JP2000200318A - 電子現金譲渡方法、それに用いる装置、及びそのプログラム記録媒体 - Google Patents

電子現金譲渡方法、それに用いる装置、及びそのプログラム記録媒体

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JP2000200318A
JP2000200318A JP166099A JP166099A JP2000200318A JP 2000200318 A JP2000200318 A JP 2000200318A JP 166099 A JP166099 A JP 166099A JP 166099 A JP166099 A JP 166099A JP 2000200318 A JP2000200318 A JP 2000200318A
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Hideki Akashika
秀樹 赤鹿
Hidemi Morihata
秀実 森畠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受領者が決めた支払者だけが支払いを行うこ
とができ、予めの認証を必要としない。 【解決手段】 支払者100の識別情報を、受領者20
0は記憶装置210にID−P′として予め保持してお
き、支払いを受ける際にチャレンジChallを生成し
(220)、そのChallと、ID−P′を支払者1
00へ送り、支払者は自己の識別情報ID−Pと受け取
ったID−P′を比較装置120で比較し、一致すれ
ば、電子現金EMとChallに対する署名EM−Sを
作成し、EM−SとEMを受領者200へ送る。受領者
はEMとChallでEM−Sを署名検証し(23
0)、合格すれば、EMを受領する。ID−P′の送付
は、これとChallに対する電子署名、暗号化、ハッ
シュ処理などを行って送付してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気通信システ
ムや情報の読出し書込み自在なICカードのような記録
媒体を利用して電子的な現金を実現する電子現金、特に
その譲渡方法、それに用いる装置、そのプログラム記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子現金を譲渡する場合、従来において
は、予め受領者と支払者の間で相互認証を行い、受領者
は、乱数、日時などの支払者の意図に関係なく決定さ
れ、受領者が確認することのできない「取引固有の情
報」、いわゆるチャレンジChall及びChallに
対する署名Chall−Sを作成し、署名Chall−
S及びChallを支払者に送り、支払者は、署名Ch
all−SをChallをもって確認し、正しければ、
保持する電子現金EM及びChallに対して署名EM
−Sを作成し、その署名EM−S及び電子現金EMを受
領者へ送ることにより、電子現金の譲渡を行なってい
た。
【0003】電子現金の仕組み上、受領者は支払者が正
当な電子現金の所有者であることを確認できるため、受
領者が支払者を認証する必要性はない。そのため、従来
はこの認証を行なわないため、支払者は電子現金を譲渡
したい相手に間違いなく譲渡しないと、受領者は予期し
ない相手からでも、電子現金として正しければ、電子現
金を受領してしまう恐れがある。これは受領者がチャレ
ンジを共有ファイルとして設けた場合やチャレンジを同
報メールで送った場合などである。
【0004】また電子現金の仕組み上では、支払者は受
領者を認証する手段を持たないため、一般に、支払者は
受領者を認証した上で支払いをする必要がある。そのた
め、従来、支払者は電子現金の仕組みとは別の手段によ
り、受領者を認証していた(メールや、電話による認証
から、電子署名による認証まで様々な認証のレベルが考
えられる)。
【0005】しかし、認証は行なっていても、電子現金
の仕組みとは別の手段であることから、一般には支払者
はチャレンジと受領者を結びつけることはできない。そ
のため、認証時にチャレンジと受領者を結びつける情報
を入れてかつ、電子現金の支払いの仕組みと組合せない
限り、チャレンジに対して、誤って署名を行なってしま
う可能性が存在した。
【0006】又、認証時にチャレンジと受領者を結びつ
ける情報を入れた場合には、電子現金の匿名性を損なう
という欠点を合わせ持つ。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では譲渡を行なう前に予め受領者と支払者の間で相
互認証を行なう必要があり、相互認証を行なわない場合
には、次のような問題点があった。 (1)受領者が送るチャレンジを間違えて他の人に送っ
てしまった場合に、そのチャレンジを受け取った人が受
領者に対して電子現金を支払ってしまうことが起きてし
まう問題。
【0008】(2)受領者が送るチャレンジを同報メー
ルで送った場合に、メールを受け取った複数人が電子現
金を受領者に対して支払ってしまい、受領者では受取れ
ない(無効になってしまう)電子現金が生じてしまう問
題。 (3)受領者がチャレンジをファイル形式として、共有
箇所に置いた場合に、そのファイルを取得した複数人が
電子現金を受領者に対して支払ってしまい、受取れない
(無効になってしまう)電子現金が生じてしまう問題。
【0009】このように、他の支払者が誤って電子現金
を受領者に譲渡してしまう問題や、誤って複数人が電子
現金を受領者に譲渡してしまうことにより、受領者では
受取れない電子現金が生じてしまう問題があった。電子
現金の支払いに、支払者しか作成・変更できず、他の人
はその作成物を変えることはできず、確認を行なうこと
しかできないような処理(以下、署名)を必要とする電
子現金において、受領者は1つのチャレンジに対して1
支払者からしか譲渡を受けることを行なえず、又支払者
も一度署名を作成してしまうと、電子的価値を復元でき
ないために、誤って署名してしまうと大きな問題にな
る。
【0010】そこでこの発明では、予め相互認証を行な
わなくとも、受領者が決めた支払者だけが支払いを行な
うことを可能とする方法、その方法に用いる装置及びプ
ログラム記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】受領者は、支払者を識別
する情報ID−P′を電子現金におけるチャレンジCh
allと共に送ることにより、支払者が支払う前に事前
に自分宛の支払いかどうかをチェックすることができ
る。そのため、受領者が決めた支払者だけが支払いを行
なうことができ、電子現金の支払時に誤って支払いを行
なってしまうことを防ぐことができる。
【0012】前記支払者識別情報及びチャレンジの支払
者へ送る際に、受領者装置のみがChall及びID−
P′を作成・変更することが可能であり、かつ支払者装
置は変更はできず、確認だけが可能であるような処理
(以下署名と記す)を、Chall及びID−P′に対
して行う。この署名としてはディジタル署名、暗号化処
理、一方向性ハッシュなどである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に示すように支払者装置10
0は受領者装置200と通信回線で接続され、又はIC
カードとその読み書き可能な端末とのように相互に情報
の授受を行うことができる。 実施例(1) この発明の実施例(1)で用いられる支払者装置100
と受領者装置200の各機能構成と、相互の通信情報を
図2に示す。
【0014】予め、受領者装置200は支払者装置10
0の識別情報ID−P′を記憶装置210に保持し、支
払者装置100は自分の識別情報ID−Pを記憶装置1
00に保持している。受領者装置200はチャレンジ生
成装置220でチャレンジChallを生成し、このC
hallと支払者の識別情報ID−P′を合わせて支払
者装置100へ送る。
【0015】支払者装置100は、送られてきた識別情
報ID−P′が自分の識別情報ID−Pと等しいかどう
かを比較装置120で確認する。その結果等しい場合だ
け、支払者装置100が記憶装置110に保持する電子
現金EM及び送られた来たChallに対して署名装置
130で署名 EM−S=sig(EM,Chall) (sig1=?sig(A,B,…)は、A,B,…に
対しての署名を作成し、作成した署名がsig1である
ことを示す)を作成し、その署名EM−S及び電子現金
EMを受領者装置200へ送る。
【0016】受領者装置200は、受け取った署名EM
−Sを電子現金EM及びチャレンジChallを用いて
署名検証装置230で確認する。 EM−S=?verf(EM,Chall) (sig1=?verf(A,B,…)は、A,B,…
に対して署名した内容がsig1で正しいか確認するこ
とを示す)受領者装置200は、署名EM−Sが正しい
場合だけ、電子現金EMを受領する。 実施例(2) 図3にこの発明の実施例(2)を示す。
【0017】予め、受領者装置200は支払者装置の識
別情報ID−P′を記憶装置210に保持し、支払者装
置100は自分の識別情報ID−Pを記憶装置110に
保持している。受領者装置200はチャレンジ生成装置
220でチャレンジChallを生成し、そのチャレン
ジChallと支払者の識別情報ID−P′に対しての
署名装置240で署名 Sig−CID=sig(Chall,ID−P′) を作成し、支払者装置100へ署名Sig−CID及び
Challを送る。
【0018】支払者装置100は、署名Sig−CID
をChall及び自分の識別情報ID−Pを用いて署名
検証装置140で確認する。 Sig−CID=?verf(Chall,ID−P) その結果、署名が正しい場合だけ、支払者装置100の
記憶装置110に保持する電子現金EM及び送られて来
たChallに対して署名装置130で署名 EM−S=sig(EM,Chall) を作成し、その署名EM−S及び電子現金EMを受領者
装置200へ送る。
【0019】受領者装置200は、受け取った署名EM
−Sを電子現金EM及びチャレンジChallを用いて
署名検証装置230で確認する。 EM−S=?verf(EM,Chall) 受領者装置200は、署名EM−Sが正しい場合だけ、
電子現金EMを受領する。 実施例(3) 図4にこの発明の実施例(3)を示す。
【0020】予め、受領者装置200は支払者装置10
0の識別情報ID−P′を記憶装置210に保持し、支
払者装置100は自分の識別情報ID−Pを記憶装置1
00に保持している。受領者装置200はチャレンジ生
成装置220でチャレンジChallを生成し、チャレ
ンジChallと支払者の識別情報ID−P′に対して
の暗号化装置250で暗号文 Enc−CID=enc(Chall,ID−P′) (enc1=enc(A,B,…)はA,B,…に対し
ての暗号を作成し、作成した暗号文がenc1であるこ
とを示す)を作成し、暗号文Enc−CIDを支払者装
置100に送る。
【0021】支払者装置100は、暗号文Enc−CI
Dを復号化装置150で復号化し、Chall及びID
−P′を取り出す。 (Chall,ID−P′)=dec(Enc−CI
D) ((A,B,…)=dec(enc1)は、enc1を
復号化した結果がA,B,…であることを示す) 取り出したID−P′と、自分の識別情報ID−Pが同
じであるかを比較装置120で確認する。その結果、正
しい場合だけ、支払者装置100が保持する電子現金E
M及び取り出したChallに対して署名装置130で
署名 EM−S=sig(EM,Chall) を作成し、その署名EM−S及び電子現金EMを受領者
装置200へ送る。
【0022】受領者装置200は、受け取った署名EM
−Sを電子現金EM及びチャレンジChallを用いて
署名検証装置230で確認する。 EM−S=?verf(EM,Chall) 受領者装置200は、署名EM−Sが正しい場合、電子
現金EMを受領する。 実施例(4) 図5にこの発明の実施例(4)を示す。
【0023】予め、受領者装置200は支払者装置10
0の識別情報ID−P′を記憶装置210に保持し、支
払者装置100は自分の識別情報ID−Pを記憶装置1
10に保持している。受領者装置200はチャレンジ生
成装置220でチャレンジChallを生成し、そのC
hallと支払者の識別情報ID−P′に対してのハッ
シュ装置260でハッシュ値 Hash−CID=Hash(Chall,ID−
P′) (hash1=Hash(A,B,…)はA,B,…に
対してのハッシュを作成し、作成したハッシュ値がha
sh1であることを示す)を作成し、ハッシュ値Has
h−CID及びChallを支払者装置100に送る。
支払者装置100は、Chall及び自分の識別情報I
D−Pを用いてハッシュ検証装置160でハッシュを作
成し、それと受け取ったハッシュ値Hash−CIDと
一致するか確認する。
【0024】Hash−CID=?Hash(Chal
l,ID−P) (hash1=?Hash(A,B,…)は、A,B,
…をハッシュした値がhash1と一致することを確認
することを示す) その結果、ハッシュ値が正しい場合だけ、支払者装置1
00の記憶装置110に保持する電子現金EM及び送ら
れて来たChallに対して署名装置130で署名 EM−S=sig(EM,Chall) を作成し、その署名EM−S及び電子現金EMを受領者
装置200へ送る。受領者装置200は、受け取った署
名EM−Sを電子現金EM及びチャレンジChallを
用いて署名検証装置230で確認する。
【0025】 EM−S=?verf(EM,Chall) 受領者装置200は、署名EM−Sが正しい場合、電子
現金EMを受領する。上述において支払者装置100、
受領者装置200はそれぞれ機能構成を示したものであ
り、これら各機能を、コンピュータがプログラムを読出
し解読実行することにより行わせることもできる。
【0026】
【発明の効果】この発明では、予め認証を行なわなくと
も、受領者が決めた支払者だけが支払いを行なうことを
可能とし、他の支払者が誤って他の受領者に支払うこと
を防ぐことができる。又、予め認証が必要ないため、従
来技術と比べ認証に要する手間や時間を短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施するための構成要素を示すブロ
ック図。
【図2】この発明の実施例(1)の受領者装置、支払者
装置の各機能構成、これら間で授受される情報の例を示
すブロック図。
【図3】この発明の実施例(2)を示すブロック図。
【図4】この発明の実施例(3)を示すブロック図。
【図5】この発明の実施例(4)を示すブロック図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 7/08 Z H04L 9/00 675A Fターム(参考) 3E044 AA20 BA04 CA06 DA05 DD10 5B055 BB10 CB09 HA12 KK05 5J104 AA07 AA09 KA02 KA04 NA11 NA12 NA35 NA38 PA12 9A001 JJ08 LL03

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子現金を受領するものU1(以下、受
    領者)の装置(以下受領者装置)と、電子現金を支払う
    ものU2(以下、支払者)の装置(以下支払者装置)と
    で構成され、 電子現金の支払いに、支払者装置しか作成・変更でき
    ず、他の人の装置はその作成物を変えることはできず、
    確認を行なうことしかできないような処理(以下、署
    名)を必要とする電子現金の譲渡方法において、 予め、受領者装置は支払者装置を識別する情報ID−
    P′を保持し、 受領者装置はチャレンジChallを生成し、そのCh
    allに支払い者を識別する情報ID−P′を付加した
    ものChall−IDを支払者装置に送り、 支払者装置は、送付されたChall−IDの中の識別
    する情報ID−P′を自分の識別情報ID−Pを用いて
    確認し、正しければ、保持する電子現金EM及び、Ch
    allに対して署名EM−Sを作成し、その署名EM−
    S及び電子現金EMを受領者装置へ送り、 受領者装置は、送付された署名EM−SをEM及びチャ
    レンジChallを用いて確認し、正しければ、その電
    子現金を受領することを特徴とする電子現金譲渡方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子現金譲渡方法におい
    て、 受領者装置はチャレンジChallと支払い者を識別す
    る情報ID−P′に対して、受領者装置のみがChal
    l及びID−P′を作成・変更することが可能であり、
    かつ支払者装置は変更はできず、確認だけが可能である
    ような処理(以下署名とする)を行ない、署名Chal
    l−Sを作成し、署名Chall−S及びChall
    を、前記Chall及びID−P′の支払者装置への送
    付として送り、 支払者装置は、署名Chall−SをChall及び自
    分の識別情報ID−Pを用いて、前記ID−P′の確認
    することを特徴とする電子現金譲渡方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子現金譲渡方法におい
    て、 前記受領者装置のみがChall及びID−P′を作成
    ・変更することが可能であり、かつ支払者装置は変更は
    できず、確認だけが可能であるような処理(以下署名と
    する)としてディジタル署名を行なうことを特徴とする
    電子現金譲渡方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の電子現金譲渡方法におい
    て、 前記受領者装置のみがChall及びID−P′を作成
    ・変更することが可能であり、かつ支払者装置は変更は
    できず、確認だけが可能であるような処理(以下署名と
    する)として暗号化処理を行なうことを特徴とする電子
    現金譲渡方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の電子現金譲渡方法におい
    て、 前記受領者装置のみがChall及びID−P′を作成
    ・変更することが可能であり、かつ支払者装置は変更は
    できず、確認だけが可能であるような処理(以下署名と
    する)として一方向性ハッシュを行なうことを特徴とす
    る電子現金譲渡方法。
  6. 【請求項6】 電子現金を受領者装置に支払う支払者装
    置であって、 支払者装置の識別情報ID−P、電子現金EMを記憶す
    る記憶装置と、 上記受領者装置から送付されたチャレンジChall及
    び識別情報ID−P′を受け取る手段と、 受け取った識別情報ID−P′が上記識別情報ID−P
    と同一であるかを確認する比較手段と、 その比較手段が同一であることを確認すると、上記電子
    現金EM及び上記チャレンジChallに対する署名E
    M−Sを作成する署名手段と、 上記署名EM−S及び上記電子現金EMを上記受領者装
    置へ送付する手段と、を具備する電子現金支払者装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の支払者装置において、 上記識別情報ID−P′はこれと、上記チャレンジCh
    allに対しディジタル署名された署名Sig−CID
    として受け取られ、 上記比較手段は、署名Sig−CIDを、上記チャレン
    ジChall及び上記識別情報ID−Pを用いて検証す
    る手段であることを特徴とする電子現金支払者装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の支払者装置において、 上記識別情報ID−P′は、これと上記チャレンジCh
    allと共に暗号化された暗号文Enc−CIDとして
    受け取られ、 受け取ったEnc−CIDを復号する復号化手段を備
    え、 上記比較手段は上記復号化された情報中の識別情報ID
    −P′と同一であるかの確認を行う手段であることを特
    徴とする電子現金支払者装置。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の支払者装置において、 上記識別情報ID−P′は、これと上記チャレンジCh
    allとに対しハッシュ処理されたハッシュ値Hash
    −CIDとして受け取られ、 上記比較手段は上記チャレンジChallと上記識別情
    報ID−Pを用いてハッシュを作成し、そのハッシュ値
    と受け取ったハッシュ値Hash−CIDとが一致する
    かを確認する手段であることを特徴とする電子現金支払
    者装置。
  10. 【請求項10】 支払者装置から電子現金を受領する受
    領者装置であって、 支払者装置の識別情報ID−P′を記憶する記憶装置
    と、 チャレンジChallを生成するチャレンジ生成手段
    と、 上記チャレンジChall及び上記識別情報ID−P′
    を支払者装置へ送付する手段と、 支払者装置から電子現金EMと、電子現金EM及びチャ
    レンジChallに対する署名とを受け取る手段と、 上記受け取った署名を上記チャレンジChallを用い
    て検証する署名検証手段と、 その署名検証に合格すると上記受け取った電子現金EM
    を受領する手段と、 を具備する電子現金受領者装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の受領者装置におい
    て、 上記識別情報ID−P′及びチャレンジChallに対
    し、ディジタル署名Sig−CIDを作成する署名手段
    を備え、 上記識別情報ID−P′の送付として上記ディジタル署
    名Sig−CIDが用いられることを特徴とする電子現
    金受領者装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の受領者装置におい
    て、 上記識別情報ID−P′及びチャレンジChallを暗
    号化して暗号文Enc−CIDを作成する暗号化手段を
    備え、 上記識別情報ID−P′の送付として上記暗号文Enc
    −CIDが用いられることを特徴とする電子現金受領者
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の受領者装置におい
    て、 上記識別情報ID−P′及びチャレンジChallに対
    してのハッシュ値Hash−CIDを作成するハッシュ
    手段を備え、 上記識別情報ID−P′の送付として上記ハッシュ値H
    ash−CIDが用いられることを特徴とする電子現金
    受領者装置。
  14. 【請求項14】 受領者装置から送付されたチャレンジ
    Chall及び識別情報ID−P′を受け取る処理と、 支払者装置の識別情報ID−Pを記憶装置から取り出す
    処理と、 上記受け取った識別情報ID−P′が上記取り出した識
    別情報ID−Pと同一であるかを確認する比較処理と、 その比較処理が同一であることを確認すると、記憶装置
    から電子現金EMを取り出す処理と、 その取り出した電子現金EM及び上記チャレンジCha
    llに対する署名EM−Sを作成する署名処理と、 上記署名EM−S及び上記電子現金EMを上記受領者装
    置へ送付する処理と、 電子現金支払者装置のコンピュータに実行させるプログ
    ラムを記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の記録媒体において、 上記識別情報ID−P′は、これと、上記チャレンジC
    hallに対しディジタル署名された署名Sig−CI
    Dとして受け取られ、 上記比較処理は、署名Sig−CIDを、上記チャレン
    ジChall及び上記識別情報ID−Pを用いて検証す
    る処理であることを特徴とする記録媒体。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の記録媒体において、 上記識別情報ID−P′は、これと上記チャレンジCh
    allと共に暗号化された暗号文Enc−CIDとして
    受け取られ、 受け取ったEnc−CIDを復号する復号化処理を上記
    プログラムは有し、 上記比較処理は上記復号化された情報中の識別情報ID
    −P′と同一であるかの確認を行う処理であることを特
    徴とする記録媒体。
  17. 【請求項17】 請求項14記載の記録媒体において、 上記識別情報ID−P′は、これと上記チャレンジCh
    allとに対しハッシュ処理されたハッシュ値Hash
    −CIDとして受け取られ、 上記比較処理は上記チャレンジChallと上記取り出
    した識別情報ID−Pを用いてハッシュを作成し、その
    ハッシュ値と受け取ったハッシュ値Hash−CIDと
    が一致するかを確認する処理であることを特徴とする記
    録媒体。
  18. 【請求項18】 支払者装置の識別情報ID−P′を記
    憶装置から取り出す処理と、 チャレンジChallを生成するチャレンジ生成処理
    と、 上記チャレンジChall及び上記取り出した識別情報
    ID−P′を支払者装置へ送付する処理と、 支払者装置から電子現金EMと、電子現金EM及びチャ
    レンジChallに対する署名とを受け取る処理と、 上記受け取った署名を上記チャレンジChallを用い
    て検証する署名検証処理と、 その署名検証に合格すると上記受け取った電子現金EM
    を受領する処理と、 を電子現金受領者装置のコンピュータに実行させるプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の記録媒体において、 上記識別情報ID−P′及びチャレンジChallに対
    し、ディジタル署名Sig−CIDを作成する署名処理
    を上記コンピュータに実行させるプログラムを有し、 上記識別情報ID−P′の送付として上記ディジタル署
    名Sig−CIDが用いられることを特徴とする記録媒
    体。
  20. 【請求項20】 請求項18記載の記録媒体において、 上記識別情報ID−P′及びチャレンジChallを暗
    号化して暗号文Enc−CIDを作成する暗号化処理を
    上記コンピュータに実行させるプログラムを有し、 上記識別情報ID−P′の送付として上記暗号文Enc
    −CIDが用いられることを特徴とする記録媒体。
  21. 【請求項21】 請求項18記載の記録媒体において、 上記識別情報ID−P′及びチャレンジChallに対
    してのハッシュ値Hash−CIDを作成するハッシュ
    処理を上記コンピュータに実行させるプログラムを有
    し、 上記識別情報ID−P′の送付として上記ハッシュ値H
    ash−CIDが用いられることを特徴とする記録媒
    体。
JP00166099A 1999-01-07 1999-01-07 電子現金譲渡方法、それに用いる装置、及びそのプログラム記録媒体 Expired - Lifetime JP3394200B2 (ja)

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