JP2000194776A - 電話投票サ―ビス提供装置および電話投票サ―ビス提供方法、並びに記録媒体 - Google Patents

電話投票サ―ビス提供装置および電話投票サ―ビス提供方法、並びに記録媒体

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JP2000194776A
JP2000194776A JP37051498A JP37051498A JP2000194776A JP 2000194776 A JP2000194776 A JP 2000194776A JP 37051498 A JP37051498 A JP 37051498A JP 37051498 A JP37051498 A JP 37051498A JP 2000194776 A JP2000194776 A JP 2000194776A
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JP37051498A
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Masaki Hamano
正樹 濱野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リソースを有効活用しつつ、公平かつ信頼性
の高い電話投票サービスを提供することができるように
する。 【解決手段】 呼処理手段1は、サービス実行要求を受
信すると、共有メモリ6上に展開された投票管理テーブ
ル2を参照して、投票時間内であるか否か、及び発信番
号毎に最大投票回数が設定されているか否かを判断す
る。投票時間内であり、かつ発信番号毎に投票回数に制
限がある場合、発信番号別投票テーブル3から取得され
たその発信番号の投票回数と、投票管理テーブル2から
取得されたその発信番号の最大投票可能回数とを比較し
て、投票回数が最大投票可能回数を下回れば、投票成功
として投票回数に1だけ加算する。投票時間が終了した
時には、投票時間管理手段4は、発信番号別投票テーブ
ル3を消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話投票サービス
提供装置および電話投票サービス提供方法、並びに記録
媒体に関し、特に、加入者1回線毎に投票回数を制限す
ることにより、公平かつ信頼性の高い電話投票を行うこ
とができるようにした電話投票サービス提供装置および
電話投票サービス提供方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インテリジェントネットワークは、既存
交換局をベースにした複数のサービス交換ポイント(S
SP)と、サービスの集中制御を目的とするサービス制
御ポイント(SCP)などから構成されている。
【0003】このような構成のインテリジェントネット
ワークに対しては、番号変換を特徴とする着信課金サー
ビスや、仮想私設網サービスなどが適していると考えら
れるが、票の集計や投票スケジュールを統一的に運用す
るという観点から、電話投票サービスにも適していると
考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一方で
は、電話網全体の情報を統一的に運用するサービス制御
ポイントにおいて、サービスに使用するリソースが常に
巨大化しがちであり、それがサービスの運用コストを高
くならしめる弊害があるという課題があった。
【0005】特に、投票結果の信頼性を向上させるため
には、少数の加入者が意図的に多数票を投じて投票結果
を歪めることがないよう、加入者毎に投票回数の制限を
行う必要があるが、このために、加入者全ての情報を登
録しておくと、そのためのリソースは非常に大きなもの
となる。このことから、投票結果の信頼性を向上させな
がら、リソースを縮小化することが必要とされている。
【0006】また、電話投票番号を基本にして投票を集
計すると、例えば、賛成票を集計するための電話投票番
号と、反対票を集計するための電話投票番号が存在する
場合において、同一の加入者が、賛成票を集計するため
の電話投票番号と反対票を集計するための電話投票番号
の両方に投票してしまうことがあり、投票結果に矛盾を
生ずる恐れがある課題があった。このため、複数の電話
投票番号を単一の投票結果として集計する必要があっ
た。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、公平、かつ信頼性の高い電話投票サービス
を提供し、矛盾のない投票結果を得ることができるよう
にするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電話投
票サービス提供装置は、加入者による、所定の投票に用
いられる1又は複数の投票先の電話番号に対する電話投
票を受け、1又は複数の電話番号に対する加入者からの
投票回数を集計することにより、電話投票サービスを提
供する電話投票サービス提供装置であって、投票のスケ
ジュールを記憶する投票スケジュール記憶手段と、加入
者の電話から投票先の電話番号に対して電話投票があっ
たとき、加入者の発信番号と、投票先の電話番号と、発
信番号からの投票先の電話番号に対する投票回数を検出
する検出手段と、少なくとも、検出手段によって検出さ
れた発信番号と投票回数からなるテーブルを、投票のス
ケジュール毎に作成する作成手段と、作成手段によって
作成されたテーブルを一時的に記憶するテーブル記憶手
段と、投票スケジュール記憶手段に記憶されている投票
のスケジュールに基づいて、電話投票が可能な時間帯以
外の時間に、テーブルをテーブル記憶手段から削除する
削除手段とを備えることを特徴とする。また、投票のス
ケジュールには、少なくとも、投票のスケジュールを識
別するための番号と、各投票が時間的に可能であるか否
かを示す情報と、発信番号毎に最大限可能な投票回数と
が記述されるようにすることができる。また、投票のス
ケジュールには、少なくとも、投票のスケジュール毎に
設定された各発信番号の投票可能な回数が記述され、投
票のスケジュールに記述されている投票に対応する各発
信番号の投票可能な回数と、投票に対応するテーブルに
記述されている各発信番号の投票回数とを比較する比較
手段と、比較手段による比較結果に基づいて、各発信番
号毎に投票回数を制限する投票制限手段とをさらに設け
るようにすることができる。また、作成手段は、投票ス
ケジュール記憶手段に記憶されている投票のスケジュー
ルに基づいて、電話投票が可能な時間帯であるとき、テ
ーブルを作成するようにすることができる。また、投票
スケジュール記憶手段とテーブル記憶手段は、共有メモ
リに対する更新処理を行い、投票のスケジュールとテー
ブルは、共有メモリ上に展開されるようにすることがで
きる。また、テーブル記憶手段は、テーブルを、投票の
スケジュールを構成する各投票の識別番号を記述するフ
ィールドと、発信番号を記述するフィールドと、投票回
数を記述するフィールドにより構成されるデータベース
上に展開して記憶し、削除手段は、投票のスケジュール
を構成する各投票の識別番号に基づいて検索したデータ
を削除するようにすることができる。請求項7に記載の
電話投票サービス提供方法は、加入者による、所定の投
票に用いられる1又は複数の投票先の電話番号に対する
電話投票を受け、1又は複数の電話番号に対する加入者
からの投票回数を集計することにより、電話投票サービ
スを提供する電話投票サービス提供方法であって、投票
のスケジュールを記憶する投票スケジュール記憶ステッ
プと、加入者の電話から投票先の電話番号に対して電話
投票があったとき、加入者の発信番号と、投票先の電話
番号と、発信番号からの投票先の電話番号に対する投票
回数を検出する検出ステップと、少なくとも、検出ステ
ップにおいて検出された発信番号と投票回数からなるテ
ーブルを、投票のスケジュール毎に作成する作成ステッ
プと、作成ステップにおいて作成されたテーブルを一時
的に記憶するテーブル記憶ステップと、投票スケジュー
ル記憶ステップにおいて記憶された投票のスケジュール
に基づいて、電話投票が可能な時間帯が終了したことを
通知されたときに、テーブル記憶ステップにおいて記憶
されたテーブルを削除する削除ステップとを備えること
を特徴とする。請求項8に記載の記録媒体は、請求項7
に記載の電話投票サービス提供方法を実行可能なプログ
ラムが記録されていることを特徴とする。本発明に係る
電話投票サービス提供装置および電話投票サービス提供
方法、並びに記録媒体においては、投票のスケジュール
を記憶し、加入者の電話から投票先の電話番号に対して
電話投票があったとき、加入者の発信番号と、投票先の
電話番号と、発信番号からの投票先の電話番号に対する
投票回数を検出し、少なくとも、検出された発信番号と
投票回数からなるテーブルを、投票のスケジュール毎に
作成し、作成されたテーブルを一時的に記憶し、記憶さ
れた投票のスケジュールに基づいて、電話投票が可能な
時間帯が終了した後に、記憶されたテーブルを削除す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電話投票サービス
提供装置の概要について説明する。本発明は、インテリ
ジェントネットワークを用いた電話投票サービスにおい
て、発信番号毎に一定の投票可能な投票回数を予め設け
ておき、同一の発信番号からはその回数を越えて投票す
ることができなくなるようにすることにより、投票結果
の公平性と信頼性を保つ機能を備える。
【0010】この機能を実現するためには、加入者から
の電話による投票が、発信番号毎に予め割り当てられた
投票回数を越えているかどうかを照合する必要があり、
そのために、各発信番号毎に現在の投票回数を記録する
テーブルが必要となる。
【0011】このテーブルは、電話投票サービスが全国
展開されることを考えた場合、全国の加入者の電話番号
の全てをレコードとして持つことが考えられるため、非
常に大きなリソース(記憶装置の記憶容量など)を使用
することになり得る。
【0012】しかしながら、一方では、一般の紙による
投票の場合と同様に、投票者の棄権などの可能性があ
り、必ずしも全ての加入者からアクセスがあるとは限ら
ない。従って、必ずしも全ての加入者の電話番号(発信
番号)をレコードとして持つ必要はない。
【0013】また、このテーブルは、投票時間内にのみ
必要であり、投票時間の前後には不要となるものであ
る。
【0014】本発明は、この各発信番号毎に現在の投票
数を記録するテーブルを、実際に必要とされる投票時間
内にのみ、実際に必要な発信番号件数分だけ存在させ、
投票時間以外には存在させないようにすることにより、
リソースを有効活用できるようにする。
【0015】また、このテーブルを使用して、加入者1
回線毎に一律の最大投票回数を指定することにより、投
票の公平性と信頼性を保つことができるようにしてい
る。
【0016】次に、図1を参照して、本発明の原理につ
いて説明する。図1は、本発明の電話投票サービス提供
装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1における各手段、及びデータは、インテリジェント
ネットワークにおけるサービス制御ポイント(SCP)
に属するものであり、呼処理手段1は、サービス交換ポ
イント(SSP)からのサービス実行要求を受信し、所
定の処理を行った後、サービス交換ポイントへ呼接続要
求を送信する。呼処理手段1が受信するサービス実行要
求には、発信番号(加入者の電話番号)とダイヤル番号
(加入者がダイヤルした番号)が含まれる。
【0017】呼処理手段1がサービス交換ポイントに対
して送信する呼接続要求には、呼の接続先、例えば、音
声トランクを示す一意の番号が含まれる。呼処理手段1
は、サービス実行要求を受信すると、共有メモリ6上に
展開された投票管理テーブル2を参照して、投票時間内
であるか否か、及び発信番号毎に、投票回数に制限があ
るか否か(最大投票可能回数が設定されているか否か)
を判断する。
【0018】呼処理手段1は、投票時間内であり、かつ
発信番号毎に投票回数に制限があると判断した場合に
は、発信番号毎の最大投票可能回数を取得し、共有メモ
リ6上にスケジュール番号毎に作成された発信番号別投
票テーブル3をアタッチする。
【0019】発信番号別投票テーブル3は、作成された
直後は発信番号のエントリがない空のテーブルである。
発信番号別投票テーブル3は、発信番号をキーとして、
その発信番号から投票された回数をデータとして持つ。
呼処理手段1は、発信番号別投票テーブル3からその発
信番号を検索し、投票回数を取得する。
【0020】発信番号別投票テーブル3にその発信番号
のエントリがない場合は、その発信番号が新たに追加さ
れ、そのときの投票回数は0と設定される。そして、発
信番号別投票テーブル3から取得されたその発信番号の
投票回数と、投票管理テーブル2から取得されたその発
信番号の最大投票可能回数とを比較して、投票回数が最
大投票可能回数を下回れば、投票成功として投票回数に
1だけ加算する。比較の結果、投票回数が最大投票可能
回数と同値又はそれ以上であれば、投票失敗としてデー
タの変更は行わない。
【0021】また、投票時間が終了したときには、呼処
理手段1は、投票時間管理手段4から、いま行っている
投票のスケジュール番号を情報として含む投票時間終了
メッセージを受信し、このスケジュール番号に対応する
発信番号別投票テーブル3をデタッチする。
【0022】このようにして、発信番号毎の投票回数に
公平性を持たせるとともに、発信番号別投票テーブル3
を投票時間内だけ、投票のあった発信番号の件数分だけ
存在させることができる。これにより、リソースを有効
利用することが可能となる。
【0023】次に、図1を参照して、本発明の電話投票
サービス提供装置の一実施の形態の具体的な構成例につ
いて説明する。本実施の形態は、SSPからのサービス
実行要求の受信により動作する呼処理手段1と、共有メ
モリ6上に展開され、電話投票サービスによる投票数な
どが記録され、投票スケジュールの管理を行うために使
用される投票管理テーブル2と、投票管理テーブル2の
場合と同様に、共有メモリ6上に投票スケジュール毎に
展開され、発信番号毎の投票回数が記録される発信番号
別投票テーブル3と、投票データベース5を参照して、
投票開始、投票終了などの投票スケジュールの時間的遷
移の際に投票管理テーブル2を更新する投票時間管理手
段4と、投票スケジュールのマスタのデータを記録する
投票データベース5とから構成されている。
【0024】呼処理手段1は、SSPからのサービス実
行要求を受信することによって電話投票の処理を開始す
るようになされている。このサービス実行要求には、発
信番号とダイヤル番号が含まれている。呼処理手段1
は、これらの情報を元に、投票管理テーブル2と発信番
号別投票テーブル3にアクセスして、投票に必要な情報
を参照し、投票が可能か否かを判定し、判定結果に応じ
て投票を受け付けるか又は投票を拒絶する。
【0025】また、投票時間が終了すると、投票時間管
理手段4からの投票時間終了メッセージを受信すること
により、発信番号別投票テーブル3をデタッチする。投
票時間終了メッセージには投票スケジュール番号が含ま
れる。
【0026】投票時間管理手段4は、投票データベース
5から投票スケジュール毎に情報を読み込み、共有メモ
リ6上に投票管理テーブル2を展開する。発信番号毎に
投票回数を制限する場合は、共有メモリ6上にスケジュ
ール番号毎に発信番号別投票テーブル3をも展開する。
これらのテーブルを作成/消去することもできる。
【0027】投票開始時刻と投票終了時刻には、投票時
間管理手段4は、投票管理テーブル2にアクセスし、投
票スケジュールの状態を「投票時間内である」、又は
「投票時間外である」などに変更する。また、投票終了
時刻には、呼処理手段1に対して、スケジュール番号を
含む情報とともに投票時間終了メッセージを発信する。
その後、発信番号別投票テーブル3を消去する。
【0028】また、各データ類はそれぞれ概略次のよう
に記述される。
【0029】投票データベース5は、投票スケジュール
毎にデータが登録されたものである。投票スケジュール
番号は、投票スケジュール毎にシステムの中で唯一割り
当てられた番号で同一のものはない。
【0030】投票は、投票スケジュール毎にデータとし
てまとめられたり実行されたりするものであり、その内
容は、投票開始時刻、投票終了時刻、及び、場合によっ
てはそれぞれの年月日、収集する最大の総投票数の制限
値、総投票数、発信番号毎に投票回数を規制するか否か
を示すフラグ、発信番号毎に投票できる最大の投票回数
の制限値、及び投票スケジュールに属する1又は複数の
電話投票番号が含まれる。即ち、1つの投票スケジュー
ルによって複数の電話投票番号を使用することができる
ようになされている。
【0031】投票管理テーブル2は、投票データベース
5の情報を呼処理を効率的に行うために複写再編集した
ものに、現在の投票スケジュールの状態及び投票数を加
えたデータで構成される。
【0032】発信番号別投票テーブル3は、発信番号毎
に投票回数を制限する機能を持つ投票スケジュール毎に
存在する。そして、発信番号とその投票回数という2種
類のデータで構成される。
【0033】次に、図1乃至図4を参照して、本実施の
形態の全体の動作について詳細に説明する。まず、図2
を参照して、図1の投票時間管理手段4の投票時間の開
始時における動作について説明する。
【0034】図1の投票時間管理手段4が、所定の投票
スケジュール番号の投票スケジュールの投票開始時刻を
検知すると、図1の投票管理テーブル2の上記投票スケ
ジュール番号の状態を、投票時間外である状態から投票
時間内である状態に変更する(ステップS1)。
【0035】次に、上記投票スケジュール番号のデータ
を参照して、発信番号毎に、投票回数を規制するか否か
を示すフラグを参照し(ステップS2)、発信番号毎に
投票回数を規制する場合には、上記投票スケジュールの
ための発信番号別投票テーブル3(図1)を作成する
(ステップS3)。
【0036】次に、図1の呼処理手段1の電話投票の動
作について、図3のフローチャートを参照して説明す
る。図1の呼処理手段1が投票を受けると、即ち、サー
ビス実行要求を受信すると、図1の投票管理テーブル2
にアクセスする(ステップS11)。
【0037】サービス実行要求に含まれるダイヤル番号
が、電話投票番号にあたるので、この番号を元に投票ス
ケジュール番号を検索し、検索された上記投票スケジュ
ール番号の投票スケジュールの状態が、投票時間内であ
るかどうかを調べる(ステップS12)。上記投票スケ
ジュールの状態が投票時間内であれば、次の処理、即
ち、発信番号毎に投票回数を規制するかどうかを上記投
票スケジュール番号のデータから調べる(ステップS1
3)。
【0038】発信番号毎に投票回数を規制するのであれ
ば、図1の発信番号別投票テーブル3にアタッチ済みか
どうかを確認する(ステップS14)。上記テーブルへ
のアクセスが初回のアクセスである場合は、アタッチ済
みでないので、まず、アタッチを行い(ステップS1
5)、それからアクセスを行うことになる(ステップS
16)。ステップS14において、発信番号別投票テー
ブル3にアタッチ済みであることが確認された場合は、
アタッチは行わず、ステップS16の処理に移行する。
【0039】次に、サービス実行要求で得た発信番号
が、図1の発信番号別投票テーブル3にエントリされて
いるかどうかを調べる(ステップS17)。上記発信番
号からの投票が初回である場合には、サービス実行要求
で得た発信番号が発振番号別投票テーブル3にエントリ
されていないので、上記発信番号のエントリを作成する
(ステップS18)。エントリ作成直後のエントリの現
在の投票回数には0が設定される。また、上記発信番号
が発信番号別投票テーブル3にエントリされている場合
には、ステップS18の処理は行わず、ステップS19
に進む。
【0040】次に、このエントリの現在の投票回数を、
図1の投票管理テーブル2の上記投票スケジュールにお
ける発信番号あたりの最大投票可能回数と比較する(ス
テップS19)。比較の結果、エントリの現在の投票回
数の方が、投票管理テーブル2の最大投票可能回数より
小さい場合は投票可能と判断され、上記エントリの投票
回数を1だけ加算する(ステップS20)。
【0041】その後、図1の投票管理テーブル2側の上
記投票スケジュールの総投票数の方も1だけ加算する
(ステップS21)。そして、発信者には、投票が成功
したことをアナウンスで報告するために、アナウンス番
号を含む呼接続要求をSSPに返す(ステップS2
2)。
【0042】一方、ステップS12において、検索され
た上記投票スケジュール番号の投票スケジュールの状態
が、投票時間内でない(投票に失敗した)と判定された
場合、投票時間内でないので、投票に失敗したことを発
信者にアナウンスで報告するために、アナウンス番号を
含む呼接続要求をSSPに返す(ステップS23)。
【0043】また、ステップS19において、発信番号
毎の投票回数が定められた値に達していると判定された
場合、発信番号毎の投票回数が最大値に達していること
を発信者にアナウンスで報告するために、アナウンス番
号を含む呼接続要求をSSPに返す(ステップS2
4)。
【0044】ステップS23,S24のどちらの場合
も、図1の投票管理テーブル2、及び、発信番号別投票
テーブル3への投票回数の加算は行われない。
【0045】また、ステップS13において、発振番号
毎に投票回数を規制しないと判定された場合は、ステッ
プS21に進み、ステップS21以降の処理が実行され
る。そして、ステップS23、又はステップS22、又
はステップS24の処理が終了すると、本処理を終了す
る。
【0046】次に、図4のフローチャートを参照して、
図1の投票時間管理手段4の投票時間の終了時の動作に
ついて説明する。
【0047】最初に、投票終了時刻になると、図1の投
票時間管理手段4がそれを検知し、図1の投票管理テー
ブル2の該当する投票スケジュールの状態を、投票時間
外である状態に変更する(ステップS31)。
【0048】次に、図1の呼処理手段1及び発信番号別
投票テーブル3へ投票時間終了メッセージを送信する
(ステップS32)。上記投票時間終了メッセージに
は、上記投票スケジュール番号が含まれているため、図
1の呼処理手段1は、該当する発信番号別投票テーブル
3を判別することができるようになっている。これによ
り、呼処理手段1は、該当する発信番号別投票テーブル
3をデタッチすることができる。
【0049】最後に、図1の上記投票スケジュールの発
信番号別投票テーブル3を消去する(ステップS3
3)。これにより、投票時間の終了と同時に、不要とな
ったデータが速やかに消去されるようにすることができ
る。
【0050】以上説明したように、上記実施の形態を用
いることにより、次のような効果を得ることができる。
第1の効果は、発信番号毎に公平な投票を行うことがで
きることである。その理由は、発信番号毎の最大投票可
能回数が、電話投票の投票スケジュール毎に決められて
いるからである。
【0051】第2の効果は、それによる投票の結果が信
頼性の高いものになることである。その理由は、発信番
号毎に、最大可能投票回数が決められており、ある特定
の発信番号からの多大な投票回数によって、結果が歪め
られることがないからである。その理由は、複数の電話
投票番号(例えば、賛成と反対)を、同一スケジュール
番号下に管理し、発信番号毎の最大投票可能回数を例え
ば1などとすることにより、1つの投票番号に1回しか
投票することができなくなり、投票結果の矛盾を防ぐこ
とができるからである。
【0052】第3の効果は、サービス制御ポイントにお
いて、リソースの有効利用を図ることができることであ
る。その理由は、発信番号毎の投票回数を記録しておく
テーブルが、必要な時間に必要な量だけ存在し、それ以
外の時間には存在しないようにしているからである。
【0053】次に、本発明の電話投票サービス提供装置
の他の実施の形態について図面を参照して説明する。図
5は、本発明の電話投票サービス提供装置の他の実施の
形態の構成例を示すブロック図である。
【0054】図5に示したように、本実施の形態は、呼
処理手段1と、共有メモリ6上に展開された投票管理テ
ーブル2と、共有メモリ6上に展開された発信番号別投
票テーブル3と、投票時間管理手段4と、投票データベ
ース5とから構成される。
【0055】図5に示した実施の形態の構成において、
図1に示した実施の形態の構成と異なる点は、呼処理手
段1による発信番号別投票テーブル3へのアクセスにお
いて、1回のアクセス毎にアタッチとデタッチを行って
いる点である。このため、投票時間管理手段4は、呼処
理手段1に対して、投票時間終了メッセージを送出し、
発信番号別投票テーブル3からデタッチさせる処理を行
う処理部或いはプログラムを備えていない。
【0056】呼処理手段1も、投票時間管理手段4から
の投票時間終了メッセージを受信して、発信番号別投票
テーブル3からデタッチする処理を行う処理部或いはプ
ログラムを備えていない。従って、これらの処理の分だ
け構成を簡単にすることができる。
【0057】なお、図5に示した実施の形態は、共有メ
モリ6におけるデータの読み出し、及び書き込みに対す
る処理能力が、充分に高い場合に考えられる構成であ
る。このような構成にしても、図1に示した実施の形態
の場合と同様の効果を得ることができる。
【0058】次に、本発明の電話投票サービス提供装置
のさらに他の実施の形態について図面を参照して詳細に
説明する。図6は、本発明の電話投票サービス提供装置
のさらに他の実施の形態の構成例を示すブロック図であ
る。
【0059】図6に示したように、本実施の形態は、呼
処理手段1と、共有メモリ6上に展開された投票管理テ
ーブル2と、データベース上に展開された発信番号別投
票テーブル3と、投票時間管理手段4と、投票データベ
ース5とから構成される。
【0060】図6に示した実施の形態の構成が、図5に
示した実施の形態の構成と異なる点は、発信番号別投票
テーブル3を共有メモリ6上ではなく、データベース上
に置いた点である。これは、データベースにおけるデー
タの読み出し、及び書き込みに対する処理能力が、充分
に高い場合に考えられる構成である。
【0061】この場合のデータの構成については図1の
場合と若干異なっている。発信番号別投票テーブルは単
一のテーブルであり、データの1レコードは、スケジュ
ール番号と発信番号の2つのフィールドをキーフィール
ドとし、他に投票回数をフィールドに持つ。投票時間が
終了すると、投票時間管理手段4は発信番号別投票テー
ブル3から、該当する投票スケジュール番号の全ての発
信番号のレコードを削除する。
【0062】このような構成にしても、図1及び図5に
示した各実施の形態の場合と同様の効果を得ることがで
きる。
【0063】なお、上記実施の形態における各テーブル
の構成は例であって、これに限定されるものではない。
【0064】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る電話投票サー
ビス提供装置および電話投票サービス提供方法、並びに
記録媒体によれば、投票のスケジュールを記憶し、加入
者の電話から投票先の電話番号に対して電話投票があっ
たとき、加入者の発信番号と、投票先の電話番号と、発
信番号からの投票先の電話番号に対する投票回数を検出
し、少なくとも、検出された発信番号と投票回数からな
るテーブルを、投票のスケジュール毎に作成し、作成さ
れたテーブルを一時的に記憶し、記憶された投票スケジ
ュールに基づいて、電話投票が可能な時間帯以外の時間
に、記憶されたテーブルを削除するようにしたので、公
平、かつ信頼性の高い電話投票サービスを提供し、矛盾
のない投票結果を得ることができるとともに、リソース
を効率的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話投票サービス提供装置の一実施の
形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施の形態の投票時間開始時の処理手順
を説明するフローチャートである。
【図3】図1の実施の形態の呼処理手段1の処理手順を
説明するフローチャートである。
【図4】図1の実施の形態の投票時間終了時の処理手順
を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の電話投票サービス提供装置の他の実施
の形態の構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明の電話投票サービス提供装置のさらに他
の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 呼処理手段 2 投票管理テーブル 3 発信番号別投票テーブル 4 投票時間管理手段 5 投票データベース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者による、所定の投票に用いられる
    1又は複数の投票先の電話番号に対する電話投票を受
    け、1又は複数の前記電話番号に対する加入者からの投
    票回数を集計することにより、電話投票サービスを提供
    する電話投票サービス提供装置であって、 前記投票のスケジュールを記憶する投票スケジュール記
    憶手段と、 前記加入者の電話から投票先の前記電話番号に対して電
    話投票があったとき、前記加入者の発信番号と、投票先
    の前記電話番号と、前記発信番号からの投票先の前記電
    話番号に対する投票回数を検出する検出手段と、 少なくとも、前記検出手段によって検出された前記発信
    番号と前記投票回数からなるテーブルを、前記投票のス
    ケジュール毎に作成する作成手段と、 前記作成手段によって作成された前記テーブルを一時的
    に記憶するテーブル記憶手段と、 前記投票スケジュール記憶手段に記憶されている前記投
    票のスケジュールに基づいて、前記電話投票が可能な時
    間帯以外の時間に、前記テーブルを前記テーブル記憶手
    段から削除する削除手段とを備えることを特徴とする電
    話投票サービス提供装置。
  2. 【請求項2】 前記投票のスケジュールには、少なくと
    も、前記投票のスケジュールを識別するための番号と、
    各投票が時間的に可能であるか否かを示す情報と、前記
    発信番号毎に最大限可能な投票回数とが記述されること
    を特徴とする請求項1に記載の電話投票サービス提供装
    置。
  3. 【請求項3】 前記投票のスケジュールには、少なくと
    も、前記投票のスケジュール毎に設定された各発信番号
    の投票可能な回数が記述され、 前記投票のスケジュールに記述されている前記投票に対
    応する各発信番号の投票可能な回数と、前記投票に対応
    する前記テーブルに記述されている各発信番号の前記投
    票回数とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に基づいて、各発信番号毎
    に投票回数を制限する投票制限手段とをさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電話投票サービス提供
    装置。
  4. 【請求項4】 前記作成手段は、前記投票スケジュール
    記憶手段に記憶されている前記投票のスケジュールに基
    づいて、前記電話投票が可能な時間帯であるとき、前記
    テーブルを作成することを特徴とする請求項1に記載の
    電話投票サービス提供装置。
  5. 【請求項5】 前記投票スケジュール記憶手段と前記テ
    ーブル記憶手段は、共有メモリを構成し、前記投票のス
    ケジュールと前記テーブルは、前記共有メモリ上に展開
    されることを特徴とする請求項1に記載の電話投票サー
    ビス提供装置。
  6. 【請求項6】 前記テーブル記憶手段は、前記テーブル
    を、前記投票のスケジュールを構成する各投票の識別番
    号を記述するフィールドと、前記発信番号を記述するフ
    ィールドと、前記投票回数を記述するフィールドにより
    構成されるデータベース上に展開して記憶し、 前記削除手段は、前記投票のスケジュールを構成する各
    投票の識別番号に基づいて検索したデータを削除するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電話投票サービス提供
    装置。
  7. 【請求項7】 加入者による、所定の投票に用いられる
    1又は複数の投票先の電話番号に対する電話投票を受
    け、1又は複数の前記電話番号に対する加入者からの投
    票回数を集計することにより、電話投票サービスを提供
    する電話投票サービス提供方法であって、 前記投票のスケジュールを記憶する投票スケジュール記
    憶ステップと、 前記加入者の電話から投票先の前記電話番号に対して電
    話投票があったとき、前記加入者の発信番号と、投票先
    の前記電話番号と、前記発信番号からの投票先の前記電
    話番号に対する投票回数を検出する検出ステップと、 少なくとも、前記検出ステップにおいて検出された前記
    発信番号と前記投票回数からなるテーブルを、前記投票
    のスケジュール毎に作成する作成ステップと、 前記作成ステップにおいて作成された前記テーブルを一
    時的に記憶するテーブル記憶ステップと、 前記投票スケジュール記憶ステップにおいて記憶された
    前記投票のスケジュールに基づいて、前記電話投票が可
    能な時間帯以外の時間に、前記テーブル記憶ステップに
    おいて記憶された前記テーブルを削除する削除ステップ
    とを備えることを特徴とする電話投票サービス提供方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の電話投票サービス提供
    方法を実行可能なプログラムが記録されている記録媒
    体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021054657A1 (ko) * 2019-09-17 2021-03-25 문기봉 숙의 및 투표를 통한 의사 결정 방법

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