JP2000196339A - アンテナ装置及びこれを具備した電子装置、並びに電子機器 - Google Patents

アンテナ装置及びこれを具備した電子装置、並びに電子機器

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JP2000196339A
JP2000196339A JP10367955A JP36795598A JP2000196339A JP 2000196339 A JP2000196339 A JP 2000196339A JP 10367955 A JP10367955 A JP 10367955A JP 36795598 A JP36795598 A JP 36795598A JP 2000196339 A JP2000196339 A JP 2000196339A
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linear pattern
pattern conductor
antenna device
conductor
power supply
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Toshiyuki Imagawa
敏幸 今川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で且つ簡単にインピーダンス整合がと
れ、不要輻射の少ない充分な放射強度の得られるアンテ
ナ装置及びこれを具備した電子装置、並びに電子機器を
提供することを課題とする。 【解決手段】 基板面3に線状パターン導体1を屈曲さ
せて形成し、開放端2を開放とし、他端を給電端子10
に接続する。線状パターン導体1と平行し且つ中心間距
離Lで入力整合用線状パターン導体7を配置し、一端を
接地端子11に接続し、他端を線状パターン導体1上の
接合部14に接続する。アンテナ送受信装置13、給電
線12、及び接地端子11と給電端子10からなるアン
テナ装置15の間で使用する波長に対しインピーダンス
整合するように接合部14の位置を配置形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ装置及びこ
れを具備した電子装置、並びに電子機器に関し、さらに
詳しくは基板の主面上に線状パターン導体を形成してア
ンテナとし、該線状パターン導体と所定の間隔で平行し
て入力整合用線状パターン導体を形成してインピーダン
ス整合を行うアンテナ装置及びこれを具備した電子装
置、並びに電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外部との通信手段と、情報格納手
段を具備した情報タグは、対象の情報を情報タグ内に格
納し、情報タグを参照することにより対象の状態を把握
できるなどの用途に用いられる。例えば、個人が自分の
情報を格納して携帯し、必要なときに、該情報を取り出
して本人であることを証明するのに用いる、いわゆるI
Dカードなどである。
【0003】情報タグの外部との通信手段としては、例
えばアンテナ装置を用いて非接触に該情報タグの情報読
み取り装置と通信する方法がある。この場合に用いられ
るアンテナ装置としては、基板上に線状パターン導体を
形成して構成される小型の表面実装型のアンテナ装置が
しばしば用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
アンテナ装置では、小型化を優先にし、アンテナ及び給
電線の形状の簡略化が図られるため、アンテナ装置に給
電する送受信装置との間でインピーダンス整合が取れ
ず、充分な放射強度が得られなかったり、あるいは給電
線からの不要輻射が多いという問題がある。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、小型で且つ簡単にインピーダンス整合がと
れ、不要輻射の少ない充分な放射強度の得られるアンテ
ナ装置及びこれを具備した電子装置、並びに電子機器を
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を達成するた
めに、本発明のアンテナ装置及びこれを具備した電子装
置、並びに電子機器では、基板の主面上に線状パターン
導体を屈曲させて形成し、線状パターン導体の一端を給
電端子に接続し、他端を開放とし、基板の主面に対向す
る対向主面上に形成された面状導体に接地端子を形成し
て構成されたアンテナ装置において、基板の主面上に線
状パターン導体と平行に配置形成され、一端が面状導体
に形成された接地端子に接続され、他端が線状パターン
導体に形成された接合部に接続された入力整合用線状パ
ターン導体を具備し、且つ入力整合用線状パターン導体
の中心線と線状パターン導体の中心線が所定の間隔を有
することを特徴とする。
【0007】また、本発明のアンテナ装置及びこれを具
備した電子装置、並びに電子機器の望ましい形態として
は、下記(1)〜(3)である。 (1)線状パターン導体に形成された接合部が、給電端
子と接地端子からみた入力インピーダンスと、給電端子
と接地端子の間に接続される給電線の特性インピーダン
スと、給電線と接続されるアンテナ送受信装置の入出力
インピーダンスとを所定の波長の送受信周波数で整合す
るように配置形成されるものである。 (2)面状導体と同一基板面に形成された給電端子を具
備し、且つ面上導体に形成された接地端子の中心位置
と、給電端子の中心位置が所定の間隔で配置形成される
ものである。 (3)入力整合用線状パターン導体の一端と接地端子と
が基板に設けられた貫通孔を通して電気的に接続され、
且つ線状パターン導体の一端と給電端子とが基板に設け
られた貫通孔を通して電気的に接続されるものである。
【0008】以下上述した手段の作用について説明す
る。入力整合用線状パターン導体を基板の主面上に線状
パターン導体と所定の間隔で平行に配置形成し、一端を
対向する対向面上の面状導体の接地端子に接続し、他端
を線状パターン導体の接合部に接続し、給電端子と接地
端子からみた入力インピーダンスと、給電線の特性イン
ピーダンスと、給電端子と接地端子の間に接続されるア
ンテナ送受信装置の入出力インピーダンスとを整合する
ように線状パターン導体の接合部を配置形成することに
より、不要輻射を少なく、アンテナ放射強度を大きくす
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図1〜図3を参照して本発明
のアンテナ装置及びこれを具備した電子装置、並びに電
子機器の実施の形態例について説明する。図1において
線状パターン導体1は電気伝導体であって、基板4の基
板面3に屈曲して形成された本発明のアンテナ装置の主
要部分をなすものであり、開放端2は開放とし、他端は
貫通孔8を通して給電端子10に電気的に接続される。
図1では線状パターン導体1は直角に7回屈曲し渦巻き
状に形成されているが、この形状に限定されるものでは
ないことは勿論である。例えば、図3のような形状であ
ってもよい。請求項1で記載した屈曲した線状パターン
とは、線状パターンが屈曲していて、一方の端が開放
で、他端が給電端となっている全てを含む。
【0010】一方、基板4の基板面5には面状導体6が
形成されている。面状導体6は接地端子11が設けられ
ており、アンテナ送受信装置13の入出力は給電線12
を用いて給電端子10と接地端子11の間に接続され
る。
【0011】線状パターン導体1上に設けられた接合部
14に入力整合用線状パターン導体7が接続される。こ
のとき、入力整合用線状パターン導体7は、図1のよう
に、線状パターン導体1と平行し、且つ互いの中心線が
所定の間隔Lをもって配置された線状パターンの電気伝
導体である。入力整合用線状パターン導体7の他端は貫
通孔9を通して接地端子11に電気的に接続される。貫
通孔8の中心線及び貫通孔9の中心線は平行しており、
互いの中心線の間隔は所定の間隔Lである。また、接地
端子11の中心点及び給電端子10の中心点の間隔も所
定の間隔Lである。
【0012】図1では貫通孔8及び貫通孔9を用いて線
状パターン導体1と給電端子10を接続し、入力整合用
線状パターン導体7と接地端子11を接続した実施の形
態例を示したが、貫通孔を用いずに、図示は省略する
が、基板4の側面や基板面5の上に線状パターン導体1
及び入力整合用線状パターン導体7を延長して形成し、
線状パターン導体1を給電端子10に接続し、入力整合
用線状パターン導体7を接地端子11に接続しても構わ
ない。
【0013】図2は図1で示した本発明のアンテナ装置
15の等価回路を示したものである。図2において、L
aは線状パターン導体1の単位長インダクタンスを示
し、Lnは入力整合用線状パターン導体7の単位長イン
ダクタンスを示したものである。また、Ca、Cnはそ
れぞれの対接地キャパシタンスである。
【0014】点Pは図1の接合部14に相当し、点Pの
位置を変化させると、入力整合用線状パターン導体7の
他端が接地されているため、線状パターン導体1で構成
されるアンテナの等価長が変わる。給電端子10と接地
端子11との間に波長λの入力周波数が供給され、λ/
4の整数倍となるように上述のアンテナ等価長を点Pの
位置により調整すると、図1の給電端子10及び接地端
子11からアンテナ側を見たインピーダンスZxはアン
テナ放射抵抗と等しくなる。
【0015】従って、図1のアンテナ送受信装置13の
送信時の出力インピーダンス及び給電線12の特性イン
ピーダンスを波長λ/4の整数倍である周波数におい
て、アンテナ放射抵抗と等しくなるように設定しておけ
ば、アンテナ送受信装置13,給電線12,アンテナ装
置15の各接続点でインピーダンス整合を行うことがで
きる。整合のとれた状態では不要輻射が少なくなり、ま
た放射効率を最大にすることができる。また、アンテナ
装置15を用いて受信する場合でも、アンテナ放射抵抗
とアンテナ送受信装置13の受信時入力インピーダンス
と、給電線の特性インピーダンスとが整合していればよ
い。
【0016】また、図示は省略するが、図1の接合部1
4と同様な接合部を線状パターン導体1の上に複数個設
け、また入力整合用線状パターン導体7の上にも別の複
数の接合部を設け、これら線状パターン導体1の上に設
けられた複数個の接合部の中の一つと、入力整合用線状
パターン導体7の上に設けられた複数個の接合部の中の
一つを導体により接合することで、前述のP点に相当す
る接合の位置を可変し、アンテナ装置15のアンテナ等
価長を調整できるようにしてもよい。このようにすれば
上述したインピーダンス整合をより簡単におこなうこと
ができる。
【0017】本発明のアンテナ装置15は、従来技術で
説明した情報タグなどの電子装置に具備して非接触に当
該情報タグの情報読み取り装置と通信するのに用いるな
らば、受信及び送信効率の高い、不要輻射の少ない小型
の情報タグを構成することができる。また、情報タグの
みならず一般の電子機器、例えばビデオカメラに具備し
てビデオレコーダやパーソナルコンピュータと通信する
のに用いてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明のアンテナ装
置及びこれを具備した電子装置、並びに電子機器によれ
ば、入力整合用線状パターン導体によりアンテナ送受信
装置、給電線、アンテナ装置の間で簡単にインピーダン
ス整合をとることができ、小型で且つ不要輻射の少ない
充分な放射強度の得られるアンテナ装置が得られると共
に、これを電子装置、並びに電子機器に具備すれば、不
要輻射の少ない、送受信感度のよい電子装置、並びに電
子機器を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアンテナ装置の概略構成を示す構成
図である。
【図2】 図1のアンテナ装置の等価回路を示す等価回
路図である。
【図3】 線状パターン導体の屈曲の意味を説明するた
めの説明図である。
【符号の説明】
1…線状パターン導体、2…開放端、3,5…基板面、
4…基板、6…面状導体、7…入力整合用線状パターン
導体、8,9…貫通孔、10…給電端子、11…接地端
子、12…給電線、13…アンテナ送受信装置、14…
接合部、15…アンテナ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の主面上に線状パターン導体を屈曲
    させて形成し、該線状パターン導体の一端を給電端子に
    接続し、他端を開放とし、前記基板の主面に対向する対
    向主面上に形成された面状導体に接地端子を形成して構
    成されたアンテナ装置において、 前記基板の主面上に前記線状パターン導体と平行に配置
    形成され、一端が前記面状導体に形成された前記接地端
    子に接続され、他端が前記線状パターン導体に形成され
    た接合部に接続された入力整合用線状パターン導体を具
    備し、且つ該入力整合用線状パターン導体の中心線と前
    記線状パターン導体の中心線が所定の間隔を有すること
    を特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記線状パターン導体に形成された接合
    部が、前記給電端子と前記接地端子からみた入力インピ
    ーダンスと、該給電端子と該接地端子の間に接続される
    給電線の特性インピーダンスと、該給電線と接続される
    アンテナ送受信装置の入出力インピーダンスとを所定の
    波長の送受信周波数で整合するように配置形成されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記面状導体と同一基板面に形成された
    前記給電端子を具備し、且つ前記面上導体に形成された
    前記接地端子の中心位置と、前記給電端子の中心位置が
    前記所定の間隔で配置形成されたことを特徴とする請求
    項1に記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記入力整合用線状パターン導体の一端
    と前記接地端子とが前記基板に設けられた貫通孔を通し
    て電気的に接続され、且つ前記線状パターン導体の一端
    と前記給電端子とが前記基板に設けられた貫通孔を通し
    て電気的に接続されたことを特徴とする請求項1に記載
    のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のアンテナ装置を具備し
    たことを特徴とする電子装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のアンテナ装置を具備し
    たことを特徴とする電子機器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100764776B1 (ko) 2006-03-29 2007-10-11 엘지전자 주식회사 광대역 안테나 및 이를 구비한 전자기기
WO2008126277A1 (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Fujitsu Limited アンテナ装置及び無線通信装置
JP2011175677A (ja) * 2011-05-31 2011-09-08 Sony Chemical & Information Device Corp アンテナ回路及びトランスポンダ
US8059062B2 (en) 2006-05-31 2011-11-15 Sony Corporation Antenna circuit and transponder
JP2013110542A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Fujitsu Ltd アンテナ装置

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