とした、ことを特徴とする請
求項２記載の、その容器に、専用のへら・さじ等が付帯
した蓋。
【請求項４】蓋（４）の内側に施した、その溝（６）
には、へら・さじ等（５）が適当な固さに、きっちりと
嵌入・収納できるように、溝（６）の縦長の両側の縁
（９）の中間程には、適当な長さのリップ（１０）を施
してある、ことを特徴とする請求項２記載の、その容器
に、専用のへら・さじ等が付帯した蓋。
【請求項５】へら・さじ等（５）を溝（６）の内部
に、きっちりと嵌入・収納した、へら・さじ等（５）が
溝（６）から容易に取り外すことができるように、へら
・さじ等（５）の片方の先端部を適当な寸法に、略への
字形状にまげて、抓み部（７）を施した形状を、特徴
とする、請求項２記載の、その容器に、専用のへら・さ
じ等が付帯した蓋。