JP2000200290A - キ―ワ―ドの可視化方法及びその装置 - Google Patents

キ―ワ―ドの可視化方法及びその装置

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JP2000200290A JP11303663A JP30366399A JP2000200290A JP 2000200290 A JP2000200290 A JP 2000200290A JP 11303663 A JP11303663 A JP 11303663A JP 30366399 A JP30366399 A JP 30366399A JP 2000200290 A JP2000200290 A JP 2000200290A
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Toshiki Kanemichi
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Natsuki Oka
夏樹 岡
Hideyuki Yoshida
秀行 吉田
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武彦 志田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの興味の反映度合いを持ったキーワー
ドを、ディスプレイ上に理解し易く表示できるキーワー
ドの可視化方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 情報が必要か否かのユーザ入力によりユ
ーザの興味を獲得する情報フィルタ装置で得られたキー
ワード(イ、ロ)と、枝切り肯定メトリック信号(ハ)
および枝切り否定メトリック信号(ニ)の少なくとも一
方を受け、前記キーワードの各々に対し、ユーザの興味
を反映した形状および大きさおよび色を持ったキーワー
ド体を設定(ホ、ヘ、ト、チ、リ、ヌ、ル、)し、前記
キーワード体を配置(ヲ)して、ディスプレイ上に前記
キーワード体と前記キーワードを表示するようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報が必要か否か
のユーザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フィル
タ装置で得られた情報をもとに、関係のあるキーワード
をユーザに理解し易く配置し、表示することができるキ
ーワードの可視化方法及びその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年の情報通信の社会基盤の進展に伴
い、情報通信網の大規模化と通信量の著しい増大に対応
する技術として、情報フィルタ装置(特開平9-288683号
公報)の開発が進められている。この背景には、今日、
個人が処理可能な情報量に対して、個人がアクセスでき
る情報量が上回るようになっていることがある。このた
め、大量の情報の中から、ユーザが必要に思う情報を適
切に検索できる情報フィルタ装置が脚光を浴びている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、特開平9-2886
83号公報の情報フィルタ装置は、ユーザの興味を反映し
たキーワードを自動獲得し、それに基づいて情報に前記
ユーザの興味を反映したスコアを計算し、スコアの大き
い順で情報を提示するものである。
【0004】しかしながら、自動獲得された前記ユーザ
の興味を反映したキーワードを、前記ユーザ自身が確認
することができないという課題があった。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、少なくとも、ユーザの興味の反映度合いを持った
キーワードを入力として受け、前記キーワードの各々に
対し、形状および大きさおよび色を持ったキーワード体
を設定し、前記キーワード体を配置して、ディスプレイ
上に前記キーワード体と前記キーワードを表示すること
を特徴とするキーワードの可視化方法であって、前記ユ
ーザの興味のあるキーワードを、情報の分野毎にまとめ
て配置し、提示するキーワードの可視化装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のキーワードの可視化方法は、情報が必要か否
かのユーザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フィ
ルタ装置で得られたキーワードと、枝切り肯定メトリッ
ク信号および/または枝切り否定メトリック信号を受
け、前記キーワードの各々に対し、ユーザの興味を反映
した形状および大きさおよび色を持ったキーワード体を
設定し、前記キーワード体を配置して、ディスプレイ上
に前記キーワード体と前記キーワードを表示するように
したものである。
【0007】この発明によれば、前記キーワードのキー
ワード体の形状および/または大きさおよび/または色
を、ユーザの興味の反映度合いを用いて決定することが
できる上、前記キーワード間の関係を利用して、関係の
あるキーワードのキーワード体を情報の分野毎にまとめ
て配置でき、さらに、ディスプレイ上に前記キーワード
体と前記キーワードを理解し易く表示することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、少なくとも、キーワードを入力として受け、前記キ
ーワードの各々に対し、形状、大きさ及び色を持ったキ
ーワード体を設定し、前記キーワード体を配置して、デ
ィスプレイ上に前記キーワード体と前記キーワードを表
示することを特徴とするキーワードの可視化方法とした
ものであり、キーワードを理解し易く表示できるという
作用を有する。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のキーワードの可視化方法において、前記キーワード体
を配置する際に、2次元空間上に配置することを特徴と
したものであり、キーワードを2次元空間上に理解し易
く表示できるという作用を有する。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のキーワードの可視化方法において、前記キーワード体
を配置する際に、3次元空間上に配置することを特徴と
したものであり、キーワードを3次元空間上に理解し易
く表示できるという作用を有する。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1及至3
のいずれかに記載のキーワードの可視化方法において、
前記キーワードは、ユーザの興味の反映度合いを持った
キーワードであることを特徴としたものであり、前記ユ
ーザの興味を反映したキーワードを理解し易く表示でき
るという作用を有する。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のキーワードの可視化方法において、前記キーワード
は、情報が必要か否かのユーザ入力によりユーザの興味
を獲得する情報フィルタ装置で得られたキーワードであ
ることを特徴としたものであり、前記ユーザの興味を反
映したキーワードを理解し易く表示できるという作用を
有する。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5記載のキーワードの可視化方法において、前記キーワ
ードのキーワード体の形状および/または大きさおよび
/または色は、少なくとも対応するキーワードに対して
のユーザの興味の反映度合いを用いて決定することを特
徴としたものであり、前記ユーザの興味を反映したキー
ワードを理解し易く表示できるという作用を有する。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項4及至6
のいずれかに記載のキーワードの可視化方法において、
前記キーワードのキーワード体が、少なくとも対応する
キーワードおよび/または前記キーワードに対してのユ
ーザの興味の反映度合いを用いて決定された音を有し、
前記キーワード体内にカーソルが入ったときに、前記音
を出力することを特徴としたものであり、前記ユーザの
興味を反映したキーワードを音からも識別できるという
作用を有する。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項1及至7
のいずれかに記載のキーワードの可視化方法において、
キーワード間の関係情報をも受けることを特徴としたも
のであり、前記ユーザの興味を反映したキーワードを、
前記キーワードの分野毎にまとめて理解し易く表示でき
るという作用を有する。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のキーワードの可視化方法において、前記キーワード間
の関係情報は、少なくとも、情報が必要か否かのユーザ
入力によりユーザの興味を獲得する情報フィルタ装置で
得られた枝切り肯定メトリック信号を含むことを特徴と
したものであり、前記ユーザの興味を反映したキーワー
ドを、前記キーワードの分野毎にまとめて理解し易く表
示できるという作用を有する。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項8また
は9記載のキーワードの可視化方法において、前記キー
ワード間の関係情報は、少なくとも、情報が必要か否か
のユーザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フィル
タ装置で得られた枝切り否定メトリック信号を含むこと
を特徴としたものであり、前記ユーザの興味を反映した
キーワードを、前記キーワードの分野毎にまとめて理解
し易く表示できるという作用を有する。
【0018】請求項11に記載の発明は、請求項8及至
10のいずれかに記載のキーワードの可視化方法におい
て、前記キーワード間の関係情報は、少なくとも、情報
が必要か否かのユーザ入力によりユーザの興味を獲得す
る情報フィルタ装置で得られた分類ラベルベクトルを含
むことを特徴としたものであり、前記ユーザの興味を反
映したキーワードを、前記キーワードの分野毎にまとめ
て理解し易く表示できるという作用を有する。
【0019】請求項12に記載の発明は、請求項1及至
11のいずれかに記載のキーワードの可視化方法におい
て、前記キーワード体を配置する際に、初期配置を生成
し、前記キーワード体またはキーワード体群の配置位置
の修正を通じて前記配置の更新を繰り返し行なうことを
特徴としたものであり、前記ユーザの興味を反映したキ
ーワードを、精度良く、前記キーワードの分野毎にまと
めて理解し易く表示できるという作用を有する。
【0020】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載のキーワードの可視化方法において、前記配置の更
新を繰り返し行なう際に、情報が必要か否かのユーザ入
力によりユーザの興味を獲得する情報フィルタ装置で得
られた枝切り肯定メトリック信号を少なくとも用いたコ
スト関数を利用することを特徴としたものであり、前記
ユーザの興味を反映したキーワードを、精度良く、前記
キーワードの分野毎にまとめて理解し易く表示できると
いう作用を有する。
【0021】請求項14に記載の発明は、請求項12ま
たは13記載のキーワードの可視化方法において、前記
配置の更新を繰り返し行なう際に、情報が必要か否かの
ユーザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フィルタ
装置で得られた枝切り否定メトリック信号を少なくとも
用いたコスト関数を利用することを特徴としたものであ
り、前記ユーザの興味を反映したキーワードを、精度良
く、前記キーワードの分野毎にまとめて理解し易く表示
できるという作用を有する。
【0022】請求項15に記載の発明は、請求項12及
至14のいずれかに記載のキーワードの可視化方法にお
いて、前記キーワード体群の決定は、情報が必要か否か
のユーザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フィル
タ装置で得られた分類ラベルベクトルを少なくとも利用
することを特徴としたものであり、前記ユーザの興味を
反映したキーワードを、高速に、精度良く、前記キーワ
ードの分野毎にまとめて理解し易く表示できるという作
用を有する。
【0023】請求項16に記載の発明は、請求項12及
至15のいずれかに記載のキーワードの可視化方法にお
いて、前記キーワード体群の決定は、配置における前記
キーワード体間の距離を少なくとも利用することを特徴
としたものであり、前記ユーザの興味を反映したキーワ
ードを、高速に、精度良く、前記キーワードの分野毎に
まとめて理解し易く表示できるという作用を有する。
【0024】請求項17に記載の発明は、少なくとも、
キーワードを入力として受ける入力部と、前記キーワー
ドの各々に対し、形状、大きさ及び色を持ったキーワー
ド体を設定する初期化部と、前記キーワード体を配置す
る配置部と、ディスプレイ上に前記キーワード体と前記
キーワードを表示する表示部とを具備することを特徴と
するキーワードの可視化装置としたものであり、キーワ
ードを理解し易く表示できるという作用を有する。
【0025】請求項18に記載の発明は、請求項17に
記載のキーワードの可視化装置において、前記配置部
は、2次元空間上に配置することを特徴としたものであ
り、キーワードを2次元空間上に理解し易く表示できる
という作用を有する。
【0026】請求項19に記載の発明は、請求項17に
記載のキーワードの可視化装置において、前記配置部
は、3次元空間上に配置することを特徴としたものであ
り、キーワードを3次元空間上に理解し易く表示できる
という作用を有する。
【0027】請求項20に記載の発明は、請求項17及
至19のいずれかに記載のキーワードの可視化装置にお
いて、前記キーワードは、ユーザの興味の反映度合いを
持ったキーワードであることを特徴としたものであり、
前記ユーザの興味を反映したキーワードを理解し易く表
示できるという作用を有する。
【0028】請求項21に記載の発明は、請求項20に
記載のキーワードの可視化装置において、前記キーワー
ドは、情報が必要か否かのユーザ入力によりユーザの興
味を獲得する情報フィルタ装置で得られたキーワードで
あることを特徴としたものであり、前記ユーザの興味を
反映したキーワードを理解し易く表示できるという作用
を有する。
【0029】請求項22に記載の発明は、請求項20ま
たは21記載のキーワードの可視化装置において、前記
キーワードのキーワード体の形状および/または大きさ
および/または色は、少なくとも対応するキーワードに
対してのユーザの興味の反映度合いを用いて決定するこ
とを特徴としたものであり、前記ユーザの興味を反映し
たキーワードを理解し易く表示できるという作用を有す
る。
【0030】請求項23における発明は、請求項20及
至22のいずれかに記載のキーワードの可視化装置にお
いて、前記キーワードのキーワード体が、少なくとも対
応するキーワードおよび/または前記キーワードに対し
てのユーザの興味の反映度合いを用いて決定された音を
有し、前記キーワード体内にカーソルが入ったときに、
前記音を出力することを特徴としたものであり、前記ユ
ーザの興味を反映したキーワードを音からも識別できる
という作用を有する。
【0031】請求項24に記載の発明は、請求項17及
至23のいずれかに記載のキーワードの可視化装置にお
いて、キーワード間の関係情報をも受けることを特徴と
したものであり、前記ユーザの興味を反映したキーワー
ドを、前記キーワードの分野毎にまとめて理解し易く表
示できるという作用を有する。
【0032】請求項25に記載の発明は、請求項24に
記載のキーワードの可視化装置において、前記キーワー
ド間の関係情報は、少なくとも、情報が必要か否かのユ
ーザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フィルタ装
置で得られた枝切り肯定メトリック信号を含むことを特
徴としたものであり、前記ユーザの興味を反映したキー
ワードを、前記キーワードの分野毎にまとめて理解し易
く表示できるという作用を有する。
【0033】請求項26に記載の発明は、請求項24ま
たは25記載のキーワードの可視化装置において、前記
キーワード間の関係情報は、少なくとも、情報が必要か
否かのユーザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フ
ィルタ装置で得られた枝切り否定メトリック信号を含む
ことを特徴としたものであり、前記ユーザの興味を反映
したキーワードを、前記キーワードの分野毎にまとめて
理解し易く表示できるという作用を有する。
【0034】請求項27に記載の発明は、請求項24及
至26のいずれかに記載のキーワードの可視化装置にお
いて、前記キーワード間の関係情報は、少なくとも、情
報が必要か否かのユーザ入力によりユーザの興味を獲得
する情報フィルタ装置で得られた分類ラベルベクトルを
含むことを特徴としたものであり、前記ユーザの興味を
反映したキーワードを、前記キーワードの分野毎にまと
めて理解し易く表示できるという作用を有する。
【0035】請求項28に記載の発明は、請求項17及
至27のいずれかに記載のキーワードの可視化装置にお
いて、前記配置部は、初期配置を生成する初期化手段
と、前記キーワード体またはキーワード体群の配置位置
の修正を通じて前記配置の更新を繰り返し行なう配置修
正手段とを具備することを特徴としたものであり、前記
ユーザの興味を反映したキーワードを、精度良く、前記
キーワードの分野毎にまとめて理解し易く表示できると
いう作用を有する。
【0036】請求項29に記載の発明は、請求項28に
記載のキーワードの可視化装置において、前記配置修正
手段は、情報が必要か否かのユーザ入力によりユーザの
興味を獲得する情報フィルタ装置で得られた枝切り肯定
メトリック信号を少なくとも用いたコスト関数を利用す
ることを特徴としたものであり、前記ユーザの興味を反
映したキーワードを、精度良く、前記キーワードの分野
毎にまとめて理解し易く表示できるという作用を有す
る。
【0037】請求項30に記載の発明は、請求項28ま
たは29記載のキーワードの可視化装置において、前記
配置の更新を繰り返し行なう際に、情報が必要か否かの
ユーザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フィルタ
装置で得られた枝切り否定メトリック信号を少なくとも
用いたコスト関数を利用することを特徴としたものであ
り、前記ユーザの興味を反映したキーワードを、精度良
く、前記キーワードの分野毎にまとめて理解し易く表示
できるという作用を有する。
【0038】請求項31に記載の発明は、請求項28及
至30のいずれかに記載のキーワードの可視化装置にお
いて、前記キーワード体群の決定は、情報が必要か否か
のユーザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フィル
タ装置で得られた分類ラベルベクトルを少なくとも利用
することを特徴としたものであり、前記ユーザの興味を
反映したキーワードを、高速に、精度良く、前記キーワ
ードの分野毎にまとめて理解し易く表示できるという作
用を有する。
【0039】請求項32に記載の発明は、請求項28及
至31のいずれかに記載のキーワードの可視化装置にお
いて、前記キーワード体群の決定は、配置における前記
キーワード体間の距離を少なくとも利用することを特徴
としたものであり、前記ユーザの興味を反映したキーワ
ードを、高速に、精度良く、前記キーワードの分野毎に
まとめて理解し易く表示できるという作用を有する。
【0040】請求項33に記載の発明は、コンピュータ
によってキーワードを可視化するプログラムを記録した
記憶媒体であって、少なくとも、キーワードを入力とし
て受け、前記キーワードの各々に対し、形状、大きさ及
び色を持ったキーワード体を設定し、前記キーワード体
を配置して、ディスプレイ上に前記キーワード体と前記
キーワードを表示することを特徴とする可視化プログラ
ムを記録した記憶媒体であり、コンピュータに読み取り
実行することにより、キーワードを理解し易く表示でき
るという作用を有する。
【0041】請求項34に記載の発明は、請求項33記
載の可視化プログラムを記録した記録媒体において、前
記キーワードは、ユーザの興味の反映度合いを持ったキ
ーワードであることを特徴としたものであり、コンピュ
ータに読み取り実行するもので、前記ユーザの興味を反
映したキーワードを理解し易く表示できるという作用を
有する。
【0042】請求項35に記載の発明は、請求項34に
記載の可視化プログラムを記録した記録媒体において、
前記キーワードは、情報が必要か否かのユーザ入力によ
りユーザの興味を獲得する情報フィルタ装置で得られた
キーワードであることを特徴としたものであり、コンピ
ュータに読み取り実行するもので、前記ユーザの興味を
反映したキーワードを理解し易く表示できるという作用
を有する。
【0043】請求項36に記載の発明は、請求項1乃至
16のいずれかに記載のキーワードの可視化方法におい
て、キーワード体に加えてキーワードを表示することを
特徴としたものであり、キーワードを理解し易く表示で
きるという作用を有する。
【0044】請求項37に記載の発明は、請求項17乃
至32のいずれかに記載の可視化装置において、キーワ
ード体に加えてキーワードを表示することを特徴とした
ものであり、キーワードを理解し易く表示できるという
作用を有する。
【0045】請求項38に記載の発明は、請求項33乃
至35のいずれかに記載の可視化プログラムを記録した
記憶媒体において、キーワード体に加えてキーワードを
表示したことを特徴としたものであり、キーワードを理
解し易く表示できるという作用を有する。
【0046】請求項39記載の発明は、請求項1乃至1
6および請求項36のいずれかに記載のキーワードの可
視化方法において、可視化されたキーワードをユーザか
らの編集入力によって編集できることを特徴としたもの
で、可視化された分類結果をユーザの手で編集できるキ
ーワードの可視化方法を実現できる。
【0047】請求項40記載の発明は、請求項17乃至
32および請求項37のいずれかに記載のキーワードの
可視化装置において、可視化されたキーワードをユーザ
からの編集入力によって編集できることを特徴としたも
ので、可視化された分類結果をユーザの手で編集できる
キーワードの可視化装置を実現できる。
【0048】請求項41記載の発明は、請求項33乃至
35および請求項38のいずれかに記載の可視化プログ
ラムを記録した記憶媒体において、可視化されたキーワ
ードをユーザからの編集入力によって編集できることを
特徴としたもので、可視化された分類結果をユーザの手
で編集できる可視化プログラムを記録した記憶媒体を実
現できる。
【0049】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図25を用いて説明する。
【0050】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1のキーワード可視化システムのブロック図を示
す。図1において、1000はユーザの興味を反映した
キーワードを理解し易く配置し、表示する可視化装置、
1001はメモリ、1002はCPU、1003はディ
スプレイ/キーボード、1004はキーワードを自動配
置したデータを記録した配置データ記憶部、1005は
プログラム等を読み込むためのFD(フロッピーディス
ク)ユニット、1006はI/Fユニット、1007は
ユーザの興味を反映した情報を生成する情報フィルタ装
置、2は符号辞書記憶部、532は枝切り肯定メトリッ
ク記憶部、533は枝切り否定メトリック記憶部、53
8は分類ラベル記憶部、1008はI/Fユニット、1
009は可視化装置が情報フィルタ装置1007からの
情報を受けるためのネットワークで構成されている。
【0051】ここで、ユーザの興味を反映した情報と
は、ユーザの興味を反映したキーワード、後述の枝切り
肯定メトリック信号、後述の枝切り否定メトリック信
号、後述の分類ラベルベクトルであり、それぞれ符号辞
書記憶部2(図2参照)、枝切り肯定メトリック記憶部
532(図13参照)、枝切り否定メトリック記憶部5
33(図13参照)、分類ラベル記憶部538(図13
参照)に記憶されるものとする。
【0052】以下、本発明の第1の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。まず、本発明の根幹
であるキーワードの可視化方法およびその装置の説明に
先立って、本発明への入力となるユーザの興味を反映し
たキーワード、枝切り肯定メトリック信号、枝切り否定
メトリック信号、分類ラベルベクトルを生成する情報フ
ィルタ装置について説明する。
【0053】図2は前記情報フィルタ装置の構成を示す
ブロック図であり、図3はその構成と動作を分かりやす
くするために機能単位にまとめたブロック図である。
【0054】まず、図3を用いて、前記情報フィルタ装
置の基本概念を説明する。
【0055】前記情報フィルタ装置は、ユーザーがどん
な「情報」を過去に必要としたかという履歴に関する記
録を記憶した複数の記憶部2、5、6、8と、「情報」
のフィルタリングを行う情報フィルタリングユニット5
0と、その情報フィルタリングユニット50により実際
にフィルタリングされた未読の「情報」(ユーザーがま
だ読んでいない情報)を蓄積しておく未読データ記憶部
10と、ユーザーが当該未読「情報」を可視できるよう
にしたディスプレー等の分類インタフェースユニット7
0と、ユーザーがどんな「情報」を必要としたかという
履歴に関する学習を行う学習ユニット52と、ユーザー
がどんな「情報」を過去に必要としたかという履歴に関
する記録を記憶した複数の記憶部5、6に格納された記
録を複数の記録に分割するメトリック分割ユニット53
と、分割された記録を用いて「情報」のフィルタリング
を行う複数(図面には2個の場合を記載)の分類情報フ
ィルタリングユニット55−1、55−2と、分類未読
データ記憶部56−1、56−2とからなる。
【0056】以下、上記構成の動作について説明する。
なお、以下の説明では既にユーザーがどんな「情報」を
過去に必要としたかという履歴は学習済みのこととして
説明する。また、以下に単に「情報」と称するものに
は、当該「情報」に対応する1つ以上のキーワードが付
されているものとする。そのキーワードとは、当該「情
報」を構成する各単語の一部あるいは全体であっても良
いし、当該「情報」を代表するために特別に付したもの
であっても良い。
【0057】まず、情報フィルタリングユニット50に
新たな「情報」が入力されると、情報フィルタリングユ
ニット50は、記憶部2、5、6、8からユーザーがど
のような「情報」を過去に必要としたかという記録を読
みだし、前記新たな「情報」の必要性を必要性信号とし
て定量的に評価する。
【0058】同様に、分類情報フィルタリングユニット
55も前記新たな「情報」の必要性を必要性信号として
定量的に評価する。
【0059】次に、その評価された新たな「情報」は、
未読データ記憶部10および分類未読データ記憶部56
に、情報フィルタリングユニット50並びに各分類情報
フィルタリングユニット55−1、55−2によって計
算された各必要性信号が大きい順に過去からの未読「情
報」を含めて並ぶように前記入力された「情報」を当該
順番に書き込む。そして、ユーザーが望めば、分類イン
タフェースユニット70では、ユーザーに必要性信号の
大きい順に前記新たな「情報」を含めた未読「情報」を
1つひとつ提示(例えば、データ表示装置34に表示)
する。
【0060】この際に、ユーザーに提示された前記新た
な「情報」を含めた未読「情報」の1つひとつがユーザ
ーにとって必要か不要かを示す教師信号をユーザーが分
類インタフェースユニット70の教師信号入力端子10
5を介して入力することにより、分類インタフェースユ
ニット70では、当該教師信号を受け取り、当該「情
報」とその教師信号を学習ユニット52に送る。なお、
このユーザーによる教師信号の入力は、学習ユニット5
2の学習能力をより高めるために実施するものであり、
学習ユニット52の学習能力(ユーザーがどんな「情
報」を過去に必要としたかという履歴の学習能力)が既
に十分に高ければ行う必要はない。
【0061】次に、学習ユニット52では、前記提示し
た「情報」とその教師信号を用いて記憶部2、5、6、
8の履歴内容を書き換える。
【0062】以上により、前記情報フィルタ装置は、よ
り高い学習を通じてユーザーに適応し、ユーザーの求め
る「情報」を分類し、優先的に提示することができる。
また、当然のことながら、学習を行っていない初期状態
では、ユーザーがどんな「情報」を必要としているのか
学習ユニット52では分からないので、全ての入力され
る新たな「情報」を分類インタフェースユニット70で
ユーザーが提示を受ける毎に上述したユーザーによる教
師信号の入力は必要であるが、随時実施する学習を通じ
てやがてユーザーに適応し、ユーザーの求める「情報」
を分類しかつ優先的に提示することができる。
【0063】なお、ユーザーの求める「情報」を優先的
に提示するとは、より具体的な使用例で述べれば、ある
「情報」データベースの母集団Aを特定のキーワードで
検索して「情報」の検索集合Bを得たとしても、当該検
索集合Bの「情報」の全てがユーザーにとっては必要で
あるとは限らないし、またユーザーにとっては「情報」
の全てが必要であってもその必要順位は当然存在するこ
とを前提としている。よって、必要から順に不要、ある
いはその必要順位に従って、分類インタフェースユニッ
ト70のデータ表示装置34でユーザーの必要順に提示
することを、ユーザーの求める「情報」を優先的に提示
することを意味する。
【0064】上で述べた如く、入力された「情報」にキ
ーワードが添付されている場合を考える。一人のユーザ
ーを考えると、そのユーザーが必要としている「情報」
に高い頻度または確率で付いているキーワード集合A
と、不要としている「情報」に高い頻度または確率で付
いているキーワード集合Bと、さらにはいずれにもよく
付く、または付かないキーワード集合Cとを考えること
ができる。
【0065】したがって、前記キーワード集合Aに属す
るキーワードには正の数値を、前記キーワード集合Bに
属するキーワードには負の値を、前記キーワード集合C
に属するキーワードには値0をそれぞれ割り振る。
【0066】そして、新たに入力された「情報」につい
ている1つ以上のキーワードについてそれぞれが前記キ
ーワード集合A、B、Cのどのキーワードグループに属
するかを判定し、前記割り振られた値を積算するように
構成する。
【0067】このように構成すれば、前記新たに入力さ
れた「情報」に付いていた複数のキーワードを、キーワ
ード集合Aに属するキーワードが数多く含まれた「情
報」(ユーザーが必要とする可能性の高い情報)に対し
ては大きな正の値を示し、キーワード集合Bに属するキ
ーワードが数多く付いている「情報」(ユーザーが不要
とする可能性の高い情報)に対しては大きな負の値を示
す数値に変換することができる。
【0068】こうして、前記数値を用いてユーザーの必
要性に予測することができる。このように、前記情報フ
ィルタ装置は、提示した「情報」とその「情報」に関す
るユーザーの必要/不要の評価とからキーワード(キー
ワード共起を含む)への値の割り振りを自動的に行い精
度の高い必要性信号の計算を実現し、精度高く必要性の
高い順に「情報」を並べ変えることを実現している。
【0069】そのために、ここでは、「情報」に付けら
れた複数のキーワードを一つのベクトルに変換し、ユー
ザーが必要とした場合と不要とした場合について、別々
に前記ベクトルの自己相関行列を計算している。ユーザ
ーが必要と答えた「情報」についていたキーワードから
作られた自己相関行列MYを用いて、ベクトルVの長さ
SYを と計算する。
【0070】なお、以下、必要と答えた「情報」につい
ていたキーワードから作られた自己相関行列MYを「肯
定メトリック信号」、不要と答えた情報についていたキ
ーワードから作られた自己相関行列MNを「否定メトリ
ック信号」と呼び、長さSYを肯定信号と呼ぶ。
【0071】この長さSYは、ベクトルVの元となった
複数のキーワードの中に、ユーザーが必要とする「情
報」によく含まれているキーワードが数多く含まれてい
れば、長さSYは大きな正の値をとり、そうでない場合
には0に近い値をとるから、必要性信号を計算する上で
有効である。
【0072】メトリック分割部53は、こうして生成さ
れた肯定メトリック信号MYと否定メトリック信号MN
とを複数(図3の場合は2つ)に分割し、分類情報フィ
ルタリングユニット55−1、55−2に書き込む。
【0073】分類情報フィルタリングユニット55は、
分割された肯定メトリック信号と否定メトリック信号と
を用いて、前記情報フィルタリングユニット50と同様
の動作を行い、ユーザーに分類され、かつ必要性の高い
順に「情報」を並べて提示する。
【0074】つぎに、図2を用いて図3に示した情報フ
ィルタリングユニット50に相当するブロックを、図4
を用いて図3に示した学習ユニット52に相当するブロ
ックについて、機能単位毎に説明する。
【0075】まず、情報フィルタリングユニット50に
相当するブロックの構成を説明する。
【0076】情報フィルタリングユニット50は、個々
の「情報」につけられた複数のキーワード(正確には、
分類コードを含む文字列)をベクトルに変換する部分
と、ユーザーがどんな「情報」を必要/不要としたとい
う履歴を表現した肯定メトリック信号及び否定メトリッ
ク信号を用いてある種のスコアを表す肯定信号と否定信
号を計算する部分と、この肯定信号と否定信号とから
「情報」の必要性をよく反映する必要性信号を計算する
部分と、この必要性信号の大きい順に情報を並べ変える
部分からなる。以下、情報フィルタリングユニット50
に相当するブロックの構成を、図2に即して説明する。
【0077】図2において、1は「情報」に付けられた
キーワードなどの複数の文字列をベクトルに変換するベ
クトル生成部、2はキーワードなどの複数の文字列をベ
クトルに変換するための符号辞書信号を記憶した符号辞
書記憶部である。この符号辞書記憶部2に記憶された符
号辞書信号は、(数1)に示すような「情報」について
いるキーワードなどの文字列Wを数字Cに変換する対応
表をnofDCK個有するコードブックである。
【0078】
【数1】
【0079】ベクトル生成部1はキーワード数信号nofK
sとnofKs個のキーワード信号からなるキーワード群信号
Ks=(K[1],・・・,K[nofKs])とを受けキ ー
ワード群信号Ksと前記符号辞書信号DCKを用いてベクト
ル信号Vに変換する。3はスコア計算部で、ユーザーに
提示された「情報」を必要/不要と評価した結果から計
算された肯定メトリック信号MY、否定メトリック信号
MNを用いて、ベクトル生成部1で変換された2つのベ
クトル信号Vの長さ、肯定信号SYと否定信号SNに変
換する。5は(nofDCK×nofDCK)行列である前記肯定メ
トリック信号MYを記憶する肯定メトリック記憶部、6
は(nofDCK×nofDCK)行列である前記否定メトリック信
号MNを記憶する否定メトリック記憶部である。8は判
定パラメータ信号Cを記憶する判定パラメータ記憶部、
7は前記肯定信号SYと前記否定信号SNを受け前記判
別パラメータ記憶部8から判定パラメータ信号Cを読み
出し必要性信号Nと信頼性信号Rを計算する必要性計算
部である。
【0080】9は「情報」の本文である情報データDと
キーワード数信号nofKsとキーワード群信号Ks と必要
性信号Nと信頼性信号Rとを所定の手続きに従って後述
する未読データ記憶部10に書き込む未読データ書き込
み制御部、10は(数2)に示す未読データ、すなわ
ち、前記「情報」の本文である情報データDと前記キー
ワード数信号nofKsと前記キーワード群信号Ksと前記
必要性信号Nと前記信頼性信号Rとからなる最大nofURD
個の未読データを記憶する未読データ記憶部である。
【0081】
【数2】
【0082】13は(数3)に示す最大nofTD個の教師
データ信号を記憶する教師データ記憶部である。
【0083】
【数3】
【0084】を記憶する教師データ記憶部である。
【0085】次に、図3で示した分類インタフェースユ
ニット70のブロックの構成を説明する。
【0086】図3において、70はデータ読み出し開始
信号入力端子103から制御信号DOを受け、未読デー
タ記憶部10または分類未読データ記憶部56−1およ
び56−2の中から使用者によって選択されたいずれか
の記憶部から未読データ信号URD[1]を読み出し、
表示信号DDをデータ表示装置34に出力し、その表示
信号DDがユーザーにとって必要か否かを示す教師信号
Tを教師信号入力端子105よりユーザーから受け、前
記教師信号Tと前記未読データ信号URD[1]のキー
ワード数信号nofKs[1]とキーワ ード群信号Ks
[1]とを所定の手続きに従って教師データ記憶部13
に書き込む分類インタフェースユニットである。
【0087】次に、図3で示した学習ユニット52に相
当するブロックの構成を説明する。学習ユニット52
は、ユーザーから入力された教師信号Tを用いて肯定/
否定メトリック信号を修正するメトリック学習を行う部
分と、肯定/否定信号から必要性信号を計算するための
パラメータ、判定パラメータ信号を修正する部分からな
り、各部分は学習制御部によって制御される。
【0088】図4に示したメトリック学習を行う部分の
構成は次のようである。図4において、19は肯定メト
リック記憶部5に記憶された肯定メトリック信号MYと
前記否定メトリック記憶部6に記憶された否定メトリッ
ク信号MNとを修正するメトリック学習部である。この
メトリック学習部19は、教師データ記憶部13から前
記教師データTDを読み出し、情報フィルタユニット5
0のベクトル生成部1と同じ機能である学習用ベクトル
生成部20で複数のキーワードをベクトルに変換し、自
己相関行列を計算することで、肯定/否定メトリック信
号を修正する。
【0089】判定パラメータ信号の学習を行う部分の構
成は次のようである。
【0090】図4において、22は学習用肯定信号計算
部221と学習用否定信号計算部222とからなる学習
用スコア計算部である。この学習用スコア計算部におい
て、221は学習用ベクトル生成部20からの学習用ベ
クトル信号を受け学習用肯定信号LSYを計算する学習
用肯定信号計算部、222は学習用ベクトル生成部20
からの学習用ベクトル信号を受け学習用否定信号LSN
を計算する学習用否定信号計算部である。21は学習制
御部14からの判定パラメータ学習制御信号PLCを受
けて所定の方法で判定パラメータ記憶部8の判定パラメ
ータ信号を書き換える判定面学習部、14は学習開始信
号LSを受けてスイッチ16、17、18とメトリック
学習部19と学習用ベクトル生成部20と学習用スコア
計算部22と学習用否定信号計算部23と判定面学習部
21とを制御する学習制御部である。
【0091】以上のように構成された情報フィルタ装置
について、各ユニットごとに図面を用いてその動作を説
明する。
【0092】情報フィルタ装置の好ましい初期状態の一
例は、肯定メトリック信号MYと否定メトリック信号M
Nとを(nofDCK×nofDCK)零行列、未読データ記憶部1
0の未読データURD[i]の全ての必要性信号N
[i](i=1,・・・,nofURD)を使用するハー
ドウエアが表現可能な最小の値Vmin、教師データ記
憶部13の教師データTD[j]の教師信号T[j]を
全て−1とした状態である。
【0093】最初に、情報フィルタリングユニット50
の動作を説明する。まず、情報データ入力端子100か
ら情報データDが入力され、キーワード数信号入力端子
101から情報データに付けられたキーワードの個数を
表すキーワード数信号nofKsが入力され、キーワード信
号入力端子102から複数のキーワードであるキーワー
ド群信号Ks=(K[1],K[2],・・・,K[no
fKs])が入力される。
【0094】ベクトル生成部1によってキーワード群信
号Ksは、文字列の集まりからベクトル信号Vへと変換
される。この変換によって、キーワード群信号の類似性
をベクトルの距離として計算できるようになる。ベクト
ル生成部1の動作を図5に示すフローチャートを参照し
ながら説明する。まず、キーワード数信号nofKsとキー
ワード群信号Ksを受けると(図5ステップ(イ))、
内部のベクトル信号V=(V[1],V[2],・・
・,V[nofDic])を(0,0,・・・,0)に、キー
ワードカウンタ信号iを1にセットする(同図ステップ
(ロ)、(ハ))。次に、辞書カウンタ信号jを0セッ
トした後辞書カウンタ信号jを1だけ増やす(同図ステ
ップ(ニ))。
【0095】次に、内部にnofDCK個の符号辞書信号DC
Kを有する辞書記憶部2から辞書カウンタjが指定する
キーワードと数字からなる符号辞書信号DCK[j]を
読み出し、符号辞書信号DCKの文字列部分W[j]と
i番目のキーワード信号K[i]とを比較する(同図ス
テップ(ホ))。両者が等しくない場合には、辞書カウ
ンタjを1だけ増やす(同図ステップ(ヘ))。両者が
一致するか、辞書カウンタjの値が辞書記憶部2に格納
された符号辞書信号の個数nofDiCと等しくなるまで図4
ステップ(ホ)〜(ト)の処理を繰り返す(同図ステッ
プ(ト))。
【0096】キーワード信号K[i]と等しいW[j]
が見つかると、ベクトル信号のj番目の成分V[j]を
1にし(同図ステップ(チ))、キーワードカウンタ信
号iを1だけ増やす(同図ステップ(リ))。以下、同
様の処理をキーワードカウンタ信号iがキーワード数信
号nofKsより大きくなるまで実行する(同図ステップ
(ヌ))。
【0097】こうして、ベクトル生成部1において、文
字列信号からなるキーワード信号の集合体であるキーワ
ード群信号Ksは、0と1でコード化されたnofDCK個の
成分を持ったベクトル信号Vに変換される。
【0098】次に、肯定信号計算部31は、キーワード
群信号Ksに過去にユーザーの必要とした情報に含まれ
ていたキーワードが数多く含まれる場合に、大きな値と
なる肯定信号SYを計算する。この目的のために、肯定
信号計算部31は、前記ベクトル信号Vを受けて、肯定
メトリック記憶部5から肯定メトリック信号MYを読み
出し、肯定信号SYを(数4)により計算する。
【0099】
【数4】
【0100】否定信号計算部32は、キーワード群信号
Ksに過去にユーザーの不要とした情報に含まれていたキ
ーワードが数多く含まれる場合に、大きな値となる否定
信号SNを計算する。この目的のために、否定信号計算
部32は、否定メトリック記憶部6から否定メトリック
信号MNを読み出し、否定信号SNを(数5)により計
算する。
【0101】
【数5】
【0102】肯定メトリック信号MYと否定メトリック
信号MNは、後述するようにキーワード群信号Ksとユ
ーザーの応答に基づいて決められる。このように計算さ
れた肯定信号SYと否定信号SNを用いて、図11に示
したように縦軸に肯定信号SYをとり横軸に否定信号S
Nをとった2次元空間上の1点に、情報データDを対応
させることができる。この2次元空間における情報デー
タDの分布は、ユーザーが必要とするもの(○で表示)
は主に左上部に分布し、ユーザーが不要とするもの(×
で表示)は主に右下部に分布するようになる。したがっ
て、図12に示したように適切な係数Cを定めることに
より、ユーザーが必要とる情報データDと不要な情報デ
ータDとを分離できる。
【0103】さらに、以下に述べるこの係数Cを用いて
計算される必要性信号Nは、上述の2次元空間で左上に
ある程、すなわち、必要性の高いと予測される情報デー
タDほど大きな値となる。したがって、必要性信号Nの
大きい順に情報データDを並べて提示すれば、ユーザー
は必要な情報を効率よく手に入れることができる。必要
性信号Nと直交する方向の信頼性信号Rは、大まかには
キーワード群信号Ksに含まれていたキーワードのうち
どのくらいのキーワード信号が辞書に含まれていたかを
示す信号である。したがって、この信頼性信号Rの大き
さは、情報フィルタが計算した必要性信号Nがどれだけ
信頼できるのかを示す。
【0104】次に、必要性計算部7は、前記肯定信号計
算部31から出力される前記肯定信号SYと前記否定信
号計算部32から出力される前記否定信号SNとを受
け、判定パラメータ記憶部8から判定パラメータ信号C
を読み出し、過去必要であった情報についていたキーワ
ードが多数あり、不要であった情報についていたキーワ
ードがほとんどない時に大きな値となる必要性信号Nを N=SY−C・SN と計算し、信頼性信号Rを R=C・SY+SN と計算する。
【0105】未読データ書き込み制御部9の動作を、図
6に示したフローチャートを参照しながら説明する。ま
ず、それぞれの入力端子から前記情報データDと前記キ
ーワード数信号nofKsと前記キーワード群信号Ksと受
け、必要性計算部7から前記必要性信号Nと前記信頼性
信号Rとを受け、未読データ部指示端子110から出力
する未読データ処理信号WIを0から1に変える(図6
ステップ(イ))。次に、i=1とし(同図ステップ
(ロ))、未読データ記憶部10に記憶された未読デー
タURD[i]の必要性信号N[i](i=1,・・
・,nofURD)を順次読み出し、前記必要性信号N
と比較し(同図ステップ(ハ))、前記必要性信号Nが
未読データURD[i]の必要性信号N[i]より大き
くなる(N≧N[i])最初の未読データの番号i1を
検出する(同図ステップ(ニ)(ホ))。
【0106】i1番目以降の未読データを URD[i+1]=URD[i] i=i1,・・・,
nofURD と置き換え(同図ステップ(ヘ)〜(リ))、その後、
i1番目の未読データURD[i1]を N[i1] =N R[i1] =R nofKs[i1] =nofKs Ks[i1] =Ks D[i1] =D と前記必要性信号N等で置き換える(同図ステップ
(ヌ))。この置き換えが終了すると、未読データ部指
示端子110から出力する未読データ部指示信号WIを
0に戻し(同図ステップ(ル))、処理を終了する。
【0107】次に、未読データUDRを読みだし、ユー
ザーの応答(教師信号T)を付加して教師データ信号T
Dをつくる分類インタフェースユニット70について説
明する。分類インタフェースユニット70の動作を図7
に示したフローチャートを参照しながら説明する。
【0108】以下、好ましい実施形態では、未読データ
記憶部10は、分類ラベル信号Catが0である分類未
読データ記憶部として取り扱われる。以下では、分類イ
ンタフェースユニットの動作の説明の際には、未読デー
タ記憶部10は分類ラベル信号Catが0である分類未
読データ記憶部として取り扱う。
【0109】データ読み出し開始信号入力端子103か
ら、データ読み出し開始信号DOが入力される(図7ス
テップ(イ))。分類インタフェースユニット70は、
アクセスするべき未読データ記憶部10または分類未読
データ記憶部カテゴリ56を指定する分類ラベル信号C
atを受け取るべく予め定められた時間待機する(同図
ステップ(ロ))。前記時間内に分類ラベル信号Cat
が入力されなかった場合、分類インタフェースユニット
は、分類ラベル信号Catに標準値(好ましい実施の形
態では、Cat=0)を設定する(同図ステップ
(ニ))。前記時間内に分類ラベル信号Catに値が入
力されるか、または標準値が設定されると、分類ラベル
信号Catで指定される分類未読データ記憶部56−C
atから、1番目の未読データURD[1]を読み出し
(同図ステップ(ホ))、未読データの必要性信号N
[1]が最小値Vminより大きい場合には、未読デー
タ信号URD[1]の情報信号D[1]を表示情報信号
DDとしてデータ表示装置34に出力し、待機する(同
図ステップ(へ)、(ト))。未読データの必要性信号
N[1]が最小値Vminに等しい場合には、表示情報
信号DDを「データなし」としてデータ表示端子104
に出力し、待機する(同図ステップ(チ))。
【0110】ユーザー(図示せず)は、データ表示装置
34に表示された表示情報信号DDを見て、それが必要
な情報である場合には教師信号T=1、必要でない場合
には教師信号T=0、処理を終了する場合には教師信号
T=−1として、教師信号入力端子105に返す(同図
ステップ(リ))。教師信号T=−1の場合、処理を終
了し、教師信号T≠−1の場合には(同図ステップ
(ル))、未読データ出力制御部11は、教師データ記
憶部13の(数2)で表わされる教師データを TD[i]=TD[i−1], i=2,・・・,no
fTD と置き換え(同図ステップ(ヲ))、1番目の教師デー
タTD[1]を前記教師信号Tと前記未読データのキー
ワード数信号nofKs[1]とキーワード群信号Ks
[1]とを用いて T[1] =T TnofKs[1] =nofKs[1] TKs[1] =Ks[1] と置き換え(同図ステップ(ワ)、(ヨ))、前記未読
データ記憶部10の未読データURDを URD[i]=URD[i+1], i=1,・・・,
(nofURD−1) とし(同図ステップ(タ)、(レ))、nofURD番目の未
読データの必要性信号を N[nofURD]=(最小値Vmin) とする(同図ステップ(ツ)、(ネ)、(ナ))。
【0111】次に、学習ユニット52の動作について図
8〜図20に示したフローチャートを参照しながら説明
する。
【0112】図8に学習制御部14の動作の概略を示す
フローチャート示し、詳しく説明する。
【0113】図8において、まず、学習開始信号入力端
子106から学習開始信号LSが入力され、学習制御部
指示信号出力端子107から出力される学習制御部指示
信号LIを0から1に変え(図8ステップ(イ))、処
理中を示す。次に、スイッチ16とスイッチ17とスイ
ッチ18とをメトリック学習部19と学習用ベクトル生
成部20が接続する様に切り替える(同図ステップ
(ロ))。
【0114】次に、図8のステップ(ハ)に対応するメ
トリック学習部19を動作し(同図ステップ(ハ)、判
定面学習部21を動作させた後(同図ステップ
(ニ))、LIを0として(同図ステップ(ホ))、処
理を終了する。
【0115】次に、メトリック学習部19がユーザーの
応答(教師信号T)とキーワード群信号Ksとを用い
て、肯定/否定メトリック信号を修正する動作を図9を
用いて説明する。
【0116】図9は、メトリック学習部19の動作のフ
ローチャートであり、同図において、前記学習制御部1
4からメトリック学習制御信号MLCを受けた(図9ス
テップ(イ))メトリック学習部19は、肯定メトリッ
ク記憶部5から肯定メトリック信号MYを、否定メトリ
ック記憶部6から否定メトリック信号MNをそれぞれ読
み出す。
【0117】次に、メトリック学習部19は、教師デー
タカウンタcの値を1にする(同図ステップ(ロ))。
次に教師データ記憶部13からc番目の教師データ信号
TD[c]を読み出し(同図ステップ(ハ))、教師デ
ータTD[c]の教師信号T[c]を調べる。前記教師
信号T[c]が−1でない場合(T≠−1)には(同図
ステップ(ニ))、教師データTD[c]のキーワード
数信号TnofKs[c]とキーワード群信号TKs[c]
とを出力する(同図ステップ(ホ))。前記教師データ
TD[c]のキーワード数信号TnofKs[c]とキーワ
ード群TKs[c]とを受けた学習用ベクトル生成部2
0は、前述の情報フィルタリングユニット50のベクト
ル生成部1と同様の動作を行い、学習用ベクトル信号L
Vを出力する(同図ステップ(ヘ))。メトリック学習
部19は、前記学習用ベクトル信号LVを受け、前記教
師データTD[c]の教師信号T[c]がT=1である
場合には(同図ステップ(ト))、肯定メトリック信号
MYを MY[i][j]=MY[i][j]+LV[i]・L
V[j] (ここで、i,j=1〜nofDiC) と修正する(同図ステップ(チ))。
【0118】この処理により、肯定メトリック信号MY
は、ユーザーが必要とした情報データDについていたキ
ーワード信号(複数)に対して大きな値を持つようにな
る。その結果、前述の肯定信号SYが、ユーザーが必要
とする情報データDに対して大きくなるようになる。否
定メトリック信号MNも以下のように同様の処理がなさ
れる。
【0119】前記教師データTD[c]の教師信号T
[c]がT=0である場合には、否定メトリック信号M
Nを MN[i][j]=MN[i][j]+LV[i]・L
V[j] (ここで、i,j=1〜nofDiC) と修正する(同図ステップ(リ))。ついで、教師デー
タカウンタの値を c=c+1 と1だけ増やす(同図ステップ(ヌ))。
【0120】以下、メトリック学習部19は、同様の動
作を、教師データTD[c]の教師信号T[c]がT
[c]=−1になるかまたはc=nofTDとなるまで
繰り返す。T[c]=−1またはc=nofTDとなる
と(同図ステップ(ヲ))、メトリック学習の処理を終
了し、メトリック学習制御信号MLCを学習制御部14
に送る。
【0121】学習制御部14は、メトリック学習部19
からのメトリック学習制御信号MLCを受けて、スイッ
チ16を学習用ベクトル生成部20とスコア計算部22
とが接続するように切り替え、スイッチ17とスイッチ
18を学習用ベクトル生成部20と判定面学習部21と
が接続するように切り替える。学習制御部14は、判定
面学習制御信号PLCを判定面学習部21に送る。
【0122】次に、判定面学習部21について、図10
を用いて詳しく説明する。判定面学習部21は、図12
に示したように、肯定信号SYと否定信号SNを用いて
2次元空間上に表現されたユーザーが必要とする情報デ
ータDとユーザーが不要とする情報データDとをもっと
もよく分離する係数Cを求めるものである。
【0123】この目的のために、図10に示したフロー
チャートに従って詳しく説明する。
【0124】まず、前記判定面学習制御信号PLCを受
けて(図10ステップ(イ))、教師データカウンタc
の値を1にする(同図ステップ(ロ))。教師データ記
憶部13からc番目の教師データ信号TD[c]を読み
出し(同図ステップ(ハ))、教師データTD[c]の
教師信号T[c]を調べる(同図ステップ(ニ))。前
記教師信号T[c]が−1でない場合(T≠−1)に
は、教師データTD[c]のキーワード数信号TnofKs
[c]とキーワード群信号TKs[c]とを出力す る
(同図ステップ(ホ))。前記教師データTD[c]の
キーワード数信号TnofKs[c]とキーワード群TKs
[c]とを受けた学習用ベクトル生成部20は 、前述
した情報フィルタリングユニット50のベクトル生成部
1と同様の動作を行い、学習用ベクトル信号LVを出力
する。
【0125】学習用スコア計算部22は、前述した情報
フィルタリングユニット50のスコア計算部3と同様の
動作を行い、学習用肯定信号LSY[c]と学習用否定
信号LSN[c]とを出力し、判定面学習部21がそれ
を受ける(同図ステップ(ヘ))。前記学習用肯定信号
LSY[c]と前記学習用否定信号LSN[c]と教師
データTD[c]の教師信号T[c]と判定面学習用信
号TC[c]=(T[c],LSN[c],LSY
[c])を内部の記憶素子に記憶する(同図ステップ
(ト))。そして、教師データカウンタの値を c=c+1 と1だけ増やす(同図ステップ(チ))。
【0126】以下、判定面学習部21は、同様の動作
を、教師データTD[c]の教師信号T[c]がT
[c]=−1になるかまたはc=nofTD+1となる
まで繰り返す(同図ステップ(リ))。T[c]=−1
またはc=nofTDとなると、学習用肯定信号LSY
[c]計算等の処理を終了する。
【0127】次に、判定面学習部21は、内部の記憶素
子に記憶された判定面学習用信号TC[c](c=1、
・・・)は、横軸をLSN[c]、縦軸をLSY[c]
とし、T[c]=1を○、T[c]=0を×で示すと、
図11に示すような分布となる。これらのうち、教師信
号T[c]=1であるものと前記教師信号T[c]=0
であるものとが、図11に示したように最もよく分離で
きる判定パラメータCを、山登り法によって計算する
(同図ステップ(ヌ))。次に前記判定パラメータCを
判定パラメータ記憶部8に書き込み、学習制御部14に
判定面学習制御信号PLCを送り(同図ステップ
(ル))、処理を終了する。
【0128】学習制御部14は、判定面学習部21から
判定面学習制御信号PLCを受け、学習制御部指示信号
を待機中を示す値にし、処理を終了する。
【0129】図11に示したように、上述の2つのメト
リック信号を用いてキーワード群信号を肯定信号SYと
否定信号SNとで表される2次元空間上で、ユーザーが
必要とする情報は主に左上に、不要な情報は右下に分布
するようになる。したがって、上記ように適切な係数C
を用いて必要性信号をN=SY−C・SNとすれば、必
要性信号は、ユーザーが必要とする情報に対して大きな
値をとるようになる。
【0130】以上のような動作により、肯定メトリック
記憶部5と否定メトリック記憶部6には、使用者の興味
を反映した行列(肯定メトリック信号MYと否定メトリ
ック信号MN)が生成される。
【0131】こうして生成された前記行列を適切に分割
することにより、使用者ごとに適した興味の分類を実現
することができる。具体的には、メトリック分割ユニッ
ト53は、前記肯定メトリック信号MYと前記否定メト
リック信号MNとを読み出し、これを処理、分割した分
類肯定メトリック信号ClassMYと分類否定メトリ
ック信号ClassMNを生成し、分類情報フィルタユ
ニット55−1、55−2内の分類肯定メトリック記憶
部555と分類否定メトリック記憶部556に書き込
む。
【0132】図13は、メトリック分割ユニット53の
構成を示すブロック図である。図13において、54は
分類にかかるパラメータを記憶する分類パラメータ記憶
部であり、その記憶内容は分類パラメータ入力端子30
1からの入力によって書き換えることができる。
【0133】同図において、531は分類パラメータ記
憶部54から枝切閾値を読み出し肯定メトリック信号M
Yおよび否定メトリック信号MNのうち分類時にノイズ
となりやすい成分を除く枝切り処理部である。532は
枝切り処理をされた肯定メトリック信号である枝切り肯
定メトリック信号CMYを記憶する枝切り肯定メトリッ
ク記憶部であり、533は枝切り処理をされた否定メト
リック信号である枝切り否定メトリック信号CMNを記
憶する枝切り否定メトリック記憶部である。534は前
記枝切り肯定メトリック信号CMYと前記枝切り否定メ
トリック信号CMNとから枝切りメトリック信号CMを
計算する枝切りメトリック合成部である。
【0134】535は前記枝切りメトリック信号CMを
用いて行う行列演算を制御する行列演算制御部であり、
536は前記行列演算制御部535によって制御される
行列演算部であり、537は前記行列演算部536への
入力を記憶している行列演算入力記憶部である。538
は前記行列演算の結果に基づき分類ラベルを成分とする
ベクトルを記憶する分類ラベル記憶部であり、539は
前記分類ラベル記憶部538に記憶されたベクトルの成
分と前記枝切り肯定メトリック信号CMY、前記枝切り
否定メトリック信号CMNと分類パラメータ記憶部54
から最大分類数を読み出し前記分類情報フィルタリング
ユニット55の分類肯定メトリック信号ClassMY
と分類否定メトリック信号ClassMNとを設定する
分類メトリック書き出し部である。
【0135】以上の構成をとるメトリック分割ユニット
53の動作について、図13から図17を参照しながら
詳細に説明する。
【0136】メトリック分割ユニット53は、学習開始
信号入力端子106から学習開始信号LSが入力される
と待機状態に入り、その後、学習制御部指示信号出力端
子107に出力される学習制御部指示信号LIの値が1
から0に変わり、学習ユニット52の動作が終了したこ
とを示されると、図14から図17のフローチャートに
示された以下の処理を開始する。
【0137】図14は、枝切り処理部531の処理を示
したフローチャートである。この処理は、肯定メトリッ
ク信号MYおよび否定メトリック信号MNの各成分のう
ち、あまり値の大きくないものを枝切りする処理であ
る。これによって、行列で表現できる2つのメトリック
信号は、互いに独立な部分行列の和として書けやすくな
る。
【0138】枝切り処理部531は、分類開始信号入力
端子108から分類開始信号CStを受け取ると、分類
パラメータ記憶部54から枝切閾値Nlowを読み出す
(ステップ(イ))。なお、図2ならびに図3のように
学習制御部指示信号LIを分類開始信号として用いるこ
とも好ましい。
【0139】次に、行カウンタiと列カウンタjを0に
設定する(ステップ(ロ)、ステップ(ハ))。そし
て、肯定メトリック記憶部5から肯定メトリック信号M
Yの(ij)成分MY[i][j]と否定メトリック記
憶部6から否定メトリック信号MNの(ij)成分MN
[i][j]とを読み出す(ステップ(ニ))。
【0140】前記肯定メトリック信号MYの(ij)成
分MY[i][j]と前記否定メトリック信号MNの
(ij)成分MN[i][j]との和が前記枝切閾値N
lowとを比較する(ステップ(ホ))。前記和が、前
記枝切閾値Nlowより大きければ、前記肯定メトリッ
ク信号MYの(ij)成分MY[i][j]を枝切り肯
定メトリック信号CMYの(ij)成分CMY[i]
[j]に、前記否定メトリック信号MNの(ij)成分
MN[i][j]を枝切り肯定メトリック信号CMNの
(ij)成分CMN[i][j]に代入する(ステップ
(へ))。
【0141】前記和が、前記枝切閾値Nlowより小さ
ければ、枝切り肯定メトリック信号CMYの(ij)成
分CMY[i][j]および枝切り肯定メトリック信号
CMNの(ij)成分CMN[i][j]に0を代入す
る(ステップ(へ))。そして、列カウンタjを一つ増
やす(ステップ(チ))。
【0142】以下、同様の処理を、全ての成分に対して
行う(ステップ(リ)〜(ル))。
【0143】以上の枝切り処理が終了すると、枝切り処
理部531は、枝切りメトリック合成部534にメトリ
ック合成開始信号を送る。
【0144】枝切りメトリック合成部534は、図15
に記載したフローチャートにしたがって、枝切り肯定メ
トリック信号CMYと枝切り否定メトリック信号CMN
を読み出し(ハ)、その和を計算し分類行列信号Cla
ssを生成し(二)、行列演算部536に代入する。
【0145】そして、その処理が終了すると、行列演算
制御部535に行列演算開始信号を送る。
【0146】行列演算制御部535は、前記行列演算開
始信号を受けると、前記分類行列信号Classによっ
て独立に変換されるベクトルを検出する処理を行う。処
理の詳細について、図16に示したフローチャートを参
照しながら説明する。この一連の処理の目的は、分類行
列によって互いに変換され得る入力ベクトルの成分を特
定することにある。その意味は、互いに変換され得る入
力ベクトルの成分には対応するキーワードが相互に関係
あるとみなすことができる。したがって、互いに変換さ
れ得る入力ベクトルの成分をいくつかのグループに分割
することは、使用者の興味をいくつかに分類することに
対応すると見なすことができる。
【0147】まず、行列演算制御部535は、分類ラベ
ル記憶部538に記憶された分類ラベルベクトルCat
Vを0ベクトルに初期化する(ステップ(イ))。次
に、カテゴリ信号Catに最初のカテゴリであることを
示す値1を代入する(ステップ(ロ))。入力ベクトル
を決定するに先立ち行列演算記憶部537に記憶された
入力ベクトルCVを0ベクトルに初期化する(ステップ
(ハ))。そして、成分カウンタiを0に設定する(ス
テップ(ニ))。
【0148】成分カウンタiによって指定される分類ラ
ベルベクトルCatVの第i成分CatV[i]が0に
等しいか否かを判定する(ステップ(ホ))。等しい場
合には、入力ベクトルCVの第i成分CV[i]に1を
代入する(ステップ(へ))。これによって、ただ一つ
の成分が1であり、他の成分はすべて0という初期入力
ベクトルが得られる。この入力ベクトルに分類行列信号
Classを掛け、変換ベクトルCVtmpを得る(ス
テップ(ト))。変換ベクトルCtmpの全ての成分に
対し、 Ctmp[i]= Θ(Ctmp[i]) という変換を行う(ステップ(チ)から(ル))。ここ
で、関数Θは、 という関数である。
【0149】この成分が1または0である変換ベクトル
CVtmpと入力ベクトルCVと比較する(ステップ
(ヲ))。変換ベクトルCVtmpと入力ベクトルCV
が異なる場合は、変換ベクトルCVtmpを入力ベクト
ルCVに代入し、ステップ(ト)に戻る(ステップ
(ワ)。 変換ベクトルCVtmpと入力ベクトルCV
が等しい場合は、分類ラベルベクトルCatVを CatV=CatV+Cat・CV と変更する(ステップ(カ))。そして、カテゴリ信号
Catを1だけ増やし、ステップ(ハ)に戻る(ステッ
プ(ヨ))。
【0150】そして、分類ラベルベクトルのすべての成
分の値が0でなくなると、処理の流れがステップ(ホ)
から終了へ分岐する。
【0151】以上の処理により、分類ラベルベクトルC
atVは、枝切り肯定メトリック信号CMYと枝切り否
定メトリック信号CMNとから作られた分類行列信号C
lassが4つの独立な行列からなる場合、例えば、 初期状態 CatV=(0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,
0) Cat=1 CatV=(1,0,1,0,0,0,0,0,1,0,1,0,0,0,0) Cat=2 CatV=(1,2,1,0,2,0,2,0,1,0,1,2,2,0,0) Cat=3 CatV=(1,2,1,3,2,3,2,0,1,3,1,2,2,0,3) Cat=4 CatV=(1,2,1,3,2,3,2,4,1,3,1,2,2,4,3) というように変化する。
【0152】こうして、互いに変換され得る入力ベクト
ルの成分をいくつかのグループに分割することにより、
使用者の興味をいくつかに分類することができる。次の
処理として、この結果を用いて、分類情報フィルタリン
グユニット55を設定する。
【0153】上のように分類ラベルベクトルCatVが
得られると、行列演算制御部535は、分類メトリック
書き出し部539に書き出し開始信号を送る。
【0154】分類メトリック書き出し部539は、前記
書き出し開始信号を受けて、図17のフローチャートに
示された処理を開始する。この一連の処理の目的は、枝
切り肯定メトリック信号CMYと枝切り否定メトリック
信号CMNを、分類ラベルベクトルに基づいて、最大分
類数NCmax以下の数に分割し、それぞれを分類情報
フィルタリングユニット55の分類肯定メトリック記憶
部555と分類否定メトリック記憶部556に書き込む
ことにある。
【0155】まず、分類ラベルベクトルを読み出す(ス
テップ(イ))。次に、分類パラメータ記憶部54から
最大分類数NCmaxを読み出す(ステップ(ロ))。図
2に示した構成の場合、分類情報フィルタリングユニッ
トが2個であるので、最大分類数NCmaxは2とするこ
とが望ましい。次に、NCmax個の分類情報フィルタ
リングユニット55−1〜NCmaxの分類肯定メトリ
ック信号ClassMY,分類否定メトリック信号Cl
assMNすべてを零行列に初期化する(ステップ
(ハ))。
【0156】行カウンタiを0にする(ステップ
(ニ))。列カウンタjを0にする(ステップ
(ホ))。そして、分類ラベルベクトルの第i成分Ca
tV[i]が最大分類数NCmax以下であるか否かを
判断する(ステップ(ヘ))。以下であれば、ステップ
(ト)に進み、より大きければ、ステップ(ヲ)に進
む。ステップ(ト)では、分類ラベルベクトルの第i成
分CatV[i]と第j成分CatV[j]とを比較す
る。
【0157】ステップ(ト)で、分類ラベルベクトルの
第i成分CatV[i]と第j成分CatV[j]とが
等しかった場合、これは2つの成分は、分類行列Cla
ssによって互いに変換される、つまり独立していない
ことを意味するから、枝切り肯定メトリック信号CMY
の(ij)成分CMY[i][j]と枝切り否定メトリ
ック信号CMNの(ij)成分CMN[i][j]とを
読み出す(ステップ(チ))。そして、分類番号Cat
V[i]の分類情報フィルタリングユニット55−Ca
tV[i]の分類肯定メトリック信号ClassMYの
(ij)成分に前記枝切り肯定メトリック信号の(i
j)成分を代入し、分類否定メトリック信号Class
MNの(ij)成分に前記枝切り否定メトリック信号の
(ij)成分を代入する(ステップ(リ))。
【0158】一方、ステップ(ト)において、2つの成
分が等しくない場合、2つの成分、分類行列Class
によって互いに変換されない、つまり2つの成分は独立
していることを意味する。ステップ(チ)からステップ
(リ)に処理を省略する。
【0159】そして、列カウンタjを一つ増やし(ステ
ップ(ヌ))、列カウンタjの値が分類ラベルベクトル
の次元NofDCKと比較する(ステップ(ル))。列カウン
タjの値が、分類ラベルベクトルの次元より小さければ
ステップ(ト)に戻る。列カウンタjの値が、分類ラベ
ルベクトルの次元以上であれば、ステップ(ヲ)に進
む。
【0160】ステップ(ヲ)では、行カウンタiの値を
1だけ増やす。行カウンタiの値が分類ラベルベクトル
の次元NofDCKと比較する(ステップ(ワ))。行カウン
タiの値が、分類ラベルベクトルの次元より小さければ
ステップ(ホ)に戻る。行カウンタiの値が、分類ラベ
ルベクトルの次元以上であれば、処理を終了する。
【0161】以上の処理により、分類情報フィルタリン
グユニット55はすべて適切に設定(分類肯定メトリッ
ク信号と分類否定メトリック信号がともに零行列ある場
合を含む)される。
【0162】各々の分類情報フィルタリングユニット5
5の動作は、情報フィルタリングユニット51の動作と
同様であるので、説明を省略する。
【0163】以上、本発明の説明に先立って、本発明へ
の入力となるユーザの興味を反映したキーワード、枝切
り肯定メトリック信号、枝切り否定メトリック信号、分
類ラベルベクトルを生成する情報フィルタ装置について
説明した。
【0164】本発明のキーワードの可視化方法およびそ
の装置は、こうした情報フィルタ装置で生成されたユー
ザの興味を反映したキーワード、枝切り肯定メトリック
信号、枝切り否定メトリック信号、分類ラベルベクトル
などを読み込み、ユーザに理解し易いかたちでキーワー
ドを表示することにある。
【0165】ここで、キーワードそのものは文字の並び
であって、形状、大きさ、色などを本来は有していない
ことに注意されたい。このため、本発明では、キーワー
ド毎に、形状および大きさおよび色を持ったキーワード
体を与える。つまり、キーワードに代わるキーワード体
の配置位置を決定し、そのキーワード体の配置位置を利
用して、キーワードを表示することになる。
【0166】以下では、図1のように構成された可視化
システムにおける可視化装置1000の動作を、図18
のフローチャートを用いて説明する。ここで、全キーワ
ード体の配置座標をひとまとめにした集合を配置Sと呼
び、2次元空間に配置する場合、キーワード体i(=
1,...,nofDCK)の配置座標(中心座標)を(sx
(i)、sy(i))で表すと、配置S={sx
(i)、sy(i)|i=1、...、nofDCK}と書く
ことができる。なお、以下では、2次元空間に配置する
場合を説明するが、3次元空間に配置する場合にも容易
に拡張できる。
【0167】まず、情報フィルタ装置1007内の符号
辞書記憶部2に記憶されているユーザの興味を反映した
キーワードi(=1,...,nofDCK)をネットワーク
1009を介して読み込む(イ)。ここで、以下の説明
を簡単にするため、キーワードは、ユーザーの興味の反
映度合いが強い順に並んでいるものとする。これは、例
えば、特開平9−288683号公報に開示されている
キーワードiのキーワードコスト信号KD(i)の値
(ユーザーの興味の反映度合いが強いキーワードほど大
きな値をとる)を利用すれば容易に実現できるため、一
般性を失わない。
【0168】次に、情報フィルタ装置1007内の分類
ラベル記憶部538から分類ラベルベクトルCatVを
ネットワーク1009を介して読み込む(ロ)。キーワ
ードiには、分類ラベルベクトルCatVの第i成分で
ある分類ラベルCatV(i)が設定される。
【0169】次に、情報フィルタ装置1007内の枝切
り肯定メトリック記憶部532から枝切り肯定メトリッ
ク信号CMYをネットワーク1009を介して読み込む
(ハ)。キーワードiとjとのペアには、枝切り肯定メ
トリック信号の第(i、j)成分である枝切り肯定メト
リック要素信号CMY(i,j)が設定される。
【0170】次に、情報フィルタ装置1007内の枝切
り否定メトリック記憶部532から枝切り否定メトリッ
ク信号CMNをネットワーク1009を介して読み込む
(ニ)。キーワードiとjとのペアには、枝切り否定メ
トリック信号の第(i,j)成分である枝切り否定メト
リック要素信号CMN(i,j)が設定される。
【0171】次に、配置領域(この配置領域内にキーワ
ード体を配置する)、配置S、温度T、キーワード体な
どの初期設定を行なう(ホ)。配置Sの初期化に関して
は、例えば、全キーワード体の配置座標を配置領域内で
ランダムに設定した初期配置や、分類ラベルが同じキー
ワードのキーワード体の配置座標を配置領域内で近くに
設定した初期配置を初期の配置Sとすればよい。また、
温度Tの初期化に関しては、0より大きな適当な値を与
えればよい。この他、後述のコスト関数F(S)のパラ
メータや、後述の温度更新係数βなどの初期化も行な
う。
【0172】また、キーワード体の初期設定としては、
形状、大きさ、色を決定する。上述のとおり、キーワー
ドは、ユーザーの興味の反映度合いが強い順に並んでい
るものとしているため、例えば、キーワード体iの形状
は正(i+2)角形などとすれば、キーワードが重要でな
くなればなくなるほど、そのキーワードのキーワード体
は円形に近づくことになり、ユーザはキーワードの重要
性を一目で理解できることになる。
【0173】また、たとえ、キーワード体の形状を一定
にしても、大きさを変化させることで、ユーザはキーワ
ードの重要性を一目で理解できることになる。たとえ
ば、キーワード体iの大きさを、(キーワード体(i−
1)の大きさ)>(キーワード体iの大きさ)>(キー
ワード体(i+1)の大きさ)の関係を満たすように設
定すれば、理解のしやすさが高まることになる。さら
に、たとえ、キーワード体の形状や大きさを一定にして
も、色を変化させることで、ユーザはキーワードの重要
性を一目で理解できることになる。もちろん、分類ラベ
ルが同じキーワードのキーワード体を同一色にすること
なども考えられ、この場合のユーザの利点は、同じ分野
のキーワードが一目で理解できることにある。以上のよ
うに、キーワード体の形状および/または大きさおよび
/または色を、ユーザの興味の反映度合いを用いて決定
することは、ユーザの理解を助けるためにきわめて重要
である。
【0174】次に、カウンタcountを0セットし
(ヘ)、配置Sを更新する(ト)。配置Sの更新には、
まず、キーワード体またはキーワード体群を選択し、次
に、選択されたキーワード体またはキーワード体群の配
置座標を配置領域内で変更することで配置候補S’を生
成し、最後に、配置Sのコストと配置候補S’のコスト
との比較を通じて配置候補S’を次の時刻の配置Sとす
るかどうかを決定すればよい。
【0175】配置Sを評価するコスト関数F(S)とし
ては、最も簡単には、例えば、(数6)とすればよい。
【0176】
【数6】
【0177】ここで、A、Bは正の定数である。また、
d(i,j,S)は配置Sにおけるキーワード体iとj
との間の距離である。さらに、o(i,j,S)は、配
置Sにおいて、キーワード体iとjとの間に重なりがあ
る場合に1の値を、そうでない場合に0の値をとる関数
である。こうしたコスト関数F(S)を利用して、例え
ば、(数7)に示すように以下の確率で配置候補S’を
次の時刻の配置Sとすればよい。
【0178】
【数7】
【0179】ここで、Tは上記のとおり温度パラメータ
である。
【0180】キーワード体群の決定については、たとえ
ば、分類ラベルが同じキーワードのキーワード体を一つ
のキーワード体群とすることが考えられる。
【0181】さらには、キーワード体iとjとの間の距
離d(i,j,S)を利用して、キーワード体群の決定
を行なうこともできる。例えば、(CMY(i,j)+
CMN(i,j))が0より大きなキーワード体iとj
に対し、d(i,j,S)の時間変化H(i,j)が小
さい場合、つまり、キーワード体iとjの配置位置が安
定している場合、それらをキーワード体群とすればよ
い。ここで、d(i,j,S)の時間変化H(i,j)
としては、例えば、(数8)で計算できる。
【0182】
【数8】
【0183】ここで、εは正の定数である。また、Sは
現在の配置を、S’は次の時刻の配置((数7)で受理
された配置候補)を示す。
【0184】このH(i,j)がある閾値以下である場
合に、キーワード体iとjとで一つのキーワード体群を
構成する。また、これらキーワード体群のいくつかをひ
とまとめにした新たなキーワード体群も構成できる。具
体的には、2つのキーワード体群に共通のキーワード体
が含まれる場合、それら2つのキーワード体群をひとま
とめにして新たなキーワード体群を構成し、これを繰り
返すことで実現される。
【0185】以上のように構成されたキーワード体群を
単位として配置座標を変更する場合には、そのキーワー
ド体群に含まれるキーワード体間の相対的な配置座標を
保存することとする。これにより、高速に配置修正が行
なわれ、短時間で良好な配置結果を得ることができる。
【0186】なお、配置Sがどのように変化しているか
を確認するためには、更新後の配置Sをディスプレイ1
003に表示すればよい。
【0187】ステップ(ト)での配置Sの更新に引き続
き、ステップ(チ)では、カウンタcountに1を加
える。
【0188】次に、ステップ(リ)では、count<
nofDIKであれば(Y)、ステップ(ト)に戻り、そうで
なければ(N)、ステップ(ヌ)に進む。
【0189】ステップ(ヌ)では、終了条件を満たして
いるかどうかを判断する。例えば、配置SのコストF
(S)の変化が小さくなった場合に終了すればよい。
【0190】また、上記カウンタcountのような、
カウンターを設けておき、繰り返しの最大回数をあらか
じめ設定し、カウンターがその最大回数を超えた時点で
終了してもよい。
【0191】ステップ(ヌ)で終了条件を満たしていな
い場合は(N)、ステップ(ル)に進み、温度Tを更新
する。例えば、温度更新定数βを0<β<1の範囲で設
定し、(数9)と更新することなどが考えられる。
【0192】
【数9】
【0193】ステップ(ヌ)で終了条件を満たした場合
には(Y)、ステップ(ヲ)に進み、配置Sを配置デー
タ記憶部1004に記憶し、必要ならばFD1005に
も記憶して終了する。なお、配置Sがどのようになった
かを確認するためには、つまり、配置結果を確認するた
めには、配置Sをディスプレイ1003に表示すればよ
い。
【0194】以上のキーワードの可視化方法を、ユーザ
ーの興味を反映したキーワードを含む例題に適用した。
図19は初期配置(簡単のため、ランダム配置とした)
を示し、図20は配置結果を示す。図中の正方形はキー
ワード体であり、キーワード体上の単語がキーワードで
ある。簡単のため、ここでは、キーワード体の形状を正
方形とし、大きさは一定とした。
【0195】また、図中のキーワード体を結ぶ直線は、
キーワード間の関係を示している。配置結果である図2
0から、関係あるキーワード体がクラスタを形成するよ
うに配置されていることがわかる。 (実施の形態2)以下では、本発明の実施の形態2にお
けるキーワード可視化システムの一例を、図21のブロ
ック図を用いて説明する。なお、実施の形態1での説明
と同様に、2次元空間に配置する場合を説明するが、3
次元空間に配置する場合にも容易に拡張できる。また、
図21においては、図1と共通で説明上特に記す必要の
ないブロック(例えばCPU1002など)ならびにバ
ス線は、図面が煩雑にならないようにと、省略してあ
る。
【0196】図21において、2100はユーザの興味
を反映した情報(前記ユーザの興味を反映したキーワー
ド、前記分類ラベルベクトル、前記枝切り肯定メトリッ
ク信号、前記枝切り否定メトリック信号)を生成する情
報フィルタ装置で、前記ユーザの興味を反映したキーワ
ードを記憶する符号辞書記憶部2、前記分類ラベルベク
トルを記憶する分類ラベル記憶部538、前記枝切り肯
定メトリック信号を記憶する枝切り肯定メトリック記憶
部532、前記枝切り否定メトリック信号を記憶する枝
切り否定メトリック記憶部533より構成される。
【0197】2101は前記ユーザの興味を反映したキ
ーワードをディスプレイ上に見やすく配置するための可
視化装置である。2102は後記の初期設定部2103
で設定されるパラメータ値(デフォルト値)をユーザが
変更できるようにするための設定入力部、2103は配
置領域(この領域内にキーワード体を配置する)の属性
(大きさ、形状、色)、コスト関数の係数、初期温度や
温度変更係数など、可視化装置2101の動作に必要と
なる種々のパラメータ値をデフォルト値または設定入力
部2102から入力された値に設定するための初期設定
部、2104は符号辞書記憶部2からのユーザーの興味
を反映したキーワード、分類ラベル記憶部538からの
分類ラベルベクトルを受け、キーワード体を生成するキ
ーワード体生成部である。
【0198】2105はキーワード体生成部2104か
らのキーワード体、初期設定部2103からの配置領域
を受け、キーワード体の初期配置を生成し、かつ、後記
コスト計算部2107で計算される前記初期配置のコス
トを保持する初期配置生成部、2106は枝切り肯定メ
トリック記憶部532からの枝切り肯定メトリック信号
と枝切り否定メトリック記憶部533からの枝切り否定
メトリック信号とを受け、枝切りメトリック信号を生成
する枝切りメトリック信号生成部、2107は初期設定
部2103からのコスト関数の係数、枝切りメトリック
信号生成部2106からの枝切りメトリック信号、初期
配置生成部2105や後記配置候補生成部2109から
の配置Sを受け、そのコストを計算するコスト計算部、
2108は現時点での配置とそのコストを保持する配置
保持部、2109は配置保持部2108で保持されてい
る配置を変更して配置候補を生成し、かつ、コスト計算
部2107で計算される前記配置候補のコストを保持す
る配置候補生成部である。
【0199】2110は配置保持部2108からの現時
点での配置とそのコストおよび配置候補生成部2109
からの配置候補とそのコストとを受け、さらに、後記温
度更新部2111で保持される温度を受け、次の時刻の
配置を決定し、その配置とコストとを配置保持部210
8に送る配置更新決定部であり、2111は初期設定部
2103からの初期温度や温度変更係数、配置更新決定
部2110での配置更新回数などを受け、温度を更新・
保持する温度更新部、2112は配置保持部で保持され
る配置を配置データ記憶部1004に出力する配置出力
部である。
【0200】以下では、各部の詳細を説明していくが、
情報フィルタ装置2100内の符号辞書記憶部2、分類
ラベル記憶部538、枝切り肯定メトリック記憶部53
2、枝切り否定メトリック記憶部533については、実
施の形態1と同様であるため、ここでは省略することと
する。
【0201】設定入力部2102は、初期設定2103
で設定されるパラメータ値(デフォルト値)をユーザが
変更できるようにするためのもので、キーボード、マウ
ス、音声マイクなどが利用できる。
【0202】初期設定部2103は、可視化装置210
1の動作に必要となる種々のパラメータの値を設定す
る。各パラメータの値には、設定入力部2102でユー
ザーが設定したパラメータ値を用いる。ユーザーによる
設定がなされていないパラメータには、デフォルト値が
設定される。初期設定部2103で設定されるパラメー
タとしては、初期配置生成部2105や配置候補生成部
2109で必要となる配置領域(この領域内にキーワー
ド体を配置する)の属性(大きさ、形状、色)、コスト
計算部2107で必要となるコスト関数の係数、温度更
新部2111で必要となる初期温度や温度変更係数など
がある。
【0203】キーワード体生成部2104は、符号辞書
記憶部2からのユーザーの興味を反映したキーワード、
分類ラベル記憶部538からの分類ラベルベクトルCatV
を受け、キーワード体を生成する。符号辞書記憶部2か
ら読み込んだ各キーワードi(i=1,...,nofDCK)毎に1
つのキーワード体iが生成されることになる。例えば、
キーワード体の形状を円形とする場合には、各キーワー
ド体iの形状を、キーワードiの重要性(キーワードの重
要性を評価するには、例えば、特開平9−288683
号公報に開示されているキーワードiのキーワードコス
ト信号KD(i)の値(ユーザーの興味の反映度合いが
強いキーワードほど大きな値をとる)を利用できる)を
反映した半径を持つ円形にすればよい。さらには、キー
ワード体iの分類ラベルCatV(i)(分類ラベルベクトルCa
tVの第i要素)を利用して、分類ラベルが同じキーワー
ド体群毎に色を割り当てることもできる。
【0204】初期配置生成部2105は、初期設定部2
103で設定された配置領域と、キーワード体生成部2
104で生成したnofDCK個のキーワード体i(i=1,...,n
ofDCK)を受け、配置Sを初期化する。なお、キーワー
ド体i(=1,...,nofDCK)の配置座標(中心座
標)を(sx(i)、sy(i))で表すと、配置Sは
S={sx(i)、sy(i)|i=1、...、nofD
CK}と書くことができる。ここで、sx(i)とsy
(i)はそれぞれキーワード体iのX座標値とY座標値
である。具体的な配置Sの初期化方法としては、キーワ
ード体iが配置領域内に収まるようにsx(i)とsy
(i)をランダムに設定するなどが考えられる。また、
分類ラベルが同じキーワード体群がまとまるように配置
Sを初期設定してもよい。このようにして生成された初
期配置Sはコスト計算部2107に送られ、そのコスト
F(S)が計算される。初期配置生成部2105では、
初期配置Sに加え、そのコストF(S)も保持すること
とする。
【0205】枝切りメトリック信号生成部2106は、
枝切り肯定メトリック記憶部532からの枝切り肯定メ
トリック信号CMY(i,j)(i,j=1,...,nofDCK)と枝切り否
定メトリック記憶部533からの枝切り否定メトリック
信号CMN(i,j)(i,j=1,...,nofDCK)とを受け、枝切りメ
トリック信号CM(i,j)(i,j=1,...,nofDCK)を生成す
る。具体的には、枝切りメトリック信号CM(i,j)を枝切
り肯定メトリック信号CMY(i,j)と枝切り否定メトリック
信号CMN(i,j)との要素毎の和などとすればよい。
【0206】コスト計算部2107は、初期設定部21
03からのコスト関数の係数、枝切りメトリック信号生
成部2106からの枝切りメトリック信号CM(i,j)(i,j
=1,...,nofDCK)を受け、コスト関数F(S)を生成す
る。CM(i,j) =CMY(i,j)+CMN(i,j)である場合には、コス
ト関数F(S)を(数6)のように生成すればよい。
(数6)のコスト関数F(S)における係数A,Bの値
は初期設定部2103で設定された値を用いることとす
る。コスト計算部2107は、このように生成されたコ
スト関数F(S)を用いて、初期配置生成部2105や
後記配置候補生成部2109から入力される配置Sのコ
ストF(S)を計算し、出力する機能も持っている。
【0207】配置保持部2108は現時点での配置Sと
そのコストF(S)を保持する機能を持つ。したがっ
て、配置保持部2108は、まず最初(時刻0)に初期
配置生成部2108で生成された初期配置Sとそのコス
トF(S)を保持し、以降は後述の配置更新決定部21
10から出力される配置SとそのコストF(S)を保持
することになる。
【0208】配置候補生成部2109は、配置保持部2
108で保持されている配置Sを受け、それを変更して
配置候補S’を生成する。配置Sの変更の仕方として
は、例えば、あるキーワード体iを選択し、そのsx
(i)やsy(i)に乱数を加えるなどで実現できる。
また、複数のキーワード体(キーワード体群)を選択
し、同様の操作を行なうことも考えられる。配置候補生
成部2109は、こうして生成された配置候補S’と、
そのS’をコスト計算部2107に送ることで得られる
コストF(S’)を保持する機能を持つ。
【0209】配置更新決定部2110は、配置保持部2
108で保持されている配置SとそのコストF(S)、
配置候補生成部2109で保持されている配置S’とそ
のコストF(S’)、さらには、後述の温度更新部で保
持される温度Tを受け、次の時刻の配置Sを決定する。
具体的には、例えば、(数7)の確率で、配置候補S’を
次の時刻の配置Sとし、残りの確率で、現在の配置Sを
次の時刻の配置Sとすればよい。
【0210】配置更新決定部2110で決定された次の
時刻の配置SとそのコストF(S)は、配置保持部21
08で現在の時刻の配置SとそのコストF(S)として
保持される。つまり、配置更新決定部2110から配置
保持部2108へのフィードバックによりループが形成
され、配置Sが時々刻々と変化することになる。
【0211】温度更新部2111は初期設定部2103
からの初期温度Tや温度変更係数βを受け、現在の温度
Tを更新・保持する。例えば、配置更新決定部2110
での配置更新回数をカウントし、カウント数があらかじ
め決められた閾値以上になったとき、(数9)にしたがっ
て温度Tを更新すればよい。
【0212】配置出力部2112は配置保持部2108
で保持される配置Sをディスプレイやハードディスクな
どに出力するために配置データ記憶部1004へと配置
データを書き込む。
【0213】以上の構成により、ユーザーの興味を反映
したキーワードについて、関係のあるキーワードのキー
ワード体を情報の分野毎にまとめて配置、表示すること
ができる。
【0214】(実施の形態3)以下では、本発明の実施
の形態3における情報可視化編集システムについて、以
下に説明する。情報を可視化してその結果をユーザの求
めに応じて編集することができる情報可視化編集システ
ムの一例を、図22のブロック図と配置表示の好ましい
例を示した図23とを用いて説明する。なお、実施の形
態1、実施の形態2での説明と同様に、2次元空間に配
置する場合を説明するが、3次元空間に配置する場合に
も容易に拡張できる。また、図22においても、図21
と同様に図1と共通で説明上特に記す必要のないブロッ
ク(例えばCPU1002など)ならびにバス線は、図
面が煩雑にならないようにと、省略してある。
【0215】図22において、2201は配置Sに含ま
れるキーワード体(ならびにその集合体)を切断する切
断線DLを入力する切断線入力部であり、2202は、
前期切断線DLと配置データ記憶部1004から配置S
とを受け配置Sをいくつかの部分に切断した切断配置D
Sを計算する配置データ切断部であり、2203は配置
Sに含まれるキーワード体(ならびにその集合体)を接
続する接合線CLを入力する接合線入力部であり、22
04は前記接合線CLを受け、前記キーワード体(なら
びにその集合体)を接続した配置Sを計算する配置接合
部であり、その他のブロックは、実施の形態1ならびに
実施の形態2に記載したものと同じである。さらに、キ
ーワード体とキーワード体とを結ぶ直線をここでは接続
線と呼ぶ。
【0216】なお、キーワード体(ならびにその集合
体)を編集するための編集入力は、前記切断線DLと前
記接合線CLに限るものではない。切断個所、接合個所
を示すものは一定の領域を設定する図形であっても構わ
ない。
【0217】以下、以上のような構成をとった可視化装
置2101の動作について説明する。
【0218】実施の形態2で説明にしたがって、配置デ
ータ記憶部1004に配置Sが書き込まれる。配置Sは
モニタ1003に、図23に示したような形式で出力さ
れる。ユーザは、モニタ1003の出力を見ながら、切
断線入力部2201を操作して図24に示したような配
置Sを切断する切断線DLを入力する。コンピュータの
マウスは、前記切断線入力部2201ならびに前記接合
線入力部2203の好ましい例の一つである。前記切断
線DLを受けた配置データ切断部2202は、前記配置
Sの接続線の内、前記切断線DLと交差する接続線CL
(id,jd)を検出し、枝切り肯定メトリック記憶部
532に記憶された枝切り肯定メトリック信号CMYの
(id,jd)成分CMY(id,jd)と(jd,i
d)成分CMY(jd,id)とを0に設定する。この
処理をすべての交差する接続線に対して行う。これによ
って、図25の上部に示したように、図23では一塊で
あったキーワード体の集団が2つに分割された配置S
1、S2を得ることができる。これは、一つのカテゴリ
を2つのカテゴリに分割することに対応しており、実施
の形態1に記載したメトリック合成処理以下の処理を行
うことにより、分割された配置S1、S2に対応する新
たな分類ラベルベクトルを得られる。
【0219】また、ユーザは、モニタ1003の出力を
見ながら、接合線入力部2203を操作して図24に示
したような配置Sの部分を接続する接合線CLを入力す
る。前記接合線CLを受けた配置データ接合部2204
は、前記配置Sのキーワード体の内、前記接合線CLに
よって結ばれたキーワード体icとキーワード体jcを
検出し、枝切り肯定メトリック記憶部532に記憶され
た枝切り肯定メトリック信号CMYの(ic,jc)成
分CMY(ic,jc)と(jc,ic)成分CMY
(jd,id)とを1に設定する。
【0220】この処理をすべての接続されたキーワード
体に対して行う。これによって、図25左下に示したよ
うに、図23では2つであったキーワード体の集団が1
つに接合された配置S3を得ることができる。これは、
1つのカテゴリを2つのカテゴリに分割することに対応
しており、実施の形態1に記載したメトリック合成処理
以下の処理を行うことにより、接合された配置S3に対
応する新たな分類ラベルベクトルを得られる。
【0221】以上のように、配置Sに含まれるキーワー
ド体(ならびにその集合体)を切断する切断線DLを入
力する切断線入力部と、前記切断線DLと配置データ記
憶部から配置Sとを受け配置Sをいくつかの部分に切断
した切断配置DSを計算する配置データ切断部と、配置
Sに含まれるキーワード体(ならびにその集合体)を接
続する接合線CLを入力する接合線入力部と、前記接合
線CLを受け、前記キーワード体(ならびにその集合
体)を接続した配置Sを計算する配置接合部を設けるこ
とにより、可視化された分類結果をユーザの手で編集で
きる情報可視化分類装置を実現できる。
【0222】
【発明の効果】以上のように本発明は、情報が必要か否
かのユーザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フィ
ルタ装置で得られたキーワードと、枝切り肯定メトリッ
ク信号および枝切り否定メトリック信号の少なくとも一
方を受け、前記キーワードの各々に対し、ユーザの興味
を反映した形状および大きさおよび色を持ったキーワー
ド体を設定し、前記キーワード体を配置して、ディスプ
レイ上に前記キーワード体と前記キーワードを表示する
ようにしたことで、前記キーワードのキーワード体の形
状、大きさおよび色の少なくとも1つを、ユーザの興味
の反映度合いを用いて決定することができる上、前記枝
切り肯定メトリック信号および枝切り否定メトリック信
号の少なくとも一方を利用して、関係のあるキーワード
のキーワード体を情報の分野毎にまとめて配置でき、さ
らに、ディスプレイ上に前記キーワード体と前記キーワ
ードを理解し易く表示することができるキーワードの可
視化方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のキーワード可視化シス
テムのブロック図
【図2】本発明の実施の形態1のキーワード可視化シス
テムで用いる情報フィルタ装置のブロック図
【図3】本発明の実施の形態1のキーワード可視化シス
テムで用いる情報フィルタ装置の概略を示すブロック図
【図4】同情報フィルタ装置におけるメトリック学習を
行なう部分の構成を示すブロック図
【図5】同情報フィルタ装置のベクトル生成部の動作を
説明するフローチャート
【図6】同情報フィルタ装置の未読データ書き込み制御
部の動作を説明するフローチャート
【図7】同情報フィルタ装置の分類インタフェースユニ
ットの動作を説明するフローチャート
【図8】同情報フィルタ装置の学習制御部の動作を説明
するフローチャート
【図9】同情報フィルタ装置のメトリック学習部の動作
を説明するフローチャート
【図10】同情報フィルタ装置の判定面学習部の動作を
説明するフローチャート
【図11】同情報フィルタ装置の判定面学習部の動作を
説明するための図
【図12】同情報フィルタ装置の判定面学習部の動作を
説明するための図
【図13】同情報フィルタ装置のメトリック分割ユニッ
トのブロック結線図
【図14】同情報フィルタ装置のメトリック分割ユニッ
トの枝切り処理部の動作を説明するフローチャート
【図15】同情報フィルタ装置のメトリック分割ユニッ
トの枝切りメトリック合成部の動作を説明するフローチ
ャート
【図16】同情報フィルタ装置のメトリック分割ユニッ
トの行列演算制御部の動作を説明するフローチャート
【図17】同情報フィルタ装置のメトリック分割ユニッ
トの分類メトリック書き出し部の動作を説明するフロー
チャート
【図18】本発明の実施の形態1のキーワード可視化シ
ステムの動作を説明するフローチャート
【図19】本発明のキーワード可視化システムの初期配
置例を示す図
【図20】本発明のキーワード可視化システムによる配
置結果例を示す図
【図21】本発明の実施の形態2のキーワード可視化シ
ステムの構成を示すブロック図
【図22】本発明の実施の形態3の情報可視化編集シス
テムの構成を示すブロック図
【図23】本発明の実施の形態3によって可視化された
キーワード配置の例を示す図
【図24】本発明の実施の形態3によって可視化された
キーワード配置ならびに切断線と接合線の入力例を示す
【図25】本発明の実施の形態3によって編集されたキ
ーワード配置の例を示す図
【符号の説明】
1 ベクトル生成部 2 辞書記憶部 3 スコア計算部 5 肯定メトリック記憶部 6 否定メトリック記憶部 7 必要性計算部 8 判定パラメータ記憶部 9 未読データ書き込み制御部 10 未読データ記憶部 11 未読データ出力制御部 12 教師データ制御部 13 教師データ記憶部 14 学習制御部 16、17、18 スイッチ 19 メトリック学習部 20 学習用ベクトル生成部 21 判定面学習部 22 スコア計算部 34 データ表示装置 50 情報フィルタリングユニット 51 インタフェースユニット 52 学習ユニット 53 メトリック分割ユニット 54 分類パラメータ記憶部 55 分類情報フィルタリングユニット 56 分類未読データ記憶部 60 データベース記憶部 61 データベース読み出し部 62 データベース再構築制御部 63 スイッチ 64 適応データベース書き込み部 65 適応データベース記憶部 70 分類インタフェースユニット 100 情報入力端子 101 キーワード数信号入力端子 102 キーワード信号入力端子 103 データ読み出し開始信号入力端子 105 教師信号入力端子 106 学習開始信号入力端子 107 学習制御部指示信号出力端子 108 分類開始信号入力端子 110 未読データ部指示端子 532 枝切り肯定メトリック記憶部 533 枝切り否定メトリック記憶部 538 分類ラベル記憶部 1000 可視化装置 1001 メモリ 1002 CPU 1003 ディスプレイ/キーボード 1004 配置データ 1005 FD 1006 I/F 1007 情報フィルタ装置 1008 I/F 1009 ネットワーク 2100 情報フィルタ装置 2101 可視化装置 2102 設定入力部 2103 初期設定部 2104 キーワード体生成部 2105 初期配置生成部 2106 枝切りメトリック信号生成部 2107 コスト計算部 2108 配置保持部 2109 配置候補生成部 2110 配置更新決定部 2111 温度更新部 2112 配置出力部 2201 切断線入力部 2202 配置データ切断部 2203 接合線入力部 2204 配置データ接合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 夏樹 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 吉田 秀行 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 志田 武彦 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、キーワードを入力として受
    け、前記キーワードの各々に対し、形状、大きさ及び色
    を持ったキーワード体を設定し、前記キーワード体を配
    置して、ディスプレイ上に前記キーワード体を表示する
    ことを特徴とするキーワードの可視化方法。
  2. 【請求項2】 キーワード体を配置する際に、2次元空
    間上に配置することを特徴とする請求項1に記載のキー
    ワードの可視化方法。
  3. 【請求項3】 キーワード体を配置する際に、3次元空
    間上に配置することを特徴とする請求項1に記載のキー
    ワードの可視化方法。
  4. 【請求項4】 キーワードは、ユーザの興味の反映度合
    いを持ったキーワードであることを特徴とする請求項1
    及至3のいずれかに記載のキーワードの可視化方法。
  5. 【請求項5】 キーワードは、情報が必要か否かのユー
    ザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フィルタ装置
    で得られたキーワードであることを特徴とする請求項4
    に記載のキーワードの可視化方法。
  6. 【請求項6】 キーワードのキーワード体の少なくとも
    形状、大きさ、色の1つは、対応するキーワードに対し
    てのユーザの興味の反映度合いを用いて決定することを
    特徴とする請求項4または5記載のキーワードの可視化
    方法。
  7. 【請求項7】 キーワードのキーワード体が、少なくと
    も対応するキーワードおよび/または前記キーワードに
    対してのユーザの興味の反映度合いを用いて決定された
    音を有し、前記キーワード体内にカーソルが入ったとき
    に、前記音を出力することを特徴とする請求項4及至6
    のいずれかに記載のキーワードの可視化方法。
  8. 【請求項8】 キーワード間の関係情報をも受けること
    を特徴とする請求項1及至7のいずれかに記載のキーワ
    ードの可視化方法。
  9. 【請求項9】 キーワード間の関係情報は、少なくと
    も、情報が必要か否かのユーザ入力によりユーザの興味
    を獲得する情報フィルタ装置で得られた枝切り肯定メト
    リック信号を含むことを特徴とする請求項8に記載のキ
    ーワードの可視化方法。
  10. 【請求項10】 キーワード間の関係情報は、少なくと
    も、情報が必要か否かのユーザ入力によりユーザの興味
    を獲得する情報フィルタ装置で得られた枝切り否定メト
    リック信号を含むことを特徴とする請求項8または9記
    載のキーワードの可視化方法。
  11. 【請求項11】 キーワード間の関係情報は、少なくと
    も、情報が必要か否かのユーザ入力によりユーザの興味
    を獲得する情報フィルタ装置で得られた分類ラベルベク
    トルを含むことを特徴とする請求項8及至10のいずれ
    かに記載のキーワードの可視化方法。
  12. 【請求項12】 前記キーワード体を配置する際に、初
    期配置を生成し、前記キーワード体またはキーワード体
    群の配置位置の修正を通じて前記配置の更新を繰り返し
    行なうことを特徴とする請求項1及至11のいずれかに
    記載のキーワードの可視化方法。
  13. 【請求項13】 前記配置の更新を繰り返し行なう際
    に、情報が必要か否かのユーザ入力によりユーザの興味
    を獲得する情報フィルタ装置で得られた枝切り肯定メト
    リック信号を少なくとも用いたコスト関数を利用するこ
    とを特徴とする請求項12に記載のキーワードの可視化
    方法。
  14. 【請求項14】 前記配置の更新を繰り返し行なう際
    に、情報が必要か否かのユーザ入力によりユーザの興味
    を獲得する情報フィルタ装置で得られた枝切り否定メト
    リック信号を少なくとも用いたコスト関数を利用するこ
    とを特徴とする請求項12または13記載のキーワード
    の可視化方法。
  15. 【請求項15】 前記キーワード体群の決定は、情報が
    必要か否かのユーザ入力によりユーザの興味を獲得する
    情報フィルタ装置で得られた分類ラベルベクトルを少な
    くとも利用することを特徴とする請求項12及至14の
    いずれかに記載のキーワードの可視化方法。
  16. 【請求項16】 前記キーワード体群の決定は、配置に
    おける前記キーワード体間の距離を少なくとも利用する
    ことを特徴とする請求項12及至15のいずれかに記載
    のキーワードの可視化方法。
  17. 【請求項17】 少なくとも、キーワードを入力として
    受ける入力部と、前記キーワードの各々に対し、形状、
    大きさ及び色を持ったキーワード体を設定する初期化部
    と、前記キーワード体を配置する配置部と、ディスプレ
    イ上に前記キーワード体を表示する表示部とを具備する
    ことを特徴とするキーワードの可視化装置。
  18. 【請求項18】 前記配置部は、2次元空間上に配置す
    ることを特徴とする請求項17に記載のキーワードの可
    視化装置。
  19. 【請求項19】 前記配置部は、3次元空間上に配置す
    ることを特徴とする請求項17に記載のキーワードの可
    視化装置。
  20. 【請求項20】 前記キーワードは、ユーザの興味の反
    映度合いを持ったキーワードであることを特徴とする請
    求項17及至19のいずれかに記載のキーワードの可視
    化装置。
  21. 【請求項21】 前記キーワードは、情報が必要か否か
    のユーザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フィル
    タ装置で得られたキーワードであることを特徴とする請
    求項20に記載のキーワードの可視化装置。
  22. 【請求項22】 前記キーワードのキーワード体の少な
    くとも形状、大きさ、色の1つは、少なくとも対応する
    キーワードに対してのユーザの興味の反映度合いを用い
    て決定することを特徴とする請求項20または21記載
    のキーワードの可視化装置。
  23. 【請求項23】 前記キーワードのキーワード体が、少
    なくとも対応するキーワードおよび/または前記キーワ
    ードに対してのユーザの興味の反映度合いを用いて決定
    された音を有し、前記キーワード体内にカーソルが入っ
    たときに、前記音を出力することを特徴とする請求項2
    0及至22のいずれかに記載のキーワードの可視化装
    置。
  24. 【請求項24】 キーワード間の関係情報をも受けるこ
    とを特徴とする請求項17及至23のいずれかに記載の
    キーワードの可視化装置。
  25. 【請求項25】 前記キーワード間の関係情報は、少な
    くとも、情報が必要か否かのユーザ入力によりユーザの
    興味を獲得する情報フィルタ装置で得られた枝切り肯定
    メトリック信号を含むことを特徴とする請求項24に記
    載のキーワードの可視化装置。
  26. 【請求項26】 前記キーワード間の関係情報は、少な
    くとも、情報が必要か否かのユーザ入力によりユーザの
    興味を獲得する情報フィルタ装置で得られた枝切り否定
    メトリック信号を含むことを特徴とする請求項24また
    は25記載のキーワードの可視化装置。
  27. 【請求項27】 前記キーワード間の関係情報は、少な
    くとも、情報が必要か否かのユーザ入力によりユーザの
    興味を獲得する情報フィルタ装置で得られた分類ラベル
    ベクトルを含むことを特徴とする請求項24及至26の
    いずれかに記載のキーワードの可視化装置。
  28. 【請求項28】 前記配置部は、初期配置を生成する初
    期化手段と、前記キーワード体またはキーワード体群の
    配置位置の修正を通じて前記配置の更新を繰り返し行な
    う配置修正手段とを具備することを特徴とする請求項1
    7及至27のいずれかに記載のキーワードの可視化装
    置。
  29. 【請求項29】 前記配置修正手段は、情報が必要か否
    かのユーザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フィ
    ルタ装置で得られた枝切り肯定メトリック信号を少なく
    とも用いたコスト関数を利用することを特徴とする請求
    項28に記載のキーワードの可視化装置。
  30. 【請求項30】 前記配置の更新を繰り返し行なう際
    に、情報が必要か否かのユーザ入力によりユーザの興味
    を獲得する情報フィルタ装置で得られた枝切り否定メト
    リック信号を少なくとも用いたコスト関数を利用するこ
    とを特徴とする請求項28または29記載のキーワード
    の可視化装置。
  31. 【請求項31】 前記キーワード体群の決定は、情報が
    必要か否かのユーザ入力によりユーザの興味を獲得する
    情報フィルタ装置で得られた分類ラベルベクトルを少な
    くとも利用することを特徴とする請求項28及至30の
    いずれかに記載のキーワードの可視化装置。
  32. 【請求項32】 前記キーワード体群の決定は、配置に
    おける前記キーワード体間の距離を少なくとも利用する
    ことを特徴とする請求項28及至31のいずれかに記載
    のキーワードの可視化装置。
  33. 【請求項33】 コンピュータによってキーワードを可
    視化するプログラムを記録した記憶媒体であって、少な
    くとも、キーワードを入力として受け、前記キーワード
    の各々に対し、形状、大きさ及び色を持ったキーワード
    体を設定し、前記キーワード体を配置して、ディスプレ
    イ上に前記キーワード体を表示することを特徴とする可
    視化プログラムを記録した記憶媒体。
  34. 【請求項34】 キーワードは、ユーザの興味の反映度
    合いを持ったキーワードであることを特徴とする請求項
    33記載の可視化プログラムを記録した記憶媒体。
  35. 【請求項35】 キーワードは、情報が必要か否かのユ
    ーザ入力によりユーザの興味を獲得する情報フィルタ装
    置で得られたキーワードであることを特徴とする請求項
    33に記載の可視化プログラムを記録した記憶媒体。
  36. 【請求項36】 ディスプレイ上にキーワードを可視化
    する方法であって、キーワード体に加えてキーワードを
    表示することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか
    に記載のキーワードの可視化方法。
  37. 【請求項37】 ディスプレイ上にキーワードを可視化
    する装置であって、キーワード体に加えてキーワードを
    表示することを特徴とする請求項17乃至32のいずれ
    かに記載の可視化装置。
  38. 【請求項38】 ディスプレイ上にキーワードを可視化
    することを特徴とする可視化プログラムを記録した記憶
    媒体であって、キーワード体に加えてキーワードを表示
    することを特徴とする請求項33乃至35のいずれかに
    記載の可視化プログラムを記録した記憶媒体。
  39. 【請求項39】 可視化されたキーワードをユーザから
    の編集入力によって編集できることを特徴とする請求項
    1乃至16および請求項36のいずれかに記載のキーワ
    ードの可視化方法。
  40. 【請求項40】 可視化されたキーワードをユーザから
    の編集入力によって編集できることを特徴とする請求項
    17乃至32および請求項37のいずれかに記載のキー
    ワードの可視化装置。
  41. 【請求項41】 可視化されたキーワードをユーザから
    の編集入力によって編集できることを特徴とする請求項
    33乃至35および請求項38のいずれかに記載の可視
    化プログラムを記録した記憶媒体。
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