JP2000187647A - ネットワークシステムのユーザの認証方法、ネットワークコンピュータにおける使用環境設定方法、ネットワークに接続されたサーバのアクセス方法、ネットワークコンピュータ及びプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ネットワークシステムのユーザの認証方法、ネットワークコンピュータにおける使用環境設定方法、ネットワークに接続されたサーバのアクセス方法、ネットワークコンピュータ及びプログラムを記録した記録媒体

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JP2000187647A
JP2000187647A JP10363223A JP36322398A JP2000187647A JP 2000187647 A JP2000187647 A JP 2000187647A JP 10363223 A JP10363223 A JP 10363223A JP 36322398 A JP36322398 A JP 36322398A JP 2000187647 A JP2000187647 A JP 2000187647A
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Japan
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user
network
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network computer
authentication card
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Kazuhiko Hagiwara
一彦 萩原
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークシステムのセキュリティを向上さ
せることである。 【解決手段】認証カード15をネットワークコンピュー
タクライアント11に挿入し、パスワードAを入力して
認証を受ける。次に、ユーザは別のパスワードBを入力
する。認証カード15に記録されているサーバ名で指定
されるサーバ13に、入力されたパスワードBと認証カ
ード15から読み取ったユーザ名が送信される。サーバ
13は、ユーザ名に対応するパスワードをデータベース
14から取得し、取得したパスワードとユーザにより入
力されたパスワードBが一致するか否かを判断してログ
インの許可を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークシス
テムのユーザの認証方法、ネットワークコンピュータの
使用環境の設定方法、ネットワークに接続されたサーバ
のアクセス方法、ネットワークコンピュータ及びプログ
ラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータの大幅な性能向
上により、従来メインフレームのコンピュータで集中処
理されていた処理がパーソナルコンピュータで実現でき
るようになってきている。そこで、処理能力の高いコン
ピュータをサーバとして用い、多数のコンピュータをネ
ットワークで接続して多量の処理を行えるようにしたク
ライアント・サーバシステムが実現されている。
【0003】しかしながら、パーソナルコンピュータを
用いてクライアント・サーバシステムを構築する場合、
多数のコンピュータをクライアントコンピュータとして
用いると、システムの構築に要する費用が膨大なものと
なる。
【0004】そこで、クライアントとして最小限のメモ
リを有する軽装備のネットワークコンピュータを用い、
オペレーティングシステム、必要なアプリケーションを
ネットワーク上のサーバからネットワークコンピュータ
にダウンロードして処理を行うことで、システムの構築
にかかる費用を削減することが考えられている。
【0005】図14は、サーバ141と複数台のネット
ワークコンピュータクライアント142とからなるネッ
トワークシステムの構成図であり、図15は、ネットワ
ークコンピュータクライアント142におけるユーザの
認証方法を示すフローチャートである。
【0006】図14に示すように、サーバ141及び複
数台のネットワークコンピュータクライアント142が
ネットワーク143に接続されている。このシステムに
おける個人の認証方法について図15を参照して説明す
る。
【0007】ネットワークコンピュータクライアント1
42の電源スイッチがオンされると(図15,S150
1)、サーバ141からオペレーティングシステム(O
S)がネットワークコンピュータクライアント142に
ダウンロードされる(S1502)。そして、ユーザを
識別するための認証カードの挿入を促す画面を表示し、
認証カードが挿入されたか否かを判別する(S150
2)。
【0008】認証カードが挿入された場合には、パスワ
ードの入力を促す画面を表示し、正しいパスワードが入
力されたか否かを判別する(S1504)。パスワード
が正しいか否かの判断は、入力されたパスワードが、認
証カードに記録されているユーザが設定したパスワード
と一致するか否かにより行う。
【0009】パスワードが正しくない場合、すなわち入
力したパスワードと認証カードに記録されているパスワ
ードが一致しない場合には、ステップ1505に進み認
証カードが抜かれた否かを判別する。認証カードが抜か
れた場合には、ステップS1503に戻り、認証カード
の挿入画面を再度表示する。このとき、認証カードが抜
かれていない場合には、ステップ1504に戻り、再度
パスワードの入力画面を表示する。
【0010】ステップ1504で、正しいパスワードが
入力された場合には、ステップ1506に進み、ネット
ワークコンピュータクライアント142において使用で
きるアプリケーション等のアイコンをデスクトップ画面
に表示する。この状態で、ユーザが特定のアプリケーシ
ョンのアイコンをダブルクリックすると、そのアプリケ
ーションをサーバ141からダウンロードし、アプリケ
ーションを実行可能な状態にする(S1507)。そし
て、必要なデータ処理が終了し、”ログオフして終了”
をユーザが選択すると(S1508)、再びステップS
1504のパスワードの入力画面に戻る。
【0011】また、図16は、複数のネットワークシス
テムにおけるユーザの認証方法の説明図である。
【0012】ネットワークコンピュータシステムAは、
サーバ161と複数台のネットワークコンピュータクラ
イアント162とからなり、同様にネットワークコンピ
ュータシステムBはサーバ163と複数台のネットワー
クコンピュータクライアント164とからなる。
【0013】ネットワークコンピュータシステムにおい
ては、従来、システム毎に認証カードが異なっているの
で、複数のシステムを利用するユーザはシステム毎に認
証カードを持つ必要があった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
ネットワークシステムは、認証カードに記録されている
パスワードとユーザが入力したパスワードを照合して認
証を行っていたので、認証カードが偽造されると簡単に
システムに侵入されてしまいセキュリティの点で問題が
あった。
【0015】また、従来のネットワークシステムでは、
システム毎に認証カードが必要となるので、ユーザはシ
ステム毎に認証カードを使い分けなければならず面倒で
あった。
【0016】さらに、ユーザがネットワークコンピュー
タを使用するときの使用環境、例えば、特定のアプリケ
ーションで使用するデフォルトの表示条件、使用するフ
ォント、文字サイズ等はほぼ一定であるのに、従来は、
ログインする毎にユーザが設定しなければならなず、設
定操作が面倒であるという問題点があった。
【0017】また、従来のネットワークシステムでは、
同一ネットワーク上に複数のサーバが存在する場合で
も、サーバ毎に認証カードが必要であるので、ユーザが
どのサーバにログインするかを判断し、そのサーバの認
証カードを挿入してログインの操作をする必要があっ
た。さらに、従来は、あるサーバにログインした後、別
のサーバにログインするためには、一旦ログオフして、
再度別のサーバにログインする操作をする必要があり操
作が煩雑であった。
【0018】また、従来のネットワークコンピュータ
は、ユーザがネットワークコンピュータを利用している
か否かに関わらず電源がオン状態となっているので、消
費電力が多くなるという問題点があった。
【0019】さらに、従来のネットワークコンピュータ
システムでは、公衆回線を介してサーバをアクセスでき
るようにすることは可能であるが、その場合、サーバが
接続されている公衆回線の容量によりアクセス量が制限
されてしまうという問題点があった。
【0020】本発明の課題は、ネットワークシステムの
セキュリティを向上させることである。また、他の課題
は、複数のネットワークシステムを1枚の認証カードで
アクセスできるようにすることである。また、他の課題
は、ユーザがネットワークコンピュータを使用するとき
の使用環境を自動的に設定できるようにすることであ
る。また、他の課題は、複数のサーバの中からユーザが
アクセスできるサーバを簡単に選択できるようにするこ
とである。また、他の課題は、ネットワークコンピュー
タの消費電力を減少させることである。また、ネットワ
ークコンピュータをサーバからダウンロードした情報の
表示装置として利用できるようにすることである、さら
に、他の課題は、通信回線の回線容量の制限をあまり受
けずにサーバをアクセスできるようにすることである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のネットワ
ークシステムのユーザの認証方法は、複数のコンピュー
タからなるネットワークシステムのユーザの認証方法に
おいて、ユーザが入力する第1のパスワードと認証カー
ドに記録されているユーザのアクセス権情報とを照合
し、ユーザが入力する第2のパスワードとネットワーク
システムのサーバに記憶されているユーザに関する情報
とを照合して前記ユーザに対して認証を与える。
【0022】この発明によれば、例えば認証カードが他
人に取得され、認証カードに記録されている第1のパス
ワードが他人に入手されても、そのパスワードだけでは
認証が与えられないので、システムのセキュリティを向
上させることができる。
【0023】請求項2記載のネットワークシステムのユ
ーザの認証方法は、複数のコンピュータからなるネット
ワークシステムのユーザの認証方法において、1枚の認
証カードに1または複数のユーザの複数のアクセス権情
報を記録させ、ユーザから入力されるパスワードと認証
カードに記録された対応するネットワークシステムのア
クセス権情報とを照合して複数のネットワークシステム
のユーザの認証を行う。
【0024】この発明によれば、ユーザはネットワーク
システム毎、あるいはサーバ毎に認証カードを使い分け
る必要が無くなるので、複数の認証カードを保持する面
倒がなくなる。また、1人のユーザ、あるいは1つのグ
ループの複数のユーザが複数のシステムのアクセス権を
有している場合でも、1ユーザ、あるいは1グループに
1枚の認証カードを発行するだけで良いので、発行する
認証カードの枚数を削減できる。
【0025】ネットワークシステムは、例えばサーバと
そのサーバからダウンロードしたプログラムを実行する
ネットワークコンピュータとから構成され、ネットワー
クコンピュータで読み取った認証カードのアクセス権情
報に基づいてユーザの認証を行う。
【0026】請求項4記載のネットワークコンピュータ
の使用環境設定方法は、ネットワークコンピュータのユ
ーザの使用環境に関するユーザ環境情報を認証カードに
記録し、ユーザの認証が完了したとき、認証カードに記
録されているユーザ環境情報に基づいてネットワークコ
ンピュータの使用環境を設定する。
【0027】この発明によれば、例えば、ユーザはネッ
トワークコンピュータにログインしてアプリケーション
を使用するときに、アプリケーションの表示条件、使用
するフォント、文字サイズ等の使用環境を設定する必要
が無いので、どのネットワークコンピュータを使用する
場合でも、特別な設定操作を行わずに自分の使い易い環
境に設定することができる。
【0028】請求項5記載のサーバのアクセス方法は、
ユーザがアクセス権を有する複数のサーバのアクセス権
情報を1枚の認証カードに記録し、認証カードに記録さ
れているアクセス権情報に基づいてユーザがアクセス可
能な複数のサーバを表示し、表示された複数のサーバの
中の任意のサーバが選択されたとき、選択されたサーバ
に接続する。この発明によれば、ユーザがアクセス可能
な複数サーバが表示されるので、表示されたサーバの中
から所望のサーバを選択することで、目的とするサーバ
に簡単に接続することができる。
【0029】また、この発明によれば、例えばユーザが
アクセス可能な複数のサーバのアイコンを表示させ、1
つのサーバにログインした後、ユーザが使用しているコ
ンピュータに対するログオフの操作を行わずに、別のサ
ーバのアイコンを選択することでそのサーバにログイン
することが可能となるので、サーバに対するログインの
操作が簡単になる。
【0030】請求項6記載のネットワークコンピュータ
は、サーバからプログラムをダウンロードして実行する
ネットワークコンピュータにおいて、ユーザを識別する
ための識別情報を記録した認証カードが挿入されたか否
かを検出する検出手段と、検出手段により認証カードが
挿入されたことが検出されたとき、ネットワークコンピ
ュータの装置本体の主電源をオンし、認証カードが未挿
入のときには装置本体の主電源をオフ状態にする電源制
御手段とを備える。
【0031】この発明によれば、認証カードが挿入され
たとき、ネットワークコンピュータの主電源がオンさ
れ、それ以外のときは主電源はオフ状態となっているの
で、ネットワークコンピュータの消費電力を減らすこと
ができる。
【0032】請求項7記載の表示制御方法は、サーバか
らプログラムをダウンロードして実行するネットワーク
コンピュータの表示制御方法において、ネットワークコ
ンピュータが使用中か否かを判断し、ネットワークコン
ピュータが使用されていない期間、サーバからダウンロ
ードした情報を表示させる。
【0033】この発明によれば、ネットワークコンピュ
ータが使用されていない期間は、サーバからダウンロー
ドしたニュース、広告情報等が表示されるので、ネット
ワークコンピュータを多数の人が見る場所に設置して、
ネットワークコンピュータを情報表示装置としても利用
することができる。
【0034】請求項8記載のサーバのアクセス方法は、
公衆回線網の上位階層にサーバを接続し、サーバを公衆
回線に接続されたネットワークコンピュータからアクセ
スできるようにした。
【0035】この発明によれば、サーバが公衆回線網の
上位階層に接続されているので、サーバの接続される通
信回線の回線容量を多くでき、ネットワークコンピュー
タからの多数のアクセス要求があった場合にも対処でき
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施
の形態のネットワークシステムのユーザの認証方法の説
明図である。同図は、本発明をネットワークコンピュー
タを用いたシステムに適用した場合を示している。
【0037】ネットワークコンピュータクライアント1
1はネットワーク12を介してサーバ13と接続されて
いる。サーバ13は、アクセス権を有するユーザ名、ユ
ーザが設定したパスワード等のユーザ情報を記憶したデ
ータベース14を有している。また、サーバ13は、ネ
ットワークコンピュータクライアント11にダウロード
するOS、各種のアプリケーションプログラムを図示し
ない記憶装置に記憶している。
【0038】ユーザはネットワークコンピュータクライ
アント11にログインする場合、最初に、認証カード1
5をネットワークコンピュータクライアント11に挿入
し、パスワードAを入力して認証を受ける(ステップ
1)。
【0039】最初のパスワードAの照合が完了して認証
が与えられると、次のパスワードの入力を促す画面が表
示される。この状態でユーザは別のパスワードBを入力
する。すると、認証カード15に記録されているユーザ
のアクセス権情報からアクセス先のサーバ13が特定さ
れるので、そのサーバ13に、入力されたパスワードB
と認証カード15から読み取られたアクセス権情報が送
信される。
【0040】サーバ13は、送信されてくるアクセス権
情報に基づいて該当するユーザのパスワードをデータベ
ース14から取得し、取得したパスワードとユーザによ
り入力されたパスワードBが一致するか否かを判別す
る。そして、パスワードが一致したなら、ユーザにサー
バ13へのログインを許可する(ステップ2)。
【0041】この第1の実施の形態によれば、認証カー
ド15が他人に取得、あるいは偽造され、認証カード1
5に記録されているパスワードを他人に知られても、サ
ーバ13に設定されている別のパスワードを入力しない
限りサーバ13にログインすることができないので、ネ
ットワークのセキュリティを高めることができる。
【0042】次に、1枚の認証カードを複数のシステム
で使用できるようにした本発明の第2の実施の形態を図
2〜図4を参照して説明する。
【0043】なお、複数のシステムとは、ネットワーク
が異なる複数のシステムが存在する場合と、同一のネッ
トワークに複数のサーバが存在し、サーバ毎にアクセス
権が設定されている場合の両方を含む。
【0044】図2は、第2の実施の形態のネットワーク
コンピュータクライアント21の構成を示す図である。
【0045】ネットワークコンピュータクライアント2
1は、認証カード22を読み取るカードリーダ23と、
ネットワーク通信部24を介してサーバ25からオペレ
ーティングシステム、アプリケーション等をダウンロー
ドして、それらのプログラムを実行するCPU26と、
ダウンロードしたプログラムを格納するメモリ27と、
アプリケーションの表示等を行う表示出力部28とから
構成されている。
【0046】ネットワークコンピュータクライアント2
1とサーバ25はネットワーク29に接続されており、
サーバ25には、そのサーバ25のアクセス権を有する
ユーザ名等を記憶するデータベース30が設けられてい
る。
【0047】ここで、第2の実施の形態で用いられる認
証カード22に記録されるアクセス権情報について図3
を参照して説明する。
【0048】認証カード22には、ネットワークシステ
ム毎にユーザ名、そのユーザがアクセス権を有するサー
バ名、ネットワークコンピュータクライアント21にロ
グインするためのパスワード、その他のユーザ情報がア
クセス権情報として記録されている。例えば、認証カー
ド22が一人のユーザの専用カードであれば、ユーザ
名、パスワードは同一の内容が記録される。また、同じ
グループに属する複数のユーザが共同で使用するカード
であれば、それぞれのユーザ名と、各ユーザの設定した
パスワードがそれぞれ記録される。
【0049】次に、以上のような構成の第2の実施の形
態において、1枚の認証カード22を用いた複数のネッ
トワークシステムにおけるユーザの認証方法を、図4の
説明図を参照して説明する。
【0050】今、n台のネットワークコンピュータクラ
イアント21〜21nが3つのネットワークコンピュー
タシステムA、B、Cにそれぞれ接続され、それらのネ
ットワークコンピュータシステムに対する、一人または
複数のユーザのアクセス権情報が認証カード22に記録
されているものとする。
【0051】ユーザはネットワークコンピュータクライ
アント21〜21nの何れかに認証カード22を挿入
し、自分のパスワードを入力する。すると、認証カード
22を挿入されたネットワークコンピュータクライアン
ト21i(21〜21nの内のどれか)が認証カード2
2に記録されているアクセス権情報を読み出す。そし
て、ユーザ名とパスワードが入力されると、入力された
情報と認証カード22に記録されているユーザ名及びパ
スワードとを照合し、それらの情報が一致するか否かを
判断する。ユーザ名及びパスワードが一致した場合には
ログインを許可する。さらに、ネットワークコンピュー
タクライアント21iは、ログインしたユーザのアクセ
ス権情報のユーザ名等をサーバ25A(25Bまたは2
5C)に送り、サーバがそのユーザがデータベース30
A(30Bまたは30C)に登録されているか否かを判
断し、サーバへのログインを許可または不許可にする。
【0052】なお、上記の実施の形態では、ネットワー
クコンピュータシステムA、B、Cがそれぞれ独立した
ネットワークで、それぞれのシステムが1台のサーバか
らなる場合につて説明したが、同一ネットワークに複数
台のサーバが接続され、サーバ毎にユーザのアクセス権
が設定されるシステムの場合には、ネットワークコンピ
ュータへのログイン時に、認証カード22のアクセス権
情報に基づいてアクセス権の設定されている全てのサー
バにそのユーザがログインできるようにしても良い。こ
の場合、別のサーバにログインするときに、ネットワー
クコンピュータに対してログオフの操作を行わずに、ロ
グインしたままの状態で別のサーバにログインすること
が可能となるのでサーバをアクセスする操作が簡単にな
る。
【0053】この第2の実施の形態によれば、ユーザ
は、ネットワークコンピュータシステム毎に認証カード
を保持する必要が無いので、複数の認証カードをシステ
ム毎に使い分ける煩雑さから解放される。また、認証カ
ードの発行枚数も削減できる。
【0054】次に、ユーザのネットワークコンピュータ
の使用環境に関する情報を認証カードに記録するように
した本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0055】図5は、本発明の第3の実施の形態の認証
カード51に記録されるアクセス権情報を示す図であ
る。
【0056】認証カード51には、ネットワークコンピ
ュータシステム毎に、ユーザ名、そのユーザがアクセス
権を有するサーバ名、ネットワークコンピュータにログ
インするためのパスワードと、ログインしたネットワー
クコンピュータにおけるユーザの使用環境を示すユーザ
環境情報が記録されている。ユーザ環境情報は、ブック
マークへのインターネット上のアクセス先の設定、メー
ルソフトへのユーザのメールアドレスの設定、ユーザが
変更したデスクトップ環境(アプリケーションのアイコ
ンの表示など)、アプリケーションのフォント、文字サ
イズ、使用する辞書、表示条件等のデフォルトの設定値
などからなる。
【0057】ネットワークコンピュータは、上記の認証
カード51が挿入され、パスワードが入力されたならパ
スワードの照合を行う。そして、パスワードが一致した
なら、ユーザ環境情報を読み取り、そのユーザ環境情報
に基づいてデスクトップ環境、アプリケーションの動作
条件等を設定する。
【0058】この第3の実施の形態によれば、ユーザは
認証カード51を用いて、ネットワーク上の任意のネッ
トワークコンピュータに自己の使用環境を自動的に設定
することができるので、ユーザは自分が利用し易い使用
環境を特別な操作を行わずに設定することができる。
【0059】次に、認証カード63に複数のサーバへの
アクセス権情報を記録し、ユーザがアクセス可能な複数
のサーバを選択可能に表示する本発明の第4の実施の形
態を、図6の説明図及び図7のフローチャートを参照し
て説明する。
【0060】今、3台のサーバ61A、61B、61C
と複数のネットワークコンピュータクライアント62と
がネットワーク64に接続されているものとする。
【0061】認証カード63には、図3に示したアクセ
ス権情報と同一の情報が、図6の情報として記録され
ており、ユーザ名とサーバ名とから特定のユーザがどの
サーバのアクセス権を有しているかが分かる。また、ネ
ットワークコンピュータサーバ61A〜61Cからは、
それぞれのサーバが稼働中か否かを示す情報(図6の情
報)が各ネットワークコンピュータクライアント62
に送られてくる。
【0062】認証カード63が挿入されると、ネットワ
ークコンピュータクライアント62は、認証カード63
に記録されているアクセス権情報を読み取る(図7,S
701)。次に、ユーザにより入力されたパスワードが
認証カード63から読み取ったパスワードと一致するか
否かを判別する(S702)。パスワードが一致しない
場合には、ステップS703に進み認証カード63が抜
かれたか否かを判別する。ユーザによりネットワークコ
ンピュータクライアント62から認証カード63が抜か
れた場合には、フローの先頭に戻り、認証カード63が
挿入されるのを待つ。また、ステップS703で、認証
カード63が抜かれていない場合には、ステップS70
2に戻り、パスワードが一致するか否かを判別する。
【0063】他方、ステップS702でパスワードが一
致すると判別された場合には、ネットワーク64に接続
されているサーバから稼働中のサーバを示すサーバ情報
を取得する(S704)。そして、稼働中のサーバを示
すサーバ情報を参照し、ユーザがアクセス可能で、稼働
中の複数のサーバのサーバ名を表示する(S705)。
【0064】これに対応してユーザが複数のサーバの中
から接続したいサーバを選択したなら(S706)、選
択されたサーバにユーザ名等の情報を送り、そのユーザ
がサーバに登録されているか否かを確認する。そして、
サーバからログインの許可が得られたならそのサーバに
接続する(S707)。
【0065】この第4の実施の形態によれば、1枚の認
証カードにユーザがアクセス権を有する複数のサーバに
関するアクセス権情報を記録しておくことで、ユーザが
アクセス可能な複数のサーバがネットワークコンピュー
タクライアント62に表示されるので、ユーザは表示さ
れたサーバの中の所望のサーバを選択することで目的と
するサーバに接続することができ、サーバにログインす
るための操作が非常に簡単になる。
【0066】なお、上述した実施の形態では、ネットワ
ークコンピュータクライアント62がネットワーク上の
サーバの中で稼働中のサーバに関する情報を取得して、
ユーザがアクセス可能な複数のサーバを表示するように
しているが、例えばユーザがネットワークコンピュータ
クライアント62にログインしたときに、認証カード6
2に記録されているアクセス権を有する複数のサーバに
そのユーザが登録されているかか否かを問い合わせ、ロ
グインが許可された複数のサーバをアイコン等によりデ
スクトップ画面に表示するようにしても良い。そして、
ユーザが表示さたサーバのアイコンをクリックすること
で、特定のサーバにログインできるようにしても良い。
このようにすることにより、1つのサーバでの処理が完
了して別のサーバにログインしたい場合、従来のよう
に、一旦ネットワークコンピュータクライアント62の
ログオフの操作してから、再度ネットワークコンピュー
タ62にログインして、さらに別のサーバにログインす
るなどの面倒な操作を行わずに、直接別のサーバにログ
インすることが可能となる。
【0067】これにより、例えば販売店毎にサーバを設
け、1つの販売店(サーバ)で商品を購入した後、別の
販売店(別のサーバ)に移動して別の商品を購入すると
いった操作を、ネットワークコンピュータクライアント
62でのログオフの操作を行わずに、連続して行うこと
ができるので非常に便利になる。
【0068】次に、認証カードが挿入されたときのみネ
ットワークコンピュータの電源をオンするようにした本
発明の第5の実施の形態について説明する。
【0069】図8は、第5の実施の形態のネットワーク
コンピュータの構成を示す図である。ネットワークコン
ピュータクライアント81は、認証カード82が挿入さ
れるカード挿入口83と、挿入された認証カード82に
記録されている情報を読み取るカードリーダ部85と、
カードリーダ部84に認証カード82が挿入されたか否
かを検出するカード検出部85と、電源装置86とから
構成されている。電源装置86は、さらにネットワーク
コンピュータクライアント81を動作させるためのクラ
イアント電源87と、カード検出部85へ電源を供給す
るカード検出部電源88とからなる。この電源装置86
には、外部電源から電圧が供給されている。
【0070】カード検出部85は、図9に示すように内
部に認証カード82の有無を検出するセンサ91と、そ
のセンサ91の検出結果によりクライアント電源87を
オン、オフする電源スイッチ92とを有する。
【0071】以下、第5の実施の形態において、認証カ
ード82の有無により電源をオン、オフさせる処理を、
図10のフローチャートを参照して説明する。
【0072】ユーザが認証カード(NCカード)82を
挿入し(図10,S1001)、カード検出部85が認
証カード82が挿入されたことを検出すると、電源スイ
ッチ92をオンさせる(S1002)。次、ネットワー
クコンピュータサーバからオペレーティングシステムを
ダウンロードする(S1003)。
【0073】次に、パスワード入力画面を表示し、ユー
ザが入力したパスワードと認証カード82に記録されて
いるパスワードが一致するか否かを判別する(S100
4)。パスワードが不一致の場合には(S1004,N
O)、ステップS1005に進み認証カード82がユー
ザにより抜かれたか否かを判別する。認証カード82が
抜かれた場合には、電源スイッチ92をオフにする(S
1006)。
【0074】他方、パスワードが一致した場合には(S
1004、YES)、ステップS1007に進み使用可
能なアプリケーションのアイコンをデスクトップ画面に
表示する。次に、ユーザが特定のアプリケーションのア
イコンをクリックすると、そのアプリケーションがサー
バからダウンロードされ、アプリケーションが実行され
る。これにより、ネットワークコンピュータクライアン
ト81が使用可能な状態となるので、データ処理が行わ
れたなら、実行結果をメモリ等に保存する(S100
8)。必要な処理が終了したなら、終了手続画面を表示
させ、”ログオフして終了”を選択する(S100
9)。そして、認証カード82をネットワークコンピュ
ータクライアント81から抜き取ると、上述したステッ
プS1004の判別がNO、ステップS1005の判別
がYESとなり、ネットワークコンピュータクライアン
ト81の電源がオフされる。
【0075】この第5の実施の形態によれば、認証カー
ド82がネットワークコンピュータクライアント81に
挿入されていないときには電源がオフ状態となるので、
ネットワークコンピュータクライアント81の電力消費
を減らすことができる。また、認証カード82を用いて
電源をオン、オフするようにしたので、認証カードを保
持していない人は電源をオン、オフすることはできず、
悪戯でネットワークコンピュータクライアント81の電
源スイッチが操作されるのを防止できる。
【0076】次に、ネットワークコンピュータが使用さ
れていない期間に、サーバからダウンロードした情報を
表示するようにした本発明の第6の実施の形態について
説明する。
【0077】この第6の実施の形態のネットワークシス
テムの構成は前述した他の実施の形態と同一であり、1
または複数のネットワークコンピュータサーバと複数の
ネットワークコンピュータクライアントとから構成され
ている。
【0078】電源がオンされると(図11,S110
1)、ネットワークコンピュータサーバからオペレーテ
ィングシステムをダウンロードする(S1102)。こ
のとき、同時にネットワークコンピュータクライアント
を広告塔として機能させるためのソフトウェア、認証カ
ードの挿入を受け付けるソフトウェアをダウンロードす
る。
【0079】広告塔として機能するためのソフトウェア
によりネットワークコンピュータサーバから商品情報、
ニュース塔の表示データを随時ダウンロードして表示す
る(S1103)。そして、認証カードがネットワーク
コンピュータクライアントの本体に挿入されたか否かを
判別する(S1104)。認証カードが挿入された場合
には、次のステップS1105でパスワードの入力画面
を表示し、正しいパスワードが入力されたか否かを判別
する。
【0080】入力されたパスワードと認証カードに記録
されているパスワードが一致しない場合には(S110
5,NO)、ステップS1106に進み認証カードが抜
かれたか否かを判別する。そして、認証カードが抜かれ
た場合には、ステップS1103に戻り広告塔としての
機能を実行する。
【0081】他方、パスワードが一致した場合には(S
1105,YES)、ステップS1107に進み使用可
能なアプリケーションのアイコンをデスクトップ画面に
表示する。そして、ユーザが特定のアプリケーションの
アイコンをクリックすると、そのアプリケーションがサ
ーバからダウンロードされアプリケーションが実行され
る。これにより、ネットワークコンピュータクライアン
トが使用可能な状態となるので、データ処理が行われた
なら、実行結果のデータをメモリ等に保存する(S11
08)。必要な処理が終了したなら、終了手続画面を表
示させ、”ログオフして終了”をユーザが選択する(S
1109)。
【0082】この第6の実施の形態によれば、認証カー
ドが挿入されていない期間は、ネットワークコンピュー
タサーバからダウンロードされたニュース、商品情報等
がネットワークコンピュータクライアントに表示される
ので、大勢の人が集まる場所などに設置されたネットワ
ークコンピュータクライアントを有効に活用でき、使用
しないときに電源がオンとなって消費されている電力を
活用できる。
【0083】次に、公衆回線網の上位階層にサーバを設
置し、公衆回線を介してネットワークコンピュータクラ
イアントからサーバにアクセスできるようにした本発明
の第7の実施の形態について説明する。
【0084】図12は、第7の実施の形態のネットワー
ク構成を示す図である。この実施の形態は、公衆回線網
を利用した通信サービスを提供する通信事業者が、公衆
回線網の上位階層にある交換機にネットワークコンピュ
ータサーバを設置し、さらに、そのネットワークコンピ
ュータサーバを加入者回線、あるいは専用回線に接続さ
れたネットワークコンピュータからアクセスできるよう
にするサービスを提供することを前提としている。
【0085】図12に示すように、公衆回線網124の
上位階層に配置された交換機121にネットワークコン
ピュータサーバ122が直接接続されており、ネットワ
ークコンピュータサーバ122は交換機121を介して
通信容量の大きな回線に接続されている。
【0086】加入者回線に接続されているネットワーク
コンピュータクライアント123が特定のネットワーク
コンピュータサーバ122への接続要求を行うと、交換
機121が指定されたネットワークコンピュータサーバ
122に回線を接続する。このとき、ネットワークコン
ピュータサーバ122は交換機121の大容量の通信回
線に接続されているので、多数のネットワークコンピュ
ータクライアント123から同時に接続要求があった場
合でもそれに応じることができる。ネットワークコンピ
ュータクライアント123は、所定の認証手続きを行っ
てネットワークコンピュータサーバ122にログインし
たなら、必要なソフトウェアをサーバからダウンロード
して処理を実行する。
【0087】この第7の実施の形態によれば、ネットワ
ークコンピュータクライアント123を公衆回線に接続
するだけで何処からでもネットワークコンピュータサー
バ122にログインすることができる。また、ネットワ
ークコンピュータサーバ122を交換機121に接続す
ることで交換機121の大容量の通信回線を利用するこ
とができるので、ネットワークコンピュータサーバ12
2を加入者回線に接続した場合に較べて回線の容量を大
きくすることができる。また、ネットワークコンピュー
タサーバ122に対する個々のネットワークコンピュー
タクライアント123の接続時間を交換機121が把握
することができるので、ネットワークコンピュータサー
バ122の提供するサービスに対する使用料金をその接
続時間を基に算出し、使用料金をネットワークコンピュ
ータクライアント123のユーザに請求することが可能
となる。
【0088】本発明に係る認証プログラム、ユーザの使
用環境の設定プログラム、サーバのアクセスプログラム
等を、図13に示すフロッピーディスク1301、CD
ROM1302等の記録媒体に記録しておいて、その記
録媒体1301または1302を情報処理装置(パーソ
ナルコンピュータ等)1303の媒体駆動装置(フロッ
ピーディスクドライバー、CDROMドライバー等)1
304により読み取り、それらのプログラムを実行する
ようにしても良い。あるいはそれらのプログラムをプロ
グラム提供者のコンピュータのハードディスク等の記憶
装置に記憶しておいて、通信によりユーザのコンピュー
タに転送してハードディスク等に記憶し、それらのプロ
グラムを実行するようにしても良い。
【0089】なお、上述した実施の形態は、本発明をサ
ーバからプログラムをダウンロードして実行するネット
ワークコンピュータを用いたネットワークシステムに適
用した場合について説明したものであるが、これに限ら
ず、認証カードを用いるシステムであれば、一般的なネ
ットワークシステムにも適用できる。また、サーバから
プログラムをダウンロードするネットワークコンピュー
タに限らず、サーバ上にあるプログラムを使用するクラ
イアントコンピュータなどからなるシステムにも適用で
きる。
【0090】
【発明の効果】本発明は、認証カードによる認証に加
え、サーバに登録されているパスワードによる認証が成
立しなければサーバにログインすることができないの
で、サーバに対する不正なアクセスを防止でき、システ
ムのセキュリティを高めることができる。また、1枚の
認証カードで複数のネットワークシステムをアクセスで
きるので、システム毎に認証カードを使い分ける煩雑さ
が無くなる。また、認証カードに記録されているユーザ
環境情報に基づいてネットワークコンピュータの使用環
境を設定することができるので、どのネットワークコン
ピュータを使用する場合でも、簡単に自分の使いやすい
使用環境を設定することができる。また、認証カードに
記録されているアクセス権情報に基づいてユーザがアク
セス可能な複数のサーバを表示し、表示されたサーバの
中からユーザが望むサーバを選択することで目的とする
サーバに簡単に接続することができる。さらに、認証カ
ードがネットワークコンピュータに挿入されていないと
きには、電源がオフされるので無駄な電力消費を無くす
ことができる。また、ネットワークコンピュータが使用
されていない期間は、サーバからダウンロードした情報
を表示させることで、ネットワークコンピュータを情報
表示装置として利用し、かつネットワークコンピュータ
が使用されていないときに消費される電力を有効に活用
できる。さらに、公衆回線網の上位階層にサーバを接続
することで、公衆回線網の何処からでもサーバをアクセ
スすることが可能となり、かつサーバの接続している回
線の通信容量が大きいので、多数のネットワークコンピ
ュータからのアクセス要求に応じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の認証方法の説明図である。
【図2】ネットワークコンピュータクライアント21の
構成を示す図である。
【図3】認証カードに記録されるアクセス権情報を示す
図である。
【図4】第2の実施の形態の認証方法の説明図である。
【図5】第3の実施の形態の認証カードに記録されるア
クセス権情報を示す図である。
【図6】第4の実施の形態の複数サーバへのアクセス方
法の説明図である。
【図7】第4の実施の形態のアクセス方法を示すフロー
チャートである。
【図8】第5の実施の形態のネットワークコンピュータ
クライアント81の構成を示す図である。
【図9】カード検出部85の構成を示す図である。
【図10】第5の実施の形態の電源をオン、オフさせる
処理のフローチャートである。
【図11】第6の実施の形態の処理を示すフローチャー
トである。
【図12】公衆回線網内にサーバを設置した第7の実施
の形態のネットワークの構成を示す図である。
【図13】記録媒体の説明図である。
【図14】ネットワークコンピュータを用いたシステム
の構成を示す図である。
【図15】従来の認証方法を示すフローチャートであ
る。
【図16】従来の複数のネットワークシステムにおける
認証方法の説明図である。
【符号の説明】
11,21,62,81,123 ネットワークコン
ピュータクライアント 13,25,61,122 ネットワークコン
ピュータサーバ 15,22,51,82 認証カード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 ネットワークシステムのユーザの認証方法、ネットワークコンピュータにおける使用環境設定方 法、ネットワークに接続されたサーバのアクセス方法、ネットワークコンピュータ及びプログラ ムを記録した記録媒体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のコンピュータからなるネットワーク
    システムのユーザの認証方法において、 ユーザが入力する第1のパスワードと認証カードに記録
    されているユーザのアクセス権情報とを照合し、 ユーザが入力する第2のパスワードと前記ネットワーク
    システムのサーバに記憶されている前記ユーザに関する
    情報とを照合して前記ユーザに対して認証を与えること
    を特徴とするネットワークシステムの認証方法。
  2. 【請求項2】複数のコンピュータからなるネットワーク
    システムのユーザの認証方法において、 1枚の認証カードに1または複数のユーザの複数のアク
    セス権情報を記録させ、 ユーザから入力されるパスワードと前記認証カードに記
    録された対応するネットワークシステムのアクセス権情
    報とを照合して複数のネットワークシステムにおけるユ
    ーザの認証を行うことを特徴とするネットワークシステ
    ムの認証方法。
  3. 【請求項3】前記ネットワークシステムは、サーバと前
    記サーバからダウンロードしたプログラムを実行するネ
    ットワークコンピュータとから構成され、 前記ネットワークコンピュータで読み取った前記認証カ
    ードのアクセス権情報に基づいてユーザの認証を行うこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のネットワークシ
    ステムのユーザの認証方法。
  4. 【請求項4】ネットワークコンピュータのユーザの使用
    環境に関するユーザ環境情報を認証カードに記録し、 ユーザの認証が完了したとき、前記認証カードに記録さ
    れているユーザ環境情報に基づいて前記ネットワークコ
    ンピュータの使用環境を設定することを特徴とするネッ
    トワークコンピュータの使用環境設定方法。
  5. 【請求項5】ユーザがアクセス権を有する複数のサーバ
    のアクセス権情報を1枚の認証カードに記録し、 前記認証カードに記録されているアクセス権情報に基づ
    いてユーザがアクセス可能な複数のサーバを表示し、 表示された複数のサーバの中の任意のサーバが選択され
    たとき、選択されたサーバに接続することを特徴とする
    ネットワークに接続されたサーバのアクセス方法。
  6. 【請求項6】サーバからプログラムをダウンロードして
    実行するネットワークコンピュータにおいて、 ユーザを識別するための識別情報を記録した認証カード
    が挿入されたか否かを検出する検出手段と、 前記検出手段により前記認証カードが挿入されたことが
    検出されたとき、ネットワークコンピュータの装置本体
    の主電源をオンし、前記認証カードが未挿入のときには
    装置本体の主電源をオフ状態にする電源制御手段とを備
    えることを特徴とするネットワークコンピュータ。
  7. 【請求項7】サーバからプログラムをダウンロードして
    実行するネットワークコンピュータの表示制御方法にお
    いて、 前記ネットワークコンピュータが使用中か否かを判断
    し、 前記ネットワークコンピュータが使用されていない期
    間、前記サーバからダウンロードした情報を表示させる
    ことを特徴とするネットワークコンピュータの表示制御
    方法。
  8. 【請求項8】公衆回線網の上位階層にサーバを接続し、 前記サーバを公衆回線に接続されたネットワークコンピ
    ュータからアクセスできるようにしたことを特徴とする
    ネットワークコンピュータのアクセス方法。
  9. 【請求項9】ユーザが入力する第1のパスワードと認証
    カードに記録されているユーザのアクセス権情報とを照
    合させ、 ユーザが入力する第2のパスワードと、ネットワークに
    接続されたサーバに記憶されている前記ユーザに関する
    情報とを照合させ、前記ユーザに対して認証を与えさせ
    るためのネットワークシステムの認証プログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】1枚の認証カードに1または複数のユー
    ザの複数のアクセス権情報を記録させ、 ユーザから入力されるパスワードと前記認証カードに記
    録された対応するネットワークシステムのアクセス権情
    報と照合させて、複数のネットワークシステムにおける
    ユーザの認証を行わせるためのネットワークシステムの
    認証プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  11. 【請求項11】ユーザのネットワークコンピュータの使
    用環境に関するユーザ環境情報を認証カードに記録さ
    せ、 ユーザの認証が完了したとき、前記認証カードに記録さ
    れているユーザ環境情報に基づいて前記ネットワークコ
    ンピュータの使用環境を設定させるためのプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】ユーザの複数のサーバのアクセス権情報
    を認証カードに記録させ、 前記認証カードに記録されているユーザがアクセス権を
    有する複数のサーバのアクセス権情報に基づいて前記ユ
    ーザがアクセス可能な複数のサーバを表示させ、 前記表示された複数のサーバの中の任意のサーバが選択
    されたとき、選択されたサーバに接続させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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