JP2000190849A - 車両基地内ダイヤ作成装置 - Google Patents
車両基地内ダイヤ作成装置Info
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Abstract
計画を含む車両基地内ダイヤを効率よく作成できる車両
基地内ダイヤ作成装置を得る。 【解決手段】 基地構造情報13および本線ダイヤ情報
14を保持し、滞泊番線を決定する滞泊番線決定部7、
作業ルール11を満足させながら作業番線、作業時間お
よび作業チームを決定する作業計画決定部8、入換ルー
ル12を満足させながら入換番線、入換時間、および運
転士を決定する入換スジ決定部9、および入換スジ作成
時に支障チェックを行う支障チェック部10を備えてい
る。
Description
における車両の清掃、検査等の作業を効率よく行うため
の作業ダイヤを作成する車両基地内ダイヤ作成装置に関
する。
ィクス利用国内シンポジウム論文集1996年(p167〜
p170)に示された従来の車両基地内ダイヤ作成装置によ
る処理手順を示すフローチャートである。従来装置で
は、まず入出庫割り当て(ダイヤ作成)を行う全編成に
対して、作業の種類等をもとに入出庫割り当ての順序を
決定し(S1)、その順序にしたがって、各編成ごとの
本線から車両基地への入区時刻および出区時刻、編成の
種類等の入出区情報を取り出す(S2)。次に、予め登
録している到着番線→作業番線→出発番線のパターン
(番線入換パターン)を検索し(S3)、上記S2で取
り出した入出区情報に合致する番線入換パターンがあれ
ば、そのパターンに基づいて当該編成の入区から出区ま
での車両基地内ダイヤとして割り当てる(S4でYES
のとき)。上記番線入換パターンは車両基地の構造に依
存するため、その車両基地において存在するパターンを
予め登録しておく必要がある。例えば図7に示すよう
に、2つの留置線と3つの作業線とからなる車両基地で
あった場合、図8に示すように、12通りの番線入換パ
ターンが存在する。この番線入換パターンを予め登録し
ておくのである。そして、すべての編成に対して入出庫
割当が終了するまで(S5でYESのとき)、上記S2
〜S4の処理を繰り返すことにより全編成についての車
両基地内ダイヤを作成する。上記S4で入出区情報に合
致する番線入換パターンがない場合は(S4でNOのと
き)、例えば予め設定した試行回数限界に達するまで
(S6でNOのとき)、上記S1にもどって入出庫割り
当ての順序を変更し、その編成に対して上記S1〜S4
の処理を繰り返す。試行回数限界を越える場合は(S6
でYESのとき)、手動により割り付けを行うことにな
る。
ヤ作成装置においては、車両基地ごとにその構造に基づ
いて番線入換パターンを登録しておく必要があり、番線
数が多い車両基地ではその番線入換パターンのデータ量
が膨大になるといった問題点があった。また、車両基地
内に存在する編成数が番線数よりも多くなる場合には、
すでに編成が存在する番線に別の編成を移動させたり、
同一番線に存在する複数の編成のうちの一つの編成のみ
を他の番線に移動させたりする必要が生じる。この場
合、編成の併結作業または分解作業を設定する必要があ
り、番線入換パターンが複雑すぎてその登録が困難とな
るといった問題点があった。
ためになされたもので、その目的は、車両基地の構造ま
たは編成数によらず、作業計画を含む車両基地内ダイヤ
を効率よく作成できる車両基地内ダイヤ作成装置を得る
ものである。
内ダイヤ作成装置においては、車両基地構造情報および
営業本線ダイヤ情報を保持し、各編成ごとに、作業を行
う作業番線および作業開始・終了時刻からなる作業計画
を営業本線ダイヤにより定められた入区・出区時刻およ
び予め定められた作業ルールを満足させながら決定する
作業計画決定手段と、当該編成の入区番線、出区番線、
上記入区番線から上記作業番線への第1の転線の開始・
終了時刻、および上記作業番線から上記出区番線への第
2の転線の開始・終了時刻からなる入換スジを上記入区
・出区時刻および予め定められた入換ルールを満足させ
ながら決定する入換スジ決定手段とを備えるものであ
る。
終了までの作業時間は、編成の種類ごとに定められた標
準時間を用いるものである。
終了までの転線時間は編成の種類ごと、および転線開始
番線と転線終了番線との組み合わせによって定められた
標準時間を用いるものである。
して作業ルールを満足させる作業計画が決定できない場
合は、その直前に決定した、当該編成とは異なる他の編
成の作業計画を一旦削除し、当該編成に対する作業計画
を先に決定するものである。
して入換ルールを満足させる入換スジが決定できない場
合は、その直前に決定した、当該入換スジとは異なる他
の入換の入換スジを一旦削除し、当該入換に対する入換
スジを先に決定するものである。
て、第1の転線を実施し得る入区時刻から作業開始時刻
までの時間および第2の転線を実施し得る作業開始時刻
から出区時刻までの時間を算出し、この算出した時間の
短い順に、その時間内に実施される転線に対応する入換
スジを決定するものである。
中の車両基地内ダイヤに変更の必要が生じた場合は、保
持している営業本線ダイヤ情報内の該当する編成の入区
・出区時刻を変更し、その変更をもとに当該編成の作業
計画決定および入換スジ決定を行うものである。
間実績を蓄積し、その実績に基づいて作業ルールの標準
作業時間を変更するものである。
の車両基地内ダイヤ作成装置の機器構成を示す図であ
り、1はダイヤ作成処理部で、CRT2、磁気ディスク
装置3、キーボード4、マウス5およびプリンタ装置6
が接続されている。図2は、図1のダイヤ作成処理部1
の機能ブロック図である。図において、7は出区が翌日
ダイヤ分にまたがる編成に対して、その滞泊番線を決定
する滞泊番線決定部、8は作業ルール11を満足させな
がら各編成の作業計画を決定する作業計画決定部で、番
線決定部8a、作業時間決定部8b、および作業チーム
決定部8cからなる。9は入換ルール12を満足させな
がら入区〜作業開始および作業終了〜出区の入換スジを
決定する入換スジ決定部で、作成順序決定部9a、番線
決定部9b、入換時間決定部9c、および運転士決定部
9dからなる。10は入換スジ決定部9で提案された入
換スジがすでに作成された他の編成の入換スジによって
支障があるか否かをチェックする支障チェック部で、支
障がある場合は、すでに作成された入換スジをいったん
削除し、作成順序を入れ替える。13は車両基地内の作
業番線、留置番線等の情報を記憶した基地構造情報、1
4は営業本線から基地への入区時刻、基地から営業本線
への出区時刻、編成の種類等を記憶した本線ダイヤ情報
である。また、15は本装置が作成しようとしている車
両基地内ダイヤである。
成装置における動作について、図3のフローチャートを
参照しながら説明する。まず、滞泊番線決定部7は、本
線への出区時刻が翌日ダイヤ分である編成に対して、そ
の出区時刻をもとに滞泊番線を自動決定する(T1)。
つまり、出区時刻の早いものから順に他の編成が邪魔に
ならずに出区できるように配置する必要があり、例えば
停泊可能な番線数より滞泊編成数の方が多くて、同一番
線に複数の編成を滞泊させる場合には、出区時刻の早い
方の編成をその番線の本線側に配置させるのである。ま
た、寒冷地では早朝にはポイントが凍結するおそれがあ
るので、早朝出発する編成はポイント切替なしに出発で
きる番線に滞泊させるなど、車両基地ごとの制約条件に
したがって滞泊番線が決定される。
査・清掃等の作業計画を行う(T2)。作業計画とは、
その作業番線と作業開始時刻および作業終了時刻、さら
には作業チームを決定することであり、下記のような作
業ルール(1)〜(5)を満足させながら行う。 (1)作業番線は編成の種類により定められている。 (2)作業開始時刻は入区時刻以降、作業終了時刻は出
区時刻以前である。 (3)作業開始時刻から作業終了時刻までの作業時間
は、編成の種類ごとに定められた標準時間である。 (4)作業毎に作業を行うチームを設定し、作業時間帯
はその作業チームの勤務時間帯であり、そのチームの他
の作業と重なってはならない。 作業計画は、入区時刻の早い編成から行うこととする
が、上記ルールを満足する作業番線または作業時間が確
保できない場合、直前の編成の作業計画を取り消して、
順序を入れ換えて先に行う。その後で、先程取り消した
編成の作業計画を行う。例えば、A,B,C,D,Eの
5つの編成がその順番で入区する場合には、その順番で
作業計画を行うが、もしDの作業が割り付けられない場
合にはすでに作成したCの作業計画を一旦削除し、Cと
Dとの順序を入れ替え、A,B,D,C,Eの順で行
い、それでもDの作業が割り付けられない場合には同様
にBの計画を一旦削除して、A,D,B,C,Eの順で
行う。
入換スジ決定部9が全編成の全入換スジを作成する。入
換スジ作成とは、本線から入区した編成をある番線(入
区番線)に留置し、その後、作業を行うための作業番線
に移動させる第1の転線と、作業を終了した編成を本線
へ出発するための番線(出区番線)に移動させる第2の
転線とを決定することである。図4に示す例では、編成
1は、作業番線1において時刻T1から時刻T2まで作業
cが実施されることが決定しており、本線の回送線から
留置番線1に入区したあと作業番線1で作業を行い、作
業終了後に留置番線2に移動して再び本線へと出区する
ものである。このとき、留置番線1に入区する入区a、
留置番線1から作業番線1へ移動させる転線b、および
作業番線1から留置番線2への転線dの3つのスジが存
在し、これを入換スジという。入換スジ決定とは、それ
ぞれ入区aの入区番線(留置番線1)、転線bの開始時
刻t1と終了時刻t2、および転線dの開始時刻t3と終
了時刻t4と出区番線(留置番線2)とを決定すること
である。なお、出区eに関しては、出区時刻が既に決ま
っており、転線dにより出区番線が決定されることによ
り必然的に一意的に決定されるので、入換スジ作成対象
から除外する。
その作成順序を決定する(T4)。各編成ごとに[作業
開始時刻−入区時刻]と[出区時刻−作業終了時刻]と
を計算する。ただし、出区が翌日ダイヤにまたがる編成
については、[ダイヤ切替時刻−作業終了時刻]と[出
区時刻−ダイヤ切替時刻]とを計算する。ここで、ダイ
ヤ切替時刻とは基地内の1日の作業が終了する時刻を便
宜的に決めたものであり、この時刻には滞泊するすべて
の編成が上記T1の処理で決定した滞泊番線に存在する
とする。入区時刻および出区時刻は営業本線でのダイヤ
から与えられる。また、作業開始時刻および作業終了時
刻は上記T2の処理で決定されたもので、図4の例では
時刻T1およびT2である。[作業開始時刻−入区時刻]
の時間には入区aと、入区番線から作業番線への転線b
との2つの入換スジが対応し、[出区時刻−作業終了時
刻]の時間には作業番線から出区番線への転線dの入換
スジが対応する。次に、全編成の計算結果を編成に関係
なく時間の短いものから順に並べ、その時間に対応する
入換を順序づける。例えば編成1の[作業開始時刻−入
区時刻]<編成2の[作業開始時刻−入区時刻]<編成
2の[出区時刻−作業終了時刻]<編成1の[出区時刻
−作業終了時刻]であれば、編成1の入区a、編成1の
転線b、編成2の入区a、編成2の転線b、編成2の転
線d、編成1の転線dの順に作成することになる。
済みならば(T4でYESのとき)、車両基地内ダイヤ
が完成し、処理を終了する。そうでないならば(T4で
NOのとき)、上記T3で決定した順に、下記の入換ル
ール(1)および(2)を満足する番線と、下記の入換
ルール(3)〜(6)を満足する転線開始時刻および転
線終了時刻、さらに入換を行う運転士とを決定する(T
5)。 (1)入換番線は編成の種類により定められている。 (2)複数の編成が入線できる番線においては、他の番
線への転線時に同一番線に存在する他の編成に邪魔され
ることがないように、転線の順序を決定する。例えば、
同一番線の本線側に編成1と本線逆側に編成2とが存在
する場合、本線側に移動する場合は編成1が先にその番
線への転線を行わなければならない。反対に、本線逆側
に移動する場合は編成2が先にその番線への転線を行わ
なければならない。また同様に、本線側から到着する場
合は編成2が先、本線逆側から到着する場合は編成1が
先にその番線への転線を行わなければならない。 (3)転線開始から転線終了までの間に他の編成の転線
と進路が交差してはならない。 (4)転線作業を行う運転士を設定し、転線時間帯はそ
の運転士の勤務時間内であり、その運転士の他の転線作
業と重なってはならない。 (5)入区番線から作業番線への転線(図4のスジb)
については、転線開始時刻は入区時刻以降、転線終了時
刻は作業開始時刻以前とする。また作業番線から出区番
線への転線(図4のスジd)については、転線開始時刻
は作業終了時刻以降、転線終了時刻は出区時刻以前とす
る。 (6)転線時間(転線開始時刻から転線終了時刻までの
時間)は、編成の種類および転線開始番線と転線終了番
線との組み合わせによって定められた標準時間である。
みの入換スジによって支障が生じないかをチェックす
る。支障なく上記入換ルールを満たす入換番線および入
換時間が提案でき、入換スジを作成できたならば(T6
でNOのとき)、T4にもどり、次に作成すべき入換が
あれば上記T5〜T6を繰り返す。もし入換スジ作成に
支障が生じたならば(T6でYESのとき)、直前に作
成した入換スジを一旦削除し(T7)、当該入換スジを
先に決定し、一旦削除した入換スジに対して他の番線を
探す(T8)。該当する番線があれば(T8でNOのと
き)、番線を変更し(T9)、上記T4〜T6において
再度作成を試みる。すべての番線についても上記入換ル
ールを満足させることができなかった場合は(T8でY
ESのとき)、作業ルールまたは入換ルールを変更せざ
るを得ず、自動提案による車両基地ダイヤ作成は不能で
あるので処理を終了する。
を用いて説明する。編成1および編成2の2編成につい
て、それぞれの作業計画c1(作業番線2)およびc2
(作業番線1)が先に示した図3のT2の処理において
決定しているものとする。また、編成1の[作業開始時
刻−入区時刻]<編成2の[作業開始時刻−入区時刻]
<編成2の[出区時刻−作業終了時刻]<編成1の[出
区時刻−作業終了時刻]であるとする。このとき、入換
スジは、編成1の入区a1→編成1の転線b1→編成2
の入区a2→編成2の転線b2→編成2の転線d2→編
成1の転線d1の順に作成される。もし、転線b2が支
障により作成できない場合は、直前に決定した入区a2
を一旦削除して転線b2を先に決定し、入区a2の番線
を変更する。それでも転線b2決定に支障がある場合
は、同様にその前に決定している転線b1を削除して、
編成2の転線b2を先に決定する。以上により、予め番
線入換パターンを用意する必要がなく、保持するデータ
量を削減できるとともに、車両基地内ダイヤ作成をルー
ルにしたがって行うので、各車両基地ごとの作業ルール
および入換ルールを準備するだけで、様々な車両基地の
構造、勤務条件、編成本数に容易に対応できる。また、
入換の計画作成に支障がある場合は直前の入換と作成順
序を入れ換えるだけで再度計画が続行できるので、計画
が効率よく行える。
車運行に乱れが生じて、車両基地への入区時刻が遅れた
り車両基地からの出区時刻を変更する必要が生じる場合
がある。この場合、車両基地内ダイヤを変更する必要が
あるが、その変更される入区時刻および出区時刻に基づ
いて、上記実施の形態1において計画が支障した場合と
同様のルールにしたがって該当部分のみ削除および変更
することにより、ダイヤの乱れにも迅速に対応できる。
ダイヤにしたがって実際行われた作業の実績情報を収集
し、作業ルール内の標準作業時間を実績に基づいて変更
することにより、同様の処理で、より実際の作業に合致
した計画を作成することができる。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
作業ルールを満足させながら決定し、その作業計画を基
準として入区〜作業開始および作業終了〜出区の入換ス
ジを予め定められた入換ルールを満足させながら決定す
るので、保持するデータ量を縮小できるうえに、同一の
処理で様々な車両基地構造や編成数に容易に対応でき
る。
編成の種類ごとに定められた標準時間を用いるので、編
成の種類に対応したさまざまな作業内容を考慮したきめ
細かなダイヤ作成が行える。
編成の種類ごと、および転線開始番線と転線終了番線と
の組み合わせによって定められた標準時間を用いるの
で、編成の種類やさまざまな基地構造を考慮したきめ細
かなダイヤ作成が行える。
は、その直前に決定した他の編成の作業計画を一旦削除
して当該編成の作業計画を先に決定するので、全編成の
作業を効率よく割り付けることができる。
は、その直前に決定した他の入換スジを一旦削除して当
該入換スジを先に決定するので、全入換を効率よく割り
付けることができる。
第2の転線を実施しうるそれぞれの時間を算出し、その
時間の短い順に、その時間内の転線に対応する入換スジ
を決定するので、効率よく入換スジが決定できる。
する営業本線ダイヤ情報の当該編成の入区・出区時刻を
変更して、その変更をもとに当該編成の作業計画決定お
よび入換スジ決定を行うので、車両基地内ダイヤ運用中
にも、実際の動きに応じて迅速に変更できる。
間実績を蓄積し、その実績に基づいて作業ルールの標準
作業時間を変更するので、実際の動きにより合致する車
両基地内ダイヤを作成することができる。
構成を示す図である。
図である。
すフローチャートである。
す図である。
す図である。
の流れを示すフローチャートである。
示す図である。
ジ決定部、10 支障チェック部、11 作業ルール、
12 入換ルール、13 基地構造情報、14 本線ダ
イヤ情報、15 車両基地内ダイヤ。
Claims (8)
- 【請求項1】 鉄道車両からなる編成が、営業本線から
車両基地に入区してから検査・清掃等の作業を終えて再
び上記営業本線へ出区するまでの車両基地内ダイヤを作
成する車両基地内ダイヤ作成装置において、 車両基地構造情報および営業本線ダイヤ情報を保持し、
各編成ごとに、上記作業を行う作業番線および作業開始
・終了時刻からなる作業計画を上記営業本線ダイヤから
得られる入区・出区時刻および予め定められた作業ルー
ルを満足させながら決定する作業計画決定手段と、当該
編成の入区番線、出区番線、上記入区番線から上記作業
番線への第1の転線の開始・終了時刻、および上記作業
番線から上記出区番線への第2の転線の開始・終了時刻
からなる入換スジを上記入区・出区時刻および予め定め
られた入換ルールを満足させながら決定する入換スジ決
定手段とを備えたことを特徴とする車両基地内ダイヤ作
成装置。 - 【請求項2】 作業ルールにおいて、作業開始から終了
までの作業時間は、編成の種類ごとに定められた標準時
間を用いることを特徴とする請求項1記載の車両基地内
ダイヤ作成装置。 - 【請求項3】 入換ルールにおいて、転線開始から終了
までの転線時間は編成の種類ごと、および転線開始番線
と転線終了番線との組み合わせによって定められた標準
時間を用いることを特徴とする請求項1または2記載の
車両基地内ダイヤ作成装置。 - 【請求項4】 作業計画決定手段は、ある編成に対して
作業ルールを満足させる作業計画が決定できない場合
は、その直前に決定した、当該編成とは異なる他の編成
の作業計画を一旦削除し、当該編成に対する作業計画を
先に決定するようにしたことを特徴とする請求項1ない
し3のいずれかに記載の車両基地内ダイヤ作成装置。 - 【請求項5】 入換スジ決定手段は、ある入換に対して
入換ルールを満足させる入換スジが決定できない場合
は、その直前に決定した、当該入換スジとは異なる他の
入換の入換スジを一旦削除し、当該入換に対する入換ス
ジを先に決定するようにしたことを特徴とする請求項1
ないし4のいずれかに記載の車両基地内ダイヤ作成装
置。 - 【請求項6】 入換スジ決定手段は、全編成に対して、
第1の転線を実施し得る入区時刻から作業開始時刻まで
の時間および第2の転線を実施し得る作業開始時刻から
出区時刻までの時間を算出し、この算出した時間の短い
順に、その時間内に実施される転線に対応する入換スジ
を決定することを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
かに記載の車両基地内ダイヤ作成装置。 - 【請求項7】 営業本線ダイヤの乱れ等により運用中の
車両基地内ダイヤに変更の必要が生じた場合は、保持し
ている営業本線ダイヤ情報内の該当する編成の入区・出
区時刻を変更し、その変更をもとに当該編成の作業計画
決定および入換スジ決定を行うことを特徴とする請求項
1ないし6のいずれかに記載の車両基地内ダイヤ作成装
置。 - 【請求項8】 車両基地内ダイヤの運用中の作業時間実
績を蓄積し、その実績に基づいて作業ルールの標準作業
時間を変更することを特徴とする請求項2ないし7のい
ずれかに記載の車両基地内ダイヤ作成装置。
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