JP2000187640A - バス調停制御装置及びそれに用いるバス調停制御方式 - Google Patents

バス調停制御装置及びそれに用いるバス調停制御方式

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JP2000187640A
JP2000187640A JP10364026A JP36402698A JP2000187640A JP 2000187640 A JP2000187640 A JP 2000187640A JP 10364026 A JP10364026 A JP 10364026A JP 36402698 A JP36402698 A JP 36402698A JP 2000187640 A JP2000187640 A JP 2000187640A
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priority
bus arbitration
arbitration
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Kunihiko Suzuki
邦彦 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバイスの負荷の高さの変化に応じて適切な
バス調停を行うことが可能なバス調停制御装置を提供す
る。 【解決手段】 セレクト信号生成器20はデバイス#0
〜3バスアクセスカウンタ回路16〜19のカウンタ値
を基にセレクト信号を生成する。デバイス番号セレクタ
21〜24はセレクト信号で指示されるデバイス番号を
プライオリティレジスタ25〜28に出力する。プライ
オリティレジスタ25〜28は比較器12,14の一方
が一致した時に、デバイス番号セレクタ21〜24から
のデバイス番号を格納する。プライオリティポインタ2
9はバス調停回路30で用いられるプライオリティリン
グにおけるリングの始点を格納する。バス調停回路30
はプライオリティレジスタ25〜28及びプライオリテ
ィポインタ29の内容を基にバスの優先度を決定し、各
デバイス3〜6へバス使用許可信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバス調停制御装置及
びそれに用いるバス調停制御方式に関し、特にバス接続
された複数のデバイスにバス使用の使用権を割振るバス
調停制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバス調停制御方式として
は、特開平6−274452号公報に開示された方法が
ある。この公報に開示されたデータ処理装置は、図4に
示すように、CPU41,42と、バス調停回路43
と、I/O(入出力)オプション制御部44と、主記憶
47と、I/Oデバイス48とから構成され、CPU4
1,42とバス調停回路43とI/Oオプション制御部
44とは夫々バス200に接続されている。また、I/
Oオプション制御部44はDMA(DirectMem
ory Access)制御部45と、I/O制御部4
6とを備えている。
【0003】上記の構成においてはバス200にアクセ
ス要求を行う手段として、CPU41,42及びI/O
オプション制御部44のDMA制御部45の3つがあ
る。これらがバスアクセス要求を行う場合、CPU41
はBR−0、CPU42はBR−1、DMA制御部45
はBR−A信号によってバス要求を行う。
【0004】バス調停回路43はこれら3つのバスアク
セス要求手段からのバス要求を調停し、ラウンドロビン
方式によって均等にバス調停を行っている。バス調停回
路43によってバス使用が許可されたバスアクセス手段
に対しては夫々BG−0,BG−1,BG−ABによっ
て通知する。
【0005】ここで、ラウンドロビン方式とは最後にバ
スを使用したマスタによって優先度を決定する方式であ
る。例えば、0,1,A,Bの4つのマスタがある場
合、最後にバスを使用したマスタと次のバス獲得の優先
度との関係は図5に示すような関係となる。
【0006】つまり、最後にバスを使用したマスタが0
である場合には優先度がB>1>A>0となり、Aであ
る場合には優先度が0>B>1>Aとなり、1である場
合には優先度がA>0>B>1となり、Bである場合に
は優先度が1>A>0>Bとなる。ここで、DMA制御
部45にI/O制御部46を介して接続されるI/Oデ
バイス48がバス要求からアクセス終了までの時間規定
が存在するとする。
【0007】このラウンドロビン方式に対し、上記の公
報記載の技術ではDMA制御部45にバス使用要求線B
R−Bを新設し、複数のバス要求線BR−A,BR−B
の2本をアクティブにしてバス要求を行うことによっ
て、バス獲得の確率を高める方式が提案されている。
【0008】DMA制御部45からバス要求が行われる
時、2本のバス要求線BR−A,BR−Bに同時にバス
要求信号が出力されるので、バス調停回路43における
調停は1本よりも2本の方が使用権を得る確率が大とな
る。したがって、DMA制御部45が使用権を得る確率
が従来のラウンドロビン方式よりも大となり、当該方式
よりも少ない時間でバス要求からアクセス終了すること
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のバス調
停制御方式では、ラウンドロビン方式のような均等なバ
ス調停の場合、転送速度を考慮した調停を行うことがで
きないため、転送速度差のあるデバイス間の調停を最適
に行うことができない。
【0010】すなわち、上記のラウンドロビン方式では
バスの使用権を各デバイスに均一に割振るため、転送速
度の速いデバイス(アクセス頻度の高いデバイス)が続
けてバスを使用することができずに待たされるので、転
送性能が低下してしまう。
【0011】これに対して、上記の公報記載のバス調停
制御方式では優先的にバスを使用するバス要求手段に2
本のバス要求線を持たせ、バス要求時に2本のバス使用
線を使用することによって、優先度を上げることができ
るようにしている。これによって、バスアクセスに時間
的な制限のあるバス要求手段に対するバス使用効率を改
善させている。
【0012】しかしながら、バス自体の効率的な使用法
という意味では問題が残る。例えば、優先権を与えられ
ているバス要求手段以外のバス要求手段が大きなデータ
を連続的に転送していた場合、この優先的なバス要求手
段の割込み確率が大きいため、転送が中断されて効率の
良い転送を行うことができなくなってしまう。また、こ
の方法ではどの時点でどのバス要求手段がバスを集中的
に使用したいかまでは知ることができず、各バス要求手
段のバス要求量に応じた合理的なバス調停が不可能であ
る。
【0013】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、デバイスの負荷の高さの変化に応じて適切なバス
調停を行うことができるバス調停制御装置及びそれに用
いるバス調停制御方式を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によるバス調停制
御装置は、複数のバス要求手段に対するバス調停を行う
バス調停制御装置であって、予め設定された所定期間内
にバスを使用した回数の多い順に前記バス要求手段の順
位を決定する決定手段と、前記決定手段で決定された前
記バス要求手段の順位に応じて優先度を与えるバス調停
手段とを備えている。
【0015】本発明によるバス調停制御方式は、複数の
バス要求手段に対するバス調停を行うバス調停制御方式
であって、予め設定された所定期間内にバスを使用した
回数の多い順に前記バス要求手段の順位を決定するステ
ップと、その決定された前記バス要求手段の順位に応じ
て優先度を与えるステップとを備えている。
【0016】すなわち、本発明のバス調停制御装置は、
一定期間(一定時間またはバス調停回数の合計値)内
に、バスを使用した回数の多い順にバス要求手段の順位
を決定/記憶する手段と、バス要求手段の順位に応じた
優先度を与える手段とを持っている。
【0017】上記の構成においては、各バス要求手段毎
のバス使用回数を一定時間または全てのバス要求手段の
バス使用回数の合計が一定値になるまでカウントし、カ
ウント終了条件成立後、各バス要求手段のバス使用回数
を比較し、使用頻度の多いものから順にバス使用の優先
度を高く設定する。この設定が終了した後、各バス要求
手段毎のバス使用回数値を0にクリアし、カウント終了
条件が成立するまで再度カウントを行う。この動作を繰
返し行い、バスの使用状況に応じて優先度を変化させる
ことによって、最適なバス調停が可能となる。
【0018】従来の技術では予めバスを優先的に使用さ
せたいバス要求手段に対して固定的に優先度を上げるよ
うにしているが、本発明ではバスの使用状況に応じてバ
ス使用の優先度を動的に設定しているので、その時々で
バスを必要とするバス要求手段に対して適切なバスの優
先度を設定することが可能となる。よって、優先度をそ
の時のバス使用状況によって変化させることで、デバイ
スの負荷の高さの変化に応じて適切なバス調停を行うこ
とが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るバス調停制御装置を示す構成図である。図において、
バス調停制御装置1はタイマ回路11と、比較器12,
14と、バスアクセスカウンタ回路13と、オア(O
R)回路15,31と、デバイス#0〜3バスアクセス
カウンタ回路16〜19と、セレクト信号生成器20
と、デバイス番号セレクタ21〜24と、プライオリテ
ィレジスタ25〜28と、プライオリティポインタ29
と、バス調停回路30とから構成されている。また、バ
ス調停制御装置1はバス転送制御部2と、デバイス(#
0〜#3)3〜6とに夫々接続されている。
【0020】タイマ回路11はオア回路15からリセッ
ト信号によってリセットされる毎に新規に時間を計測す
る。比較器12はタイマ回路11の計測時間と予め設定
された比較値Aとを比較し、その比較結果をオア回路1
5に出力する。
【0021】バスアクセスカウンタ回路13はオア回路
31の出力を基にデバイス3〜6がバス(図示せず)に
アクセスした回数をカウントする。比較器14はバスア
クセスカウンカウンタ回路13のカウンタ値と予め設定
された比較値Bとを比較し、その比較結果をオア回路1
5に出力する。
【0022】オア回路15は比較器12,14の比較結
果のオアをとり、その演算結果をプライオリティレジス
タ25〜28にストローブ信号として出力するととも
に、タイマ回路11とバスアクセスカウンタ回路13と
デバイス#0〜3バスアクセスカウンタ回路16〜19
とに夫々リセット信号として出力する。
【0023】デバイス#0〜3バスアクセスカウンタ回
路16〜19各々はバス調停回路30の出力を基に各デ
バイス3〜6がバスアクセスした回数をカウントする。
すなわち、デバイス#0バスアクセスカウンタ回路16
はデバイス(#0)3がバスアクセスした回数をカウン
トし、デバイス#1バスアクセスカウンタ回路17はデ
バイス(#1)4がバスアクセスした回数をカウント
し、デバイス#2バスアクセスカウンタ回路18はデバ
イス(#2)5がバスアクセスした回数をカウントし、
デバイス#3バスアクセスカウンタ回路19はデバイス
(#3)がバスアクセスした回数をカウントする。
【0024】セレクト信号生成器20はデバイス#0〜
3バスアクセスカウンタ回路16〜19のカウンタ値を
基にデバイス番号セレクタ21〜24各々へのセレクト
信号を生成する。デバイス番号セレクタ21〜24は夫
々デバイス3〜6各々のデバイス番号#0〜#3のうち
のセレクト信号生成器20からのセレクト信号で指示さ
れるものを対応するプライオリティレジスタ25〜28
に出力する。
【0025】プライオリティレジスタ25〜28はデバ
イス番号セレクタ21〜24からのデバイス番号#0〜
#3を格納する。ここで、プライオリティレジスタ25
〜28にはA〜Dの符号が付されており、バスを使用す
る優先度が異なるように予め設定されている。
【0026】プライオリティポインタ29はバス調停回
路30で用いられるプライオリティリングにおけるリン
グの始点を格納する。バス調停回路30はプライオリテ
ィレジスタ25〜28に格納されているデバイス番号及
びプライオリティポインタ29が指示するプライオリテ
ィリングの始点を基にバスの優先度を決定する。オア回
路31はバス調停回路30から各デバイス3〜6へのバ
ス使用許可信号のオアをとり、その演算結果をバスアク
セスカウンタ回路13に出力する。
【0027】バス転送制御部2はバスの使用状態を監視
し、その監視結果をバス調停回路30に出力する。デバ
イス3〜6はバス配下のデバイスであり、各々デバイス
番号#0〜#3が付与されている。
【0028】図2は本発明の一実施例によるバス調停動
作を示すフローチャートである。これら図1及び図2を
参照して本発明の一実施例によるバス調停動作について
説明する。まず、新規のバス調停動作について説明す
る。
【0029】新規のバス調停動作におけるバスの調停及
びそのタイミングは以下のとおりである。デバイス(#
0〜3)3〜6はバスを使用したい時、バス使用要求信
号にてバス調停回路30にバス使用要求を行う。
【0030】バス調停回路30は自回路内の調停論理に
よって選択したデバイス3〜6にバス使用許可信号にて
バスの使用許可を与える(図2ステップS5,S7)。
バス調停回路30はバス使用要求を常時受付けている
が、バス調停及びバス使用許可をバス転送制御部2から
のバス解放信号によってバスが解放されたタイミングに
行う(図2ステップS3,S4)。
【0031】バス調停回路30はプライオリティレジス
タ25〜28の格納内容及びプライオリティポインタ2
9の保持内容によってバスの優先度を決定する。プライ
オリティレジスタ25〜28にはデバイス番号が格納さ
れており、バス使用の優先度はプライオリティレジスタ
(A)25に格納されている番号のデバイスが一番高
く、順次プライオリティレジスタ(B)26、プライオ
リティレジスタ(C)27、プライオリティレジスタ
(D)28という順番に優先度が低くなっている。優先
度の高いレジスタほど、バス使用権を決定する際に使用
するプライオリティリングに出現する頻度が多くなって
いる。
【0032】ここで、プライオリティリングとは次のよ
うに0〜9の番号があり、それにプライオリティレジス
タ25〜28を対応させたものである。すなわち、 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B A C B A D A B C となっている。
【0033】バス調停回路30によるバスの調停はプラ
イオリティポインタ29が示すプライオリティリングの
番号を始点として、番号の大きい方に見ていった時に出
現するプライオリティレジスタ順(つまり、デバイス番
号)を優先順位として調停する。
【0034】例えば、プライオリティポインタ29の値
が「3」の時、プライオリティレジスタ26とプライオ
リティレジスタ28とに夫々格納されているデバイスか
らバス使用要求があったとする。この場合、C,B,
A,Dの順番に優先度が高いので、B(プライオリティ
レジスタ26)が選択される。ここで、プライオリティ
ポインタ29の値が「8」等の時には8,9,0,1,
・・・のように、リング状につないで優先度を決定す
る。
【0035】バス調停回路30は上記の調停終了後、選
択されたプライオリティリングの番号+1の値を次のリ
ングの始点として、プライオリティポインタ29に格納
する(図2ステップS6)。選択されたプライオリティ
リングの番号に+1するのは次の調停時に今選択した番
号の次の番号の優先度が一番高くなるようにするためで
ある。
【0036】上記の例では選択されたプライオリティリ
ングの番号「4」に+1され、プライオリティポインタ
29に「5」が格納される。この後、バス調停回路30
はバス使用を許可するデバイス(プライオリティレジス
タ26に格納されているデバイス)にバス使用許可信号
を出力し、バス使用の許可を通知する(図2ステップS
7)。
【0037】バス調停回路30からバス使用許可信号が
出力されると、選択されたデバイスに対応するデバイス
#0〜3バスアクセスカウンタ回路16〜19のカウン
タ値が+1され(図2ステップS8)、バスアクセスカ
ウンタ13のカウンタ値が−1される(図2ステップS
9)。
【0038】このようにして、バス調停回路30では優
先度の高いものほどバス獲得をし易い作りにすると同時
に、優先度の低いデバイスの沈み込みも防いでいる。そ
して、このプライオリティレジスタ25〜28に格納す
るデバイス番号を変化させることによって、最適なプラ
イオリティを動的に決定することができる。
【0039】次に、プライオリティレジスタ25〜28
の更新方法について説明する。バスアクセスカウンタ1
3はバス調停回路30がバス調停後に出力するバス使用
許可信号をオア回路31を介して入力し、そのバス使用
許可信号をカウントし、バスの全調停回数を計数する。
【0040】タイマ回路11はクロック毎に歩進して時
間を計数する。各デバイス3〜6に対応するデバイス#
0〜3バスアクセスカウンタ回路16〜19は各デバイ
ス3〜6毎にバス使用許可信号を受信した回数をカウン
トする。
【0041】プライオリティレジスタ25〜28の更新
はタイマ回路11の値またはバスアクセスカウンタ13
の値が一定値に達した時に行われる(図2ステップS
1,S2)。この一定値とはタイマ回路11の場合に比
較値Aであり、バスアクセスカウンタ13の場合に比較
値Bである。
【0042】タイマ回路11の値またはバスアクセスカ
ウンタ13の値が一定値に達すると、オア回路15から
ストローブ信号が出力されるので、プライオリティレジ
スタ25〜28の値が更新される。
【0043】プライオリティレジスタ25〜28に入力
されるデバイス番号はセレクト信号生成器20によって
決定される。セレクト信号生成器20は各デバイス3〜
6に対応するデバイス#0〜3バスアクセスカウンタ回
路16〜19の値を比較し(図2ステップS10)、バ
スの使用許可が一番多く与えられたデバイス番号をデバ
イス番号セレクタ21に出力させるようセレクト信号を
生成する。
【0044】セレクト信号生成器20は同様に、バスの
使用許可が2番目に多く与えられたデバイス番号をデバ
イス番号セレクタ22に、バスの使用許可が3番目に多
く与えられたデバイス番号をデバイス番号セレクタ23
に、バスの使用許可が4番目に多く与えられたデバイス
番号をデバイス番号セレクタ24に夫々出力させるよう
セレクト信号を生成し、プライオリティレジスタ25〜
28の値を決定する(図2ステップS11)。
【0045】プライオリティレジスタ25〜28の値を
更新すると同時に、タイマ回路11、バスアクセスカウ
ンタ13、デバイス#0〜3バスアクセスカウンタ回路
16〜19はオア回路15からのリセット信号によって
夫々リセットされ(図2ステップS12)、次のプライ
オリティの決定動作を開始する。
【0046】上述したように動作することで、タイマ回
路11とバスアクセスカウンタ13とで決められる期間
内で、アクセスの多い順にプライオリティを高いものと
してプライオリティレジスタ25〜28の値を変化させ
ることによって、使用頻度の高いものほどバスを獲得し
やすいようにし、効率を高める。
【0047】図3は本発明の一実施例及び従来のバス調
停方式のバスの使用割合の違いを示す図である。この図
3を参照して本発明の一実施例の効果について説明す
る。本発明の一実施例では上記のようにバス調停を行う
ことで、優先度をその時のバス使用状況によって変化さ
せることによって、デバイスの負荷の高さの変化に応じ
て適切なバス調停を行うことができる。
【0048】例えば、A,B,C,Dの4つのデバイス
があり、ある時点でA>B>C>Dの順にバス使用の要
求があるとする。本発明の一実施例ではA>B>C>D
の順に優先度を設定する。
【0049】したがって、ある一定時間内でのバスの使
用割合は図3(a)に示すようになる。これに対し、単
にラウンドロビン方式を用いた場合には図3(b)に示
すように均等となり、特開平6−274452号公報に
記載の技術ではBに2本のバス要求線を設けたとする
と、図3(c)に示すようになる。これら3つの方法を
比較すると、転送量に応じて本発明の一実施例ではバス
の使用を割振ることができる。
【0050】このように、バスの使用状況に応じてバス
使用の優先度を動的に設定することによって、その時々
でバスを必要とするバス要求を行うデバイス3〜6に対
して適切なバスの優先度を設定することができる。よっ
て、優先度をその時のバス使用状況によって変化させる
ことで、デバイス3〜6の負荷の高さの変化に応じて適
切なバス調停を行うことができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のバス要求手段に対するバス調停を行う際に、予め設
定された所定期間内にバスを使用した回数の多い順にバ
ス要求手段の順位を決定し、その決定されたバス要求手
段の順位に応じて優先度を与えることによって、デバイ
スの負荷の高さの変化に応じて適切なバス調停を行うこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるバス調停制御装置を示
す構成図である。
【図2】本発明の一実施例によるバス調停動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明の一実施例及び従来のバス調停方式のバ
スの使用割合の違いを示す図である。
【図4】従来例によるバス調停制御装置を示す構成図で
ある。
【図5】従来例によるラウンドロビン方式による最後に
バスを使用したマスタと次のバス獲得の優先度との関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 バス調停制御装置 2 バス転送制御部 3〜6 デバイス(#0〜#3) 11 タイマ回路 12,14 比較器 13 バスアクセスカウンタ回路 15,31 オア回路 16〜19 デバイス#0〜3バスアクセスカウンタ回
路 20 セレクト信号生成器 21〜24 デバイス番号セレクタ 25〜28 プライオリティレジスタ 29 プライオリティポインタ 30 バス調停回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバス要求手段に対するバス調停を
    行うバス調停制御装置であって、予め設定された所定期
    間内にバスを使用した回数の多い順に前記バス要求手段
    の順位を決定する決定手段と、前記決定手段で決定され
    た前記バス要求手段の順位に応じて優先度を与えるバス
    調停手段とを有することを特徴とするバス調停制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複数のバス要求手段各々に対応して
    設けられかつ前記所定期間内のバス使用回数を計数する
    計数手段を含むことを特徴とする請求項1記載のバス調
    停制御装置。
  3. 【請求項3】 前記所定期間を計数する手段と、前記所
    定期間が計数された時に前記計数手段を全てリセットす
    る手段とを含むことを特徴とする請求項2記載のバス調
    停制御装置。
  4. 【請求項4】 前記バス調停手段は、前記バス使用回数
    の多いバス要求手段から順にバス使用の優先度を高く設
    定するよう構成したことを特徴とする請求項2または請
    求項3記載のバス調停制御装置。
  5. 【請求項5】 複数のバス要求手段に対するバス調停を
    行うバス調停制御方式であって、予め設定された所定期
    間内にバスを使用した回数の多い順に前記バス要求手段
    の順位を決定するステップと、その決定された前記バス
    要求手段の順位に応じて優先度を与えるステップとを有
    することを特徴とするバス調停制御方式。
  6. 【請求項6】 前記複数のバス要求手段各々の前記所定
    期間内のバス使用回数を計数するステップを含むことを
    特徴とする請求項5記載のバス調停制御方式。
  7. 【請求項7】 前記所定期間を計数するステップと、前
    記所定期間が計数された時に前記複数のバス要求手段各
    々のバス使用回数を全てリセットするステップとを含む
    ことを特徴とする請求項6記載のバス調停制御方式。
  8. 【請求項8】 前記優先度を与えるステップは、前記バ
    ス使用回数の多いバス要求手段から順にバス使用の優先
    度を高く設定するようにしたことを特徴とする請求項6
    または請求項7記載のバス調停制御方式。
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