JP2000184809A - こねぎ等の苗移植機 - Google Patents

こねぎ等の苗移植機

Info

Publication number
JP2000184809A
JP2000184809A JP10378286A JP37828698A JP2000184809A JP 2000184809 A JP2000184809 A JP 2000184809A JP 10378286 A JP10378286 A JP 10378286A JP 37828698 A JP37828698 A JP 37828698A JP 2000184809 A JP2000184809 A JP 2000184809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
seedlings
transplanting
soil
transplanter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10378286A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Abe
隆司 安倍
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10378286A priority Critical patent/JP2000184809A/ja
Publication of JP2000184809A publication Critical patent/JP2000184809A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 こねぎ等の苗移植に関して、作業が軽減する
ように、苗箱の削減を目的にねぎ苗移植機の開発をし
た。 【解決手段】 ポット式の苗箱に対して、ばらまき及び
すじまきで育成して、総数を削減して、箱苗を移植する
全自動移植機を開発することで、機械による箱苗植え付
けをして、いつそうの労力の削減ができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は畑地に移植用の溝を堀
ながら、構内に沿ってねぎ苗を移植するための苗移植機
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 ポット苗移植型式機械の場合は、特開
平7−298723や特開平8−130931及びみの
る式田植え機を利用した移植機、特許第1037406
号のチエーンポットの移植器、畑地で育成した苗を移植
する平2−43445や平3−62367があるが、い
ずれも、苗箱の量が多いい問題と苗取り時間がかかる問
題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 10アールに必要な
苗箱は、みのる式全自動移植機では、一箱に448個の
ポット穴があるものを使用する場合。条間15センチ、
株間約5センチで計算すれば、約66条カケ100メー
トルで作付け全長6600メートル、約295箱必要で
ある。チエーンポットの場合一箱264個穴を使用し
て、一箱で植付長約13.5メートルで10アールに必
要な苗箱は約489箱である。ハウス50アールの農家
で年5連作として、みのる式の箱で年間7375箱、チ
エーンポットの場合年間で12225箱必要となるの
で、小ねぎが移植に取り組めない理由の一つであり、中
ねぎが多くの労力を必要とする作業である、そこで、箱
数削減を主目的に本発明は考案したもので、そのため
に、全自動箱苗移植機の開発が必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】 箱数を減らすには、一
箱の空間を無駄にしないことであると思える、では、ポ
ットとポット間は、空間で無駄ではない空間と、無駄な
空間を稲の苗箱を参考にすると、ポット箱とばらまき箱
の比較すれば、約二倍の箱をポット箱は必要としてい
る、ポット苗の利点もたくさんあるが、田植えの主力
は、ばらまき箱である。そこで、技術的にも進んでい
る、箱苗用田植機を元機にして、植え付け地の泥と土の
違いを考えて、下記のような、構造の装置を田植機に追
加及び交換することで、畑地用のねぎ類等の移植機とし
て使用可能となり、箱数を削減することもできて、特殊
でない田植機及び苗箱を使用することで、経済的単価と
なりえるため、単価的にも使用可能になる。。
【0005】
【作用】 日本の農業は稲作中心で推移し、技術的にも
稲作機械が発達している、ねぎ生産農家位の小規模で
は、機械の開発費や原価が高くなり、実用化できる機械
の開発が遅れている、そこで、稲作用に開発された機械
や資材を利用することにした、使用機種は乗用四条田植
機を元機として使用した、本発明の最大の目的は苗箱数
を削減することで移植作業に必要な苗管理と苗箱運搬の
労働力削減と移植作業をすることで、年間の作付け回数
を上げ増収を目的とする。既存の田植機を利用すること
で、既存の関連資材が利用でき、単価的に実用化でき
る、特に作業の機械化は労力削減のため不可欠である。
そこで、植え付け地が泥と土の違いがあるので、田植機
のフロート部分を変更して、畑地使用に適した移植装置
に変更した、作り替えた部分はチエーンポット簡易移植
器や従来よりある方法であるが、苗を移植爪で分割する
構造の田植機による畑作作物の定植作業機械はねぎのよ
うに、細長く、根切れに対して強い作物でなければ、定
植事に枯れてしまうので、作物の種類は限定される移植
機、移植方法である。
【0006】
【実施例】元機となる田植機は井関農機等の、歩行用田
植機及び乗用田植を使用するので、田植機に関する、動
力、動力伝達装置、苗送り装置、苗移植爪、等の田植機
が本来兼ね備えている機構は、図面及び説明はしない、
特に関連する部分のみを図面にして、この発明の実施例
を図面に基ずいて詳細に説明すると、田植機部分は、苗
台苗移植爪で新規追加部分は、溝深さ、植え付け深
さ調整板溝掘り板爪開放時点の苗倒伏防止ローラー
土戻し板植え付け後の鎮圧ローラーで構成されて
いる、苗は植え付け時点の移植爪開放後のものであ
る。
【0007】 幅30センチ長さ60センチの苗箱に、
土の代わりに稲苗生育時に使われる、既存のマットを使
用する、これは、稲とねぎの根の出方が異なり、ねぎの
場合土を抱えてしまうほど根が発生しないため、土では
ねぎ苗を、箱から取り出して、苗台に乗せるときに、バ
ラバラになる可能性があるのと、定植地が泥でないた
め、水分の関係で移植爪に土が付き、だんご状態にな
り、作業不可能になるので、移植爪に付着しにくい材料
を使用する必要がある。
【0008】 では、この苗箱の場合に前記ポット式と
同一条件で、定植した場合の苗箱数は、一箱で800株
として40メートル、10アールで165箱必要であ
る。それぞれの50アール農家で年5連作で、年間箱数
量で対比してみれば、チエーンポットの場合12225
箱、みのる式の場合で7375箱、本発明の箱の場合4
125箱で箱数の削減は目的を達したと思われる。
【0009】 移植作業の自動化ができてこその箱削減
なので、移植機について説明する。苗台に約20セン
チ位のねぎの苗を乗せ田植機の機能をそのまま利用し
て、移植爪で苗を分割、運搬、開放定植するが、定植
地が土のため、爪がねぎ苗を開放したときに、ねぎ苗の
底が土表面に着くように、移植爪の幅より、広い溝堀り
板で溝を作り、その溝にねぎ苗を定植する、溝深さ調
整は田植機の機能と深さ制御板で調整する。
【0010】 移植爪より開放定植されたねぎ苗は、
溝に置かれただけで、土戻しの時進行方向に押し倒され
ることが考えられるので、埋め戻し時の苗固定として倒
伏防止ローラーで苗を一瞬固定して、土戻し板で溝
を掘って出来た土をねき苗株間に埋め戻す、そして、溝
掘り板の最後部を苗土の高さだけ少し長くして、苗土
の上方より、土が戻り苗を動きにくくする、その後、土
押さえローラーでねぎ苗根部分の土を鎮圧する、これ
で定植が終わる、条間を狭くすねには、現行移植作業機
では、条間の間をもう一度移植して、条間を狭く植え付
けるしか出来ない。
【0011】 苗台移植爪に対して、深さ制御板
溝掘り板倒伏防止ローラー土戻し板土鎮圧ローラ
ー等は田植機が乗用タイプと歩行タイプでは進行方向
が異なるので、位置関係が正反対になる、本図面は乗用
タイプのものである。
【0012】 溝掘り板は移植爪が溝の中に苗を運べ
る、幅で必要以上広すぎないこと、前後に動いて深さを
調整して、左右にはずれない構造である必要がある、基
準となる位置は移植爪と溝堀り板の最後部で、その交わ
り部分を大きくずれないようにする、倒伏防止ローラー
は移植爪の上下により、溝掘り板内で前後に動くよう
な構造である。
【0013】爪により苗を溝に置く作業は、深さと位置
が一定しているので、苗移植爪の前で穴開け爪の装置を
付ければ、溝掘り板は不要となり、前方に倒れるねぎ苗
も、溝でなく、穴なら倒伏しにくく、倒伏防止ローラー
も不要となる、しかし、現行の田植をかなり改造しなけ
ればならないので、コスト面で無理があるが先には一考
したい。
【0014】
【発明の効果】 移植機は近年、種類の異なる機種が出
ているが、いずれも、ポット型式の物で、中規模の農家
には、労働力の一層の増加となり、育成箱の数を聞いた
だけで、手が出ない状態である、育成箱数を削減するこ
とで、労力的に移植栽培が出来る可能性が少し出来てき
た、これは、箱の土入れ、種まき、芽だし、育成、本畑
の雑草処理、育成苗の運搬、定植機械の性能、定植機械
の価格等一連の諸条件が限定労力の中で上手く行けば、
生産量の増加、収入の増加等が期待できる、発明は田植
機と畑用移植器の組合せ、であるがその発明効果の期待
するところは、ねぎの定植作業が現在のねぎ栽培管理よ
り、少しだけ手間がかかっても、それ以上の効果、発芽
不良防止、雑草抑制効果、回転数増加による収量増加
等、ねぎ生産農家の今後の経営方針を変えることができ
ると確信している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 要部の側面図である。
【図2】 要部の平面図である。
【符号の説明】 苗台 箱苗 移植爪 植え付け深さ制御板 溝掘り板 倒伏防止ローラー 土戻し板 土鎮圧ローラー 分割され移植された苗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗箱にバラまき及びスジまきで、育成さ
    れたねぎ苗を苗台にのせ、爪で苗を分割して、溝
    堀り板で出来た溝に、爪で分割ねぎ苗を運び、ねぎ
    苗爪開放直後に、倒伏防止ローラーで、ねぎ苗を一瞬
    固定し、土戻し板で土を溝にもどして、ねぎ苗の根部
    分を固定して、土鎮圧ローラーでねぎ苗の根部分両側
    を鎮圧し、ねぎ苗の移植が出来る装置で、ねぎ等の箱苗
    を分割し、畑に移植させることで、苗箱数を激減させる
    ことができることを特徴とする苗移植機。
JP10378286A 1998-12-21 1998-12-21 こねぎ等の苗移植機 Pending JP2000184809A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10378286A JP2000184809A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 こねぎ等の苗移植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10378286A JP2000184809A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 こねぎ等の苗移植機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000184809A true JP2000184809A (ja) 2000-07-04

Family

ID=18509541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10378286A Pending JP2000184809A (ja) 1998-12-21 1998-12-21 こねぎ等の苗移植機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000184809A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102870537B (zh) 油菜移栽法及专用移栽机
US4336668A (en) Method for producing ground cover sods
EP1843655B1 (en) Method for making a turf
CN105027775A (zh) 一种全自动铺膜覆土移栽机
CN105248206A (zh) 一种厢沟控灌水稻节水栽培方法
CN105009845A (zh) 一种盐碱地种植芒草的方法
CN110999735A (zh) 一种中重度盐碱地芦笋根际避盐栽培方法
CN204762087U (zh) 一种全自动铺膜覆土移栽机
CN106069017B (zh) 一种防控地下病虫害改善花生产量构成的绿色轮作方法
KR20110006807U (ko) 종자 및 비료가 부착된 멀칭재
CN109618848A (zh) 一种水稻旱播湿管方法
KR100583385B1 (ko) 이랑파종과 물관리에 따른 무제초제 벼건답직파재배법
JP2013046609A (ja) 作物の生育方法及び農業機械
Rickman et al. Operational manual for mechanical transplanting of rice
CN114303765A (zh) 一种河西地区胡杨苗木培育方法
JP2000184809A (ja) こねぎ等の苗移植機
CN209299852U (zh) 一种茶苗快速建园栽培用装置
Malik et al. No-till and Unpuddled Mechanical Transplanting of Rice—Operational Manual
KR100225798B1 (ko) 잔디뗏장 재배방법
KR20020002030A (ko) 야생화 뗏장 및 야생화 뗏장을 이용한 야생화 식생군락조성방법
JPH0870706A (ja) 草類植え込み用ブロック
RU2789086C1 (ru) Способ коврового посева семян кедра
CN108575612A (zh) 秸秆还田的小麦种植方法
JPH11220904A (ja) 水稲用育苗シート
KR102124701B1 (ko) 보수율이 우수한 밭작물 영농자재