JP2000196867A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

Info

Publication number
JP2000196867A
JP2000196867A JP10371480A JP37148098A JP2000196867A JP 2000196867 A JP2000196867 A JP 2000196867A JP 10371480 A JP10371480 A JP 10371480A JP 37148098 A JP37148098 A JP 37148098A JP 2000196867 A JP2000196867 A JP 2000196867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
resolution
image
output
interpolation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10371480A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Shimizu
由紀彦 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10371480A priority Critical patent/JP2000196867A/ja
Publication of JP2000196867A publication Critical patent/JP2000196867A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力デバイスやバスのトラフィックなどに応
じて画像補間手段を切り替えることにより、さまざまな
解像度の出力デバイスに対して最適で、かつ、操作者の
意図する処理時間に適した画像データを提供する。 【解決手段】 1つの画像データに対して複数の異なる
解像度の画像データとその属性情報とをメモリ621に
記憶し、出力装置604の解像度に応じて、メモリ62
1に記憶されたデータから所望の解像度の画像データを
選択し、その選択された画像データの解像度と出力装置
604の解像度との差分に応じて、補間セレクタA62
4,B626により画像データの補間を行い、その補間
したデータを出力装置604に出力して印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の解像度の画
像データを記憶して、出力装置の解像度に応じて出力す
る画像処理装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像フォーマットを図1に示す。
図1に示すように、画像ファイルはヘッダ部と画像デー
タ部に分けられる。一般的にヘッダ部には、その画像フ
ァイルからデータを読み取るときに必要な情報や、画像
の内容を説明する付帯的な情報が格納される。図1の例
ではその画像フォーマット名を示す画像フォーマット識
別子、ファイルサイズ、画像の幅・高さ・深さ、圧縮の
有無、カラーパレットの情報、解像度、画像データの格
納位置へのオフセットなどの情報が格納されている。画
像データ部は画像データを順次格納している部分であ
る。このような画像フォーマットの代表的な例として
は、Microsoft社のBMPフォーマットやCompuserve社
のGIFフォーマットなどが広く普及している。これら
の画像フォーマットは単一解像度のみを表示するもので
あり、出力に際しては、その解像度のみを利用して、出
力デバイスに応じた解像度変換をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像フォーマッ
トでは、出力デバイスに応じて解像度を変換する必要が
あり、高解像度の画像データのみでは、大きな記憶媒体
の容量を必要とするだけではなく、低解像度の出力デバ
イスに対応するために、大容量のバスと、バッファを用
意して、低解像度へと解像度変換する必要があり、逆に
低解像度の画像データのみでは、高解像度の出力デバイ
スに対して画像情報の欠落が大きく、出力デバイス本来
の実力を生かしきれないという問題があった。
【0004】本発明は上記従来技術に鑑みてなされたも
ので、さまざまな解像度の出力デバイスに対して最適
で、かつ、操作者の意図する処理時間に適した画像デー
タを提供できる画像処理装置及び方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、1つの画像データに対して複数の異なる解像度の
画像データと前記画像データの属性情報とを記憶する記
憶手段と、前記記憶手段の前記画像データを出力する出
力手段と、前記出力手段の解像度に応じて、前記記憶手
段から所望の画像データを選択する解像度選択手段と、
前記出力手段の解像度と前記解像度選択手段の出力画像
データの解像度との差分に応じて画像データの補間を行
う画像データ補間手段と、前記画像データ補間手段の出
力結果を出力手段へ出力する制御を行う出力制御手段と
を具備することを特徴とする。
【0006】上記目的を達成するために本発明の画像処
理方法は以下のような工程を備える。即ち、画像データ
の出力指示を受けると、出力装置の解像度を把握し、前
記出力手段の解像度をもとに前記画像データに対応して
記憶されている複数の異なる解像度の画像データから所
望の解像度の画像データを選択し、前記出力装置の解像
度と前記選択された出力画像データの解像度との差分に
応じて画像データの補間を行い、補間された画像データ
を前記出力装置に出力することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0008】1つの画像データに対して複数の解像度を
具備する画像データフォーマットとして、FlashPix(TM)
ファイルフォーマットがある。
【0009】まずFlashPix(TM)ファイルフォーマットに
ついて説明する。
【0010】FlashPix(TM)(FlashPixは米国Eastman Ko
dak社の登録商標)ファイルフォーマットでは、画像ヘ
ッダ部に格納されていた画像属性情報および画像データ
をさらに構造化してファイル内に格納する。この構造化
した画像ファイルを図2、図3に示す。
【0011】ファイル内の各プロパティやデータにはM
S−DOSのディレクトリとファイルに相当する、スト
レージとストリームによってアクセスする。図2及び図
3において、影付き部分がストレージで、影なし部分が
ストリームである。画像データや画像属性情報はストリ
ーム部分に格納される。画像データは異なる解像度で階
層化されておりそれぞれの解像度の画像をSubimageと呼
び、Resolution0,1,*…nで示してある。各解像度
画像に対して、その画像を読み出すために必要な情報が
Subimage headerに、また画像データがSubimage dataに
格納される。
【0012】プロパティセットとは属性情報をその使用
目的、内容に応じて分類して定義したもので、Summary
Info.Property Set,ImageInfo.Property Set,Image C
ontent Property Set,Extension list property Setが
ある。
【0013】次に、各プロパティセットについて説明す
る。
【0014】Summary Info.Property SetはFlashpix(T
M)特有のものではなく、Microsoft社のストラクチャー
ドストレージでは必須のプロパティセットで、そのファ
イルのタイトル・題名・著者・サムネール画像等を格納
する。
【0015】Image Contents Property Setは画像デー
タの格納方法を記述する属性である(図6)。この属性
には画像データの階層数、最大解像度の画像の幅、高さ
や、それぞれの解像度の画像についての幅、高さ、色の
構成、あるいはJPEG圧縮を用いる際の量子化テーブ
ル・ハフマンテーブルの定義を記述する。
【0016】Image Info.Property Setは画像を使用す
る際に利用できるさまざまな情報、例えば、その画像が
どのようにして取り込まれ、どのように利用可能である
かの情報を格納する。
【0017】・デジタルデータの取り込み方法/あるい
は生成方法に関する情報(File Source) ・著作権に関する情報(Intellectual property) ・画像の内容(画像中の人物、場所など)に関する情報
(Content descripttion) ・撮影に使われたカメラに関する情報(Camera informat
ion) ・撮影時のカメラのセッティング(露出、シャッタース
ピード、焦点距離、フラッシュ使用の有無など)の情報
(Per Picture camera settings) ・デジタルカメラ特有の解像度やモザイクフィルタに関
する情報(Digital camera characterization) ・フィルムのメーカ名、製品名、種類(ネガ/ポジ、カ
ラー/白黒)などの情報(Film description) ・オリジナルが書物や印刷物である場合の種類やサイズ
に関する情報(Original document scan description) ・スキャン画像の場合、使用したスキャナやソフト、操
作した人に関する情報(Scan device) Extension list property Setは上記Flashpix(TM)の基
本仕様に含まれない情報を追加するさいに使用する領域
である。
【0018】図3のFlashpix(TM) Image View Objectは
画像を表示する際に用いるビューイングパラメータと画
像データをあわせて格納する、画像ファイルである。ビ
ューイングパラメータとは画像の回転、拡大/縮小、移
動、色変換、フィルタリングの処理を画像表示の際に適
応するために記憶しておく処理係数のセットである。So
urce/Result Flashpix(TM) Image ObjectはFlashpix(T
M)画像データの実体であり、Source FlashPix(TM) Imag
e Objectは必須、Result Flashpix(TM) Image Objectは
オプションである。Source FlashPix(TM) Image Object
はオリジナルの画像データを、Result Flashpix(TM) Im
age Objectビューイングパラメータ使ってを画像処理し
た結果の画像を格納する。
【0019】Source/Result desc.Property setは上
記、画像データの識別のためのプロパティセットであ
り、画像ID、変更禁止のプロパティセット、最終更新
日時等を格納する。
【0020】Transform property setは回転、拡大/縮
小、移動のためのAffine変換係数、色変換マトリクス、
コントラスト調整値、フィルタリング係数などを格納し
ている。
【0021】次に画像データの取り扱いについて説明す
る。
【0022】タイルに分割された複数の解像度の画像を
含む画像フォーマットを図4で説明する。図4には解像
度の異なる複数の画像から構成される画像ファイルの例
が示されている。図4で最大解像度の画像は列×行がX
0×Y0で構成されており、その次に大きい画像はX0
/2×Y0/2であり、それ以降順次列・行ともに1/
2ずつ縮小し、列・行ともに64画素以下あるいは等し
くなるまで繰り返す。このように階層化した結果、画像
の属性情報として「1つの画像ファイル中の階層数」や
それぞれの階層の画像に対して、従来の画像フォーマッ
トの項で説明したヘッダ情報と画像データが必要とな
る。1つの画像ファイル中の階層の数や最大解像度の画
像の幅、高さ、あるいはそれぞれの解像度の画像の幅、
高さ、色構成、圧縮方式等に関する情報はImage Conten
ts Property Setを示す図6中に記述される。
【0023】さらに各解像度のレイヤの画像は図5に示
すように64×64のタイルに分割されている。画像の
左上部から順次64×64のタイルに分割をすると、画
像によっては右端および下端のタイルの一部に空白が生
ずる場合がある。この場合はそれぞれ最右端画像または
最下端画像を繰り返し挿入することで、64×64画素
を構築する。Flashpix(TM)ではそれぞれのタイル中の画
像をJPEG圧縮、シングルカラー、非圧縮のいずれか
の方法で格納する。JPEG圧縮はISO/IEC J
TC1/SC29により国際標準化された画像圧縮方式
であり、方式自体の説明はここでは割愛する。このよう
にタイル分割された画像データはSubimage dataストリ
ーム中に格納され、タイルの総数、個々のタイルのサイ
ズ、データの開始位置、圧縮方法はすべてSubimage hea
der(図7)に格納されている。
【0024】シングルカラーとは、前記1つのタイルが
すべて同じ色で構成されてい場合にのみ、個々の画素の
値を記録することなく、そのタイルの色を1色で表現す
る方式である。この方法は特に、コンピュータグラフィ
ックスにより生成された画像で有効である。
【0025】本発明は、Flashpix(TM)の1つの画像デー
タに対して複数の解像度で保存していることに着目し、
画像データの伝送に用いるバスの速度や、操作者の意図
する処理時間に応じて画像補間手段を切り替えることに
より、さまざまな解像度の出力デバイスに対して最適な
解像度の画像を提供することが可能になる。
【0026】図8は、本発明の一の実施の形態に係る画
像処理装置の構成を示すブロック図である。
【0027】同図において、601は装置全体を表わ
し、602はFlashpix(TM)ファイルフォーマットに基づ
く画像データを格納するメモリである。603は、出力
制御を行うコントロールユニット(出力制御)で、出力
装置であるプリンタ631の解像度と、メモリ602に
記憶されている画像データの解像度に応じて、解像度セ
レクタ621、補間セレクタ624、626などを制御
するとともに、装置全体の動作をも制御している。60
4は出力装置で、ここではプリンタ631を有してい
る。605は外部制御で、オペレータ等の操作により情
報が入力される。以下、本実施の形態の画像処理装置6
01の構成に基づき画像処理装置を説明する。
【0028】[第1の実施の形態]外部制御605よ
り、出力要求の信号を出力制御603が受け取ると、出
力制御603からメモリ602からの各種データのロー
ディングが行われる。このローディング動作を説明す
る。また、動作のフローチャートを図9に示す。
【0029】まず、出力制御部603は、出力装置60
4であるプリンタ631の出力解像度に応じた解像度と
同じ解像度の画像データがメモリ602に存在するか否
かを判定する(S101)。同一の解像度の画像データ
が、画像データ611に存在する場合はステップS10
2で、解像度セレクト・コード622として“0”を出
力する。逆に存在しない場合はステップS103に進
み、 最近傍の解像度画像データの判定を行う。最近傍
の解像度の画像データの解像度が当該出力解像度よりも
高い解像度の場合は、解像度セレクト・コード622と
して“1”を割り当て、逆に低い解像度の場合は、解像
度セレクトコード622として“−1”を割り当てる
(S104)。その結果、解像度セレクタ621では、
解像度セレクト・コード622に応じて、画像データ6
11からロードする画像データを選択する(S10
5)。
【0030】本実施の形態1では、解像度セレクト・コ
ード622が“0”の場合は該当解像度の画像データを
ロードし、解像度セレクト・コード622が“1”の場
合は、該当解像度より高い解像度の画像データをロード
し、解像度セレクト・コード622が“−1”の場合
は、該当解像度より低い解像度の画像データをロードす
る(S106)。
【0031】実施の形態1においては、解像度セレクト
・コード622が“0”の場合には補間の必要がないの
で、スルー設定となり(S108)、解像度セレクト・
コード622が“0”以外の場合は、画像補間モジュー
ルにより補間を行う(S109)。
【0032】次に補間の結果の画像データは、補間セレ
クタB626を通って、出力装置604であるプリンタ
631へ出力される(S110)。
【0033】[第2の実施の形態]本発明は、前述の第
1の実施の形態に限られるものではない。前述のローデ
ィング動作とは異なる実施の形態について説明する。ま
た、動作のフローチャートを図9に示す。
【0034】まずステップS201で、出力制御部60
3では、出力装置604であるプリンタ631の出力解
像度に応じた解像度と同じ解像度の画像データが画像デ
ータ611に存在するか否かを判定する。同一の解像度
の画像データが、画像データ611上に存在する場合は
ステップS202に進み、解像度セレクト・コード62
2に“0”を割り当てる。逆に存在しない場合はステッ
プS203に進み、出力制御603は、次に外部制御6
05より解像度(画質)優先か、速度優先かの優先順位
を決定するフラグ信号を受け取る。解像度優先の場合
は、解像度セレクト・コード622に“1”を割り当
て、逆に速度優先の場合は、解像度セレクトコード62
2に“−1”を割り当てる(S204)。その結果、解像度セ
レクタ121では、解像度セレクト・コード622に応
じて、画像データ611からロードする画像データを選
択する(S205)。
【0035】この実施の形態2では、解像度セレクト・
コード622が“0”の場合は該当解像度の画像データ
をロードし、解像度セレクト・コード622が“1”の
場合は、該当解像度より高い解像度の画像データをロー
ドし、解像度セレクト・コード622が“−1”の場合
は、該当解像度より低い解像度の画像データをロードす
る(S206)。
【0036】次に、解像度セレクタ621でロードされ
た画像データを補間セレクタA624に入力する。出力
制御部603は、前記ローディング動作で得られた、出
力装置604であるプリンタ631の出力解像度に応じ
た解像度と、メモリ602上に全く同一の解像度の画像
データが、画像データ611上に存在するか否かを判定
した結果を用いて、補間モジュールセレクト・コード6
23を生成する(S208)。
【0037】本実施の形態2では、同一の解像度の画像
データが、画像データ611に存在する場合は、補間モ
ジュールセレクト・コード623に“0”を割り当て
る。逆に存在しない場合は、出力制御603は、次に外
部制御605より解像度(画質)優先か、速度優先かの
優先順位を決定するフラグ信号を受け取る。そしてステ
ップS210で、画質優先の場合は補間モジュールセレ
クトコード623に正の数を割り当て、逆に速度優先の
場合は、補間モジュールセレクトコード623に負の数
を割り当てる。その結果ステップS211では、補間セ
レクタA624で補間モジュールセレクト・コード62
3に応じて、解像度セレクタ621からの出力画像デー
タに対する画像補間モジュール625を決定する。
【0038】本実施の形態2においては、補間モジュー
ルセレクト・コード623が“0”の場合には補間の必
要がないので、スルー設定となり(S212)、補間モ
ジュールセレクト・コード623が正の数の場合は、画
質優先の画像補間モジュールを設定する。
【0039】この画質優先の画像補間方法としては、公
知の技術として、バイ・キュービック法などを挙げるこ
とができる(S215)。また、補間モジュールセレク
ト・コード623が負の数の場合は、速度優先の画像補
間モジュールを設定する(S214)。速度優先の画像
の補間方法としては、公知の技術として、ニアレスト・
ネイバー法などを挙げることができる(s216)。
【0040】こうして補間された結果の画像データは、
補間セレクタB626を通って、出力装置604である
プリンタ631へ出力される(S217)。
【0041】[第3の実施の形態]本発明は、前述の第
1、第2の実施の形態に限られるものではない。実施の
形態1においては、出力装置604は、画像処理装置6
01の一構成要素となっていた。しかしながら、出力装
置604が、ネットワークを経由したプリンタの場合に
も、ネットワークのトラフィック状態や、ネットワーク
の速度に応じて、高速性が要求される場合には、速度優
先の画像補間を行い、速度優先でない場合には、画質優
先の画像補間を行うこともできる。
【0042】[第4の実施の形態]実施の形態2では、
補間後の画像データをネットワークに流して、プリンタ
631に出力していた。しかしながら、ネットワーク資
源の効率化という観点から、解像度セレクタ621の出
力である画像データ、および補間セレクトコードをネッ
トワークに流して、出力装置が補間セレクタA621か
らプリンタ631までを含めた構成をとることにより、
ネットワークのトラフィックに応じて、出力する画像デ
ータ量を増減させることもできる。
【0043】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリ
ンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つ
の機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装
置等)に適用してもよい。
【0044】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システム或は装置に供給し、そのシ
ステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても達成される。
【0045】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0046】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0047】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0048】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0049】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図9、10に示すモジュールを記憶媒体に格
納することになる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、異
なる解像度のデータを用い、さまざまな解像度の出力デ
バイスに対して最適で、かつ、操作者の意図する処理時
間に適した画傑データを提供する画像処理装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像フォーマットを表わす図である。
【図2】Flashpix(TM)の構造化された画像ファイル構造
を表わす図である。
【図3】Flashpix(TM)の構造化された画像ファイル構造
を表わす図である。
【図4】Flashpix(TM)の複数解像度の画像構造を表わす
図である。
【図5】各解像度のレイヤーにおける画像のタイル分割
を表わす図である。
【図6】Flashpix(TM)の画像属性に関するImage Conten
ts Property Setを表わす図である。
【図7】Flashpix(TM)の画像属性に関するSubimage hea
derを表わす図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成
を示す図である。
【図9】第1の実施の形態で行われるローデイング動作
を説明するためのフローチャートである。
【図10】第2の実施の形態で行われるローデイング動
作を説明するためのフローチャートである。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの画像データに対して複数の異なる
    解像度の画像データと前記画像データの属性情報とを記
    憶する記憶手段と、 前記記憶手段の前記画像データを出力する出力手段と、 前記出力手段の解像度に応じて、前記記憶手段から所望
    の画像データを選択する解像度選択手段と、 前記出力手段の解像度と前記解像度選択手段の出力画像
    データの解像度との差分に応じて画像データの補間を行
    う画像データ補間手段と、 前記画像データ補間手段の出力結果を出力手段へ出力す
    る制御を行う出力制御手段と、を具備することを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データ補間手段は、処理速度を
    優先させて画像データの補間を行なうことを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データ補間手段は、画質を優先
    して画像データの補間することを特徴とする請求項1に
    記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データ補間手段は、速度を優先
    させて画像データの補間を行なう第一画像データ補間手
    段と、画質を優先して画像データを補間する第二画像デ
    ータ補間手段とを有することを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第一画像データ補間手段と前記第二
    画像データ補間手段とを切り替えて選択する切替え手段
    を更に有することを特徴とする請求項4に記載の画像処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記解像度選択手段は、前記出力手段の
    解像度と複数の画像データの解像度が異なる場合に、最
    近傍の低解像度の画像データを選択することを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記解像度選択手段は、前記出力手段の
    解像度と複数の画像データの解像度が異なる場合に、最
    近傍の高解像度の画像データを選択することを特徴とす
    る請求項1乃至の5のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記画像データ補間手段は、前記出力手
    段の解像度と前記解像度選択手段の出力画像データの解
    像度との差分がない場合に、前記記憶手段からの読出し
    た画像データをそのまま出力することを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記属性情報は、画像中に存在する図形
    情報を生成する図形属性領域情報を有することを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 画像データの出力指示を受けると、 出力装置の解像度を把握し、 前記出力手段の解像度をもとに前記画像データに対応し
    て記憶されている複数の異なる解像度の画像データから
    所望の解像度の画像データを選択し、 前記出力装置の解像度と前記選択された出力画像データ
    の解像度との差分に応じて画像データの補間を行い、 補間された画像データを前記出力装置に出力することを
    特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記補間は、前記出力装置の解像度と
    複数の画像データの解像度が異なる場合に最近傍のより
    高解像度の画像データを選択して補間することを特徴と
    する請求項10に記載の画像処理方法。
JP10371480A 1998-12-25 1998-12-25 画像処理方法及び装置 Withdrawn JP2000196867A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10371480A JP2000196867A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 画像処理方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10371480A JP2000196867A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 画像処理方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000196867A true JP2000196867A (ja) 2000-07-14

Family

ID=18498783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10371480A Withdrawn JP2000196867A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 画像処理方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000196867A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005202327A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Canon Inc 画像表示装置および画像表示方法
JP2010204782A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Sony Computer Entertainment Inc 画像処理装置、画像処理方法およびデータ構造
JP2020052895A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 ブラザー工業株式会社 コンピュータプログラム、および、制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005202327A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Canon Inc 画像表示装置および画像表示方法
JP2010204782A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Sony Computer Entertainment Inc 画像処理装置、画像処理方法およびデータ構造
JP2020052895A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 ブラザー工業株式会社 コンピュータプログラム、および、制御装置
JP7137135B2 (ja) 2018-09-28 2022-09-14 ブラザー工業株式会社 コンピュータプログラム、および、制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6668101B2 (en) Image processing apparatus and method, and computer-readable memory
JP4661580B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
US7062107B1 (en) Techniques for generating a distributed low-resolution digital image capable of viewing in any resolution
US6850248B1 (en) Method and apparatus that allows a low-resolution digital greeting card image or digital calendar image to contain a link to an associated original digital negative and edit list
EP1037165B1 (en) Method and apparatus for processing image files
US20060193012A1 (en) Techniques for acquiring a parent multimedia asset (digital negative) from any of a plurality of multiply modified child multimedia assets
JP2003529173A (ja) ビデオ編集ワークフロー方法及びその装置
US20020085767A1 (en) Method and apparatus for processing image files
JP3861964B2 (ja) プリンタ及び該プリンタにおける画像データの処理方法
US6714682B2 (en) Image processing device and method and memory medium
US6373592B1 (en) Method and apparatus for generating image file
US6512856B1 (en) System and method for information stamping a digitized image
JP3887664B2 (ja) 画像データの圧縮及び伸張方法
JP2000196867A (ja) 画像処理方法及び装置
US20030231240A1 (en) On demand techniques for using data associated with a digital image suitable for rasterization at any resolution
EP1201081B1 (en) Acquiring a multimedia asset from any of a plurality of multiply modified child multimedia assets
JP3346051B2 (ja) 画像処理装置
JP2003517689A (ja) 分散型システムにおいて複数の関連付けられたマルチメディア資産の何れかを同期させる技法
JP2000187670A (ja) 画像処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ
JP4109793B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
JP2003524836A (ja) 任意の解像度でのラスタ化に適切なデジタル画像と関連付けられるデータを使用するためのオンデマンド技法
JP2000306078A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する記憶媒体
JP2001216502A (ja) 画像フォーマット変換方法及び装置並びに記憶媒体
JP2000255119A (ja) 画像ファイル読み出し制御装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2000187725A (ja) 画像処理装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060307